JP3189982U - グラウンドアンカー用のセンターライザ - Google Patents

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Abstract

【課題】シース付きテンドンに組み付ける際の作業性を損なうことなく且つテンドンを設置する際にアンカー孔の壁面から外力が加わっても、これに対する抵抗力を有し、アンカー孔へのグラウトの充填を阻害することのないグラウンドアンカー用のセンターライザを提供する。【解決手段】センターライザはシース200の周方向に分割した形状を有する複数の分割ピース102と、隣接する2つの分割ピース102の間隔を保持しつつ互いに離間した状態で連結するボルト・ナット(連結部材)104とを含んでいる。分割ピース102は側面視したときにU字状の形状を有し、シース200の外周面に沿って周方向に延びる本体102aと、本体102aの両端から夫々外方に延びる端フランジ102bとを備えた形状を有している。端フランジ102bには、ボルトを受け入れる穴106が形成されている。【選択図】図2

Description

本発明はグラウンドアンカー用のセンターライザに関する。
地表構造物を地盤に定着させるためのアンカーを地盤中に埋設するグランウドアンカーシステムが知られている。グラウンドアンカーシステムは、土木分野であれば土留めに適用され、また、建築分野であれば耐震補強に適用されている。アンカーは引っ張りアンカーと圧縮アンカーとに分類できる。グラウンドアンカーシステムでは、数多くのPC鋼線などで構成されたテンドン(張力体)が用いられる。テンドンは例えばコルゲート状のシースで包囲されている。シースには、ステンレス製のシースと、ポリエチレン(PE)製のシースとが知られている。グラウンドアンカーシステムの典型的な工法を説明すると、先ず、地盤にアンカー孔を作り、次いでシース付きのテンドンを挿入し、そしてテンドンを装着し終わった後に、アンカー孔(削孔)の中にセメントなどのグラウトの充填が行われる。
シース付きのテンドンをアンカー孔(削孔)の中心に設置するために特許文献1、2に開示のセンターライザが用いられる。センターライザは「スペーサ」とも呼ばれている。特許文献1に開示のセンターライザは、これとは別体の止めバンドによって上述したシースに固定される。特許文献1のセンターライザは、細長いボックス状の隆起体を互いに平行に且つ互いに間隔を隔てて複数配列し、各隆起体の両端を夫々可撓性帯で連結した梯子状の形状を有している。そして、シースの外周にセンターライザを巻回した後に、止めバンドを用いてセンターライザをシースに固定する。
特許文献2のセンターライザは、上記の特許文献1に開示のセンターライザを改善することを目的としている。すなわち、上記特許文献1に開示のセンターライザにあっては、これをシースに固定するのに止めバンドが必要である。特許文献2のセンターライザは、互いに平行に配置された3条のリブ状のスペーサブリッジを一組として、これを互いに平行に且つ互いに間隔を隔てて複数配列し、スペーサブリッジの各組の両端を夫々可撓性帯で連結した梯子状の形状を有している。そして、特許文献2のセンターライザは、左右の可撓性帯の一端を延長した平板状のバンドを有し、この左右のバンドは左右の可撓性帯の他端の爪付き嵌合穴によって固定する構造を有している。
この特許文献2のセンターライザはプラスチックの射出成型品であり、また、このセンターライザをシースに巻回したときに、各スペーサブリッジが径方向外方に膨らみ出すように設計されている。
この特許文献2のセンターライザは、これに一体成形されたバンドを使ってシースに固定することができるため作業性が良いという利点がある。また、シースに取り付けたセンターライザは、リブ状のスペーサブリッジがシースの軸線方向に整列しているため、アンカー孔にグラウトを充填する際に、このグラウトは隣接するスペーサブリッジ間を通過することができるため、センターライザによってグラウトの充填が阻害されないという利点がある。
実開昭61−19039号公報 特開平5−331850号公報
センターライザは、その本来的な目的がアンカー孔(削孔)の中に挿入したシース付きテンドンをアンカー孔の壁面から離間した状態にすることにある。アンカー孔が垂直方向に延びる場合には、アンカー孔の中に挿入されたセンターライザに半径方向の外力が比較的加わらないが、このアンカー孔が斜めに延びている場合には、アンカー孔の内壁面に接するセンターライザに大きな外力が加わる。
特許文献1、2に開示のセンターライザは、これをシースに取り付ける際の作業性やこれをシースに組み付けてアンカー孔(削孔)の中に挿入したときにグラウトの充填を阻害しないように設計されていると言うことができる。しかし、特にアンカー孔が斜めに延びている場合、アンカー孔の壁面に接するセンターライザを押し潰す方向に大きな外力が加わる場合の対策が不足している。例えば、特許文献1の細長いボックス状の隆起体や特許文献2のリブ状のスペーサブリッジが押し潰されたときには、センターライザの本来的な機能が損なわれることになる。すなわち、センターライザによって、アンカー孔の中に挿入したシース付きテンドンをアンカー孔の壁面から離間した状態に保つことができなくなる。この結果、アンカー孔にグラウトを上手く充填できなくなり、いわゆる「アンカー抜け」の問題が発生し易くなる。
本発明の目的は、シース付きテンドンに組み付ける際の作業性を損なうことなく且つテンドンを設置する際にアンカー孔の壁面から外力が加わっても、これに対する抵抗力を有し、アンカー孔へのグラウトの充填を阻害することのないグラウンドアンカー用のセンターライザを提供することにある。
上記の技術的課題は、本考案によれば、
テンドンのシースの周方向に分割した3つ以上の分割ピースであって、該シースの周りに互いに間隔を隔てて配置される分割ピースと、
互いに隣接する2つの分割ピースの間隔を保持した状態でこれら2つの分割ピースを連結する連結部材とで構成され、
前記分割ピースが、前記シースの周方向に延びる本体と、該本体の両端から夫々外方に延びる端フランジとで構成されて側面視したときにU字状の形状を有し、
前記端フランジに前記連結部材を受け入れる穴が形成され、
前記分割ピースが金属製であり、前記テンドンを設置する際にアンカー孔(削孔)の壁面に接するセンターライザを押し潰す方向に外力が加わった場合にも、この外力に耐える強度を有することを特徴とするグラウンドアンカー用のセンターライザを提供することにより達成される。
本考案によれば、側面視U字状の分割ピースを互いに間隔を隔てて連結する構成を採用し、また、この分割ピースが外力に対して耐える強度を有していることから、例えば斜めに延びるアンカー孔(削孔)に設置しても、センターライザの潰れによってグラウトの充填に支障を及ぼすことはない。
また、例えば一つの連結部材を除いて他の連結部材で全ての分割ピースを連結したサブアッセンブリ体を予め作っておくことで、シースに対するセンターライザの取り付けは容易であり、作業性も良い。
本考案の他の目的及び作用効果の詳しい説明は後に説明する実施例の詳細な説明から明らかになろう。
実施例のセンターライザの側面図である。 図1のII−II線に沿った断面図である。 PE製のシースを備えたテンドンに適用するときに、該シースの周囲を金属製の円周外皮で包囲して実施例のセンターライザを設置した例を説明するための図2に対応した図である。また、一つの長尺中間筒体が2つの分割ピースの間隔を規制する例を示す図である。 PE製シースに金属製円周外皮を介してセンターライザを設置した状態を示す図である。 金属製円周外皮を構成するハーフカラーの斜視図である。 図3に示す部分Aに適用されるディスタンス管と、その外周に嵌装される中間筒体との好ましい関係を説明するための図である。 図3に示す部分Aの拡大図である。
以下に、添付の図面に基づいて本考案の好ましい実施例を説明する。
図1、図2は実施例のグラウンドアンカー用のセンターライザ100を示す。実施例のセンターライザ100は、全体としてリング状の形状を有し、このセンターライザ100の直径は、入手可能なシース200の直径に適合するように設定されている。ちなみに、図示のシース200は、SHS永久アンカー工法に用いられるSHSシースであり、その外径は86mmである。
センターライザ100は、テンドンのシース200の外径に適合した輪郭形状を有し、シース200の周方向に分割した形状を有する複数の分割ピース102と、隣接する2つの分割ピース102を、間隔を隔てて互いに連結する連結部材104とを含んでいる。
各分割ピース102は側面視したときにU字状の形状を有している。すなわち、分割ピース102は、シース200の外周面に沿って周方向に延びる本体102aと、本体102aの両端から夫々外方に延びる端フランジ102bとを備えた形状を有している。この端フランジ102bは、互いに隣接する2つの分割ピース102の端フランジ102b同士の面が互いに対面した状態、つまり2つの隣接する端フランジ102bが互いに略平行となるように本体102aから外方に延びている。端フランジ102bには、連結部材104を受け入れる穴106(図2)が形成されている。
そして、隣接する2つの分割ピース102、102は、間隔を隔てて互いに対面する2つの端フランジ102bを連結部材104で連結することにより、この連結部材104によって、2つの分割ピース102、102の間隔を一定に保持した状態でこの2つの分割ピース102、102同士が互いに連結される。連結部材104は、具体的には、金属製のボルト104aとナット104bの組み合わせと、金属製の中間筒体104cと、で構成され、ボルト104aは上述した端フランジ102bの穴106に受け入れられる。
中間筒体104cを含むセンターライザ100の外径寸法はアンカー孔(削孔)にほぼ適合する寸法に設定される。アンカー孔の径が想定した径よりも大きいときには、中間筒体104cとして直径の大きな筒体を用意することによりセンターライザ100の外径寸法を調整すればよい。
中間筒体104cは円筒体であるのが好ましいが、その断面の外形形状は任意であり、例えば断面で見たときに、円筒体の外周面の一部を平らにした形状であってもよい。また、中間筒体104cは、ボルト104aに対して相対回転可能であってもよい。
金属製の中間筒体104cの存在は任意であるが、センターライザ100をシース200に組み付ける際の作業性を念頭に置いたときには中間筒体104cを設けるのが好ましい。センターライザ100のシース200に対する好ましい組み付け方法は後に説明する。また、中間筒体104cの長さ寸法は、隣接する2つの端フランジ102b、102bの間隔とほぼ一致していてもよいが、実施例では、中間筒体104cの長さ寸法は、隣接する2つの端フランジ102b、102bの間隔よりも短い。
この実施例では、6個の共通の分割ピース102で構成されているが、その数は少なくとも3個以上であれば良いし、本体102aの長さの異なる分割ピース102で構成されていてもよい。勿論、6個の分割ピース102でセンターライザ100を構成する場合には、6つの連結部材104を使ってリング状のセンターライザ100が作られる。
分割ピース102は金属製(具体的にはSPHC−P又はSS400相当の板材(板厚23mm)である。この分割ピース102はプレス成形品である。
分割ピース102は、アンカー(テンドン)をアンカー孔に設置する際にアンカー孔(削孔)の壁面に接するセンターライザ100を押し潰す方向に大きな外力が加わった場合にも、この外力に耐えるだけの強度及び剛性を有するように板厚や金属材料が設定されている。
センターライザ100をシース200に組み付けるときには、その前の準備として、1つの連結部材104を除いた5つの連結部材104で6個の分割ピース102を連結したサブアッセンブリ体を作る。シース200の所定位置にセンターライザ100を固定するときには、サブアッセンブリ体をシース200の周りに装着し、そして、残る1つの連結部材104をサブアッセンブリ体に組み付けてリング状にする。次いで、各連結部材104のナット104bを締め付けることによりセンターライザ100をシース200に固定する。
実施例のセンターライザ100によれば、複数の分割ピース102を互いに間隔を隔てて配置し、これらを連結部材104で連結する構造を採用したことから、一つの連結部材を除いて予め連結部材で全ての分割ピース102を連結したサブアッセンブリ体を作っておくことで、シース200に組み付けるときにはサブアッセンブリ体をシース200の周りに配置し、そして、残る連結部材104をサブアッセンブリ体に組み込むことでセンターライザ100をシース200の周りに固定することができる。
また、複数の分割ピース102が互いに間隔を隔てて配置されていることから、アンカー孔(削孔)に充填するグラウトは互いに隣接する端フランジ102b、102bの間を通過して深部に入り込むことができる。
また、分割ピース102は、アンカー(テンドン)を設置する際にアンカー孔の内壁面から加わる外力に対して耐える強度を有していることから、例えば斜めに延びるアンカー孔(削孔)に設置しても、センターライザ100(分割ピース102)の潰れによってグラウトの充填に支障を及ぼすことはない。
図3は、テンドンが合成樹脂製(PE)のシース200を含んでいる場合に、このPE製シース200にセンターライザ100を適用する具体例を説明するための図である。シース200は、前述したように、金属製と合成樹脂製(PE)とがある。合成樹脂製のシース200にセンターライザ100を直接的に適用した場合には、センターライザ100の締め付けによってPE製シース200が変形する。これを回避する手法が図3に示す具体例である。
図3を参照して、PE製シース200に対して、金属製の円筒体を半割した形状を有するハーフカラー302(図5)を2つ使って形成した円周外皮300でシース200の周囲を取り囲み、金属製円周外皮300に対してセンターライザ100を締め付けるようにしてある。なお、図3では、センターライザ100と金属製円周外皮300とPE製シース200とが、互いに離間した状態で描いてあるが、これは各要素100、300、200の存在を明らかにするための作図上の理由によるものである。実際は、センターライザ100と金属製円周外皮300とPE製シース200とは互いに密着した状態であるのは勿論である。
図4、図5は金属製円周外皮300の好ましい具体例を示す。金属製ハーフカラー302は、その長さ寸法Lがセンターライザ100の長さ寸法Lよりも若干長い(図4)。ハーフカラー302は、好ましくは、カラー本体304の軸線方向の一端に半径方向外方に向けて延びる鍔306を有する。テンドンPEシース200に対して、鍔306が地中深部とは反対側つまり地表側に位置するように設置される。これにより、アンカー(テンドン)をアンカー孔(削孔)内に挿入する際に、センターライザ100が金属製円周外皮300から抜け出すのを防止できる。つまり、ハーフカラー302の鍔306はアンカー設置の際にセンターライザ100が円周外皮300から抜け出すのを防止する抜け出し防止機能を有する。
図3は、また、金属製のディスタンス管108を使って隣接する2つの分割ピース102、102の間隔を規定する例を示す。図3に符号Aで示す部分に注目すると、この部分Aにディスタンス管108が配設され、このディスタンス管108に対して中間筒体104cが嵌装されている。なお、このディスタンス管108は、PE及び金属の双方のシース200に対して適用可能である。
図6は、図3に示す部分Aに適用される円筒状のディスタンス管108及び中間筒体104c(A)を説明するための図である。図7は、図3に示す部分Aの拡大図である。
図6を参照して、ディスタンス管108の長さ寸法Xを説明すると、センターライザ100をシース200に組み付けたときに、隣接する2つの分割ピース102、102の間隔がXあるとすると(Xを「規定の間隔」と呼ぶ)、ディスタンス管108の長さ寸法Xは規定の間隔Xと等しい(X=X)又は規定の間隔Xよりも僅かに小さい。
ディスタンス管108の外周には中間筒体104c(A)が嵌装される。この中間筒体104c(A)の長さ寸法Xは、ディスタンス管108の長さ寸法Xよりも短い。好ましくは中間筒体104c(A)は円筒体であり且つディスタンス管108に対して回転可能であるのが良い。すなわち、円筒状のディスタンス管108の外径を「D」で表したときに、このディスタンス管108の外径Dよりも中間筒体104c(A)の内径D2を大きな値(D>D)に設定することにより中間筒体104c(A)はディスタンス管108に対して回転可能となる。
また、中間筒体104c(A)によってセンターライザ100の実質的な外径が大きくなり過ぎるときには、図7に符号Cで示す仮想線に沿って切削した形状にするのがよい。
図3を参照して、センターライザ100をシース200に組み付けるときには、その前の準備として、参照符号Bで示す部分、つまり上記ディスタンス管108を設置した部分Aとは径方向に対抗する部分Bは、ナット104b無しでボルト104aだけ挿通した状態にし、他の5つの連結部材104で6個の分割ピース102を連結したサブアッセンブリ体を作る。シース200の所定位置にセンターライザ100を固定するときには、部分Bのボルト104aを外して、サブアッセンブリ体をシース200の周りに装着する。次いで、部分Bのボルト104aを挿入して当該ボルト104aをナット104bで締め付けることによりセンターライザ100をシース200に組み付ける。必要であれば、要所要所のナット104bを増し締めすればよい。
勿論、全ての連結部材104が上記のディスタンス管108を備えていてもよい。この場合、ディスタンス管108の長さ寸法Xは、センターライザ100をシース200に固定したときの状態を基準に設定すればよい。
本考案のセンターライザは典型的には斜め傾斜したアンカー孔にテンドンを設置する場合に適用されるが、垂直に延びるアンカー孔にテンドンを設置する場合にも適用できる。また、本考案のセンターライザは土木分野での土留めや建築分野の耐震補強に適用可能である。また、本考案のセンターライザは引っ張りアンカー及び圧縮アンカーのいずれにも適用可能である。
100 センターライザ
102 分割ピース
102a 分割本体
102b 端フランジ
104 連結部材
104a ボルト
104b ナット
104c 中間筒体
106 連結部材を受け入れる穴(ボルト挿通孔)
108 ディスタンス管
200 シース
300 金属製円周外皮
302 ハーフカラー
304 ハーフカラー本体
306 ハーフカラーの鍔

Claims (7)

  1. テンドンのシースの周方向に分割した3つ以上の分割ピースであって、該シースの周りに互いに間隔を隔てて配置される分割ピースと、
    互いに隣接する2つの分割ピースの間隔を保持した状態でこれら2つの分割ピースを連結する複数の連結部材とで構成され、
    前記分割ピースが、前記シースの周方向に延びる本体と、該本体の両端から夫々外方に延びる端フランジとで構成されて側面視したときにU字状の形状を有し、
    前記端フランジに前記連結部材を受け入れる穴が形成され、
    前記分割ピースが金属製であり、前記テンドンを設置する際にアンカー孔(削孔)の壁面に接するセンターライザを押し潰す方向に外力が加わった場合にも、この外力に耐える強度を有することを特徴とするグラウンドアンカー用のセンターライザ。
  2. 前記分割ピースがプレス成型品である、請求項1に記載のグラウンドアンカー用のセンターライザ。
  3. 前記複数の連結部材の各々が、金属製のボルトとナットとの組み合わせで構成されている、請求項1又は2に記載のグラウンドアンカー用のセンターライザ。
  4. 前記複数の連結部材のうち少なくとも一つの連結部材が、互いに隣接する2つの分割ピースの端フランジの間に位置し且つ前記ボルトが挿通される中間筒体を更に有する、請求項3に記載のグラウンドアンカー用のセンターライザ。
  5. 前記複数の連結部材のうち、少なくとも一つの連結部材が、互いに隣接する2つの分割ピースの端フランジの間に位置し且つ前記ボルトが挿通されるディスタンス管と、該ディスタンス管の外周に嵌装された中間筒体とを更に有し、
    前記ディスタンス管の長さ寸法が、互いに隣接する2つの分割ピースの端フランジの間隔を規定する長さ寸法を有する、請求項3に記載のグラウンドアンカー用のセンターライザ。
  6. 前記中間筒体が金属製である、請求項4又は5に記載のグラウンドアンカー用のセンターライザ。
  7. 前記テンドンのシースがポリエチレン製であるときに適用され且つ該シースの周囲に設置される金属製のハーフカラーを更に有し、
    該ハーフカラーを2つ使って前記シースの周囲を取り囲む金属製の円周外皮が形成され、
    前記ハーフカラーの軸線方向一端に半径方向外方に延びる鍔を有する、請求項1〜6のいずれか一項に記載のグランドアンカー用のセンターライザ。
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