JP3189918B2 - ワイヤハーネス検査装置 - Google Patents

ワイヤハーネス検査装置

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JP3189918B2
JP3189918B2 JP04131893A JP4131893A JP3189918B2 JP 3189918 B2 JP3189918 B2 JP 3189918B2 JP 04131893 A JP04131893 A JP 04131893A JP 4131893 A JP4131893 A JP 4131893A JP 3189918 B2 JP3189918 B2 JP 3189918B2
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利徳 伊倉
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/50Testing of electric apparatus, lines, cables or components for short-circuits, continuity, leakage current or incorrect line connections
    • G01R31/66Testing of connections, e.g. of plugs or non-disconnectable joints
    • G01R31/67Testing the correctness of wire connections in electric apparatus or circuits

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワイヤハーネスの導通を
検査するワイヤハーネス検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日の車両等においては多くの電子機器
が接続されており、これらの機器間の監視制御信号を伝
送する信号線は束ねられ、図7に示すようなワイヤハー
ネスを形成して車両に取付けられている。
【0003】ワイヤハーネスを形成している信号線の端
末は、図7に示すように、ソケット40−A〜Dと接続
されている。すなわち、ソケット40−Aはピン数がm
であり、ワイヤハーネスの信号線m′(m′≦m)本が
接続されている。また他のソケットも同様である。
【0004】このようなワイヤハーネスの導通を検査す
る従来の装置は、ソケットを介して検査装置と接続し、
接続されている全ての信号線に順次検査信号を送し、検
査信号を送出している信号線以外の全ての信号線から検
査信号が出力されているか否かを検査し、検査信号が出
力されている信号線が設計時の信号線であるか否かによ
って導通不良を検査していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このため、導通検査に
おいては、検査信号を送出した接続線以外の全ての接続
線に検査信号が出力されているか否かをサーチして検査
していた。すなわち、ワイヤハーネスの信号線の端末が
NであったならばN(N−1)/2の接続線の検査を行
なっており、サーチに長時間を要していた。
【0006】また、ワイヤハーネスの導通を検査するに
は、ワイヤハーネスに接続しているソケットと同じソケ
ットを使用して検査装置と接続する必要があり、ワイヤ
ハーネスの形が異なるときは、そのつど接続変更を要し
ていた。本発明はワイヤハーネスの導通検査を容易にか
つ短時間で検査できるよう改良したワイヤハーネス検査
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに本発明が採用した手段を説明する。ワイヤハーネス
の導通を検査する装置において、 (a)マスタユニットと、ワイヤハーネスのソケットが
接続されるソケットをそれぞれ有する複数のユニット
と、前記マスタユニット及び前記複数のユニットを接続
する多重信号線とを備え、マスタユニットが、 (b)前記複数のユニットの各ユニットのソケット毎
に、ワイヤハーネスの信号線が接続される当該ソケット
のピン番号に対応し、当該ピン番号のピンにワイヤハー
ネスの信号線を介して接続される他ユニットのソケット
番号とそのピン番号とを示す線番対照データを記録した
線番対照記録部と、 (c)各ユニットに宛てて、前記線番対照記録部に記録
されている線番対照データに基づいて当該ユニットのピ
ン番号とともに検査指令を、前記多重信号線を介して順
送出する検査指令部と、 (d)各ユニットよりの検査応答データと前記検査指令
部より検査指令を送出したユニットのソケット番号に対
応する前記線番対照データとを比較して不良を判定する
不良判定部とを有し、各ユニットが、 (e)前記検査指令部より前記多重信号線を介して検査
指令とともに送出された線番対照データにより指定され
た番号の自ユニットのソケットのピンに検査信号を送出
する検査信号送出部と、 (f)自ユニットのソケットの全てのピンを監視し、自
ユニットの前記検査信号送出部が送出した検査信号、又
は、前記ワイヤハーネスを介して接続された他ユニット
の前記検査信号送出部から送出された検査信号を何れか
のピンに検出したとき起動してサーチを開始し、前記検
出した検査信号が送出されているピンのピン番号を検出
する検査信号検出部と、 (g)前記検査信号検出部で検出したピン番号を自ユニ
ットのソケット番号とともに検査応答データとして前記
多重信号線を介してマスタユニットに転送する検査応答
部とを有する。
【0008】
【作用】ワイヤハーネスの複数のソケットとそれぞれ
続された複数のユニットとマスタユニットは多重信号線
で接続されデータの転送が行なわれる。線番対照記録部
には、複数のユニットの各ユニットのソケット毎に、ワ
イヤーハーネスの信号線が接続される当該ソケットのピ
ン番号に対応し、当該ピン番号のピンにワイヤハーネス
の信号線を介して接続される他ユニットのソケット番号
とそのピン番号とを示す線番対照データが記録されてい
る。マスタユニットの検査指令部は、各ユニットに宛て
線番対照記録部に記録されている線番対照データに基
づいて当該ユニットのピン番号とともに検査指令を送出
する
【0009】また、マスタユニットの不良判定部は、各
ユニットよりの検査応答データと検査指令部より検査指
令を送出したユニットのソケット番号に対応する線番対
照データとを比較して不良を判定する。各ユニットの検
査信号送出部は、検査指令部より検査指令とともに送出
された線番対照データにより指定された番号のピンに検
査信号を送出する。
【0010】また、各ユニットの検査信号検出部は、自
ユニットのソケットの全てのピンを監視し、自ユニット
の検査信号送出部が送出した検査信号、又は、ワイヤハ
ーネスを介して接続された他ユニットの検査信号送出部
から送出された検査信号を何れかのピンに検出したとき
起動してサーチを開始し、検査信号が送出されているピ
ンのピン番号を検出し、検査応答部は検査信号検出部で
検査信号を入力していることを検出したピン番号を自ユ
ニットのソケット番号とともに検査応答データとして
重信号線を介してマスタユニットに転送する。以上のよ
うに、ワイヤハーネスの複数のソケットがそれぞれ接続
される複数のユニットとマスタユニットとを多重信号線
で接続し、マスタユニットの検査指令部より多重信号線
を介して検査指令とともに送出された線番対照データに
より指定された番号の自ユニットのソケットのピンに検
査信号送出部により検査信号を送出するようにされ、し
かも各ユニットの検査信号検出部が自ユニットのソケッ
トの全てのピンを監視し、自ユニットの検査信号送出部
が送出した検査信号、又は、ワイヤハーネスを介して接
続された他ユニットの検査信号送出部から送出された検
査信号を何れかのピンに検出したとき起動してサーチを
開始し、検査信号が送出されているピンのピン番号を検
出し、検査応答部が検査信号検出部で検出したピン番号
を自ユニットのソケット番号とともに検査応答データと
して前記多重信号線を介してマスタユニットに転送する
ようにさせたので、検査信号を何れかのピンに検出した
ユニットの検査信号検出部のみが起動してサーチを開始
して同ユニットの検査応答部のみが検出したピン番号を
自ユニットのソケット番号とともに検査応答データとし
て多重信号線を介してマスタユニットに転送し、検査信
号を何れのピンでも検出しないユニットの検査信号検出
部は起動せず、その検査応答部は検査応答データを多重
信号線を介してマスタユニットに転送することがない。
したがって、各ユニットから順次検査信号を送出させて
も、ワイヤハーネスを介して接続されておらずピンに検
査信号を送出されない他のユニットの検査信号検出部は
動作せず検査応答データをマスタユニットに転送するこ
とがなく、検査信号を送出したユニットとピンに検査信
号を送出された他のユニットだけが動作して検査信号を
入力したピン番号の検出を行い、この検出したピン番号
とソケット番号とを有する検査応答データをマスタユニ
ットに転送するだけであり、マスタユニットが多重信号
線を介してユニットのピン番号とともに検査指令を送出
してから転送されてくる検査応答データを多重信号線を
介して得るまでの時間が大幅に短縮され、導通検査を短
時間で行なうことができる。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜図6を参照して説
明する。図1は本発明の実施例の構成図、図2は各ユニ
ットとワイヤハーネスを接続するアダプタの説明図、図
3は同実施例の線番対照記録部の具体例、図4は多重信
号線の転送信号のフレームフォーマットおよび信号構成
の説明図、図5は同実施例のマスタユニットの動作フロ
ーチャート、図6は同実施例の各ユニットの動作フロー
チャートである。
【0012】まず、図1を参照して実施例の構成を説明
する。なお図1(A)はマスタユニットの構成、(B)
は各ユニットの構成を示す。図1(A)において、1は
各種入力を行なう入力部、2は線番対照記録部であり後
で図3を参照して説明する。3は多重信号線11を介し
て転送されるデータの自ユニットへのデータであるID
を判定する自ID判定部、4はデータ誤りを判定するC
RCチェック部、5は各ユニットに検査指令を行なう検
査指令部、6は検査結果の良否を判定する不良判定部、
7は検査結果を記録する検査結果記録部、8は表示部、
9はプリンタ、10はインタフェース(I/O)、11
は多重信号線、12はプロセッサ(CPU)である。
【0013】また、図1(B)において、21は自ユニ
ットのIDを設定するID設定部、22は自ID判定
部、23はCRCチェック部、24は検査信号送出部、
25は検査信号検出部、26はソケット、27は検査信
号検出部22での検査結果をマスタユニットに転送する
検査応答部、28はI/O、29はCPU、30はオア
回路、31は表示部である。
【0014】図1(B)で示すユニットは、図7で示す
ように、ワイヤハーネスに取付けられているソケットの
数多重信号線11に接続する。また、ソケット26のピ
ン数Mは予想されるワイヤハーネスに取付けられている
ソケットの中で最大のピン数Mと同一のものを使用す
る。
【0015】また、ソケット26と、例えば、図2に示
すワイヤハーネスのソケット40−Aとの接続には、ソ
ケット26とソケット40−Aに対応するソケットを用
意し、その間を接続線43で接続したアダプタ42で接
続を行なう。すなわち、ソケット26はM本の線で検査
信号送出部24および検査信号検出部25と接続され
ワイヤーハーネスのソケット40−Aはm本の線が接続
され得るピンのうちn個のピンのみが使用されているの
で、ソケット26に対応するアダプタ42のソケットは
M個のピンを、ソケット40−Aに対応するアダプタ4
2のソケットはm個のピンをそれぞれ有する。M個のピ
ンを有するアダプタ42のソケットとm個のピンを有す
るアダプタ42のソケットは1〜m番のピン間が接続線
によって接続されている。よって、ソケット26につい
てはその中の1〜m番のピンががワイヤーハーネスのソ
ケット40−Aと接続されることになる
【0016】このようにソケット26とソケット40−
Aをアダプタで接続することによって、ソケット40−
Aの形に対応するアダプタを用意するのみで、どのよう
なワイヤハーネスに対しても容易に接続が完了し、検査
セットアップ時間を短縮できる。
【0017】つぎに、図4を参照して、多重信号線11
でのデータ転送方法について説明する。多重信号線11
を介してのデータ転送時の信号のフレームフォマット
は、図4(A)に示すように、先ず最初にフレーム最初
を示すビットSOF、続いて転送データプライオリティ
を示すビットPRI、データ転送先のユニットを示すD
ID、データ転送元のユニットを示すSID、転送デー
タであるDATA、転送誤りをチェックするためのCR
C、データの終りを示すEOD、転送データに対するレ
スポンスを送出するビットRES、およびフレームの終
りを示すビットEOFで構成される。
【0018】レスポンスRESは転送先ユニットより送
出され、それ以外は転送元のユニットより送出される
【0019】
【0020】したがって、“1”を送出していたユニッ
トは多重信号線上の信号を監視し、多重信号線上の信号
が“0”と判定された場合は自ユニットのデータ転送を
中止し、勝残ったもののみが転送される。装置を動作さ
せる前に、各ユニットはID設定部21に自ユニットの
IDを設定する。
【0021】設定するID値は、ソケット26と接続さ
れるワイヤハーネスのソケット番号と同一値を設定す
る。また、マスタユニットの線番対照記録部2には入力
部1よりワイヤハーネスの信号線が接続されているソケ
ット番号とピン番号の対照データが入力される。
【0022】すなわち、例えば図3に示すように、ソケ
ット番号1のピン番号1はソケット番号3のピン番号
5、また、ソケット番号1のピン番号2はソケット番号
2のピン番号4およびソケット番号4のピン番号5と接
続していることを示すデータが記録される。
【0023】また、ソケット番号1のピン番号30はソ
ケット番号2のピン番号1と接続され、その間にダイオ
ードが挿入されソケット番号1より2方向では導通を示
すD+、が反対方向は導通しないことを示すD−等も記
録される。つぎに、図5を参照して、マスタユニットの
動作を説明する。
【0024】処理S1 処理S1では、検査指令部5は線番対照記録部2に記録
されているデータを読出して、読出したデータに対応す
る#iユニットに対して#jピンに検査信号を送出する
よう指令する。
【0025】すなわち、線番対照記録部2に図3で示し
たデータが記録されている場合は、先ず最初のデータで
あるソケット番号1、ピン番号が読出される。ソケット
番号が1であるから、検査指令部5は図4(A)で説明
したDIDを1に、SIDにはマスタユニットのIDで
ある0を、DATAに例えば1番ピンに検査信号送出せ
よを示す符号を挿入してI/O10を介して多重信号線
11に送出する。
【0026】処理S2 処理S1で転送したデータが誤りなく相手局に転送され
たか否かを転送先のユニットから送出されてくるACK
又はNACにより判定し、NOの場合は処理S1にもど
って再転送し、YESの場合は処理S3に移る。 処理S3 処理S3では、後で図6を参照して説明する各ユニット
よりの検査データの受信を行う。
【0027】処理S4 処理S4では、不良判定部6は処理S3で受信データと
線番対照記録部2のデータを比較し、検査結果がOKか
否かを判定し、YESの場合は処理S8に、NOの場合
は処理S5に移る。
【0028】検査結果がOKか否かの判定は、例えば処
理S1で図3の第1番目に記録されているデータを読出
して検査信号出力指令を行なった場合は、処理S3で#
1ユニットよりピン番号1番、および#3ユニットより
ピン番号5の検査データが受信された場合はOK、それ
以外は不良と判定する。
【0029】第30番目に対しては、#1ユニットより
第30ピン、#2ユニットより第1ピンが受信されれば
OK、また、第31番目に対しては#2ユニットより第
1ピンが受信されればOKと判定する。したがって、図
3に記録されてある個所のデータが受信されなかったな
らば断線、記録されているデータ以外のデータが受信さ
れた時は短絡と判定する。
【0030】処理S5〜S6 不良判定部6は処理S5での判定結果がNOとなったと
き、処理S5で不良個所を検査結果記録部7に記録する
と共に表示部8に表示する。また、処理S6では、不良
と判定されデータを送出したユニットに対して不良個所
のデータを転送する。
【0031】処理S7 処理S7では、不良と判定されたユニットでの点検処理
を完了すると処理を再開する。 処理S8 処理S8では、ワイヤハーネスの全てのソケットに接続
されている信号線の検査が終了したか否かの判定を行な
い、NOの場合は処理S1に移ってS1〜S8が繰返え
され、YESの場合は処理を終了する。
【0032】つぎに、図6を参照して、各ユニットの動
作を説明する。図6(A)は一般動作であり、(B)は
割込み動作である。まず一般動作について説明する。 処理S10 処理S10では、自ID判定部22は多重信号線11で
転送されるデータを常時監視し、自ユニットに転送され
たデータか否かを判定し、自ユニットのものであればデ
ータを取込み、CRCチェック部でチェック結果がOK
ならば図4(A)で示したRESビットにACKを、N
GならばNACを送出する。
【0033】処理S11 処理S11では、転送されたデータを解析して、検査指
令ならば処理S12に、不良表示ならば処理S15に移
る。すなわち、マスタユニットの処理S1に対するもの
か処理S6に対するものかの区別を行なう。
【0034】処理S15 不良表示のものであれば表示部31に表示して処理を終
了し、次の検査が開始される。このように、不良個所が
あれば、不良と判定されたユニットでも表示を行なうこ
とにより、不良が発生するたびにマスタユニットが設置
してある場所まで行かずに不良個所を知ることができる
ようになり、以後の点検処理を容易に行なうことができ
る。
【0035】処理S12 転送データが検査指令であるならば、処理S12では、
検査信号送出部24はマスタユニットより転送データに
よって指定されたピン番号に対して検査信号を送出す
る。
【0036】処理S13 処理S13では、ソケット26に接続されているピンに
検査信号が検出されたか否かを判定し、NOの場合は処
理を終了し、YESの場合は処理S14に移る。
【0037】すなわち、オア回路30が“1”の場合は
検査信号検出部25を起動させ、“0”の場合は起動さ
せずに処理を終了させ、次の検査を開始される。 処理S14 検査応答部27は、検査信号検出部25で検査信号が検
出されたピン番号をマスタユニットに転送して処理Sを
終了する。
【0038】つぎに、割込処理を説明する。各ユニット
はオア回路30の出力に“1”が検出されると割込処理
を開始する。 処理S20 各ユニットの検査応答部27は、検査信号検出部25で
サーチして検査信号が検出されたピン番号をマスタユニ
ットに転送して割込処理を終了する。
【0039】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、そ
の発明の主旨に従った各種変形が可能である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
の効果が得られる。マスタユニットと複数のユニット
を多重信号線で接続し、マスタユニットよりの指令によ
って各ユニットのソケットのピンに順次検査信号を送出
させても、検査信号を送出されない他のユニットの検査
信号検出部は動作せず検査応答データをマスタユニット
に転送することがなく、検査信号を送出したユニットと
ピンに検査信号を送出された他のユニットのみが起動し
てサーチを開始して検査信号を送出されたピン番号の検
出を行い、この検出したピン番号とソケット番号とを有
する検査応答データをマスタユニットに転送するので、
マスタユニットが多重信号線を介してユニットのピン番
号とともに検査指令を送出し、送出側及び入力側のユニ
ットから転送されてくる検査応答データを多重信号線を
介して得るまでの時間に大幅に短縮され、導通検査を短
時間で行なうことができる。
【0041】各ユニットと接続されたソケットとワイ
ヤハーネスに接続されたソケット間をアダプタで接続す
るようにしたので、アダプタを変更するのみでどのよう
なワイヤハーネスに対しても容易に接続が可能となり検
査セットアップ時間を短縮できる。
【0042】不良個所があれば、不良と判定されたユ
ニットでも表示を行なうことにより、不良が発生するた
びにマスタユニットが設置してある場所まで行かずに不
良個所を知ることができるようになり、以後の点検処理
を容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成図である。
【図2】同実施例の各ユニットとワイヤハーネスを接続
するアダプタの説明図である。
【図3】同実施例の線番対照記録部の具体例である。
【図4】多重信号線の転送信号のフレームフォーマット
および信号構成の説明図である。
【図5】同実施例のマスタユニットの動作フローチャー
トである。
【図6】同実施例の各ユニットの動作フローチャートで
ある。
【図7】ワイヤハーネスの具体例である。
【符号の説明】
1 入力部 2 線番対照記録部 3,22 自ID判定部 4,23 CRCチェック部 5 検査指令部 6 不良判定部 7 検査結果記録部 8,31 表示部 9 プリンタ 10,28 インタフェース(I/O) 11 多重信号線 12,29 プロセッサ(CPU) 21 ID設定部 24 検査信号送出部 25 検査信号検出部 26,40 ソケット 27 検査応答部 30 オア回路 41 ワイヤハーネス 42 アダプタ 43 接続線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−764(JP,A) 特開 平4−254770(JP,A) 実開 昭59−34369(JP,U) 特公 昭57−51907(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 31/02 - 31/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤハーネスの導通を検査する装置に
    おいて、 (a)マスタユニットと、ワイヤハーネスのソケットが
    接続されるソケットをそれぞれ有する複数のユニット
    と、前記マスタユニット及び前記複数のユニットを接続
    する多重信号線とを備え、 マスタユニットが、 (b)前記複数のユニットの各ユニットのソケット毎
    に、ワイヤハーネスの信号線が接続される当該ソケット
    のピン番号に対応し、当該ピン番号のピンにワイヤハー
    ネスの信号線を介して接続される他ユニットのソケット
    番号とそのピン番号とを示す線番対照データを記録した
    線番対照記録部と、 (c)各ユニットに宛てて、前記線番対照記録部に記録
    されている線番対照データに基づいて当該ユニットのピ
    ン番号とともに検査指令を、前記多重信号線を介して順
    送出する検査指令部と、 (d)各ユニットよりの検査応答データと前記検査指令
    部より検査指令を送出したユニットのソケット番号に対
    応する前記線番対照データとを比較して不良を判定する
    不良判定部とを有し、 各ユニットが、 (e)前記検査指令部より前記多重信号線を介して検査
    指令とともに送出された線番対照データにより指定され
    た番号の自ユニットのソケットのピンに検査信号を送出
    する検査信号送出部と、 (f)自ユニットのソケットの全てのピンを監視し、自
    ユニットの前記検査信号送出部が送出した検査信号、又
    は、前記ワイヤハーネスを介して接続された他ユニット
    の前記検査信号送出部から送出された検査信号を何れか
    のピンに検出したとき起動してサーチを開始し、前記検
    出した検査信号が送出されているピンのピン番号を検出
    する検査信号検出部と、 (g)前記検査信号検出部で検出したピン番号を自ユニ
    ットのソケット番号とともに検査応答データとして前記
    多重信号線を介してマスタユニットに転送する検査応答
    部とを有することを特徴とするワイヤハーネス検査装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ユニットよりのM本の出力線が接続
    されたソケットAと前記ワイヤハーネスのn本の信号線
    に接続されているソケットBとの間を、ソケットAに対
    応するソケットC及びソケットBに対応するソケットD
    間をソケットDの端子数に等しいm(n≦m≦M)本の
    接続線で接続されたアダプタで接続するようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載のワイヤハーネス検査装置。
  3. 【請求項3】 前記マスタユニットの不良判定部で不良
    と判定されたとき、不良と判定されたピン番号に対応す
    るユニットに不良結果を転送し、転送されたユニットで
    転送結果を表示するようにしたことを特徴とする請求項
    1または2記載のワイヤハーネス検査装置。
JP04131893A 1993-03-02 1993-03-02 ワイヤハーネス検査装置 Expired - Lifetime JP3189918B2 (ja)

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JP04131893A JP3189918B2 (ja) 1993-03-02 1993-03-02 ワイヤハーネス検査装置

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JP04131893A JP3189918B2 (ja) 1993-03-02 1993-03-02 ワイヤハーネス検査装置

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JPH06258371A JPH06258371A (ja) 1994-09-16
JP3189918B2 true JP3189918B2 (ja) 2001-07-16

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