JP3189696U - ソーラーサインパネル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】太陽電池パネルを視認させずに、太陽電池パネルによる表示面積の制限および表現力の制限を緩和する内照式のソーラーサインパネル装置を提供する。【解決手段】太陽電池パネル100により発電した電力を蓄電池800に蓄積し、蓄電池800から電力を供給される光源230を用いて本装置の内側から発光する内照式のソーラーサインパネル装置である。2つの主面を有し、一方の主面が太陽電池パネル100の受光面に重ね合わせられ、光源230からの光を、他方の主面に拡散および導光する拡散導光部材200と、拡散導光部材200に重ね合わせられ、透光性を有する透光性パネル300とを備える。拡散導光部材200および透光性パネル300は、外部から太陽電池パネル100に光を透過し、かつ、光源230の光を外部に透過する。透光性パネル300は、図柄、絵柄および文字の少なくとも1つを表示するための基材である。【選択図】図1

Description

本考案は、装置の内側から発光する内照式のソーラーサインパネル装置に関する。
広告板、案内表示板、看板等において、装置の内側から発光するものは内照式看板と呼ばれる。内照式看板には外部電源と接続するものが多く、既存の建物や屋外の道路脇、山間部などの配電施工が困難な場所に内照看板を設置するためには、高い施工費用が必要となっている。南海トラフ巨大地震による多大の被害が予想されるなか、場所を選ばず設置できて災害時に停電しても自発光する避難標識といった内照式看板は、社会的に必要とされている。このような状況下で、自然エネルギー、特に太陽電池を利用した照明や標識などが提供されている。
図12、図13は、特許文献1に開示された従来技術における誘導装置の平面図、断面図である。この誘導装置は、無色透明の透明板2、透明板2の下に設けられ下面が粗面となっている透明な導光板3、導光板3の下に反射板4を有する誘導標識であって、透明板2と導光板3の間にソーラーパネル5及び印刷層7を設け、さらに、ソーラーパネル5で発電した電気を蓄える蓄電池52、該電気により発光する光を導光板3内に出射する光源であるLED6、該電気の流れを制御する基板51(制御回路)、および災害感知センサ52を設けている。
この誘導装置では、ソーラーパネル5が配置される領域と、印刷層7の領域とが区画分けされている。つまり、ソーラーパネル5への入射光を遮らないので発電効率の低下を防止している。
また、特許文献2は、表面および裏面を有する光透過型の太陽電池と、太陽電池の裏面側を覆うように設けられた光透過型の面発光体とを備える光源一体型太陽電池モジュールを開示している。ここで、太陽電池は表面側から入射する光を利用して電力を発生する。面発光体は太陽電池で発生した電力を利用してその両面から面発光する。面発光体の両面から面発光される光のうち太陽電池の裏面と隣接する面発光体の一方の面から面発光された光は太陽電池を透過して太陽電池の表面側へ出射され、他方の面から面発光された光は太陽電池の裏面側へ出射される。さらに、この光源一体型太陽電池モジュールは、任意の図柄が印刷された印刷フィルムを備え、印刷フィルムは太陽電池と面発光体との間に挟まれるように配設される。
このように、この光源一体型太陽電池モジュールは、両面を表示板として使用できるように構成されている。つまり、表面側には印刷フィルムの図柄を、太陽電池を透過させた状態で表示し、裏面側には印刷フィルムの図柄を表示する。
特許文献3は、外部電源による照明を有する内照式の看板装置の内部に太陽電池を設け、昼は太陽光によって太陽電池に発電させ、夜は照明光によって太陽電池に発電させる電飾看板システムを開示している。この電飾看板システムは、外部電源による照明光の一部を太陽電池によって電力として回収する。
特許文献4は、表札または看板であって、透明な硝子または樹脂板で構成されている太陽電池カバーの表面に、サンドブラスト法またはエッチング法等の一般的に知られたすりガラス加工により文字等を画き、適当な間隔を設けて太陽電池を配置する表札または看板を開示している。さらに太陽電池カバーの側面に発光体等を取り付け蓄電池と共に筺体内に設置する。筺体内に明るさセンサ6、及び明暗判別回路7を設置する。この表札または看板は、すりガラス加工された部分が白色に浮き出させるので、文字等の視認性を向上させている。
特許文献5は、多数の太陽電池モジュールを縦横方向に配列させてアレイ構成した太陽電池パネルにおいて、表面色が異なる太陽電池モジュールを組み合わせてパネル面に文字や図形等を表示する太陽電池パネルを開示している。この太陽電池パネルは、太陽電池モジュールの表面や裏面を任意の色に着色し、色の異なる太陽電池モジュールを組み合わせることにより所望の文字や図形等の模様を表出する。
特許文献6も特許文献5と同様の技術を開示している。
また、特許文献7(ソーラー充電式LED内照看板)、特許文献8(太陽光発電を利用した夜光性看板)、特許文献9(光学光源橙看板)、特許文献10(立看板)、特許文献11(内照式看板装置)、特許文献12(LED3原色投射式看板)、特許文献13(災害時避難方向誘導装置)はいずれも、文字や図柄等を表示する表示面とは別個のモジュールとして太陽電池パネルを設け、あるいは表示面の表示領域とは異なる領域に太陽電池パネルを設けることにより、太陽電池パネルへの入射光を極力遮らないようにし、発電効率を低下させないように構成している。
登録実用新案第3183104号公報 特開2006−66619号公報 特開2012−18367号公報 特開2005−92167号公報 特開平8−107230号公報 特開2001−237449号公報 特開2010−20152号公報 特開2006−154566号公報 特開2008−15438号公報 特開平11−315514号公報 登録実用新案第3171215号公報 登録実用新案第3147250号公報 登録実用新案第3103015号公報
しかしながら、太陽電池関連製品においてはソーラーパネルの黒色部分が製品外部に視認され、外観の見映えを劣化させ、ひいては都市景観を阻害している。東京オリンピックや観光立国の推進、戦略特区など外国人や外国企業の誘致を進める中で、都市景観に配慮した街づくりが重要視されている。
また、特許文献1では、太陽電池パネルの領域が文字や図柄等の表示面積を制限し、また、特許文献2では、印刷フィルムの透明部分では太陽電池の地の色(黒っぽい濃い色)が背景色を規定していまい、文字や図柄等の表示色の自由度ないし表現力を制限している。
本考案は、太陽電池パネルを視認させずに、太陽電池パネルによる表示面積の制限および表現力の制限を緩和する内照式のソーラーパネル装置を提供する。
上記課題を解決するために本考案に係るソーラーパネル装置は、太陽電池パネルにより発電した電力を蓄電池に蓄積し、前記蓄電池から電力を供給される光源を用いて本装置の内側から本装置の外部に発光する内照式のソーラーサインパネル装置であって、2つの主面を有し、一方の主面が前記太陽電池パネルの受光面に重ね合わせられ、前記光源からの光を、他方の主面に拡散および導光する拡散導光部材と、前記拡散導光部材に重ね合わせられ、透光性を有する透光性パネルとを備え、前記拡散導光部材および前記透光性パネルは、前記外部から前記太陽電池パネルに光を透過し、前記光源の光を前記外部に透過し、前記透光性パネルは、図柄、絵柄および文字の少なくとも1つを表示するための基材である。
この構成によれば、太陽電池パネルの受光面上には2枚の部材(拡散導光部材および透光性パネル)が重ね合わされるので、人に対して太陽電池パネルを視認させることを防止することができる。また、太陽電池パネルによって透光性パネルの表示面積を制限することを防止することができる。さらに、太陽電池パネルの上に上記の2枚の部材が重ね合わされることにより太陽電池パネルの地の色が直接表出されないので、透光性パネルにおける表現力の制限(背景色の制限)を緩和することができる。
ここで、前記拡散導光部材は、前記太陽電池パネルの前記受光面を覆い、前記透光性パネルは、前記拡散導光部材と同程度の大きさであってもよい。
この構成によれば、さらに、太陽電池パネルは、蓄電に要する電力量を確保できる限り、透光性パネルおよび拡散導光部材の大きさよりも小さくすることができる。
ここで、前記透光性パネルは、2つの主面を有し、一方の主面に入射される光を他方の主面に拡散する構成であってもよい。
この構成によれば、さらに、透光性パネルも拡散導光部材と同様に光を拡散するので、太陽電池パネルの地の色がより表出されにくくなり、透光性パネルにおける表現力の制限(背景色の制限)を解消することができる。
ここで、前記透光性パネルは、乳白色であってもよい。
この構成によれば、さらに、透光性パネルにおける表現力の制限(背景色の制限)を解消し、かつ、背景色を白系統の色にするのでサインパネルとしての表現の自由度を最大限に広げることができる。
ここで、前記透光性パネルの2つの主面のうち前記拡散導光部材に隣り合わない主面には、前記図柄、絵柄および文字の少なくとも1つを有する印刷シートが重ね合わされる構成であってもよい。
この構成によれば、さらに、サインパネルとしての表示を印刷シートの重ね合わせにより簡単に実現することができ、かつ印刷シートの交換だけで表示内容の変更を容易にすることができる。
ここで、前記透光性パネルは、透明であっても良い。
この構成によれば、さらに、透光性パネルが透明であることから、発電効率の低下を抑えることができる。さらに、背景色として黒色等の濃い色を基調するデザインに対応することができる。
ここで、前記透光性パネルの2つの主面のうち少なくとも一方の主面には、前記図柄、絵柄および文字の少なくとも1つを有する印刷シートが重ね合わされるようにしてもよい。
この構成によれば、さらに、透光性パネルの両面を表示面として利用することができる。また、印刷シートの交換だけで表示内容の変更を容易にすることができる。
ここで、前記透光性パネルの主面は、前記印刷シートを貼り替え可能であってもよい。
この構成によれば、印刷シートの貼り替えにより表示内容の変更を容易にすることができる。
ここで、前記透光性パネルの主面は、前記図柄、絵柄および文字の少なくとも1つを有していてもよい。
この構成によれば、透光性パネルの主面を表示面とすることができ、表示内容が固定的な場合に適している。
ここで、前記拡散導光部材は、前記拡散導光部材の側面から入射される前記光源からの光を、前記他方の主面に拡散および導光する。
この構成によれば、光源からの光を拡散導光部材の側面から入射することによって拡散導光部材に面発光させることができる。
ここで、前記太陽電池パネルは、隙間を置いて配置された複数の太陽電池モジュールを有し、前記拡散導光部材は、前記太陽電池パネルの背面から、かつ、前記複数の太陽電池モジュールの隙間から前記拡散導光部材に入射される前記光源からの光を、前記拡散導光部材の前記他方の主面に拡散および導光する構成であってもよい。
この構成によれば、光源からの光を拡散導光部材の背面側から入射することによって拡散導光部材を面発光させることができる。
太陽電池パネルを視認させずに、太陽電池パネルによる表示面積の制限および表現力の制限を緩和することができる。
図1は、実施の形態1におけるソーラーサインパネル装置の構成例を示す分解斜視図である。 図2は、実施の形態1におけるソーラーサインパネル装置の構成例を示す断面図である。 図3Aは、実施の形態1における拡散導光部材および光源部の構成例を示す図である。 図3Bは、太陽電池パネル、LED基板、蓄電池の仕様の一例を示す図である。 図3Cは、太陽電池パネル、LED基板、蓄電池800の仕様の他の一例を示す図である。 図4は、実施の形態1におけるソーラーサインパネル装置の表示面の位置を示す模式図である。 図5Aは、実施の形態1におけるソーラーサインパネル装置の表示面の第1構成例を示す模式図である。 図5Bは、実施の形態1におけるソーラーサインパネル装置の表示面の第2構成例を示す模式図である。 図5Cは、実施の形態1におけるソーラーサインパネル装置の表示面の第3構成例を示す模式図である。 図5Dは、実施の形態1におけるソーラーサインパネル装置の表示面の第4構成例を示す模式図である。 図6Aは、実施の形態1における図5Aに対応する表示例を示す模式図である。 図6Bは、実施の形態1における図5Bに対応する表示例を示す模式図である。 図6Cは、実施の形態1における図5Cに対応する表示例を示す模式図である。 図6Dは、実施の形態1における図5Dに対応する表示例を示す模式図である。 図7は、実施の形態2におけるソーラーサインパネル装置の構成例を示す分解斜視図である。 図8は、実施の形態2におけるソーラーサインパネル装置の構成例を示す断面図である。 図9は、実施の形態3におけるソーラーサインパネルの表示面の位置を示す模式図である。 図10Aは、実施の形態3におけるソーラーサインパネル装置の表示面の第1構成例を示す模式図である。 図10Bは、実施の形態3におけるソーラーサインパネル装置の表示面の第3構成例を示す模式図である。 図10Cは、実施の形態3におけるソーラーサインパネル装置の表示面の第5構成例を示す模式図である。 図10Dは、実施の形態3におけるソーラーサインパネル装置の表示面の第7構成例を示す模式図である。 図11Aは、実施の形態3におけるソーラーサインパネル装置の表示面の第2構成例を示す模式図である。 図11Bは、実施の形態3におけるソーラーサインパネル装置の表示面の第4構成例を示す模式図である。 図11Cは、実施の形態3におけるソーラーサインパネル装置の表示面の第6構成例を示す模式図である。 図11Dは、実施の形態3におけるソーラーサインパネル装置の表示面の第8構成例を示す模式図である。 図12は、従来技術における誘導装置の構成を示す平面図である。 図13は、従来技術における誘導装置の構成を示す断面図である。
実施の形態では、太陽電池パネルにより発電した電力を蓄電池に蓄積し、蓄電池から電力を供給される光源を用いて本装置の内側から発光する内照式のソーラーサインパネル装置について説明する。
(概要)
まず、本考案の概要について説明する。
このソーラーサインパネル装置は、拡散導光部材と透光性パネルとを有している。拡散導光部材は、2つの主面を有し、一方の主面が太陽電池パネルの受光面に重ね合わせられ、光源からの光を他方の主面に拡散および導光する。透光性パネルは、拡散導光部材に重ね合わせられ、透光性を有している。拡散導光部材および前記透光性パネルは、外部から太陽電池パネルに光を透過し、かつ、光源の光を外部に透過する。また、透光性パネルは、図柄、絵柄および文字の少なくとも1つを表示するための基材である。
このように、実施の形態におけるソーラーサインパネル装置では、太陽電池パネルの受光面が外部に表出しないように、あえて、その上に少なくとも2枚の部材(拡散導光部材と透光性パネル)を重ね合わせている。
2枚の部材を太陽電池パネルの受光面状に重ねることによって、太陽電池パネルへの光透過率は当然劣化し、つまり太陽電池パネルの受光量が減少し、太陽電池パネルの発電量が減少することになる。しかしながら、サインパネルとしての視認性を格段に向上させている。つまり、太陽電池パネルの発電効率を最大化するのではなく、サインパネルとしての視認性が優先される。しかも、太陽電池パネルの発電効率は最優先されないがサインパネルの照明に必要なだけの発電量を得るように構成される。そのため、2枚の部材および表示内容(絵柄等)により決定される太陽電池パネルへの光透過率と、太陽電池パネルの発電量はバランスよく設定される。
この構成によれば、太陽電池パネルの受光面上には2枚の部材(拡散導光部材および透光性パネル)が重ね合わされるので、人に対して太陽電池パネルを視認させることを防止することができる。また、太陽電池パネルによって透光性パネルの表示面積を制限することを防止することができる。さらに、太陽電池パネルの上に上記の2枚の部材が重ね合わされることにより太陽電池パネルの地の色が直接表出されないので、透光性パネルにおける表現力の制限(背景色の制限)を緩和することができる。
以下、本考案の実施の形態におけるソーラーサインパネル装置について図面を用いてより具体的に説明する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1におけるソーラーサインパネル装置の構成例を示す分解斜視図である。また、図2は、実施の形態1におけるソーラーサインパネル装置の構成例を示す断面図である。図2は、図1におけるz−x平面またはy−z平面と平行な面で切断した断面を示している。
図1および図2のように、ソーラーサインパネル装置1は、パネル部10と回路部20とを備える。パネル部10は、太陽電池パネル100と、拡散導光部材200と、複数のLED230を有するLED基板220と、透光性パネル300と、下部ハウジング510と、上部ハウジング520とを備える。回路部20は、制御部700と蓄電池800とそれらを収納する筐体とを備える。
このソーラーサインパネル装置1は、太陽電池パネル100により発電した電力を蓄電池800に蓄積し、蓄電池800から電力を供給される光源であるLED基板220を用いて本装置の内側から発光する内照式のソーラーサインパネル装置である。
太陽電池パネル100は、入射光を電力に変換する受光面を有する。太陽電池パネル100は、複数の太陽電池モジュール110の配列であり、太陽電池モジュール110は複数のセルの配列である。太陽電池の種類には、単結晶シリコン系、多結晶シリコン系、アモルファスシリコン系、化合物系、有機系等がある。太陽電池パネル100は、いずれの種類の太陽電池により構成してもよい。太陽電池パネル100が満たすべき性能は、ソーラーサインパネル装置1の照明に必要な電力量を確保するように定められる。例えば、太陽電池パネル100の受光面へのソーラーサインパネル装置1の光透過率の最小値を予め定めておき、この最小値の光透過率の下での太陽電池パネル100が発電する電力量が、蓄電池800による照明に要する電力量を超えるように、太陽電池パネル100が満たすべき性能が設定される。この性能を満たすように、実際の太陽電池モジュール110の種類、枚数等が定められる。
拡散導光部材200は、2つの主面を有する。図1では、2つの主面のうち、z軸の+側を表面、−側を裏面とする(太陽電池パネル100、透光性パネル300においてもz軸の+側をその表面、−側をその裏面とする)。この拡散導光部材200は、一方の主面(裏面)が太陽電池パネル100の受光面に重ね合わせられ、光源(LED基板220)からの光を他方の主面(表面)に拡散および導光する。図1のように光源からの光が拡散導光部材200の側面から入射される場合、例えば、拡散導光部材200は、アクリル、ポリエステル、ガラスなどを素材とするパネルであって、輝点となる複数のドットからなるドットパターンが表面に形成された無色透明のパネルでよい。各ドットは、エッチング加工等により表面に微細なギザギザになるように形成される。これにより、拡散導光部材200は、側面から入射されるLED基板220の光を拡散および導光し、表面側に光る面発光体として機能する。
LED基板220は、ソーラーサインパネル装置1を装置内から発光させるための光源であり、複数のLED230を備えている。図1の構成例では、拡散導光部材200の4側面に4枚のLED基板220が取り付けられる。なお、図1のような側面入射の場合、拡散導光部材200のサイズ(面積)等に応じて少なくとも1側面から入射すればよい。なお、光源としてLED基板220を説明したが、LEDの代わりに、冷陰極線管、EL発光素子等を用いてもよい。また、拡散導光部材200およびLED基板220の代わりに光透過性を有する面発光体であるELパネルを用いてもよい。
透光性パネル300は、拡散導光部材200に重ね合わせられ、透光性を有し、図柄、絵柄および文字の少なくとも1つを表示するための基材である。具体的には、透光性パネル300は、アクリル、ポリエステル、ガラスなどを素材とするパネルであって、2つの主面を有し、一方の主面に入射される光を他方の主面に拡散する。この拡散は、拡散導光部材200による面発光をさらに均一化し一様にする。例えば、透光性パネル300は、乳白色のアクリル板である。この乳白色は表示における背景色を規定し、白色はサインパネルとして最も汎用的な背景色であり、サインパネルとしての表示に高い自由度を提供し、表現を制限しない。この観点から、乳白色は純白に限らず着色されていてもよい。なお、デザイン上多少濃い背景色を用いる場合には、無色透明の透光性パネル300を用いることにより太陽電池パネル100の地の色を活用することもできる。この場合、無色透明の透光性パネル300であってもよく、拡散導光部材200が介在するので太陽電池パネル100の表面がそのまま表出されるわけではなく、地の色が薄っすらとぼやけて表出させることもでき、これを背景色として利用できる。
乳白色のアクリル板により透光性パネル300を構成することにより、拡散導光部材200による面発光をより均等で一様にすることができ、また、裏面側の太陽電池パネル100の地の色が表面側に表出するのをより完全に防止することができる。
また、図柄、絵柄および文字の少なくとも1つにより構成されるサインパネルとしての表示内容は、透光性パネル300に直接あるいは間接に描画あるいは印刷される。具体的には、透光性パネル300における表示は、次の態様を含む。(A)透光性パネル300の表面に表示内容が描画(描き込み、印刷、彫り込み)される。(B)表示内容が描画された印刷シートが表面に重ね合わせられる、(C)印刷シートをさらに薄膜化した印刷フィルムまたは印刷シールが表面に貼り付けられる。(D)(A)〜(C)のうちの2つ以上の組み合わせ。これらの態様において表示内容の変更は(D)〜(A)の順に容易になる。
制御部700は、太陽電池パネル100から蓄電池800への充電と、蓄電池800から光源であるLED基板220への放電とを切り替える制御を行う。例えば、制御部700は、太陽電池パネル100の光電変換により生成された起電力つまり電圧が第1のしきい値以上である場合には太陽電池パネル100により生成される電力を蓄電池800に充電するように制御し、上記の起電力が第1のしきい値より小さい場合には蓄電池800からLED基板220に電力を供給するように制御する。
蓄電池800は、太陽電池パネル100で変換された電力を蓄積する。例えば、蓄電池800はニッケル水素電池、リチウムイオン電池などの二次電池である。また、蓄電池800は、二次電池を着脱可能な電池ソケットと、二次電池とを有していてもよい。
ここで、蓄電池800の容量と、太陽電池パネル100の性能と、光透過率との関係について説明する。
蓄電池800の容量(蓄電池800の蓄電可能な電力量)Pbと、太陽電池パネル100の発電電力量Psと、照明に要する電力量(光源の消費電力量)Plとは、おおよそ次の関係を満たせばよい。すなわち、容量Pb>消費電力量Pl、発電電力量Ps>消費電力量Plを満たせばよい。ここで、容量Pb、発電電力量Ps、消費電力量Plの単位はいずれもWh(ワット時)とする。
蓄電池800の容量Pbは、充電および放電に伴う(内部および外部)損失および経時的劣化等を考慮した十分なマージンを設けることが望ましい。
発電電力量Psは、拡散導光部材200、透光性パネル300および表示内容による光透過率(最小値)の場合の発電電力量である。例えば、光透過率をk(0以上1以下)、光透過率100%での発電電力量Pmaxとすると、発電電力量Ps=(k×発電電力量Pmax)と近似できる。太陽電池パネル100の受光量は、屋外、屋内等の環境に左右されるので、環境毎にPmaxを定めても良いし、いかなる環境にも対応できるようにPmaxを定めてもよい。
光源の消費電力量Plについては、ソーラーサインパネル装置1のサイズ(面積)、照明の明るさ、発光素子の個数および種類、照明時間等に依存する。
これらの前提の下で、設計段階では、まず、光源の消費電力量Plはパネルサイズ、明るさ、照明時間等に応じて定まるので、以降は固定値と扱う。次に、発電電力量Ps=(k×発電電力量Pmax)>消費電力量Pl(固定値)を満たすように太陽電池パネル100の発電電力量Pmaxを設計すればよい。また、蓄電池800の容量Pb>消費電力量Pl(固定値)となるように容量Pbの蓄電池800を設計すればよい。
次に、拡散導光部材200およびLED基板220の一例について説明する。
図3Aは、実施の形態1における拡散導光部材および光源部の構成例を示す図である。同図の上段は、透光性パネル300およびLED基板220の平面図である。この構成例は、拡散導光部材200の4側面に4つのLED基板220が配置され、4側面から光を入射している。同図下段は、拡散導光部材200の中央付近(破線部分)の表面拡大図である。この拡散導光部材200は、無色透明のアクリル板の表面に輝点となる複数の矩形状のドットからなるドットパターンが形成されている。各ドットは、エッチング加工等により表面に微細なギザギザになるように形成される。このドットパターンは、光源のLED230から離れるほど大きい面積を持つ多数のドットからなり、拡散導光部材200の側面から入射される光の表面に拡散および導光する。つまり、各ドットは面発光の輝点となる。
なお、ドットパターンはエッチング加工の代わりにシルク印刷によって表面に白のドットが形成されてもよい。エッチング加工は、シルク印刷と比べて拡散導光部材200の表面から裏面への光透過率が高い点で優れている。
なお、図3Aにおいて、ドットの形状は矩形に限らず、例えば円形状であってもよい。また、ドットパターンの代わりに格子状あるいはライン状のパターンであってもよい。この場合、格子の幅およびラインの幅は、光源のLED230から離れるほど大きくなる。これにより面発光を一様に均一化している。
なお、図3Aにおいて、光源は、LED基板220を1枚備え1側面のみから入射してもよいし、2枚備え2側面から入射してもよいし、3枚備え3側面から入射してもよい。
また、LED基板220の枚数は、拡散導光部材200のサイズ(面積)、面発光の明るさ、LED230の個数等に応じて定めればよい。
(仕様例)
次に、太陽電池パネル100、LED基板220、蓄電池800の仕様の具体例について説明する。
図3Bは、太陽電池パネル100、LED基板220、蓄電池800の仕様の一例を示す図である。同図では、太陽電池パネル100については、遮光されていない状態、つまり光透過率が100%の状態での仕様として、太陽電池パネル100のサイズ、起電力である電圧、発生可能な電流を記載している。また、LED基板220については並列接続の個数、印加電圧、LED1個あたりの消費電流を記載している。蓄電池800については、並列接続の電池個数、供給電流、供給電圧を記載している。
この例では、太陽電池パネル100に対する光透過率が50%のとき、1時間あたりの発電量は、2600mA×0.5=1300mAとなる。この状態で、蓄電池800を1時間充電した場合に、蓄電池800には1300mAhの電力量が充電されるものとする。そうすると、この電力量によるLED基板220の発光時間は、1300mAh/(8mA×8)=20.3hとなる。つまり、光透過率50%で1時間発電すれば、約20時間発光可能になる。
また、この例で、太陽電池パネル100に対する光透過率が30%のとき、1時間あたりの発電量は、2600mA×0.3=780mAとなる。この状態で、蓄電池800を1時間充電した場合に、蓄電池800には780mAhの電力量が充電されるものとする。そうすると、この電力量によるLED基板220の発光時間は、780mAh/(8mA×8)=12.2hとなる。つまり、光透過率30%で1時間発電すれば、約12時間発光可能になる。
図3Cは、太陽電池パネル100、LED基板220、蓄電池800の仕様の他の一例を示す図である。同図では、図3Bと比べて、太陽電池パネル100が小型で発電能力が小さい点と、LED個数が少ない点と、電池個数が少ない点で異なっている。
この例では、太陽電池パネル100に対する光透過率が50%のとき、1時間あたりの発電量は、600mA×0.5=300mAとなる。この状態で、蓄電池800を1時間充電した場合に、蓄電池800には300mAhの電力量が充電されるものとする。そうすると、この電力量によるLED基板220の発光時間は、300mAh/(8mA×4)=9.4hとなる。つまり、光透過率50%で1時間発電すれば、約9時間発光可能になる。
また、この例で、太陽電池パネル100に対する光透過率が30%のとき、1時間あたりの発電量は、600mA×0.3=180mAとなる。この状態で、蓄電池800を1時間充電した場合に、蓄電池800には180mAhの電力量が充電されるものとする。そうすると、この電力量によるLED基板220の発光時間は、180mAh/(8mA×8)=5.6hとなる。つまり、光透過率30%で1時間発電すれば、約5.6時間発光可能になる。
近年の太陽電池パネルの技術開発による効率向上に伴って、図3B、図3Cに示したように、光透過率が小さく、わずか時間の充電であっても、上記の照明時間を確保することができる。つまり、ソーラーサインパネル装置1は、光透過率が小さい場合であってもサインパネルとして十分に実用的な構成である。
(表示面の位置)
次に、ソーラーサインパネル装置1の表示面の位置について説明する。
図4は、実施の形態1におけるソーラーサインパネル装置の表示面の位置を示す模式図である。同図は、太陽電池パネル100の受光面を覆うように拡散導光部材200が、拡散導光部材200の表面を覆うように透光性パネル300が重ね合わされている。透光性パネル300の表面は、サインパネルとしての図柄、文字、絵柄等の表示面として使用される。太陽電池パネル100の地の色は、拡散導光部材200および透光性パネル300により表示面から視認されない。また、表示面の背景色は透光性パネル300の色となる。
ソーラーサインパネル装置1による表示には、既に説明したように(A)〜(D)の態様がある。(A)透光性パネル300の表面に表示内容が描画(描き込み、印刷、彫り込み)される。(B)表示内容が描画された印刷シートが表面に重ね合わせられる、(C)印刷シートを薄膜化した印刷フィルムまたは印刷シールが表面に貼り付けられる。(D)(A)〜(C)のうちの2つ以上の組み合わせ。
次に、(A)〜(D)の具体例として第1〜第4構成例について説明する。
(第1構成例)
図5Aは、実施の形態1におけるソーラーサインパネル装置の表示面の第1構成例を示す模式図である。また、図6Aは、実施の形態1における図5Aに対応する表示例を示す模式図である。第1構成例は、上記(A)に対応している。この第1構成例では、透光性パネル300に表面に表示内容が直接描画されている、つまり描き込み、印刷、彫り込み等がなされている。
(第2構成例)
図5Bは、実施の形態1におけるソーラーサインパネル装置の表示面の第2構成例を示す模式図である。図6Bは、実施の形態1における図5Bに対応する表示例を示す模式図である。第2構成例は、上記(B)に対応している。この第2構成例では、表示内容が描画された印刷シート320が透光性パネル300の表面に重ね合わせられる。印刷シート320の表面には、表示内容が直接描画されている。印刷シート320の材質は、例えば、アクリル、塩化ビニル、ポリカーボネート、PET(ポリエチレンテレフタレート)、等でよい。印刷シート320は、無色透明、有色透明または半透明であり、印刷等の方法により表示内容が直接描画されている。図6Bでは、透光性パネル300と同サイズの印刷シート320を重ね合わせているが、貼り付けてもよい。また、貼り付ける場合は、印刷シート320は、透光性パネル300よりも小さいサイズでもよい。また、複数の印刷シート320を重ね合わせまたは貼り付けてもよい。
(第3構成例)
図5Cは、実施の形態1におけるソーラーサインパネル装置の表示面の第3構成例を示す模式図である。図6Cは、実施の形態1における図5Cに対応する表示例を示す模式図である。第3構成例は、上記(C)に対応している。この第3構成例では、表示内容が描画された印刷シール310が透光性パネル300の表面に貼り合わされている。印刷シール310は、印刷シートを薄膜化したフィルム状の印刷フィルムであり、接着剤が塗布されて貼り付け可能になっている。印刷シール310の材質は、印刷シート320と同様でよく、地の色が無色透明、有色透明または半透明であり、印刷等の方法により表示内容が直接描画されている。図6Cでは、透光性パネル300の表面に、透光性パネル300と同サイズの印刷シール310を貼り付けているが、透光性パネル300よりも小さいサイズでもよい。また、複数の印刷シール310を貼り付けてもよい。なお、印刷シール310の代わりに、印刷フィルムを接着剤により透光性パネル300に貼り付けてもよい。本明細書では、印刷シート320は、印刷フィルムおよび印刷シート310を含む広い意味である。印刷シート320のうち、特に、薄膜化され、かつ可撓性に富む印刷シートを印刷フィルムと呼び、印刷フィルムに接着剤が塗布された印刷シートを印刷シール310と呼ぶ。
(第4構成例)
図5Dは、実施の形態1におけるソーラーサインパネル装置の表示面の第4構成例を示す模式図である。図6Dは、実施の形態1における図5Dに対応する表示例を示す模式図である。第4構成例は、上記(D)に対応している。この第4構成例では、透光性パネル300よりも小さいサイズの印刷シート320(「Cafe Bar」「7:30 to 23:00」「○△□コーヒー」の文字付き)が透光性パネル300の表面下部の領域に重ね合わせられ、同じく小さいサイズの印刷シール310(上側の3つのコーヒーカップの絵付き)が透光性パネル300の表面上部の領域に貼り付けられ、さらに、印刷シート320の表面に他の印刷シール310(下側の3つのコーヒーカップの絵付き)が貼り付けられている。また、図6Dの例では、透光性パネル300の表面には直接何も描画されていないが、必要に応じて直接描画することもできる。
例えば、表示内容を部分的に、「固定的」、「半固定的」、「変更予定」等に分類し、分類した表示内容の部分を(A)〜(C)に割り当てて(D)により表示することにより、表示内容の変更を容易にすることができる。
以上説明してきたように、本実施の形態におけるソーラーサインパネル装置1は、太陽電池パネル100の受光面の上に、表示内容を伴う2枚のパネル(拡散導光部材200、透光性パネル300)を重ね合わせている。見る人に対して太陽電池パネル100そのものを視認させることを防止することができる。また、太陽電池パネル100によって透光性パネル300の表示面積を制限することを防止することができる。さらに、太陽電池パネル100の上に上記2枚の部材が重ね合わされることにより太陽電池パネルの地の色が直接表出されないので、透光性パネルにおける表現力の制限(背景色の制限)を緩和することができる。また、透光性パネル300を乳白色または他の色とすれば背景色を規定することができる。
(実施の形態2)
実施の形態1では拡散導光部材の側面に光源からの光を入射する構成について説明したが、本実施の形態では、拡散導光部材の裏面(背面)から光源の光を入射する構成について説明する。
図7は、実施の形態2におけるソーラーサインパネル装置の構成例を示す分解斜視図である。また、図8は、実施の形態2におけるソーラーサインパネル装置の構成例を示す断面図である。図7および図8のソーラーサインパネル装置1は、図1および図2の構成例と比べて、太陽電池パネル100および拡散導光部材200の代わりに太陽電池パネル101および拡散導光部材201を備える点と、光源の構成が4枚のLED基板220から3枚になっている点とが主として異なっている。また、図8ではLED基板220を支持するスペーサ240が追加されている点も異なっている。
以下、異なる点を中心に説明する。
太陽電池パネル101は、複数の太陽電池モジュール110の配列において隙間120を設けるように構成されている。隙間120は、隙間120を挟む太陽電池モジュール110を支持する無色透明な支持部材の一部分が、隙間の一部または全部に嵌め込まれていてもよい。また、隙間120の大部分が空隙であってもよい。
拡散導光部材201は、厚みのあるパネルではなく、裏面からの光を表面に拡散する拡散シートである。拡散シートは、光を拡散する細かいギザギザが表面に形成され、あるいは、光を拡散する樹脂が表面にコーティングされている。拡散シートを通過した光は拡散され、これにより拡散シートはより均一に面発光する面光源になる。
光源としてのLED基板220は、太陽電池パネル101の裏面から隙間120に光を入射するように配置される。この場合、スペーサ240のような支持部材によりLED基板220が支持される。なお、隙間120の幅が、LED基板220の幅よりも大きい場合は、太陽電池パネル101の裏面からあるいは表面からLED基板220が隙間120に嵌め込まれた構成としてもよい。この場合、スペーサ240は不要である。
以上のように構成さえた本実施の形態におけるソーラーサインパネル装置1は、実施の形態1と同じ効果を奏することに加えて、拡散シートである拡散導光部材201は実施の形態1における拡散導光部材200よりも薄いのでパネル全体の薄型化を図ることができる。
さらに、LED基板220は拡散導光部材201の背面から光を入射するので、実施の形態1のように拡散導光部材200の側面から光を入射する場合と比べて、大型化することが容易になる。すなわち、背面から光を入射するので、光源を自由に配置でき、透光性パネルが均一に発光するようにできる。その結果、側面からの光入射では均一は面発光が難しい大きなサイズであっても、背面からの光入射であれば容易に面発光の均一化を図ることができる。
また、隙間120の配置位置つまりLED基板220の配置位置は、太陽電池モジュール110の配置位置によって定まり、高い自由度で設計できるので、拡散シートである拡散導光部材201の面発光の均一化をより容易にすることができる。
(実施の形態3)
実施の形態1および2では、ソーラーサインパネル装置1が、光拡散性を有する(例えば乳白色)透光性パネルを備える構成例について主に説明したが、本実施の形態では、透明な透光性パネルを備える構成例について説明する。
本実施の形態におけるソーラーサインパネル装置1は、実施の形態1における図1、図2、または、実施の形態2における図7、図8とほぼ同じであるが、透光性パネル300が透明である点が特徴的である。
以下、特徴的な点を中心に説明する。
透光性パネル300は、光拡散性を有しない透明なパネルであり、無色透明であっても有色透明であってもよい。
透光性パネル300が無色透明である場合、拡散導光部材200が介在するので太陽電池パネル100の表面がそのまま表出されるわけではなく、地の色が薄っすらとぼやけて表出され、背景色として利用できる点については、既に説明した。本実施の形態ではさらに、ソーラーサインパネル装置1における表示面の位置が多様である点について説明する。
図9は、実施の形態3におけるソーラーサインパネルの表示面の位置を示す模式図である。同図は、太陽電池パネル100(または101)の受光面に拡散導光部材200(または201)が、拡散導光部材200の表面に透光性パネル300が重ね合わされている。透光性パネル300の表面および裏面のうち少なくとも一方を表示面とすることができる。つまり、透光性パネル300の表面も裏面も表示面とすることができる。なお、同図中および本明細書中の100(101)、200(201)の表記については、実施の形態1における透光性パネル300が透明パネルである場合は、ソーラーサインパネル装置1は図中の透光性パネル300、拡散導光部材200、太陽電池パネル100の組み合わせを備える。また、実施の形態2における透光性パネル300が透明パネルである場合は、ソーラーサインパネル装置1は図中の透光性パネル300、拡散導光部材201、太陽電池パネル101の組み合わせを備える。図9以降の図面についても同様である。
透光性パネル300が乳白色のような光拡散性を有する場合には、実施の形態1で説明したように(A)〜(D)の表示態様がある。これに対して本実施の形態におけるソーラーサインパネル装置1では、(A)〜(D)に加えて次の表示態様がある。(A0)透光性パネル300の裏面に表示内容が描画(描き込み、印刷、彫り込み)される。(B0)表示内容が描画された印刷シートが裏面に重ね合わされる、(C0)印刷シートを薄膜化した印刷フィルム(または印刷シール)を裏面に貼り付ける。(D0)(A)〜(C)および(A0)〜(C0)のうちの2つ以上の組み合わせ。
次に、これらの表示態様(A)〜(D)、(A0)〜(D0)の具体的として第1〜第8構成例について図10A〜図10D、図11A〜図11Dを用いて説明する。
(第1構成例)
図10Aは、実施の形態3におけるソーラーサインパネル装置の表示面の第1構成例を示す模式図である。第1構成例は、(A)に対応している。この第1構成例では、透光性パネル300に表面に表示内容が直接描画されている、つまり描き込み、印刷、彫り込み等がなされている。
(第2構成例)
図11Aは、実施の形態3におけるソーラーサインパネル装置の表示面の第2構成例を示す模式図である。第2構成例は、(A0)に対応している。この第2構成例では、透光性パネル300に裏面に表示内容が直接描画されている。なお、図11Aにおいて、透光性パネル300の裏面だけでなく表面にも直接描画されていてもよい。つまり、(A)と(A0)を組み合わせてもよい。こうすれば透光性パネル300の両面を用いて効果的な表示内容をデザインすることができる。
(第3構成例)
図10Bは、実施の形態3におけるソーラーサインパネル装置の表示面の第3構成例を示す模式図である。第3構成例は、(B)に対応する。この第3構成例では表示内容が描画された印刷シート320が透光性パネル300の表面に重ね合わせられる。
(第4構成例)
図11Bは、実施の形態3におけるソーラーサインパネル装置の表示面の第4構成例を示す模式図である。第4構成例は、(B0)に対応する。この第4構成例では、表示内容が描画された印刷シート320が透光性パネル300の裏面に重ね合わせられる。なお、透光性パネル300の表面にも他の印刷シート320が重ね合わせられてもよい。こうすれば透光性パネル300の両面を用いて効果的な表示内容をデザインすることができる。
(第5構成例)
図10Cは、実施の形態3におけるソーラーサインパネル装置の表示面の第5構成例を示す模式図である。第5構成例は、(C)に対応する。この第5構成例では表示内容が描画された印刷シール310が透光性パネル300の表面に重ね合わせられる。
(第6構成例)
図11Cは、実施の形態3におけるソーラーサインパネル装置の表示面の第6構成例を示す模式図である。第6構成例は、(C0)に対応する。この第6構成例では、表示内容が描画された印刷シール310が透光性パネル300の裏面に重ね合わせられる。なお、透光性パネル300の表面にも他の印刷シール310が重ね合わせられてもよい。こうすれば透光性パネル300の両面を用いて効果的な表示内容をデザインすることができる。
(第7構成例)
図10Dは、実施の形態3におけるソーラーサインパネル装置の表示面の第7構成例を示す模式図である。第7構成例は、(D)に対応する。この第7構成例では、透明な透光性パネル300の表面は、直接描画された領域と、印刷シート320が重ね合わせられた領域と、印刷シール310が貼り付けられた領域を有する。つまり、(A)〜(C)の組み合わせによって1つの表示内容がデザインされている。
(第8構成例)
図11Dは、実施の形態3におけるソーラーサインパネル装置の表示面の第8構成例を示す模式図である。第8構成例は、(D0)に対応する。この第8構成例では、透明な透光性パネル300の裏面は、直接描画された領域と、印刷シート320が重ね合わせられた領域と、印刷シール310が貼り付けられた領域を有する。つまり、(A0)〜(C0)の組み合わせによって、透明な透光性パネル300の裏面に表示内容がデザインされている。なお、(D0)と(D)とを組み合わせてもよい。また、透明な透光性パネル300の表面と裏面のうち少なくとも一方を表示面とし、(A)〜(D)、(A0)〜(D0)のうち2つ以上を組み合わせて表示内容をデザインしてもよい。
以上説明してきたように本実施の形態におけるソーラーサインパネル装置1は、透光性パネル300が透明パネルであることにより、透光性パネル300の両面を表示面として利用可能である。これによりサインパネルとしてのデザインの自由度が増し、また、表示内容をより豊かに表現することができる。
以上、ソーラーサインパネル装置について各実施の形態に基づいて説明したが、ソーラーサインパネル装置は各実施の形態で説明した構成例に限らない。以下、変形例について説明する。
(1)制御部700の制御の下で、太陽電池パネル100(101)の起電力が第1のしきい値より以上の場合に蓄電池800に充電し、起電力が第1のしきい値より小さい場合にLED基板220に電力を供給する例について説明した。第1のしきい値の代わりに、あるいは、第1のしきい値と併用して、照明の開始時刻、照明の終了時刻、照明開始から終了までの時間、充電の開始時刻、充電の終了時刻、充電の開始から終了までの時間の少なくとも1つを予め定めておき、蓄電池800の充電とLED基板220の発光とを切り替えるようにしてもよい。こうすれば、照明時間/時刻を制御することができ、例えば、夜間の列車の発着時刻の前後30分間の照明、劇場の入退場時刻の前後1時間の照明等が可能になり、蓄電池800の容量を過度に確保しなくてよい。
(2)蓄電池800が過充電であることを示す第2のしきい値、蓄電池800が空であることを示す第3のしきい値に定めておき、蓄電池800の電圧が第2のしきい値以上の場合に蓄電池800への充電を停止または禁止し、蓄電池800の電圧が第3のしきい値以下である場合にLED基板220への電力供給を停止または禁止するようにしてもよい。
(3)制御部700は、マイクロコンピュータを中心とする回路により構成してもよいし、マイクロコンピュータを有しない回路により構成してもよい。
なお、蓄電池800の種類は、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池以外の二次電池でも、例えば、鉛蓄電池、リチウムイオンポリマー二次電池、ニッケルカドミウム蓄電池、ニッケル鉄蓄電池、ニッケル亜鉛蓄電池、酸化銀亜鉛蓄電池でもよいし、フライホイールバッテリ、大容量のキャパシタでもよい。いずれの二次電池であっても上述した容量Pb>消費電力量Plを満たす容量Pbを持つように設計することが望ましい。
(4)LED基板220が白色のLED230を備え、一斉に点灯する例を説明したが、制御部700は、個々のLED230を個別に点灯および消灯の制御を行い、点灯および消灯の順序および点灯時間等を予めプログラムしておき、プログラムに従って照明するようにしてもよい。こうすれば、照明の変化、ゆらぎを与えることができ、表示を際立たせることができる。
(5)LED230は白色に限らず、赤色、緑色、青色のLEDを備え、個別に点灯および消灯の制御を行い、点灯および消灯の順序および点灯時間等を予めプログラムしておき、プログラムに従って照明するようにしてもよい。これにより、多彩なイルミネーション効果を与えることができ、表示を際立たせることができる。例えば、イルミネーション効果として、明るさを変化させるだけでなく、赤青緑を任意の割合で合成することで様々な色を表現でき、さらに、割り合いを動的に変化させることもできる。
(6)パネル部10の最表面に保護カバー、保護パネル、保護シート、保護フィルム等を設けてもよい。
(7)回路部20の位置は、図2の構成例に示した位置に限らず、パネル部10の背面の任意の位置に備えてもよいし、パネル部10の側面の任意の位置に備えてもよい。
(8)制御部700は、蓄電池800への充電と、LED基板220の発光とを切り替える制御をする例について説明したが、充電と発光とを同時に行うように制御してもよい。例えば、ソーラーサインパネル装置1が複数の蓄電池800を備える構成とし、制御部700は、蓄電池800に1つに対して充電し、同時に、蓄電池800の他の1つからLED基板220に電力を供給するように制御する。さらに、制御部700は、充電の対象となる蓄電池800および電力供給用の蓄電池800を切り替える制御を行う。こうすれば、常に明るい室内環境でソーラーサインパネル装置1を設置する場合に、常時照明することを可能にする。
(9)下部ハウジング510および上部ハウジング520は、一体の枠体として形成し、枠体の側面の1つが開放可能で、かつ、太陽電池パネル100、拡散導光部材200、透光性パネル300を開放側面からスライド挿入可能な構成としてもよい。
(10)ソーラーサインパネル装置1の表面を保護するために、保護カバー、保護パネル、保護シート、保護フィルム等を備えてもよい。
(11)図7および図8の構成において太陽電池パネル101と拡散導光部材201とが接しないように隙間をあけてもよい。隙間をあけることによって、LED230と拡散導光部材201とに隙間の分だけ距離が増える。透光性パネル301が透明パネルである場合には距離が増えれば、距離が小さいときよりも、LED230の輝点としての見かけをぼやけさせ、拡散性を向上させることができる。隙間をあけるために、例えば、下部ハウジング510の内側に、太陽電池パネル101用の溝、拡散導光部材201用の溝を設けてもよい。また、太陽電池パネル101、拡散導光部材201の間にスペーサを介在させてもよい。また、図1および図2の構成にもいても上記と同様に、太陽電池パネル100と拡散導光部材200が接しないように隙間をあけてもよい。
(12)図7および図8の構成において、太陽電池パネル101に隙間120を設けないで、LED230を太陽電池パネル101と拡散導光部材201の間に備える構成としてもよい。この場合も太陽電池パネル101と拡散導光部材201とが接しないように隙間をあけて、拡散導光部材201とLED基板220が直接接触しないようにしてもよい。
(13)図7および図8の構成において、透光性パネル300が透明パネルではなく光拡散性を有するパネル(例えば乳白色のパネル)である場合には、拡散導光部材201を備えない構成としてもよい。というのは、透光性パネル300自身が拡散および導光する機能を有しているからである。
本考案に係るソーラーサインパネル装置は、広告板、案内表示板、看板等を含むサインパネルに適している。
1 ソーラーサインパネル装置
10 パネル部
20 回路部
100、101 太陽電池パネル
110 太陽電池モジュール
120 隙間
200、201 拡散導光部材
220 LED基板
230 LED
240 スペーサ
300 透光性パネル
310 印刷シール
320 印刷シート
510 下部ハウジング
520 上部ハウジング
700 制御部
800 蓄電池

Claims (11)

  1. 太陽電池パネルにより発電した電力を蓄電池に蓄積し、前記蓄電池から電力を供給される光源を用いて本装置の内側から本装置の外部に発光する内照式のソーラーサインパネル装置であって、
    2つの主面を有し、一方の主面が前記太陽電池パネルの受光面に重ね合わせられ、前記光源からの光を、他方の主面に拡散および導光する拡散導光部材と、
    前記拡散導光部材に重ね合わせられ、透光性を有する透光性パネルと
    を備え、
    前記拡散導光部材および前記透光性パネルは、前記外部から前記太陽電池パネルに光を透過し、前記光源の光を前記外部に透過し、
    前記透光性パネルは、図柄、絵柄および文字の少なくとも1つを表示するための基材である
    ソーラーサインパネル装置。
  2. 前記拡散導光部材は、前記太陽電池パネルの前記受光面を覆い、
    前記透光性パネルは、前記拡散導光部材と同程度の大きさである
    請求項1に記載のソーラーサインパネル装置。
  3. 前記透光性パネルは、2つの主面を有し、一方の主面に入射される光を他方の主面に拡散する
    請求項1または2に記載のソーラーサインパネル装置。
  4. 前記透光性パネルは、乳白色である
    請求項3に記載のソーラーサインパネル装置。
  5. 前記透光性パネルの2つの主面のうち前記拡散導光部材に隣り合わない主面には、前記図柄、絵柄および文字の少なくとも1つを有する印刷シートが重ね合わされる
    請求項1から4のいずれか1項に記載のソーラーサインパネル装置。
  6. 前記透光性パネルは、透明である
    請求項1または2に記載のソーラーサインパネル装置。
  7. 前記透光性パネルの2つの主面のうち少なくとも一方の主面には、前記図柄、絵柄および文字の少なくとも1つを有する印刷シートが重ね合わされる
    請求項6に記載のソーラーサインパネル装置。
  8. 前記透光性パネルの主面は、前記印刷シートを貼り替え可能である
    請求項5または7に記載のソーラーサインパネル装置。
  9. 前記透光性パネルの主面は、前記図柄、絵柄および文字の少なくとも1つを有する
    請求項1から4および6のいずれか1項に記載のソーラーサインパネル装置。
  10. 前記拡散導光部材は、前記拡散導光部材の側面から入射される前記光源からの光を、前記他方の主面に拡散および導光する
    請求項1から9のいずれか1項に記載のソーラーサインパネル装置。
  11. 前記太陽電池パネルは、隙間を置いて配置された複数の太陽電池モジュールを有し、
    前記拡散導光部材は、前記太陽電池パネルの背面から、かつ、前記複数の太陽電池モジュールの隙間から前記拡散導光部材に入射される前記光源からの光を、前記拡散導光部材の前記他方の主面に拡散および導光する
    請求項1から9のいずれか1項に記載のソーラーサインパネル装置。
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KR102084882B1 (ko) * 2019-06-10 2020-05-04 김택원 블루투스 비콘을 활용한 스마트 도로명 주소 표지판 및 그의 구동방법

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