JP3189236U - タイヤ修理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造を有し、操作が容易なタイヤ修理装置を提供する。【解決手段】タイヤシーラントを収容するためのボトル本体10と、ボトル本体10を密封するようにボトル本体10の開口部に配置されたボトルキャップ20とを備える。ボトルキャップ20内に設けられるタイヤシーラント誘導チューブを備え、そのタイヤシーラント誘導チューブは、ボトル本体10内に延出する第1のチューブセクションと、第2のチューブセクションとを有する。第1のチューブセクションの内面にフランジが形成されている。プラグがスライド可能に第1のチューブセクション内に配置されている。少なくとも1つのリブが、第1のチューブセクション内に固定されて、フランジと第1のボトムエンドとの間に配置されている。簡単な構造を有し操作が容易であり、コスト効率が良く、直立または倒立のいずれでも使用することができる。【選択図】図1

Description

本考案は、タイヤ修理工具に関し、具体的にはタイヤ修理装置に関するものである。
現在、市場で販売されているタイヤ修理装置は、通常、自動車タイヤの修理及び漏れ防止を含む防止機能を提供することができるものである。一方、従来技術におけるタイヤ修理装置は、通常、スプレー式タイヤシーラントを採用している。この場合、タイヤ修理スプレーヤのスプレーノズルを、タイヤに設定されたガス充填ノズルに接続し、スプレーヤを押すことによって、タイヤシーラントをタイヤに注入することができる。作業工程では、タイヤ修理スプレーヤを作動させるために、それを人間の指で押下することが必要となる。この押下する過程で人間の指によってスプレーヤに加えられる力が不十分であると、タイヤに注入されるタイヤシーラントがあまり十分ではなくなる。この場合、効果的なタイヤ修理を得ることができない。また、タイヤ修理スプレーヤは、逆さまに配置されたときには機能することができない。すなわち、ガス充填ノズルが、タイヤ修理スプレーヤが通常配置される向きと逆であると、タイヤ修理を達成することができない。
本考案は、従来技術におけるタイヤ修理装置の操作が容易ではないという欠点に対処して、簡単な構造を有し、操作が容易なタイヤ修理装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための本考案の技術的解決法は、以下の通りである。
一態様において、本考案はタイヤ修理装置を提供し、そのタイヤ修理装置は、タイヤシーラントを収容するためのボトル本体と、ボトル本体を密封するようにボトル本体の開口部に形成されたボトルキャップと、を備え;タイヤシーラント誘導チューブがボトルキャップ内に設けられていて、そのタイヤシーラント誘導チューブは、ボトル本体内に延出する第1のチューブセクションと、第2のチューブセクションと、を有し;
第1のチューブセクションの一端は、ボトル本体内のタイヤシーラントが第1のチューブセクションに進入することを可能にするように構成された第1の入口を画成していて、第1のチューブセクションの他端は、封止された第1のボトムエンドであり;第2のチューブセクションの一端は、第1のチューブセクション内のタイヤシーラントが第2のチューブセクションに進入することを可能にするように構成された第2の入口を画成していて、第2のチューブセクションの他端は、第2のボトムエンドであり;第2のチューブセクションの第2のボトムエンドは、流体移送チューブの一端に接続されていて;コネクタが、流体移送チューブの他端に配置されて、損傷したタイヤに接続するように構成されていて、これによって、ボトル本体内のタイヤシーラントが損傷したタイヤ内に誘導され;
第2の入口は、第1のチューブセクションの第1の入口と第1のチューブセクションの第1のボトムエンドとの間に位置していて;
第1のチューブセクションの内面にフランジが形成されていて、その内面は、第1のチューブセクションの第1の入口と第2のチューブセクションの第2の入口との間に位置していて;プラグがスライド可能に第1のチューブセクション内に配置されていて;
少なくとも1つのリブが、第1のチューブセクション内に固定されて、フランジと第1のボトムエンドとの間に配置されている。
一実施形態において、ボトルキャップと第1のチューブセクションの第1のボトムエンドとを貫通して第1のチューブセクションと連通するスルーホールが、ボトルキャップに形成されていて、スルーホールの内径は、第1のチューブセクションの第2の部分の内径よりも小さく、その第2の部分は、フランジと第1のボトムエンドとの間に位置している。
別の実施形態では、フランジの内径は、第1のチューブセクションの第1の部分の内径よりも小さく、その第1の部分は第1の入口とフランジとの間に位置していて;第1のチューブセクションの第1の部分の内径は、第1のチューブセクションの第2の部分の内径よりも小さい。
別の実施形態では、第2のチューブセクションと流体移送チューブとの接続点に第1の保持リングが配置されていて、流体移送チューブとコネクタとの接続点に第2の保持リングが配置されている。
別の実施形態では、ボトル本体に空気取入口がエアコンプレッサに接続するように形成されていて、これによって、ボトル本体内に圧縮空気が導入される。
別の実施形態では、タイヤシーラント誘導チューブとボトルキャップの内面との間にシールパッドが配置されて、これにより、タイヤシーラントが流れ出ることを防いでいる。
別の実施形態では、ボトル本体の開口部にネックチューブが設けられて、そのネックチューブの外面に雄ネジが形成されていて;ボトルキャップ内にチェンバが形成されて、そのチェンバの側壁に、ネックチューブの雄ネジに適合した雌ネジが施されていて;ネックチューブの雄ネジとチェンバの雌ネジとのネジ接続によって、ボトル本体のネックチューブはチェンバ内に挿入されていて;
第1のチューブセクションはチェンバ内に挿入されていて、シールパッドが、チェンバ内に配置されて、ネックチューブとボトルキャップの頂部との間に位置していて;
第1のチューブセクションの第1のボトムエンドは、ボトルキャップの頂部まで延びていて、第2のチューブセクションは、ボトルキャップの頂部内に挿入されている。
別の実施形態では、コネクタは、流体移送チューブに接続するタイヤバルブアダプタと、タイヤバルブアダプタの外面を覆う保護ケースであって、タイヤ空気ノズルに接続するように構成された保護ケースと、空気及びタイヤシーラントが漏出することを防ぐようにタイヤバルブアダプタの端部に配置されたシールリングと、を有する。
別の実施形態では、タイヤバルブアダプタは流体移送チューブに螺合されていて、また、タイヤバルブアダプタの外面に環状突起が形成されていて;
保護ケースの一端は環状突起に固定されていて、保護ケースの他端はタイヤ空気ノズルに接続されるネジ部を形成している。
本考案による有利な効果は、ボトルキャップにタイヤシーラント誘導チューブを施して、タイヤシーラント誘導チューブの第1のチューブセクション内にフランジとプラグを配置することによって得ることができ、プラグは、必要に応じて、ボトル本体内の空気圧の影響により、第2の入口を遮断または遮断解除するように第1のチューブセクション内で移動することが可能である。ボトル本体内に圧縮空気が導入されていないときには、プラグは、第1のチューブセクションの第1の入口と第1のチューブセクションのフランジとの間に位置している。温度変化によってボトル本体内部の空気の膨張が生じると、プラグはフランジ上にロックされる。ボトル本体内に圧縮空気が導入されているときには、プラグは、第1のチューブセクションにおいて第2の入口と第1のボトムエンドとの間の位置にあり、これにより、タイヤシーラントが、流体移送チューブを介してボトル本体から損傷したタイヤに流れる。こうして、タイヤ修理のために、ボトル本体内の空気圧を変化させることによって、損傷したタイヤへのタイヤシーラントの供給を達成することができる。このように、本考案のタイヤ修理装置は、簡単な構造を有し、操作が容易であり、また、コスト効率が良く;さらには、本タイヤ修理装置は、直立または倒立のいずれかで使用することができ、このことは、促進及び実施のために効果的である。
本考案の好ましい実施形態のタイヤ修理装置の構造概略図 本考案の好ましい実施形態のタイヤ修理装置の組立概略図 本考案の好ましい実施形態のタイヤ修理装置の全体破断図 図3に示す部分Aの拡大図 図3に示す部分Bの拡大図 常温常圧条件下での、本考案の好ましい実施形態のタイヤ修理装置のボトルキャップにおけるプラグの位置aの概略図 高温条件下での、本考案の好ましい実施形態のタイヤ修理装置のボトルキャップにおけるプラグの位置bの概略図 ボトル本体内に圧縮空気が導入されたときの、本考案の好ましい実施形態のタイヤ修理装置のボトルキャップにおけるプラグの位置cの概略図 本考案の好ましい実施形態のタイヤ修理装置のボトル本体の破断図 本考案の第1の実施形態のプラグの概略図 本考案の第2の実施形態のプラグの概略図 本考案の第3の実施形態のプラグの概略図 本考案の第4の実施形態のプラグの概略図 本考案の第5の実施形態のプラグの概略図 本考案の第6の実施形態のプラグの概略図
本考案について、添付の図面及び実施形態を参照して以下でさらに記載する。
本考案の好ましい実施形態によるタイヤ修理装置の構造概略図を図1に示していて、より詳細に図2〜9に示している。
タイヤ修理装置は、タイヤシーラントを収容するためのボトル本体10を備える。ボトルキャップ20が、ボトル本体10を密封するようにボトル本体10の開口部に配置されていて、タイヤシーラント誘導チューブが、ボトルキャップ20内に設けられている。タイヤシーラント誘導チューブは、ボトル本体10内に延出する第1のチューブセクション21と、第2のチューブセクション22と、を有する。効果的には、本実施形態では、第2のチューブセクション22は、第1のチューブセクション21に対して垂直である。
第1のチューブセクション21の一端は、ボトル本体10内のタイヤシーラントが第1のチューブセクション21に進入することを可能にするように構成された第1の入口211を画成していて、第1のチューブセクション21の他端は、封止された第1のボトムエンド212である。第2のチューブセクション22の一端は、第1のチューブセクション21内のタイヤシーラントが第2のチューブセクション22に進入することを可能にするように構成された第2の入口221を画成していて、第2のチューブセクション22の他端は、第2のボトムエンド222である。第2のチューブセクション22の第2のボトムエンド222は、流体移送チューブ30の一端に接続されていて、コネクタ40が、流体移送チューブ30の他端に配置されて、損傷したタイヤに接続するように構成されていて、これによって、ボトル本体10内のタイヤシーラントが損傷したタイヤ内に誘導される。
第2の入口221は、第1のチューブセクション21の第1の入口211と第1のチューブセクション21の第1のボトムエンド212との間に位置している。
第1のチューブセクション21の内面にフランジ25が形成されていて、その内面は、第1のチューブセクション21の第1の入口211と第2のチューブセクション22の第2の入口221との間に位置している。プラグ24がスライド可能に第1のチューブセクション21内に配置されている。プラグ24と第1のチューブセクション21の内面は、締り嵌めを形成している。本実施形態では、フランジ25は環状である。
本実施形態では、プラグ24の外径は、第1のチューブセクション21の最小内径よりも僅かに大きい。従って、低温条件下でプラグ24が収縮した場合であっても、プラグ24は依然として第1のチューブセクション21の内面に抵抗し、このため、タイヤシーラントが漏出することはない。
また、フランジ25の内径は、第1のチューブセクション21の第1の部分の内径よりも小さく、第1のチューブセクション21の第1の部分の内径は、第1のチューブセクション21の第2の部分の内径よりもさらに小さく、第1のチューブセクション21の第1の部分は、第1の入口211とフランジ25との間に位置していて、第1のチューブセクション21の第2の部分は、フランジ25と第1のボトムエンド212との間に位置している。
本実施形態では、第1のチューブセクション21の第1の部分の内径は3.5mmであり、フランジ25の内径は3.4mmであり、第1のチューブセクション21の第2の部分の内径は3.8mmである。
ボトル本体10の内部空気圧を変えることによって、プラグ24は、第1のチューブセクション21内で移動することが可能であり、このようにして、第2のチューブセクション22の第2の入口221を、必要に応じて遮断または遮断解除する。図6に示すように、常温常圧条件下であって、ボトル本体10内に圧縮空気が導入されていないときに、プラグ24は、第1のチューブセクション21の第1の入口211とフランジ25との間に位置していて、すなわち位置aにある。
図7に示すように、高温条件下では、ボトル本体10内の空気の膨張によって生じる空気圧で、プラグ24が押されることで、第1のチューブセクション21内で移動して、フランジ25上にロックされ、このとき、第1のチューブセクション21は、より長く、より細くなる。ボトル本体10内に圧縮空気が導入されると、ボトル本体10内の空気圧が急激に上昇して、プラグ24は、第2のチューブセクション22の第2の入口221と第1のチューブセクション21の第1のボトムエンド212との間の位置に移動する。このとき、タイヤシーラントは、第2のチューブセクション22の第2の入口221を通り、流体移送チューブ30を介して、ボトル本体10から損傷したタイヤ内に流れることが可能であり、こうして、一方弁の作動プロセスと同様のプロセスが形成される。このように、タイヤ修理のために、ボトル本体10内の空気圧を変化させることによって、損傷したタイヤへのタイヤシーラントの供給を達成することができる。また、本タイヤ修理装置は、簡単な構造を有し、操作が容易であり、促進及び実施のために効果的である。
本考案のさらなる実施形態では、図4に示すように、ボトルキャップ20と第1のチューブセクション21の第1のボトムエンド212とを貫通して第1のチューブセクション21と連通するスルーホール26が、ボトルキャップ20に形成されている。スルーホール26の内径は、第1のチューブセクション21の第2の部分の内径よりも小さく、その第2の部分は、フランジ25と第1のボトムエンド212との間に位置している。効果的には、本実施形態では、スルーホール26の内径は100μmよりも小さい。従って、ヤング・ラプラス(Young‐Laplace)方程式に基づき、毛細管圧の影響によって、タイヤシーラントがスルーホール26を通り抜けることは容易ではない。毛細管の内径が小さいほど、タイヤ修理装置を使用するときにタイヤシーラントが漏出することがないように毛細管の界面での圧力差は高くなる。
プラグ24が、第2のチューブセクション22の第2の入口221と第1のチューブセクション21の第1のボトムエンド212との間の位置、すなわち図8に示す位置cに移動すると、第2のチューブセクション22の第2の入口221と第1のチューブセクション21の第1のボトムエンド212との間の空気が、スルーホール26を介して流れ出ることが可能である。また、第2のチューブセクション22の第2の入口221は、プラグ24によって遮断されないので、第2のチューブセクション22の第2の入口221が、ボトル本体10と連通することが可能である。この場合、大気圧の影響により、タイヤシーラントは完全に流れ出ることはない。
なお、ボトルキャップ20にスルーホール26を形成しないことも可能であり、そのためには、第2の入口221と第1のボトムエンド212との間の第1のチューブセクション21の空間が十分に大きくなければならない。これによって、プラグ24が第2の入口221と第1のボトムエンド212との間の位置に移動すると、もはやプラグ24は抵抗を受けることはない。
さらに、プラグ24が第1のボトムエンド212まで移動するときに、プラグ24が誤って第2のチューブセクション22に進入すること、または第2の入口221を部分的に塞ぐことを回避するため、少なくとも1つのリブ50を第1のチューブセクション21内に固定して、フランジ25と第1のボトムエンド212との間に配置する。リブ50は、プラグ24に当接するリブ本体51と、第1のチューブセクション21の内面に抵抗する抵抗部52と、を有する。好ましくは、リブ50は、そのリブ本体51が第2のチューブセクション22の底とフランジ25との間に位置して、第1のチューブセクション21内に固定されている。プラグ24がリブ50を通過すると、プラグ24が第2のチューブセクション22に進入すること、または第2の入口221を部分的に塞ぐことを防ぐように、リブ50のリブ本体51がプラグ24に当接する。
本考案のさらなる実施形態では、図2に示すように、第1の保持リング31が、第2のチューブセクション22と流体移送チューブ30を固定するように、第2のチューブセクション22と流体移送チューブ30との接続点に配置されて、これにより、タイヤ修理工程中の空気及びタイヤシーラントの漏出を防いでいる。第2の保持リング32が、流体移送チューブ30とコネクタ40との接続点に配置されて、同様にタイヤ修理工程中の空気及びタイヤシーラントの漏出を防いでいる。第1の保持リング31と第2の保持リング32は、ボルトにより締め付けが調整されるフープ構造とすることができる。
さらに、図1及び図2に示すように、空気取入口11が、エアコンプレッサ(図示せず)に接続するようにボトル本体10に形成され、これにより、ボトル本体10内に圧縮空気を導入することができる。好ましくは、空気取入口11は、ボトル本体10をエアコンプレッサに接続する便宜のため、ボトル本体10の開口部の近くに配置される。
本考案のさらなる実施形態では、図3及び4に示すように、タイヤシーラント誘導チューブとボトルキャップ20の内面との間にシールパッド23が配置され、これにより、タイヤシーラントがボトル本体10とボトルキャップ20との隙間を通って流れ出ることを防いでいる。
具体的には、図4、6、9に示すように、ボトル本体10の開口部にネックチューブ12が設けられて、そのネックチューブ12の外面に雄ネジが形成されている。さらに、ボトルキャップ20内にチェンバ27が形成されていて、ネックチューブ12の雄ネジに適合した雌ネジがチェンバ27の側壁に施されている。ネックチューブ12の雄ネジとチェンバ27の雌ネジとのネジ接続によって、ボトル本体10のネックチューブ12がチェンバ27内に挿入されている。第1のチューブセクション21がチェンバ27内に挿入され、シールパッド23が、チェンバ27内に配置されて、ネックチューブ12とボトルキャップ20の頂部271との間に位置決めされている。さらに、シールパッド23は、ネックチューブ12によって強く押圧されている。第1のチューブセクション21の第1のボトムエンド212は、ボトルキャップ20の頂部271まで延びて、ボトルキャップ20の頂部271に位置するスルーホール26と連通していて、また、第2のチューブセクション22は、ボトルキャップ20の頂部271内に挿入されている。
好ましくは、図6、7、8に示すように、ボトルキャップ20は統合要素である。組立工程で必要なのは、シールパッド23をボトルキャップ20のチェンバ27内に装着し、ボトルキャップ20をボトル本体10のネックチューブ12に螺合させ、次いで流体移送チューブ30を第2のチューブセクション22の第2のボトムエンド222に強く固定することのみである。
本考案のさらなる実施形態では、図2及び5に示すように、コネクタ40は、流体移送チューブ30に接続するタイヤバルブアダプタ41を有し、そのタイヤバルブアダプタ41によりタイヤ空気ノズルを開くことで、タイヤシーラントの施用及びタイヤ修理の便宜のため、タイヤ、流体移送チューブ30、ボトルキャップ20、及びボトル本体10を連通系とすることができる。コネクタ40は、さらに保護ケース42とシールリング43とを有し、保護ケース42は、タイヤバルブアダプタ41の外面を覆って、タイヤ空気ノズルに接続するように構成されていて、シールリング43は、空気及びタイヤシーラントの漏出を防ぐように、タイヤバルブアダプタ41の端部に配置されている。
具体的には、図5に示すように、タイヤバルブアダプタ41は、流体移送チューブ30と螺合されていて、また、タイヤバルブアダプタ41の外面上には環状突起411が形成されている。保護ケース42の一端は、環状突起411上に固定されていて、保護ケース42の他端は、タイヤ空気ノズルに接続されるネジ部421を形成している。
本考案の上記実施形態では、ボトル本体10の好ましい容量は450mlであり、これは中型車またはそれより小さいものに適している。第1のチューブセクション21内のプラグ24はゴム材料で構成され、これは−40〜80℃の温度範囲でのボトル本体10内の空気の膨張に適合するものである。理解できるように、プラグ24は、シリコーンゴム、ラテックスゴム、樹脂、エポキシ樹脂または他のポリマーで構成することができる。これらの材料は、他の材料と比較して、ある程度の弾性を有し、低熱膨張、低熱収縮である。図10a〜10fに示すように、プラグ24は、立方体、矩形、角柱形、楕円形、球形、または円錐形などの形状とすることができる。言うまでもなく、プラグ24の形状は、上記形状に限定されない。
タイヤ修理工程では、ボトル本体10にエアコンプレッサを接続し、修理すべきタイヤに流体移送チューブ30をそれぞれ接続する。エアコンプレッサを稼働させると、ボトル本体10内のプラグ24が、エアコンプレッサにより生成された圧縮空気で押されることで位置aまたは位置bから位置cに移動し、これにより、ボトル本体10内のタイヤシーラントがタイヤ内に流れ込む。エアコンプレッサは、タイヤの空気圧が標準空気圧に達するように圧縮空気の生成を継続し、次いで、損傷したタイヤの修理のため、損傷したタイヤの内面をタイヤシーラントが覆うように、車両をゆっくりと前進させる。本考案のタイヤ修理装置は、簡単な構造を有し、操作が容易であり、また、コスト効率が良く、さらには、本タイヤ修理装置は、直立または倒立のいずれかで使用することができ、このことは、促進及び実施のために効果的である。
本考案の実施形態について、添付の図面を参照して上記で説明したが、本考案は、上述の特定の実施形態に限定されるものではない。実際に、上述の具体的な実施形態は、例示的なものであって、限定するものではない。また、当業者であれば、本考案の趣旨及び請求項の保護範囲から逸脱することなく、本考案の着想において多くの変更を実施することができる。そのような変更はすべて、本考案の範囲に属する。

Claims (9)

  1. タイヤ修理装置であって、タイヤシーラントを収容するボトル本体と、前記ボトル本体を密封するように前記ボトル本体の開口部に配置されたボトルキャップと、を備え、
    タイヤシーラント誘導チューブが前記ボトルキャップ内に設けられ、タイヤシーラント誘導チューブは、前記ボトル本体内に延出する第1のチューブセクションと、第2のチューブセクションと、を有し、
    前記第1のチューブセクションの一端は、前記ボトル本体内のタイヤシーラントがその第1のチューブセクションに進入することを可能にする第1の入口を画成し、前記第1のチューブセクションの他端は、封止された第1のボトムエンドであり;前記第2のチューブセクションの一端は、前記第1のチューブセクション内のタイヤシーラントがその第2のチューブセクションに進入することを可能にする第2の入口を画成し、前記第2のチューブセクションの他端は、第2のボトムエンドであり;前記第2のチューブセクションの前記第2のボトムエンドは、流体移送チューブの一端に接続され;コネクタが、前記流体移送チューブの他端に配置されて、損傷したタイヤに接続するように構成され、これによって、前記ボトル本体内のタイヤシーラントが前記損傷したタイヤ内に誘導され;
    前記第2の入口は、前記第1のチューブセクションの前記第1の入口と前記第1のチューブセクションの前記第1のボトムエンドとの間に位置し;
    前記第1のチューブセクションの内面にフランジが形成され、その内面は、前記第1のチューブセクションの前記第1の入口と前記第2のチューブセクションの前記第2の入口との間に位置し;プラグがスライド可能に前記第1のチューブセクション内に配置され;
    少なくとも1つのリブが、前記第1のチューブセクション内に固定されて、前記フランジと前記第1のボトムエンドとの間に配置されている
    ことを特徴とするタイヤ修理装置。
  2. 前記ボトルキャップと前記第1のチューブセクションの前記第1のボトムエンドとを貫通して前記第1のチューブセクションと連通するスルーホールが、前記ボトルキャップに形成されていて、そのスルーホールの内径は、前記第1のチューブセクションの第2の部分の内径よりも小さく、その第2の部分は、前記フランジと前記第1のボトムエンドとの間に位置している
    請求項1に記載のタイヤ修理装置。
  3. 前記フランジの内径は、前記第1のチューブセクションの第1の部分の内径よりも小さく、その第1の部分は、前記第1の入口と前記フランジとの間に位置していて;前記第1のチューブセクションの前記第1の部分の内径は、前記第1のチューブセクションの第2の部分の内径よりも小さい
    請求項1に記載のタイヤ修理装置。
  4. 前記第2のチューブセクションと前記流体移送チューブとの接続点に第1の保持リングが配置されていて、前記流体移送チューブと前記コネクタとの接続点に第2の保持リングが配置されている
    請求項1に記載のタイヤ修理装置。
  5. 前記ボトル本体に空気取入口がエアコンプレッサに接続するように形成されていて、これによって、前記ボトル本体内に圧縮空気が導入される
    請求項1に記載のタイヤ修理装置。
  6. 前記タイヤシーラント誘導チューブと前記ボトルキャップの内面との間にシールパッドが配置されていて、これにより、タイヤシーラントが流れ出ることを防いでいる
    請求項1に記載のタイヤ修理装置。
  7. 前記ボトル本体の前記開口部にネックチューブが設けられて、そのネックチューブの外面に雄ネジが形成されていて;前記ボトルキャップ内にチェンバが形成されて、そのチェンバの側壁に、前記ネックチューブの前記雄ネジに適合した雌ネジが施されていて;前記ネックチューブの前記雄ネジと前記チェンバの前記雌ネジとのネジ接続によって、前記ボトル本体の前記ネックチューブは前記チェンバ内に挿入されていて;
    前記第1のチューブセクションは前記チェンバ内に挿入されていて、前記シールパッドが、前記チェンバ内に配置されて、前記ネックチューブと前記ボトルキャップの頂部との間に位置していて;
    前記第1のチューブセクションの前記第1のボトムエンドは、前記ボトルキャップの前記頂部まで延びていて、前記第2のチューブセクションは、前記ボトルキャップの前記頂部内に挿入されている
    請求項6に記載のタイヤ修理装置。
  8. 前記コネクタは、前記流体移送チューブに接続するタイヤバルブアダプタと、そのタイヤバルブアダプタの外面を覆う保護ケースであって、タイヤ空気ノズルに接続するように構成された保護ケースと、空気及びタイヤシーラントが漏出することを防ぐように前記タイヤバルブアダプタの端部に配置されたシールリングと、を有する
    請求項1に記載のタイヤ修理装置。
  9. 前記タイヤバルブアダプタは前記流体移送チューブに螺合されていて、前記タイヤバルブアダプタの外面に環状突起が形成されていて;
    前記保護ケースの一端は前記環状突起に固定されていて、前記保護ケースの他端は前記タイヤ空気ノズルに接続されるネジ部を形成している
    請求項8に記載のタイヤ修理装置。
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