JP3188861B2 - パチンコ玉容器 - Google Patents
パチンコ玉容器Info
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- JP3188861B2 JP3188861B2 JP31330197A JP31330197A JP3188861B2 JP 3188861 B2 JP3188861 B2 JP 3188861B2 JP 31330197 A JP31330197 A JP 31330197A JP 31330197 A JP31330197 A JP 31330197A JP 3188861 B2 JP3188861 B2 JP 3188861B2
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- pachinko balls
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ玉のこぼ
れ落ちを防止したパチンコ玉容器に関するものである。
れ落ちを防止したパチンコ玉容器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】パチンコ遊戯においては、図７の如く、
パチンコ台２１の下側のテーブル２２に例えば２０００
個用、あるいは２５００個用、３０００個用といった容
量の合成樹脂製のパチンコ玉容器２３を置いて、この容
器２３にパチンコ台２１の下部の受け皿２４から余り玉
を入れていく。
パチンコ台２１の下側のテーブル２２に例えば２０００
個用、あるいは２５００個用、３０００個用といった容
量の合成樹脂製のパチンコ玉容器２３を置いて、この容
器２３にパチンコ台２１の下部の受け皿２４から余り玉
を入れていく。
【０００３】また、この受け皿２４から上側の供給皿２
５にパチンコ玉８を補給し、さらに受け皿２４内のパチ
ンコ玉８がなくなった時は、容器２３から供給皿２５に
パチンコ玉８を補給する。こうして獲得したパチンコ玉
８を容器２３に入れて景品引換え所に持って行き、所望
の景品に引き換える。
５にパチンコ玉８を補給し、さらに受け皿２４内のパチ
ンコ玉８がなくなった時は、容器２３から供給皿２５に
パチンコ玉８を補給する。こうして獲得したパチンコ玉
８を容器２３に入れて景品引換え所に持って行き、所望
の景品に引き換える。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このパ
チンコ玉容器２３にあっては、例えば図８の如く容器２
３から前記供給皿２５にパチンコ玉８を補給するために
容器２３内に手を突っ込んだ際に、その圧力でパチンコ
玉８が矢印ロの如く容器２３の内壁面２６に沿ってせり
上がり、容器２３の上端部の縁から外部にこぼれ落ちて
しまうという問題があった。
チンコ玉容器２３にあっては、例えば図８の如く容器２
３から前記供給皿２５にパチンコ玉８を補給するために
容器２３内に手を突っ込んだ際に、その圧力でパチンコ
玉８が矢印ロの如く容器２３の内壁面２６に沿ってせり
上がり、容器２３の上端部の縁から外部にこぼれ落ちて
しまうという問題があった。
【０００５】また、図９の如くパチンコ玉容器２３が一
杯になった状態で、上部のパチンコ玉８が移動したり、
パチンコ玉８を過剰気味に入れたりした場合に、容器２
３の縁からパチンコ玉８が外側にこぼれ落ちてしまうと
いう問題があった。
杯になった状態で、上部のパチンコ玉８が移動したり、
パチンコ玉８を過剰気味に入れたりした場合に、容器２
３の縁からパチンコ玉８が外側にこぼれ落ちてしまうと
いう問題があった。
【０００６】さらに、図１０の如く、満杯になったパチ
ンコ玉容器２３を足元に段積みした際に、上側の容器２
３の重み（圧力）Ｐで下側の容器２３からパチンコ玉８
がこぼれ出るという問題もあった。容器２３は通常四段
積みであるが、十段まで積むこともあり、上側の容器２
３の底部と下側の容器２３の開口との間の隙間からパチ
ンコ玉８が押し出され、最悪の場合には容器２３のバラ
ンスが崩れて容器全体が倒れてしまい、パチンコ玉８が
散乱することになる。これは、満杯になったパチンコ玉
容器２３を台車で景品交換所に運ぶ場合も同様である。
ンコ玉容器２３を足元に段積みした際に、上側の容器２
３の重み（圧力）Ｐで下側の容器２３からパチンコ玉８
がこぼれ出るという問題もあった。容器２３は通常四段
積みであるが、十段まで積むこともあり、上側の容器２
３の底部と下側の容器２３の開口との間の隙間からパチ
ンコ玉８が押し出され、最悪の場合には容器２３のバラ
ンスが崩れて容器全体が倒れてしまい、パチンコ玉８が
散乱することになる。これは、満杯になったパチンコ玉
容器２３を台車で景品交換所に運ぶ場合も同様である。
【０００７】パチンコ玉８が容器２３から落ちると、一
々拾わなければならないために遊戯が中断され、興が殺
がれてしまうことはもとより、パチンコ玉８が散乱した
場合に即、遊戯が中断され、散乱したパチンコ玉８を拾
い集める羽目になる。パチンコ玉８が床に転がっている
と足が滑って大変危険である。
々拾わなければならないために遊戯が中断され、興が殺
がれてしまうことはもとより、パチンコ玉８が散乱した
場合に即、遊戯が中断され、散乱したパチンコ玉８を拾
い集める羽目になる。パチンコ玉８が床に転がっている
と足が滑って大変危険である。
【０００８】本発明は、上記した点に鑑み、容器本体内
でパチンコ玉がせり上がったり、あるいは容器本体内に
パチンコ玉を過剰気味に入れたり、満杯の容器を段積み
した場合でも、パチンコ玉が外側にこぼれ落ちることの
ないパチンコ玉容器を提供することを目的とする。
でパチンコ玉がせり上がったり、あるいは容器本体内に
パチンコ玉を過剰気味に入れたり、満杯の容器を段積み
した場合でも、パチンコ玉が外側にこぼれ落ちることの
ないパチンコ玉容器を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、容器本体の内周壁の上端部に、パチンコ
玉を該内周壁から該容器本体の内側に突出した状態で係
合させる凹部が周方向に形成され、該凹部が、該パチン
コ玉のせり上がりを阻止する上側停止面を有することを
基本とする（請求項１）。前記凹部は、前記パチンコ玉
の径の半分を収容する深さのものであることが最適であ
る（請求項２）。前記凹部は、溝あるいは複数の窪みで
ある（請求項３）。
に、本発明は、容器本体の内周壁の上端部に、パチンコ
玉を該内周壁から該容器本体の内側に突出した状態で係
合させる凹部が周方向に形成され、該凹部が、該パチン
コ玉のせり上がりを阻止する上側停止面を有することを
基本とする（請求項１）。前記凹部は、前記パチンコ玉
の径の半分を収容する深さのものであることが最適であ
る（請求項２）。前記凹部は、溝あるいは複数の窪みで
ある（請求項３）。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態の具体
例を図面を用いて詳細に説明する。図１〜図４は、本発
明に係るパチンコ玉容器の一実施例を示すものである。
例を図面を用いて詳細に説明する。図１〜図４は、本発
明に係るパチンコ玉容器の一実施例を示すものである。
【００１１】このパチンコ玉容器１は、図１(a)(b)の如
く、合成樹脂を材料として従来同様に前後左右の周壁２
と、底壁３と、周壁２の上端から外側に突出した鍔部４
とで成る容器本体５と、左右の鍔部４から外側に突出し
た取っ手６とを備えるものであるが、この周壁２の内側
面（内周壁２ａ）の上端部において、図２，図３の如
く、パチンコ玉８の外径の半分の深さの溝（凹部）９を
周方向に連続して形成したことを特徴としている。
く、合成樹脂を材料として従来同様に前後左右の周壁２
と、底壁３と、周壁２の上端から外側に突出した鍔部４
とで成る容器本体５と、左右の鍔部４から外側に突出し
た取っ手６とを備えるものであるが、この周壁２の内側
面（内周壁２ａ）の上端部において、図２，図３の如
く、パチンコ玉８の外径の半分の深さの溝（凹部）９を
周方向に連続して形成したことを特徴としている。
【００１２】この溝９は、図４の如く縦断面半円形を呈
しており、薄肉の周壁２を外側に樋状に膨出させ、この
半環状の膨出部１０の内側に構成されている。溝９の上
部には、パチンコ玉８のせり上がりを阻止する停止面９
ａが形成されている。溝深さＲ1 はパチンコ玉８の半径
と同等である。溝幅Ｄ1 はパチンコ玉８の直径と同程度
か、それよりもやや大きく設定して、溝９内にパチンコ
玉８が容易に係合するようにしている。溝９内に係合し
たパチンコ玉８は径の半分が内周壁２ａから内側すなわ
ち収容部７内に突出する。
しており、薄肉の周壁２を外側に樋状に膨出させ、この
半環状の膨出部１０の内側に構成されている。溝９の上
部には、パチンコ玉８のせり上がりを阻止する停止面９
ａが形成されている。溝深さＲ1 はパチンコ玉８の半径
と同等である。溝幅Ｄ1 はパチンコ玉８の直径と同程度
か、それよりもやや大きく設定して、溝９内にパチンコ
玉８が容易に係合するようにしている。溝９内に係合し
たパチンコ玉８は径の半分が内周壁２ａから内側すなわ
ち収容部７内に突出する。
【００１３】図１(b) の如く、容器本体５の溝９内に
は、従来の容器（図９）に較べてパチンコ玉８が半径＋
半径分、すなわち一つ多く並ぶことになる。従って、既
存の容器の縦横高さの寸法を変更することなく、溝９を
含む容器１にパチンコ玉８を従来同様に整然と収容する
ことができる。
は、従来の容器（図９）に較べてパチンコ玉８が半径＋
半径分、すなわち一つ多く並ぶことになる。従って、既
存の容器の縦横高さの寸法を変更することなく、溝９を
含む容器１にパチンコ玉８を従来同様に整然と収容する
ことができる。
【００１４】上記半円状の溝９に代えて、図５の如く内
周壁２ａ′の上端部に縦断面矩形状（凹字状）の溝（凹
部）１２を形成してもよい。この場合も、溝１２の上部
に、パチンコ玉８のせり上がりを阻止する停止面１２ａ
が形成されている。溝１２は、薄肉の周壁２′を外側に
膨出させて構成され、溝深さＲ2 はパチンコ玉８の直径
の半分に設定され、溝幅Ｄ2 はパチンコ玉８の直径より
もやや大きく設定される。１３は矩形状の膨出部を示
す。
周壁２ａ′の上端部に縦断面矩形状（凹字状）の溝（凹
部）１２を形成してもよい。この場合も、溝１２の上部
に、パチンコ玉８のせり上がりを阻止する停止面１２ａ
が形成されている。溝１２は、薄肉の周壁２′を外側に
膨出させて構成され、溝深さＲ2 はパチンコ玉８の直径
の半分に設定され、溝幅Ｄ2 はパチンコ玉８の直径より
もやや大きく設定される。１３は矩形状の膨出部を示
す。
【００１５】また、上記溝９，１２に代えて図６（横断
面図）の如くパチンコ玉８を横一例に一つずつ係合可能
な窪み（凹部）１４を設けてもよい。この窪み１４は縦
断面が図４の溝９と同一の円弧形状を呈しており、窪み
１４の深さＲ3 （Ｒ1 と同一）はパチンコ玉８の半径に
等しく、窪み１４の垂直方向の内幅Ｄ1 及び水平方向の
内幅Ｄ3 はパチンコ玉８の直径にほぼ等しい。窪み１４
は上記溝９，１２と同様に、容器の周壁の上端部の内面
側（内周壁）に設けられ、周壁を外側に半球状に膨出す
ることで構成される。１５は半球状の膨出部を示す。
面図）の如くパチンコ玉８を横一例に一つずつ係合可能
な窪み（凹部）１４を設けてもよい。この窪み１４は縦
断面が図４の溝９と同一の円弧形状を呈しており、窪み
１４の深さＲ3 （Ｒ1 と同一）はパチンコ玉８の半径に
等しく、窪み１４の垂直方向の内幅Ｄ1 及び水平方向の
内幅Ｄ3 はパチンコ玉８の直径にほぼ等しい。窪み１４
は上記溝９，１２と同様に、容器の周壁の上端部の内面
側（内周壁）に設けられ、周壁を外側に半球状に膨出す
ることで構成される。１５は半球状の膨出部を示す。
【００１６】上記溝９，１２や窪み１４等の凹部にパチ
ンコ玉８の横半分が係合する。図３において溝９内のパ
チンコ玉８の周囲のパチンコ玉８3 を回収すれば、この
パチンコ玉８は凹部９から容易に容器１内に転がり落ち
る。
ンコ玉８の横半分が係合する。図３において溝９内のパ
チンコ玉８の周囲のパチンコ玉８3 を回収すれば、この
パチンコ玉８は凹部９から容易に容器１内に転がり落ち
る。
【００１７】そして、例えばパチンコ玉容器１からパチ
ンコ玉８を掴んで供給皿（図７参照）に補給したりする
際に、パチンコ玉８に圧力が加わって、図４の矢印イの
如くパチンコ玉８が周壁２に沿ってせり上がった場合で
も、パチンコ玉８が凹部９に嵌まって停止し、さらに下
側のパチンコ玉８3 が凹部９内のパチンコ玉８に当接し
て停止するから、容器１からのパチンコ玉８のこぼれ落
ちが起こらない。すなわち、パチンコ玉８の一方の横半
分８ａが凹部９内に埋まって十分な停止力を発揮し、且
つ他方の横半分８ｂが突出して十分な当接面積を確保す
る。
ンコ玉８を掴んで供給皿（図７参照）に補給したりする
際に、パチンコ玉８に圧力が加わって、図４の矢印イの
如くパチンコ玉８が周壁２に沿ってせり上がった場合で
も、パチンコ玉８が凹部９に嵌まって停止し、さらに下
側のパチンコ玉８3 が凹部９内のパチンコ玉８に当接し
て停止するから、容器１からのパチンコ玉８のこぼれ落
ちが起こらない。すなわち、パチンコ玉８の一方の横半
分８ａが凹部９内に埋まって十分な停止力を発揮し、且
つ他方の横半分８ｂが突出して十分な当接面積を確保す
る。
【００１８】また、図４で凹部９内のパチンコ玉８を含
む最上層のパチンコ玉８4 の上にさらにパチンコ玉８5
が載った場合でも、そのパチンコ玉８5 は、凹部９内の
パチンコ玉８と隣接するパチンコ玉８4 との間の谷間１
６に落ち込んで安定に支持されるから（図３参照）、容
器１の縁（鍔部）４からこぼれ落ちることがない。すな
わち、凹部９からパチンコ玉８の横半分８ｂが容器内に
突き出しているから、その突出部（横半分）８ｂ上に載
ったパチンコ玉８5 は球状の斜面に接触して容器の内側
に戻ろうとする力を受ける。
む最上層のパチンコ玉８4 の上にさらにパチンコ玉８5
が載った場合でも、そのパチンコ玉８5 は、凹部９内の
パチンコ玉８と隣接するパチンコ玉８4 との間の谷間１
６に落ち込んで安定に支持されるから（図３参照）、容
器１の縁（鍔部）４からこぼれ落ちることがない。すな
わち、凹部９からパチンコ玉８の横半分８ｂが容器内に
突き出しているから、その突出部（横半分）８ｂ上に載
ったパチンコ玉８5 は球状の斜面に接触して容器の内側
に戻ろうとする力を受ける。
【００１９】なお、図４の矢印イ方向へのパチンコ玉８
のせり上がりのみを防止するのであれば、凹部９は図４
の位置よりもやや下側にあっても、十分その効果を発揮
する。また、凹部をパチンコ玉８の半径以下の深さとし
た場合でも、ある程度は停止力（引っ掛かり力）を発揮
する。この場合、容器本体５の肉厚が厚ければ、周壁２
を外側に膨出させることなく、凹部を形成可能である。
また、凹部の形状も縦断面半円形や矩形に限らず、例え
ば倒立した直角三角形状であっても構わない。また、凹
部をパチンコ玉８の半径以上の深さとすれば、凹部内の
パチンコ玉８の停止が一層確実化する。
のせり上がりのみを防止するのであれば、凹部９は図４
の位置よりもやや下側にあっても、十分その効果を発揮
する。また、凹部をパチンコ玉８の半径以下の深さとし
た場合でも、ある程度は停止力（引っ掛かり力）を発揮
する。この場合、容器本体５の肉厚が厚ければ、周壁２
を外側に膨出させることなく、凹部を形成可能である。
また、凹部の形状も縦断面半円形や矩形に限らず、例え
ば倒立した直角三角形状であっても構わない。また、凹
部をパチンコ玉８の半径以上の深さとすれば、凹部内の
パチンコ玉８の停止が一層確実化する。
【００２０】勿論、凹部９の深さをパチンコ玉８の半
径、すなわち停止力を発揮する最小必要寸法とすること
で、凹部９内のパチンコ玉８の上にさらにパチンコ玉８
5 を安定に支持させ得る構成とすることが最良であるこ
とは言うまでもない。
径、すなわち停止力を発揮する最小必要寸法とすること
で、凹部９内のパチンコ玉８の上にさらにパチンコ玉８
5 を安定に支持させ得る構成とすることが最良であるこ
とは言うまでもない。
【００２１】
【発明の効果】以上の如くに、請求項１記載の発明によ
れば、例えば容器内のパチンコ玉を掴んで取り出す際
に、パチンコ玉が周壁に沿ってせり上がったり、あるい
は満杯の容器を段積みして、下側の容器からパチンコ玉
が溢れ出ようとした場合でも、周壁の上端部においてパ
チンコ玉が凹部に係合して停止し、さらに下側のパチン
コ玉が凹部内のパチンコ玉に当接して停止するから、容
器からのパチンコ玉のこぼれ落ちが確実に防止される。
また、請求項２記載の発明によれば、上記凹部内でのパ
チンコ玉の停止力及び、凹部内のパチンコ玉に対する下
側のパチンコ玉の当接力が共に最大限に発揮され、上記
効果が一層高まる。それと共に、請求項２記載の発明に
よれば、凹部内のパチンコ玉と隣接のパチンコ玉との間
に谷間が構成されるから、凹部内のパチンコ玉を含む最
上層のパチンコ玉の上にさらにパチンコ玉が載った場合
に、上側のパチンコ玉がこの谷間に係合して安定に支持
され、それにより容器からのパチンコ玉のこぼれ落ちが
防止される。また、請求項３記載の発明によれば、特に
凹部を一つ一つの窪みとすることで、凹部へのパチンコ
玉の係合整列がより正確に行われ、請求項１，２におけ
る効果が一層確実に発揮される。そして、上記各発明に
より、遊戯中にパチンコ玉を拾う手間がなくなると共
に、段積みした満杯の容器が倒れる危険がなくなり、遊
戯に集中できると共に、落ち玉で足を滑らせたりする危
険がなくなる。
れば、例えば容器内のパチンコ玉を掴んで取り出す際
に、パチンコ玉が周壁に沿ってせり上がったり、あるい
は満杯の容器を段積みして、下側の容器からパチンコ玉
が溢れ出ようとした場合でも、周壁の上端部においてパ
チンコ玉が凹部に係合して停止し、さらに下側のパチン
コ玉が凹部内のパチンコ玉に当接して停止するから、容
器からのパチンコ玉のこぼれ落ちが確実に防止される。
また、請求項２記載の発明によれば、上記凹部内でのパ
チンコ玉の停止力及び、凹部内のパチンコ玉に対する下
側のパチンコ玉の当接力が共に最大限に発揮され、上記
効果が一層高まる。それと共に、請求項２記載の発明に
よれば、凹部内のパチンコ玉と隣接のパチンコ玉との間
に谷間が構成されるから、凹部内のパチンコ玉を含む最
上層のパチンコ玉の上にさらにパチンコ玉が載った場合
に、上側のパチンコ玉がこの谷間に係合して安定に支持
され、それにより容器からのパチンコ玉のこぼれ落ちが
防止される。また、請求項３記載の発明によれば、特に
凹部を一つ一つの窪みとすることで、凹部へのパチンコ
玉の係合整列がより正確に行われ、請求項１，２におけ
る効果が一層確実に発揮される。そして、上記各発明に
より、遊戯中にパチンコ玉を拾う手間がなくなると共
に、段積みした満杯の容器が倒れる危険がなくなり、遊
戯に集中できると共に、落ち玉で足を滑らせたりする危
険がなくなる。
【図１】（ａ）は本発明に係るパチンコ玉容器の一実施
例を示す全体平面図、（ｂ）は同じくパチンコ玉容器を
示す一部切欠した正面図である。
例を示す全体平面図、（ｂ）は同じくパチンコ玉容器を
示す一部切欠した正面図である。
【図２】凹部にパチンコ玉が係合した状態を示す斜視図
である。
である。
【図３】容器にパチンコ玉が充填された状態を示す一部
切欠した正面図である。
切欠した正面図である。
【図４】凹部の一例を示す要部縦断面図である。
【図５】凹部の他の実施形態を示す要部縦断面図であ
る。
る。
【図６】凹部のその他の実施形態を示す要部横断面図で
ある。
ある。
【図７】パチンコ遊戯を説明する斜視図である。
【図８】従来のパチンコ玉容器の一問題点を示す一部切
欠した正面図である。
欠した正面図である。
【図９】従来の他の問題点を示す一部切欠した正面図で
ある。
ある。
【図１０】従来のその他の問題点を示す一部切欠した正
面図である。
面図である。
１ パチンコ玉容器 ２ａ 内周壁 ５ 容器本体 ８ パチンコ玉 ９，１２ 溝（凹部） １４ 窪み（凹部） ９ａ，１２ａ 上側停止面
Claims (3)
- 【請求項１】 容器本体の内周壁の上端部に、パチンコ
玉を該内周壁から該容器本体の内側に突出した状態で係
合させる凹部が周方向に形成され、該凹部が、該パチン
コ玉のせり上がりを阻止する上側停止面を有することを
特徴とするパチンコ玉容器。 - 【請求項２】 前記凹部が、前記パチンコ玉の径の半分
を収容する深さのものであることを特徴とする請求項１
記載のパチンコ玉容器。 - 【請求項３】 前記凹部が、溝あるいは複数の窪みであ
ることを特徴とする請求項１又は２記載のパチンコ玉容
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31330197A JP3188861B2 (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | パチンコ玉容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31330197A JP3188861B2 (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | パチンコ玉容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11137834A JPH11137834A (ja) | 1999-05-25 |
| JP3188861B2 true JP3188861B2 (ja) | 2001-07-16 |
Family
ID=18039581
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31330197A Expired - Fee Related JP3188861B2 (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | パチンコ玉容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3188861B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008206810A (ja) * | 2007-02-27 | 2008-09-11 | Samii Kk | メダル式遊技機 |
-
1997
- 1997-11-14 JP JP31330197A patent/JP3188861B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11137834A (ja) | 1999-05-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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