JP3188713B2 - メール・システムのための改良されたメッセージ・キューイング分散システム - Google Patents

メール・システムのための改良されたメッセージ・キューイング分散システム

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JP3188713B2 JP50908197A JP50908197A JP3188713B2 JP 3188713 B2 JP3188713 B2 JP 3188713B2 JP 50908197 A JP50908197 A JP 50908197A JP 50908197 A JP50908197 A JP 50908197A JP 3188713 B2 JP3188713 B2 JP 3188713B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、ネットワークにおけるプログラム間コミュ
ニケーションのための改良されたメッセージ・キューイ
ング(MQ)メール・システムに関するものである。
背景技術 メッセージングは、蓄積交換式の非同期メッセージ転
送システムであり、それの基本的な目的は、起点アプリ
ケーション及び宛先アプリケーションが同時にアクティ
ブであることを必要とすることなく、アプリケーション
がコミュニケートすることを可能にすることである。そ
のシステムは必要な時にメッセージを記憶し、資源が利
用可能になった時にその情報を配送する。メッセージン
グの第1の例は電子メール、例えば、X.400メッセージ
処理システム及びシンプル・メール転送プロトコル(SM
TP)である。現代のクライアント/サーバ・コンピュー
ティングの世界では、メッセージングに基づくビジネス
・ソリューションの要件は、基本的な電子メールを超え
た広範且つ深遠な方法を持つことである。ワークフロー
・コンピューティング、モバイル・メッセージング、ト
ランザクション・メッセージング、オブジェクト・メッ
セージング、データ複写サービスは、プログラム間コミ
ュニケーションのメッセージング・スタイルに上にすべ
て形成された非常手段的テクノロジである。メッセージ
ング・システムに関する新たな要件も、プログラムが異
質のオペレーティング・システム・プラットフォーム及
びネットワーク(有線及び無線)にまたがって相互運用
する必要性によって押し進められてきた。
メッセージングは、プログラム間コミュニケーション
を行う場合の基本的なテクノロジとなっている。種々の
会社が、融通性のあるメッセージング・インフラストラ
クチャを提供するメッセージ指向ミドルウエア(MOM)
を開発してきた。IBM社は、保証されたワンス・オンリ
・メッセージ配送及びメッセージ回復可能性を提供する
営業強化メッセージング・システムMQSeriesを販売して
いる。他の既知のMOM製品は、名前を挙げれば、Communi
cations Integrator(Covia社)、ezBridge(Systems S
trategies社)、及びMessage Express(Horizon Strate
gies社)である。
MOMは、汎用のメッセージがメッセージ・キューを使
用してプログラム相互間で交換されることを可能にす
る。アプリケーションは、単にメッセージをキューに入
れること及びメッセージをキューから取り出すことによ
って、ネットワークを通してコミュニケートするMOMの
メッセージング及びキューイング(MQ)は、私設の専用
の論理的接続によってリンクされることなくネットワー
クを介してコミュニケートすることを可能にする。メッ
セージは、MQシステムがそれらを送る準備ができるま
で、そのネットワークにおける中間ノードに記憶され
る。それらの最終的な宛先において、それらは、ターゲ
ット・プログラムがそれらを検索及び処理する準備がで
きるまで、キューとなって保持される。ネットワークの
各ノードには、メッセージがそれらのターゲット・キュ
ーに達することを保証し、しかも、アプリケーションに
対するMQサービスを提供するキュー・マネージャ(QM)
が存在する。
MOMイネーブルド・プログラムは相互に直接に対話す
ることはないので、どちらかのプログラムがビジーであ
ったり、使用不可能であったり、或いは単に同時に走ら
なかったりすることがあってもよい。プログラムは、そ
れがそれのキューのメッセージを検索することを望んで
いる時を決定することができる。ワイヤレス・コミュニ
ケーションの場合、キューにおけるすべての発信情報を
収集することさえ可能であり、ユーザが電話又はオフィ
ス・ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)を始める
時にそれをサーバに発信することも可能である。着信メ
ールは、宛先へのリンク、例えば、ワイヤレス・リンク
が確立されるまで、キューに記憶される。MQは非常に用
途が広い。「1対多」又は「多対1」の関係を作るため
にそれを使用することが可能である。即ち、単一のキュ
ーが複数のアプリケーションによってサービスされるこ
とが可能であり、或いは複数のアプリケーションがメッ
セージを同じキューに挿入することも可能である。
MOMは、分散ビジネス・アプリケーションの開発を促
進するためには必須であるミドルウエアの主要部分であ
る。MOMは、一般に、それのサービスに対する非常に簡
単な高レベルのアプリケーション・プログラミング・イ
ンターフェース(API)を提供する。ほとんどのMOM製品
が、複数のオペレーティング・システム・プラットフォ
ーム上でこのAPIを利用している。これは、種々のプラ
ットフォーム上で走り且つネットワークを介してコミュ
ニケートする分散アプリケーションの開発を非常に簡単
なものにしている。アプリケーションは、単一のインタ
ーフェースに書き込まれる必要があるだけである。更
に、MOMは、すべてのコミュニケーションをアプリケー
ションから隠蔽する。それらは、ネットワークを意識せ
ずに動作し、リンク確立、リンクの管理等のようなコミ
ュニケーション上の負担の一部も負うものではない。
MOMによって提供されるMQサービスは理想的なインフ
ラストラクチャであり、その最高点において電子メール
・システムを構築するる。メール・システムは、メール
・メッセージを受領し及び宛先へのそれらの配送を処理
するメール・サーバの集合体より成る。メール・サーバ
は郵便局のようなものである。ローカルの宛先へのメー
ルはそれの電子メールボックスに配送され、遠隔の宛先
にアドレスされたメールは更なる配送のために他のメー
ル・サーバに送られる。メールは、配送される前に幾つ
ものメール・サーバを巡回することがある。意図された
遠隔の宛先に対するメールを他のメール・サーバに送る
プロセスはメール・リダイレクト(mail redirectio
n)と呼ばれる。
メールを搬送するためにMOMのMQサービスを使用する
メール・システムは、効率的であるためには、次のよう
な品質を示さなければならない。即ち、宛先への途中の
メッセージは必要な時だけ、即ち、宛先への経路が分岐
している場合のそのMQネットワークにおけるノードにお
いてだけ、複写され、メッセージの唯一のコピーがそれ
の宛先の各々に配送されなければならない。
メール・サーバは、ローカルの宛先すべてのメールボ
ックスにそのメール・メッセージを配送することによっ
て、及び遠隔の宛先に対するメールを処理する責任のあ
る各メール・サーバにそのメールを送ることによって、
複数の宛先にアドレスされたメールを処理する。送信メ
ール・サーバから出発しそしてそのメールが送られなけ
ればならないすべてのサーバに通じるMQネットワークに
おける経路は、共通の初期セクションを有する。たとえ
そのメールが種々のメール・サーバに送られようとも、
それらの経路の共通初期セクションには1つのメール・
メッセージだけが送られなければならない。ネットワー
クの不必要なローディングを避けるために、メッセージ
の複写は、必要な時だけ、即ち、経路が分岐する時だけ
生じるべきものである。ネットワークの過負荷は、特
に、そのネットワークが激しく使用される状況において
は、回避される必要がある。
メッセージが複数のメール・サーバによって受信者に
リダイレクトされる場合、そのメッセージの複数のコピ
ーがその受信者に到達することがある。同じ宛先への所
与のメール・メッセージの複数のリダイレクトは、適正
に設計され且つ構成されたメール・システムにおいては
起こってはならないことである。それはメッセージの不
必要な複写に通じるであろうし、ネットワークを過負荷
にし、メール・サーバにおけるコンピューティング・パ
ワー及び記憶装置を浪費するものである。宛先は、受信
メール・サーバがこのタスクによって過負荷にならない
場合、複写メッセージを除去する仕事を行うことになろ
う。
発明の開示 本発明の目的は、MQネットワークにおけるメッセージ
の不必要な複写をすべて防止し、しかも、搬送のために
MOMのMQサービスを使用して、メール・システムにおい
て必要な時だけメール・メッセージのリダイレクトを遂
行するための方法及び適正な手段を提供することにあ
る。従って、本発明において開示される方法及び手段
は、メール・サーバ及びメッセージ・キューイング・ネ
ットワークにおける負荷を軽減させる。それらは、MQシ
ステムがメール・ディレクトリに対するアクセスを行う
ことを必要とすることなく、メール搬送のためのMQネッ
トワークのこの効率的な使用を与えるという更なる利点
を有する。
これは、「請求の範囲」に示された方法及びネットワ
ークによって達成される。
図面の簡単な説明 下記の図面を参照して、以下で本発明を詳細に説明す
る。
第1図は、2つのユーザを有するネットワーク・シス
テムの一部を示す。それらのユーザは、メール・サーバ
及びキュー・マネージャとして作用するコンピュータを
介してネットワークに接続される。
第2図は、メール・メッセージの搬送のためにメッセ
ージ・キューイング・ネットワークを使用するメール・
システムを示す。
第3A図は、本発明に従って宛先リストの例を示す。
第3B図は、本発明に従って遠隔宛先テーブルの例を示
す。
第3B図は、本発明に従ってメール・サーバ・テーブル
の例を示す。
第3D図は、本発明に従ってキュー・リストの例を示
す。
第3E図は、本発明に従ってキュー・サブリストの例を
示す。
第4図は、本発明に従って、遠隔宛先テーブルを作成
する時に実行されるステップを説明するために使用され
るフローチャートである。
第5図は、本発明に従って、キュー・リストを作成す
る時に実行されるステップを説明するために使用される
フローチャートである。
第6A図及び第6B図は、本発明に従って、キュー・マネ
ージャがメール・メッセージを関連のキュー・リストと
共に受領した時にそのキュー・マネージャによって実行
されるステップを説明するために使用されるフローチャ
ートである。
第7図は、本発明に従って、メール・サーバがメール
・メッセージをメール・サーバ・テーブルにおけるそれ
のエントリと共に受領した時にそのメール・サーバによ
って実行されるステップを説明するために使用されるフ
ローチャートである。
第8A図は、本発明に従って宛先リストの例を示す。
第8B図は、本発明に従って遠隔宛先テーブルの例を示
す。
第8C図は、本発明に従ってメール・ディレクトリのサ
ブセットの例を示す。
第8D図は、本発明に従ってメール・サーバ・テーブル
の例を示す。
第8E図は、本発明に従ってキュー・リストの例を示
す。
第8F図は、本発明に従ってMQディレクトリのサブセッ
トの例を示す。
第8G図は、本発明に従ってキュー・サブリストの例を
示す。
第9図は、本発明に従ってメール・サーバ・テーブル
の別の例を示す。
発明を実施するための最良の形態 本発明は、次のような用語に関連して以下で詳細に説
明される。
送信者:送信者は、メール・メッセージを作成及び送信
するエンティティ、例えば、アプリケーション・プログ
ラムである。
受信者:受信者は、メール・メッセージが向けられるエ
ンティティ、例えば、アプリケーション・プログラムで
ある。
ユーザ:ユーザは、送信者又は受信者である。この用語
は、その区別が問題でない場合に使用される。
宛先キュー:宛先キューは、MQメッセージが向けられる
エンティティである。通常、宛先キューに入れられてい
るものを読み取る1つ又は複数のプログラム・エンティ
ティが存在する。
キュー・マネージャ:キュー・マネージャは、MQメッセ
ージング・システムの蓄積交換プログラム・エンティテ
ィである。
メール・サーバ:メール・サーバは、メール・メッセー
ジング・システムの蓄積交換プログラム・エンティティ
である。
受信者リスト:受信者リスト(RL)は、メール・メッセ
ージが配送されるべき受信者のリストである。受信者リ
ストの一例が第3A図に示される。
遠隔受信者テーブル:メール・メッセージに関連付けら
れるこの受信者テーブルはメール受信者によって編成さ
れ、RLにおいてリストされた各メール受信者に対して、
その受信者へのメッセージを処理する責任のあるメール
・サーバを表す。遠隔受信者テーブルの一例が第3B図に
示される。
メール・サーバ・テーブル:メール・メッセージと関連
付けられたそのメール・サーバ・テーブルはメール・サ
ーバによって編成され、各メール・サーバに対して、そ
れがメッセージの配送における責任を持つ1つ又は複数
のメール受信者を表す。メール・サーバ・テーブルの一
例が第3C図に示される。
キュー・リスト:キュー・リスト(QL)は、MQメッセー
ジが配送される宛先キューのリストである。キュー・リ
ストの一例が第3D図に示される。
キュー・サブリスト:キュー・サブリストは、キュー・
テーブルによって表されたものと同じ責任あるキュー・
マネージャを共用するキューをリストするキュー・リス
トのパーティションである。キュー・テーブルに存在す
る別個の責任あるキュー・マネージャと同じ数のキュー
・サブリストが存在する。キュー・サブリストの例が第
3E図に示される。
メール・ディレクトリ:メール・ディレクトリは、各受
信者に対して、その受信者にメール・メッセージを配送
する場合にどのメール・サーバが責任をとるかを表す。
MQディレクトリ:MQディレクトリは、各メール・サーバ
に対して宛先キューを表す。MQディレクトリは、各宛先
キューに対して、その宛先キューにMQメッセージを配送
する場合にどのキュー・マネージャが責任をとるかを表
す。
本発明を説明する前に、本発明によって解決される問
題点を更に詳細に述べることにする。
第1図はメール・システムの一部分の例を示す。メー
ル・システム全体のブロック図が第2図に示される。第
1図に示されるように、2つのユーザ11及び12があり、
それらはメール・サーバ及びキュー・マネージャ13を介
してネットワーク14に接続される。そのポータブル・コ
ンピュータ12はRFワイヤレス・リンクによってサーバ13
にリンクされる。
第2図は、複数のメール・サーバ20.1−20.5及びこれ
らのメール・サーバによってサービスされるメール・シ
ステム・ユーザa1、a2、b1、b2等を含む代表的なメール
・システムのブロック図を示す。第2図に示されたシス
テムは、メール・サーバ相互間におけるメッセージの搬
送のために、メッセージング及びキューイング・システ
ムを使用するメール・システムの例である、そのMQシス
テムはキュー・マネージャ21.1−21.7を含む。
以下では、ユーザa1がそれのローカル・メール・サー
バA20.1を介してユーザb1に送られるべきメール・メッ
セージを発信する場合の簡単な例が示される。ユーザb1
は、メール・サーバB20.2に対するローカル・ユーザで
ある。そのメール・サーバB20.2は、それのメッセージ
をキューQ_MSB22.2から得る。メール・サーバA20.1は、
MQメッセージにおけるメール・メッセージをカプセル化
し、そのメール・メッセージをQ_MSQ@QM_3(‘@’記
号は、ここでは‘at'(・・・における)を意味する)
に入れるためにキュー・マネージャQM_1 21.1からサー
ビスを呼び出す。キュー・マネージャのQM_1 21.1は、
基礎のコミュニケーション・ネットワークを介してそれ
をQM3_ 21.3に送り、そのQM_3 21.3は、そのメール・
メッセージをそれのローカル・キューQ_MSB 22.2に入
れる。そこで、メール・サーバB20.2は、Q_MSB22.2から
メール・メッセージを得て、それのローカル・ユーザb1
にそれを配送する。
今、ユーザa1がメール・メッセージを複数のユーザ、
即ち、メール・サーバB 20.2におけるb2,メール・サ
ーバC20.3におけるc1、メール・サーバD20.4におけるd
2、及びメール・サーバE20.5におけるe1、に送ることを
望んでいるものと仮定する。メール・サーバA20.1に対
する1つの方法はそのメール・メッセージを4つのMQメ
ッセージ(この例では、4つの宛先がある)にカプセル
化し、そしてキューQ_MSB@QM_3、Q_MSC@QM_5、Q_MSD
@QM_6、及びQ_MSE@QM_7の各々に1つのMQメッセージ
を入れることである。この結果、それらのキュー・マネ
ージャを接続するコミュニケーション・リンクの非経済
的な使用が生じる。今や、同じ内容を持った4つのメー
ル・メッセージがQM_1からQM_2を介してQM_3に送られる
であろう。そこで、これらのメッセージのうちの2つが
QM_3からQM_4に経路指定されるであろう。
メールは、受信者のメールボックスへの最終的な配送
を行うサーバに到達する前に、複数のメール・サーバに
よってリダイレクトされることがある。本実施例では、
メール・サーバBがユーザe1に対するメールを処理する
責任があるということをメール・サーバAにおけるメー
ル・ディレクトリが表す場合、サーバBはe1に向けてメ
ールをリダイレクトし、そのメールをサーバEに送るで
あろう。更に、メール・サーバC及びDがそれぞれ受信
者c1及びc2のメールに対して責任があることを、サーバ
Aにおけるメール・ディレクトリが表すものと仮定す
る。この場合、キュー・マネージャQM_2、QM_3、及びQM
_4がキュー・マネージャQM_5及びQM_6にメール・メッセ
ージを再経路指定することによって、メールが受信者c1
及びc2に配送される。従って、メール・サーバBは受信
者e1へのメールだけをリダイレクトしなければならず、
受信者c1及びc2へメールをリダイレクトする必要はな
い。c1及びc2への不必要なリダイレクトは、それがMQネ
ットワークにおけるメッセージの不必要な複写及びメー
ル・サーバC及びDの各々への同じメッセージの2つの
コピーの配送に通じるので、回避されなければならな
い。
本発明は、次のような手段によってメッセージの如何
なる無駄な複写及びリダイレクトも防止する。
− メール及びMQメッセージング・システムに対するア
ドレシング情報の定義 − メッセージが、必要な場合にだけ複数及びリダイレ
クトされることを保証するためにアドレシング情報を或
方法で作成、操作、及び使用するプロシージャの定義。
MQシステムの一番上に形成されたメール・システムを
介して送信者から受信者にメール・メッセージを配送す
る過程において、幾つものオペレーションが生じる。送
られるべきメールを作成したエンティティは、メール・
メッセージ及び関連の受信者リストをそれのローカル・
メール・サーバに提出する。そのローカル・メール・サ
ーバはそのメール・メッセージ及び受信者リストを受領
し、そのメール・メッセージを種々の受信者に配送する
責任をとってそのメールをローカル受信者のメールボッ
クスに入れ、しかもそのメール・メッセージを遠隔の受
信者に送る。遠隔の受信者に送られるメール・メッセー
ジは搬送のためにMQシステムに供給される。MQネットワ
ークのノードにおけるキュー・マネージャは、ローカル
配送を遂行すること及びMQメッセージを適当に再経路指
定することによってそれらメッセージをそれらの最終的
な宛先に経路指定する。送られたメッセージをMQシステ
ムから受け取ったメール・サーバはそのメールをローカ
ルの受信者に配送し、そしてそのメール・メッセージを
MQシステムに再発信することにより、遠隔の受信者のメ
ールを処理する責任のあるメール・サーバにそのメール
・メッセージを送ることによって、遠隔の受信者にアド
レスされたメールをリダイレクトする。
これらのオペレーションすべてが、4つのプロセス、
即ち、起点サイトにおけるメール・サーバによるメール
の受領、メール・サーバによるMQシステムへのMQメッセ
ージの発信、キュー・マネージャによるMQメッセージの
配送/再経路指定、及びメール・サーバによる送られた
メール・メッセージの配送/リダイレクト、によって説
明可能である。MQメッセージ発信プロセスは、起点サイ
トにおけるメール・サーバ及びメール・リダイレクトを
行うメール・サーバによって遂行されるであろう。それ
らのタスクを遂行するために、これらのプロセスはアド
レシング情報を作成及び操作しなければならない。それ
ぞれのプロセスを更に詳しく説明する前に、それらが必
要とするアドレシング情報を以下で定義することにす
る。
A.アドレシング情報 メール・メッセージ宛先は受信者である。メール・メ
ッセージは、それの受信者をリストする受信者リストRL
と関連付けられる。単一の受信者と関連付けられたアド
レシング情報は、受信者の名前及びその受信者に対する
メッセージを処理する責任のあるメール・サーバの名前
である。この情報は、受信者リストRLにおける遠隔の各
受信者に対する遠隔受信者テーブルRRTに保持される。
(ローカルの受信者に対するメールはそれらのメール・
ボックスに直接に配送され、MQネットワークを介して搬
送される必要がないので、ローカルの受信者に対するア
ドレシング情報は発生される必要がない)。受信者では
なくメール・サーバによって遠隔受信者テーブルRRTに
保持される情報を編成することにより、メール・サーバ
・テーブルMSTが得られる。従って、MSTはRRTを逆使用
することによって得られ、各メール・サーバに対してそ
のメール・サーバがメッセージを配送する責任のある受
信者を表す。
MQメッセージの宛先はキューである。MQメッセージ
は、それの宛先キューをリストするキュー・リストQLと
関連付けられる。宛先キューは、キューの名前及びその
キューがローカルとして属するキュー・マネージャの名
前によって定義される。
B.受信者リストの作成 メール・メッセージに関連した受信者リストRLは、そ
れのローカル・メール・サーバにメールで渡すエンティ
ティによって、及びメール・リダイレクトを遂行するメ
ール・サーバによって作成される。受信者リストの例が
第3A図に示される。
C.遠隔受信者テーブルの作成 メール・システムには、各受信者に対して、その受信
者のメールを処理する責任のあるメール・サーバを表す
メール・ディレクトリが存在する。メール・サーバ識別
子はすべてのメール・サーバにわたって一意的であると
いうことを仮定することは留意すべく重要なことであ
る。遠隔受信者テーブルRRTは、遠隔受信者にメッセー
ジを配送する責任のある且つ遠隔受信者の名前と共にこ
の情報をRRTに加える責任のあるメール・サーバの識別
子を、受信者リストRLにおける各遠隔受信者に対するメ
ール・ディレクトリにおいて見つけることによって、MQ
メッセージ発信プロセス中にメール・サーバによって作
成される。それぞれのプロセス・ステップが第4図に示
され、そして遠隔受信者テーブルの例が第3B図に示され
る。
D.メール・サーバ・テーブルの作成 メール・サーバ・テーブルMSTは、遠隔受信者テーブ
ルRRTを逆使用することによってMQメッセージ発信プロ
セス中に得られ、このメール・サーバが責任を持つ受信
者を各メール・サーバに対して表示する。メール・サー
バ・テーブルの一例が第3C図に示される。メール・サー
バ・テーブルを作成する代わりに、メール・メッセージ
と共に遠隔受信者テーブルを送ってもよい。この場合、
そのメール・メッセージ及び関連の遠隔受信者テーブル
を受信する各メール・サーバは、メール・サーバ・テー
ブルの代わりに遠隔受信者テーブルに関して動作する必
要がある。
E.キュー・リストの作成 MQメッセージと関連したキュー・リストQLは、MQメッ
セージ発信プロセス中のメール・サーバによって、又は
経路指定を行うキュー・マネージャによって作成され
る。それぞれのプロセスが第5図に示され、キュー・リ
ストの例が第3D図に示される。
F.起点サイトのメール・サーバによるメールの受領 メールが作成される起点サイトにおけるメール・サー
バはメール・メッセージ及び関連の受信者リストを受領
し、及びメール配送の責任を持つ。ローカル受信者に対
するメール・メッセージはローカル受信者メールボック
スに直接入れられる。遠隔の受信者に宛てられたメール
は、MQネットワークを介してそのメールを搬送すること
によってそれらの受信者に送られなければならない。メ
ール・サーバは、後述のMQメッセージ発信プロセスを呼
び出すことによってメール搬送を遂行する。
G.メール・サーバによるMQシステムへのMQメッセージ発
信 このプロセスは、起点サイトにおけるメールサーバ及
びメール・リダイレクトを行うサーバによって遂行され
る。メール・メッセージ及びそれの関連の受信者リスト
がある場合、次のようなステップが遂行される。
1.遠隔受信者テーブルRRTが受信者リストRLにおける遠
隔受信者に基づいて作成される(第4図参照)。
2.メール・サーバ・テーブルMSTが遠隔受信者テーブルR
RTを逆使用することによって作成される。このステップ
は上で概説したように任意選択的である。
3.キュー・リストQLが遠隔受信者テーブルRRTに基づい
て作成される(第5図)。
4.メール・メッセージ及びメール・サーバ・テーブルMS
TがMQメッセージにおいてカプセル化される。
5.MQメッセージがキュー・リストQLと共にキュー・マネ
ージャに発信される。
H.キュー・マネージャ配送/再経路指定 キュー・マネージャはMQメッセージ及び関連のキュー
・リストQLを2つのソースから、即ち、 (1)MQメッセージ発信プロセスを遂行するメール・サ
ーバから、及び (2)隣接するキュー・マネージャから、 受けることができる。MQメッセージは、それの関連する
メール・サーバ・テーブルMSTを含むカプセル化された
メール・メッセージを含んでいる。キュー・リストQLに
基づいて、キュー・マネージャは、それがローカルであ
る(その場合には、メッセージがそのキューに入れられ
る)か、或いはそれが遠隔であるかを各リストされた宛
先キューに対して決定しなければならない。後者の場
合、キュー・マネージャは、MQディレクトリに基づいて
メッセージを宛先キューに配送する責任のある次のキュ
ー・マネージャを決定し、ネクスト・ホップ(next−ho
p)キュー・マネージャのキュー・サブリストQSLにその
宛先キューを加える。一旦キューリストQLからのすべて
の宛先キューがその方法で処理されると、キュー・マネ
ージャは、次のキュー・マネージャに対するキュー・サ
ブリストに等しい新たな関連のキュー・リストを持った
MQメッセージのコピーをすべてのネクスト・ホップ・キ
ュー・マネージャに送る。それぞれのプロセス・ステッ
プが第6A図及び第6B図に示される。
I.送られたメール・メッセージのメール・サーバ配送/
リダイレクト MQシステムからメッセージを受け取るメール・サーバ
はメール・メッセージ及び関連のメール・サーバ・テー
ブルMSTをMQメッセージから取り出す。そのメール・サ
ーバの識別子を持ったMSTのエントリは、それがどの受
信者に対して責任を持つかをそのメール・サーバに表示
する。ローカルの受信者に対しては、メール・メッセー
ジは受信者のメールボックスに配送される。遠隔の受信
者に対しては、メール・サーバは受信者リストRLを作成
し、上記のMQメッセージ発信プロセスを遂行することに
よってメールをMQシステムに再発信する。それぞれのプ
ロセス・ステップが第7図に示される。
本発明をより十分に説明するために、第2図に関連し
てこの「発明を実施するための最良の形態」の項の始め
に示した例を追跡することにする。ユーザa1はメール・
メッセージを作成し、第8A図に示されるように、ユーザ
a1、b2、c1、d2、及びe1を含む受信者リストRLをそのメ
ール・メッセージに関連付ける。このRLがある場合、メ
ール・サーバA20.1はそのメッセージをローカルのユー
ザa1に配送する。そこで、メール・サーバA20.1は、第
4図に示されたステップを実行することによって、第8B
図に示されるような遠隔受信者テーブルRRTを作成す
る。第8C図は、メール・サーバA20.1がこのプロセスに
おいて使用するメール・ディレクトリのエントリのサブ
セットを示す。ユーザe1に対するディレクトリ・エント
リは、メール・サーバB20.2がユーザe1への配送を処理
する責任があることを表すことは注目すべきことであ
る。なお、そのe1への配送は、メール・サーバB20.2に
よるリダイレクトを必要とするであろう。次に、メール
・サーバA20.1は、第8B図の遠隔受信者テーブルRRTを逆
使用することによって、第8D図に示されるようなメール
・サーバ・テーブルMSTを作成する。しかる後、メール
・サーバA20.1は、第5図に示されたステップを実行す
ることによって、第8E図に示されるようなキュー・リス
トQLを作成する。第8F図は、そのメール・サーバがこの
プロセスにおいて使用するMQディレクトリのエントリの
サブセットを示す。最終的には、メール・サーバA20.1
は、そのメール・メッセージ及び第8D図のメール・サー
バ・テーブルMSTを単一のMQメッセージにカプセル化
し、これを第8E図のキュー・リストQLと共にキュー・マ
ネージャQM_1 21.1へ発信する。
キューマネージャQM_1 21.1は第6A図及び第6B図に示
されるように、配送/再経路指定機能を遂行する。セク
ションQM_1 21.1はこのメッセージに対する経路の共通
部分であるため、第8E図のオリジナルQLに等しい単一の
キュー・サブリストQSL(QM_2)がその結果として生じ
る。従って、単一のMQメッセージが、第8E図のオリジナ
ルQLに等しいキュー・リストと供にキュー・マネージャ
QM_2 21.2に送られる。
一方、キュー・マネージャQM_1 21.2は、第6A図及び
第6B図に示されるように、配送/再経路指定機能を遂行
する。再び、セクションQM_2 QM3はこのメッセージに
対する経路の共通部分であるため、第8E図のオリジナル
QLに等しい単一のキュー・サブリストQSL(QM_3)がそ
の結果として生じる。再び、単一のMQメッセージが、第
8E図のオリジナルQLに等しいキュー・リストと共にキュ
ー・マネージャQM_3 21.3に送られる。
キュー・マネージャQM_3 21.3も、第6A図及び第6B図
に示されるように、配送/再経路指定機能を遂行する。
第8E図のQLの第1エントリは、ローカル・キュー・マネ
ージャの名前に等しいキュー・マネージャ名を含んでい
る。それに対応して、QM_3 21.3はローカルのキューQ_
MSB22.2にMQメッセージのコピーを配送する。第8E図のQ
Lの第2エントリはキュー・マネージャ名QM_5を含んで
いる。キュー・マネージャQM_3 21.3は、QM_4 21.4が
QM_5 21.5へのネクスト・ホップ・キュー・マネージャ
であることを決定する。それは、キュー・サブリストQS
L(QM_4)を初期設定し、第8E図のQLの第2エントリを
このキュー・サブリストに加える。同様に、第8E図のキ
ュー・リストの第3エントリはキュー・マネージャ名QM
−6を含んでいる。キュー・マネージャQM_3 21.3は、
QM_4 21.4が再びQM_6 21.6へのネクスト・ホップ・キ
ュー・マネージャであることを決定し、従って、第8E図
のキュー・リストの第3エントリをキュー・サブリスト
QSL(QM_4)にも加え、第8G図に示された結果をもたら
す。そこで、キュー・マネージャQM_3 21.3は、キュー
・リストQL=QSL(QM_4)と共にMQメッセージをQM_4 2
1.4に送る。
メール・サーバB20.2は、MQメッセージをQ_MSB22.2か
ら検索し、そのメール・メッセージ及び第8D図のメール
・サーバ・テーブルをそこから取り出す。そこで、メー
ル・サーバB20.2は、第7図に示されるように、メール
配送/リダイレクト機能を遂行する。メール・サーバB2
0.2はそれのエントリをメール・サーバ・テーブルMSTか
ら検索し、リストされた各受信者を順次処理する。それ
は、受信者b2がローカルのユーザであることを決定し、
メール・メッセージをそのユーザのメールボックスに配
送する。e1の場合、メール・サーバB20.2は、このユー
ザがローカルのユーザではないこと、従って、メッセー
ジがリダイレクトされる必要があることを認識する。新
たな受信者リストRLが初期設定され、e1がこのRLに入れ
られる。今や、メール・サーバBは、この新たなRLと共
にメール・メッセージの複製を再発信する。メール・サ
ーバBにとって利用可能なメール・ディレクトリは、ユ
ーザe1に対する適正なメール・サーバ、即ち、メール・
サーバE20.5を表すものであると仮定する。その再発信
されたメッセージは、オリジナル・メッセージと同じ方
法で処理され、最終的には、QM_7 21.7及びメール・サ
ーバE20.5を介してユーザe1のメールボックスに配送さ
れるであろう。
キュー・マネージャQM_4 21.4は、QM_3 21.3から得
られたキュー・リストQL=QSL(QM_4)に基づいて、第6
A図及び第6B図に示されるように、配送/再経路指定機
能を遂行する。QL=QSL(QM_4)の第1エントリはキュ
ー・マネージャ名QM_5を含んでいる(第8G図参照)。キ
ュー・マネージャQM_4 21.4は、QM_5 21.5がQM_5 2
1.5へのネクスト(及び、最後の)ホップ・キュー・マ
ネージャであることを決定する。それは、キュー・サブ
リストQSL(QM_5)を初期設定し、QL=QSL(QM_4)のエ
ントリをこのキュー・サブリストに加える。QL=QSL(Q
M_4)の第2エントリはキュー・マネージャ名QM_6を含
んでいる。キュー・マネージャQM_4 21.4は、QM_6 2
1.6がQM_6 21.6へのネクスト(及び、最後の)ホップ
・キュー・マネージャであることを決定する。それは、
キュー・サブリストQSL(QM_6)を初期設定し、QL=QSL
(QM_4)のエントリをこのキュー・サブリストに加え
る。その結果生じたキュー・サブリストが第8G図に示さ
れる。そこで、キュー・マネージャQM_4 21.4は、MQメ
ッセージをキュー・リストQL=QSL(QM_5)及びQL=QSL
(QM_6)のそれぞれと共にQM_5 21.5及びQM_6 21.6の
それぞれに送る。
キュー・マネージャQM_5 21.5は、QM_4 21.4から得
られたキュー・リストQL=QSL(QM_5)に基づいて、第6
A図及び第6B図に示されるように、配送/再経路指定機
能を遂行する。QL=QSL(QM_5)の第1及び単一エント
リは、それ自身の名前QM_5に等しいキュー・マネージャ
名を含んでいる(第8G図参照)。それに対応して、その
キュー・マネージャQM_5 21.5は、MQメッセージをロー
カル・キューQ_MSC22.3に配送する。
キュー・マネージャQM_6 21.6は、QM_4 21.4から得
られたキュー・リストQL=QSL(QM_6)に基づいて、第6
A図及び第6B図に示されるように、配送/再経路指定機
能を遂行する。QL=QSL(QM_6)の第1及び単一エント
リは、それ自身の名前QM_6に等しいキュー・マネージャ
名を含んでいる(第8G図参照)。それに対応して、その
キュー・マネージャQM_6 21.6は、MQメッセージをロー
カル・キューQ_MSD22.4に配送する。
メール・サーバC20.3は、Q_MSC22.3からMQメッセージ
を検索し、そのメッセージからメール・メッセージ及び
メール・サーバ・テーブルを取り出す。そこで、メール
・サーバC20.3は、第7図に示されるように、メール配
送/リダイレクト機能を遂行する。メール・サーバC20.
3はそれのエントリをメール・サーバ・テーブルMSTから
検索し、各リストされた受信者を順次処理する。それ
は、この場合、単一の受信者c1がローカルのユーザであ
ることを決定し、そのユーザのメールボックスにそのメ
ール・メッセージを配送する。
メール・サーバD20.4は、Q_MSD22.4からMQメッセージ
を検索し、そのメッセージからメール・メッセージ及び
メール・サーバ・テーブルを取り出す。そこで、メール
・サーバD20.4は、第7図に示されるように、メール配
送/リダイレクト機能を遂行する。メール・サーバD20.
4はそれのエントリをメール・サーバ・テーブルMSTから
検索し、各リストされた受信者を順次処理する。それ
は、この場合、単一の受信者d2がローカルのユーザであ
ることを決定し、そのユーザのメールボックスにそのメ
ール・メッセージを配送する。
上記の例及び図面に示されたリスト及びテーブルが修
正可能であることは勿論である。更に、プロセス・ステ
ップのうちの或ものは、プロセス全体の速度を上げるた
めに並列に実行可能である。そのようなテーブル又はリ
スト内に情報を配置するために考え得る種々の方法があ
る。新たなキュー・リストを生成する代わりにフラッグ
等を使用することによって、未だ処理されていない情報
から、既に処理されたそのキュー・リストにおける情報
を区別することも可能である。又、第2図に示された種
々のボックスが必ずしも明瞭なハードウエア・ユニット
として実現される必要がないことに留意することも重要
である。1つのユーザのコンピュータが、例えば、メー
ル・サーバ及びキュー・マネージャとして同時に作用す
ることも可能である。第3図及び第8図に示されたテー
ブル又はリストを使用する代わりに、それぞれの情報を
直列的順序で配列することも可能である。直列的メール
・サーバ・テーブルの例が第9図に示される。そのよう
な直列的メール・サーバ・テーブルは、例えば、それを
メール・ヘッダに挿入することによって、ネットワーク
を介して伝送されるべきメール・メッセージに付加可能
である。
要約すると、本発明は、メール・システムに対して効
率的な分配サービスを提供するために如何なるMQネット
ワークによっても適合されなければならない次のような
3つの主要な要件を満たすものである。
− それは、MQネットワークにおいてメール・メッセー
ジを不必要に複写することなく、分配リストにおける受
信者すべてにそのメール・メッセージを配送する。
− それは、メール・メッセージのリダイレクトがメー
ル・システムによって適切な時のみ遂行されることを可
能にする。
− それは、メール及びMQシステムに対するディレクト
リの間の調整を必要としない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘルマン、レト スイス国バッチコン、ビュエルシュトラ ーセ 5 (72)発明者 パパドパウロス、クリストス イギリス国イエトレイ−カンバーレイ、 ザ・バンガロウ−クリケット・ヒル(番 地なし) (72)発明者 ウイリアムソン、ロビン スイス国ヴェーデンスビル、オベル・レ イホフシュトラーセ 63 (56)参考文献 特開 平6−252945(JP,A) コンピュートピア,1994年8月号," オフィス・プロセッサはライトサイジン グマシンに変身?!”,p.68−73 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/58

Claims (24)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1ユーザ(a1)からネットワークを介し
    て宛先ユーザ(b1、e1)にメッセージを伝送するための
    方法にして、各ユーザ(a1、b1、e1)はメール・サーバ
    (20.1、20.2、20.5)に割り当てられ、前記メール・サ
    ーバは、このメール・サーバがキュー・マネージャ(2
    1.1、21.2、21.7)を介して前記ネットワークに到達し
    得るように前記ネットワークに接続される方法におい
    て、 (1)前記第1ユーザ(a1)に割り当てられたメール・
    サーバ(20.1)から前記ネットワークを介して、前記宛
    先ユーザ(b1、e1)に割り当てられたメール・サーバ
    (20.2、20.5)に前記メッセージを発信することに備え
    てアドレシング情報を準備するステップと、 (2)前記アドレシング情報及びMQメッセージにおける
    メッセージをカプセル化するステップと、 (3)前記メール・サーバ(20.2、20.5)を前記ネット
    ワークに到達させ得るキュー・マネージャ(21.3、21.
    7)のMQアドレスを含むキュー・リスト(QL)を作成す
    るステップと、 (4)前記キュー・リスト(QL)からネクスト・ホップ
    ・キュー・マネージャのセットを決定し、関連のキュー
    ・サブリスト(QSL)を生成するステップと、 (5)前記ネクスト・ホップ・キュー・マネージャが活
    動的キュー・マネージャになるようにそれぞれのネクス
    ト・ホップ・キュー・マネージャと関連したキュー・サ
    ブリスト(QSL)に等しいキュー・リスト(QL)と共に
    前記ネクスト・ホップ・キュー・マネージャの各々に前
    記MQメッセージを経路指定するステップであって、前記
    活動的なキュー・マネージャの各々は、 (i)前記キュー・マネージャが前記キュー・リスト
    (QL)におけるキュー・マネージャであることがわかっ
    た場合、前記キュー・リスト(QL)からローカル・キュ
    ーの名前を得て前記メッセージをそれらに配送し、 (ii)前記メッセージが前記キュー・リスト(QL)のす
    べてのキューに入れられてしまうまでステップ4及びス
    テップ5を繰り返す ステップと、 (6)前記MQメッセージ及びアドレシング情報を前記キ
    ュー・リストのキューから検索するステップと、 (7)前記メール・サーバに割り当てられた宛先ユーサ
    のセットを前記アドレシング情報から決定するステップ
    であって、前記メール・サーバの各々は、 (i)前記割り当てられた宛先ユーザが前記メール・サ
    ーバにとってローカルである場合、前記メッセージを前
    記宛先ユーザに配送し、 (ii)前記メッセージがすべての宛先ユーザに配送され
    てしまうまで、ローカルでない宛先ユーザのサブセット
    に対してステップ(1)乃至ステップ(7)を繰り返す ステップと、 を含む方法。
  2. 【請求項2】前記第1ユーザ(a1)は、各単一の宛先ユ
    ーザ(b1、e1)に対して1つずつの独特の識別子を含む
    受信者リスト(RL)を生成することによって前記宛先ユ
    ーザ(b1、e1)を識別することを特徴とする請求の範囲
    第1項に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記第1ユーザ(a1)に割り当てられたメ
    ール・サーバ(20.1)は、前記メッセージ及び関連の受
    信者リスト(RL)を受け取る時、 (1)前記第1ユーザ(a1)と同じメール・サーバに割
    り当てられた前記受信者リスト(RL)における宛先ユー
    ザに前記メッセージを配送するステップと、 (2)前記第1ユーザ(a1)に割り当てられたメール・
    サーバ(20.1)から前記ネットワークを介して、前記第
    1ユーザ(a1)に割り当てられたメール・サーバ(20.
    1)以外のメール・サーバに割り当てられた前記受信者
    リスト(RL)における宛先ユーザに発信することに備え
    てアドレシング情報及び前記メッセージを準備するステ
    ップと、 を遂行することを特徴とする請求の範囲第2項に記載の
    方法。
  4. 【請求項4】前記キュー・マネージャは、 (1)前記MQメッセージに関連したエントリを前記キュ
    ー・リスト(QL)から取り出し、そのエントリからキュ
    ー・マネージャの名前を決定するステップと、 (2)前記キュー・マネージャの名前がローカルである
    場合、前記エントリからそれぞれのキューの名前を取り
    出し、前記名前を持ったキューに前記メッセージを配送
    するステップと、 (3)前記キュー・マネージャの名前がローカルでない
    場合、ネクスト・ホップ・キュー・マネージャ、即ち、
    次の活動的キュー・マネージャとなるキュー・マネージ
    ャを決定するステップであって、 (i)前記ネクスト・ホップ・キュー・マネージャに対
    する新たなキュー・サブリスト(QSL)を、それが未だ
    存在しない場合、作成し、 (ii)それぞれのネクスト・ホップ・キュー・マネージ
    ャのキュー・サブリストに前記エントリを加える ステップと、 (4)前記キュー・リストにおけるすべてのエントリが
    無くなるまでステップ(1)乃至ステップ(3)を繰り
    返すステップと、 (5)ネクスト・ホップ・キュー・マネージャに対する
    前記キュー・サブリスト(QSL)を得て、前記MQメッセ
    ージと前記MQメッセージの関連のキュー・リストとなる
    前記キュー・サブリストとを前記ネクスト・ホップ・キ
    ュー・マネージャに再経路指定するステップと、 (6)すべてのキュー・サブリスト(QSL)が無くなる
    までステップ5を繰り返すステップと、 を実行することによって前記MQメッセージの配送/再経
    路指定を行うことを特徴とする請求の範囲第1項に記載
    の方法。
  5. 【請求項5】既に処理された前記キュー・リスト(QL)
    におけるエントリは、それぞれのエントリにラベルを付
    すことによって、未だ処理されてないエントリから区別
    されることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の方
    法。
  6. 【請求項6】既に処理された前記キュー・リスト(QL)
    におけるエントリは、既に処理された前記情報を削除す
    ることによって、未だ処理されてないエントリから区別
    されることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の方
    法。
  7. 【請求項7】各メール・サーバ(20.2、20.5)に対する
    独特の識別子を含むメール・ディレクトリにおけるそれ
    ぞれの情報を捜し出すことによって、どの宛先ユーザ
    (b1、e1)がどのメール・サーバ(20.2、20.5)に割り
    当てられるかが決定されることを特徴とする請求の範囲
    第1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】前記第1ユーザ(a1)に割り当てられたメ
    ール・サーバ(20.1)は、前記受信者リスト(RL)を入
    力と見なすメール・サーバ・テーブル(MST)を作成す
    るために、 (1)宛先ユーザ(b1、e1)に対応する情報を前記受信
    者リスト(RL)から取り出すステップと、 (2)前記宛先ユーザ(b1、e1)が割り当てられたメー
    ル・サーバ(MSB)の識別子をメール・ディレクトリか
    ら得るステップと、 (3)前記宛先ユーザ(b1)の名前及び得られた前記メ
    ール・サーバ(MSB)の識別子を遠隔受信者テーブル(R
    RT)に加えるステップと、 (4)前記受信者リスト(RL)におけるすべての宛先ユ
    ーザ(b1、e1)が処理されてしまうまでステップ(1)
    乃至ステップ(3)を繰り返すステップと、 (5)前記メール・サーバ・テーブル(MST)を作成す
    るために前記遠隔受信者テーブル(RRT)を逆使用する
    ステップと、 を実行することを特徴とする請求の範囲第2項に記載の
    方法。
  9. 【請求項9】特定なメール・サーバが、 (1)前記特定なメール・サーバに割り当てられた宛先
    ユーザのセットを、前記メール・サーバ・テーブル(MS
    T)又は遠隔受信者テーブル(RRT)から決定するステッ
    プと、 (2)割り当てられた宛先ユーザのセットから宛先ユー
    ザ情報を得るステップと、 (3)前記宛先ユーザがローカルである場合、前記メッ
    セージを前記宛先ユーザに配送するステップと、 (4)前記宛先ユーザがローカルでない場合、 (i)新たな受信者リストを、それが未だ存在しない場
    合、作成し、 (ii)前記宛先ユーザに前記新たな受信者リストを加え
    るステップと、 (5)前記割り当てられた宛先ユーザのセットからのす
    べての宛先ユーザが無くなるまで、ステップ(2)乃至
    ステップ(4)を繰り返すステップと、 (6)前記受信者リスト(RL)を前記宛先ユーザに搬送
    するために前記ネットワークに発信することに備えてア
    ドレシング情報及び前記メッセージを準備するステップ
    と、 を実行することによって前記メッセージの配送/リダイ
    レクトを行うことを特徴とする請求の範囲第8項に記載
    の方法。
  10. 【請求項10】前記特定のメール・サーバは、 (1)前記メッセージに関連した遠隔受信者テーブル
    (RRT)を前記受信者リストに基づいて作成するステッ
    プと、 (2)前記遠隔受信者テーブル(RRT)に基づいてメー
    ル・サーバ・テーブル(MST)を作成するステップと、 (3)前記遠隔受信者テーブル(RRT)に基づいてキュ
    ー・リスト(QL)を作成するステップと、 (4)前記メッセージ及び前記メール・サーバ・テーブ
    ル(MST)又は前記遠隔受信者テーブル(RRT)をMQメッ
    セージにおいてカプセル化するステップと、 (5)前記MQメッセージを前記関連のキュー・リスト
    (QL)と共に前記責任のあるキュー・マネージャに発信
    するステップと、 を実行することによって、前記メール・サーバに対して
    責任のあるキュー・マネージャに、MQメッセージにおけ
    るカプセル化された前記メッセージ及びアドレシング情
    報を発信して、前記MQネットワークを介して前記宛先ユ
    ーザに前記受信者リスト(RL)を搬送することを特徴と
    する請求の範囲第9項に記載の方法。
  11. 【請求項11】前記メール・サーバは、前記受信者リス
    ト(RL)を入力と見なす遠隔受信者テーブル(RRT)を
    作成するために、 (1)遠隔宛先ユーザに対応する情報を前記受信者リス
    ト(RL)から取り出すステップと、 (2)前記遠隔宛先ユーザが割り当てられるメール・デ
    ィレクトリからメール・サーバの識別子を得るステップ
    と、 (3)前記遠隔宛先ユーザの名前及び前記メール・サー
    バ識別子を遠隔受信者テーブル(RRT)に加えるステッ
    プと、 (4)前記受信者リスト(RL)におけるすべての遠隔宛
    先ユーザが処理されてしまうまでステップ(1)乃至ス
    テップ(3)を繰り返すステップと、 を実行することを特徴とする請求の範囲第10項に記載の
    方法。
  12. 【請求項12】前記メール・サーバは、前記遠隔受信者
    テーブル(RRT)からキュー・リスト(QL)を作成する
    ために、 (1)前記遠隔受信者テーブルからエントリを取り出
    し、更に、このエントリからメール・サーバ識別子を取
    り出すステップと、 (2)前記MQディレクトリからMQアドレス、即ち、前記
    メール・サーバが割り当てられるキューの名前及び前記
    キューを所有するキュー・マネージャの名前を得るステ
    ップと、 (3)前記MQアドレスを前記キュー・リスト(QL)に加
    えるステップと、 (4)前記ステップ(1)を繰り返し、そのようにして
    得られた前記メール・サーバ識別子がすべての前のメー
    ル・サーバ識別子と異なる場合、前記ステップ(2)を
    繰り返すステップと、 (5)遠隔受信者テーブルのすべてのエントリが無くな
    ってしまうまでステップ(4)を繰り返すステップと、 を実行することを特徴とする請求の範囲第11項に記載の
    方法。
  13. 【請求項13】第1ユーザ(a1)から宛先ユーザ(b1、
    e1)にメッセージを伝送するためのネットワークにし
    て、各ユーザ(a1、b1、e1)はメール・サーバ(20.1、
    20.2、20.5)に割り当てられ、前記メール・サーバはそ
    れがキュー・マネージャ(21.1、21.2、21.7)を介して
    前記ネットワークに到達し得るように前記ネットワーク
    に接続されるものにおいて、 (1)前記第1ユーザ(a1)に割り当てられたメール・
    サーバ(20.1)から前記ネットワークを介して、前記宛
    先ユーザ(b1、e1)に割り当てられたメール・サーバ
    (20.2、20.5)に前記メッセージを発信することに備え
    てアドレシング情報を準備するための手段と、 (2)前記アドレシング情報及びMQメッセージにおける
    メッセージをカプセル化するための手段と、 (3)前記メール・サーバ(20.2、20.5)を前記ネット
    ワークに到達させ得るキュー・マネージャのMQアドレス
    を含むキュー・リスト(QL)を作成するための手段と、 (4)前記キュー・リスト(QL)からネクスト・ホップ
    ・キュー・マネージャのセットを決定し、関連のキュー
    ・サブリスト(QSL)を生成するための手段と、 (5)前記ネクスト・ホップ・キュー・マネージャが活
    動的キュー・マネージャになるようにそれぞれのネクス
    ト・ホップ・キュー・マネージャと関連したキュー・サ
    ブリスト(QSL)に等しいキュー・リスト(QL)と共に
    前記ネクスト・ホップ・キュー・マネージャの各々に前
    記MQメッセージを経路指定するための手段と、 (6)前記活動的キュー・マネージャが前記キュー・リ
    スト(QL)におけるキュー・マネージャであることがわ
    かった場合、前記メッセージを前記活動的キュー・マネ
    ージャのキューに入れるための手段と、 (7)前記メッセージが前記キュー・リスト(QL)のす
    べてのキューに入れられてしまうまで前記経路指定する
    ための手段及び前記入れるための手段によって実行され
    るステップを繰り返すための手段と、 (8)前記MQメッセージ及びアドレシング情報を前記キ
    ュー・リストのキューから検索するための手段と、 (9)前記メール・サーバに割り当てられた宛先ユーザ
    のセットを前記アドレシング情報から決定するための手
    段であって、前記メール・サーバの各々は、 (i)前記割り当てられた宛先ユーザが前記メール・サ
    ーバにとってローカルである場合、前記メッセージを前
    記宛先ユーザに配送するための手段、及び (ii)前記メッセージがすべての宛先ユーザに配送され
    てしまうまで、ローカルでない宛先ユーザのサブセット
    に対して前記配送するための手段によって実行されたス
    テップを繰り返すための手段、 を含むものと、 を含むネットワーク。
  14. 【請求項14】前記キュー・サブリスト(QSL)を作成
    するための手段は、それぞれのエントリをラベル付けす
    ることによって、既に処理された前記キューにおけるエ
    ントリを、未だ処理されていないエントリから区別する
    ことを特徴とする請求の範囲第13項に記載のネットワー
    ク。
  15. 【請求項15】前記第1ユーザ(a1)に割り当てられた
    メール・サーバは、前記メッセージとすべての宛先ユー
    ザを識別するために使用される関連の受信者リスト(R
    L)とを受け取る時に使用される手段を含み、該手段は (1)前記第1ユーザ(a1)と同じメール・サーバに割
    り当てられた前記受信者リスト(RL)における宛先ユー
    ザに前記メッセージを配送するための手段と、 (2)前記第1ユーザ(a1)に割り当てられたメール・
    サーバ(20.1)から前記ネットワークを介して、前記第
    1ユーザ(a1)に割り当てられた前記メール・サーバ以
    外のメール・サーバに割り当てられた前記受信者リスト
    (RL)における宛先ユーザに発信することに備えてアド
    レシング情報及び前記メッセージを準備するための手段
    と、 を含むことを特徴とする請求の範囲第13項に記載のネッ
    トワーク。
  16. 【請求項16】前記キュー・マネージャは、 (1)前記MQメッセージに関連したエントリを前記キュ
    ー・リスト(QL)から取り出し、そのエントリからキュ
    ー・マネージャの名前を決定するための手段と、 (2)前記キュー・マネージャの名前がローカルである
    場合、前記エントリからそれぞれのキューの名前を取り
    出し、前記名前を持ったキューに前記メッセージを配送
    するための手段と、 (3)前記キュー・マネージャの名前がローカルでない
    場合、ネクスト・ホップ・キュー・マネージャ、即ち、
    次の活動的キュー・マネージャとなるキュー・マネージ
    ャを決定するための手段であって、 (i)前記ネクスト・ホップ・キュー・マネージャに対
    する新たなキュー・サブリスト(QSL)を、それが未だ
    存在しない場合、作成するするための手段、及び (ii)それぞれのネクスト・ホップ・キュー・マネージ
    ャのキュー・サブリストに前記エントリを加えるための
    手段 を含む手段と、 (4)前記キュー・リストにおけるすべてのエントリが
    無くなるまで、前記エントリをキュー・リストから取り
    出すための手段、前記それぞれのキューの名前を得るた
    めの手段、及び前記ネクスト・ホップ・キュー・マネー
    ジャを決定するための手段によって実行されるステップ
    を繰り返すための手段と、 (5)ネクスト・ホップ・キュー・マネージャに対する
    前記キュー・サブリスト(QSL)を得るための手段であ
    って、前記MQメッセージと前記MQメッセージの関連のキ
    ュー・リスト(QL)となる前記キュー・サブリストとを
    前記ネクスト・ホップ・キュー・マネージャに再経路指
    定するための手段と、 (6)すべてのキュー・サブリスト(QSL)が無くなる
    まで、前記キュー・サブリスト(QSL)を得るための手
    段によって実行されるステップを繰り返すための手段
    と、 を使用することによって前記MQメッセージの配送/再経
    路指定を行うことを特徴とする請求の範囲第13項に記載
    のネットワーク。
  17. 【請求項17】前記キュー・サブリスト(QSL)を作成
    するための手段は、既に処理された情報を前記キュー・
    リスト(QL)から除去することによって、前記キュー・
    リストにおける前記既に処理されたエントリを未だ処理
    されてないエントリから区別することを特徴とする請求
    の範囲第13項に記載のネットワーク。
  18. 【請求項18】前記第1ユーザ(a1)は、前記宛先ユー
    ザ(b1,e1)を識別するために使用される各単一宛先ユ
    ーザと関連したアドレシング情報を含む受信者リスト
    (RL)を生成するための手段を含むことを特徴とする請
    求の範囲第13項に記載のネットワーク。
  19. 【請求項19】前記キュー・リストを作成するための手
    段は、各メール・サーバ(20.2、20.5)に対する独特の
    識別子を含むメール・ディレクトリにおけるそれぞれの
    情報を捜し出すことによって、どのメール・サーバ(2
    0.2、20.5)が前記宛先ユーザ(b1、e1)に割り当てら
    れるかを決定することを特徴とする請求の範囲第13項に
    記載のネットワーク。
  20. 【請求項20】前記第1ユーザ(a1)が割り当てられた
    メール・サーバ(20.1)は、前記受信者リスト(RL)を
    入力と見なすメール・サーバ・テーブル(MST)を作成
    するために、 (1)宛先ユーザに対応する情報を前記受信者リスト
    (RL)から取り出すための手段と、 (2)前記宛先ユーザが割り当てられるメール・サーバ
    の識別子をメール・ディレクトリから得るための手段
    と、 (3)前記宛先ユーザの名前及び得られた前記メール・
    サーバの識別子を遠隔受信者テーブル(RRT)に加える
    ための手段と、 (4)前記受信者リスト(RL)におけるすべての宛先ユ
    ーザが処理されてしまうまで、上記3つの手段によって
    実行されるステップを繰り返すための手段と、 (5)前記メール・サーバ・テーブル(MST)を作成す
    るために前記遠隔受信者テーブル(RRT)を逆使用する
    ための手段と、 を含むことを特徴とする請求の範囲第13項に記載のネッ
    トワーク。
  21. 【請求項21】特定なメール・サーバが、前記メッセー
    ジの配送/リダイレクトを行うために、 (1)前記特定なメール・サーバに割り当てられた宛先
    ユーザのセットを、前記メール・サーバ・テーブル(MS
    T)又は遠隔受信者テーブル(RRT)から決定するための
    手段と、 (2)割り当てられた宛先ユーザのセットから宛先ユー
    ザ情報を得るための手段と、 (3)前記宛先ユーザがローカルである場合、前記メッ
    セージを前記宛先ユーザに配送するための手段と、 (4)前記宛先ユーザがローカルでない場合、 (i)新たな受信者リストが未だ存在しない場合、該新
    たな受信者リストを作成するステップ、及び (ii)前記宛先ユーザを前記新たな受信者リストに加え
    るステップ の2つのステップを実行するための手段と、 (5)前記宛先ユーザ情報を得るための手段によって実
    行されるステップを繰り返すための手段であって、前記
    メッセージを宛先ユーザに配送するための手段、及び前
    記2つのステップを実行するための手段によって実行さ
    れるステップを、前記割り当てられた宛先ユーザのセッ
    トからのすべての宛先ユーザが無くなるまで繰り返すた
    めの手段と、 (6)前記受信者リスト(RL)を前記宛先ユーザに搬送
    するために前記ネットワークに発信することに備えてア
    ドレシング情報及び前記メッセージを準備するための手
    段と、 を含むことを特徴とする請求の範囲第13項に記載のネッ
    トワーク。
  22. 【請求項22】前記特定のメール・サーバは、前記メー
    ル・サーバに対して責任のあるキュー・マネージャに、
    MQメッセージにおけるカプセル化された前記メッセージ
    及びアドレシング情報を発信して、前記MQネットワーク
    を介して前記宛先ユーザに前記受信者リスト(RL)を搬
    送させるために、 (1)前記メッセージに関連した遠隔受信者テーブル
    (RRT)を前記受信者リストに基づいて作成するための
    手段と、 (2)前記遠隔受信者テーブル(RRT)に基づいてメー
    ル・サーバ・テーブル(MST)を作成するための手段
    と、 (3)前記遠隔受信者テーブル(RRT)に基づいてキュ
    ー・リスト(QL)を作成するための手段と、 (4)前記メッセージ及び前記メール・サーバ・テーブ
    ル(MST)又は前記遠隔受信者テーブル(RRT)をMQメッ
    セージにおいてカプセル化するための手段と、 (5)前記MQメッセージを前記関連のキュー・リスト
    (QL)と共に前記責任のあるキュー・マネージャに発信
    するための手段と、 を使用することを特徴とする請求の範囲第21項に記載の
    ネットワーク。
  23. 【請求項23】前記メール・サーバは、前記受信者リス
    ト(RL)を入力と見なす遠隔受信者テーブル(RRT)を
    作成するために、 (1)遠隔宛先ユーザに対応する情報を前記受信者リス
    ト(RL)から取り出すための手段と、 (2)前記遠隔宛先ユーザが割り当てられるメール・デ
    ィレクトリからメール・サーバの識別子を得るための手
    段と、 (3)前記遠隔宛先ユーザの名前及び前記メール・サー
    バ識別子を遠隔受信者テーブル(RRT)に加えるための
    手段と、 (4)前記受信者リスト(RL)におけるすべての遠隔宛
    先ユーザが処理されてしまうまですべての前記手段によ
    って実行されるステップを繰り返すための手段と、 を含むことを特徴とする請求の範囲第22項に記載のネッ
    トワーク。
  24. 【請求項24】前記メール・サーバは、前記遠隔受信者
    テーブル(RRT)からキュー・リスト(QL)を作成する
    ために、 (1)前記遠隔受信者テーブルからエントリを取り出す
    ための手段であって、このエントリからメール・サーバ
    識別子を取り出すための手段と、 (2)前記MQディレクトリからMQアドレス、即ち、前記
    メール・サーバが割り当てられたキューの名前及び前記
    キューを所有するキュー・マネージャの名前を得るため
    の手段と、 (3)前記MQアドレスを前記キュー・リスト(QL)に加
    えるための手段と、 (4)前記遠隔受信者テーブルからエントリを取り出す
    ための手段によって実行されるステップを繰り返し、そ
    のようにして得られた前記メール・サーバ識別子がすべ
    ての前のメール・サーバ識別子と異なる場合、前記MQデ
    ィレクトリからMQアドレスを得るための手段によって実
    行されるステップを繰り返すための手段と、 (5)遠隔受信者テーブルのすべてのエントリが無くな
    ってしまうまで、前記ステップを繰り返すための手段に
    よって実行されるステップを繰り返すための手段と、 を含むことを特徴とする請求の範囲第23項に記載のネッ
    トワーク。
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