JP3187998B2 - カップ式自動販売機 - Google Patents
カップ式自動販売機Info
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- beverage
- dedicated
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- Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特定多数の人に飲料を
提供するためのカップ式自動販売機に関するものであ
る。
提供するためのカップ式自動販売機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のカップ式自動販売機は、不特定多
数の人に対し、商品としての飲料を販売することを前提
として構成されている。このため、使い捨てのカップを
自動販売機内に多数ストックしておき、販売時に1個ず
つカップ取出口にセットし、これに販売飲料を供給する
ようになっている。一方、特定多数の人を対象として構
成したカップ式自動販売機は、従来、特に存在しなかっ
た。
数の人に対し、商品としての飲料を販売することを前提
として構成されている。このため、使い捨てのカップを
自動販売機内に多数ストックしておき、販売時に1個ず
つカップ取出口にセットし、これに販売飲料を供給する
ようになっている。一方、特定多数の人を対象として構
成したカップ式自動販売機は、従来、特に存在しなかっ
た。
【0003】カップ式自動販売機は、不特定多数の人を
対象として店舗などに設置さされるのが一般的である
が、特定多数の人を対象としてオフィスなどに設置され
る場合もある。このような場合に、自動販売機に備えら
れる使い捨てのカップではなく、自分専用のカップを用
いたいと希望しても、従来の自動販売機ではこの要請に
応えることができない。また、このような要請にもかか
わらず、使い捨てのカップを使用して飲料を提供するこ
とは、近年の省資源化やゴミ処理の問題に反することに
なっていた。
対象として店舗などに設置さされるのが一般的である
が、特定多数の人を対象としてオフィスなどに設置され
る場合もある。このような場合に、自動販売機に備えら
れる使い捨てのカップではなく、自分専用のカップを用
いたいと希望しても、従来の自動販売機ではこの要請に
応えることができない。また、このような要請にもかか
わらず、使い捨てのカップを使用して飲料を提供するこ
とは、近年の省資源化やゴミ処理の問題に反することに
なっていた。
【0004】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、清潔感を考慮しつつ、専用カップの使
用を可能にするカップ式自動販売機を提供することをを
その目的としている。
れたものであり、清潔感を考慮しつつ、専用カップの使
用を可能にするカップ式自動販売機を提供することをを
その目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明は、利用者別の専用カップを収納するカップ収納装
置と、販売時に、専用カップをカップ収納装置から取り
出してカップ取出口まで搬送するとともに、カップ返却
時に、返却された使用済みの専用カップをカップ収納装
置へ搬送する搬送装置と、専用カップに販売用の飲料を
供給する飲料供給装置と、使用済みの専用カップをカッ
プ収納装置への搬送途中に洗浄する洗浄装置と、販売時
に、飲料の提供を受けようとする利用者個人を識別する
識別装置と、識別装置の出力に基づいて搬送装置を制御
する制御装置とを備えたことを特徴とする。
発明は、利用者別の専用カップを収納するカップ収納装
置と、販売時に、専用カップをカップ収納装置から取り
出してカップ取出口まで搬送するとともに、カップ返却
時に、返却された使用済みの専用カップをカップ収納装
置へ搬送する搬送装置と、専用カップに販売用の飲料を
供給する飲料供給装置と、使用済みの専用カップをカッ
プ収納装置への搬送途中に洗浄する洗浄装置と、販売時
に、飲料の提供を受けようとする利用者個人を識別する
識別装置と、識別装置の出力に基づいて搬送装置を制御
する制御装置とを備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】販売時に、識別装置が特定の利用者個人を識別
すると、制御装置が搬送装置を駆動して、識別した個人
の専用カップをカップ収納装置から取り出してカップ取
出口まで搬送する。この搬送中、飲料供給装置によりそ
の専用カップに販売用の飲料が供給される。このよう
に、飲料を提供すべき特定の個人を識別して、その個人
の専用カップに飲料を供給することにより、利用者個人
に違和感や不潔感を持たせることなく飲料を提供でき
る。加えて、カップ返却時に、搬送装置が、返却された
使用済みの専用カップをカップ収納装置へ戻すように搬
送する。この搬送途中に、使用済みの専用カップが洗浄
装置によって洗浄され、その後、カップ収納装置に収納
される。したがって、利用者自身が何ら煩雑な作業を行
うことなく、専用カップを清潔な状態で繰り返し使用す
ることができる。また、カップを繰り返し使用すること
ができるので、オペレータが使い捨てカップを補充する
手間が省けると共に、カップ切れによる飲料の供給不能
などの事態が回避できる。
すると、制御装置が搬送装置を駆動して、識別した個人
の専用カップをカップ収納装置から取り出してカップ取
出口まで搬送する。この搬送中、飲料供給装置によりそ
の専用カップに販売用の飲料が供給される。このよう
に、飲料を提供すべき特定の個人を識別して、その個人
の専用カップに飲料を供給することにより、利用者個人
に違和感や不潔感を持たせることなく飲料を提供でき
る。加えて、カップ返却時に、搬送装置が、返却された
使用済みの専用カップをカップ収納装置へ戻すように搬
送する。この搬送途中に、使用済みの専用カップが洗浄
装置によって洗浄され、その後、カップ収納装置に収納
される。したがって、利用者自身が何ら煩雑な作業を行
うことなく、専用カップを清潔な状態で繰り返し使用す
ることができる。また、カップを繰り返し使用すること
ができるので、オペレータが使い捨てカップを補充する
手間が省けると共に、カップ切れによる飲料の供給不能
などの事態が回避できる。
【0007】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の一実施
例に係るカップ式自動販売機について説明する。この自
動販売機は、特定の事業所などに設置し、特定多数の利
用者にコーヒーやジュースなどの飲料を提供するもので
ある。図1は第1実施例に係る自動販売機の外観図であ
り、図2はこの自動販売機の主構造部の構成図である。
両図に示すように、この自動販売機1は、内部に、個人
別の専用カップCを収納するカップ収納装置2と、専用
カップCをカップ収納装置2とカップ取出口3との間で
搬送する搬送装置4と、専用カップCに所望の飲料を供
給する飲料供給装置5と、使用済みの専用カップCを洗
浄する洗浄装置6と、利用者個人を識別する識別装置7
と、識別装置の出力に基づいて搬送装置4、飲料供給装
置5および洗浄装置6などを制御する制御装置8とを備
えて、構成されている。
例に係るカップ式自動販売機について説明する。この自
動販売機は、特定の事業所などに設置し、特定多数の利
用者にコーヒーやジュースなどの飲料を提供するもので
ある。図1は第1実施例に係る自動販売機の外観図であ
り、図2はこの自動販売機の主構造部の構成図である。
両図に示すように、この自動販売機1は、内部に、個人
別の専用カップCを収納するカップ収納装置2と、専用
カップCをカップ収納装置2とカップ取出口3との間で
搬送する搬送装置4と、専用カップCに所望の飲料を供
給する飲料供給装置5と、使用済みの専用カップCを洗
浄する洗浄装置6と、利用者個人を識別する識別装置7
と、識別装置の出力に基づいて搬送装置4、飲料供給装
置5および洗浄装置6などを制御する制御装置8とを備
えて、構成されている。
【0008】利用者に飲料を提供する場合には、まず、
識別装置7がその利用者個人を識別し、その情報を制御
装置8に出力する。制御装置8は、この情報に基づいて
搬送装置4を駆動し、該当する個人の専用カップCをカ
ップ収納装置2から取り出し、途中で飲料供給装置5に
より専用カップCに飲料の供給を受けてから、カップ取
出口3まで搬送する。一方、利用者が専用カップCを返
却する場合には、識別装置7が利用者を識別すると共
に、制御装置8が搬送装置4を駆動し、カップ取出口3
から専用カップCを受け取り、途中で洗浄装置6による
洗浄を受けてから、カップ収納装置2まで搬送し、ここ
で専用カップCを所定の収納位置に収納する。
識別装置7がその利用者個人を識別し、その情報を制御
装置8に出力する。制御装置8は、この情報に基づいて
搬送装置4を駆動し、該当する個人の専用カップCをカ
ップ収納装置2から取り出し、途中で飲料供給装置5に
より専用カップCに飲料の供給を受けてから、カップ取
出口3まで搬送する。一方、利用者が専用カップCを返
却する場合には、識別装置7が利用者を識別すると共
に、制御装置8が搬送装置4を駆動し、カップ取出口3
から専用カップCを受け取り、途中で洗浄装置6による
洗浄を受けてから、カップ収納装置2まで搬送し、ここ
で専用カップCを所定の収納位置に収納する。
【0009】自動販売機1の前面パネル11には、上部
に飲料を選択するための多数の飲料選択ボタン12が、
その横にコイン投入口13、返却ボタン14およびコイ
ン返却口15が設けられている。また、前面パネル11
の右隅には、識別装置7のIDカード用のカード挿入口
16が設けられている。前面パネル11の下側にはカッ
プ取出口3が設けられ、カップ取出口3の底部には、専
用カップCが臨むカップ用開口17と、カップ用開口1
7の横にカップ収納ボタン18が設けられている。
に飲料を選択するための多数の飲料選択ボタン12が、
その横にコイン投入口13、返却ボタン14およびコイ
ン返却口15が設けられている。また、前面パネル11
の右隅には、識別装置7のIDカード用のカード挿入口
16が設けられている。前面パネル11の下側にはカッ
プ取出口3が設けられ、カップ取出口3の底部には、専
用カップCが臨むカップ用開口17と、カップ用開口1
7の横にカップ収納ボタン18が設けられている。
【0010】カップ収納装置2は、間隙を存して内向き
に対向させた一対の収納ラック21,21で構成されて
おり、各収納ラック21の内部には、複数の棚22が形
成されている。専用カップCは、各棚22の所定の収納
位置に収納される。この収納位置は、制御装置8に記憶
されており、初期設定時に識別装置7から入力された個
人情報により、以降、各個人と収納位置との整合性を採
れるようになっている。
に対向させた一対の収納ラック21,21で構成されて
おり、各収納ラック21の内部には、複数の棚22が形
成されている。専用カップCは、各棚22の所定の収納
位置に収納される。この収納位置は、制御装置8に記憶
されており、初期設定時に識別装置7から入力された個
人情報により、以降、各個人と収納位置との整合性を採
れるようになっている。
【0011】搬送装置4は、専用カップCを、カップ収
納装置2のカップ取出位置と所定の下降端位置との間で
鉛直方向に搬送する第1搬送装置31と、この下降端位
置とカップ取出口3の直下位置との間で水平方向に搬送
する第2搬送装置32と、この直下位置とカップ取出口
3に臨むセット位置との間で鉛直方向に搬送する第3搬
送装置33とから成り、ここに、カップ取出位置からセ
ット位置に至る専用カップCの搬送路34が形成されて
いる。なお、第1搬送装置31は、鉛直方向に移動可能
に構成されると共に、図1に示すように、収納ラック2
2,22の間の間隙内を水平方向に移動可能に構成され
ている。
納装置2のカップ取出位置と所定の下降端位置との間で
鉛直方向に搬送する第1搬送装置31と、この下降端位
置とカップ取出口3の直下位置との間で水平方向に搬送
する第2搬送装置32と、この直下位置とカップ取出口
3に臨むセット位置との間で鉛直方向に搬送する第3搬
送装置33とから成り、ここに、カップ取出位置からセ
ット位置に至る専用カップCの搬送路34が形成されて
いる。なお、第1搬送装置31は、鉛直方向に移動可能
に構成されると共に、図1に示すように、収納ラック2
2,22の間の間隙内を水平方向に移動可能に構成され
ている。
【0012】飲料供給装置5は、いずれも図示しない
が、自動販売機1内に備えられたコーヒーキャニスタ、
シロップタンク、シスターン、アイスメーカ、その他各
種ポンプなどで構成されている。例えばコーヒーであれ
ば、コーヒーキャニスタから粉末原料が、湯タンクから
湯がそれぞれ専用カップ内に供給され、また、ジュース
であれば、シロップタンクから液体原料が、シスターン
から希釈水が、アイスメーカから砕氷が、それぞれ専用
カップC内に供給される。この各種原料や希釈水などの
供給は、専用カップCに臨ませた各種のノズル35によ
り行われる。すなわち、各ノズル35が直下位置にある
専用カップCに臨んで、専用カップC内に所望の飲料を
供給する。
が、自動販売機1内に備えられたコーヒーキャニスタ、
シロップタンク、シスターン、アイスメーカ、その他各
種ポンプなどで構成されている。例えばコーヒーであれ
ば、コーヒーキャニスタから粉末原料が、湯タンクから
湯がそれぞれ専用カップ内に供給され、また、ジュース
であれば、シロップタンクから液体原料が、シスターン
から希釈水が、アイスメーカから砕氷が、それぞれ専用
カップC内に供給される。この各種原料や希釈水などの
供給は、専用カップCに臨ませた各種のノズル35によ
り行われる。すなわち、各ノズル35が直下位置にある
専用カップCに臨んで、専用カップC内に所望の飲料を
供給する。
【0013】洗浄装置6は、湯タンク、洗浄液タンクな
ど(いずれも図示せず)で構成されており、専用カップ
Cを上下を反転させておいて、これに洗浄ノズル36か
ら洗浄液および湯を吹き付けて、専用カップCの洗浄お
よびすすぎが行われる。すなわち、下降端位置にある専
用カップCに、各洗浄ノズル36が下方から臨んで洗浄
が行われる。
ど(いずれも図示せず)で構成されており、専用カップ
Cを上下を反転させておいて、これに洗浄ノズル36か
ら洗浄液および湯を吹き付けて、専用カップCの洗浄お
よびすすぎが行われる。すなわち、下降端位置にある専
用カップCに、各洗浄ノズル36が下方から臨んで洗浄
が行われる。
【0014】次に、図3を参照して、識別装置7および
制御装置8について説明する。識別装置7は、IDカー
ド入力装置で構成され、カード挿入口16に挿入された
IDカードを読み取って、個人を識別する。識別装置7
の初期設定は、まず、カップ取出口3に自分の専用カッ
プCをセットし、カード挿入口16に自分のIDカード
を挿入して専用カップCの入力を行う。次に、カップ収
納ボタン18を押すと、制御装置8がカップ収納装置2
の空きスペースを自動感知し、搬送装置4を駆動して専
用カップCをその空きスペース搬送し、収容する。最後
に、専用カップCの収納位置を制御装置8がそのメモリ
8aに記憶する。
制御装置8について説明する。識別装置7は、IDカー
ド入力装置で構成され、カード挿入口16に挿入された
IDカードを読み取って、個人を識別する。識別装置7
の初期設定は、まず、カップ取出口3に自分の専用カッ
プCをセットし、カード挿入口16に自分のIDカード
を挿入して専用カップCの入力を行う。次に、カップ収
納ボタン18を押すと、制御装置8がカップ収納装置2
の空きスペースを自動感知し、搬送装置4を駆動して専
用カップCをその空きスペース搬送し、収容する。最後
に、専用カップCの収納位置を制御装置8がそのメモリ
8aに記憶する。
【0015】制御装置8は、コンピュータで構成され、
識別装置7からの入力を前提として、飲料選択ボタン1
2からの入力により、搬送装置4と飲料供給装置5とを
駆動して、利用者に専用カップCに注いだ所望の飲料を
提供し、カップ収納ボタン18からの入力により、搬送
装置4と洗浄装置6とを駆動して、専用カップCを洗浄
した後、所定の収納位置に収納する。
識別装置7からの入力を前提として、飲料選択ボタン1
2からの入力により、搬送装置4と飲料供給装置5とを
駆動して、利用者に専用カップCに注いだ所望の飲料を
提供し、カップ収納ボタン18からの入力により、搬送
装置4と洗浄装置6とを駆動して、専用カップCを洗浄
した後、所定の収納位置に収納する。
【0016】ここで、識別装置7の初期設定が済んでい
ることを前提として、この自動販売機1の一連の作動を
説明する。飲料の供給を受ける場合には、まず、IDカ
ードをカード挿入口16に挿入すると共に、コインをコ
イン投入口13に投入した後、飲料選択ボタン12を押
す。これにより、搬送装置4の第1搬送装置31が上下
方向および水平方向に駆動して、IDカードで読み取っ
た個人の専用カップCをカップ収納装置2から取り出
す。第1搬送装置31が専用カップCを下降端位置まで
搬送してくると、ここでセンサ4aが専用カップCの位
置を検出する。この検出に基づいて第2搬送装置32が
駆動され、下降端位置で第1搬送装置31から専用カッ
プCを受け取って、これを直下位置まで搬送する。この
状態をセンサ4aが検出すると、第3搬送装置33が第
2搬送装置32から専用カップCを受け取ると共に、飲
料供給装置5が駆動され、専用カップC内に選択された
飲料を供給する。飲料の供給が完了すると、第3搬送装
置33が専用カップCを上昇させ、カップ取出口3に臨
ませる。
ることを前提として、この自動販売機1の一連の作動を
説明する。飲料の供給を受ける場合には、まず、IDカ
ードをカード挿入口16に挿入すると共に、コインをコ
イン投入口13に投入した後、飲料選択ボタン12を押
す。これにより、搬送装置4の第1搬送装置31が上下
方向および水平方向に駆動して、IDカードで読み取っ
た個人の専用カップCをカップ収納装置2から取り出
す。第1搬送装置31が専用カップCを下降端位置まで
搬送してくると、ここでセンサ4aが専用カップCの位
置を検出する。この検出に基づいて第2搬送装置32が
駆動され、下降端位置で第1搬送装置31から専用カッ
プCを受け取って、これを直下位置まで搬送する。この
状態をセンサ4aが検出すると、第3搬送装置33が第
2搬送装置32から専用カップCを受け取ると共に、飲
料供給装置5が駆動され、専用カップC内に選択された
飲料を供給する。飲料の供給が完了すると、第3搬送装
置33が専用カップCを上昇させ、カップ取出口3に臨
ませる。
【0017】一方、使用済みの専用カップCを返却する
場合には、まず、IDカードを挿入すると共に、カップ
収納ボタン18を押す。これにより、搬送装置4が第3
搬送装置33、第2搬送装置32および第1搬送装置3
1をそれぞれ順に駆動し、専用カップCを上記とは逆に
搬送する。この場合、第1搬送装置31が下降端位置で
第2搬送装置32から専用カップCを受け取ると、第1
搬送装置31が専用カップCを逆さにし(図示では逆さ
にしていないが)、次に洗浄装置6が作動してこれを洗
浄する。洗浄が完了すると、第1搬送装置31が、専用
カップCは元の姿勢に戻した後、これを上昇させて所定
の収納位置に収納する。
場合には、まず、IDカードを挿入すると共に、カップ
収納ボタン18を押す。これにより、搬送装置4が第3
搬送装置33、第2搬送装置32および第1搬送装置3
1をそれぞれ順に駆動し、専用カップCを上記とは逆に
搬送する。この場合、第1搬送装置31が下降端位置で
第2搬送装置32から専用カップCを受け取ると、第1
搬送装置31が専用カップCを逆さにし(図示では逆さ
にしていないが)、次に洗浄装置6が作動してこれを洗
浄する。洗浄が完了すると、第1搬送装置31が、専用
カップCは元の姿勢に戻した後、これを上昇させて所定
の収納位置に収納する。
【0018】以上のように本実施例によれば、識別装置
7により利用者個人を識別し、その個人の専用カップC
により所望の飲料を提供できると共に、使用済みの専用
カップCを洗浄した後に収納できるようになっているの
で、衛生的にも感覚的にも良好な状態で専用カップCを
何度も繰り返し使用でき、専用カップCを使用したいと
する利用者の希望を満足させることができると共に、省
資源化を達成することができる。
7により利用者個人を識別し、その個人の専用カップC
により所望の飲料を提供できると共に、使用済みの専用
カップCを洗浄した後に収納できるようになっているの
で、衛生的にも感覚的にも良好な状態で専用カップCを
何度も繰り返し使用でき、専用カップCを使用したいと
する利用者の希望を満足させることができると共に、省
資源化を達成することができる。
【0019】次に、図4ないし図12を参照して、本発
明に係る自動販売機の第2実施例について説明する。図
4はこの自動販売機の外観斜視図であり、図9は主要な
内部装置の構成図である。図4に示すように、自動販売
機101の前面には、中央部にカップ取出口102が、
カップ取出口102の上側には動作選択ボタン103
が、右側部にはIDカード入力装置104が、左側部に
はカップ収納口105が、カップ収納口105の上部に
は飲料選択ボタン106が、それぞれ設けられている。
明に係る自動販売機の第2実施例について説明する。図
4はこの自動販売機の外観斜視図であり、図9は主要な
内部装置の構成図である。図4に示すように、自動販売
機101の前面には、中央部にカップ取出口102が、
カップ取出口102の上側には動作選択ボタン103
が、右側部にはIDカード入力装置104が、左側部に
はカップ収納口105が、カップ収納口105の上部に
は飲料選択ボタン106が、それぞれ設けられている。
【0020】新規利用者は、カップ取出口102に専用
カップCをセットした後、動作選択ボタン103の初期
設定ボタンを押し、次にIDカード入力装置104のカ
ード挿入口107にIDカードを挿入して、キーボード
108から自己の識別番号を入力する。これにより自己
の専用カップCが所定の収容位置に収容されると共に、
この収容位置が自動販売機101に記憶される。次に、
飲料の供給を受ける場合には、カード挿入口107にI
Dカードを挿入した後、動作選択ボタン103の供給ボ
タンを押すると共に、飲料選択ボタン106を押して、
専用カップCに飲料の供給を受ける。一方、専用カップ
Cを返却する場合には、IDカードを挿入した後、動作
選択ボタン103の洗浄ボタンを押す。また、洗浄した
専用カップCを返却する場合には、IDカードを挿入し
た後、動作選択ボタン103の収納ボタンを押し、カッ
プ収納口105が開くのを待って、カップ収納口105
から専用カップCを直接、自動販売機101内に収納す
る。
カップCをセットした後、動作選択ボタン103の初期
設定ボタンを押し、次にIDカード入力装置104のカ
ード挿入口107にIDカードを挿入して、キーボード
108から自己の識別番号を入力する。これにより自己
の専用カップCが所定の収容位置に収容されると共に、
この収容位置が自動販売機101に記憶される。次に、
飲料の供給を受ける場合には、カード挿入口107にI
Dカードを挿入した後、動作選択ボタン103の供給ボ
タンを押すると共に、飲料選択ボタン106を押して、
専用カップCに飲料の供給を受ける。一方、専用カップ
Cを返却する場合には、IDカードを挿入した後、動作
選択ボタン103の洗浄ボタンを押す。また、洗浄した
専用カップCを返却する場合には、IDカードを挿入し
た後、動作選択ボタン103の収納ボタンを押し、カッ
プ収納口105が開くのを待って、カップ収納口105
から専用カップCを直接、自動販売機101内に収納す
る。
【0021】図9に示すように、主内部装置は、第1実
施例と同様に、専用カップCを収納するカップ収納装置
111と、専用カップCをカップ収納装置111とカッ
プ取出口102との間で搬送する搬送装置112と、専
用カップCに飲料を供給する飲料供給装置113と、専
用カップCを洗浄する洗浄装置114と、利用者個人を
識別する識別装置と、搬送装置を制御する制御装置とを
備えて、構成されている。なお、ここでは、識別装置お
よび制御装置は、第1実施例とほぼ同様なので省略され
ている。
施例と同様に、専用カップCを収納するカップ収納装置
111と、専用カップCをカップ収納装置111とカッ
プ取出口102との間で搬送する搬送装置112と、専
用カップCに飲料を供給する飲料供給装置113と、専
用カップCを洗浄する洗浄装置114と、利用者個人を
識別する識別装置と、搬送装置を制御する制御装置とを
備えて、構成されている。なお、ここでは、識別装置お
よび制御装置は、第1実施例とほぼ同様なので省略され
ている。
【0022】図5ないし図8は搬送装置112を示して
おり、それぞれ、図5は搬送装置112の裁断側面図、
図6はその正面図、図7はその平面図、図8は把持ヘッ
ド廻りの斜視図である。これらの図に示すように、搬送
装置112は、上下方向に延びる装置本体41と、専用
カップCを把持する把持ヘッド43と、装置本体41か
ら水平に延びて把持ヘッド43を支持する水平アーム4
4とで構成されている。
おり、それぞれ、図5は搬送装置112の裁断側面図、
図6はその正面図、図7はその平面図、図8は把持ヘッ
ド廻りの斜視図である。これらの図に示すように、搬送
装置112は、上下方向に延びる装置本体41と、専用
カップCを把持する把持ヘッド43と、装置本体41か
ら水平に延びて把持ヘッド43を支持する水平アーム4
4とで構成されている。
【0023】装置本体41は、ハウジング45と、ハウ
ジング45内に上下方向に渡したガイドロッド46と、
ハウジング45内に上下に配設した一対のプーリ47,
47と、この両プーリ47,47間に掛け渡したタイミ
ングベルト48とを備えている。ガイドロッド46に
は、水平アーム44がスライド自在に取り付けられてお
り、この状態で、水平アーム44にはタイミングベルト
48の一部が固定されている。したがって、タイミング
ベルト48が作動されることにより、水平アーム44が
ガイドロッド46に案内されて、水平姿勢のまま昇降動
される。
ジング45内に上下方向に渡したガイドロッド46と、
ハウジング45内に上下に配設した一対のプーリ47,
47と、この両プーリ47,47間に掛け渡したタイミ
ングベルト48とを備えている。ガイドロッド46に
は、水平アーム44がスライド自在に取り付けられてお
り、この状態で、水平アーム44にはタイミングベルト
48の一部が固定されている。したがって、タイミング
ベルト48が作動されることにより、水平アーム44が
ガイドロッド46に案内されて、水平姿勢のまま昇降動
される。
【0024】タイミングベルト48は、ハウジング45
の下部側面に取り付けられた昇降モータ49により作動
され、ハウジング45自体は、ハウジング45の下側に
設けた回動モータ50の鉛直軸50aに取り付けられて
いて、180度の角度に亘って鉛直軸廻りに回動される
(図7参照)。すなわち、ハウジング45に取り付けら
れた水平アーム44は、昇降モータ49により上下方向
に移動され、この状態でハウジング45と共に左右に回
動される。
の下部側面に取り付けられた昇降モータ49により作動
され、ハウジング45自体は、ハウジング45の下側に
設けた回動モータ50の鉛直軸50aに取り付けられて
いて、180度の角度に亘って鉛直軸廻りに回動される
(図7参照)。すなわち、ハウジング45に取り付けら
れた水平アーム44は、昇降モータ49により上下方向
に移動され、この状態でハウジング45と共に左右に回
動される。
【0025】水平アーム44は、基部および中間部で、
それぞれ装置本体41のガイドロッド46およびハウジ
ング45の正面開口45aに案内されて、昇降動され
る。水平アーム44の両側部には、ガイド溝51,51
が形成され、この両ガイド溝51,51で把持ヘッド4
3の進退動を案内する。また、水平アーム44の上面に
は、ラック52が形成されており、このラック52に後
述する把持ヘッド43のピニオン58が噛み合うように
なっている。
それぞれ装置本体41のガイドロッド46およびハウジ
ング45の正面開口45aに案内されて、昇降動され
る。水平アーム44の両側部には、ガイド溝51,51
が形成され、この両ガイド溝51,51で把持ヘッド4
3の進退動を案内する。また、水平アーム44の上面に
は、ラック52が形成されており、このラック52に後
述する把持ヘッド43のピニオン58が噛み合うように
なっている。
【0026】把持ヘッド43は、箱形のシャーシ53
と、シャーシ53から前方に突き出した左右一対の把持
アーム54,54とを有し、両把持アーム54,54
は、その基部に取り付けたソレノイド55により開閉
(グリップ動作)されると共に、シャーシ53内に収容
された回転モータ56により、ソレノイド55と共に1
80度の角度に亘って水平軸廻りに回転(反転)され
る。一方、シャーシ53の底面には進退モータ57が設
けられており、進退モータ57に取り付けられたピニオ
ン58が、水平アーム44のラック52に噛み合ってい
る。また、シャーシ53の下面には、前後にそれぞれ2
個のローラ59,59が取り付けられたブラケット6
0,60が左右に振り分けて設けられており、この各ロ
ーラ59が、水平アーム44のガイド溝51にスライド
自在に係合されている。
と、シャーシ53から前方に突き出した左右一対の把持
アーム54,54とを有し、両把持アーム54,54
は、その基部に取り付けたソレノイド55により開閉
(グリップ動作)されると共に、シャーシ53内に収容
された回転モータ56により、ソレノイド55と共に1
80度の角度に亘って水平軸廻りに回転(反転)され
る。一方、シャーシ53の底面には進退モータ57が設
けられており、進退モータ57に取り付けられたピニオ
ン58が、水平アーム44のラック52に噛み合ってい
る。また、シャーシ53の下面には、前後にそれぞれ2
個のローラ59,59が取り付けられたブラケット6
0,60が左右に振り分けて設けられており、この各ロ
ーラ59が、水平アーム44のガイド溝51にスライド
自在に係合されている。
【0027】すなわち、ソレノイド55を介して把持ア
ーム54により専用カップCが把持され、把持された専
用カップCが回転モータ56により上下を反転され、把
持された専用カップCが進退モータ57により前後方向
に移動されるようになっている。
ーム54により専用カップCが把持され、把持された専
用カップCが回転モータ56により上下を反転され、把
持された専用カップCが進退モータ57により前後方向
に移動されるようになっている。
【0028】カップ収納装置111は、図9および図1
0に示すように、円筒状に形成された収納ラック61
と、収納ラック61の上側に取り付けられ、収納ラック
61を所定の角度制御回転させる回転駆動モータ62と
で構成されている。収納ラック61は、棚板63と径方
向の仕切板64とで、専用カップCを収容する複数のス
ペースに区画されている。専用カップCを収容または取
り出す場合には、搬送装置112が作動してその把持ヘ
ッド43を所定の棚板63の位置に昇降動させた後、回
転駆動モータ62が作動して、所望の専用カップCが把
持ヘッド43に対向する位置まで収納ラック61を回転
させ、次に把持ヘッド43を専用カップCの位置まで前
進させる。一方、カップ収納装置111は、上記カップ
収納口105の奥端に面して配設されており、カップ収
納口105から直接、専用カップCの収納ができるよう
になっている。
0に示すように、円筒状に形成された収納ラック61
と、収納ラック61の上側に取り付けられ、収納ラック
61を所定の角度制御回転させる回転駆動モータ62と
で構成されている。収納ラック61は、棚板63と径方
向の仕切板64とで、専用カップCを収容する複数のス
ペースに区画されている。専用カップCを収容または取
り出す場合には、搬送装置112が作動してその把持ヘ
ッド43を所定の棚板63の位置に昇降動させた後、回
転駆動モータ62が作動して、所望の専用カップCが把
持ヘッド43に対向する位置まで収納ラック61を回転
させ、次に把持ヘッド43を専用カップCの位置まで前
進させる。一方、カップ収納装置111は、上記カップ
収納口105の奥端に面して配設されており、カップ収
納口105から直接、専用カップCの収納ができるよう
になっている。
【0029】飲料供給装置113は、図9および図11
に示すように、2個のシロップタンク71,71と、貯
湯タンク72とを備え(この場合は、ホット飲料の供給
部分のみ示している)、それぞれ定量ポンプ73,73
および定量バルブ74により、それぞれのノズル75,
75,75を介して専用カップCに液体原料と湯を供給
する。このようにして、専用カップCに飲料が供給され
ると、搬送装置112が作動して、専用カップCをカッ
プ取出口102まで搬送する。
に示すように、2個のシロップタンク71,71と、貯
湯タンク72とを備え(この場合は、ホット飲料の供給
部分のみ示している)、それぞれ定量ポンプ73,73
および定量バルブ74により、それぞれのノズル75,
75,75を介して専用カップCに液体原料と湯を供給
する。このようにして、専用カップCに飲料が供給され
ると、搬送装置112が作動して、専用カップCをカッ
プ取出口102まで搬送する。
【0030】洗浄装置114は、図9および図12に示
すように、上記貯湯タンク72に接続された給湯配管8
1と、給湯配管81の途中に介在させた洗浄ポンプ82
と、給湯配管81の先端に取り付けた洗浄ノズル83と
で構成されている。搬送装置112により逆さにされた
専用カップCに対し、洗浄ノズル83が下方から臨むよ
うになっており、洗浄ポンプ82を介して貯湯タンク7
2から供給された湯が、洗浄ノズル83から勢いよく噴
出して専用カップCを洗浄する。
すように、上記貯湯タンク72に接続された給湯配管8
1と、給湯配管81の途中に介在させた洗浄ポンプ82
と、給湯配管81の先端に取り付けた洗浄ノズル83と
で構成されている。搬送装置112により逆さにされた
専用カップCに対し、洗浄ノズル83が下方から臨むよ
うになっており、洗浄ポンプ82を介して貯湯タンク7
2から供給された湯が、洗浄ノズル83から勢いよく噴
出して専用カップCを洗浄する。
【0031】以上のように本実施例によれば、カップ収
納装置111を回転可能に構成し、カップ収納装置11
1、飲料供給装置113、洗浄装置114およびカップ
取出口102を、搬送装置112を中心に配設するよう
にしているので、専用カップCの取り回しが容易にな
り、搬送装置112の構造を単純化することができる。
また、カップ収納口105を設け、利用者自身が専用カ
ップCを洗浄してから収納することもできるので、利用
者の好みに合わせた洗浄形態を採ることができる。
納装置111を回転可能に構成し、カップ収納装置11
1、飲料供給装置113、洗浄装置114およびカップ
取出口102を、搬送装置112を中心に配設するよう
にしているので、専用カップCの取り回しが容易にな
り、搬送装置112の構造を単純化することができる。
また、カップ収納口105を設け、利用者自身が専用カ
ップCを洗浄してから収納することもできるので、利用
者の好みに合わせた洗浄形態を採ることができる。
【0032】なお、これらの本実施例におけるカップ収
納装置、カップ収納装置、搬送装置、飲料供給装置、洗
浄装置、識別装置および制御装置は、あくまでも一例で
あって、各種の構造のもので構成できることはいうまで
もない。
納装置、カップ収納装置、搬送装置、飲料供給装置、洗
浄装置、識別装置および制御装置は、あくまでも一例で
あって、各種の構造のもので構成できることはいうまで
もない。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明のカップ式自動販売
機によれば、利用者個人を識別し、その個人の専用カッ
プに飲料を供給できるようになっているので、利用者の
清潔感を配慮した上で、専用カップを繰り返し使用する
ことができ、省資源化を達成できると共に、ゴミ処理の
問題に寄与できる効果を有する。
機によれば、利用者個人を識別し、その個人の専用カッ
プに飲料を供給できるようになっているので、利用者の
清潔感を配慮した上で、専用カップを繰り返し使用する
ことができ、省資源化を達成できると共に、ゴミ処理の
問題に寄与できる効果を有する。
【図1】本発明の第1実施例に係るカップ式自動販売機
の外観図である。
の外観図である。
【図2】上記カップ式自動販売機の主要部の構成を表し
た構成図である。
た構成図である。
【図3】カップ式自動販売機の制御系のブロック図であ
る。
る。
【図4】本発明の第2実施例に係るカップ式自動販売機
の外観図である。
の外観図である。
【図5】搬送装置の裁断側面図である。
【図6】搬送装置の正面図である。
【図7】搬送装置の平面図である。
【図8】搬送装置の把持ヘッドの斜視図である。
【図9】上記カップ式自動販売機の主要部の構成を表し
た斜視図である。
た斜視図である。
【図10】カップ収納装置廻りの斜視図である。
【図11】飲料供給装置廻りの斜視図である。
【図12】洗浄装置廻りの斜視図である。
1 自動販売機 2 カップ収納装置 3 カップ取出口 4 搬送装置 5 飲料供給装置 7 洗浄装置 8 識別装置 9 制御装置 34 搬送路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07F 13/10
Claims (1)
- 【請求項1】 利用者別の専用カップを収納するカップ
収納装置と、 販売時に、前記専用カップを当該カップ収納装置から取
り出してカップ取出口まで搬送するとともに、カップ返
却時に、返却された使用済みの前記専用カップを前記カ
ップ収納装置へ搬送する搬送装置と、 前記専用カップに販売用の飲料を供給する飲料供給装置
と、 前記使用済みの専用カップを前記カップ収納装置への搬
送途中に洗浄する洗浄装置と、販売時に、飲料の提供を受けようとする 利用者個人を識
別する識別装置と、 当該識別装置の出力に基づいて前記搬送装置を制御する
制御装置とを備えたことを特徴とするカップ式自動販売
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34121292A JP3187998B2 (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | カップ式自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34121292A JP3187998B2 (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | カップ式自動販売機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06168377A JPH06168377A (ja) | 1994-06-14 |
JP3187998B2 true JP3187998B2 (ja) | 2001-07-16 |
Family
ID=18344250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34121292A Expired - Fee Related JP3187998B2 (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | カップ式自動販売機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3187998B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101489631B1 (ko) * | 2008-07-14 | 2015-02-09 | 김백비 | 티백차 판매기 및 그 제어방법 |
JP7367378B2 (ja) * | 2019-08-09 | 2023-10-24 | 富士電機株式会社 | 飲料供給装置 |
DE102019124859B4 (de) * | 2019-09-16 | 2021-06-10 | Völkl Patente GmbH & Co. KG | Kaffee-Station sowie Verfahren zu ihrem Betrieb |
DE102020123909B3 (de) * | 2020-09-14 | 2021-09-23 | Sar Elektronic Gmbh | Vorrichtung und Verfahren zur automatisierten Bereitstellung von Flüssigkeiten |
-
1992
- 1992-11-27 JP JP34121292A patent/JP3187998B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06168377A (ja) | 1994-06-14 |
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Date | Code | Title | Description |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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