JP3187593U - フィルム巻き取り装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】保護紙付フィルムから、保護紙を剥離して、フィルムのみを容易に巻き取ることが可能なフィルム巻き取り装置を提供する。
【解決手段】保護紙付フィルム21をガイド部11の下方から導入する。この際、フィルム25が本体部3と対向し、保護紙23がガイド部11と対向する向きで、保護紙付フィルム21を導入する。保護紙付フィルム21の先端がガイド部11の上部に露出したら、保護紙23を剥離し、フィルム25のみをフィルム導入部13を通して、本体部3の内部にフィルム25を導入する。フィルム25の先端は、ロール部5のスリット19に挿入する。この状態で、つまみ17を回転させると、保護紙23が、ガイド部11の上方に排出されつつ、フィルム25がロール部5に巻き取られる。
【選択図】図3

Description

本考案は、保護紙付フィルムからフィルムのみを容易に巻き取ることが可能なフィルム巻き取り装置に関するものである。
例えば、パラフィルム(登録商標)のように、所定の幅を有するロール状のフィルムから、使用する大きさのフィルムを切断するためには、まず、ハサミやカッターなどによって、必要な幅に切断する必要がある。例えば、ビーカーを封止するためのフィルムと、試験管を封止するためのフィルムは、そのサイズが異なるため、使用者は、あらかじめフィルムを所定の大きさに切断する必要がある。
このようにロール状のフィルムから、所定の幅のフィルムを切り出すために、本考案者は、ロール状のフィルムを収容する本体部と、本体部の一部に形成され、フィルムの一端を取り出すことが可能なフィルム取り出し口と、フィルム取り出し口に着脱可能に取り付けられるカッター部と、を具備し、カッター部には、フィルムの引き出し方向に対向するように刃が設けられており、フィルムを引き出す際に、刃によって、フィルムを所定幅に切断することが可能なフィルム切断装置を考案した(特許文献1)。
実用新案登録第3185697号公報
特許文献1のフィルム切断装置は、使用目的に合わせて、所定幅のフィルムを容易に切断することができる。一方、所定幅に切断された帯状のフィルムは、使用場所において、さらに、必要なサイズに切断される。例えば、試験管を封じるためには、試験管の幅に応じた幅にフィルム切断装置で切断した帯状のフィルムから、さらに試験管の口のサイズに応じた長さに切断して用いられる。
通常、前述したパラフィルム(登録商標)のようなフィルムは、その保護を目的として、保護紙とフィルムが積層されており、使用時には、保護紙を剥離して使用する。このため、使用場所において、前述したフィルム切断装置によって帯状に切断された保護紙付のフィルムから保護紙を剥離して、切断を行う必要がある。
しかし、例えば、多数の試験管などを扱う場合において、保護紙をつけたまま切断し、切断した切断片ごとに保護紙を剥離するのは、作業性が悪く、また、多くの保護紙片が散らばるため、その回収作業も必要となる。しかし、長い帯状の保護紙付フィルムから保護紙を剥離しようとすると、フィルムの折れや皺などの要因となるとともに、汚れの原因ともなるため、取扱い性が悪い。
また、多数の試験管などを扱う場合において、使用場所ごとに前述したフィルム切断装置を設置するのは効率的ではない。このため、複数の使用場所において、それぞれ使用目的に応じた幅のフィルムを、保護紙を剥離した状態で、折れや皺などが生じることなく使用可能とすることが望まれる。
本考案は、このような問題に鑑みてなされたもので、保護紙付フィルムから、保護紙を剥離して、フィルムのみを容易に巻き取ることが可能なフィルム巻き取り装置を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するため、本考案は、フィルムを巻き取るフィルム巻き取り装置であって、本体部と、前記本体部に収容され、前記本体部から着脱可能なロール部と、を具備し、前記本体部の一部には、前記本体部の外部から内部へ連通するフィルム導入部が設けられ、前記本体部の外面の前記フィルム導入部の近傍には、保護紙付フィルムのガイド部が設けられ、前記ガイド部に、前記保護紙付フィルムを通し、前記保護紙付フィルムからフィルムを剥離して前記フィルム導入部から、前記フィルムを前記本体部の内部の導入し、前記ロール部を回転させることで、前記フィルムを前記ロール部に巻き取ることが可能なフィルム巻き取り装置である。
前記本体部の外面であって、前記フィルム導入部の近傍には、前記フィルムとの滑りを良くするための摺動部が設けられることが望ましい。
本考案によれば、所定幅の帯状の保護紙付フィルムから、容易にフィルムのみを巻き取ることが可能である。このため、保護紙が散乱することがない。
また、フィルムはロール部に巻き取られるため、使用場所にはフィルムが巻き取られたロール部のみを持ち運べばよい。このため、フィルム切断装置や巻き取り装置自体を複数個所に設置する必要がない。
また、フィルムはロール部に巻き取られるため、フィルムの折れや皺が発生することがない。
また、フィルム導入部近傍に摺動部を設けることで、フィルムの滑りが良くなり、フィルムの巻き取り作業が容易となる。
本考案によれば、保護紙付フィルムから、保護紙を剥離して、フィルムのみを容易に巻き取ることが可能なフィルム巻き取り装置を提供することができる。
フィルム巻き取り装置1を示す分解斜視図。 フィルム巻き取り装置1を示す組立斜視図。 図2のA−A線断面における、使用状態のフィルム巻き取り装置1の断面図。 フィルム巻き取り装置1からフィルム25が巻き取られたロール部5を取り外した状態を示す斜視図。
以下、本考案の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本考案の実施の形態にかかるフィルム巻き取り装置1を示す分解斜視図、図2は、フィルム巻き取り装置1を示す組立斜視図である。フィルム巻き取り装置1は、主に、本体部3、ロール部5等から構成される。
本体部3は、一方の面が開口した略箱状の形状であり、内部にロール部5を収容可能である。なお、本体部3のサイズは、後述するフィルムが巻き取られた状態のロール部5が収容可能なサイズである。
本体部3の内面にはロール部5を受けるための受け部7が設けられる。したがって、ロール部5を本体部3内に収容すると、ロール部5は、受け部7によって支持され、位置が規制される。
本体部3の一方の側面上部には、切欠き9が設けられる。切欠き9は、ロール部5に設けられたつまみ17に対応する。すなわち、ロール部5を本体部3内に収容すると、つまみ17が切欠き9から外部に突出する。この状態でつまみ17を回転すると、本体部3内で、ロール部5を回転させることができる。
ロール部5の外周面には、スリット19が設けられる。スリット19は、巻き取られるフィルムの先端を挟み込む部位である。なお、ロール部5の形状やこれを支持する受け部7、切欠き9等の形状は、図示した例には限られない。本体部3は、ロール部5を所定の位置で支持し、回転可能に収容可能であれば、その構造は限定されない。
本体部3の前面の上部には、フィルム導入部13が設けられる。フィルム導入部13は、フィルムが通過可能な程度の隙間をあけて、上下が部材で囲まれた空間であり、本体部3の内部と外部とを本体部3の前後方向に連通する。フィルム導入部13は、後述するフィルムの巻き取り時に、フィルムが本体部3の内部に導入される部位である。
本体部3の前面であって、フィルム導入部13の下部には、ガイド部11が設けられる。ガイド部11は、フィルム導入部13の形成方向(本体部3の前面から内部に向かう方向)に対して略垂直に形成される。ガイド部11と本体部3の外面との間には隙間が形成され、保護紙付フィルムがこの隙間を通過する。なお、ガイド部11とフィルム導入部13との角度は、必ずしも垂直でなくてもよく、適宜設計される。但し、ガイド部11とフィルム導入部13との角度が小さくなりすぎると、フィルム25を剥離して導入するための抵抗が大きくなるため望ましくない。また、ガイド部11とフィルム導入部13との角度が大きくなりすぎると、装置が大型化するため望ましくない。
本体部3の前面において、フィルム導入部13の近傍であって、ガイド部11で覆われた部位には、摺動部15が設けられる。摺動部15は、フィルムとの滑りを良くするための部位である。摺動部15としては、例えばエンボス加工などの凹凸形状が施された樹脂板や樹脂フィルムを用いることができる。また、フッ素樹脂などのように、フィルムとの密着性の悪い素材で構成してもよい。
次に、フィルム巻き取り装置1の使用方法について説明する。図3は、図2のA−A線断面における、使用状態のフィルム巻き取り装置1の断面図である。
まず、保護紙付フィルム21をガイド部11の下方から導入する(図中矢印C)。この際、フィルム25が本体部3と対向し、保護紙23がガイド部11と対向する向きで、保護紙付フィルム21を導入する。保護紙付フィルム21の先端がガイド部11の上部に露出したら、保護紙23を剥離し、フィルム25のみをフィルム導入部13を通して、本体部3の内部にフィルム25を導入する。フィルム25の先端は、ロール部5のスリット19に挿入する。
この状態で、つまみ17を回転させると(図中矢印B)、保護紙23が、ガイド部11の上方に排出されつつ(図中矢印D)、フィルム25がロール部5に巻き取られる。
所定の長さのフィルム25を巻き取った後、図4に示すように、ロール部5を本体部3から取り外し(図中矢印E)、使用場所にロール部5のみを持ち運ぶことができる。なお、巻き取られたフィルム25は、適宜、カッターやハサミで所定長さに切断することができる。また、保護紙がついていないため、フィルム25のみであれば、指で所定長さにちぎることも可能である。
本実施形態によれば、所定の長さの帯状の保護紙付フィルム21から、保護紙23を剥離し、フィルム25のみをロール部5に巻き取ることができる。このため、使用場所で保護紙23を剥離する必要がない。また、保護紙23が使用場所の周囲に散乱することもない。
また、フィルム25は、ロール部5に巻き付けられているため、折れや皺の発生を防止することができる。また、ロール部5を複数用意すれば、作業者は、それぞれの使用する場所や対象に応じて、所定幅のフィルム25を持ち運ぶことが可能である。
また、摺動部15を設けることで、本体部3に対するフィルム25の滑りが良くなり、フィルム25の巻き取り作業が容易となる。
以上、添付図を参照しながら、本考案の実施の形態を説明したが、本考案の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、実用新案登録請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本考案の技術的範囲に属するものと了解される。
たとえば、先述した実施例では、保護紙付フィルム21をフィルム巻き取り装置1の下方からガイド部11に導入し、本体部3の上部に形成されたフィルム導入部13からフィルム25を本体部3内部に導入した。したがって、保護紙23はフィルム巻き取り装置1の上方に排出された。しかし、本考案では、構成の配置を逆にして、保護紙付フィルム2を上方からガイド部11に導入し、本体部3の下方に設けられたフィルム導入部13を通して、フィルム25を本体部3内部に導入してもよい。このようにすることで、保護紙付フィルム21を装置の上部から導入することができる。このため、フィルム巻き取り装置1が配置された机上等に所定幅の帯状の保護紙付フィルム21を置いた状態で作業が可能となり、不要な保護紙23のみを下方に排出することができる。
1………フィルム巻き取り装置
3………本体部
5………ロール部
7………受け部
9………切欠き
11………ガイド部
13………フィルム導入部
15………摺動部
17………つまみ
19………スリット
21………保護紙付フィルム
23………保護紙
25………フィルム

Claims (2)

  1. フィルムを巻き取るフィルム巻き取り装置であって、
    本体部と、
    前記本体部に収容され、前記本体部から着脱可能なロール部と、
    を具備し、
    前記本体部の一部には、前記本体部の外部から内部へ連通するフィルム導入部が設けられ、
    前記本体部の外面の前記フィルム導入部の近傍には、保護紙付フィルムのガイド部が設けられ、
    前記ガイド部に、前記保護紙付フィルムを通し、前記保護紙付フィルムからフィルムを剥離して前記フィルム導入部から、前記フィルムを前記本体部の内部の導入し、前記ロール部を回転させることで、前記フィルムを前記ロール部に巻き取ることが可能なフィルム巻き取り装置。
  2. 前記本体部の外面であって、前記フィルム導入部の近傍には、前記フィルムとの滑りを良くするための摺動部が設けられることを特徴とする請求項1記載のフィルム巻き取り装置。
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