JP3187519U - 指保持手段を有する清掃用積層縫合布体 - Google Patents
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Abstract
【課題】容易なる拭き取り作業を可能とする、指保持手段を有する清掃用積層縫合布体を提供する。
【解決手段】厚手布体と薄手布体を同形として、上下にその一部を積層縫着してなる縫合布体1を設け、縫合布体1の適所に指保持手段を設ける。縫合布体1をその一部を除く外周近傍を縫合した袋状として、親指用ポケット9と他指用ポケット8とを設ける。
【選択図】図5
【解決手段】厚手布体と薄手布体を同形として、上下にその一部を積層縫着してなる縫合布体1を設け、縫合布体1の適所に指保持手段を設ける。縫合布体1をその一部を除く外周近傍を縫合した袋状として、親指用ポケット9と他指用ポケット8とを設ける。
【選択図】図5
Description
この考案は、指保持手段を有した清掃用の積層縫合布体に関する。
従来より、種々の清掃用布体が利用されているが、本案にて示すように、指保持手段を有するものは見あたらない。
清掃用布体としては、以前より布巾や雑巾などが多用されてきた。この双方ともに長方形状の単一布体であり、一枚布や積層縫着布体にて形成されている。使用法は、きれいにしようとする面にこれらの布を押し当てながら拭くことにてなされる。布巾の場合は食器の清掃に用いられることも多くあり、たとえば濡れた食器を乾燥した布体としての布巾にて拭き取ることも多い。この作業時において、片方の手で食器を持ち、他方の手に布巾を持って、この布巾にて拭き取るのであるが、手から布巾が落下したりすることの無いように注意を払いながらの作業となる。また、布巾に対する指位置のずれにも注意しなければならない。布巾は長方形布体であるので手へのなじみがなく、使用者の熟練とコツにて作業しているのが実体である。それゆえに、指の不自由な人や高齢にて握力の弱化した人にとっては作業の容易性に難があるものとなっている。
本案は以上に鑑み、手袋のように手にはめることにて既述の方法に比べてより容易なる拭き取り作業を可能とする、新規かつ有用なる手段を提供するべく考案されたものである。
本案は以上に鑑み、手袋のように手にはめることにて既述の方法に比べてより容易なる拭き取り作業を可能とする、新規かつ有用なる手段を提供するべく考案されたものである。
課題を解決する手段として本案は以下の構成とした。
すなわち、厚手布体と薄手布体を同形として、上下にその一部を積層縫着してなる縫合布体を設け、該縫合布体適所に指保持手段を設ける。本案は以上の構成よりなる指保持手段を有する清掃用積層縫合布体である。
すなわち、厚手布体と薄手布体を同形として、上下にその一部を積層縫着してなる縫合布体を設け、該縫合布体適所に指保持手段を設ける。本案は以上の構成よりなる指保持手段を有する清掃用積層縫合布体である。
本案は下記の効果を有する。
1.厚手布体と薄手布体の縫合により形成されるので、そのいずれかの布体を清掃しよう とする面に適するように、選択的に用いて清掃作業を行うことができる。
2.指保持部を設けることにより、指と布体が一体化して清掃や拭き取り作業を容易に行 うことができる。
3.簡易指保持部を設けることにより、手指を布体に挿入することなく、簡易に扱うこと ができる。
4.湾曲布体を用いて製作することにて、二つ折りにしたときに、手指形状にフィットし た使いやすいものとすることができる。
1.厚手布体と薄手布体の縫合により形成されるので、そのいずれかの布体を清掃しよう とする面に適するように、選択的に用いて清掃作業を行うことができる。
2.指保持部を設けることにより、指と布体が一体化して清掃や拭き取り作業を容易に行 うことができる。
3.簡易指保持部を設けることにより、手指を布体に挿入することなく、簡易に扱うこと ができる。
4.湾曲布体を用いて製作することにて、二つ折りにしたときに、手指形状にフィットし た使いやすいものとすることができる。
以下、本考案の実施形態について説明する。
図において、1は本案の縫合布体で、いわゆるミトン型の物品である。図上その下部は非縫合による開口部2となり、上方は親指の挿入保持可能となる親指保持部3と、その隣には親指を除く他の指の挿入保持可能となる他指保持部4であって、ちょうど手袋のように手にはめて使用する。この縫合布体は、2種の布体を上下に縫合して形成される。
すなわち、図3にて示すように、上部には吸水性を有する厚手布体5が、下部には吸水性を有する薄手布体6が各々位置し、これら布体端部は内側に少し折り込まれて、この折り込み個所を重ねて縫合してあり、ここが縫合部7である。
以上が本案の一実施形態である。
本案を使用する場合は、まず開口部より片手を入れて親指保持部に親指を位置させ、他指を他指保持部に位置させる。次に拭こうとする食器等を他手に持ち、この布体を食器に押し当てながら移動させて水分を拭き取り清掃する。このとき、食器には薄手もしくは厚手布体が接触する。この布体を他手にはきかえると、今度は別の面の布体を接触させて用いることができる。従って、例えば最初に厚手布体にて食器表面水分の大半を拭き取り、今度ははきかえて薄手布体にて仕上げの拭き取りを行うなど、適宜に使い分けて用いることができる。また、厚手布体を有しているので、電子レンジから加熱した食器等をつかんで取り出すことができる。なお、布体の上下を入れ替えた2種の布体を用意しておけば、利き手を用いたときに、厚手もしくは薄手のいずれかの布体を選択して用いることができる。
図において、1は本案の縫合布体で、いわゆるミトン型の物品である。図上その下部は非縫合による開口部2となり、上方は親指の挿入保持可能となる親指保持部3と、その隣には親指を除く他の指の挿入保持可能となる他指保持部4であって、ちょうど手袋のように手にはめて使用する。この縫合布体は、2種の布体を上下に縫合して形成される。
すなわち、図3にて示すように、上部には吸水性を有する厚手布体5が、下部には吸水性を有する薄手布体6が各々位置し、これら布体端部は内側に少し折り込まれて、この折り込み個所を重ねて縫合してあり、ここが縫合部7である。
以上が本案の一実施形態である。
本案を使用する場合は、まず開口部より片手を入れて親指保持部に親指を位置させ、他指を他指保持部に位置させる。次に拭こうとする食器等を他手に持ち、この布体を食器に押し当てながら移動させて水分を拭き取り清掃する。このとき、食器には薄手もしくは厚手布体が接触する。この布体を他手にはきかえると、今度は別の面の布体を接触させて用いることができる。従って、例えば最初に厚手布体にて食器表面水分の大半を拭き取り、今度ははきかえて薄手布体にて仕上げの拭き取りを行うなど、適宜に使い分けて用いることができる。また、厚手布体を有しているので、電子レンジから加熱した食器等をつかんで取り出すことができる。なお、布体の上下を入れ替えた2種の布体を用意しておけば、利き手を用いたときに、厚手もしくは薄手のいずれかの布体を選択して用いることができる。
図4〜図8は、本案の他例を示すものである。
図4は初例内容に加えて、吸水性を有する薄手布体による他指用ポケット8を、厚手布体の他指保持部上面に設けたものである。その目的とするところは、作業時に布体内に手指を入れずとも、他指をこの他指用ポケット内に位置させることにて、簡易的に使用する場合を想定したものである。
図5は前例に加えて、開口部2の近傍上面に、親指用ポケット9を設けたものである。
本例では他指に加えて親指もポケット内に保持ができて、二つ折りにて使用するときにより一層の安定保持が得られる。なお、二つ折りにした場合の親指位置と方向から、この親指用ポケットは斜方に設けている。
図6は、5本指分離形として、指分離形縫合布体10としたもので、それ以外は初例と同様である。5本指が独立しているので、より細やかな作業をすることができる。
図7はミトン形とせずに、同形の厚手布体と薄手布体を湾曲縫合したものであり、その厚手布の上面に、簡易指保持部としての他指用ポケット12と親指用ポケット13を設けた例である。湾曲布体としたので、二つ折りにて用いるときに、手指の形状に沿った形となり、使いやすいものとなっている。図8は、他指用ポケットを各指毎に設けた指分離形他指用ポケット14とした例であり、他部は前例と同様である。
図4は初例内容に加えて、吸水性を有する薄手布体による他指用ポケット8を、厚手布体の他指保持部上面に設けたものである。その目的とするところは、作業時に布体内に手指を入れずとも、他指をこの他指用ポケット内に位置させることにて、簡易的に使用する場合を想定したものである。
図5は前例に加えて、開口部2の近傍上面に、親指用ポケット9を設けたものである。
本例では他指に加えて親指もポケット内に保持ができて、二つ折りにて使用するときにより一層の安定保持が得られる。なお、二つ折りにした場合の親指位置と方向から、この親指用ポケットは斜方に設けている。
図6は、5本指分離形として、指分離形縫合布体10としたもので、それ以外は初例と同様である。5本指が独立しているので、より細やかな作業をすることができる。
図7はミトン形とせずに、同形の厚手布体と薄手布体を湾曲縫合したものであり、その厚手布の上面に、簡易指保持部としての他指用ポケット12と親指用ポケット13を設けた例である。湾曲布体としたので、二つ折りにて用いるときに、手指の形状に沿った形となり、使いやすいものとなっている。図8は、他指用ポケットを各指毎に設けた指分離形他指用ポケット14とした例であり、他部は前例と同様である。
以上、本案について記したが、本案は厚手と薄手の2種の同形布体を積層縫合し、指保持手段を設けたところにその特徴を有するものである。従来は単一布体であるために、例えば食器の水分拭き取り作業における作業容易性に難があったが、本案にてこれが解消されるものとなったのである。本案に用いる布体は特に制限はないが、水の拭き取り作業用では、吸水性を有する布体が必要である。この2種の布体による使い分けにて、前作業と仕上げ作業など便利に用いることができる。
なお、記述例にては厚手布体と薄手布体を縫合形成したが、場合によっては、すべてを厚手布体にて設け、その一方の面上に薄手布体を縫着して設けることもできる。
図示は実施の一例であって、近似の他の形状とすることができる。
以上のごとく、本案によって、清掃作業に便利なる布体を得ることができる。
なお、記述例にては厚手布体と薄手布体を縫合形成したが、場合によっては、すべてを厚手布体にて設け、その一方の面上に薄手布体を縫着して設けることもできる。
図示は実施の一例であって、近似の他の形状とすることができる。
以上のごとく、本案によって、清掃作業に便利なる布体を得ることができる。
1 縫合布体
2 開口部
3 親指保持部
4 他指保持部
5 厚手布体
6 薄手布体
7 縫合部
8 他指用ポケット
9 親指用ポケット
10 指分離形縫合布体
11 湾曲縫合布体
12 他指用ポケット
13 親指用ポケット
14 指分離型他指用ポケット
2 開口部
3 親指保持部
4 他指保持部
5 厚手布体
6 薄手布体
7 縫合部
8 他指用ポケット
9 親指用ポケット
10 指分離形縫合布体
11 湾曲縫合布体
12 他指用ポケット
13 親指用ポケット
14 指分離型他指用ポケット
Claims (6)
- 厚手布体と薄手布体を同形として、上下にその一部を積層縫着してなる縫合布体を設け、該縫合布体適所に指保持手段を設けたことを特徴とする、指保持手段を有する清掃用積層縫合布体。
- 縫合布体をその一部を除く外周近傍を縫合した袋状として、親指保持部と他指保持部とを設けてなる請求項1記載の指保持手段を有する清掃用積層縫合布体。
- 他指保持部の一方の上面に、簡易指保持部を設けてなる請求項2記載の指保持手段を有する清掃用積層縫合布体。
- 非縫合部近傍上面に簡易指保持部を設けてなる請求項3記載の指保持手段を有する清掃用積層縫合布体。
- 縫合布体を平面視にて湾曲形状とし、該縫合布体上面に簡易指保持部を設けてなる請求項1記載の指保持手段を有する清掃用積層縫合布体。
- 薄手布体に代えて、厚手布体上面に薄手布体を積層縫着して形成してなる請求項1〜5のいずれかの項に記載の指保持手段を有する清掃用積層縫合布体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013004311U JP3187519U (ja) | 2013-07-08 | 2013-07-08 | 指保持手段を有する清掃用積層縫合布体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013004311U JP3187519U (ja) | 2013-07-08 | 2013-07-08 | 指保持手段を有する清掃用積層縫合布体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3187519U true JP3187519U (ja) | 2013-12-05 |
Family
ID=50431072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013004311U Expired - Fee Related JP3187519U (ja) | 2013-07-08 | 2013-07-08 | 指保持手段を有する清掃用積層縫合布体 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3187519U (ja) |
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2013
- 2013-07-08 JP JP2013004311U patent/JP3187519U/ja not_active Expired - Fee Related
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