JP3187362U - 採血用穿刺針 - Google Patents

採血用穿刺針 Download PDF

Info

Publication number
JP3187362U
JP3187362U JP2013005292U JP2013005292U JP3187362U JP 3187362 U JP3187362 U JP 3187362U JP 2013005292 U JP2013005292 U JP 2013005292U JP 2013005292 U JP2013005292 U JP 2013005292U JP 3187362 U JP3187362 U JP 3187362U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
puncture
needle
puncture needle
slope
inclined surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2013005292U
Other languages
English (en)
Inventor
幸雄 川嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Task Co Ltd
Original Assignee
Task Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Task Co Ltd filed Critical Task Co Ltd
Priority to JP2013005292U priority Critical patent/JP3187362U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3187362U publication Critical patent/JP3187362U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Abstract

【課題】穿刺時の抵抗が少なく、したがって使用時の痛みが少ない穿刺針を提供する。
【解決手段】細長い針本体2の先端に2つの斜面(第1斜面10および第2斜面20)を有してなる穿刺針1。第1斜面10および第2斜面20は、針本体1の軸芯に関して、当該軸芯方向から見て90°の中心角だけ互いにずれて位置している。実験の結果、斜面を3つ備える場合と比べて、穿刺時の抵抗が低減されることが確認された。穿刺時の抵抗が少ないということは、スムーズに穿刺できるということであって、これにより使用者が感じる痛みが少なく、使用感が良好である。
【選択図】図1

Description

本考案は、メディカルチェック等を目的とした採血に使用する穿刺針に関する。
血糖値の検査等、メディカルチェックを目的として採血を行う場合に、穿刺針を指先等に短時間だけ穿刺して、そこに微量の出血を生じさせることが従来から行われている。こうして採取された血液は、別途検査器具等を用いたメディカルチェックに供される。
穿刺針を指先等に穿刺する場合、皮膚からの抵抗が少ない方が使用者の感じる痛みは少ない。本考案の目的は、穿刺時の抵抗が少なく、したがって使用時の痛みが少ない穿刺針を提供することにある。
本考案の穿刺針は、細長い針本体の先端に2つの斜面(第1斜面および第2斜面)を有する。第1斜面および第2斜面は、針本体の軸芯に関して、当該軸芯方向から見て90°の中心角だけ互いにズレて位置している。
上記中心角のズレは、理論上、1°〜179°の範囲内にあればよいが、抵抗の少ないスムーズな穿刺ということを考慮すれば、60°〜120°の範囲内にあることが好ましく、90°であればさらに好ましい。
上記構成を有する本考案の穿刺針は、針先端に2つの斜面を備える。実験の結果、斜面を3つ備える場合と比べて、穿刺時の抵抗が低減されることが確認された。穿刺時の抵抗が少ないということは、スムーズに穿刺できるということであって、これは使用者が感じる痛みが少なく、使用感が良好であるということを意味している。
本考案の一実施形態に係る穿刺針を示す斜視図および部分拡大図。 図1の穿刺針において、針先端の2つの斜面の位置関係を説明する図。 図1の穿刺針の先端拡大図。 図3中の4−4線断面図。
本考案の実施形態を、添付の図面を参照して以下に説明する。図1は、本考案の一実施形態に係る穿刺針1の全体斜視図、およびその先端の拡大図である。
穿刺針1は採血器具(図示せず)に取り付けて使用され、指先等に短時間穿刺することで出血を生じさせるものであって、ランセットとして一般に知られている。ランセット自体は一般的に知られた事項であるため、ここでは説明しない。本考案は、穿刺針自体の構造に特徴を有する。
図1に示すように、穿刺針1は、金属等で構成される細長い針本体2の先端に、第1斜面10および第2斜面20を有して構成される。すなわち、本考案の穿刺針1は、針先に2つの斜面を有している。
穿刺針1は、一例として、長さ約23mm、直径約0.3mmの金属製であるが、これに限定されるものではない。
《第1斜面10と第2斜面20との相対位置関係》
図2(a)は、針本体2に対して、第1斜面10のみを形成した状態を示している(研削等によって形成する)。この時の研削方向を矢印Xで示している。
第1斜面10を形成した後、針本体2を軸芯G回りに90°回転させると、針本体2は、図2(b)に示す姿勢となる。この姿勢を保ったままで、同じX方向に向けて第2斜面20を形成する。図2(b)では、第2斜面は未だ形成されていない。
なお、図2を用いたこの説明は、「第1斜面10」と「第2斜面20」との相対的な位置関係を説明することを意図したものであって、「その通りの手順で形成しなければならない」という意味ではない。
また、形成される斜面の傾斜角は、図2に示した例では、軸芯Gに対して11°であるが、この値は適宜変更することが可能である。
図3は、上のような位置関係を有する「第1斜面10」と「第2斜面20」を図示している。すなわち、図3(a)は、針先先端を真上から見た拡大図で、図3(b)は、これを矢印b方向から見た側面図である。図3(c)は、図3(a)の真裏を示している。
図3(a)におけるA1点は、第1斜面10において、針先端から最も遠いポイントを示していて、図2(a)におけるA1点に対応している。A2点は、同じく第2斜面20において、針先端から最も遠いポイントを示している。
図4は、図3(a)中の4−4線断面図であって、A1、A2の両ポイント含む針断面を示している。この断面図から次のことが分かる。すなわち、第1斜面10および第2斜面20は、針本体1の軸芯Gに関して、当該軸芯方向から見て90°の中心角だけ互いにズレて位置している。
本件考案者が行った実験では、斜面が3つ存在する穿刺針(図示せず)では、指先等への穿刺時の抵抗が約40N(ニュートン)であったのに対して、斜面が2つの穿刺針では同抵抗が約20Nへと低減されることが分かった。
穿刺時の抵抗が少ないということは、スムーズに穿刺できるということであって、これは使用者が感じる痛みが少なく、使用感が良好であるということを意味している。
《変形例》
上の実験では、第1斜面10および第2斜面20のズレは90°であったが、常識的に考えて、90°から多少の幅を持たせても同様の効果が得られると考えられる。この角度範囲について、以下に考察する。
仮に上記ズレを180°とすれば、針先端は、工具のマイナスドライバの如き形態となり、針として機能しない。また、0°とすれば、2つの斜面が重なるので斜面が1つのみとなってしまう。したがって、理論上、上記ズレは1°〜179°であればよい。ただ、スムーズな穿刺ということを考慮すれば、60°〜120°の範囲が好ましいと考える。
1 穿刺針
2 針本体
10 第1斜面
20 第2斜面

Claims (3)

  1. 細長い針本体(2)の先端に第1斜面(10)および第2斜面(20)を有してなる穿刺針であって、
    第1斜面(10)および第2斜面(20)は、針本体(1)の軸芯(G)に関して、当該軸芯方向から見て90°の中心角だけ互いにずれて位置していることを特徴とする、穿刺針。
  2. 細長い針本体(2)の先端に第1斜面(10)および第2斜面(20)を有してなる穿刺針であって、
    第1斜面(10)および第2斜面(20)は、針本体(1)の軸芯(a)に関して、当該軸芯方向から見て60°〜120°の中心角だけ互いにずれて位置していることを特徴とする、穿刺針。
  3. 細長い針本体(2)の先端に第1斜面(10)および第2斜面(20)を有してなる穿刺針であって、
    第1斜面(10)および第2斜面(20)は、針本体(1)の軸芯(a)に関して、当該軸芯方向から見て1°〜179°の中心角だけ互いにずれて位置していることを特徴とする、穿刺針。
JP2013005292U 2013-09-11 2013-09-11 採血用穿刺針 Expired - Lifetime JP3187362U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013005292U JP3187362U (ja) 2013-09-11 2013-09-11 採血用穿刺針

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013005292U JP3187362U (ja) 2013-09-11 2013-09-11 採血用穿刺針

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3187362U true JP3187362U (ja) 2013-11-21

Family

ID=50430933

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013005292U Expired - Lifetime JP3187362U (ja) 2013-09-11 2013-09-11 採血用穿刺針

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3187362U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5945651B1 (ja) * 2015-02-19 2016-07-05 オリンパス株式会社 生検針
WO2016132577A1 (ja) * 2015-02-19 2016-08-25 オリンパス株式会社 生検針

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5945651B1 (ja) * 2015-02-19 2016-07-05 オリンパス株式会社 生検針
WO2016132577A1 (ja) * 2015-02-19 2016-08-25 オリンパス株式会社 生検針
CN106068101A (zh) * 2015-02-19 2016-11-02 奥林巴斯株式会社 活检针
US9610067B2 (en) 2015-02-19 2017-04-04 Olympus Corporation Biopsy needle
CN106068101B (zh) * 2015-02-19 2019-05-28 奥林巴斯株式会社 活检针

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4025567B2 (ja) 注射針
JP6758292B2 (ja) 医療用の穿刺針
JPWO2007142098A1 (ja) 穿刺針およびそれを有するランセット
JP3185572U (ja) 筆記具用補助装置及びその筆記具用補助装置を有する筆記具
JP2009153831A (ja) 穿刺ガイドの取付構造、超音波プローブ及び超音波診断装置
JP6982157B2 (ja) 医療用の穿刺針及び穿刺針の製造方法
JP6744864B2 (ja) 医療用の穿刺針
JP3187362U (ja) 採血用穿刺針
JP2015513994A5 (ja)
JP6677170B2 (ja) 針状体
WO2008122541A8 (de) Diagnostischer einmalartikel
JP2006502771A (ja) 針先端
US10098719B1 (en) Periodontal pocket probing device
WO2011158669A1 (ja) ランセットおよびそれを用いた穿刺デバイス
WO2017017934A1 (ja) 医療用の穿刺針
JPWO2007066772A1 (ja) 穿刺針およびこれを備えたランセット
US20140214065A1 (en) Blood lancet device
JP6549185B2 (ja) インジェクター
CN211535601U (zh) 一种防刺穿鼓膜的耳穴探针
JP3212548U (ja) 穿刺針
JP4616751B2 (ja) 超音波探触子
JP6148517B2 (ja) 美容器具
JP7221928B2 (ja) 穿刺針
JP2019000461A5 (ja)
WO2016136709A1 (ja) 穿刺具

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3187362

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term