JP3187199U - ホルダーの構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単に車両のバックミラーに取付けられ、車載電子機器を統合して、運転視界の妨げを避けるためのホルダーの構造を提供する。
【解決手段】凹面形状をなしているU型クランプを有するホルダー1が備わり、クランプの二アーム端、及びそれに対する他面の平坦側にそれぞれ一フック部10があり、二アーム端に対応した他端にそれぞれ、一フック凹部11が設けられ、その中にプリテンションを有する一コイルばね12が入っており、フック部10はフック枠で、コイルばね12を引き動かすように設けられ、フック部10を引き伸ばされても、自動的にクランプ内に引き戻させるようにする。三フック部10で安定して挟み込むように設けられ、柔軟に、各種なサイズのバックミラーの背面への取り付けが可能で、車用電子機器を有効に統合して、安全運転にマイナスな影響を与えないように設けられている。
【選択図】図1

Description

本考案は、ホルダーの構造を提供し、特に車両のバックミラーに取り付け、視界の妨げにならず、車載用電子機器を載せるものに関する。
科学の進歩に伴い、随時、情報の取得や送信をより簡単に行えるようになり、随時の情報をキャッチするため、市販されている様々なモバイル装置が見られるが、このようなモバイル装置は、いつでも情報をタイムリーでキャッチする使用者にとって、生活に欠かせないものとなっており、特に、新しい車載電子機器が例えば、ドライブレコーダー、GPS、速度計、またはディスプレイ付きの組合せなどが次々とリリーされ、そこで、使用者は使用習慣により、それらの機器を車室内のフロントガラス、バックミラー、運転席側のセンターコンソールの上の回りの最適な場所に設置して、簡単に読み取れるようにしている。
しかし、使用者はその後、他の機器や装置を購入して、車内の限りの空間に設置する可能性があり、そこで、取付可能な最適な位置が不足しているため、適当にばらばらに設置したところ、車室の運転席側の回りが乱れた状態となり、ケーブルの纏めや収納なども問題になり、乗り心地よく操縦できず、視界も妨げられてしまう。車載電子機器の取り付けの際、最適な位置に取付け可能で、目立たないところに隠せるというホルダーを利用して、運転視界を確保して行われるのが、車載電子機器の取付けに重要な課題となっている。
電子機器を視界の妨げのない最適な所に設置するため、補助用の専用ホルダーを吸盤で、フロントガラス表面に適当に貼り付け、そこに置けると、車両の操縦時、情報をキャッチできるようになるが、しかし、ゴム製の吸盤によるガラスへの吸着力は、一定の時間が立っているなか、温度の変化、熱膨張冷収縮性などで、その吸着力が弱まり、しっかりと吸着できなくなったり、ないし吸着されている放熱紙の箇所の一部が変形して、泡の発生などの問題が生じたりすること、その上、フロントガラスと運転席側のセンターコンソールの上に、幾つかの電子機器が設置されている場合、運転視界が更に狭くなり、安全運転に害を与える恐れがあること。
本考案は、簡単に車両のバックミラーに取付けられ、車載電子機器を統合して、運転視界の妨げを避けるためのホルダーの構造を提供することを目的とする。
上述した目的を達成させるため、本考案は、凹面形状をなしているU型クランプを有するホルダーが備わり、該クランプの二アームの先端、及びそれに対する他面の平坦側にそれぞれフック部があり、二アーム端に対応した他端にそれぞれ一フック凹部があり、その中にプリテンションを有する一コイルばねが入っており、該フック部はフック枠で、該コイルばねを引き動かすように設けられ、該フック部を伸ばされても、自動的に該クランプ内に引き戻させるように設けられていることを特徴とするホルダーの改良構造を提供するが、本考案では、三フックで安定して挟み込むように設けられ、柔軟に、各種なサイズのバックミラーの背面への取り付けが可能で、ドライブレコーダー、GPS、速度計など車用電子機器を有効に統合して、車室での良好な視界を確保、車内も乱れなく、安全運転にマイナスな影響を与えないように設けられている。
該フック枠は彎曲状をなして、両端にそれぞれ、二小フック、一大フックがあり、該フック枠の間に、一個以上の折曲部が設けられ、該クランプにおいて、平坦側の外側の表面に、該フックのスライドを抑えるためのニ案内溝が設けられていることを特徴とするホルダーの構造。
該クランプの平坦側の外側面に、水平方向に伸ばされた一取付部があり、そこに、例えばドライブレコーダー、GPS、速度計などの車載電子機器を載せるように設けられていることを特徴とするホルダーの構造。
該取付部と該クランプを一体化したものに設けてもよく、または、該取付部の片端と該クランプの該平坦側をネジで締め、結合してもよいことを特徴とするホルダーの構造。
本考案の構造の特徴や効果に関して、審査員たちにより理解していただくため、次のように、図面を合わせて、好適な実施例を挙げて詳しく説明する。
本考案の立体イメージ図である。 本考案の組立て・分解イメージ図である。 本考案のバックミラーに取り付けたイメージ図である。 本考案の車室内のバックミラーに取り付けたイメージ図である。 本考案の車室内に取り付けたときの局所イメージ図である。
図1〜図5に示すのは、好適な一実施例のイメージ図であり、本考案の“ホルダーの構造”は、凹面形状をなしているホルダー(1)が備わり、該クランプの二アーム端、及びそれに対する他面の平坦側の中央部にそれぞれ一フック部(10)があり、該フック部(10)は、平坦側に固定され、二アーム側に可動されるように設けられており、該クランプにあっては、二アーム端に対応した他端にそれぞれ、一フック凹部(11)が設けられ、該フック凹部(11)内にプリテンションを有する一コイルばね(12)が入っており、該コイルばね(12)は薄弾性シートで、コイル状に巻かれており、露出された片端の表面に二通穴(120)があり、該クランプの二アームの該フック部(10)は、フック状の片側が該クランプの外に露出され、該フック部(10)の他端は二通穴(100)が設けられ、伸縮して、該クランプの二アーム端内を動いたりするように設けられており、フック枠(13)は、細いワイヤで巻かれ、該クランプ内に設けられており、該フック枠(13)の片端は開放され、開放された両端にそれぞれ、一小フック(130)があり、他端は囲まれ、閉じ込まれた大フック(131)に設けられ、該フック枠(13)は、二小フック(130)、大フック(131)の間に、彎曲状に設けられると同時に、一個以上の折曲部(132)があるが、該二小フック(130)は該コイルばね(12)の二通穴(120)に掛け、固定され、該大フック(131)は、該フック部(10)の二通穴(100)に掛け、固定され、それにより、該フック部(10)は、該フック枠(13)で、該コイルばね(12)を引き動かすように設けられ、プリテンションを有する該コイルばね(12)により、引き伸ばされた該フック部(10)を自動的に該クランプ内に引き戻させるように設けられており、該折曲部(132)では、該フック枠(13)の局所に応力を生じさせ、彎曲状の該フック枠(13)が直線に変形させられ、該フック部(10)間の挟み力へのマイナスな影響の発生を避けると同時に、該フック枠(13)の使用寿命を延ばすことにもなること、図5に示すように、該クランプにおいて、平坦側の外側の表面に、該フック (13) のスライドを抑えるためのニ案内槽 (15)が設けられ、該クランプの平坦側の外側面に、水平方向に伸ばされた一取付部(14)があり、該取付部(14)と該クランプを一体化したものに設けてもよく、または、該取付部(13)の片端と該クランプの該平坦側をネジで締め付け、結合してもよいこと、該取付部(14)は更に、一開き穴(140)、マルチアダプタが設けられて、本考案の該ホルダー(1)を、車室内のバックミラー(2)に取り付け可能で、ドライブレコーダー、GPS、速度計などの車載電子機器(3)の設置に対応できるように設けられている。
図4、図5に示すように、本考案の該ホルダー(1)は、車室(4)内のバックミラー(2)に取り付けられるように設けられ、該バックミラー(2)は、支持部(20)で、フロントガラス(40)の上方に設けられ、該ホルダー(1)を、まず、平坦側に固定されている該フック部(10)を、バックミラー(2)の下縁部に近付けさせ、更に、二アーム端の該フック部(10)を引き出して、該ホルダー(1)で、バックミラー(2)の背面を挟み込むようにするが、該取付部(14)に車載電子機器(3)を取り付け、該開き穴(140)を通じて、ネジ締めで固定するようにするが、本考案の取り付けは実施の時、該フック部(10)を、一固定及び二可動可能な該フック部(10)を使用して行われ、このような三三フックで実施され、各種のサイズのバックミラー(2)の縁部を挟みこめるようになり、安定して取り付けられるようになっている。
上述した内容のように、本考案はしなやかなカーブ状のラインをしているホルダーであり、よく見られる車載電子機器を組み合わせて、バックミラーの最適な所に取り付けられ、最適な視界を利用して、バックミラーの所に隠されるから、運転視界に一番影響がないところで、車内も乱れなく、運転視界の妨げにもないこと、一体化した筐体を、バックミラーの背面に設置することで、最適な運転視界と安全運転につながる装置ということから、本考案は確かに、優れた産業上の利用と実用性があり、誠に優れたオリジナルな設計なので、法の規定により、書類を備えて実用新案登録出願を申請する所以である。
上述した内容は、本考案の実施可能な実施例について具体的に詳しく説明してきたものであり、これらの実施例を以て、本考案の実用新案登録請求を制限してはならないものとし、本考案のコンセプトや考えに基づき、それらの変更を行って、それらと同等な効果を得たとしても、それらの実施や変化はすべて、本考案の実用新案登録請求範囲に含まれるものとする。
ホルダー (1)
フック部 (10)
通穴 (100)
フック凹部 (11)
コイルばね (12)
通穴 (120)
フック枠 (13)
小フック (130)
大フック (131)
折曲部 (132)
取付部 (14)
案内槽 (15)
バックミラー (2)
支持部 (20)
車載電子機器 (3)
車室 (4)
フロントガラス(40)

Claims (7)

  1. 凹面形状をなしているU型クランプを有するホルダーが備わり、該クランプの二アーム端、及びそれに対する他面の平坦側にそれぞれ一フック部があり、二アーム端に対応した他端にそれぞれ、一フック凹部が設けられ、その中にプリテンションを有する一コイルばねが入っており、該フック部はフック枠で、該コイルばねを引き動かすように設けられ、該フック部を引き伸ばされても、自動的に該クランプ内に引き戻させるようにし、安定して、各種のサイズのバックミラーの背面を挟み込んで、そこに固定されるようになっており、そして、該クランプの該平坦側の外側面に一取付部が設けられ、該取付部は、外掛けの車載電子機器を載せ、固定するように設けられていることを特徴とするホルダーの構造。
  2. 該フック部は、平坦側に固定され、二アーム側に可動されるように設けられていることを特徴とする請求項1に記載のホルダーの構造。
  3. 該コイルばねは薄弾性シートで、コイル状に巻かれており、該コイルばねの片端の表面に二通穴があり、該フック部の片端に二通穴が設けられ、伸縮して、該クランプの二アーム端内を動いたりするように設けられていることを特徴とする請求項1に記載のホルダーの構造。
  4. 該フック枠は、細いワイヤで彎曲状に巻かれ、該クランプ内に設けられ、該フック枠の片端は開放され、開放された両端にそれぞれ一小フックがあり、他端は囲まれ、閉じ込まれた大フックに設けられ、そして、一個以上の折曲部があり、該二小フックは該コイルばねの二通穴に掛け、固定され、該大フックは該フック部の二通穴に掛け、固定され、それにより、該フック部は、該フック枠で、該コイルばねを引き動かすように設けられ、プリテンションを有する該コイルばねにより、引き伸ばされたフック部を自動的に、該クランプ内に引き戻させるように設けられていることを特徴とする請求項3に記載のホルダーの構造。
  5. 該取付部に一開き穴が設けられ、そこに取り付けられる該車載電子機器のネジ締めに対応するように設けられていることを特徴とする請求項1に記載のホルダーの構造。
  6. 該取付部は、マルチアダプタが設けられ、そこに該車載電子機器の取り付けに対応できるように設けられていることを特徴とする請求項1に記載のホルダーの構造。
  7. 外掛けの該車載電子機器は、ドライブレコーダー、GPS、速度計でもよいことを特徴とする請求項1に記載のホルダーの構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021005402A (ja) * 2020-09-15 2021-01-14 株式会社ユピテル 車載機器

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