JP3187187B2 - 母乳類似脂質組成配合の育児用調製乳 - Google Patents

母乳類似脂質組成配合の育児用調製乳

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JP3187187B2 JP02083593A JP2083593A JP3187187B2 JP 3187187 B2 JP3187187 B2 JP 3187187B2 JP 02083593 A JP02083593 A JP 02083593A JP 2083593 A JP2083593 A JP 2083593A JP 3187187 B2 JP3187187 B2 JP 3187187B2
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野 貴 浩 菅
田 有 桑
本 良 郎 山
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Meiji Dairies Corp
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Meiji Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、育児用調製乳に関する
ものであり、更に詳細には、特に脂質の面で母乳の代替
となりうる新しいタイプの育児用調製乳に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】乳幼児が正常に発育、発達していくため
には、栄養素のバランスが良くとれた飲食品を摂取する
ことが重要であり、そのような飲食品としては、母乳が
最終の目的物といわれている。そして母乳を脂質の面か
らみてみると、母乳中には、不飽和脂肪酸であるアラキ
ドン酸(以下、AAということもある)、エイコサペン
タエン酸(以下、EPAということもある)及びドコサ
ヘキサエン酸(以下、DHAということもある)、並び
に、コレステロールがバランスよく含まれている。
【0003】そこで従来より、一層の母乳化を図るため
に、乳幼児の脳や網膜の発達にとって重要といわれるD
HAを母乳レベルにまで強化することが行われるように
なった。しかしながら、DHA及び原料に由来するEP
Aは、血清中のコレステロール値を低下しうることが知
られ(P.J.Nestel.,Annu.Rev.N
utr.,vol.10,149−167,199
0)、また、赤血球膜のAAレベルを低下させることが
知られている(大元習子、日本小児科学会誌、第94
巻、224−234、1990;S.E.Carlso
n et al.,Pediatr.Res.,vo
l.30,404−412,1991)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、母乳化、特
に脂質の面から母乳化した育児用調製乳を創製すること
をその目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたものであって、特に脂質面での母
乳化を図るためにDHA、EPAを強化したところ、所
期の目的が達成されないとの知見を得、また、前記した
ようにDHA、EPAを強化すると体内でのコレステロ
ール、AAのレベルが低下するとの最近の報告を併せ検
討した結果、脂質面での母乳化に当り、各成分のバラン
ス、とりわけ、DHA、EPA、AA及びコレステロー
ルの4成分がバランス良く配合されなければならない点
にはじめて着目した。
【0006】そして、DHA、EPAを強化し、更にコ
レステロール及びAAを母乳レベルに補い、4成分のバ
ランスをとった調製乳を創製し、これを乳幼児に摂取し
たところ、所期の目的が達成されることをはじめて確認
し、本発明の完成に至ったものである。以下、本発明を
詳述する。
【0007】本発明を実施するには、常法にしたがって
DHA及びEPAを強化した育児用調製乳を製造するに
当り、コレステロール及びAAを更に強化すればよい。
コレステロール、AAは、それぞれ精製した純品を用い
てもよいし、また、これらを豊富に含有する食品又は粗
精製物を使用しても何ら差し支えない。
【0008】例えば、AA強化のためには、微生物発酵
によって得られるAAを豊富に含むトリグリセリドもし
くは卵黄レシチンに含まれるAA成分を用いることがで
きる。コレステロール強化のためには、乳脂肪や魚油、
動物脂に含まれているコレステロールを精製脱臭工程で
除去する際、この除去された成分よりコレステロールを
回収し、これを精製したものを用いることができるし、
もちろん市販品も使用可能である。また、AA、コレス
テロール(必要あればDHA、EPA)をともに含有す
る油脂成分、その精製物、粗精製物等の使用も可能であ
る。
【0009】本発明においては、DHA及びEPAを強
化した調製乳において、特に赤血球膜でのAAの低下及
び血清中のコレステロールの低減を防止するために、育
児用調製乳に、DHA、EPAの他に、上記のようにし
て得たAA、コレステロール又はこれを適量含有する油
脂を添加配合する。
【0010】これら各成分の添加配合レベルは、下記の
表1に示すような、母乳における含量と同一ないしそれ
に類似のレベルにする。そして常法にしたがい、例え
ば、カゼイン、ホエイ蛋白質濃縮物、ホエイ蛋白質分離
物、糖類(乳糖、オリゴ糖等)、ミネラル類、ビタミン
類、その他常用される成分を原材料として用い、更にそ
して、AA、DHA、EPA、コレステロールを含有す
る必須脂肪酸調整油脂(リノール酸、α−リノレン酸を
主に含む)を配合し、これらを常法にしたがって、溶
解、混合、清浄化した後、殺菌、濃縮、ホモゲナイズ
し、噴霧乾燥その他の乾燥工程を経て、育児用調製粉乳
を得る。
【0011】
【表1】
【0012】本発明にしたがってDHA、EPA、AA
及びコレステロールを添加配合した育児用調製乳で哺育
した乳幼児においては、後記するところからも明らかな
ように、母乳栄養児と同等の赤血球膜リン脂質中のAA
及びDHAレベルを保持することが確認され、血清中の
コレステロール量も母乳栄養児と同等であった。
【0013】以下、実施例により本発明を更に詳しく説
明する。
【0014】
【実施例1】育児用調製粉乳100kgを調製するに当
り、先ず、下記の表2に示す原材料及び成分を用意し
た。そしてこれらの原材料を常法にしたがって溶解、混
合、清浄化した後、殺菌、濃縮、均質化し、噴霧乾燥し
て製品を得た。
【0015】
【表2】
【0016】
【実施例2】実施例1における原材料(必須脂肪酸調整
油脂25.0kg)の4成分として、アラキドン酸とし
て90g、ドコサヘキサエン酸として300g、エイコ
サペンタエン酸として60g、コレステロールとして1
60gを用いたほかは、同一の原材料を用意した。そし
てこれらの原材料を常法にしたがって溶解、混合、清浄
化した後、殺菌、濃縮、均質化し、噴霧乾燥して育児用
調製粉乳100kgを製造した。
【0017】
【実施例3】1グループ男児5名、女児5名からなる乳
児をグループに分け、各グループ毎に、母乳(母乳栄
養児区)、実施例1で得た育児用粉乳(育児用粉乳
(1)区)、実施例2で得た育児用粉乳(育児用粉乳
(2)区)、実施例2のAA、DHA、EPA、コレス
テロールの所定量のうち、DHAの所定量を含む育児用
粉乳(DHA区)、同じくDHAとコレステロールの所
定量を含む育児用粉乳(DHA+コレステロール区)、
同じくDHA、AA及びコレステロールの所定量を含む
育児用粉乳(DHA+AA+コレステロール区)、同じ
くDHA、EPA及びAAの所定量を含む育児用粉乳
(DHA+EPA+AA区)、 同じくDHA、EPA
及びコレステロールの所定量を含む育児用粉乳(DHA
+EPA+コレステロール区)で2週間哺育し、各育児
用粉乳で 哺育した乳児の赤血球膜リン脂質中のAA及
びDHAレベル並びに血清コレステロール濃度を測定
し、下記の表3及び表4の結果を得た。
【0018】
【表3】
【0019】
【表4】
【0020】上記結果から明らかなように、本発明に係
る育児用粉乳(育児用粉乳(1)及び(2)区)で哺育
した乳児の赤血球膜リン脂質(ホスファチジルエタノー
ルアミン)中のAA及びDHAレベル並びに血清中のコ
レステロ−ル濃度は、母乳(母乳栄養児区)で哺育した
場合と同レベルであった。
【0021】これに対して、通常の育児用粉乳にDHA
を添加した育児用粉乳(DHA区)、同じくDHA及び
コレステロールを添加した育児用粉乳(DHA+コレス
テロール区)で哺育した乳児の場合、赤血球膜リン脂質
中のDHAは母乳レベルになるものの、同AA及び血清
コレステロ−ル濃度は母乳レベルを下回り、また、同様
DHA、AA及びコレステロールを添加した育児用粉乳
(DHA+AA+コレステロール区)で哺育した乳児の
場合、赤血球膜リン脂質中のDHAは母乳レベルになる
ものの、同AA及び血清コレステロ−ル濃度が母乳レベ
ルを上回り、DHA、EPA及びAAを添加した育児用
粉乳(DHA+EPA+AA区)で哺育した乳児の場
合、赤血球膜リン脂質中のDHAは母乳レベルになるも
のの、同AA及び血清コレステロ−ル濃度が母乳レベル
を下回る。さらに、DHA、EPA及びコレステロール
を添加した育児用粉乳(DHA+EPA+コレステロー
ル区)で哺育した乳児の場合、赤血球膜リン脂質中のD
HAは母乳レベルになるものの、同AAは母乳レベルを
下回り、一方血清コレステロ−ル濃度は母乳レベルを上
回ってしまい、これでは所期の目的が達成されないこと
が明らかにされた。これらの結果から、AA、DHA、
コレステロール、EPAの各成分がすべてバランスよく
組み合わされてはじめて、母乳栄養児の赤血球膜リン脂
質と同じAA及びDHAパターン並びに同じ血清コレス
テロ−ル濃度になることがここに立証された。
【0022】
【発明の効果】本発明によって、育児用調製乳におい
て、AA、EPA、DHA、コレステロールの各成分を
母乳並みにバランス良く配合することに成功し、特に油
脂の面から母乳の代替となりうる新規育児用調製乳を製
造することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山 本 良 郎 東京都東村山市栄町1−21−3 明治乳 業株式会社 中央研究所内 (56)参考文献 特開 昭64−80250(JP,A) 西独国特許3920679(DE,B) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23C 9/00 - 9/156 A23L 1/29 - 1/308 JICSTファイル(JOIS)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 育児用調製乳粉末100g当り、アラキ
    ドン酸45〜90mg、エイコサペンタエン酸20〜6
    0mg、ドコサヘキサエン酸50〜300mg、コレス
    テロール50〜160mgを含有してなることを特徴と
    する粉末状の育児用調製乳。
  2. 【請求項2】 調乳して各成分の濃度を母乳並みのレベ
    ルに調整するものであることを特徴とする請求項1に記
    載の育児用調製乳。
  3. 【請求項3】 調乳して各成分の濃度を母乳並みのレベ
    ルに調整して液状製品としてなることを特徴とする請求
    項1に記載の育児用調製乳。
JP02083593A 1993-01-14 1993-01-14 母乳類似脂質組成配合の育児用調製乳 Expired - Lifetime JP3187187B2 (ja)

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JP2017189170A (ja) * 2017-06-22 2017-10-19 ヘルシーフード株式会社 高齢者用即席ミルクパン粥様食品及び高齢者用ミルクパン粥様食品

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