JP3187118U - 肥料散布機のスタンド装置 - Google Patents

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真也 阿部
裕紀 戸舘
拓也 佐藤
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株式会社ササキコーポレーション
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Abstract

【課題】スタンドを脱着せずに作業に支障が無いように収納が可能で、容易に取り扱いができる簡易構造の肥料散布機のスタンド装置を提供する。
【解決手段】左右一対設けられたキャスター車輪付きスタンド装置6である。スタンド装置6はスタンド回動軸を中心に上下に回動して、スタンド装置使用状態である下方にキャスター車輪61が向いた状態と、スタンド装置非使用状態であるキャスター車輪61が水平方向に向いた状態とにそれぞれ切り替え可能で、スタンド装置非使用状態位置のときは、機体中央側にそれぞれキャスター車輪61側が回動してフレーム1底面部にスタンドフレーム60が位置し、平面視ホッパ2の左右及び後方端より内側にスタンドフレーム60が位置する。
【選択図】図3

Description

本考案は、化成肥料、有機肥料等の被散布物を貯留するホッパを備え、このホッパから落下した被散布物を散布する肥料散布機(ブロードキャスタ)に関するもので、特に、非作業時に使用するスタンド装置に関する。
従来、非作業時に使用するスタンド装置を設けた肥料散布機や耕耘作業機が公知となっている。従来例として、特開2008−79508号公報の「作業機の連結装置」や特開2012−95624号公報の「ロータリ耕耘装置のスタンド」が開示されている。
特開2008−79508号公報 特開2012−95624号公報
従来の肥料散布機のスタンドは、トラクタの後部に肥料散布機を係脱する際に、肥料散布機を所定の姿勢に保持するため、又は、肥料散布機がトラクタから外されて格納する時の移動等に使用されているが、トラクタに装着された散布作業時等スタンドを使用しない場合には取り外して使用されている。スタンドは、大型の肥料散布機になるほど重量が重くなり、脱着する場合容易に行えない問題がある。また、脱着場所が変更されると重いスタンドを移動させなければならない煩わしさがある。しかし、スタンドを肥料散布機に装着したままで作業を行うと、スタンドが移動時や作業時に周囲に不用意に接触等を起こし効率的な作業ができないという問題があった。
本考案は、上記の点を鑑みてなされたものであり、スタンドを脱着せずに作業に支障が無いように収納が可能で、容易に取り扱いができる簡易構造のスタンド装置を有した肥料散布機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案の肥料散布機のスタンド装置は、走行装置であるトラクタに装着するための装着部を有するフレームと、該フレームに保持され肥料を貯留するホッパと、該ホッパ底開口部から落下させた肥料を散布する肥料散布部と、前記ホッパと肥料散布部との間に設けたホッパ底開口部の開口量を調整するシャッタ部を有する肥料散布機において、該肥料散布機には、スタンド装置が設けられていて、該スタンド装置は左右一対設けられたキャスター車輪付きスタンド装置であり、進行方向と平行且つ水平のスタンド回動軸を中心に上下に回動して、スタンド装置使用状態である下方にキャスター車輪が向いた状態と、スタンド装置非使用状態であるキャスター車輪が水平方向に向いた状態とにそれぞれ切り替え可能で、スタンド装置非使用状態位置のときは、機体中央側にそれぞれキャスター車輪側が回動してフレーム底面部にスタンドフレームが位置し、平面視ホッパの左右及び後方端より内側にスタンドフレームが位置することを特徴とした肥料散布装置を提供する。
本考案によれば、肥料散布機からスタンド装置を脱着せずに、スタンド回動軸を中心に上下に回動して、スタンド装置使用状態である下方にキャスター車輪が向いた状態と、スタンド装置非使用状態であるキャスター車輪が水平方向に向いた状態とにそれぞれ切り替え可能であるため、容易にスタンド装置の切替作業ができる。また、スタンド装置非使用状態では、スタンドフレームはキャスター車輪側が機体中央側に回動して水平方向に向いた状態でフレーム底面部に位置していて、さらに、平面視ホッパの左右及び後方より内側に位置していることにより、作業時に不用意に周囲に接触や衝突等を起こすこともなく、底面部に位置していることにより散布肥料が直接キャスター車輪等に飛散しにくいため、腐食等に対し有利である。
本考案の肥料散布機のスタンド装置が使用位置の正面図である。 本考案の肥料散布機のスタンド装置が非使用位置の正面図である。 本考案の肥料散布機のスタンド装置が使用位置の側面図である。 本考案の肥料散布機のスタンド装置が非使用位置の側面図である。 本考案の肥料散布機のスタンド装置が非使用位置の底面図である。 スタンド装置が使用位置の要部正面図である。 スタンド装置が非使用位置の要部正面図である。
実施の一形態を、図1乃至図7に基づいて説明する。肥料散布機9は、肥料を投入するホッパ2と肥料を拡散散布する肥料散布部5とホッパ底開口部の肥料落下の開口量を調整するシャッタ部4とを備え、フレーム1により保持され構成されている。フレーム1下方には、非作業時にトラクタから外された時に使用するスタンド装置6が設けられている。
ホッパ2は、下方が窄まった漏斗形状をなし、その上面は開口している。ホッパ2内には、被散布物としての肥料が貯留される。ホッパ2の底部には、ホッパ底板と、これに設けた肥料の排出口が備えられ、肥料の落下量を調整するシャッタ部4が設けられている。シャッタ部4の肥料の排出は、排出口を開閉するための孔を有するシャッタ板43をホッパ底板に対しスライド自在に設け、ホッパ底板の排出口とシャッタ板43の孔の重合部位で形成される開口穴の開度量により肥料の落下量の調整を行う。開閉量の調整はシャッタ部4後方の開度調整レバー42で設定し、シャッタ板43の開閉は前方部に配置したシリンダー40を伸縮させて作動させる。シリンダー40は、装着するトラクタ側にホース先端部のカプラ41を連結させ、トラクタ側の作業者が遠隔操作できる。
ホッパ底の排出口から落下した肥料は、下方に位置する肥料散布部5により水平方向に拡散散布される。肥料散布部5は、平面視放射状に立設させた散布羽根51を有する水平方向に回転する円盤状の散布板50を高速回転させ、これに落下した肥料を水平方向に拡散散布させる。本例においては、ホッパ底の排出口を2箇所設け、散布板50も2箇所設けて、散布作業時は同時に回転して散布を行う。
ホッパ2内の排出口部には、肥料の滞留などを防止するアジテータ(図示せず)が備えられていて、回転して肥料の滞留防止を行う。
ホッパ2及び肥料散布部5は、フレーム1により保持されていて、フレーム1前方部には、トラクタ等の走行機に装着する装着部12が設けられている。装着部12は、フレーム1前方の中央上方部に設けたトップリンク取付孔10部と、その下方左右に一対設けたロアリンク取付孔11部を備えている。トラクタ側の装着装置である3点リンク機構(図示せず)のトップリンク先端部をトップリンク取付孔10に連結用ピンにより連結し、左右ロアリンク先端部を左右のロアリンク取付孔11にそれぞれ連結用ピンで連結すると、トラクタに装着される。
また、フレーム1前方部の左右ロアリンク取付孔11部の中間近傍には、前方に向けて突出されて設けた入力軸3が設けられていて、トラクタのPTO軸とユニバーサルジョイント等で連結されて回転動力が入力され、肥料散布部5が回転駆動される。
フレーム1下方部には、トラクタから外された時に肥料散布機9を装着姿勢で保持するスタンド装置6が設けられている。スタンド装置6には、キャスター車輪61が設けられていて、肥料散布機9を格納などで移動させるときに使用する。
フレーム1下方の左右部には、スタンド装置6を取り付けるためのスタンドブラケット64が左右一対取り付けられている。スタンドブラケット64には前後方向の水平に設けたスタンド回動軸62の挿入孔が設けられていて、スタンド装置6の取り付け孔を重合させ、スタンド回動軸62を挿入してスタンド装置6が左右にそれぞれ取り付けられる。
スタンド装置6は、スタンドフレーム60とキャスター車輪61で構成され、スタンドフレーム60の水平の角パイプの両端部にキャスター車輪61が取り付けられ、キャスター車輪61の角パイプ裏面側には、取り付け部である二本のアームが垂設され、アーム端部に前記スタンド回動軸62を挿入する孔と回動を固定する孔が貫通して設けられている。
スタンド装置6は、フレーム1に取り付けられたスタンドブラケット64に前後方向且つ水平のスタンド回動軸62によって左右方向回動自在に取り付けられている。図6は、スタンド装置6が使用位置である下方を向いた状態の要部正面図で、図7は、スタンド装置6が非使用位置である水平方向を向いた状態の要部正面図である。スタンドブラケット64の後方側の取り付け部には、スタンド回動軸62の挿入孔の垂直下方と水平方向の同じ距離にスタンド回動軸62と平行に固定孔65が貫通して設けられていて、固定孔65は、スタンド装置6の固定孔と重合させ、固定ピン63を挿入させると、スタンド装置6を使用位置又は非使用位置に固定される。左右それぞれのスタンド装置6は、肥料散布機9の内側に回動させて水平に固定すると非使用位置となる。内側に回動させた非使用位置では、スタンドフレーム60が肥料散布機9の底面にコンパクトに収納され、外側への突出が最小となり、散布作業時の周囲とスタンド装置6の接触や衝突等を回避できる。また、スタンド装置6後方側のキャスター車輪61部を平面視ホッパ2のホッパ後端部20より内側に設けることで、突出部が少なくなり、より衝突等の回避が可能となる。
本考案の肥料散布機で散布作業を行うには、スタンド装置6で保持された肥料散布機9を装着するトラクタの後方に位置させ、トラクタの3点リンク装着機構に装着する。装着は、3点リンク機構の左右のロアリンクの後端部を肥料散布機9のフレーム1前方部のロアリンク取付孔11に取付ピンで上下回動自在に連結するとともに、同じく3点リンク機構のトップリンクをトップリンク取付孔10に取付ピンで上下回動自在に連結する。また、トラクタPTO軸とフレーム1前方部に突出して設けた入力軸3をユニバーサルジョイントで連結して回転動力を入力可能とする。さらに、シャッタ部4のシャッタ板43作動用のシリンダー40のカプラ41をトラクタ側の油圧装置に連結する。
トラクタを操作して3点リンク機構を上昇させスタンド装置6を地面から浮かせ、スタンドの固定ピン63を抜いて、左右のスタンド装置6を肥料散布機9の内側にそれぞれ回動させ水平位置で固定ピン63をスタンド装置非使用位置の固定孔65に差込固定する。
ホッパ2の上部の開口部から肥料を投入して、シャッタ部4の後方の開度調整レバー42によりシャッタ開度を設定する。散布場所に移動してトラクタPTO軸を回転させて散布板50を回転させ、走行と同時にトラクタの油圧操作レバーを操作してシャッタ板43をシリンダー40によりスライドさせ落下孔を解放する。落下した肥料は回転する散布板50により水平方向に拡散散布される。
作業終了後は、スタンド装置6の固定ピン63をスタンド装置使用位置の固定孔65に差し替えてスタンドフレーム60が垂下した状態に固定してトラクタ3点リンク機構を下降させ着地させる。その後、3点リンク機構及びユニバーサルジョイント、油圧カプラ41を外すとトラクタから非装着状態となる。
本考案は、肥料等の被散布物を貯留するホッパを備え、ホッパから落下した被散布物を拡散散布可能な肥料散布機のスタンド装置に適用できる。
1 フレーム
10 トップリンク取付孔
11 ロアリンク取付孔
12 装着部
2 ホッパ
20 ホッパ後端部
3 入力軸
4 シャッタ部
40 シリンダー
41 カプラ
42 開度調整レバー
43 シャッタ板
5 肥料散布部
50 散布板
51 散布羽根
6 スタンド装置
60 スタンドフレーム
61 キャスター車輪
62 スタンド回動軸
63 固定ピン
64 スタンドブラケット
65 固定孔
9 肥料散布機

Claims (1)

  1. 走行装置であるトラクタに装着するための装着部を有するフレームと、該フレームに保持され肥料を貯留するホッパと、該ホッパ底開口部から落下させた肥料を散布する肥料散布部と、前記ホッパと肥料散布部との間に設けたホッパ底開口部の開口量を調整するシャッタ部を有する肥料散布機において、
    該肥料散布機には、スタンド装置が設けられていて、該スタンド装置は左右一対設けられたキャスター車輪付きスタンド装置であり、
    進行方向と平行且つ水平のスタンド回動軸を中心に上下に回動して、スタンド装置使用状態である下方にキャスター車輪が向いた状態と、スタンド装置非使用状態であるキャスター車輪が水平方向に向いた状態とにそれぞれ切り替え可能で、スタンド装置非使用状態位置のときは、機体中央側にそれぞれキャスター車輪側が回動してフレーム底面部にスタンドフレームが位置し、平面視ホッパの左右及び後方端より内側にスタンドフレームが位置することを特徴とした肥料散布装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU179534U1 (ru) * 2017-12-04 2018-05-17 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Казанский государственный аграрный университет" (ФГБОУ ВО Казанский ГАУ) Разбрасыватель минеральных удобрений

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