JP3187110U - ガス容器およびフォークリフト - Google Patents

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Abstract

【課題】安全かつ簡易なガス充填作業、およびフォークリフト作業の効率化を可能にするガス容器およびフォークリフトを提供する。
【解決手段】フォークリフトに装着されるLPガス容器3において、充填されるガスの残量値が閾値を超えると、ガスが充填されないように、充填口を閉じる安全弁を有する充填口34と、フォークリフトのエンジンに直結された取出し口35と、ガスの残量値が表示される表示部33とを備えた。
【選択図】図3

Description

本考案は、ガス容器およびフォークリフトに関し、より詳細には、フォークリフトの内燃機関に用いられるガスが充填されたガス容器、およびガス容器を積載したフォークリフトに関する。
従来から温暖化による環境の悪化を懸念して、世界規模でCO2削減が要請されている。CO2削減対策として、低炭素エネルギーの利用への転換が進んでいる。低炭素エネルギーの中でもLPガス(Liquefied Petroleum Gas:液化石油ガス)は、排気ガスの中に窒素酸化物(NOX)や硫黄酸化物(SOX)などが非常に少ないエネルギーである。LPガスは、家庭用および工業用の熱源として使用されるほか、自動車用燃料としても広く使用されている。
フォークリフトなどの運搬車両は、工場など屋内で運転される場合が多く、排気は浄化されていることが求められる。よってフォークリフトなどの運搬車両の燃料として、ガソリンではなくLPガスを使用することが奨められている。
排気を出さないバッテリーで駆動するフォークリフトも存在する。しかし、連続稼働時間が少ないことや、馬力が小さいなどの理由から、LPガスを燃料として使用したエンジン式のフォークリフトも数多く存在している。
図1に従来のフォークリフトに装着されるLPガス容器の形状を示す。従来のLPガス容器1は、LPガス容器1を所定の位置に直立の状態で設置することができるスカート11と、LPガスが充填される胴部12を備える。また従来のLPガス容器1は、胴部12に一定の圧力で充填され液化されたLPガスの内容量を確認するための液面計13を備える。液面計13は、LPガス容器上部に設けられ、LPガス容器1のガスの残量値が表示される。さらに従来のLPガス容器1は、ガス供給施設からガスを充填するための充填口14と、LPガス容器1に充填されたLPガスを、ホースを介してフォークリフトのエンジンへ供給するための取出し口15を備える。
図2に従来のLPガス容器を装着した従来のフォークリフトの背面図を示す。フォークリフト2は、LPガス容器1が積載されるカウンタウェイト21と、LPガス容器1を装着するための左側の取付具22および右側の取付具23とを備える。
従来のフォークリフト2は、図2に示すように家庭用のLPガス容器1をカウンタウェイト21の上部に積載していた。家庭用のLPガス容器1は、LPガス供給施設におけるLPガス充填装置を使用して、すべてのLPガス容器に一定の圧力で一定量のガスを自動的に充填しているため、LPガス容器側にはガスの過充填に対する防止手段を施されていない。よって、過充填防止手段を施されていない家庭用のLPガス容器1をフォークリフト2に積載したままで、家庭用のLPガス容器1にガスを充填することは、非常な危険を伴う。したがって、LPガス容器1のLPガスが空になった場合、人間の手によって重量のあるLPガス充填済みのLPガス容器と毎回交換する必要があったため、交換作業に時間がかかっていたという問題があった。
また、LPガス充填済みのLPガス容器と交換するたび、LPガスが空になったLPガス容器1の取出し口15からホースを取り外し、LPガス充填済みのLPガス容器に取り付ける必要があるので、ホースの付け替えの手間と時間がかかっていたという問題があった。
さらに、家庭用のLPガス容器1をフォークリフト2に積載したまま、家庭用のLPガス容器1のLPガスの残量を確認することは、液面計13がLPガス容器上部にあるため見え辛く難しい場合があった。よって、LPガス容器1を交換する時期を把握するのに手間がかかっていたという問題があった。
本考案は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、安全かつ簡易なガス充填作業、およびフォークリフト作業の効率化を可能にするガス容器およびフォークリフトを提供することにある。
本考案は、このような目的を達成するために、請求項1に記載の考案は、充填されるガスの残量値が閾値を超えると、前記ガスが充填されないように、充填口を閉じる安全弁を有する充填口と、フォークリフトのエンジンに直結された取出し口と、前記ガスの残量値が表示される表示部とを備えたことを特徴とする。
以上説明したように、本考案によれば、作業員がフォークリフトに乗車したまま、積載しているLPガス容器のLPガスの残量を確認することが可能となり、さらに作業員がフォークリフトに乗車したまま、LPガス容器へLPガスを充填することが可能となる。よってフォークリフト作業の効率化が可能となる。
従来のフォークリフトに装着されるLPガス容器の形状を示す図である。 従来のLPガス容器を装着した従来のフォークリフトの背面図である。 本考案の一実施形態における、フォークリフトに装着されるLPガス容器の形状を示す図である。 本考案の一実施形態にかかるLPガス容器を装着したフォークリフトの背面図である。
以下、図面を参照しながら本考案の実施形態について詳細に説明する。
図3に本考案の一実施形態における、フォークリフトに装着されるLPガス容器の形状を示す。本考案の一実施形態にかかるLPガス容器3は、LPガス容器3をフォークリフトに装着する際に使用するハンガー31と、LPガスが充填される胴部32を備える。また本考案の一実施形態にかかるLPガス容器3は、胴部32に一定の圧力で充填され液化されたLPガスの内容量を確認するための液面計(表示部)33を側面に備える。さらに本考案の一実施形態にかかるLPガス容器3は、LPガス供給施設からLPガスを充填するための充填口34と、LPガス容器3に充填されたLPガスを、ホースを介してフォークリフトのエンジンへ供給するための取出し口35を上部に備える。
胴部32は、従来のLPガス容器1と比較して、スカート11がなくなった分、より多くのLPガスを収納することが可能となっている。よって、フォークリフトの運転時間を伸ばすことができるため、作業員は、より効率の良いフォークリフト作業を行うことが可能となる。
液面計33は、LPガス容器3の側面に備えられ、LPガス容器3のガスの残量値が表示される。また液面計33は、フォークリフトの運転席から見える位置に設置されている。よって、フォークリフトに乗車している作業員が、乗車したままLPガスの残量を確認することが可能となっている。したがって、作業員が後どのくらい作業できるのか短時間で把握することができ、作業の効率化を図れる。
充填口34は、LPガスの過充填を防止するための逆止弁(安全弁)が設けられている。充填されるLPガスの液状のガスの残量値が閾値を超えると、LPガスが過充填されないように、LPガス容器3の充填口34が閉じる。
取出し口35は、LPガス容器3に充填されたLPガスを燃料としてフォークリフトのエンジンに供給するため、フォークリフトのエンジンに直結されている。
充填口34に逆止弁が設けられていることにより、取出し口35からのホースをフォークリフトのエンジンに繋げたままLPガスを充填できるので、LPガス容器交換時におけるホースの付け替えの煩わしさを軽減することが可能となる。
なお、本考案の一実施形態にかかるLPガス容器3は、自動車に積載されているLPガス容器とは異なり、フォークリフトに積載可能な大きさで製造される。
図4に本考案の一実施形態にかかるLPガス容器を装着したフォークリフトの背面図を示す。本考案の一実施形態にかかるフォークリフト4は、LPガス容器3が積載されるカウンタウェイト41と、従来のLPガス容器3を装着するための左側の取付具42および右側の取付具43とを備える。LPガス容器3は、フォークリフト4の後部に設けられたカウンタウェイト41の上部に積載され、左側の取付具42および右側の取付具43によって固定される。
図4に示すLPガス容器3は、図2に示したLPガス容器1と比較して、スカート11がない分、胴部が大きいのが見て取れる。
本実施形態によれば、作業員がフォークリフトに乗車したまま、積載しているLPガス容器のLPガスの残量を確認することが可能となり、さらに作業員がフォークリフトに乗車したまま、LPガス容器へLPガスを充填することが可能となる。よってフォークリフト作業の効率化が可能となる。
1、3 LPガス容器
2、4 フォークリフト
11 スカート
12、32 胴部
13、33 液面計
14、34 充填口
15、35 取出し口
21、41 カウンタウェイト
22、23、42、43 取付具
31 ハンガー

Claims (5)

  1. 充填されるガスの残量値が閾値を超えると、前記ガスが充填されないように、充填口を閉じる安全弁を有する充填口と、
    フォークリフトのエンジンに直結された取出し口と、
    前記ガスの残量値が表示される表示部と
    を備えたことを特徴とするガス容器。
  2. 充填されるガスの残量値が閾値を超えると、前記ガスが充填されないように、充填口を閉じる安全弁を有する充填口と、
    フォークリフトのエンジンに直結された取出し口と、
    前記ガスの残量値が表示される表示部と
    を備え、
    前記フォークリフトの後部に積載されることを特徴とするガス容器。
  3. 充填されるガスの残量値が閾値を超えると、前記ガスが充填されないように、充填口を閉じる安全弁を有する充填口と、
    フォークリフトのエンジンに直結された取出し口と、
    前記ガスの残量値が表示される表示部と
    を備え、
    前記表示部が、前記フォークリフトの運転席から見える位置に設置され、前記フォークリフトの後部に積載されていることを特徴とするガス容器。
  4. 充填されるガスの残量値が閾値を超えると、前記ガスが充填されないように、充填口を閉じる安全弁を有する充填口と、
    フォークリフトのエンジンに直結された取出し口と、
    前記ガスの残量値が表示される表示部と
    を備えたガス容器を後部に積載したことを特徴とするフォークリフト。
  5. 充填されるガスの残量値が閾値を超えると、前記ガスが充填されないように、充填口を閉じる安全弁を有する充填口と、
    フォークリフトのエンジンに直結された取出し口と、
    前記ガスの残量値が表示される表示部と
    を備えたガス容器を後部に積載し、
    前記表示部は、前記フォークリフトの運転席から見える位置に設置されていることを特徴とするフォークリフト。
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