JP3187006U - 屋外設置型の建築物耐震装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本考案に係る屋外設置型の建築物耐震装置は、木造住宅101の屋外側で地盤103に構築した埋め込み基礎102により下部が支持され、木造住宅101の壁面と平行状態に起立配置し、1階柱111と2階柱112が連結される梁部113の外側方に上部を臨ませた耐震補強鉄柱3と、耐震補強鉄柱3の上部に一端側が連結され、前記梁部113に他端側がクッションバネ体連結具31を介して連結されて、地震発生時、前記梁部113からクッションバネ体連結具31を介して作用する地震水平力に対応して弾性変位し地震水平力を吸収する板バネを用いた耐地震水平力バネ弾性吸収機構部11と、を有する構成としたものである。
【選択図】図1
Description
本考案の実施例1に係る屋外設置型の建築物耐震装置1について図1乃至図4を参照して説明する。
次に、本考案の実施例2に係る屋外設置型の建築物耐震装置1Aについて図13を参照して説明する。
なお、前述したように、本考案においては、前記第1T型連結材32の底片(又は垂直片)を前記他方の受圧金具18の平坦受片(横架材である前記梁部113の方向に向いた部分の平坦受片)に接合する構成の他、第1T型連結材32の底片(又は垂直片)を前記他方の受圧金具18の平坦受片(横架材である前記梁部113の方向に向いた部分の平坦受片)に固着する構成とすることもできる。
本考案の実施例3に係る屋外設置型の建築物耐震装置1Bについて図14を参照して説明する。
なお、前述したように、本考案においては、前記第1T型連結材32の底片(又は垂直片)を前記他方の受圧金具18の平坦受片(横架材である前記梁部113の方向に向いた部分の平坦受片)に接合する構成の他、第1T型連結材32の底片(又は垂直片)を前記他方の受圧金具18の平坦受片(横架材である前記梁部113の方向に向いた部分の平坦受片)に固着する構成とすることもできる。
1A 屋外設置型の建築物耐震装置
1B 屋外設置型の建築物耐震装置
2 埋め込み基礎
3 耐震補強鉄柱
3A 耐震補強鉄柱
11 耐地震水平力バネ弾性吸収機構部
11A 耐地震水平力バネ弾性吸収機構部
11B 耐地震水平力バネ弾性吸収機構部
12 中間芯板
13 直線溝
14 板バネ
16 突出係合片部
16a 突出端
16b かえし片
17 空間
18 受圧金具
20 クッションバネ体
21 板バネ取り付け具
22 連結具
31 クッションバネ体連結具
32 第1T型連結材
33 第2型連結材
34 連結平板
35 ボルト
36 ナット
37 スクリューネジ
41 非緊結耐地震水平力伝達具
42 耐地震水平力受け金具部
43 T型連結材
44 コの字形連結材
45 受片
46 連結平板
47 締結金具
51 耐地震水平力伝達金具部
61 クッションバネ体柱側連結具
61a クッションバネ体柱側連結具
71 非緊結耐地震水平分力伝達具
72 耐地震水平分力受け金具部
73 T型連結材
74 耐地震水平分力受具
74a 基板部
74b 突片
74c 受片
74d 突出端辺
75 連結平板
76 締結金具
81 耐地震水平力伝達金具部
101 木造住宅
102 基礎
103 地盤
111 1階柱
112 2階柱
113 梁部
121 隅柱
F 地震水平力
F1 地震水平分力
h 1階柱の高さ
δ 変形量
θ 角度
Claims (5)
- 建築物の屋外側で地盤に構築した埋め込み基礎により下部が支持され、建築物の壁面と平行状態に起立配置し、建築物の壁面の一部の外側に上部を臨ませた耐震補強柱と、
前記耐震補強柱の上部に一端側が連結され、前記壁面の一部に他端側が連結されて、地震発生時、前記壁面の一部から作用する地震水平力に対応して弾性変位し地震水平力を吸収するバネ材を用いた耐地震水平力バネ弾性吸収機構部と、
を有することを特徴とする屋外設置型の建築物耐震装置。 - 建築物である木造住宅における屋外側で地盤に構築した埋め込み基礎により下部が支持され、木造住宅の壁面と平行状態に起立配置し、木造住宅を構成する1階と2階の柱が連結される横架材の外側方に上部を臨ませた耐震補強柱と、
前記耐震補強柱の上部に一端側が連結され、前記横架材に他端側がクッションバネ体連結具を介して連結されて、地震発生時、前記横架材からクッションバネ体連結具を介して作用する地震水平力に対応して弾性変位し地震水平力を吸収する板バネを用いた耐地震水平力バネ弾性吸収機構部と、
を有することを特徴とする屋外設置型の建築物耐震装置。 - 建築物である木造住宅における屋外側で地盤に構築した埋め込み基礎により下部が支持されて、木造住宅の壁面と平行状態に起立配置し、木造住宅を構成する1階と2階の柱が連結される横架材の外側方に上部を臨ませた四角鉄柱又は円柱状鉄柱からなる耐震補強柱と、
前記耐震補強柱の上部に一端側が連結され、前記横架材に他端側が連結されて、地震発生時、前記横架材から作用する地震水平力に対応して弾性変位し地震水平力を吸収する板バネを用いた耐地震水平力バネ弾性吸収機構部と、
を有し、
前記耐地震水平力バネ弾性吸収機構部は、
四角形状で、両面における両隅部領域に地震水平力の作用方向と直交する方向の複数条の直線溝を各々形成した中間芯板と、四角形状の平坦部と、この平坦部の両側縁から斜め方向に突出させた一対の突出係合片部と、を具備し、全体として底辺なしの略台形状に形成され、前記一対の突出係合片部の突出端を前記中間芯板の両隅部領域における直線溝に係合させて、前記中間芯板の両面に配置され、前記中間芯板の両面に弾性変位用の空間を形成する一対の一枚又は複数枚構造の板バネと、コ状に形成され、前記中間芯板の両面に配置する一対の板バネの各平坦部の外面に各々突出片が固着され平坦受片を板バネの平坦部の外側に配置した一対の受圧金具と、前記中間芯板、一対の板バネの各平坦部を貫通する状態で、かつ、前記一対の板バネの各平坦部が中間芯板側に弾性変位可能で、前記一対の板バネの突出係合片部が前記直線溝に係合しつつ滑り変位可能な状態に配置する板バネ取り付け具と、を具備し、前記耐震補強柱の上部に、前記一対の受圧金具のうちの一方の受圧金具の平坦受片が固着されるクッションバネ体と、
前記クッションバネ体における一対の受圧金具のうちの他方の受圧金具の平坦受片と前記横架材の側面との間に配置されるクッションバネ体連結具と、
により構成されることを特徴とする屋外設置型の建築物耐震装置。 - 建築物である木造住宅における屋外側で地盤に構築した埋め込み基礎により下部が支持され、木造住宅の壁面と平行状態に起立配置し、木造住宅を構成する1階と2階の柱が連結される横架材の外側方に上部を臨ませた四角鉄柱又は円柱状鉄柱からなる耐震補強柱と、
前記耐震補強柱の上部に一端側が連結され、前記横架材に他端側が連結されて、地震発生時、前記横架材から作用する地震水平力に対応して弾性変位し地震水平力を吸収する板バネを用いた耐地震水平力バネ弾性吸収機構部と、
を有し、
前記耐地震水平力バネ弾性吸収機構部は、
四角形状で、両面における両隅部領域に地震水平力の作用方向と直交する方向の複数条の直線溝を各々形成した中間芯板と、四角形状の平坦部と、この平坦部の両側縁から斜め方向に突出させた一対の突出係合片部と、を具備し、全体として底辺なしの略台形状に形成され、前記一対の突出係合片部の突出端を前記中間芯板の両隅部領域における直線溝に係合させて、前記中間芯板の両面に配置され、前記中間芯板の両面に弾性変位用の空間を形成する一対の一枚又は複数枚構造の板バネと、コ状に形成され、前記中間芯板の両面に配置する一対の板バネの各平坦部の外面に各々突出片が固着され平坦受片を板バネの平坦部の外側に配置した一対の受圧金具と、前記中間芯板、一対の板バネの各平坦部を貫通する状態で、かつ、前記一対の板バネの各平坦部が中間芯板側に弾性変位可能で、前記一対の板バネの突出係合片部が前記直線溝に係合しつつ滑り変位可能な状態に配置する板バネ取り付け具と、を具備し、前記耐震補強柱の上部に、前記一対の受圧金具のうちの一方の受圧金具の平坦受片が固着されるクッションバネ体と、
前記クッションバネ体における一対の受圧金具のうちの他方の受圧金具の平坦受片から前記横架材に向けて配置した耐地震水平力受け金具部と、一端が前記横架材に固着されるとともに、前記耐地震水平力受け金具部と対向配置した耐地震水平力伝達金具部と、を具備し、前記横架材に地震水平力が作用したときのみ、この地震水平力を前記耐地震水平力伝達金具部から耐地震水平力受け金具部を介して前記クッションバネ体に伝達する非緊結耐地震水平力伝達具と、
により構成されることを特徴とする屋外設置型の建築物耐震装置。 - 建築物である木造住宅における屋外側で地盤に構築した埋め込み基礎により下部が支持され、木造住宅の隅柱と平行状態に起立配置し、前記隅柱の外側方に上部を臨ませた四角鉄柱又は円柱状鉄柱からなる耐震補強柱と、
前記耐震補強柱の上部に一端側が連結され、前記隅柱に他端側が連結されて、地震発生時、前記横架材から作用する地震水平力に対応して弾性変位し地震水平力を吸収する板バネを用いた耐地震水平力バネ弾性吸収機構部と、
前記耐震補強柱における耐地震水平力バネ弾性吸収機構部が連結される側面に直角配置で隣り合う側面の上部に一端側が連結され、前記隅柱から所定距離離れた梁部の側面に他端側が連結され木造住宅の壁面に対して斜め配置される斜め耐地震水平力バネ弾性吸収機構部と、
を有し、
前記耐地震水平力バネ弾性吸収機構部は、
四角形状で、両面における両隅部領域に地震水平力の作用方向と直交する方向の複数条の直線溝を各々形成した中間芯板と、四角形状の平坦部と、この平坦部の両側縁から斜め方向に突出させた一対の突出係合片部と、を具備し、全体として底辺なしの略台形状に形成され、前記一対の突出係合片部の突出端を前記中間芯板の両隅部領域における直線溝に係合させて、前記中間芯板の両面に配置され、前記中間芯板の両面に弾性変位用の空間を形成する一対の一枚又は複数枚構造の板バネと、コ状に形成され、前記中間芯板の両面に配置する一対の板バネの各平坦部の外面に各々突出片が固着され平坦受片を板バネの平坦部の外側に配置した一対の受圧金具と、前記中間芯板、一対の板バネの各平坦部を貫通する状態で、かつ、前記一対の板バネの各平坦部が中間芯板側に弾性変位可能で、前記一対の板バネの突出係合片部が前記直線溝に係合しつつ滑り変位可能な状態に配置する板バネ取り付け具と、を具備し、前記耐震補強柱の上部に、前記一対の受圧金具のうちの一方の受圧金具の平坦受片が固着されるクッションバネ体と、前記クッションバネ体における一対の受圧金具のうちの他方の受圧金具の平坦受片と前記横架材の側面との間に配置されるクッションバネ体連結具と、
を具備し、
前記斜め耐地震水平力バネ弾性吸収機構部は、
木造住宅壁面に対し、水平方向に一定の角度をもって配置される別のクッションバネ体と、前記耐震補強柱の側面と前記クッションバネ体の耐震補強柱側の受圧金具とを連結するクッションバネ体柱側連結具と、前記クッションバネ体の木造住宅側の受圧金具とを非緊結状態で結合する非緊結耐地震水平分力伝達具と、
を具備することを特徴とする屋外設置型の建築物耐震装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013003601U JP3187006U (ja) | 2013-06-25 | 2013-06-25 | 屋外設置型の建築物耐震装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013003601U JP3187006U (ja) | 2013-06-25 | 2013-06-25 | 屋外設置型の建築物耐震装置 |
Publications (1)
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JP3187006U true JP3187006U (ja) | 2013-11-07 |
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JP2013003601U Expired - Lifetime JP3187006U (ja) | 2013-06-25 | 2013-06-25 | 屋外設置型の建築物耐震装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3187006U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018193672A (ja) * | 2017-05-12 | 2018-12-06 | 大成建設株式会社 | 増設基礎構造 |
-
2013
- 2013-06-25 JP JP2013003601U patent/JP3187006U/ja not_active Expired - Lifetime
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