JP3186899B2 - ピッキング装置の停止位置決め制御方法及び装置、並びにピッキング装置の位置制御方法及び装置、ピッキング装置 - Google Patents

ピッキング装置の停止位置決め制御方法及び装置、並びにピッキング装置の位置制御方法及び装置、ピッキング装置

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JP3186899B2
JP3186899B2 JP13203693A JP13203693A JP3186899B2 JP 3186899 B2 JP3186899 B2 JP 3186899B2 JP 13203693 A JP13203693 A JP 13203693A JP 13203693 A JP13203693 A JP 13203693A JP 3186899 B2 JP3186899 B2 JP 3186899B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高応答ドライブ及び高
速制振を要求されるピッキング装置に係り、特に高加減
速度によって停止時顕著に発生する機械系の振動を制御
することには限界があるもとで、各動作に必要な停止位
置決め精度を確保すると共に、振動制定時間に依存する
位置決め完了動作時間を出来るかぎり速やかに終了さ
せ、サイクルタイムをアップしてピッキング動作の能力
向上を図ることを可能とするピッキング装置の停止位置
決め制御方法及びピッキング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のピッキング装置においてサイクル
タイムを向上させる方法としては、加減速度のアップ、
高速度化、あるいはS字加減速パタ−ンによる制振制御
等が用いられている。また位置決め制御は、繰返し動作
中における各動作の停止位置決め精度を一律に規定して
おり、そのため必然的に位置決め処理の高速化が必要に
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術のピッキ
ング装置の停止位置決め制御方法においては、高加減速
度、高速度で直交3軸マニピュレ−タを移動停止させる
と、機構系の剛性も関与するがマニピュレ−タの振動が
発生するし、その振動の振幅値が停止位置決め精度まで
収束する時間、即ち位置決め完了動作時間がサイクルタ
イムに大いに影響を及ぼしている。そこではマニピュレ
−タが出庫棚から対象物をピッキングし、出荷箱に投入
するまで各動作ごとに停止位置決め動作が実行され、そ
の動作回数の多少によってもサイクルタイムは影響を受
けるが、従来技術のように各動作毎の位置決め精度を画
一的に設定すると、すべての動作で各軸が目標の位置決
め精度を達成しようとしてピッッキング動作のサイクル
タイムに少なからず影響を及ぼすため、ピッキング動作
のサイクルタイムのアップを図ることが困難となる問題
があった。
【0004】本発明の目的は、直交3軸マニピュレータ
を用いたピッキング装置において、従来のような各動作
毎の停止位置決め精度を画一的にするのではなく、位置
決め精度が厳密に必要な動作と粗雑でもよい動作とを区
別して各動作に必要な精度を確保できると共に、ピッキ
ング動作のサイクルタイムのアップに関して改善を図る
ことができピッキング装置の停止位置決め制御方法及び
ピッキング装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のピッキング装置の停止位置決め制御方法及
びピッキング装置は、直交3軸マニピュレ−タを用いた
ピッキング装置で、出庫棚から出荷箱までの一連の動作
を連続で実行する上で、各動作毎に各軸均一の停止位置
決め精度を設定するのではなく、各動作に必要限求めら
れる停止位置決め精度を設定することによって、ピッキ
ングのサイクルタイムのアップを図ることができるよう
にしたものである。
【0006】また、直交3軸マニピュレ−タがピッキン
グ対象物をハンドリングする位置に到達する動作を最も
停止位置決め精度が要求されるランクとし、これを頂点
とする階層構造を構築すると共に、各動作処理の先頭に
は最初に定義する各階層の識別子を付与することで、そ
の動作の停止位置決め精度の定数をピッキング装置の機
能に応じて設定するテ−ブル表から取りだしてセットす
ることとし、各軸の停止位置決め精度を初期設定するこ
とにより、繰返しピッキング動作の各動作毎の停止位置
決め精度を毎回設定することなく効率よく設定できるよ
うにしたものである。
【0007】
【作用】上記ピッキング装置の停止位置決め制御方法及
びピッキング装置等は、各動作毎の停止位置決め精度を
画一的にするのではなく、その動作に応じて個別化しサ
イクルタイムのアップが図られる。つまり、出庫棚から
出荷箱までの各動作が重要度、前後の動作の関連性並び
に動作軸を考慮して選別され、それに準じて位置決め精
度が設定される。それによって画一的な目標位置決め精
度ではなく、精度が厳密に必要な動作と粗雑でもよい動
作とに差別化することができ、ピッキング動作のサイク
ルタイムに関して改善を図ることができる。
【0008】また、繰返しピッキングにおける各動作の
停止位置決め精度の階層化は、位置決め制御の画一化を
避け、精度定数の選別を容易にする為に構築されてい
る。その階層数については、ピッキング装置の性能、ハ
ンドリング方式、ピッキング対象物そして制御軸数等に
規制されるが、具体的にはピッキング装置の出庫から出
荷までの個別動作の作業数に依存し、最小は1で、最大
は各動作の合計数となる。各動作処理の先頭に付ける識
別子は、階層構造のランクから決定される停止位置決め
精度定数を判別するものであり、各動作の位置決め完了
処理に使用され、停止時に発生する機械系の振動振幅値
が停止位置決め精度定数より以下に収束する時点で位置
決め完了とする。
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施例を図1から図9により
説明する。図1は本発明によるピッキング装置の停止位
置決め方法の一実施例を示す制御アルゴリズムの流れ図
である。図1において、ピッキング装置の制御手段は、
ピッキング動作を開始すると、まず処理S1の初期設定
で、直交3軸マニピュレ−タがピッキング対象物をハン
ドリングする位置に到達する動作を最も高い停止位置決
め精度が要求されるランクとし、これを頂点とする階層
構造を構築すると共に、各動作処理の先頭には、最初に
定義する各階層の識別子を付与することで、その動作の
停止位置決め精度の定数をピッキング装置の機能に応じ
て設定するテ−ブル表から取りだしてセットする。この
ような手段を用いて各軸の停止位置決め精度を初期設定
することにより、繰返しピッキング動作の各動作毎の停
止位置決め精度を、毎回設定することなく効率よく設定
できる。そこで次の処理S2の識別子判別では、各動作
毎に先頭に付与された識別子の判別を行う。その結果処
理S3で、識別子n(n=1〜n)が判別されると、処
理S4で、その動作の停止位置決め精度An(A1
n)と判別する。これにより処理S5の移動処理で、
その動作の移動処理を行った後、次の処理S6の停止位
置決め処理で、停止位置決め精度An(A1〜An)の位
置決め処理を行い、動作を終了する。
【0010】図2は図1で設定される停止位置決め精度
定数のテーブル表である。図2において、ピッキング装
置の各動作(移動動作)M1〜Mnについて、各識別子1
〜nと、停止位置決め精度A1〜Anがテーブル表示され
る。この繰返しピッキングにおける各動作の停止位置決
め精度の階層化は、位置決め制御の画一化を避け、停止
位置決め精度定数のA1〜Anの選別を容易にする為に構
築されている。その階層数については、ピッキング装置
の性能、ハンドリング方式、ピッキング対象物そして制
御軸数等に規制されるが、具体的にはピッキング装置の
出庫から出荷までの個別動作の作業数に依存して、最小
は1で、最大は各動作の合計数とする。この各動作処理
の先頭に付ける識別子1〜nは、階層構造のランクから
決定される停止位置決め精度定数A1〜Anを判別するも
ので、各動作M1〜Mnの位置決め完了処理に使用され、
停止時に発生する機械系の振動振幅値が停止位置決め精
度定数A1〜Anより以下に収束すると位置決め完了とす
る。
【0011】図3は本発明による直交3軸マニピュレー
タを用いたピッキング装置の一実施例を示す機構斜視図
である。図3において、ピッキング対象物を、コンパク
トデイ スクCDとするCDピッキング装置を示し、図中
の1は16列6段の出庫棚を持つラックであり、2は出
庫するCDを50枚まで据置き可能なマガジン、3は出
庫されたCDを出荷するための出荷バケットであり、4
は出荷バケットを搬送するロ−ラコンベヤである。5は
走行台車であり、6走行用モ−タ、7はタイミングベル
トで、走行台車5は走行用モータとタイミングベルト7
で駆動される。8は走行系を支えるフレ−ムである。9
は昇降体であり、10は昇降用モ−タ、11はタイミン
グベルトで、昇降体9は昇降用モ−タ10とタイミング
ベルト11で駆動される。13はラック方向に前進後退
させるア−ム軸、12はCDをエアシリンダを用いて把
持するハンド部で、14はCDである。
【0012】図4は図3のラック1の正面図である。図
4において、ラック1は16列6段の出庫棚を持ち、各
々に出庫するCD14を50枚まで据置き可能なマガジ
ン2が載置される。この16列6段の出庫棚の各々は各
列各段の棚座標から(X、Z)座標に変換される。
【0013】図5は図3のラック1の内部側面図であ
る。図5において、ラック1内の16列6段の出庫棚に
は各々に出庫するCD14が50枚まで図示のように据
置き可能であり、アーム12の先端のハンド部で把持さ
れ、ローラコンベヤ4上の出荷バケット3に開放落下さ
れる。
【0014】図6は図3のピッキング装置の制御盤のコ
ントローラ構成図である。図6において、15はアーム
用モータ、16は制御盤(コントローラ)、17は位置
コントローラ、18はシーケンサ、19は位置決めコン
トローラであり、位置コントローラ17はシーケンサ1
8と位置決めコントローラ19からなる。20は走行用
モータ6のサーボアンプ、21はアーム用モータ15の
サーボアンプ、22は昇降用モータ10のサーボアンプ
22である。この制御盤(コントローラ)16はイーサ
ネット24を介して上位計算機23に接続する。
【0015】図6の動作を述べる。自動運転条件の成立
と共に、上位計算機23に対し準備完了信号を送る。制
御盤16は、上位計算機23からイーサネット24を介
して作業データ(棚座標を示すデータ、把持枚数を示す
データ、搬出先バケットを示すデータ)を受信し、且つ
そのデータの正誤(転送エラーが起こっているか否か)
のチェックを行い、正しければ自動運転保持条件をセッ
トし、1回目のピッキングを行う。データの転送失敗で
あれば再送要求をする。ピッキング動作の作業中に次回
作業データが上位計算機23から送信されていなけれ
ば、一定時間後に、サーボモータのメカブレーキを動作
させて停止する。送信されていれば、制御盤16は前記
と同じ動作を繰り返す。
【0016】尚、制御盤16内の位置コントローラ17
はシーケンサ18と位置決めコントローラ19より成る
が、シーケンサ18が本実施例で述べる各動作M1〜M
10のシーケンス及び識別子による処理機能を持っており
このシーケンス及びその処理に従って、位置決めコント
ローラ19が各サーボアンプ20、21、22を介して
サーボモータ6、15、10の回転制御を行う。尚、シ
ーケンサ18とインタフェースしている外部センサ類と
は、ラック内の移動制限範囲外へのオーバーフローを検
出するオーバーフロー検出センサ、対象物としてのCD
があるか否かの検出センサ、非常停止センサ等を云う
(その他に、各種表示、指示ランプをも含むことから図
のように双方向としている)。これらのセンサ出力を受
けて停止指令や中断等の各種の処理を行う。また位置決
めコントローラ19へ入力している絶対位置データと
は、各サーボモータの回転量から算出される各種の移動
の絶対位置であり、帰還量として利用している。また、
各サーボモータ6、10、15には非常停止用のメカブ
レーキが付加されている。
【0017】図7は図3のピッキング装置の出庫から出
荷までの一連の流れを各動作毎に区分けした図6の制御
盤(コントローラ)による動作ベクトル図である。図6
において、図中のX,Y,Zは直交3軸のそれぞれ走行
軸、ア−ム軸、昇降軸を示す。まずM1は原点位置から
指定されたマガジン2のア−ム原点位置まで移動する指
定出庫棚移動動作で走行軸Xと昇降軸Zが同時に動作す
る。M2とM3は、ア−ム原点位置から指定CD14の把
持位置まで移動する動作で、M2は全速移動、M3はクリ
−プ速度移動である。M4はハンド部12がCDを把持
するCD把持動作であり、M5はCD14をマガジン2
から引き上げるCD引上げ動作で、ア−ム軸Yと昇降軸
Zが同時に動作する。M6はラック1内から把持したC
Dをア−ム原点位置まで後退させるア−ム出庫棚原点後
退動作であり、M7は指定出荷バケット3のア−ム原点
位置までの指定出荷バケット移動動作で走行、昇降軸同
時移動動作である。M8はア−ム原点位置から出荷バケ
ット3のCD投入位置への移動動作であるア−ム出荷バ
ケット前進動作、M9はハンド部12を開放するCD開
放動作、そしてM10はア−ム原点位置まで後退するア−
ム出荷バケット後退動作である。これら一連の動作が繰
返し実行される。
【0018】図8は図6の制御盤(コントローラ)16
の停止位置決め精度定数設定テーブル表である。図7に
おいて、制御盤(コントローラ)6の位置コントローラ
17の位置決めコントローラ19がシーケンサ18によ
る図7の一連のCDピッキング動作フロ−中で、移動動
作によって機械系の振動制定時間を考慮した停止位置決
め処理を行っているのは、M1、M2、M3、M5、M6
7、M8、M10の8動作である。これらの動作を要求範
囲に応じて、停止位置決め精度を3通りに分類しそれぞ
れに識別子を付与する。各動作処理内で識別子1が選択
されれば、停止位置決め精度±1mmが自動的に設定さ
れ、位置決め処理時に用いられる。同様に、識別子が2
であれば±3mmが、識別子が3であれば±5mmが自
動的に設定される。ここで、識別子1が付与される動作
はM1、M3、識別子2が付与される動作はM2、M4、そ
して識別子3が付与される動作はM6、M7、M8、M10
である。このランク分けの理由は本実施例では、CD把
持動作を最高ランクとし、ラック1内での動作を次ラン
ク、ラック1外での動作を最下位ランクとしている。
【0019】図9は図3のピッキング装置の出庫から出
荷までの一連の流れを各動作毎に区分けした図6の制御
盤(コントローラ)による図7の各動作に対応の動作タ
イムチャートである。図9において、図3のピッキング
装置の出庫から出荷までの図6の制御盤(コントロー
ラ)による直交3軸マニピュレータの走行用モータ6、
ア−ム用モータ15、昇降用モータ10の速度Vが示さ
れる。
【0020】ここで、上記実施例の停止位置決め制御方
法の処理方法を用いる前と後の位置決め処理時間を比較
する。この停止位置決め処理時間は、ほぼ停止時に発生
する機械系の残留振動時間に匹敵する。停止位置決め精
度±1mm時の残留振動時間をTs1、停止位置決め精
度±3mm時の残留振動時間をTs2、停止位置決め精
度±5mm時の残留振動時間をTs3とし、本実施例の
処理方法を用いる前と後のト−タル位置決め処理時間を
Tb、Taとすると Tb=Ts1×8 Ta=〔Ts1×2〕+〔Ts2×2〕+〔Ts3×4〕 である。ここで実際の測定結果より、平均のTs1、Ts
2、Ts3にそれぞれ0.2、0.1、0.05秒を代入し
てTb=1.6秒、Ta=0.8秒となる。この様に、停止
位置決め精度を従来の一律に設定するのではなく、本発
明の各動作毎に設定することによってサイクルタイムを
さらに短縮することができ、ピッキング装置の効率向上
が可能となる。
【0021】尚CD以外にFD、各種の部品等について
も適用できる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明のピッキング装置
の停止位置決め制御方法及びピッキング装置によれば、
各動作時間が短く繰返し動作のようなピッキングシステ
ムにおいては、繰返し動作中における各動作の停止位置
決め精度を一律に規定する従来の制御方法に比べると、
各動作毎に位置決め精度を設定することができることに
より、サイクルタイムのアップ、ついては、時間の効率
的活用が要求されるピッキングシステムの能力向上に効
果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のピッキング装置の停止位置決め制御方
法の一実施例を示す制御アルゴリズムの流れ図である。
【図2】図1で設定される停止位置決め精度定数テーブ
ルである。
【図3】本発明のピッキング装置の一実施例示す機構斜
視図である。
【図4】図3のラックの正面図である。
【図5】図3のラックの内部側面図である。
【図6】図3のピッキング装置の制御盤の構成図であ
る。
【図7】図3のピッキング装置の動作フロー図である。
【図8】図7で示された各動作の停止位置決め精度定数
設定テーブル表である。
【図9】図3のピッキング装置の動作タイムチャートで
ある。
【符号の説明】
1 ラック 2 マガジン 3 出荷バケット 4 ロ−ラコンベヤ 5 走行台車 6 走行用モータ 7、11 タイミングベルト 8 走行用フレ−ム 9 昇降体 10 昇降用モ−タ 12 ハンド 13 ア−ム軸 14 CD 15 アーム用モータ 16 制御盤 17 位置コントローラ 18 シーケンサ 19 位置決めコントローラ 20、21、22 サーボアンプ 23 上位計算機 24 イーサネット M1 指定出庫棚移動動作 M2 ア−ム出庫棚全速前進動作 M3 ア−ム出庫棚クリ−プ前進動作 M4 CD把持動作 M5 CD引上げ動作 M6 ア−ム出庫棚原点後退動作 M7 指定出荷バケット移動動作 M8 ア−ム出荷バケット前進動作 M9 CD開放動作 M10 ア−ム出荷バケット後退動作
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B25J 3/00 - 3/10 B25J 9/10 - 9/22 B25J 13/00 - 13/08 B25J 19/02 - 19/06 B65G 1/00 - 1/20 B23Q 7/00 - 7/18

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直交3軸マニピュレータを有するピッキ
    ング装置を用いて、出庫棚から出荷箱までの一連の動作
    シーケンスを連続で実行する上で、各動作毎に、各軸に
    個別に停止位置決め精度値をメモリテーブル上に記憶し
    ておき、各動作毎の各軸の停止位置制御をこの記憶内容
    に従って行わせるようにしたピッキング装置の停止位置
    決め制御方法において、 上記メモリテーブル上に登録された停止位置決め精度値
    は階層構造化されており、直交3軸マニュピュレータが
    ピッキング対象物をハンドリングする位置に到達する際
    の停止位置決めは最も高い精度値が要求されるランクで
    あって前記階層構造の頂点のランクであることを特徴と
    するピッキング装置の停止位置決め制御方法。
  2. 【請求項2】 直交3軸マニピュレータを用いたピッキ
    ング装置における、出庫棚から出荷箱までの一連の動作
    シーケンスを連続で実行する上で、各動作毎に、各軸に
    個別に停止位置決め精度値をメモリテーブル上に登録し
    ておき、各動作毎の各軸の停止位置制御をこの設定内容
    に従って行わせるようにしたピッキング装置の停止位置
    決め制御方法において、 上記メモリテーブル上に登録された停止位置決め精度値
    は識別子を用いて階層構造化されており、直交3軸マニ
    ピュレータがピッキング対象物をハンドリングする位置
    に到達する動作は最も高い停止位置決め精度値が要求さ
    れるランクであって前記識別子の階層構造の頂点のラン
    クであり、各動作処理シーケンスの先頭には、それぞれ
    に定義する各階層の識別子を初期設定しておき、各動作
    処理シーケンスの実行に際しては、その先頭の識別子を
    みて位置決め精度値を決定し、この決定した位置決め精
    度値となるように各動作毎の各軸の停止制御を行うよう
    にしたことを特徴とするピッキング装置の停止位置決め
    制御方法。
  3. 【請求項3】 直交3軸マニピュレータを有するピッキ
    ング装置を用いて、出庫棚から出荷箱までの一連の動作
    シーケンスをシーケンサにより連続で実行するために、
    各動作毎に、各軸に個別に停止位置決め精度値をメモリ
    テーブル上に登録しておき、各動作毎の各軸の停止位置
    制御をこの設定内容に従って行わせるようにしたピッキ
    ング装置の位置制御方法において、 上記メモリテーブル上に登録された停止位置決め精度値
    は識別子を用いて階層構造化されており、直交3軸マニ
    ピュレータがピッキング対象物をハンドリングする位置
    に到達する動作は最も高い停止位置決め精度値が要求さ
    れるランクであって前記識別子の階層構造の頂点のラン
    クであり、前記シーケンサでは各動作処理シーケンスの
    先頭に階層の識別子が初期設定されており、各動作処理
    のシーケンスの実行に際しては、その動作処理シーケン
    スに従って各軸の移動制御を行わせると共にその停止に
    際しては各動作シーケンスの先頭にある識別子に従って
    定まる位置決め精度値となるように停止制御するピッキ
    ング装置の位置制御方法。
  4. 【請求項4】 直交3軸マニピュレータを用いて出庫棚
    から出荷箱までの一連の動作シーケンスを連続で実行す
    るために、各動作毎に各軸の個別の停止位置決め精度値
    を記憶したメモリテーブルを有し一連の各動作毎の各軸
    の停止位置を制御するコントローラを備えたピッキング
    装置の停止位置決め制御装置において、 上記メモリテーブルに記憶された停止位置決め精度値は
    識別子を用いて階層構造化されており、直交3軸マニピ
    ュレータがピッキング対象物をハンドリングする位置に
    到達する動作は最も高い停止位置決め精度値が要求され
    るランクであって前記識別子の階層構造の頂点のランク
    として記憶されており、前記コントローラは各動作シー
    ケンスを記憶したシーケンサと、記憶された動作シーケ
    ンスの先頭に階層を識別する識別子を初期設定する初期
    設定手段と、各動作処理シーケンスの実行に際して、そ
    の先頭の識別子をみて位置決め精度値を決定し、この決
    定した位置決め精度値となるように各動作毎の各軸の停
    止制御を行う停止制御手段と、を設けたことを特徴とす
    るピッキング装置の停止位置決め制御装置。
  5. 【請求項5】 直交3軸マニピュレータを用いて出庫棚
    から出荷箱までの一連の動作シーケンスを連続で実行す
    るために、各動作毎に各軸の個別の停止位置決め精度値
    を記憶したメモリテーブルを有し一連の各動作毎の各軸
    の停止位置を制御するコントローラを備えたピッキング
    装置の位置制御装置において、 上記メモリテーブルに記憶された停止位置決め精度値は
    識別子を用いて階層構造化されており、直交3軸マニピ
    ュレータがピッキング対象物をハンドリングする位置に
    到達する動作は最も高い停止位置決め精度値が要求され
    るランクであって前記識別子の階層構造の頂点のランク
    として記憶されており、前記コントローラは各動作シー
    ケンスを記憶したシーケンサと、記憶された動作シーケ
    ンスの先頭に階層を識別する識別子を初期設定する初期
    設定手段と、各動作処理シーケンスの先頭に階層の識別
    子を初期設定する初期設定手段とを有し、前記コントロ
    ーラは各動作処理のシーケンスの実行に際して、その動
    作処理シーケンスに従って各軸の移動制御を行わせると
    共にその停止に際して各動作シーケンスの先頭にある識
    別子に対応した位置決め精度値となるように直交3軸マ
    ニピュレータを停止制御することを特徴とするピッキン
    グ装置の位置制御装置。
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