JP3186353U - 樹皮粉砕装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】大小さまざまな大きさの樹皮を連続的に細かく粉砕して、堆肥や土壌改良材として有効に利用することができる樹皮粉砕装置を提供する。
【解決手段】間隔をおいて対向する受け側板2と送り側板3とで構成されたホッパー1の底部開口部4に、これら側板2、3と間隔をおいてパイプローター5を設け、前記受け側板2と送り側板3の下部に、その長手方向に沿って櫛歯7を形成し、この櫛歯7の凹部8を通過する複数のブロック状の破砕ハンマー10をパイプローター5の外周に角度をずらして突設し、パイプローター5の両端に突設したシャフト15を軸受14で支持して、一方のシャフト15をモータに接続し、ホッパー1内に樹皮28を投入して、パイプローター5の表面に突設した破砕ハンマー10で樹皮28を細かく粉砕して粉状樹皮28Aにするものである。
【選択図】図1

Description

本考案は、皮剥した樹皮を細かく粉砕する樹皮粉砕装置に関するものである。
建築用木材や木材チップを製造する前工程で木材皮剥機に木材を投入して皮剥する必要がある。この皮剥した樹皮は篩い分けして、堆肥(バーク堆肥)として利用されている。
この皮剥した樹皮を篩い分けする装置としては、両端を開口した円筒状網体を傾斜して配設し、円筒状網体の中心線上に攪拌翼回転軸を貫通させ、該攪拌翼回転軸には多数の攪拌翼を取付け、円筒状網体の上方側の開口部から樹皮を投入して、円筒状網体と攪拌翼回転軸を回転させて円筒状網体の網目を通過させて篩い分けする装置(特許文献1)がある。
また振動容器内にはスクリーン(篩網)が張設され、これはスプリングで支持されてモータの回転により振動し、その上部の原料供給口から原料を投入して、振動しているスクリーン上へ落下し、このスクリーンでオーバーサイズとアンダーサイズとに篩い分けする装置(特許文献2)もある。
しかしながら皮剥した樹皮は、樹木の種類や直径、伐採した時期などにより大小さまざまであり、従来の円筒状網体や振動スクリーンでは篩い分けできる大きさが限られ、特にオーバーサイズの樹皮は利用できない問題があった。
特開2000−354830 特開2004−105908
本考案は上記問題を改善し、大小さまざまな大きさの樹皮を連続的に細かく粉砕して、堆肥や土壌改良材として有効に利用することができる樹皮粉砕装置を提供するものである。
本考案の請求項1記載の樹皮粉砕装置は、間隔をおいて対向する受け側板と送り側板とで構成されたホッパーの底部開口部に、これら側板の下部と間隔をおいてパイプローターを設け、前記受け側板と送り側板の下部に、その長手方向に沿って櫛歯を形成し、この櫛歯の凹部を通過する複数のブロック状の破砕ハンマーをパイプローターの外周に角度をずらして突設し、パイプローターの両端に突設したシャフトを軸受で支持して、一方のシャフトをモータに接続し、ホッパー内に樹皮を投入して、パイプローターの表面に突設した破砕ハンマーで樹皮を細かく粉砕するようにしたことを特徴とするものである。
本考案の請求項2記載の樹皮粉砕装置は、請求項1において、軸受を支持する軸受取付フレームを高さ調整装置で上下に可動自在に支持フレームに取付けて、パイプローターと受け側板との間の隙間を調整できるようにしたことを特徴とするものである。
本考案の請求項3記載の樹皮粉砕装置は、請求項1において、櫛歯を形成した受け側板と送り側板の下部側の下部側を、ホッパーの中央に向かって傾斜または湾曲させると共に、受け側板の下部を送り側板の下部より高い位置に取付けたことを特徴とするものである。
本考案に係る請求項1記載の樹皮粉砕装置によれば、モータを駆動させてパイプローターを回転させ、ホッパーの上部開口部から樹皮を投入すると樹皮は回転しているパイプローターの上を受け側板側に移動し、受け側板と送り側板の下部に形成された櫛歯の凹部を通過する破砕ハンマーとの間で破砕されて樹皮は効率よく粉状樹皮にすることができる。このため大小さまざまな大きさの樹皮を連続的に細かく粉砕して、従来利用できなかったオーバーサイズの樹皮でも粉砕して粉状樹皮にして、堆肥や土壌改良材として有効に利用することができる。
また請求項2記載の樹皮粉砕装置によれば、パイプローターと受け側板との間の隙間を高さ調整装置により調整できるようにしたので、樹木の種類や直径、伐採した時期などにより大小さまざまな樹皮に合わせて最適な粉砕状態に調整することができる。
また請求項3記載の樹皮粉砕装置によれば、櫛歯を形成した受け側板と送り側板の下部側を、ホッパーの中央に向かって傾斜または湾曲させると共に、受け側板の下部を、送り側板の下部より高い位置に取付けたことにより、破砕されなかったオーバーサイズの樹皮が、ホッパー内を転動し易くなり、受け側板に当たった樹皮は送り側板側に落下し、転動を繰り返しているうちに破砕ハンマーで破砕されて全て粉状樹皮にすることができる。
以下本考案の実施の一形態を図1ないし図3を参照して詳細に説明する。図1は樹皮粉砕装置を示すもので、このホッパ−1は間隔をおいて対向する一方の側板である受け側板2と、他方の側板である送り側板3とで構成されている。この受け側板2と送り側板3とで構成されたホッパー1の底部開口部4に、その長手方向に沿ってパイプローター5が設けられている。受け側板2と送り側板3は上下方向に立設し、その下部側はホッパー1の中央に向かって傾斜していると共に、受け側板2の下部は送り側板3の下部より高い位置に設けられている。
また図2および図3に示すように前記受け側板2と送り側板3の下部にはその長手方向に沿って櫛歯7が形成され、パイプローター5の外周表面に、この櫛歯7の凹部8を回転しながら通過する複数のブロック状の破砕ハンマー10が角度をずらして突設されている。
またホッパー1は支持フレーム12に支持され、この支持フレーム12に軸受取付フレーム13が水平に取付けられている。この軸受取付フレーム13の上に軸受14が取付けられている。前記パイプローター5の両端に突設したシャフト15がこの軸受14で回転自在に支持され、一方のシャフト15がモータ16に接続されている。
この軸受取付フレーム13は、パイプローター5の両側に2本取付けられ、この両端下部に位置する支持フレーム12に高さ調整装置18が取付けられている。この高さ調整装置18は、支持フレーム12に取付けた固定ブラケット19にボルト20を上向きに螺合させて、上下動自在に支持されている。このボルト20の上端に、チャンネル材で形成した可動ブラケット21の下部フランジが接触して支持している。また縦方向の支持フレーム12には長孔22が開孔され、この長孔22にワッシャを介してボルト23が挿入され、その先端はチャンネル材で形成した可動ブラケット21のウェブを貫通してナットで固定するようになっている。
また図1に示すようにパイプローター5の側方と下方にはシューター25が設けられ、更にこの下方に搬出用コンベヤー26が設けられている。
上記構成の樹皮粉砕装置は、先ず樹皮28の長さや種類に応じて高さ調整装置18を調整して、パイプローター5と受け側板2との間の間隔を調整する。この調整方法は、可動ブラケット21のウェブを貫通したボルト23の先端に螺合したナットを緩めて、可動ブラケット21を上下にフリーにする。
この後、固定ブラケット19に上向きに螺合させたボルト20を回転させてその先端位置の高さを調整すると、これと接触している可動ブラケット21が上下に移動し、この上に載っている軸受取付フレーム13も上下に移動し、同時に軸受14に支持されているパイプローター5のシャフト15も上下動する。この結果、パイプローター5の破砕ハンマー10と、受け側板2の櫛歯7との間隔を最適間隔に調整したら、可動ブラケット21のウェブを貫通したボルト23の先端にナットを螺合させて固定する。このようにして4カ所の高さ調整装置18を調整して、受け側板2とパイプローター5の間隔を調整する。
このようにパイプローター5の破砕ハンマー10と、受け側板2の櫛歯7との間隔を調整したら、モータ16を駆動させてパイプローター5を回転させ、ホッパー1の上部開口部から樹皮28を投入する。投入された樹皮28は回転しているパイプローター5の上を矢印方向に移動し、受け側板2の下部に形成した櫛歯7の凹部8と、ここを通過する破砕ハンマー10との間で破砕されて樹皮28は粉状樹皮28Aとなりシューター25を通って搬出用コンベヤー26に落下して外部に搬出される。
また凹部8を通過する破砕ハンマー10との間で破砕されなかった樹皮28は、受け側板2の下部が送り側板3の下部より高い位置に取付けられ、且つ傾斜しているので、受け側板2に当たった樹皮28は送り側板3側に送られ、ホッパー1内で転動を繰り返しているうちに破砕ハンマー10で破砕されて粉状樹皮28Aとなる。
なお上記説明では、櫛歯7を形成した受け側板2と送り側板3の下部側と、送り側板3の下部側をホッパー1の中央に向かって傾斜させた場合について示したが、湾曲させてホッパー1内で樹皮28を転動し易くしても良い。また上記説明では、軸受取付フレーム13を支持フレーム12と分離して高さ調整装置18により上下動自在に支持した構造について示したが、支持フレーム12に軸受取付フレーム13を固定して、軸受14の高さ、即ちパイプローター5と受け側板2の櫛歯7を形成した下部との間の間隔を一定にした構造でも良い。
本考案の実施の一形態による樹皮粉砕装置の縦断正面図である。 図1の樹皮粉砕装置を示す縦断側面図である。 図1の樹皮粉砕装置を示す平面図である。
1 ホッパー
2 受け側板
3 送り側板
4 底部開口部
5 パイプローター
7 櫛歯
8 凹部
10 破砕ハンマー
12 支持フレーム
13 軸受取付フレーム
14 軸受
15 シャフト
16 モータ
18 高さ調整装置
19 固定ブラケット
20 ボルト
21 可動ブラケット
22 長孔
23 ボルト
25 シューター
26 搬出用コンベヤー
28 樹皮
28A 粉状樹皮

Claims (3)

  1. 間隔をおいて対向する受け側板と送り側板とで構成されたホッパーの底部開口部に、これら側板の下部と間隔をおいてパイプローターを設け、前記受け側板と送り側板の下部に、その長手方向に沿って櫛歯を形成し、この櫛歯の凹部を通過する複数のブロック状の破砕ハンマーをパイプローターの外周に角度をずらして突設し、パイプローターの両端に突設したシャフトを軸受で支持して、一方のシャフトをモータに接続し、ホッパー内に樹皮を投入して、パイプローターの表面に突設した破砕ハンマーで樹皮を細かく粉砕するようにしたことを特徴とする樹皮粉砕装置。
  2. 軸受を支持する軸受取付フレームを高さ調整装置で上下に可動自在に支持フレームに取付けて、パイプローターと受け側板との間の隙間を調整できるようにしたことを特徴とする請求項1記載の樹皮粉砕装置。
  3. 櫛歯を形成した受け側板と送り側板の下部側の下部側を、ホッパーの中央に向かって傾斜または湾曲させると共に、受け側板の下部を送り側板の下部より高い位置に取付けたことを特徴とする請求項1記載の樹皮粉砕装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108525781A (zh) * 2018-03-31 2018-09-14 丁建兵 一种食品加工混合搅拌装置及其使用方法

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