JP3186235U - 伸縮ホース - Google Patents
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Abstract
【課題】低い水圧でも全体的に伸長し、使い勝手が向上する伸縮ホースを提供する。
【解決手段】水圧によって伸長するホース本体2とホース本体の外方を被覆する伸縮自在のカバー体3とからなる伸縮ホースにおいて、伸縮自在に伸延するホース本体の中途部外周にホース本体の半径方向への膨張を規制する膨張規制管5を設ける。また、膨張規制管の外周にカバー体の中途部内周を接続する。膨張規制管は、剛性を有するプラスチック製の中空管であり、内径をホース本体の通常時の外径と同一か太くし、外径をカバー体の内径と同一か細くする。また、膨張規制管の中央部に形成した一対の貫通孔6に接着材を充填し、膨張規制管の内周面とホース本体の外周面、および膨張規制管の外周面とカバー体の内周面とを接着する。
【選択図】図1
【解決手段】水圧によって伸長するホース本体2とホース本体の外方を被覆する伸縮自在のカバー体3とからなる伸縮ホースにおいて、伸縮自在に伸延するホース本体の中途部外周にホース本体の半径方向への膨張を規制する膨張規制管5を設ける。また、膨張規制管の外周にカバー体の中途部内周を接続する。膨張規制管は、剛性を有するプラスチック製の中空管であり、内径をホース本体の通常時の外径と同一か太くし、外径をカバー体の内径と同一か細くする。また、膨張規制管の中央部に形成した一対の貫通孔6に接着材を充填し、膨張規制管の内周面とホース本体の外周面、および膨張規制管の外周面とカバー体の内周面とを接着する。
【選択図】図1
Description
本考案は、水圧によって伸長するホース本体を有する伸縮ホースに関するものである。
従来より、予め所定の長さを有する散水用のホース等では収納が困難であったために、収納が容易な長さでありながら、使用時に水圧によって伸長する伸縮ホースが利用されている(たとえば、特許文献1参照。)。
この伸縮ホースは、水圧によって伸長するゴム製のホース本体の外周外方を布製のカバー体で蛇腹状に伸縮自在に被覆し、ホース本体及びカバー体の両端部に水道管や散水具などと連結する連結具を装着した構成となっている。
そして、伸縮ホースは、一端の連結具に水道管を連結するとともに、他端の連結具に散水具を連結し、水道管から所定の水圧を有する水を供給することで、水圧に応じてホース本体が伸長するようになっている。
ところが、上記従来の伸縮ホースでは、水道管から供給される水の圧力(水圧)に応じてホース本体及びカバー体が伸長する構成となっているために、供給される水圧が十分でない場合には所望の長さまで伸縮ホースを伸長させることができず、使い勝手が良好なものではなかった。
そこで、請求項1に係る本考案では、水圧によって伸長するホース本体を有する伸縮ホースにおいて、伸縮自在に伸延するホース本体の中途部外周にホース本体の半径方向への膨張を規制する膨張規制管を設けることにした。
また、請求項2に係る本考案では、水圧によって伸長するホース本体と同ホース本体の外方を被覆する伸縮自在のカバー体とからなる伸縮ホースにおいて、伸縮自在に伸延するホース本体の中途部外周にホース本体の半径方向への膨張を規制する膨張規制管を設けることにした。
また、請求項3に係る本考案では、前記請求項2に係る本考案において、前記膨張規制管の外周に前記カバー体の中途部内周を接続することにした。
そして、本考案では、以下に記載する効果を奏する。
すなわち、本考案では、伸縮自在に伸延するホース本体の中途部外周にホース本体の半径方向への膨張を規制する膨張規制管を設けることで、低い水圧でも伸縮ホースを全体的に伸長させることができ、伸縮ホースの使い勝手を向上させることができる。
また、膨張規制管の外周にカバー体の中途部内周を接続した場合には、ホース本体の伸縮に伴ってカバー体も円滑に伸縮させることができ、これによっても伸縮ホースの使い勝手を向上させることができる。
以下に、本考案に係る伸縮ホースの具体的な構成について図面を参照しながら説明する。
図1〜図3に示すように、伸縮ホース1は、ホース本体2の外周外方をカバー体3で被覆するとともに、ホース本体2及びカバー体3の両端部に水道管(蛇口)や散水具などを連結するための連結具4,4を取付けている。
ホース本体2は、伸縮性及び可撓性を有するゴム製(弾性体)の中空管形状をしており、中空部を通過する水の圧力(水圧)によって伸延方向に伸長する。
このホース本体2は、通常時(中空部に通水していない状態)においては、図1に示すように、所定の長さとなっており、使用時(中空部に通水している状態)においては、図2に示すように、通常時の所定の長さよりも長い状態になる。このように、ホース本体2は、中空部の内圧(水圧)に応じて伸縮するようになっている。なお、図3において、通常時のホース本体2を実線で示し、使用時のホース本体2を一点鎖線で示している。
カバー体3は、可撓性を有する布製の中空管形状をしており、通常時のホース本体2の長さよりも長くなっていて、蛇腹状に折り畳まれた状態でホース本体2の外周外方を被覆している。
このカバー体3は、通常時(ホース本体2の中空部に通水していない状態)においては、図1に示すように、所定の長さに蛇腹状に畳まれた状態となっており、使用時(ホース本体2の中空部に通水している状態)においては、図2に示すように、通常時のホース本体2の所定の長さよりも長い状態に伸長した状態となる。このように、カバー体3は、ホース本体2の中空部の内圧(水圧)に応じて伸縮するようになっている。なお、カバー体3は、ホース本体2の中空部に所定の水圧(たとえば、ホース本体2が破損してしまう限界の水圧など。)が作用した時に伸長するホース本体2の長さよりも短い長さとすることで、ホース本体2の伸長を規制してホース本体2の中空部に所定以上の水圧が作用しないようにして、ホース本体2の破損を防止することもできる。
伸縮ホース1は、ホース本体2の中空部の内圧(水圧)に応じてホース本体2及びカバー体3が伸縮するようになっている。
この伸縮ホース1は、伸縮自在に伸延するホース本体2の中途部外周にホース本体2の半径方向への膨張を規制する膨張規制管5を取付けるとともに、この膨張規制管5の外周にカバー体3の中途部内周を取付けている。
膨張規制管5は、剛性を有するプラスチック製の中空管形状をしており、中空部の内周の直径(内径)をホース本体2の通常時の外周の直径(外径)よりも大きく(又は同一と)するとともに、中空部の外周の直径(外径)をカバー体3の内周の直径(内径)よりも小さく(又は同一と)している。
また、膨張規制管5は、中央部に一対の貫通孔6を形成し、貫通孔6に接着材を充填して、膨張規制管5の内周面とホース本体2の外周面とを接着するとともに、膨張規制管5の外周面とカバー体3の内周面とを接着している。
この膨張規制管5は、中空部の内周の直径(内径)がホース本体2の使用時(膨張時)の外周の直径(外周)よりも小さくなっており、使用時(膨張時)にホース本体2の半径方向への膨張を規制するようになっている。
伸縮ホース1は、使用時にホース本体2の中空部に通水すると、水圧によってホース本体2が伸長し、それに伴ってカバー体3が伸長し、伸縮ホース1が全体的に伸長する。ホース本体2の中途部に膨張規制管5が無くても理想的には水圧によって伸縮ホース1が伸長すると考えられるが、ホース本体2の中途部に膨張規制管5が無い場合には、現実的にはホース本体2の内部に均等に圧力が作用するのではなく、連結具4での圧力損失等の影響を受けてホース本体2の端部近傍の方がホース本体2の伸長させる応力が高くなるなどして、伸縮ホース1が全体的に均等に伸長せずに部分的な伸長に留まってしまい、所望の長さまで伸縮ホース1を伸長させることができない。しかしながら、ホース本体2の中途部に膨張規制管5を設けることでホース本体2が膨張規制管5で分離された状態となり、実質的に1本の長いホース本体2が2本の短いホース本体2となり、膨張規制管5での圧力損失等の影響を受けて連結具4と膨張規制管5との間で各分離されたホース本体2を伸長させることができる。これにより、ホース本体2を全体的に伸長させることができる。なお、ホース本体2の伸長に伴ってカバー体3も全体的に伸長させることができる。
また、伸縮ホース1は、使用後にホース本体2の中空部の通水を停止すると、水圧の低下に伴ってホース本体2が短縮し、それに伴ってカバー体3が短縮し、伸縮ホース1が全体的に短縮する。理想的にはホース本体2の中空部の水圧が全体的に均等に減少してホース本体2が全体的に均等に短縮することになるが、現実的にはホース本体2の曲がり具合等の影響を受けて中空部の水圧が不均等に減少してホース本体2が部分的に短縮してしまう。その際に、カバー体3も部分的に短縮することになり、カバー体3全体が円滑に短縮しないおそれがある。しかしながら、ホース本体2の中途部に設けた膨張規制管5にカバー体3を接続することでカバー体3も膨張規制管5で分離された状態となり、実質的に1本の長いカバー体3が2本の短いカバー体3となり、連結具4と膨張規制管5との間で各分離されたカバー体3をホース本体2とともに短縮させることができる。これにより、カバー体3を全体的に均等に短縮させることができる。
なお、本考案では、ホース本体2の中途部に膨張規制管5を設けていればよく、伸延するホース本体2の中央に1個の膨張規制管5を設けた場合に限られず、ホース本体2の伸延方向に沿って均等又は不均等な間隔をあけて複数個の膨張規制管5を設けてもよい。この場合には、連結具4と膨張規制管5との間だけでなく隣り合う膨張規制管5同士の間で分離されたホース本体2が伸長することになる。
以上に説明したように、上記伸縮ホース1では、伸縮自在に伸延するホース本体2の中途部外周にホース本体2の半径方向への膨張を規制する膨張規制管5を設けた構成となっている。
そのため、上記構成の伸縮ホース1では、低い水圧でも伸縮ホース1を全体的に伸長させることができ、伸縮ホース1の使い勝手を向上させることができる。
また、上記伸縮ホース1では、膨張規制管5の外周にカバー体3の中途部内周を接続した構成となっている。
そのため、上記構成の伸縮ホース1では、ホース本体2の伸縮に伴ってカバー体3も円滑に伸縮させることができ、これによっても伸縮ホース1の使い勝手を向上させることができる。
1 伸縮ホース
2 ホース本体
3 カバー体
4 連結具
5 膨張規制管
6 貫通孔
2 ホース本体
3 カバー体
4 連結具
5 膨張規制管
6 貫通孔
Claims (3)
- 水圧によって伸長するホース本体を有する伸縮ホースにおいて、
伸縮自在に伸延するホース本体の中途部外周にホース本体の半径方向への膨張を規制する膨張規制管を設けたことを特徴とする伸縮ホース。 - 水圧によって伸長するホース本体と同ホース本体の外方を被覆する伸縮自在のカバー体とからなる伸縮ホースにおいて、
伸縮自在に伸延するホース本体の中途部外周にホース本体の半径方向への膨張を規制する膨張規制管を設けたことを特徴とする伸縮ホース。 - 前記膨張規制管の外周に前記カバー体の中途部内周を接続したことを特徴とする請求項2に記載の伸縮ホース。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2013004035U JP3186235U (ja) | 2013-07-12 | 2013-07-12 | 伸縮ホース |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015083057A (ja) * | 2013-10-25 | 2015-04-30 | ホーチキ株式会社 | 消火栓装置 |
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2013
- 2013-07-12 JP JP2013004035U patent/JP3186235U/ja not_active Expired - Fee Related
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