JP2018023810A5

JP2018023810A5 -

Info

Publication number: JP2018023810A5
Application number: JP2017198212A
Authority: JP
Filing date: 2017-10-12
Publication date: 2019-02-14

Description

１つの特定の実施形態では、１つまたは複数のワイヤー４２は、特別な材料、または、材料の組合せから製作することが可能である。例えば、ワイヤー４２は、完全にまたは部分的にＸ線不透過性のセグメントを有するように構築することが可能であり、そのセグメント４３は、柔軟性または半柔軟性である（例えば、弾性材料またはスプリングであり、それは、Ｘ線不透過性の材料（ポリマーまたは金属）から形成され得る；図１９の概略図を参照）。材料は、セグメント４３の剛性がバルーン１２の柔軟性とマッチするように選ぶことが可能であり、それは、典型的に、ポリマー（例えば、ナイロン１２など）から形成されている。結果的に、圧力下でのバルーン作用表面Ｗの任意の長手方向または半径方向の伸びは、Ｘ線不透過性のセグメントによってマッチされることとなり、ワイヤー４２の残りの部分は、非柔軟性であり、先に説明されているように、適切な場所に取り付けられている。代替的に、ワイヤー４２の中間セグメント４３は、Ｘ線不透過性（ポリマーまたは金属）であるが非柔軟性とすることが可能であり、他の部分は、柔軟性（ポリマーまたは金属）に作製し、作用表面Ｗとの所望のマッチングを提供することが可能である。さらに別の選択肢は、中間部分を柔軟性にし、ワイヤーの端部をＸ線不透過性および非柔軟性にするということである。異なる材料が使用され、その長さに沿ってワイヤー４２を形成する場合には（例えば、金属端部を備えるポリマーセグメント）、ボンディングは、隣接するセグメントの端部上に１つのセグメントのチューブ状の端部を収縮嵌着させ、実質的に連続的なワイヤー４２を生成することによって達成することが可能である。

Claims

ガイドワイヤーに関連して使用するためのバルーンカテーテルであって、
長手方向に延在する細長いチューブ状のシャフト（１４）であって、前記シャフトは、近位端部（１５ａ）および遠位端部（１５ｂ）を有している、シャフト（１４）と、
前記シャフトの前記遠位端部に沿って支持されている膨張可能なバルーン（１２）であって、前記バルーンは、膨張させられるときに、間隔を置いて配置された第１および第２の端部（１８、２０）、および、前記端部同士の間の作用表面（Ｗ）を含む、バルーン（１２）と、
前記バルーンの作用表面（Ｗ）の場所を識別するためのＸ線不透過性の部分を含む少なくとも１つのワイヤー（４２、４３）と、
を含み、
前記ワイヤーは、前記バルーンの前記作用表面（Ｗ）の外側表面又は内側表面に沿って延びる第１のセグメント（４３）と、前記第１のセグメントの両側に設けられた第２のセグメント（４２）とを有し、少なくとも前記第１のセグメント（４３）はその全長部分がＸ線不透過性であり、前記第１のセグメント（４３）が前記バルーン（１２）の柔軟性又は半柔軟性とマッチした剛性を有し、前記第２のセグメント（４２）が非柔軟性であり、
前記第１及び第２のセグメント（４３、４２）は、何れか一方のセグメントのチューブ状端部を、他方のセグメントの隣接する端部に収縮嵌着させることにより接着されることにより、連続的なワイヤを形成している、バルーンカテーテル。
請求項１に記載のカテーテルにおいて、前記ワイヤーが、第１の状況と第２の状況との間で調節するための形状記憶を有する材料を含むみ、前記第１の状況は、前記バルーンの完全膨張前の状態であり、前記第２の状況は、前記バルーンの完全膨張後の状態である、ことを特徴とするカテーテル。
請求項１または２に記載のカテーテルにおいて、前記少なくとも１つのワイヤーが、概して、前記長手方向に延在していることを特徴とするカテーテル。
請求項１から３までのいずれか一項に記載のカテーテルにおいて、前記Ｘ線不透過性の部分が細長いことを特徴とするカテーテル。
請求項１から４までのいずれか一項に記載のカテーテルにおいて、前記ワイヤーが、ポリマーを少なくとも部分的に含むことを特徴とするカテーテル。
請求項１から５までのいずれか一項に記載のカテーテルにおいて、前記少なくとも１つのワイヤーが、少なくとも部分的に弾性であることを特徴とするカテーテル。
請求項１から６までのいずれか一項に記載のカテーテルにおいて、概して、前記長手方向に延在する複数のワイヤーであって、前記ワイヤーのうちの少なくとも１つは、前記バルーンの作用表面の場所を識別するために、Ｘ線不透過性の部分を少なくとも含む、複数のワイヤーを含むことを特徴とするカテーテル。
請求項１から７までのいずれか一項に記載のカテーテルにおいて、少なくとも１つのワイヤーが、前記バルーンの外側表面に沿って延在していることを特徴とするカテーテル。
請求項１から８までのいずれか一項に記載のカテーテルにおいて、少なくとも１つのワイヤーが、前記バルーンの内側表面に沿って延在していることを特徴とするカテーテル。
請求項１から９までのいずれか一項に記載のカテーテルにおいて、少なくとも１つのワイヤーが、前記バルーンの前記第１の端部から前記第２の端部へ延在していることを特徴とするカテーテル。
請求項１から１０までのいずれか一項に記載のカテーテルにおいて、少なくとも１つのワイヤーの前記Ｘ線不透過性の部分が、前記作用表面に対応する前記バルーンの一部分に沿って延在していることを特徴とするカテーテル。
請求項１から１１までのいずれか一項に記載のカテーテルにおいて、少なくとも１つのワイヤーの前記Ｘ線不透過性の部分が、前記作用表面に対応する前記バルーンの前記部分以外に沿って延在していることを特徴とするカテーテル。
請求項７または請求項７に従属する請求項８から１２までのいずれか一項に記載のカテーテルにおいて、前記ワイヤーが、前記バルーンの周囲部の周りに実質的に等距離に間隔を置いて配置されていることを特徴とするカテーテル。
請求項１から１３までのいずれか一項に記載のカテーテルにおいて、前記ワイヤーが、柔軟性または半柔軟性の部分を含むことを特徴とするカテーテル。
請求項１から１４までのいずれか一項に記載のカテーテルにおいて、少なくとも部分的にＸ線不透過性のワイヤーの少なくとも１つの端部が、前記バルーンを前記シャフトに接続する結合部に取り付けられていることを特徴とするカテーテル。
請求項１から１５までのいずれか一項に記載のカテーテルにおいて、前記バルーン上に提供された薬物をさらに含むことを特徴とするカテーテル。
請求項１から１６までのいずれか一項に記載のカテーテルにおいて、少なくとも１つのワイヤーが、第１の状況と第２の状況との間で調節するために形状記憶を有する材料を少なくとも部分的に含み、前記第１の状況は、前記バルーンの完全膨張前の状態であり、前記第２の状況は、前記バルーンの完全膨張後の状態である、ことを特徴とするカテーテル。
請求項２または１７に記載のカテーテルにおいて、前記形状記憶材料が、ＮＩＴＩＮＯＬを含むことを特徴とするカテーテル。