JP3185836U - 受口用カバー - Google Patents

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昌志 西澤
和樹 明渡
理広 大亦
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千代田工業株式会社
株式会社明和製作所
和歌山市
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Abstract

【課題】内周面にシール用収容溝が形成された配管の受口を塞ぐ受口用カバーを簡単で丈夫なものにすることができる受口用カバーを提供する。
【解決手段】受口2の内面に挿入される受口2の内径よりも小径で、かつ外周にシール用収容溝3に収容されたカバー用シール部材12が当接する筒状の内筒部11と、この内筒部11の手前側端部を塞ぐ蓋部13と、この蓋部13から延びて複数のカバー側貫通ネジ孔19を有すると共に、受口2の受口側フランジ4に対向するカバー側フランジ18とを鋳造により一体に成形する。
【選択図】図2

Description

本考案は、上下水道管などの管路を構成する受口を塞ぐ受口用カバーに関するものである。
従来より、少なくとも受口の内径よりも大径の栓部材と、この栓部材よりも受口の内方側に固定可能に配置される固定部材と、栓部材と受口との間隙を水密的に密封するシール部材と、栓部材を受口の内方に押圧して保持する係合部材とから構成される受口用栓は知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007ー24165号公報
ところで、受口を塞ぐ受口用カバーを取り付けた配管や弁を掘り出して管路を延長するような場合には、その周囲を掘削する必要があり、そのときにショベルカーの先端が受口用カバーに接触して大きな衝撃を受ける場合がある。
また、受口用カバーはできるだけシンプルで製造費がかからないものが求められている。
本考案は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、受口用カバーを簡単で丈夫なものにすることにある。
上記の目的を達成するために、この考案では、受口側フランジに締結するカバー側フランジと、シール部材が当接する筒状内筒部とを鋳造部品で一体に形成した。
具体的には、第1の考案では、
内周面にシール用収容溝が形成された配管又は弁の受口を塞ぐ受口用カバーを前提とし、
上記受口用カバーは、
上記受口の内面に挿入される該受口の内径よりも小径で、かつ外周に上記シール用収容溝に収容されたシール部材が当接する筒状の内筒部と、
上記内筒部の手前側端部を塞ぐ蓋部と、
上記蓋部から延び、複数の貫通ネジ孔が形成されると共に、上記受口の受口側フランジに対向するカバー側フランジとが一体に形成された鋳造部品よりなる構成とする。
上記の構成によると、筒状内筒部の外周にシール部材を当接させた状態で蓋部材で塞ぐことで受口用カバーでの水漏れが防止され、カバー側フランジを受口側フランジに締結することで堅固に受口用カバーが固定される。さらに受口用カバーが鋳鉄で一体形成されているので、剛性が高く、鋼材の機械加工による削り出し等に比べて製造費用が抑えられる。
第2の考案では、第1の考案において、
上記筒状内筒部の基端側が膨出して上記シール用収容溝に嵌め込まれる膨出部が一体に形成されている。
上記の構成によると、膨出部が設けられることで剛性が向上し、シール部材も簡易なものとすることができる。
以上説明したように、本考案によれば、シール用収容溝に収容されたシール部材が当接する筒状の内筒部と、その手前側端部を塞ぐ蓋部と、受口側フランジに対向するカバー側フランジとを鋳造で一体形成したことにより、受口用カバーを簡単で丈夫なものにすることができる。
本考案の実施形態に係る受口用カバーを示し、(a)が正面図で、(b)が(a)のIb−Ib線断面図である。 受口用カバーが配管部材に固定された様子を示す断面図である。 本考案の実施形態の変形例に係る受口用カバーの図1相当図で、(a)が正面図で、(b)が(a)のIIIb−IIIb線断面図である。 本考案の実施形態の変形例に係る受口用カバーの図2相当図である。
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。
図2に本考案の実施形態に係る受口用カバー10で密閉された配管部材1の受口2及びその周辺の側方断面図を示す。配管部材1は、例えばダクタイル鋳鉄管よりなり、上下水道などの流路を形成し、受口用カバー10は、この配管部材1の受口2を一時的に遮断可能に構成されている。受口2の内周面には、円周方向全域にわたりシール用収容溝3が形成されている。シール用収容溝3は、手前側の深く幅の狭い深溝部3aと、この深溝部3aの奥側に連続し、浅く幅の広い浅溝部3bとよりなる。
図示しないが、このシール用収容溝3は、受口2に異形管、弁などを接続するときに、水密状態を維持する接続用環状シールが嵌合されるようになっている。
受口2の外周には、円環状の受口側フランジ4が形成されている。受口側フランジ4には、円周方向に間隔をあけて4つの受口側貫通ネジ孔5が開口されている。
図1に示すように、受口用カバー10は、例えばダクタイル鋳鉄などの鋳鉄部品よりなり、受口2の内面に挿入される受口2の内径よりも小径で筒状の内筒部11を備えている。図2に示すように、内筒部11の外周にカバー用シール部材12を嵌合させるようになっている。カバー用シール部材12は、接続用環状シールと同一のものでもよい。内筒部11の奥行きの長さは、最小限の長さでよく、少なくともカバー用シール部材12を内周側から押圧できる長さがあればよい。
内筒部11の手前側端部には円板状の蓋部13が一体に形成されている。蓋部13には、上側プラグ14用の上側ネジ孔15と、より外形の小さい下側プラグ16用の下側ネジ孔17とが設けられている。例えば、受口用カバー10を配管部材1に取り付けた状態で、上側プラグ14を外してバルブソケットをつなぎ、屋内へ水道管を引き込んだり、下側プラグ16を外して空気抜きをしたり、水圧検査をしたりできるようになっている。
そして、蓋部13の外周にカバー側フランジ18が一体に形成されている。カバー側フランジ18には、受口2の受口側フランジ4に対応する4つのカバー側貫通ネジ孔19が形成されている。
内筒部11の外周にカバー用シール部材12を嵌め込んだ状態で、受口2に向かって内筒部11を押し込み、カバー側フランジ18を受口側フランジ4に押さえ付けた状態で、カバー側貫通ネジ孔19及び受口側貫通ネジ孔5にボルト20を差し込んでナット21で締結することで、カバー側フランジ18と受口側フランジ4とが堅固に締結され、カバー用シール部材12で密閉されて水等が漏れ出さないようになる。
そして、受口用カバー10が鋳鉄で一体形成されているので、剛性が高く、掘り出し時にショベルカーにより衝撃が加わっても壊れにくい。また、鋼材の削り出しによる成形に比べて製造費用が大幅に抑えられる。
−実施形態の変形例−
図3及び図4は、本考案の実施形態の変形例の受口用カバー110を示し、内筒部111の形状が異なる点で上記実施形態と異なる。なお、本変形例では、図1及び図2と同じ部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
本変形例では、内筒部111の基端側が膨出してシール用収容溝3に嵌め込まれる膨出部111aが一体に形成されている。この膨出部111aが設けられることで、剛性が向上すると共に、図4に示すように、膨出部111aが深溝部3aに嵌め込まれるので、カバー用シール部材112は、浅溝部3bの部分を封止すればよく、長手方向に短い簡易なものとすることができる。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本考案、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではない。
上記実施形態では、受口用カバー10,110は、配管部材1を塞いでいるが、受口側フランジ4、受口側貫通ネジ孔5及びシール用収容溝3を有する弁の受口2に取り付けてもよい。
1 配管部材
2 受口
3 シール用収容溝
3a 深溝部
3b 浅溝部
4 受口側フランジ
5 受口側貫通ネジ孔
10 受口用カバー
11 内筒部
12 カバー用シール部材
13 蓋部
14 空気抜き用ボルト
15 上側ネジ孔
16 水抜き用ボルト
17 下側ネジ孔
18 カバー側フランジ
19 カバー側貫通ネジ孔
110 受口用カバー
111 内筒部
111a 膨出部
112 カバー用シール部材

Claims (2)

  1. 内周面にシール用収容溝が形成された配管又は弁の受口を塞ぐ受口用カバーにおいて、
    上記受口の内面に挿入される該受口の内径よりも小径で、かつ外周に上記シール用収容溝に収容されたシール部材が当接する筒状の内筒部と、
    上記内筒部の手前側端部を塞ぐ蓋部と、
    上記蓋部から延び、複数の貫通ネジ孔が形成されると共に、上記受口の受口側フランジに対向するカバー側フランジとが一体に形成された鋳造部品よりなる
    ことを特徴とする受口用カバー。
  2. 請求項1に記載の受口用カバーにおいて、
    上記内筒部の基端側が膨出して上記シール用収容溝に嵌め込まれる膨出部が一体に形成されている
    ことを特徴とする受口用カバー。
JP2013003586U 2013-06-25 2013-06-25 受口用カバー Expired - Lifetime JP3185836U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017145846A (ja) * 2016-02-15 2017-08-24 株式会社パロマ ガス導入管の閉栓構造

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