JP3185775B2 - 車両用交流発電機 - Google Patents

車両用交流発電機

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JP3185775B2 JP36273498A JP36273498A JP3185775B2 JP 3185775 B2 JP3185775 B2 JP 3185775B2 JP 36273498 A JP36273498 A JP 36273498A JP 36273498 A JP36273498 A JP 36273498A JP 3185775 B2 JP3185775 B2 JP 3185775B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、車両用交流発電機
に関する。
【0002】
【従来の技術】車両等に搭載される交流発電機(車両用
交流発電機)では、ステータ等の磁気振動を受けてフレ
ームが共振すること等により磁気音が発生する。この磁
気音は、フレームの共振が顕著に現れる低回転数域(1
500〜4000rpm)で大きくなり、車両走行中に
おいても耳障りな音として聞こえる。そこで、従来で
は、図10および図11に示すように、フロントフレー
ム100およびリヤフレーム200の各周壁110、2
10の厚みを厚くして各フレーム100、200の剛性
を高めることにより、フレーム100、200の共振を
抑えて磁気音を低減する方法が公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
にフレーム100、200の剛性を高めるためにフレー
ム100、200の各周壁110、210の厚みを厚く
すると、大幅な重量増加を招くとともに、フレーム10
0、200の外径が大きくなることで車両搭載性が低下
するという問題が生じる。本発明は、上記事情に基づい
て成されたもので、その目的は、大幅な重量増加および
外径の拡大を招くことなく、磁気音の低減を図ることの
できる回転電機の提供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、以下の手段を採用する。
【0005】請求項1では、回転軸と一体に回転する回
転子と、この回転子の外周に配される固定子と、内部に
前記回転子を収容して前記回転軸を回転自在に保持する
とともに、軸方向の締結力を受けて組み合わされること
により、前記固定子を保持する一対のフレームと、この
一対のフレームを軸方向に締結する締結部材とを備え、
前記フレームは、外周部に前記締結部材の締結力を受け
る4か所のサポート部が設けられており、4か所の前記
サポート部のそれぞれの間には、多数の通気窓が開口さ
れており、周方向に隣合う前記通気窓の間を形成する窓
リブを有しており、前記窓リブは、前記サポート部の周
方向に隣接する前記窓リブ(26a)のみが、他の前記
窓リブ(26b)より軸方向の肉厚を厚くすることで剛
性が高くなっていることを特徴とする車両用交流発電機
を採用する。
【0006】請求項2では、回転軸と一体に回転する回
転子と、この回転子の外周に配される固定子と、内部に
前記回転子を収容して前記回転軸を回転自在に保持する
とともに、軸方向の締結力を受けて組み合わされること
により、前記固定子を保持する一対のフレームと、この
一対のフレームを軸方向に締結する締結部材とを備え、
前記フレームは、外周部に前記締結部材の締結力を受け
る4か所のサポート部が設けられており、4か所の前記
サポート部のそれぞれの間には、多数の通気窓が開口さ
れており、周方向に隣合う前記通気窓の間を形成する窓
リブを有しており、前記窓リブは、前記サポート部の周
方向に隣接する前記窓リブ(26a)のみが、他の前記
窓リブ(26b)より径方向の肉厚を厚くすることで剛
性が高くなっていることを特徴とする車両用交流発電機
を採用する。
【0007】請求項3では、回転軸と一体に回転する回
転子と、この回転子の外周に配される固定子と、内部に
前記回転子を収容して前記回転軸を回転自在に保持する
とともに、軸方向の締結力を受けて組み合わされること
により、前記固定子を保持する一対のフレームと、この
一対のフレームを軸方向に締結する締結部材とを備え、
前記フレームは、外周部に前記締結部材の締結力を受け
る4か所のサポート部が設けられており、4か所の前記
サポート部のそれぞれの間には、多数の通気窓が開口さ
れており、周方向に隣合う前記通気窓の間を形成する窓
リブを有しており、前記窓リブは、前記サポート部の周
方向に隣接する前記窓リブ(26a)のみが、他の前記
窓リブ(26b)より径方向から軸方向にかけて湾曲す
る湾曲部の肉厚を厚くすることで剛性が高くなっている
ことを特徴とする車両用交流発電機を採用する。
【0008】
【作用および発明の効果】上記構成より成る本発明の車
両用交流発電機は、回転子の回転に伴って固定子に生じ
る磁気振動が、フレームを締結する締結部材に伝達され
た後、その締結部材の締結力を受けるサポート部へ伝わ
る。ここで、本発明では、サポート部の周方向に隣接す
る窓リブの剛性を他の窓リブの剛性より高くしたことに
より、その剛性強化された窓リブで磁気振動が吸収され
ることになる。この結果、サポート部よりフレーム全体
へ伝達される磁気振動が抑えられるため、フレームの共
振が抑制されて、磁気音が低減される。
【0009】また、本発明では、すべての窓リブの剛性
強化を行なうのではなく、サポート部に隣接する窓リブ
のみ剛性を高める技術的手段を採用することにより、過
分の重量増および外径の拡大を伴うことなく、効果的に
磁気音の低減を図ることができる。従って、本発明の回
転電機を車両に搭載する場合でも、車両搭載性に有利で
あるとともに、燃費向上にもつながる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の回転電機である車
両用交流発電機の一実施例を図1〜4に基づいて説明す
る。図1はフロントフレームの正面図、図2はリヤフレ
ームの正面図である。本実施例の交流発電機1は、図3
に示すように、回転軸2を備えたロータ3(本発明の回
転子)、このロータ3の外周に配置されるステータ4
(本発明の固定子)、ロータ3およびステータ4を収容
するフロントフレーム5とリヤフレーム6、およびリヤ
カバー7等より構成される。
【0011】回転軸2は、それぞれ両端部がフロントフ
レーム5およびリヤフレーム6の外側へ突出した状態
で、軸受8、9を介してフロントフレーム5およびリヤ
フレーム6に回転自在に支持されている。フロントフレ
ーム5より突出する回転軸2の一端部(図3の左端部)
にはプーリ10が組付けられて、そのプーリ10に掛け
渡されるVベルト(図示しない)を介して、エンジンの
回転動力が回転軸2に伝達される。また、リヤフレーム
6より突出する回転軸2の他端部には、2個のスリップ
リング11が組付けられて、回転軸2と一体に回転す
る。
【0012】ロータ3は、回転軸2の他に、外周に複数
の爪状磁極壁12aが形成されたランデル型ポールコア
12、このポールコア12の中央部に設けられた円筒状
のヨーク13、このヨーク13の外周に巻回されたフィ
ールドコイル14等により構成されている。なお、ポー
ルコア12とヨーク13とは、鍛造成形によって一体に
成形しても良い。ポールコア12の両外側には、ロータ
3と一体に回転することで、フロントフレーム5および
リヤフレーム6の内部に冷却風を吸引するための冷却フ
ァン15がそれぞれ固着されている。
【0013】ステータ4は、ステータコア16と、この
ステータコア16に巻回されるステータコイル17より
成る。ステータコア16は、例えば、薄い鉄板を複数枚
重ね合わせて円環状に形成されたもので、ポールコア1
2の外周面との間に一定のギャップを保ってフロントフ
レーム5の内周面に圧入されている。フロントフレーム
5に圧入されたステータコア16は、フロントフレーム
5の内周面に形成された段差面5a(図3参照)にステ
ータコア16の一端面(図3の左端面)が当接すること
で軸方向の位置決めが行なわれている。ステータコイル
17は、Y結線またはΔ結線により接続されて、ステー
タコア16の内周側に形成された多数のスロット(図示
しない)に挿入されている。
【0014】リヤカバー7は、リヤフレーム6の外側に
組付けられたブラシ18、整流装置19、およびICレ
ギュレータ20等を覆って保護するもので、リヤフレー
ム6に固定されている。なお、ブラシ18は、ブラシホ
ルダ21に保持されて、スリップリング11の外周面に
付勢されている。従って、ブラシ18は、回転軸2と一
体に回転するスリップリング11の回転に伴って、スリ
ップリング11の外周面を摺接する。
【0015】整流装置19は、交流電流を直流電流に変
換(整流)するもので、複数個のダイオード(図示しな
い)より成る。ICレギュレータ20は、フィールドコ
イル14の接地側に介在されたトランジスタ等のスイッ
チング素子(図示しない)をオン、オフすることによ
り、フィールドコイル14を流れる励磁電流を制御して
出力電圧を一定にする。
【0016】フロントフレーム5とリヤフレーム6と
は、ロータ3およびステータ4を内部に収容して、互い
の外周端面を向かい合わせて軸方向に組み合わされ、複
数のスルーボルト22とナット23により締結されてい
る。従って、フロントフレーム5およびリヤフレーム6
には、それぞれスルーボルト22とナット23の締結力
を受けるサポート部50、60(図1および図2参照)
が設けられている。
【0017】フロントフレーム5のサポート部50は、
図1に示すように、径方向の外周に4か所設けられて、
各サポート部50には、それぞれスルーボルト22を螺
着するためのボルト孔51が軸方向に貫通して設けられ
ている。リヤフレーム6のサポート部60は、図2に示
すように、フロントフレーム5と同様、径方向の外周に
4か所設けられて、各サポート部60には、それぞれス
ルーボルト22に設けられた座付きナット22aを収容
するための拡大室61(図3参照)が設けられるととも
に、スルーボルト22の後端側を通すための挿通孔62
が拡大室61に通じて軸方向に貫通して設けられてい
る。
【0018】なお、スルーボルト22に設けられた座付
きナット22aは、スルーボルト22をフロントフレー
ム5のボルト孔51に螺着した時に、フロントフレーム
5の内周面に圧入されたステータコア16の他端面を押
圧することで、フロントフレーム5の段差面5aとの間
にステータコア16を挟持する。
【0019】フロントフレーム5およびリヤフレーム6
には、冷却ファン15の回転によって各フレーム5、6
の内部に冷却風の流れが生じるように、各フレーム5、
6の軸方向に冷却風の吸込口を成す通気窓24、25
(図1および図2参照)が開口されるとともに、各フレ
ーム5、6の径方向に冷却風の吐出口を成す通気窓2
6、27(図3参照)が開口して設けられている。
【0020】冷却風の吐出口を成す通気窓26、27
は、各フレーム5、6の軸方向に長孔状に開口されて、
各フレーム5、6の周方向に多数連続して設けられてい
る。ここで、周方向に隣合う各通気窓26、27の間を
形成する窓リブ26a、26bおよび27a、27b
は、フロントフレーム5およびリヤフレーム6共に、サ
ポート部50、60に隣接する窓リブ26a、27a
(つまり各サポート部50、60の両側に位置する窓リ
ブ)のリブ幅aが他の窓リブ26b、27bのリブ幅b
より大きく設定されている(図1および図2参照)。従
って、サポート部50、60に隣接する窓リブ26a、
27aは、他の窓リブ26b、27bより剛性が高くな
っている。
【0021】次に、本実施例の作用を説明する。エンジ
ンの回転動力がVベルトを介してプーリ10に伝達され
ることで回転軸2が回転する。また、スリップリング1
1に摺接するブラシ18を介して外部より電流が供給さ
れることにより、フィールドコイル14に励磁電流が流
れる。これにより、ポールコア12の爪状磁極壁12a
は、周方向に交互にS極とN極ととなる。そして、この
ロータ3の回転に伴ってステータコア16に回転磁界が
発生し、ステータコイル17に交流電流が誘起する。
【0022】この作動において、ロータ3からの電機子
反作用によって生じるステータ4の磁気振動は、座付き
ナット22aによってフロントフレーム5の段差面5a
との間にステータコア16を挟持しているスルーボルト
22、およびこのスルーボルト22に螺着されるナット
23に伝達された後、このスルーボルト22が装着され
る各フレーム5、6のサポート部50、60に伝わり、
このサポート部50、60よりフレーム全体へと伝達さ
れていく。
【0023】この磁気振動伝達経路において、本実施例
では、サポート部50、60に隣接する窓リブ26a、
27a、つまりサポート部50、60に最も近い窓リブ
26a、27aのリブ幅aを他の窓リブ26b、27b
のリブ幅bより大きくして剛性を高めたことにより、サ
ポート部50、60より伝達される磁気振動が、剛性強
化された窓リブ26a、27aで吸収される。この結
果、サポート部50、60よりフレーム全体へ伝達され
る磁気振動が低減されるため、その磁気振動により発生
する磁気音を低減することができる。
【0024】特に、サポート部50、60よりフレーム
全体へ伝達される磁気振動が低減することで、フレーム
5、6の共振が抑えられるため、図4の実線グラフで示
すように、低回転数域で発生する磁気音のピーク値を効
果的に抑えることができる。なお、図4のグラフは、回
転数に対する騒音レベルの大きさを示すもので、図4の
実線グラフは、サポート部50、60に隣接する窓リブ
26a、27aが剛性強化された本実施例品による騒音
レベルを示し、破線グラフは、サポート部50、60に
隣接する窓リブ26a、27aが剛性強化されていない
場合の騒音レベルを示す。
【0025】また、本実施例では、すべての窓リブ26
a、26bおよび27a、27bのリブ幅を大きくする
ことなく、サポート部50、60に隣接する窓リブ26
a、27aのみリブ幅aを大きくして剛性強化を図った
ものである。このため、過分の重量増加および外径の拡
大を伴うことがなく、磁気音を低減するためにフレーム
全体の肉厚を厚くする従来品と比較して、車両搭載性が
有利であるとともに、燃費の向上にも寄与する。
【0026】次に、本発明の第2実施例を説明する。図
5はサポート部50、60に隣接する窓リブ26a、2
7aの断面図。第1実施例では、サポート部50、60
に隣接する窓リブ26a、27aのリブ幅aを他の窓リ
ブ26b、27bのリブ幅bより大きくすることで剛性
強化を図ったが、サポート部50、60に隣接する窓リ
ブ26a、27aは、図9に示す他の窓リブ26b、2
7bに対して、図5に示すように、径方向(図5の上下
方向)の肉厚を厚くすることで剛性強化を図ることがで
きる。
【0027】次に、本発明の第3実施例を説明する。図
6はサポート部50、60に隣接する窓リブ26a、2
7aの断面図。サポート部50、60に隣接する窓リブ
26a、27aは、図9に示す他の窓リブ26b、27
bに対して、図6に示すように、軸方向(図6の左右方
向)の肉厚を厚くすることで剛性強化を図ることができ
る。
【0028】次に、本発明の第4実施例を説明する。図
7はサポート部50、60に隣接する窓リブ26a、2
7aの断面図。サポート部50、60に隣接する窓リブ
26a、27aは、図9に示す他の窓リブ26b、27
bに対して、図7に示すように、径方向から軸方向へ湾
曲する湾曲部28の肉厚を厚くすることで剛性強化を図
ることができる。この場合、湾曲部28の内周にステー
タコイル17が配置されることから、湾曲部28の内周
形状を変更することは困難である。従って、図7に示す
ように、湾曲部28の外周形状の曲率半径を小さくする
ことで厚肉化した方が良い。
【0029】次に、本発明の第5実施例を説明する。図
8はサポート部50、60に隣接する窓リブ26a、2
7aの断面図。サポート部50、60に隣接する窓リブ
26a、27aは、図9に示す他の窓リブ26b、27
bに対して、図8に示すように、リブ全体の肉厚を厚く
することで剛性強化を図ることができる。
【0030】なお、上述の第2実施例〜第5実施例の場
合は、サポート部50、60に隣接する窓リブ26a、
27aのリブ幅aを他の窓リブ26b、27bのリブ幅
bと同じとしても良いが、第1実施例と同様に他の窓リ
ブ26b、27bのリブ幅bより大きくすることで、窓
リブ26a、27aの剛性を更に高めても良い。
【0031】〔変形例〕上述の各実施例では、サポート
部50、60に隣接する窓リブ26a、27aのみ他の
窓リブ26b、27bに対して剛性が高くなるように設
けたが、周方向に隣合う窓リブ同士において、サポート
部50、60に近い窓リブの方が、サポート部50、6
0から遠い窓リブより剛性が高くなるように設けても良
い。この場合でも、サポート部50、60に最も近い窓
リブ26a、27a(サポート部50、60に隣接する
窓リブ26a、27a)の剛性が最も高くなる。なお、
剛性を高める技術的手段としては、第1実施例〜第5実
施例に示す方法を採用することができる。
【0032】また、第1実施例では、フロントフレーム
5とリヤフレーム6の両方で各サポート部50、60に
隣接する窓リブ26a、27aの剛性強化を図ったが、
フロントフレーム5側のみ、あるいはリヤフレーム6側
のみサポート部50、60に隣接する窓リブ26a、2
7aの剛性強化を行なっても良い。さらに、第1実施例
では、サポート部50、60の両側に位置する窓リブ2
6a、27aの剛性強化を図ったが、サポート部50、
60の片側に位置する窓リブ26a、27aのみを剛性
強化しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】フロントフレームの正面図である。
【図2】リヤフレームの正面図である。
【図3】交流発電機の半断面図である。
【図4】回転数と騒音レベルとの関係を示すグラフであ
る。
【図5】サポート部に隣接する窓リブの断面図である
(第2実施例)。
【図6】サポート部に隣接する窓リブの断面図である
(第3実施例)。
【図7】サポート部に隣接する窓リブの断面図である
(第4実施例)。
【図8】サポート部に隣接する窓リブの断面図である
(第5実施例)。
【図9】剛性強化されていない窓リブの断面図である。
【図10】従来技術を説明するフロントフレームの正面
図である。
【図11】従来技術を説明するリヤフレームの正面図で
ある。
【符号の説明】
1 交流発電機(回転電機) 2 回転軸 3 ロータ(回転子) 4 ステータ(固定子) 5 フロントフレーム 6 リヤフレーム 22 スルーボルト(締結部材) 23 ナット(締結部材) 26 通気窓(フロントフレーム側) 26a、26b 窓リブ 27 通気窓(リヤフレーム側) 27a、27b 窓リブ 28 湾曲部 50 サポート部(フロントフレーム側) 60 サポート部(リヤフレーム側)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−336934(JP,A) 特開 平4−112644(JP,A) 特開 平5−111221(JP,A) 実開 平5−50969(JP,U) 実開 平1−162759(JP,U) 実開 平5−2561(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 5/24 H02K 5/20

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)回転軸と一体に回転する回転子と、 b)この回転子の外周に配される固定子と、 c)内部に前記回転子を収容して前記回転軸を回転自在
    に保持するとともに、軸方向の締結力を受けて組み合わ
    されることにより、前記固定子を保持する一対のフレー
    ムと、 d)この一対のフレームを軸方向に締結する締結部材と
    を備え、 前記フレームは、 外周部に前記締結部材の締結力を受ける4か所のサポー
    ト部が設けられており、 4か所の前記サポート部のそれぞれの間には、多数の通
    気窓が開口されており、 周方向に隣合う前記通気窓の間を形成する窓リブを有し
    ており、 前記窓リブは、 前記サポート部の周方向に隣接する前記窓リブ(26
    a)のみが、他の前記窓リブ(26b)より軸方向の肉
    厚を厚くすることで剛性が高くなっていることを特徴と
    する車両用交流発電機。
  2. 【請求項2】 a)回転軸と一体に回転する回転子と、 b)この回転子の外周に配される固定子と、 c)内部に前記回転子を収容して前記回転軸を回転自在
    に保持するとともに、軸方向の締結力を受けて組み合わ
    されることにより、前記固定子を保持する一対のフレー
    ムと、 d)この一対のフレームを軸方向に締結する締結部材と
    を備え、 前記フレームは、 外周部に前記締結部材の締結力を受ける4か所のサポー
    ト部が設けられており、 4か所の前記サポート部のそれぞれの間には、多数の通
    気窓が開口されており、 周方向に隣合う前記通気窓の間を形成する窓リブを有し
    ており、 前記窓リブは、 前記サポート部の周方向に隣接する前記窓リブ(26
    a)のみが、他の前記窓リブ(26b)より径方向の肉
    厚を厚くすることで剛性が高くなっていることを特徴と
    する車両用交流発電機。
  3. 【請求項3】 a)回転軸と一体に回転する回転子と、 b)この回転子の外周に配される固定子と、 c)内部に前記回転子を収容して前記回転軸を回転自在
    に保持するとともに、軸方向の締結力を受けて組み合わ
    されることにより、前記固定子を保持する一対のフレー
    ムと、 d)この一対のフレームを軸方向に締結する締結部材と
    を備え、 前記フレームは、 外周部に前記締結部材の締結力を受ける4か所のサポー
    ト部が設けられており、 4か所の前記サポート部のそれぞれの間には、多数の通
    気窓が開口されており、 周方向に隣合う前記通気窓の間を形成する窓リブを有し
    ており、 前記窓リブは、 前記サポート部の周方向に隣接する前記窓リブ(26
    a)のみが、他の前記窓リブ(26b)より径方向から
    軸方向にかけて湾曲する湾曲部の肉厚を厚くすることで
    剛性が高くなっていることを特徴とする車両用交流発電
    機。
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