JP3185773U - パネル - Google Patents

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Abstract

【課題】透明体に付着した埃や菌、有害物質をより効果的に分解することにより、長期間の使用によっても汚れてしまうことが無いパネルを提供する。
【解決手段】複数本の長尺状のフレーム材を略多角形状に枠組みすることにより形成されるフレーム2と、フレーム内に支持される透明体3と、透明体の裏面側に重ね合わされ、フレーム内に支持される裏板4を具備し、写真、絵画等の掲示物を透明体と裏板間に挟持して額装可能としたパネルであって、透明体は、チタンアパタイトと樹脂を混練したもの、あるいは樹脂の表面にチタンアパタイトを塗布したものからなる。チタンアパタイトの光触媒作用により、透明体に付着した埃や菌、有害物質を分解除去して、長期間の使用でもパネルの装飾効果が落ちることを防止できる。
【選択図】図2

Description

本考案は、四角形状に枠組みされたフレームとこのフレームの内周に支持された透明体及び裏板とを備え、各種の写真、絵画等の係止物を額装するために用いられるパネルに係り、より詳しくは、チタンアパタイトを備えた透明体を用いたパネルに関する。
従来から、写真、絵画等を壁等に飾る場合にはパネルが用いられている。即ち、このパネルは、周知の通り、長尺状のフレーム材を多角形状に枠組みして構成されたフレームと、この多角形状に枠組みされたフレーム内に支持されるとともに、写真、絵画等を挟み込んで支持することが可能な透明体及び裏板を備えており、更に、フレームの裏側には、裏板をフレームに係止するための、「とんぼ」といわれる係止部材が回動自在に装着されている。
そして、裏板と透明体の間に写真、絵画等を挟み込むことによりパネルに写真、絵画等を支持するとともに、係止部材によって裏板をフレームに係止して、この状態でパネルを壁等に掛けることにより、写真、絵画等を所望する箇所に飾ることを可能としており、これにより、特に絵画、写真等を飾ることにより室内の装飾等を行うことも可能となる。
しかしながら、このように、パネルを用いることにより、写真、絵画等を室内等に飾っている場合において、長期間経過すると、室内に浮遊している埃、菌、有害物質等によってパネルが汚れてしまい、特に写真、絵画等を室内装飾の一環として飾っている場合には、その装飾効果が落ちてしまう問題点が考えられる。その一方において、パネルが汚れる度ごとにこれを交換していたのでは手間、コストの面からも好ましくない。
また、パネルの表面に花粉等の汚れが付着した場合には、それに起因して花粉症やアトピー性皮膚炎の症状が出るおそれが考えられるが、従来のパネルは、室内の装飾等を重視していたために、このような問題点を解決できるパネルは提供されていなかった。
そのため、本考案者は過去において、透明体の表面側に、光触媒により形成した光触媒層を備えたパネルを提案しており、このパネルによれば、光触媒の作用によって、透明体の表面が汚れることを防止することができ、長期間の使用によっても装飾効果が落ちることがないパネルを得ることが可能となった。
実用新案登録第3103842号公報 実用新案登録第3178452号公報 実用新案登録第3181843号公報 実用新案登録第3181845号公報
ところで、従来から光触媒としては酸化チタンが用いられているが、この酸化チタンでは、表面に吸着する埃、菌、有害物質、花粉等は一部のみであるために、この酸化チタンによる光触媒をパネルの透明体に塗布した場合には、表面に付着した埃、菌等のすべてを分解することはできず、従って、透明体の表面が汚れることを完全に防止することはできないという点が指摘されている。
そこで、本考案は、透明体に付着した埃や菌、有害物質、花粉等をより確実に吸着して分解することにより、長期間の使用によっても汚れてしまうことが無いパネルを提供することを課題としている。
前述したように、酸化チタンは埃、菌、有害物質、花粉等を吸着するための吸着力が弱いという問題点が指摘されていたが、近年、アパタイト結晶中に酸化チタンを導入し、これにより、アパタイトの有する優れた吸着力と酸化チタンの有する酸化分解能力を併せ持つチタンアパタイトが提供されており、このチタンアパタイトでは、表面に付着した埃、菌、有害物質、花粉等を確実に吸着させて水と二酸化炭素に酸化分解することが可能である。
そこで、本考案者はこのチタンアパタイトの存在に着目して、これを用いたパネルを考案した。即ち、本考案のパネルは、
複数本の長尺状のフレーム材を略多角形状に枠組みすることにより形成されるフレームと、
該フレーム内に支持される透明体と、
該透明体の裏面側に重ね合わされる配置で、前記フレーム内に支持される裏板と、を具備し、写真、絵画等の掲示物を前記透明体と裏板間に挟持して額装可能としたパネルであって、
前記透明体は、チタンアパタイトを備えたものであることを特徴としている。
前述したように、チタンアパタイトは、アパタイト結晶中に酸化チタンを導入したもので、有機物を確実に吸着するアパタイトの機能と、吸着した有機物を水と二酸化炭素に完全に酸化分解する酸化チタンの機能とを併せ持つ。即ち、埃、菌、有害物質、花粉などを吸着して、光エネルギーを吸収することで強い酸化分解力を持ち、吸着した汚れ、ウイルス、花粉などを水と二酸化炭素に完全に分解することが可能である。
従って、このチタンアパタイトを透明体に備えた本考案のパネルでは、透明体に付着した埃、菌、有害物質、花粉等を確実に分解し、長期間の使用によっても汚れてしまうことを防止することができる。
本考案のパネルの実施例の正面図である。 図1におけるA−A線断面構造を示した図である。
本考案のパネルでは、長尺状のフレーム材を四角形状に枠組みすることによってフレームが形成されており、このフレームの内周側には、透明体が支持されている。
また、透明体の裏面側には、透明体に重ね合わされる配置で、フレームの内周側に裏板が配置されており、この裏板は、フレームに回動自在に取り付けられた止め具によって、フレームの内周側に支持され、写真、絵画等の掲示物を透明体と裏板間に挟持して額装可能としている。
そして、本考案において前記透明体は、チタンアパタイトを備えたものとしており、このチタンアパタイトを備えた透明体としては、チタンアパタイトと樹脂を混練して製造した透明体や、あるいは、樹脂の表面にチタンアパタイトを塗布した透明体が考えられる。
本考案のパネルの実施例について図面を参照して説明すると、図1は、本実施例のパネルの正面図であり、また図2は図1におけるA−A線断面構造を拡大して示した図であり、図において1が本実施例のパネルである。また、図1において5は、パネル1に額装した写真、絵画等の掲示物である。
そして、本実施例のパネル1は、図に示すように、全体として略四角形状としている。即ち、本実施例のパネル1では、4本の長尺状のフレーム材を略四角形状に枠組みすることによりフレーム2が形成されており、このフレーム2内に、裏板4および透明体3が支持され、この裏板4と透明体3間に写真、絵画等5を挟み込むとともに、前記フレーム2に回動自在に装着した係止部材8によって裏板4を係止することにより、パネル1に写真、絵画等5を装着可能としている。
ここで、図2において、前記フレーム2には、その裏面において、内周側全域に亘って、フレーム2の厚み寸法の任意の程度を切り欠くことにより形成された載置部201が具備されており、この載置部201上に、透明体3および裏板4の周縁部を載置可能としている。
即ち、本実施例において前記透明体3は、透明な樹脂製の薄い四角形状の板状としており、周縁部が前記載置部201上に載置可能な寸法としている。
また、前記裏板4は、不透明な板状であり、前記透明体3とほぼ同様な形状寸法としており、ベニヤ、合成板等の木製、あるいは厚紙等、ある程度の剛性を有する素材により構成されている。
そして、前記載置部201上に透明体3の周縁部を載置し、この透明体3に重ね合わせるような配置で、裏板4の周縁部を前記載置部201上に載置して、更に、裏板4をとんぼ等の係止部材8でフレーム2に係止して、これによりフレーム2の内周側に、裏板4および透明体3を支持可能としており、使用に際しては、透明体3と裏板4間に写真、絵画等の掲示物を挟み込んだ状態で、フレーム2の内周側に裏板4および透明体3を支持することとしている。
ここで、前記透明体2について説明すると、本実施例において前記透明体2は、チタンアパタイトを備えたものとしている。具体的には、前記透明体2は、樹脂にチタンアパタイトを混練して製造したものとしている。そしてこれにより、前記透明体2は、チタンアパタイトの作用により、室内等に浮遊する埃、菌、有害物質等の有機物を吸着して分解し、長期間の使用によっても透明体2が汚れることを防止することを可能にしている。
即ち、周知のようにチタンアパタイトは、富士通研究所と東京大学先端科学技術研究センターの共同研究で開発されたもので、アパタイト結晶中に酸化チタンを導入して製造され、有機物を確実に吸着するアパタイトの機能と、吸着した有機物を水と二酸化炭素にまで完全に酸化分解する酸化チタンの効果を併せ持つために、このチタンアパタイトと樹脂を混練して製造した透明体2を具備した本実施例のパネル1では、パネル2に付着した埃、菌、有害物質、花粉等を確実に酸化分解することができ、従って、長期間使用した場合でも、透明体2の汚れを防止し、パネル1の装飾効果を維持することが可能である。
なお、本考案において透明体2は、チタンアパタイトを備えたものであればよく、必ずしも、樹脂にチタンアパタイトを混練して製造したに限定されるものでは無く、その他、例えば、樹脂の表面にチタンアパタイトを塗布して構成した透明体であっても良い。
このように、本実施例のパネル1では、透明体にチタンアパタイトを備えているために、透明体に付着した汚れや菌をより効果的に分解し、長期間の使用によっても透明体が汚れてしまうことを防止し、それにより、長期間使用した場合でも、パネル1の装飾効果を維持することが可能である。
本考案のパネルでは、透明体にチタンアパタイトを備えており、これにより、透明体に付着した埃や有害物質等を効果的に分解し、長期間の使用によっても透明体が汚れてしまうことを防止しているため、とんぼ等の係止手段によって裏板をフレームに係止する、いわゆる一般的なパネルの他に、フレーム自体を回動して写真、絵画等を収納可能なフロントオープン式のパネル等、室内等に飾るパネルの全般に適用可能である。
1 パネル
2 フレーム
201 載置部
3 透明体
4 裏板
5 写真、絵画等の掲示物
8 係止部材(とんぼ)

Claims (3)

  1. 複数本の長尺状のフレーム材を略多角形状に枠組みすることにより形成されるフレーム(2)と、
    該フレーム(2)内に支持される透明体(3)と、
    該透明体(3)の裏面側に重ね合わされる配置で、前記フレーム(2)内に支持される裏板(4)と、を具備し、写真、絵画等の掲示物を前記透明体(3)と裏板(4)間に挟持して額装可能としたパネルであって、
    前記透明体(2)は、チタンアパタイトを備えたものであることを特徴とするパネル。
  2. 前記透明体(2)は、チタンアパタイトと樹脂を混練したものであることを特徴とするパネル。
  3. 前記透明体(2)は、樹脂の表面にチタンアパタイトを塗布したものであることを特徴とするパネル。
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