JP3185576U - チャックハンドル - Google Patents
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Abstract
【課題】シンプルな構成でありながら操作性を高めてドリル等の切削工具や切削物をチャックに強く固定することのできるチャックハンドルを提供する。
【解決手段】工作具等のチャックに設けられたチャック側ギヤまたはチャック操作穴を回転させて切削工具等の着脱操作を行うチャックハンドル1であって、その先端側にチャック側ギヤに歯合等して回転トルクを伝達するトルク伝達部24が形成されるとともにその後端側に回転軸方向と直交する挿通孔22が形成されているハンドル軸本体2と、挿通孔22に摺動可能に挿通されているハンドルレバー3とを有し、ハンドルレバー3には、ハンドル軸本体2をハンドルレバー3の一端部において係止して最大トルク操作を可能とする端部操作係止部8と、ハンドル軸本体2をハンドルレバー3の略中央部で係止して中央回転操作を可能とする中央操作係止部9とがそれぞれ設けられる。
【選択図】図1
【解決手段】工作具等のチャックに設けられたチャック側ギヤまたはチャック操作穴を回転させて切削工具等の着脱操作を行うチャックハンドル1であって、その先端側にチャック側ギヤに歯合等して回転トルクを伝達するトルク伝達部24が形成されるとともにその後端側に回転軸方向と直交する挿通孔22が形成されているハンドル軸本体2と、挿通孔22に摺動可能に挿通されているハンドルレバー3とを有し、ハンドルレバー3には、ハンドル軸本体2をハンドルレバー3の一端部において係止して最大トルク操作を可能とする端部操作係止部8と、ハンドル軸本体2をハンドルレバー3の略中央部で係止して中央回転操作を可能とする中央操作係止部9とがそれぞれ設けられる。
【選択図】図1
Description
本考案は、電動ドリル等の工作具、旋盤やボール盤等の工作機械に備えられているチャックにおけてドリル等の切削工具や工作材料である切削物の着脱操作に用いられるチャックハンドルに関するものである。
従来、電動ドリルや旋盤等の工作具や工作機械には、チャックと呼ばれる回転子が設けられている。前記チャックは、ドリル等の切削工具や工作材料である切削物を挟持する挟持部を備えており、この挟持部が縮径または拡径することにより切削工具等の着脱が行えるようになっている。そして、前記狭持部を縮径または拡径するためのギア等を回転操作する工具として、チャックハンドル(チャックキーと呼ばれる場合もある)がある。
前記チャックハンドルは、チャックの回転中に切削工具や切削物が脱落する事故を生じないようにするため、強い固定力を付与できることが望ましい。したがって、これまでにもより強い固定力を発揮することを目的としたチャックハンドルが提案されている。
例えば、実用新案登録第3009926号公報には、ギヤを回転させるシャフトの外側に、レバーと一体型の中空軸を被せて、従来のハンドルより太く、強力に固定しうる構造を備えたドリルチャックハンドルに関する考案が提案されている(特許文献1)。また、実用新案登録第3136767号公報には、ギヤが設けられたボスに直交する形で所定の長さのレバーが設けられているチャック用レバーに関する考案が提案されている(特許文献2)。
しかしながら、特許文献1に記載された考案においては、ドリルを固定操作する度にシャフトに対してレバーと一体型の中空軸を被せなければならず、不便である。したがって、実用性に乏しく、普及していない。
また、特許文献2に記載された考案においては、所定の角度に回転させる毎に、一旦ギアから抜き、角度を変えて挿し直し、また回転させるといった、間欠的な操作を行う必要がある。このため、交換するドリルの径が異なる場合等には、前記ギヤを大きく回転させなければならないため、着脱操作に時間がかかってしまうという問題がある。さらに、狭い場所での操作では、レバーが周囲のものに当たってしまうため、作業がしづらいという不便さもある。
本考案は、このような問題点を解決するためになされたものであって、シンプルな構成でありながら操作性を高めてドリル等の切削工具や切削物をチャックに強く固定することのできるチャックハンドルを提供することを目的としている。
本考案に係るチャックハンドルは、工作具や工作機械のチャックに設けられたチャック側ギヤまたはチャック操作穴を回転させて切削工具や切削物の着脱操作を行うチャックハンドルであって、その先端側に前記チャック側ギヤに歯合または前記チャック操作穴に嵌合して回転トルクを伝達するトルク伝達部が形成されているとともにその後端側に回転軸方向と直交する挿通孔が形成されているハンドル軸本体と、前記挿通孔に摺動可能に挿通されているハンドルレバーとを有しており、前記ハンドルレバーには、前記ハンドル軸本体を前記ハンドルレバーの一端部において係止して最大トルク操作を可能とする端部操作係止部と、前記ハンドル軸本体を前記ハンドルレバーの略中央部で係止して中央回転操作を可能とする中央操作係止部とがそれぞれ設けられている。
また、本考案における一様態として、前記ハンドル軸本体には、前記挿通孔の内周面からその一部を付勢力をもって突出させる付勢凸状体が収容されているとともに、前記ハンドルレバーには、前記ハンドル軸本体が前記端部操作係止部および/または前記中央操作係止部に係止する位置において前記付勢凸状体に嵌合しうる嵌合凹部が形成されていてもよい。
本考案によれば、シンプルな構成でありながら操作性を高めて切削工具や切削物をチャックに強く固定することができる。
以下、本考案に係るチャックハンドルの一実施形態について図面を用いて説明する。
本実施形態のチャックハンドル1は、図1に示すように、主として、ハンドル軸本体2と、このハンドル軸本体2を回転操作するためのハンドルレバー3とを有する。なお、本実施形態では、工作具および工作機械として電動ドリル4を用いた場合を例に説明する。本実施形態における電動ドリル4は、図2に示すように、先端にチャック5を備えており、前記チャック5には、チャック側ギヤ51、ハンドル支持部52および挟持部53が設けられている。
以下、本実施形態のチャックハンドル1の各構成について詳細に説明する。
ハンドル軸本体2は、チャック側ギヤ51に回転力を伝達するために回転可能な円柱状に形成されており、図1に示すように、その先端側にトルク伝達部24として前記チャック側ギヤ51と歯合するハンドル側ギヤ21が形成されているとともに、その後端側にハンドルレバー3を挿通させる挿通孔22が形成されている。
ハンドル側ギヤ21は、チャック側ギア51と歯合可能なかさ歯車として構成されており、その先端には先端支持部23が設けられている。この先端支持部23は、チャック5に設けられているハンドル支持部52に挿入され、ハンドル側ギヤ21とチャック側ギヤ51との歯合状態を保持するためのものである。
なお、トルク伝達部24は、かさ歯車等のハンドル側ギヤ21に限定されるものではなく、チャック側ギヤ51やチャックに設けられたチャック操作穴54に対応した形状から適宜選択されるものである。例えば、後述する図14に示すように、多角形状のチャック操作穴54を備えたチャック5に用いる場合は、トルク伝達部24は、前記チャック操作穴54に嵌合しうる多角柱状に形成される。
挿通孔22は、ハンドルレバー3を摺動可能に挿通させる孔であり、図1および図3に示すように、ハンドル側ギヤ21の回転軸方向と直交する方向に沿って支持されている。
また、本実施形態における挿通孔22の内周面23には、その一部を付勢力をもって突出させる付勢凸状体6が収容されている。この付勢凸状体6は、後述するハンドルレバー3の嵌合凹部7に嵌入して、ハンドル軸本体2に対するハンドルレバー3の位置を所定位置に保持するようになっている。本実施形態では、図3に示すように、ハンドル軸本体2に球状体が収容されており、その球状体がバネの付勢力を受けて、その外周面を挿通孔22内に突出させている。
なお、付勢凸状体6は、上述のバネで付勢された球状体に限定されるものではなく、例えば、図4に示すように、付勢凸状体6自体が板バネ等の弾性体により構成されており、その弾性力による付勢力をもって挿通孔22内からその一部を突出するようにしてもよい。
次に、ハンドルレバー3について説明する。ハンドルレバー3は、操作者が握る・掴むなどしてハンドル軸本体2に回転力を与えることにより、ドリル10の着脱操作を行う部分である。
本実施形態におけるハンドルレバー3は、図1に示すように、操作者が把持可能な長尺状の棒材であり、ハンドル軸本体2の後端側に形成されている挿通孔22に摺動可能に挿通されているとともに、その一端部に端部操作係止部8およびその略中央部に中央操作係止部9が設けられている。
端部操作係止部8は、ハンドルレバー3の一端部において挿通孔22の内径よりも大きく形成され、ハンドル軸本体2を係止することでハンドルレバー3の最大トルク操作を可能にするものである。つまり、端部操作係止部8は、図5に示すように、ハンドルレバー3を一端部まで摺動させて、その端部でハンドル軸本体2を係止させることで前記ハンドル軸本体2に対するハンドレバー3の他端部までの長さを最大にし、トルクが最大に得られるようにするものである。(以下、ハンドル軸本体2が端部操作係止部8に係止している状態を「最大トルク操作状態」という。)
なお、端部操作係止部8の形成方法やその形状等は、特に限定されるものではなく、端部から外れないように止められるものであれば適宜選択してよい。例えば、図示しないが、ハンドルレバー3の一端部に雄ネジを形成し、そこにナットを螺合させることにより形成してもよく、また前記一端部を潰したり曲げたりしてハンドル軸本体2が係止しうるようにしてもよい。さらに、前記一端部を溶接で肉付けすることにより形成してもよい。
次に、中央操作係止部9は、ハンドルレバー3の略中央部において挿通孔22の内径よりも大きく形成されており、ハンドル軸本体2を係止することでハンドルレバー3の中央回転操作を可能とするものである。つまり、ハンドルレバー3が、図6に示すように、ハンドル軸本体2に対して両サイドへ延出されている状態である。(以下、この状態を「中央回転操作状態」という。)
なお、中央操作係止部9の形成方法やその形状等は、端部操作係止部8と同様、特に限定されるものではなく、ハンドルレバー3の略中央部を潰したり曲げたり、溶接したりしてハンドル軸本体2が係止しうるようにすればよい。
また、ハンドルレバー3には、上述の付勢凸状体6が嵌合しうる嵌合凹部7が形成されている。本実施形態では、図1に示すように、ハンドル軸本体2が端部操作係止部8に係止する位置およびハンドル軸本体2が中央操作係止部9に係止する位置に設けられている。この嵌合凹部7の形状は、図3に示すように、球状体に合わせて略半球凹状に形成されており、付勢凸状体6が嵌入しうるようになっている。
なお、嵌合凹部7の形状は、特に限定されるものではなく、図7に示すように、ハンドルレバー3の外周面に沿って形成された溝状のものであってもよい。また、嵌合凹部7を形成する位置は、端部操作係止部8や中央操作係止部9の係止位置に限定されるものではなく、ハンドル軸本体2の操作し易さを考慮して所望の位置に形成してもよい。
さらに、本実施形態では、端部操作係止部8や中央操作係止部9における係止状態を確実にするため、付勢凸状体6および嵌合凹部7を設けているが、これらを設けずに端部操作係止部8および中央操作係止部9のみの簡易な構成にしてもよい。
次に、本実施形態のチャックハンドル1における各構成の作用について説明する。
まず、本実施形態のチャックハンドル1を用いて、ドリル10をチャック5に装着する操作について説明する。図8に示すように、チャック5の挟持部53は開いた状態であり、ドリル10を前記挟持部53の間に挿入する。
次に、図9に示すように、チャックハンドル1をチャック5に装着するために、ハンドル側ギヤ21をチャック側ギヤ51に歯合させる。本実施形態では、先端支持部23をチャック5のハンドル支持部52に挿入することで、ハンドル側ギヤ21がチャック側ギヤ51と容易に歯合する。
また、本実施形態では、チャックハンドル1を装着する際には前記チャックハンドル1を中央回転操作状態とした。このとき、付勢凸状体6は、図3に示すように、付勢力をもって挿通孔22の内周面から突出されており、球状体の一部が中央操作係止部9側に設けられた嵌合凹部7に嵌合されている。よって、ハンドル軸本体2は中央操作係止部9および付勢凸状体6によりハンドルレバー3の略中央部で保持された状態にある。
操作者は、図10に示すように、握るようにして、所定の締め付け方向に回転させる。トルク伝達部24であるハンドル側ギヤ21は、歯合しているチャック側ギヤ51に回転トルクを伝達する。チャック5では、このトルクを受けることでチャック側ギヤ51が回転するとともに、それに連動して挟持部53が縮径し、この挟持部53によりドリル10を挟持して固定する。この中央回転操作状態では、操作者がハンドルレバー3を握り替えることで、連続的な操作が可能である。また、中央回転操作状態のチャックハンドル1は、従来のチャックハンドル1の形態と同様であり、操作者はこれまでの操作感覚と同様の感覚で、ドリル10の装着操作を行うことができる。
また、中央回転操作状態の操作によりある程度ドリル10を固定した後は、ドリル10をさらに強く固定するため、ハンドルレバー3を最大トルク操作状態に移動する。具体的には、ハンドルレバー3を摺動させ、端部操作係止部8にハンドル軸本体2を係止させる。
ハンドルレバー3を中央回転操作状態から最大トルク操作状態にするとき、付勢凸状体6は、図11に示すように、嵌合凹部7との嵌合状態を脱し、ハンドルレバー3の外周面に押されてハンドル軸本体2内に収容される。よって、ハンドルレバー3は挿通孔22内を容易に摺動できるようになる。
そして、ハンドル軸本体2が、端部操作係止部8に係止する位置まで摺動されて端部操作係止部8側に設けられた嵌合凹部7と対向すると、バネの付勢力によって突出し、前記嵌合凹部7内に嵌入し、最大トルク操作状態が保持される。
操作者は、図12に示すように、ハンドルレバー3の端部を掴んで回転させることにより最大トルク操作を行うことができる。これにより、中央回転操作のときよりもトルクが大きくなり、より強い締め付け力でドリル10を固定することができる。
次に、ドリル10をチャック5から取り外す操作について説明する。基本的には、取り外す操作は、上述の装着と、逆の手順による操作を行えばよい。
まず、チャックハンドル1のハンドルレバー3を最大トルク操作状態にする。これにより、最大トルクによる取り外し操作が可能になり、強い力で固定していたドリル10も容易に取り外すことができる。
その後、必要に応じてハンドルレバー3を中央回転操作状態に移動させ、中央回転操作により取り外し操作を行うようにしてもよい。この操作も、従来のチャックハンドルと同様の感覚によりドリル10の取り外し操作を行うことができる。
以上の操作により、チャック5の挟持部53は拡開されてドリル10を取り外すことができる。
なお、本実施形態では、ドリル10の着脱の際に、中央回転操作状態および最大トルク操作状態の両方の状態で行っていたが、どちらか一方の状態で操作してもよい。また、普段は中央回転操作状態にしておき、取り外そうとしたときに外れず、強いトルクが必要なときに、最大トルク操作状態に変更するようにしてもよい。さらに、普段は、最大トルク操作状態にしておき、ドリル10の交換時にドリル径が大きく異なり、チャック側ギヤ51を大きく回転させないといけないときに、連続操作がし易い中央回転操作状態に変更するようにしてもよい。
また、本実施形態のチャックハンドル1は、従来のチャックハンドルよりも形状の自由度が高く、収納場所の自由度が高くなる。例えば、大きなチャックハンドル1であっても、図13に示すように、電動ドリル4に設けられた溝に装着することが可能である。これにより、操作者は、すぐにチャックハンドル1を電動ドリル4から取り外し、使用することができるし、チャックハンドル1を無くしてしまうことも少なくなる。
以上のような本実施形態のチャックハンドル1によれば、以下の効果を得ることができる。
1.中央回転操作状態では従来のチャックハンドルと同様の感覚で着脱操作を行うことができる。
2.最大トルク操作状態では、強く固定したい場合や取り外す際に強く固定されていることにより取り外しづらいとき、最大トルクで操作を行うことができるため、容易に着脱操作を行うことができる。
3.中央回転操作状態と最大トルク操作状態との変更は、ハンドルレバー3を摺動させるだけであるため、交換作業などが不要であり、簡単かつ迅速に変更作業が行えるため、着脱操作の効率がよくなる。
4.形状の自由度が高くなるため、着脱操作に使用していないときの収納方向の自由度が増し、例えば、電動ドリル4等に装着することができる。
1.中央回転操作状態では従来のチャックハンドルと同様の感覚で着脱操作を行うことができる。
2.最大トルク操作状態では、強く固定したい場合や取り外す際に強く固定されていることにより取り外しづらいとき、最大トルクで操作を行うことができるため、容易に着脱操作を行うことができる。
3.中央回転操作状態と最大トルク操作状態との変更は、ハンドルレバー3を摺動させるだけであるため、交換作業などが不要であり、簡単かつ迅速に変更作業が行えるため、着脱操作の効率がよくなる。
4.形状の自由度が高くなるため、着脱操作に使用していないときの収納方向の自由度が増し、例えば、電動ドリル4等に装着することができる。
なお、本考案に係るチャックハンドル1は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜変更することができる。
例えば、図示しないがハンドル軸本体2の回転軸は、楕円状や角柱状としてもよい。またハンドルレバー3も、断面が楕円状や角柱状のものであってもよ。
また、チャックハンドル1は、本実施形態で図示したドリルの着脱操作に用いられるものに限定されるものではなく、例えば、図14に示すように、旋盤において切削物をチャックに固定するために用いてもよい。この場合、チャックハンドル1のトルク伝達部24は、チャック側ギア51ではなく、旋盤のチャック5に設けられているチャック操作穴54の四角形状に嵌合しうるように四角柱状のトルク伝達部24に形成されている。
さらに本実施形態では切削工具の一例としてドリル10を例示しているが、これに限定されるものではなく、ボール盤に使用されるタップやフライス盤に使用されるフェースミル、エンドミル等であってもよい。
1 チャックハンドル
2 ハンドル軸本体
3 ハンドルレバー
4 電動ドリル
5 チャック
6 付勢凸状体
7 嵌合凹部
8 端部操作係止部
9 中央操作係止部
10 ドリル
21 ハンドル側ギヤ
22 挿通孔
23 先端支持部
24 トルク伝達部
51 チャック側ギヤ
52 ハンドル支持部
53 挟持部
54 チャック操作穴
2 ハンドル軸本体
3 ハンドルレバー
4 電動ドリル
5 チャック
6 付勢凸状体
7 嵌合凹部
8 端部操作係止部
9 中央操作係止部
10 ドリル
21 ハンドル側ギヤ
22 挿通孔
23 先端支持部
24 トルク伝達部
51 チャック側ギヤ
52 ハンドル支持部
53 挟持部
54 チャック操作穴
Claims (2)
- 工作具や工作機械のチャックに設けられたチャック側ギヤまたはチャック操作穴を回転させて切削工具や切削物の着脱操作を行うチャックハンドルであって、
その先端側に前記チャック側ギヤに歯合または前記チャック操作穴に嵌合して回転トルクを伝達するトルク伝達部が形成されているとともにその後端側に回転軸方向と直交する挿通孔が形成されているハンドル軸本体と、前記挿通孔に摺動可能に挿通されているハンドルレバーとを有しており、
前記ハンドルレバーには、前記ハンドル軸本体を前記ハンドルレバーの一端部において係止して最大トルク操作を可能とする端部操作係止部と、前記ハンドル軸本体を前記ハンドルレバーの略中央部で係止して中央回転操作を可能とする中央操作係止部とがそれぞれ設けられているチャックハンドル。 - 前記ハンドル軸本体には、前記挿通孔の内周面からその一部を付勢力をもって突出させる付勢凸状体が収容されているとともに、前記ハンドルレバーには、前記ハンドル軸本体が前記端部操作係止部および/または前記中央操作係止部に係止する位置において前記付勢凸状体に嵌合しうる嵌合凹部が形成されている、請求項1に記載のチャックハンドル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013003308U JP3185576U (ja) | 2013-06-11 | 2013-06-11 | チャックハンドル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013003308U JP3185576U (ja) | 2013-06-11 | 2013-06-11 | チャックハンドル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3185576U true JP3185576U (ja) | 2013-08-22 |
Family
ID=50429325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013003308U Expired - Lifetime JP3185576U (ja) | 2013-06-11 | 2013-06-11 | チャックハンドル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3185576U (ja) |
-
2013
- 2013-06-11 JP JP2013003308U patent/JP3185576U/ja not_active Expired - Lifetime
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