JP3185575B2 - 繊維混合物および繊維成形体並びに繊維成形体の製造方法 - Google Patents

繊維混合物および繊維成形体並びに繊維成形体の製造方法

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JP3185575B2 JP31083194A JP31083194A JP3185575B2 JP 3185575 B2 JP3185575 B2 JP 3185575B2 JP 31083194 A JP31083194 A JP 31083194A JP 31083194 A JP31083194 A JP 31083194A JP 3185575 B2 JP3185575 B2 JP 3185575B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は繊維混合物およびこれを
用いた繊維成形体並びに繊維成形体の製造方法に関す
る。
【0002】さらに詳しくは、電車や自動車などで使用
される車両用シート中材,パット材,ドアトリム,サン
バイザー,寝装用ベッド中材,マットレス,こたつ,家
具用ソファー,クッション,その他フィルター,衣料用
パッドの素材などクッション材として好適に使用される
繊維混合物および繊維成形体並びに繊維成形体の製造方
法に関するものである。
【0003】
【従来の技術】従来、クッション材としては、一般にポ
リウレタンなどの樹脂発泡体や特公昭62−2155号
公報、特公平1−18183号公報、特公平4−334
78号公報、特開平3−140185号公報などに熱接
着性の繊維として低融点の繊維を使用することや、高融
点の熱可塑性樹脂を芯部とし低融点の熱可塑性樹脂を鞘
部とする芯鞘構造の複合繊維を使用することが提案され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
のクッション材は通気性や透湿性に劣り、吸湿性にも劣
っているため蒸れやすく、雨や水飛沫のあたる場所に設
置されたシートなどに用いると、水が溜まり、シートの
腐食や着座時に水が滲みだして使用者に不快感を与える
問題があった。
【0005】またソフトでありながらへたりにくく、製
造の際に、フロンガス等を使用せず、環境に悪影響を与
えないものは開示されていなかった。
【0006】本発明は前記の問題を解決する繊維混合物
およびこれを用いた繊維成形体並びに繊維成形体の製造
方法を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の繊維混合物は前
記の課題を解決するために、以下の構成を有する。
【0008】すなわち、ポリエーテルエステルアミドR
1を芯部とし、ポリエステルR2を鞘部として複合され
てなる複合繊維A40〜80重量%とポリエステルR3
を芯部とし、ポリエステルR4を鞘部として複合されて
なる複合繊維B20〜60重量%とからなる繊維混合物
において、ポリエステルR4の融点がポリエステルR2
またはポリエステルR3のうち融点が低いものよりも低
く、R3/R4で表される重量比40/60〜80/2
0の範囲であることを特徴とする繊維混合物である。
【0009】また、本発明の繊維成形体は次の構成を有
する。
【0010】すなわち、ポリエーテルエステルアミドR
1を芯部とし、ポリエステルR2を鞘部として複合され
てなる複合繊維A40〜80重量%とポリエステルR3
を芯部とし、ポリエステルR4を鞘部として複合されて
なる複合繊維B20〜60重量%とからなる繊維混合物
において、ポリエステルR4の融点がポリエステルR2
またはポリエステルR3のうち融点が低いものよりも低
く、R3/R4で表される重量比40/60〜80/2
0の範囲である繊維混合物の複合繊維B相互間および複
合繊維Bと複合繊維Aとの間の接触点の少なくとも一部
が接着して成形されてなることを特徴とする繊維成形体
である。
【0011】さらに、本発明の繊維成形体の製造方法は
以下の構成を有する。
【0012】すなわち、ポリエーテルエステルアミドR
1を芯部とし、ポリエステルR2を鞘部として複合され
てなる複合繊維A40〜80重量%とポリエステルR3
を芯部とし、ポリエステルR4を鞘部として複合されて
なる複合繊維B20〜60重量%とからなる繊維混合物
において、ポリエステルR4の融点がポリエステルR2
またはポリエステルR3のうち融点が低いものよりも低
く、R3/R4で表される重量比40/60〜80/2
0の範囲である繊維混合物を開繊し、気体と共に通気性
型枠内に吹き込んで、密度0.02〜0.10g/cm
3 で充填したものに80〜200℃の熱処理を施すこと
を特徴とする繊維成形体の製造方法である。
【0013】以下、本発明について詳細に説明する。
【0014】本発明の繊維混合物は複合繊維Aと複合繊
維Bとから構成され、繊維成形体は複合繊維B相互間お
よび複合繊維Bと複合繊維Aとの間の接触点の少なくと
も一部が融着して成形されてなる。図1〜2は本発明に
用いる複合繊維Aの一例を示す模式的横断面図であり、
図1は同心型、図2は偏心型の形態を示す。
【0015】本発明に用いる複合繊維Aはポリエーテル
エステルアミドR1およびポリエステルR2の2成分か
らなり、R1としては同一分子鎖内にエーテル結合、エ
ステル結合およびアミド結合をもつブロック共重合体が
挙げられる。例えば、ラクタム、アミノカルボン酸、ジ
アミンとジカルボン酸の塩から選ばれた1種もしくは2
種以上のポリアミド形成性成分(イ)およびジカルボン
酸とポリ(アルキレンオキシド)グリコールからなるポ
リエーテルエステル形成性成分(ロ)を重縮合反応させ
て得られるブロック共重合体ポリマ等が挙げられる。ポ
リエーテルエステルアミドのポリアミド形成性成分
(イ)としては、カプロラクタム、エナントラクタム、
ドデカノラクタム、ウンデカノラクタム等のラクタム
類、アミノカプロン酸、11−アミノウンデカン酸、1
2−アミノドデカン酸等のω−アミノカルボン酸、ナイ
ロン−6,6、ナイロン−6,10、ナイロン−6,1
2等の前駆体であるジアミン−ジカルボン酸のナイロン
塩類が挙げられ、これらを1種または2種以上混合して
用いることができる。好ましいポリアミド形成性成分と
してはε−カプロラクタム、ナイロン−6,6塩であ
る。
【0016】一方、ポリエーテルエステルアミドのソフ
トセグメントを構成するポリエーテルエステル形成性成
分(ロ)としては、炭素数4〜20のジカルボン酸とポ
リ(アルキレンオキシド)グリコールが挙げられる。炭
素数4〜20のジカルボン酸としてはコハク酸、グルタ
ル酸、アジピン酸、ビメリン酸、スベリン酸、セバシン
酸、ドデカジ酸等の脂肪族ジカルボン酸、テレフタル
酸、イソフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸等
の芳香族ジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジカル
ボン酸等の脂環式ジカルボン酸を挙げることができ、1
種または2種以上混合して用いることができる。好まし
いジカルボン酸はアジピン酸、セバシン酸、ドデカジ
酸、テレフタル酸、イソフタル酸である。
【0017】また、ポリ(アルキレンオキシド)グリコ
ールとしては、ポリエチレングリコール、ポリ(1,2
−プロピレンオキシド)グリコール、ポリ(1,3−プ
ロピレンオキシド)グリコール、ポリ(テトラメチレン
オキシド)グリコール、ポリ(ヘキサメチレンオキシ
ド)グリコール、エチレンオキシドとプロピレンオキシ
ドまたはテトラヒドロフランとのランダムまたはブロッ
ク共重合体等が挙げられ、特にポリエチレングリコール
が好ましい。ポリ(アルキレンオキシド)グリコールの
数平均分子量は300〜10000、好ましくは500
〜4000の範囲で用いうる。
【0018】R1は前記したポリアミド形成性成分
(イ)とポリエーテルエステル形成性成分(ロ)を重縮
合することによって得られる。工業的に好ましい方法と
しては(イ)および(ロ)を減圧下、加熱重縮合する方
法があるが、その際、高重合度で着色の少ないポリマを
得るためには、例えば、酸化アンチモン、チタン酸エス
テル等を重縮合触媒として、またリン酸、リン酸エステ
ル等を着色防止剤として添加するのが好ましい。ポリエ
ーテルエステルアミド中の(イ)と(ロ)の重量比は9
9/1〜5/95が好ましく、より好ましくは80/2
0〜10/90である。
【0019】ポリエーテルエステルアミドR1は主要な
吸湿成分であり、複合繊維Aへの混用量は繊維混合物ま
たはその繊維成形体として30℃×90%RHの雰囲気
中に24時間放置後の吸湿率が2%以上になるように混
用するのが好ましい。
【0020】吸湿率の上限は特に限定されるものではな
く、快適に使用するためには高いものであるのが好まし
い。
【0021】一般的には、100%程度までのものも好
ましく用いられる。
【0022】また、ここでの吸湿率とは繊維混合物全体
としての値をいう。
【0023】R2は特に限定されないが、例えば、テレ
フタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸あるいはそ
れらのエステルを主たるジカルボン酸成分とし、エチレ
ングリコールもしくはテトラメチレングリコールを主た
るグリコール成分とするポリエチレンテレフタレート、
ポリブチレンテレフタレート、あるいはポリエチレン
2,6−ナフタレートなどのポリエステルが挙げられ
る。
【0024】このほか、本発明に用いるポリエステルに
は、ポリアクリル酸ソーダ、ポリN−ビニルピロリド
ン、ポリアクリル酸、およびその共重合体、ポリメタア
クリル酸およびその共重合体、ポリビニルアルコールお
よびその共重合体、ポリアクリルアミドおよびその共重
合体、架橋ポリエチレンオキサイド系ポリマなどの吸
湿、吸水物質やポリオレフィン、ポリアミド等汎用熱可
塑性樹脂が本発明の目的を阻害しない程度添加されてい
てもよい。
【0025】複合繊維Aには、この他必要に応じて酸化
チタン、カーボンブラック等の顔料のほか抗酸化剤、着
色防止剤、耐光剤、帯電防止剤等を添加することも好ま
しい。このような複合繊維Aは通常の複合紡糸法によっ
て製造することができる。
【0026】さらに複合繊維Aの断面形状は丸型以外
に、多角形などの異形断面でもよい。次に、本発明の繊
維成形体に嵩高性、ソフト感を付与し、圧縮に対する回
復性を向上させるため、複合繊維Aが機械捲縮を有する
のも好ましい。
【0027】この捲縮数は繊維成形体の用途によって適
宜選択すればよいが、捲縮数は少なくとも3山/25m
mで捲縮度が少なくとも5%となるのが好ましい。
【0028】繊維混合物を構成する複合繊維Aとして
は、繊維混合物を用いて製造される繊維成形体の圧縮抵
抗性やソフト性付与の観点から繊度が0.5〜30デニ
ール、繊維長が10〜100mmの短繊維が好ましく用
いられる。
【0029】次に本発明に用いる複合繊維Bについて説
明する。
【0030】複合繊維BはポリエステルR3およびポリ
エステルR4の2成分からなり、R3は特に限定されな
いが、例えば、テレフタル酸、2,6−ナフタレンジカ
ルボン酸あるいはそれらのエステルを主たるジカルボン
酸成分とし、エチレングリコールもしくはテトラメチレ
ングリコールを主たるグリコール成分とするポリエチレ
ンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ある
いはポリエチレン−2,6−ナフタレートなどのポリエ
ステルが挙げられる。
【0031】R4は、例えば、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、エチレンプロピレン共重合体、エチレンブテン
共重合体、エチレン酢酸ビニル共重合体等のポリオレフ
ィンあるいはオレフィン共重合体、ポリヘキサメチレン
テレフタレート、ポリヘキサメチレンブチレンテレフタ
レート、ポリヘキサメチレンテレフタレートイソフタレ
ート等のポリエステルあるいは共重合ポリエステル等の
熱可塑性ポリマーから選ばれる少なくとも一種類のポリ
マーを挙げることができる。
【0032】R4の選択においては、前記のR2または
R3のうち融点が低いものよりR4の融点を低くするも
のである。熱接着性の観点から20℃以上低いのが好ま
しく、25℃以上低いのがより好ましい。
【0033】また、接着の効果や熱劣化を防止する観点
からR4の融点は80〜170℃の範囲に含まれるのが
好ましく、100〜170℃の範囲に含まれるのはより
好ましい。
【0034】複合繊維Bにおける重量比R3/R4は4
0/60〜80/20とするものである。好ましくは5
0/50〜80/20である。R4の重量比が20%未
満になると、繊維間の熱接着性が十分に得られなくな
り、製造した繊維成形体の形態固定性が悪くなる問題が
ある。一方、R4の重量比が60%を越えると、繊維成
形体のソフト感が損なわれ、さらに圧縮残留歪が大きく
なる問題がある。
【0035】複合繊維Bには、この他必要に応じてR
3,R4以外の酸化チタン、カーボンブラック等の顔料
のほか抗酸化剤、着色防止剤、耐光剤、帯電防止剤等が
添加されていても勿論良い。
【0036】このような複合繊維Bは通常の複合紡糸法
によって製造することができる。
【0037】次に、本発明の繊維成形体に嵩高性、ソフ
ト感を付与し、圧縮に対する回復性を向上させるため、
複合繊維Bは機械捲縮を有するのも好ましい。
【0038】この捲縮数は繊維成形体の用途によって適
宜選択すればよいが、捲縮数は少なくとも3山/25m
mで捲縮度が少なくとも5%となるのが好ましい。
【0039】繊維混合物を構成する複合繊維Bとして
は、繊維混合物を用いて製造される繊維成形体の形態固
定性向上の観点から繊度が0.5〜30デニール、繊維
長が10〜100mmの短繊維が好ましく用いられる。
【0040】本発明の繊維混合物は前記の複合繊維Aを
40〜80重量%とし、前記の複合繊維Bを20〜60
重量%とするものである。複合繊維Bが20重量%に満
たないと、複合繊維B同士の熱接着点が少なくなって形
態固定性が悪くなる問題がある。
【0041】また、複合繊維Bが60重量%を越える
と、繊維成形体のソフト性が低下し、触感が粗硬になる
問題がある。
【0042】本発明においては、前記重量比の複合繊維
Aと複合繊維Bとを、通常の紡績工程で使用する給綿
機、混綿機、開繊機によって、十分に混綿、開繊し、繊
維混合物を得ることができる。十分に混綿、開繊するこ
とにより、繊維成形体の密度や硬度を均一にすることが
できる。
【0043】本発明の繊維成形体の製造方法は以下に示
す方法による。
【0044】つまり、複合繊維Aと複合繊維Bからなる
繊維混合物を開繊し、目的に応じた形状の通気性型枠に
送綿ファンによる空気流などの気体と共に吹き込んで充
填する。
【0045】吹き込んで充填するためには、型枠が適度
の通気性を有する必要がある。例えば、JIS L 1
079−1966フラジール型通気性試験機により測定
した際においては、通気性は5〜200cc/cm2
secの範囲が好ましい。
【0046】このような型枠としては、例えば、図3に
示すパンチング金属板を用いた金型4,5を用いること
ができる。通気性型枠内に吹き込まれた繊維はタテ、ヨ
コ、厚み方向にランダムに配列した状態となる。
【0047】次に、充填した繊維混合物を圧縮して、得
ようとする繊維混合物の用途に応じて適切な密度にする
ものである。密度は0.02〜0.10g/cm3 とす
るものである。好ましくは0.025〜0.095g/
cm3 である。密度が0.02g/cm3 に満たない
と、繊維混合物がソフトすぎて形態固定性が悪くなり、
希望の形状に裁断、成形しにくくなる問題がある。密度
が0.10g/cm3 を越えると、繊維混合物のソフト
性が低化する問題がある。
【0048】さらに、充填した繊維混合物を熱処理する
ものである。熱処理温度は80〜200℃とするもので
ある。熱処理温度が80℃に満たないと十分な熱接着性
が得られなく、200℃を超えると繊維混合物を構成す
る繊維が熱劣化する問題がある。この熱処理により、複
合繊維B相互間の接触点の少なくとも一部および複合繊
維Bと複合繊維Aとの接触点の少なくとも一部を接着す
ることができる。
【0049】熱処理時間は繊維混合物の密度等によっ
て、適宜選択するのが好ましい。
【0050】
【実施例】次に本発明を実施例、比較例によりさらに詳
細に説明する。本発明に記載した諸特性の測定法を次に
示す。
【0051】[捲縮数および捲縮度]捲縮数および捲縮
度はJIS L 1015−7−12−1およびJIS
L1015−7−12−2の方法に準じて測定した。
【0052】[繊度]JIS L 1015−7−51
Aの方法に準じて測定した。
【0053】[平均繊維長(カット長)]JIS L
1015A法(ステープルダイヤグラム法)に準じて測
定した。 [収縮率]JIS L 1015−7−15−2の方法
に準じて測定した。
【0054】[圧縮残留歪]一辺が100mmの正方
形、厚さ100mmの試験片を、厚み方向に50%圧縮
した状態で、70±1℃の温度の恒温漕中で22時間処
理した後、圧縮を解き室温で30分間放置した。その
後、厚さ(t1 mm)を測定し、次式により圧縮残留歪
を求めた。
【0055】圧縮残留歪(%)=[(100−t1 )/
100]×100 [吸湿率]繊維混合物または繊維成形体の絶乾時の重量
と、30℃×90%RHの雰囲気下で恒温恒湿器の中に
24時間放置した後の重量変化から、次式により求め
た。 吸湿率(%)=(吸湿後の重量−絶乾時の重量)×10
0 [蓄熱性]試験片(タテ:50cm、ヨコ:50cm、
厚さ:20cm)の上面および側面を塩化ビニールのシ
ートで覆い、初期の部屋の雰囲気を38℃×45%にし
て塩化ビニールのシート表面側から7万ルックス、70
0Kcal/m2 ・hrの光を30分間照射したとき
の、試験片の上面から5cmの位置温度を測定した。 [密度]試験片(タテ:20cm、ヨコ:20cm、厚
さ:20cm)を20℃×65%の雰囲気中に24時間
放置した後の重量(w)を測定し、次式で求めた。
【0056】密度(g/cm3 )=w/8000 [形態固定性・ソフト性]触感によって、優(◎)から
不可(×)まで6段階に分類した。
【0057】[多方向裁断性]試験片を任意の方向に裁
断した際の、裁断の容易さによって優(◎)から不可
(×)まで6段階に分類した。
【0058】[実施例1]ポリエーテルエステルアミド
R1として、ε−カプロラクタム340重量部、テレフ
タル酸18重量部、数平均分子量が1000のポリエチ
レングリコール100重量部、さらにイルガノックス1
330(チバガイギー社製)0.1重量部およびトリメ
チルフォスフェート0.01重量部をともに重合反応容
器に仕込み、窒素気流下に240℃で1時間加熱攪拌し
た後、三酸化アンチモン0.1重量部を添加し、昇温減
圧プログラム下250℃、0.5mmHg以下の条件で
4時間重合反応を行なうことにより、ナイロン6成分の
割合が45重量%であるポリエーテルエステルアミドブ
ロック共重合体を得た。この共重合体の融点は176℃
で、オルトクロロフェノール溶液(濃度0.5g/10
0ml)の25℃での相対粘度ηrは2.05であっ
た。
【0059】また共重合体単独の吸湿率は15.2%で
あった。このR1と、ポリエステルR2として融点が2
55℃のポリエチレンテレフタレートを用いて、紡糸温
度280℃、紡糸口金孔数24孔、引取り速度1350
m/分、R1/R2で表される重量比が40/60のR
1を芯部とし、R2を鞘部とした同心円状複合繊維Aの
未延伸糸を紡糸した。
【0060】次いで、この未延伸糸を延伸後のトウデニ
ールが10万デニールとなるべく合糸して、延伸倍率
3.0倍、延伸浴温度80℃で延伸し、クリンパで機械
捲縮を付与した。さらに、70℃の熱セッターで乾燥し
た後、仕上げ油剤を付与して、カット長32mmに切断
して、繊度6.1デニール、捲縮数5.6山/25m
m、捲縮度6.2%の複合繊維Aを得た。
【0061】これとは別に、熱可塑性重合体R3として
融点が255℃のポリエチレンテレフタレート、熱可塑
性重合体R4としてイソフタル酸40モル%共重合した
融点が110℃のポリエチレンテレフタレート系ポリエ
ステルを用いて、紡糸温度285℃、紡糸口金孔数24
孔、引取り速度1350m/分、吐出量18.11g/
分、R3/R4で表される重量比が80/20のR3を
芯部とし、R4を鞘部とした同心円状複合繊維Bの未延
伸糸を紡糸した。
【0062】次いで、この未延伸糸を延伸後のトウデニ
ールが10万デニールとなるべく合糸して、延伸倍率
3.0倍、延伸浴温度80℃で延伸し、クリンパで機械
捲縮を付与した。さらに、70℃の熱セッターで乾燥し
た後、仕上げ油剤を付与して、カット長64mmに切断
して、繊度約4.2デニール、表面層の融点が約110
℃の複合繊維Bを得た。
【0063】重量比で複合繊維Aを60%、複合繊維B
を40%とし、ローラカードでさらに混綿,開繊し、繊
維混合物を得た。この繊維混合物を、金型の吹込口6か
ら、各面にパンチングが施された内面が500×500
×500mmの下金型3に、空気流と共に吹き込んだ。
各面にパンチングが施された上金型4で吹き込まれた繊
維混合物6を圧縮し、充填密度0.042g/cm3
厚さ100mmで固定した。金型に圧縮固定した繊維混
合物6を、紡績糸のセットに使用するヒートセッターを
用いて、蒸熱130℃で30分間熱セットし、繊維成形
体を得た。
【0064】この繊維成型体はへたりにくく、軽くてソ
フトであり、快適な使い心地を有するものであった。
【0065】繊維成形体を構成する複合繊維A、複合繊
維Bの特性を表1に示す。
【0066】
【表1】 また、繊維成形体の特性を表2に示す。
【0067】
【表2】 [実施例2]使用するR1〜R4は実施例1と同一のも
のとし、重量比でR1が40%、R2が60%である複
合繊維AおよびR3が50%、R4が50%である複合
繊維Bを実施例1と同じ方法で得た。
【0068】得られた複合繊維を重量比でAが60%、
Bが40%となるように実施例1と同じ方法で圧縮し、
充填密度0.041g/cm3 の繊維成形体を得た。
【0069】この繊維成型体はへたりにくく、軽くてソ
フトであり、快適な使い心地を有するものであった。
【0070】繊維成形体を構成する複合繊維A、複合繊
維Bの特性を併せて表1に示す。
【0071】また、繊維成形体の特性を併せて表2に示
す。
【0072】[実施例3]使用するR1〜R4は実施例
1と同一のものとし、重量比でR1が40%、R2が6
0%である複合繊維AおよびR3が40%、R4が60
%である複合繊維Bを実施例1と同じ方法で得た。
【0073】得られた複合繊維を重量比でAが60%、
Bが40%となるように実施例1と同じ方法で圧縮し、
充填密度0.041g/cm3 の繊維成形体を得た。
【0074】この繊維成型体はへたりにくく、軽くてソ
フトであり、快適な使い心地を有するものであった。
【0075】繊維成形体を構成する複合繊維A、複合繊
維Bの特性を併せて表1に示す。
【0076】また、繊維成形体の特性を併せて表2に示
す。
【0077】[実施例4]使用するR1〜R4は実施例
1と同一のものとし、重量比でR1が40%、R2が6
0%である複合繊維AおよびR3が50%、R4が50
%である複合繊維Bを実施例1と同じ方法で得た。
【0078】得られた複合繊維を重量比でAが80%、
Bが20%となるように実施例1と同じ方法で圧縮し、
充填密度0.040g/cm3 の繊維成形体を得た。
【0079】この繊維成型体はへたりにくく、軽くてソ
フトであり、快適な使い心地を有するものであった。
【0080】繊維成形体を構成する複合繊維A、複合繊
維Bの特性を併せて表1に示す。
【0081】また、繊維成形体の特性を併せて表2に示
す。
【0082】[実施例5]使用するR1〜R4は実施例
1と同一のものとし、重量比でR1が40%、R2が6
0%である複合繊維AおよびR3が50%、R4が50
%である複合繊維Bを実施例1と同じ方法で得た。
【0083】得られた複合繊維を重量比でAが40%、
Bが60%となるように実施例1と同じ方法で圧縮し、
充填密度0.040g/cm3 の繊維成形体を得た。
【0084】この繊維成型体はへたりにくく、軽くてソ
フトであり、快適な使い心地を有するものであった。
【0085】繊維成形体を構成する複合繊維A、複合繊
維Bの特性を併せて表1に示す。
【0086】また、繊維成形体の特性を併せて表2に示
す。
【0087】[実施例6]使用するR1〜R4は実施例
1と同一のものとし、重量比でR1が40%、R2が6
0%である複合繊維AおよびR3が50%、R4が50
%である複合繊維Bを実施例1と同じ方法で得た。
【0088】得られた複合繊維を重量比でAが60%、
Bが40%となるように実施例1と同じ方法で圧縮し、
充填密度0.021g/cm3 の繊維成形体を得た。
【0089】この繊維成型体はへたりにくく、軽くてソ
フトであり、快適な使い心地を有するものであった。
【0090】繊維成形体を構成する複合繊維A、複合繊
維Bの特性を併せて表1に示す。
【0091】また、繊維成形体の特性を併せて表2に示
す。
【0092】[実施例7]使用するR1〜R4は実施例
1と同一のものとし、重量比でR1が40%、R2が6
0%である複合繊維AおよびR3が50%、R4が50
%である複合繊維Bを実施例1と同じ方法で得た。
【0093】得られた複合繊維を重量比でAが60%、
Bが40%となるように実施例1と同じ方法で圧縮し、
充填密度0.050g/cm3 の繊維成形体を得た。
【0094】この繊維成型体はへたりにくく、軽くてソ
フトであり、快適な使い心地を有するものであった。
【0095】繊維成形体を構成する複合繊維A、複合繊
維Bの特性を併せて表1に示す。
【0096】また、繊維成形体の特性を併せて表2に示
す。
【0097】[実施例8]使用するR1〜R4は実施例
1と同一のものとし、重量比でR1が40%、R2が6
0%である複合繊維AおよびR3が50%、R4が50
%である複合繊維Bを実施例1と同じ方法で得た。
【0098】得られた複合繊維を重量比でAが60%、
Bが40%となるように実施例1と同じ方法で圧縮し、
充填密度0.075g/cm3 の繊維成形体を得た。
【0099】この繊維成型体はへたりにくく、軽くてソ
フトであり、快適な使い心地を有するものであった。
【0100】繊維成形体を構成する複合繊維A、複合繊
維Bの特性を併せて表1に示す。
【0101】また、繊維成形体の特性を併せて表2に示
す。
【0102】[実施例9]使用するR1〜R4は実施例
1と同一のものとし、重量比でR1が40%、R2が6
0%である複合繊維AおよびR3が50%、R4が50
%である複合繊維Bを実施例1と同じ方法で得た。
【0103】得られた複合繊維を重量比でAが60%、
Bが40%となるように実施例1と同じ方法で圧縮し、
充填密度0.099g/cm3 の繊維成形体を得た。
【0104】この繊維成型体はへたりにくく、軽くてソ
フトであり、快適な使い心地を有するものであった。
【0105】繊維成形体を構成する複合繊維A、複合繊
維Bの特性を併せて表1に示す。
【0106】また、繊維成形体の特性を併せて表2に示
す。
【0107】[比較例1]使用するR1〜R4は実施例
1と同一のものとし、重量比でR1が40%、R2が6
0%である複合繊維AおよびR3が90%、R4が10
%である複合繊維Bを実施例1と同じ方法で得た。
【0108】得られた複合繊維を重量比でAが60%、
Bが40%となるように実施例1と同じ方法で圧縮し、
充填密度0.042g/cm3 の繊維成形体を得た。
【0109】しかし、R4の重量比が20%未満となっ
たため、この繊維成型体は形態固定性の劣ったものとな
った。
【0110】繊維成形体を構成する複合繊維A、複合繊
維Bの特性を表3に示す。
【0111】
【表3】 また、繊維成形体の特性を表4に示す。
【0112】
【表4】 [比較例2]使用するR1〜R4は実施例1と同一のも
のとし、重量比でR1が40%、R2が60%である複
合繊維AおよびR3が30%、R4が70%である複合
繊維Bを実施例1と同じ方法で得た。
【0113】得られた複合繊維を重量比でAが60%、
Bが40%となるように実施例1と同じ方法で圧縮し、
充填密度0.040g/cm3 の繊維成形体を得た。
【0114】しかし、R4の重量比が60%を越えたた
め、この繊維成型体はソフト性の劣ったものであった。
【0115】繊維成形体を構成する複合繊維A、複合繊
維Bの特性を併せて表3に示す。
【0116】また、繊維成形体の特性を併せて表4に示
す。
【0117】[比較例3]使用するR1〜R4は実施例
1と同一のものとし、重量比でR1が40%、R2が6
0%である複合繊維AおよびR3が50%、R4が50
%である複合繊維Bを実施例1と同じ方法で得た。
【0118】得られた複合繊維を重量比でAが90%、
Bが10%となるように実施例1と同じ方法で圧縮し、
充填密度0.041g/cm3 の繊維成形体を得た。
【0119】しかし、複合繊維Bの混合割合が20重量
%未満のため、熱接着による形態固定性および多方向裁
断性に劣ったものであった。
【0120】繊維成形体を構成する複合繊維A、複合繊
維Bの特性を併せて表3に示す。
【0121】また、繊維成形体の特性を併せて表4に示
す。
【0122】[比較例4]使用するR1〜R4は実施例
1と同一のものとし、重量比でR1が40%、R2が6
0%である複合繊維AおよびR3が50%、R4が50
%である複合繊維Bを実施例1と同じ方法で得た。
【0123】得られた複合繊維を重量比でAが30%、
Bが70%となるように実施例1と同じ方法で圧縮し、
充填密度0.042g/cm3 の繊維成形体を得た。
【0124】しかし、複合繊維Bの混合割合が60%を
越えたため、ソフト性に劣ったものであった。
【0125】繊維成形体を構成する複合繊維A、複合繊
維Bの特性を併せて表3に示す。
【0126】また、繊維成形体の特性を併せて表4に示
す。
【0127】[比較例5]使用するR1〜R4は実施例
1と同一のものとし、重量比でR1が0%、R2が10
0%である複合繊維AおよびR3が50%、R4が50
%である複合繊維Bを実施例1と同じ方法で得た。
【0128】得られた複合繊維を重量比でAが60%、
Bが40%となるように実施例1と同じ方法で圧縮し、
充填密度0.041g/cm3 の繊維成形体を得た。
【0129】しかし、複合繊維AにおいてR1が存在し
ないため、吸湿性、蓄熱性に劣ったものであった。
【0130】繊維成形体を構成する複合繊維A、複合繊
維Bの特性を併せて表3に示す。
【0131】また、繊維成形体の特性を併せて表4に示
す。
【0132】[比較例6]使用するR1〜R4は実施例
1と同一のものとし、重量比でR1が40%、R2が6
0%である複合繊維AおよびR3が50%、R4が50
%である複合繊維Bを実施例1と同じ方法で得た。
【0133】得られた複合繊維を重量比でAが60%、
Bが40%となるように実施例1と同じ方法で圧縮し、
充填密度0.013g/cm3 の繊維成形体を得た。
【0134】しかし、繊維成形体の密度が0.02g/
cm3 に満たないため、熱接着による形態固定性および
多方向裁断性に劣ったものであった。
【0135】繊維成形体を構成する複合繊維A、複合繊
維Bの特性を併せて表3に示す。
【0136】また、繊維成形体の特性を併せて表4に示
す。
【0137】[比較例7]使用するR1〜R4は実施例
1と同一のものとし、重量比でR1が40%、R2が6
0%である複合繊維AおよびR3が50%、R4が50
%である複合繊維Bを実施例1と同じ方法で得た。
【0138】得られた複合繊維を重量比でAが60%、
Bが40%となるように実施例1と同じ方法で圧縮し、
充填密度0.112g/cm3 の繊維成形体を得た。
【0139】しかし、繊維成形体の密度が0.10g/
cm3 を超えるためソフト性に劣ったものとなった。
【0140】繊維成形体を構成する複合繊維A、複合繊
維Bの特性を併せて表3に示す。
【0141】また、繊維成形体の特性を併せて表4に示
す。
【0142】
【発明の効果】本発明によれば、通気性、透湿性が大き
いため蒸れにくく、吸湿性にも優れ、かつ圧縮残留歪が
低いため形態が安定し、軽くてソフトでありながらへた
りにくく、快適な使い心地を有する繊維成形体を得るこ
とができる。さらに、多方向裁断性に優れ、使用目的に
応じて成形が容易であるので、繊維成形体の製造の際の
作業性も向上し、フロンガスを用いないため、環境に悪
影響を与えないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複合繊維Aの一例を示す模式的横断面
図である。
【図2】本発明の複合繊維Aの他の一例を示す模式的横
断面図である。
【図3】本発明の繊維成形体の製造方法に用いられる金
型の一例を示す模式的斜視図である。
【図4】本発明の繊維成形体の製造方法に用いられる金
型の一例を示す模式的縦断面図である。
【符号の説明】
1:ポリエーテルエステルアミドR1 2:ポリエステルR2 3:下金型 4:上金型 5:気体の吹き込み口 6:繊維混合物
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−361617(JP,A) 特開 平4−361616(JP,A) 特開 平5−209316(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D04H 1/00 - 18/00 B68G 1/00 D01F 8/14

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリエーテルエステルアミドR1を芯部と
    し、ポリエステルR2を鞘部として複合されてなる複合
    繊維A40〜80重量%とポリエステルR3を芯部と
    し、ポリエステルR4を鞘部として複合されてなる複合
    繊維B20〜60重量%とからなる繊維混合物におい
    て、ポリエステルR4の融点がポリエステルR2または
    ポリエステルR3のうち融点が低いものよりも低く、R
    3/R4で表される重量比40/60〜80/20の範
    囲であることを特徴とする繊維混合物。
  2. 【請求項2】30℃×90%RHの雰囲気中に24時間
    放置後の吸湿率が2%以上であることを特徴とする請求
    項1に記載の繊維混合物。
  3. 【請求項3】複合繊維Aが繊度0.5〜30デニール、
    繊維長10〜100mmの短繊維であり、複合繊維Bが
    繊度0.5〜30デニール、繊維長10〜100mmの
    短繊維であることを特徴とする請求項1または2に記載
    の繊維混合物。
  4. 【請求項4】請求項1,2または3に記載の繊維混合物
    の複合繊維B相互間および複合繊維Bと複合繊維Aとの
    間の接触点の少なくとも一部が接着して成形されてなる
    ことを特徴とする繊維成形体。
  5. 【請求項5】複合繊維Aおよび複合繊維Bのいずれも、
    少なくとも3山/25mmの捲縮数と少なくとも5%の
    捲縮度とを有し、かつ密度が0.02〜0.10g/c
    3 であることを特徴とする請求項4に記載の繊維成形
    体。
  6. 【請求項6】請求項1,2または3に記載の繊維混合物
    を開繊し、気体と共に通気性型枠内に吹き込んで、密度
    0.02〜0.10g/cm3 で充填したものに80〜
    200℃の熱処理を施すことを特徴とする繊維成形体の
    製造方法。
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