JP3185531U - 障害者施設のサポートシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】パソコンの画面上で、入居者の就眠時の状態確認ができると共に、離室、徘徊、発作等が通報され、タイムリーな対応が可能となる障害者施設のサポートシステムを提供する。
【解決手段】障害者施設の各居室内1に非接触で睡眠時の呼吸を検知する非接触呼吸検知手段2,3、動きを検知する人感センサ6、体の部分的な動きや速い動きを検知する微動センサ2,4、および居室の出入りを検知するドアセンサ8を有し、コントローラ5を介して施設内通信網9(LAN)に接続され、LANに接続されたサーバ12に各センサからの検知情報が集められ、職員、あるいは世話人の管理室10に設置されたパソコン11の画面で、随時各居室の入居者の動き量、離床等、また呼吸信号をリアルタイムで見られる。ベッドからの転落、てんかん発作等の異常を検知して知らせることができるので、職員、あるいは世話人のタイムリーな対応が可能となる。
【選択図】図1

Description

本考案は、障害者施設の入居者が安全・安心でより快適な生活を営んで貰うことは元より、職員および世話人等が日頃行っている労力の負担軽減化と適切な支援を図るための障害者施設の職員および世話人をサポートするシステムに関する。
障害者施設には色々の障害を抱えた入居者がおり、それぞれの入居者に対し、状況に応じて、職員、世話人等が対応を行っているが、長時間に渡って大変な負担を強いられている。特に、夜間に一人で何人も見守る世話人の対応は、身体的にも精神的にも大きな負担となっている。障害者施設の職員、あるいは世話人に対するサポートシステムが従来技術として知られている。
登録実用新案第3175471号
特許文献1の技術によれば、従来技術によれば、徘徊行動を見つける他に、入居者の生活リズムからのずれを見つけたり、突然の発作等で身体の一部が震えたり、苦しくて人を呼びたくても呼べないような突発的な異変を見つけてタイムリーに適切な対応ができる障害者施設のサポートシステムが開示されている。しかしながら、障害者施設の職員あるいは世話人は、夜間一定時間毎にそれぞれの入居者の居室を見廻り、睡眠を妨げないように、細心の注意を払いながら、睡眠状態における呼吸の乱れ、覚醒、体の異常等があるかどうかを例えば1時間毎に行っており、身体的にも精神的にも大きな負担となっているので、本考案では夜間の見廻りが極力少なくて済むように、職員あるいは世話人の管理室内に設置されたパソコンの画面上で、それぞれの入居者の居室を見廻らなくても就眠時の状態の確認ができると共に、離室、徘徊、発作等が通報され、タイムリーな対応が可能となる障害者施設のサポートシステムを提供することである。
本考案は、上記従来の課題を解決するためになされたものであり、障害者施設の各居室内に非接触で睡眠時の呼吸を検知する非接触呼吸検知手段、動きを検知する人感センサ、体の部分的な動きや速い動きを検知する微動センサ、および居室の出入りを検知するドアセンサを有し、コントローラを介して施設内通信網(LAN)に接続され、この施設内通信網(LAN)に接続されたサーバに各センサからの検知情報が集められ、職員、あるいは世話人の管理室に設置されたパソコンの画面で、随時各居室の入居者の動き量、離床等、また呼吸信号を実時間で見られようにした、更にベッドからの転落、てんかん発作等の異常を検知して知らせるようにし、職員、あるいは世話人のタイムリーな対応が可能となる障害者施設のサポートシステムである。
本考案の障害者施設のサポートシステムによれば、障害者施設の職員あるいは世話人が、従来行っている夜間の各居室への見廻りに代えて管理室内のパソコンの画面で、入居者の夜間の睡眠時の呼吸波形を実時間で見ることができ、また離床して居室内を動き回る様子や動き量などの生活リズムを把握することができる。更に、ベットからの落下、あるいはてんかんの発作に伴なう痙攣等の異常な動き、離室等は直ちに異常を知らせ、表示を行えるようにしたので、一定時間毎にそれぞれの入居者の個室を見廻り、睡眠を妨げないように、細心の注意を払いながら睡眠状態における呼吸の乱れ、覚醒、体の異常等があるかどうかを例えば1時間毎に行っていた身体的にも精神的にも大きな負担となっていた夜間の見廻りを極力少なくすることができる。更に、夜間施設外への徘徊は離室と施設外へ設置したカメラで徘徊の異常通知が管理室のパソコンに表示されるので、徘徊者の特定と施設内の職員、あるいは世話人による迅速な対応が可能となる。このように本考案では、それぞれの入居者に対応した適切でタイムリーな支援を提供することができると共に、職員、あるいは世話人の夜間の労力を大幅に軽減することができる。また、異変があれば異常を知らせるので、安心して決められた仮眠を取ることができる。
本考案の一実施形態を示すブロック図である。 本考案の一実施形態を示す管理室内のパソコンの画面である。 本考案の一実施形態を示す管理室内のパソコンの画面である。 本考案の一実施形態を示す管理室内のパソコンの画面である。
本考案の一実施形態を図1に示す。図1で障害者施設30は、例えば知的障害者が入居して生活をし、職員による世話や自立支援に向けた取り組みが行われている。入居者一人一人に対して居室が与えられ、洗面、風呂、トイレ等は共用となっている。障害者施設30の居室1内に、人の動きを検知する人感センサ6と、人体の部分的な速い動きを検知することができるマイクロ波ドップラーモジュール2からの出力信号を分岐して信号処理回路3に入力され、このマイクロ波ドップラーモジュール2と信号処理回路3とで非接触呼吸検知手段が構成される。更にマイクロ波ドップラーモジュール2からの出力信号のもう一方の分岐された出力信号が信号処理回路4に入力され、このマイクロ波ドップラーモジュール2と信号処理回路4とで微動センサが構成される。ここで、マイクロ波ドップラーモジュール2と、第一の低周波帯域に分割する低域フィルタと増幅器による信号処理回路3で第一の低周波帯域信号成分が得られるように構成された非接触呼吸検知手段が居室1のベッド近傍の天井に配設されて、睡眠時の呼吸の出力信号(検知出力波形)が得られる。また、マイクロ波ドップラーモジュール2と、第二の周波数帯域に分割して第二の周波数帯域信号成分が得られるように構成された帯域フィルタと増幅器および2値化回路等による信号処理回路4で構成された微動センサは、てんかん等の発作による継続した体の部分的な速い動き(痙攣)、あるいはベッドからの転落、転倒等による通常の生活行動では生じない速い周波数成分の速い動きの検知出力が得られるように構成される。人感センサ6と、マイクロ波ドップラーモジュール2と信号処理回路3で構成される非接触呼吸検出手段、およびマイクロ波ドップラーモジュール2と信号処理回路4で構成される速い動きを検知する微動センサのそれぞれの検知エリアが略同一となるように一体的に収納された複合センサユニット7が、居室1のベッド近傍の天井に配設される。ドアセンサ8は居室1のドア上部に設置されてドアの開閉が検知される。これらの非接触呼吸検出手段、微動センサ、人感センサ6、およびドアセンサ8からのそれぞれの出力信号(検知出力)は、居室1内のコントローラ5に接続される。コントローラ5は、図示しないが、A/Dコンバータ、入力ポート、マイコン、メモリ、インターフェース手段等で構成される。コントローラ5のインタフェース手段を介して施設内通信網(LAN)9に接続される。この施設内通信網(LAN)9は、有線LANでも無線LANでもよい。障害者施設30内に設置されたサーバ12、職員あるいは世話人の管理室10内に設置されたパソコン11もそれぞれ施設内通信網(LAN)9に接続される。更に障害者施設30の出入口に設置されたカメラ15はエンコーダ16を介して施設内通信網(LAN)9に接続される。障害者施設30の居室13、居室14についても複合センサ7、ドアセンサ8からのそれぞれの出力信号はコントローラ5を介して施設内通信網(LAN)9に接続される。ここで本考案の居室1内の各センサの動作を説明する。マイクロ波ドップラーモジュール2の送信周波数(10.5Gz)をfo、光速(3×10m/sec)をCとし、対象物(入居者)のマイクロ波ドップラーモジュール2に対する対象物速度をVとすると、ドップラーモジュール2から出力されるドップラー周波数fdは、fd=2Vfo/Cと表される。障害者施設30の入居者の呼吸回数を15〜20回/分、この時の入居者の胸部、または腹部の動き量を約5mmとすると、約3〜4秒に1回呼吸が繰り返されることになり、この時の呼吸に伴なう速度Vは、V≒2.5〜3.3mm/秒となるので、ドップラーモジュール2から出力されるドップラー周波数fdは、fd≒0.18〜0.23Hzとなるが、15〜20回/分の呼吸周波数は、0.25〜0.33Hzの胸部、または腹部の往復運動なので、ドップラーモジュール2からの呼吸周波数fd1≒0.25〜0.33Hzが出力される。てんかん発作に伴なう腕の痙攣が、例えば5cm振幅で1秒間に5回程度の速い動きに対するドップラー周波数fd≒35Hz、1cm振幅で1秒間に15回程度の速い微動の動きに対して、fd≒20Hzが出力される。更に入居者が就眠中のベッドから転落、居室1内での転倒等を想定した場合、転落、転倒距離を0.4〜1.2mとし、自然落下と仮定すると床面到達速度は3〜5m/secとなり、この時のドップラー周波数fd3は、fd3≒200〜350Hzが出力される。このように、ドップラーモジュール2からの出力信号は、睡眠時の呼吸周波数fd1≒0.25〜0.33Hz、てんかん発作に伴なう痙攣周波数fd2≒〜数10Hz、ベッドからの転落、転倒周波数fd3≒200〜400Hzとなる。この時のマイクロ波ドップラーモジュール2からの出力振幅は微小なので、それぞれ増幅度G≒〜80dB程度の増幅が必要となる。このため、睡眠時の呼吸周波数fd1≒0.25〜0.33Hzの呼吸信号を得るために、信号処理回路3は、カットオフ周波数fc≒2Hzの低周波帯域の低域フィルタと約80dBの増幅器で構成される。このようにしてマイクロ波ドップラーモジュール2と信号処理回路3とで非接触呼吸検知手段が構成されて睡眠時の呼吸出力信号を得ることができる。マイクロ波ドップラーモジュール2の出力信号を分岐して、約1Hz〜500Hzの信号通過周波数帯域を有した帯域フィルタと約80dBの増幅器、および2値化回路で信号処理回路4が構成される。このようにして、マイクロ波ドップラーモジュール2と信号処理回路4とで微動センサが構成されて出力信号(検知出力)が得られる。非接触呼吸検出手段からの出力信号(検知出力波形)はコントローラ1内の図示しないがA/Dコンバータに入力され、例えば8〜12ビットの多値に変換されコントローラ1内のメモリに時系列で1時記憶される。微動センサからの出力信号(検知出力)は、コントローラ1内の図示しないがマイコンの入力ポートから取り込まれ、例えば1秒毎の集計値としてメモリに時系列で1時記憶される。同様に、人感センサ6からの出力信号(検知出力)はコントローラ1内の図示しないがマイコンの入力ポートから取り込まれ、メモリに時系列で1時記憶される。また、ドアセンサ8からのドア開閉に伴なう出力信号(検知出力)もコントローラ1内の図示しないがマイコンの入力ポートから取り込まれ、メモリに時系列で1時記憶される。サーバ12からの送信コマンド(例えば10秒毎に)を受けて、コントローラ5からメモリ内に時系列で1時記憶されたそれぞれの出力信号が施設内通信網(LAN)を経由して送られる。ベッドからの転落、あるいは転倒時の床面までの到達時間は、0.3〜0.5秒間程度の瞬時の出来ごとであり、この時の床面到達時の転落(転倒)速度は、3.0〜5.0m/secで、マイクロ波ドップラーモジュール2から出力される転落、転倒周波数fd3≒200〜400Hz(微動センサ検知出力)となる。したがって、微動センサからの出力信号(検知出力)に対して、コントローラ5内のマイコンで例えば0.5秒間毎にカウントした値と予め設定した閾値と逐一比較をし、この閾値を超えた場合、転落、あるいは転倒としての異常判定結果がサーバ12に送られる。サーバ12は、直ちに管理室10のパソコン11の画面上に居室番号と異常内容が表示される。通常の入居者の居室1での歩行(または動き)の速度V1≒〜1m/secで、この時の動き周波数fd4≒〜60Hz(微動センサの検知出力)なので、転落、転倒時の異常な動きと区別することが可能となる。人感センサ6は、例えば人の体温(36.5℃)から放射される赤外線のピーク波長約10μmおよび動きに検知感度を有する焦電素子とレンズから構成されたものであり、入居者の動きを検知することができるが、体の部分的な微動や速い動きの検知はできない。この人感センサ6と非接触呼吸検出手段、微動センサのそれぞれの出力信号(検知出力)はコントローラ5からサーバ12に時系列信号として送られ、サーバ12内で呼吸出力信号が得られなくて、人感センサ6と微動センサ出力信号がある場合は、サーバ12で離床の判断が行われる。更に人感センサ6と微動センサのそれぞれの出力信号(検知出力)が予め設定した時間を超えて存在する場合には、サーバ12で居室1内の徘徊(覚醒状態)判断が行われる。更に、睡眠中の人感センサ6と微動センサの出力信号(検知出力)が得られていない時間の継続中に短い時間(例えば〜10秒間)に突然人感センサ6と微動センサから出力信号(検知出力)が得られた場合、サーバ12で寝返り、または睡眠中の体の動きの判断が行われる。この寝返り、または睡眠中の体の動き回数の記録が行われると共に管理室10内のパソコン11に必要に応じて表示できるように構成される。更に、サーバ12は、ドアセンサ8からの出力信号(検知出力)が得られた場合、前後の予め定めた時間(例えばそれぞれ1分)での人感センサ6からの出力信号(検知出力)が有りから無しで、離室の判断が行われる。同様にドアセンサ8からの出力信号(検知出力)が得られた場合、前後の予め定めた時間(例えばそれぞれ1分)での人感センサ6からの出力信号(検知出力)が無しから有りで帰室の判断が行われる。次に、人感センサ6と微動センサからのそれぞれの出力信号(検知出力)を用いて居室1内での入居者の発作に起因する痙攣症状などの特別な動き検知の動作について説明する。人感センサ6は、居室1内の入居者の通常の動き出力信号(検知出力)を得ることができるが、焦電素子の特性から速い動き、あるいは体の部分的な動きの出力信号を得ることができない。一方マイクロ波ドップラーモジュール2の出力信号を分岐して、約1Hz〜500Hzの信号通過帯域を有した帯域フィルタと約80dBの増幅器、および2値化回路等で信号処理回路4が構成される。このようにして、マイクロ波ドップラーモジュール2と信号処理回路4とで微動センサが構成される。このように構成された微動センサを用いて、てんかん発作に伴なう痙攣(体の部分的な速い動き)周波数として〜数10Hzの出力信号(検知出力)が得られる。てんかん発作の症状は多岐にわたるので、すべての発作症状を捉えることは難しい。本考案ではてんかん発作の痙攣で体の特別な動きの継続(例えば10秒〜1分)が現れる症状に対して、異常の判定が行われるように構成される。略同一の検知エリアとなるように居室1のベッド近傍の天井に配設された人感センサ6とマイクロ波ドップラーモジュール2と信号処理回路4からなる微動センサのそれぞれから得られる出力信号(検知出力)は、コントローラ5のマイコンで例えば1秒毎の集計値を時系列で10秒間メモリに一時記憶し、順次コントローラ5を介してサーバ12に送られる。サーバ12では、人感センサ6の出力信号(検知出力)の1秒毎の集計値の時系列データと微動センサの出力信号(検知出力)の1秒毎の集計値の時系列データに対して所定のアルゴリズムで、てんかん性発作に伴なう痙攣の有無を判定し、異常の判定結果が得られた場合、管理室10内のパソコン11に異常が表示される。てんかん性発作に伴なう痙攣の症例を見ると、主に発作中は体の部分的な速い動きが継続し、発作の前後では動きが少なくなっている。このため、サーバ12で、発作前の例えば2分間(T1)と発作中の例えば10秒〜1分(T2)、および、または発作後の例えば1分間(T3)のそれぞれの時間に判定条件を与えて、総合的に異常判定が行われるように構成される。人感センサ6の出力信号(検知出力)の1秒毎の集計値の時系列データのT1の集計値(検知回数)をN1、T2の集計値(検知回数)をN2、T3の集計値(検知回数)をN3とする。一方、微動センサの出力信号(検知出力)の1秒毎の集計値の時系列データのT1の集計値(検知回数)N4、T2の集計値(検知回数)をN5、T3の集計値(検知回数)をN6とする。N1〜N6のそれぞれに対応した閾値をS1〜S6とし、判定条件として例えば、N1≦S1、N2≦S2、N3≦S3、N4≦S4、N5≧S5、N6≦S6として、異常の有無の判定が行われ、異常判定結果が得られた場合、管理室10内のパソコン11に異常が表示される。ここでT1〜T3とS1〜S6は、入居者の発作症状に応じてそれぞれ異なる設定が可能となるように構成される。次に障害者施設30から出るような徘徊に対して、障害者施設30の出入口に設置されたカメラ15の画像を使って領域から出たことが検知される。図1でカメラ15はエンコーダ16に接続され、このエンコーダ16を介して施設内通信網(LAN)9に接続される。エンコーダ16は、例えば通常の既設カメラを必要に応じて複数台入力でき、通信網への接続を可能としている。また、画像処理機能を有しており、例えば障害者施設30の出入口に対して、カメラ15の画像上の任意の場所に線を引き、この線に対して外に出る方向に人物が横切った時に、エンコーダ16から通過検知信号(アラーム)が出力され、この時の画像と通過検知信号が、サーバ12に入力される。サーバ12は、例えば居室1からの離室判定結果に続いてこの通過検知信号が入力されることで、入居者の居室1からの離室に続いてカメラ15による居室1の入居者の障害者施設30外への徘徊と徘徊者の特定が行われ、管理室10のパソコン11に異常表示が行われる。次に、本考案の図2〜4について動作を説明する。管理室10内のパソコン11の画面20には、例えば障害者施設30の居室の部屋番号が、101〜110と10部屋表示されている。この101〜110が一つのユニットU1として構成されている。ユニットU2は部屋番号201〜210で構成され、画面20のU2をパソコン11のマウスでクリックすることにより対応した部屋番号201〜210に切り替わって表示される。ユニットU3に対しても同様である。障害者施設30では、一般にユニット単位で職員あるいは世話人による夜間の入居者のサポートが行われる。画面20のG1〜G4は、異常の項目に割り当てられ、例えば、てんかん発作をG1、徘徊をG2、転落(転倒)をG3、離室をG4のように対応付けがされている。管理室10の職員あるいは、世話人がパソコン11の画面20上で、ユニットU1に続いて居室の部屋番号101を選択すると、例えば画面21が表示される。画面21上には、例えば、前夜と今夜に対して、人感センサ6と微動センサからの出力信号(検知出力)から得られた1時間毎のそれぞれの検知回数の集計値が動きの量として、時系列で表示される。画面21の呼吸については、マイクロ波ドップラーモジュール2と信号処理回路3で構成される非接触呼吸検出手段からの呼吸の出力信号がリアルタイムで例えば30秒間の幅で呼吸波形として表示されると共に、逐次スクロールされて表示され、居室1内の入居者の睡眠時の呼吸状態をリアルタイムで見ることができる。更に、離室、離床、徘徊に対しては、例えば1時間の幅で表示され、右端が現在時刻を示すように表示される。職員あるいは世話人が管理室10内のパソコン11の画面21で、随時、例えば1時間毎に居室の各部屋番号を指定して、画面21を見ることにより、入居者の睡眠時の呼吸状態や離床、徘徊等の覚醒状態、あるいは離室の様子を見ることができる。なお、図示しないが、寝返りに対しても時系列で捉えられているので、表示が可能となる。次の居室を見たい場合には、画面21の戻るボタンをマウスでクリックすることにより、画面20に戻るので、次の居室の部屋番号を指定することにより、画面21で呼吸状態等を同様に見ることができる。管理室10内のパソコン11は、画面20の状態となっていて、サーバ12が異常を受けた場合、管理室30内のパソコン11の画面は、例えば画面22のような異常表示が行われる。画面22では、部屋番号101と、異常の項目G1とが例えば赤色で異常表示され、異常の内容が表示される。図示しないが、パソコン11から警報が出力されるようにすることで、職員、または管理人が仮眠中であっても、気付くことができ、迅速な対応が可能となる。居室13、居室14についても居室1と同様に複合センサ7、ドアセンサ8からのそれぞれの出力信号がコントローラ5を介して施設内通信網(LAN)9に接続され、動作も同様に行われる。更に、障害者施設30の施設内通信網(LAN)に接続されたルータ17を介して広域通信網(インターネット)18に接続され、この広域通信網(インターネット)18に接続された管理センター19のパソコンあるいはサーバで障害者施設30のサポートシステムのシステム管理、保守等のサポートが行われる。
1、13、14 居室
2 マイクロ波ドップラーモジュール
3〜4 信号処理回路
5 コントローラ
6 人感センサ
7 複合センサユニット
8 ドアセンサ
9 施設内通信網(LAN)
10 管理室
11 パソコン
12 サーバ
15 カメラ
16 エンコーダ
17 ルータ
18 広域通信網(インターネット)
19 管理センター
20〜22 画面
30 障害者施設

Claims (7)

  1. 職員あるいは世話人の管理室内のパソコンと、サーバ、および入居者の各居室内のコントローラが、施設内通信網(LAN)に接続されるように構成され、前記各居室内には非接触でそれぞれの検知を行う呼吸検出手段、前記入居者の体の部分的な動きや速い動きを検知する微動センサ、人感センサ、および出入りを検知するドアセンサが設置されて、前記入居者の睡眠時の呼吸、寝返り、離床、離室、ベッドからの転落あるいは発作の痙攣等の異常な動きの状況が管理室内の前記パソコンに表示されることを特徴とする障害者施設のサポートシステム。
  2. 職員あるいは世話人の管理室内のパソコンと、サーバ、および入居者の各居室内のコントローラが、施設内通信網(LAN)に接続されるように構成され、前記各居室内には少なくとも入居者の睡眠時の呼吸が検出されるように設置された非接触呼吸検出手段が前記コントローラに接続され、管理室内の前記パソコンで前記居室を指定することにより、前記パソコンに前記非接触呼吸検出手段からの出力信号がリアルタイムで表示されることを特徴とする障害者施設のサポートシステム。
  3. 職員あるいは世話人の管理室内のパソコンと、サーバ、および入居者の各居室内のコントローラが、施設内通信網(LAN)に接続されるように構成され、前記各居室内には前記入居者の睡眠時の呼吸が検出されるように設置された非接触呼吸検出手段と、小さな動きや速い動きを検知する微動センサと、人の動きを検知する人感センサ、および前記居室のドアの出入りを検知するドアセンサが設置され、それぞれの前記各センサからの出力信号が前記コントローラに接続され、管理室内の前記パソコンで前記居室を指定することにより、前記非接触呼吸検出手段からの出力信号が、管理室内の前記パソコンにリアルタイムで表示されると共に、前記各センサ検知状況が管理室内の前記パソコンに時系列で表示されることを特徴とする障害者施設のサポートシステム。
  4. 職員あるいは世話人の管理室内のパソコンと、サーバ、および入居者の各居室内のコントローラが、施設内通信網(LAN)に接続されるように構成され、前記各居室内に人感センサと体の部分的な速い動きを検知する微動センサのそれぞれの検知エリアが略同一となるように配設され、前記人感センサと前記微動センサで居室内の前記入居者の動きが時系列でそれぞれ検知された検知出力は前記コントローラを介して前記サーバに送信され、該サーバで、それぞれの前記検知出力に対して所定のアルゴリズムで、てんかん性発作に伴なう痙攣の有無を判定し、異常の判定結果が得られた場合、前記パソコンに前記異常が表示されることを特徴とする障害者施設のサポートシステム。
  5. マイクロ波ドップラーモジュール出力を第一の低周波帯域と第二の周波数帯域に分割し、前記第一の低周波帯域信号成分と前記第二の周波数帯域信号成分をそれぞれ分けて増幅、信号処理出力が得られるように構成され、前記第一の低周波帯域信号成分の増幅出力が得られるように非接触呼吸検出手段が構成されると共に、前記第二の周波帯域信号成分を増幅、信号処理して速い動きの検知出力が非接触で得られるように微動センサが構成されたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の障害者施設のサポートシステム。
  6. 微動センサからの検知出力をコントローラで所定時間毎に集計した集計値が所定の閾値を超えた場合、職員あるいは世話人の管理室内のパソコンに入居者の居室の部屋番号と異常内容が表示されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の障害者施設のサポートシステム。
  7. 職員あるいは世話人の管理室内のパソコンと、サーバ、および入居者の各居室内のコントローラが、施設内通信網(LAN)に接続されるように構成され、前記各居室内には少なくとも、前記入居者の動きを検知する人感センサ、および前記居室のドアの出入りを検知するドアセンサが設置され、それぞれの出力信号が前記コントローラに接続されるとともに、前記施設の出入口に通過検知機能を有したカメラが設置され、該カメラは前記施設内通信網(LAN)に接続され、前記サーバに前記カメラからの通過検知信号と画像が入力されるように構成され、前記入居者の離室に続いて前記カメラによる前記入居者の前記施設外への徘徊と徘徊者の特定が前記パソコンに異常表示されることを特徴とする障害者施設のサポートシステム。
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