JP3185437B2 - ディスク処理装置 - Google Patents
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- JP3185437B2 JP3185437B2 JP00564793A JP564793A JP3185437B2 JP 3185437 B2 JP3185437 B2 JP 3185437B2 JP 00564793 A JP00564793 A JP 00564793A JP 564793 A JP564793 A JP 564793A JP 3185437 B2 JP3185437 B2 JP 3185437B2
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Description
データを分散して記憶するディスク処理装置に関する。
例の構成図である。
コントローラ52と、1台のディスク装置56とからな
り、CPU1に接続されている。
を有している。
ィスクコントローラ52に書込データを送る。ディスク
コントローラ52からディスク装置56内の実ドライブ
7へはSCSIインターフェースにおける処理方法で処
理される。
り返し、ディスク装置56から、CPU1へ読出データ
を送り出す。
イブ7が持つローカルバッファ7bの容量の単位で何回
もデータを書込み/読出しするため、非常に時間がかか
る。そこで、従来、図14に示すようなディスク処理装
置601が提案されている。D.Patterson,G.Gibson,and
R.H.Kartz;A Case for Redundant Arrays of Inexpens
ive Disks(RAID),in ACM SIGMOD Conference,Chicago,I
L,(June1988)ではデータを分割して並列に処理を行うデ
ィスクアレイ(Level3)とデータを分散して、独
立に扱うディスクアレイ(Level5)について、そ
の性能および信頼性の検討結果が報告されている。
アレイ構成を取っており、ディスクコントローラ62
と、2台のディスク装置56(1),56(2)とから
なり、CPU1に接続されている。
ディスクコントローラ62にそれぞれSCSIバスSB
を介して並列に接続されている。また、ディスク装置5
6(1),56(2)は、それぞれ1台の実ドライブ7
(1),7(2)を有している。
ィスクコントローラ62に書込データを送る。
書込データをバッファCbに保持する。そして、バッフ
ァCbのデータをローカルバッファ7(1)b,7
(2)bの容量に分割し、ローカルバッファ7(1)b
の容量の分割したデータをディスク装置56(1)に送
り、ローカルバッファ7(2)bの容量の分割したデー
タをディスク装置56(2)に送る。各データを各ディ
スク装置56(1),56(2)に送る処理は、図13
のディスク処理装置501における処理と同様である。
う。すなわち、各ディスク装置56(1),56(2)
からデータをそれぞれ読み出し、ディスクコントローラ
17で各データを結合して読出データとし、CPU1へ
送る。
をローカルバッファ7(1)bまたは7(2)bの容量
の大きさの複数のデータブロックに分割して並行にディ
スク装置56(1),56(2)に書込み/読出しする
ため、図13のディスク処理装置501の1/2の時間
で済む。
のドライブに並行して書き込む。いわゆる、多重ディス
ク装置がある。例えば通常のデータ読み出し時には、両
方のドライブの内、早く読み出し可能になったものから
データを読み出すので、単一のドライブから読み出す場
合より早く読み出すことができる。
装置501は、構成が簡単であるが、先に述べたように
処理するデータ量が大きい場合、そのデータをローカル
バッファ7bの大きさのデータブロックに分割してそれ
らを順次処理するため、データを書込み/読出しするの
に時間がかかる問題点がある。
は、データを書込み/読出しする時間が短くて済むが、
ディスク装置の並列数だけSCSIバスSBを必要と
し、構成が複雑になる問題点がある。
ブが非同期に回転されているため、2つのドライブの回
転符号時間がほとんど同じであるということが起こり、
この場合、二つのドライブを使用してもデータ読み出し
開始までの時間は余り早くならない。
較的簡単で、且つ、データの書込み/読出し時間が比較
的短くて済むディスク処理装置を提供することにある。
出し時間を短縮することが出来る多重処理ディスク装置
を提供することにある。
ィスク処理装置では、複数のディスク装置は1本の共通
バスによりディスク制御装置に接続され、そのディスク
制御装置は、外部から入力された書込データを分割して
得られる複数のデータブロックを、前記複数のディスク
装置に前記共通バスを使用して順次送り出す手段を有
し、各ディスク装置は、そこに送られたデータブロック
を保持するバッファと、実ドライブと、そのデータブロ
ックの次のデータブロックが該共通バスを介して他のデ
ィスク装置に転送されるのに並行して、その保持された
データブロックを実ドライブに書き込む手段とを有す
る。
は、複数のディスク装置は複数のグループにグループ分
けされ、各グループのディスク装置はそれぞれ1本の共
通バスによりディスク制御装置に接続され、そのディス
ク制御装置は、各グループに対して前述のデータ転送を
並列に行う。
は、互いに同期して回転される第1ディスクと第2ディ
スクと、第1ディスクに対するデータ書込位置と第2デ
ィスクに対するデータ書込位置とを1/2回転分ずらせ
る手段と、第1ディスクと第2ディスクとについてデー
タをサーチし先にデータを読み出し可能となったディス
クからデータを読み出す手段とを具備する。
は、互いに同期して回転される第1ディスクと第2ディ
スクと、第1ディスクと第2ディスクの互いに同じデー
タ書込位置にデータを書き込む手段と、第1ディスクに
対するデータ読出位置より第2ディスクに対するデータ
読出位置を1/2回転分ずらせてデータをサーチし先に
データが読み出し可能となったディスクからデータを読
み出す読出制御手段とを具備する。
装置では、1本の共通バスに複数のディスク装置を接続
するから、構成が簡単である。また、各ディスク装置に
バッファを備えディスクへのアクセスを一つのディスク
装置が行っているのとオーバラップさせて他のディスク
装置のバッファに共通バスを介してデータ転送を行うの
で、無駄な待機時間が少なくなり、全体としてのデータ
の書込み/読出し時間を短縮することが出来る。
処理装置では、読出しに用いるヘッドから観たとき、第
1ディスクと第2ディスクとで同一データの書込位置が
1/2回転ずれている。このため、最大1/2回転時間
だけ待つと、第1ディスクまたは第2ディスクのいずれ
かでデータの先頭を検出できる。そこで、平均読出時間
を1/4回転時間に短縮できる。
詳細に説明する。なお、これにより本発明が限定される
ものではない。
例によるディスク処理装置101の全体構成図である。
コントローラ2と、2台のディスク装置56(1),5
6(2)とからなり、CPU1に接続されている。
ェースコントローラ3と,システム全体を制御するマイ
クロプロセッサMPとキャッシュメモリ4と,下位イン
タフェースコントローラ5とを収容している。
ャネルインターフェース回路(CHIF)9は、CPU
1とディスクコントローラ2間のチャネルパス8のイン
タフェースを制御する。データ制御回路(DCC)10
はディスクコントローラ2内のデータ転送制御を行な
い、チャネル側のキャッシュアダプタ回路(C Ad
p)11はキャッシュメモリ4とCPU1との間のデー
タの出し入れを制御する。
記憶するバッファCbとキャッシュメモリ4内のデータ
を管理する制御回路(図示せず)からなる。バッファC
bの内部の適当な領域にアドレス変換用のテーブル20
(図2)が格納されている。
スク装置側のキャッシュアダプタ回路(C Adp)1
2と、ディスクコントローラ2とディスク装置56
(1),56(2)との間のSCSIバスSBのインタ
フェースを制御するディスク装置インターフェース回路
(Drive IF)13により構成される。
ディスクコントローラ2に1本のSCSIバスSBによ
り接続されている。また、本実施例ではディスク装置5
6(1),56(2)は、それぞれ1台の実ドライブ7
(1),7(2)とドライブコントロール8(1),8
(2)を有している。
(2)は、バッファ7(1)bまたは7(2)bとドラ
イブインタフェース7(1)cまたは7(2)C、これ
らを制御するマイクロプロセッサ7(1)aまたは7
(2)aとよりなる。本実施例は、スカジーバスSBを
時分割に切り換えて使用する所に特徴がある。
る。処理手順は基本的とは先に述べたSCSIの処理手
順に従うものとする。SCSIインターフェースにおけ
る処理方法の詳細についてはANSI,X3.131−
1986 Small Computer Syste
m Interface(SCSI)(ANSI,19
86)に詳細に開示されている。
ィスクコントローラ2に、書込み要求と書込み先のアド
レスとしてボリュームNoとボリューム内アドレスとを
送り、これとともに書込データを送る。現在CPU1に
指定する一つのボリューム番号のディスク装置は、本実
施例では二つのディスク装置56(1),(2)により
実現されるため、CPUが指定するボリューム番号およ
びボリューム内アドレスは、論理ボリューム番号および
論理アドレスとして処理される。アドレス変換用テーブ
ル20は、CPU1が指定するこれらのアドレス情報を
実ボリューム番号および実ボリューム内アドレスに変換
するためのものである。なお、本実施例では、簡単化の
ために、CPU1が書き込む又は読み出すデータは一定
長と仮定する。勿論、本発明は、固定長の任意の整数倍
の長さのデータあるいは任意の可変長のデータを処理す
る場合にも適用可能である。
送されてきたこれらの情報をチャネルインタフェース回
路9はプロトコル変換を行ない、ホストバスHBでの転
送速度からディスクコントローラ2内での処理速度に速
度調整してデータ制御回路(DCC)10に送る。デー
タ制御回路10は、これらの情報の内、要求とアドレス
とをMP100に送る。MP100はCPU1より発行
された要求が読みだし要求か書き込み要求かを解読す
る。MP100はさらに、アドレス変換テーブル20に
よりCPU1が指定したアドレス(論理ボリュームN
o.,論理アドレス)を実アドレスに変換する。すなわ
ち、CPU1から送られてきた論理ボリュームNo.と
論理アドレスを、実際にデータが格納されているディス
ク装置の装置アドレスである実ボリュームNo.と、実
際にデータが格納されている実ドライブ内位置を示すド
ライブ内アドレスに変換する。
0は、図2に示すように、メインテーブル20aとサブ
テーブル20bとからなる。メインテーブル20aは、
論理ボリュームNo.と論理アドレスとの組みをアドレ
ステーブルポインタに変換するためのテーブルである。
各アドレステーブルポインタは、実ボリュームNo.と
サブ論理アドレスとからなる。サブテーブル20aは、
アドレステーブルポインタをドライブ内アドレスに変換
するための表である。
データは4つのデータブロックa,b,c,dに分割さ
れて2つのドライブ56(1),56(2)に書き込ま
れるようになっている。
ュームNo.と論理アドレスとの一つ組に対して4つの
アドレステーブルポインタがメインテーブル20aに格
納され、かつ、それぞれのアドレステーブルポインタが
交互に異なる実ドライブNo.を含むようになってい
る。各アドレステーブルポインタ内のサブ論理アドレス
は、ドライブ内アドレスを識別するのに用いる論理アド
レスであり、4つのブロックa,b,c,dに対して順次
大きさが変わる、例えば、順次大きくなるアドレスから
なり、かつ、それらの値は、同一の実ドライブ内で一意
に定められる。
ルポインタ(すなわち、論理アドレスの組)に対して、
ドライブ内アドレスを保持するとともに、そのデータが
キャッシュメモリ4内に保持されているときには、キャ
ッシュ内アドレスを保持するようになっている。
の情報の格納は、CPU1から同一名称のデータの書き
込み要求が最初にあったときになされる。すなわち、そ
の際には、MP100により、その要求で要求された容
量の1/4の大きさの4つの領域を、ドライブ7
(1),7(2)の空き領域からそれぞれ二つづつ選択
し、このテーブル20に、その4つの空き領域に関して
図2に示すいろいろの情報を登録する。
求は、最初の書き込み要求ではなく、この書き込み要求
が対象とする領域はすでにドライブ7(1),7(2)
に確保されているものと仮定する。
2内においてサブ論理アドレスをDrive内アドレス
に変換しているが、この変換をディスク装置の内で行な
うことも可能である。
キャッシュアダプタ11に転送され、その回路によりキ
ャッシュメモリ4内のバッファCbに格納される。この
時、アドレス変換用テーブル20内にキャッシュ内アド
レスを登録する。この結果、キャッシュメモリ4内に溜
めているデータに対しその後更新要求が発行された場合
は、アドレス変換テーブル20のキャッシュ内アドレス
に従いキャッシュメモリ4内のデータを書き替えること
が可能になる。
納したのをMP100が確認したら、MP100は書込
み処理の完了報告をCPU1に対し報告する。
データを分割して得られる4ブロックの内、ディスク装
置56(1)へ書き込まれるべき最初のデータブロック
aをバッファCbから取り出し、SCSIバスSBにデ
ィスク装置56(1)をコネクトし、データブロックa
とそれに割りあてられたアドレステーブルポインタ(今
の例ではPVol#1とPADL1.1)からなる識別
子と書き込み要求とドライブ内アドレスとを下位インタ
フェースコントローラ5のドライブインタフェース回路
13からディスク装置56(1)に送る。ドライブイン
タフェース回路13はディスク装置56(1)へのデー
タブロックaの転送終了後、SCSIバスSBからディ
スク装置56(1)をディスコネクトする。
装置56(2)へ書き込まれるべき最初のデータブロッ
クbをバッファCbから取り出し、SCSIバスSBに
ディスク装置56(2)をコネクトし、次の識別子(今
の例ではPVol#2,PADL1.2)と、データブ
ロックbとドライブ内アドレスと書き込み要求とを下位
インタフェースコントローラ5のドライブインタフェー
ス回路13からディスク装置56(2)に送る。ドライ
ブインタフェース回路13はディスク装置56(2)へ
のデータブロックbの転送終了後SCSIバスSBから
ディスク装置56(2)をディスコネクトする。
イブインタフェース7(1)cにより、すでに送られて
きたデータブロックaと識別子とドライブ内アドレスと
を受信し、MP7(1)aによりローカルバッファ7
(1)bに保持する。そして、MP7(1)aは、ロー
カルバッファ7(1)bからこのデータブロックと識別
子をこのドライブ内アドレスが示すドライブ7(1)内
位置に書き込む。こうして、データブロックbの転送と
並行してデータブロックaがドライブ7(1)に書き込
まれる。ドライブコントローラ7(1)cは、ローカル
バッファ7(1)bが空になると、その旨をディスクコ
ントローラ2に通知し、次のデータブロックの転送を要
求する。一方、ディスク装置56(2)は、データブロ
ックaのドライブへの書き込みと並行してデータブロッ
クaの場合と同様にして送られてきたデータブロックb
を識別子をローカルバッファ7(2)bに保持した後デ
ィスクに書き込む。以下、同様にして、次のデータブロ
ックcとdがそれぞれディスク装置56(1)、(2)
に書き込まれる。
ク装置56(1)、56(2)に交互にバスSBを介し
てデータブロックが転送される。
る。本実施例では、スカジーバスSBを切り替えて使用
するが、一つのデータブロックの転送に要する時間がそ
のデータブロックをドライブに書き込む時間に比べて少
ない。従って、実質的に、二つのディスク装置56
(1)、(2)が並列に動作している状態に近くなる。
この結果、本実施例での書き込みのための所要時間は、
図14のディスク処理装置601の場合よりややかかる
程度であり、比較的短時間である。
処理の手順を説明する。
ィスクコントローラ2に、読出し要求と読出し先の論理
ボリュームNo.と論理アドレスとを送る。
識すると、MP100はキャッシュメモリ4内のバッフ
ァCbに格納されているアドレス変換用テーブル20を
参照して当該データのアドレス変換を行ない、さらにそ
のアドレスキャッシュメモリ4内に存在するかどうかを
キャッシュ内アドレスを調べ、判定する。
ス変換用テーブル20によりCPU1から指定してきた
アドレス(当該ボリュームNo.と論理アドレス)をキ
ャッシュメモリ4のキャッシュ内アドレスに変換し、キ
ャッシュメモリ4へ当該データを構成する4つのデータ
ブロックを読み出しに行く。具体的にはMP100の指
示のもとでキャッシュアダプタ回路(C Adp)11
によりキャッシュメモリ4からこれらのデータブロック
は読み出される。キャッシュアダプタ回路11により読
み出されたデータはデータ制御回路(DCC)10の制
御によりチャネルインターフェース回路(CH IF)
9に転送される。チャネルインタフェース回路9ではC
PU1におけるチャネルインターフェースのプロトコル
に変換し、チャネルインターフェースに対応する速度に
速度調整する。チャネルインタフェース回路9における
プロトコル変換および速度調整後は、チャネルパス8に
よりCPU1へデータ転送を行なう。
ライブインタフェース回路13に対し、ディスク装置へ
の読み出し要求を発行するように指示する。ドライブイ
ンタフェース回路13ではSCSIの読みだし処理手順
に従って、読みだしコマンドをSBを介して発行する。
様にMP100によりキャッシュメモリ4内のアドレス
変換用テーブル20からCPU1により指定された論理
ボリュームNo.と論理アドレスから要求されたデータ
を構成する4つのデータブロックに対するアドレスポイ
ンタを決定し、決定された4つのアドレスポインタに対
応するDrive内アドレスを決定する。こうして、要
求されたデータに対する4つのデータブロックに対して
実ボリュームNo.とドライブ内アドレスを決定する。
これら4つのデータブロックは、アドレステーブルポイ
ンタに含まれるサブ論理アドレスの大きさの逆順に以下
のようにして読み出される。
ンタフェース回路13は、SCSIバスSBに最初のデ
ータブロックaに対する実ポリュームNo.が割り当て
られているディスク装置例えば56(1)をコネクト
し、読出指令とドライブ内アドレスとをディスク装置5
6(1)へ送り、SCSIバスSBからディスク装置5
6(1)をディスコネクトする。
出しコマンドを発行されたディスク装置56(1)にお
いては、MP7(1)aの制御下で送られてきたドライ
ブ内アドレスへのシーク、回転待ちのアクセス処理を行
なう。
は、次のデータブロックbの読み出しを同様の手順で指
示する。
(1)aの制御のもとで、送られてきたドライブ内アド
レスの位置から送られてきた識別子と同じ識別子の付い
たデータブロックaを読み出してローカルバッファ7
(1)bに保持する。そして、実ドライブ7(1)はS
CSIバスSBにコネクトし、識別子と共にデータブロ
ックaをSBを介してドライブインタフェース回路13
へ転送する。ドライブインタフェース回路13では転送
されてきた識別子の付いたデータブロックaの中でデー
タブロックaのみをドライブ側キャッシュアダプタ回路
(C Adp)12に転送し、キャッシュアダプタ回路
12ではキャッシュメモリ4内のCbにデータブロック
aを格納し、識別子はMP100へ転送し、SCSIバ
スSBからディスコネクトする。データブロックaの読
み出しと転送に並行して、ディスク装置56(2)は、
データブロックbの読み出しを、同様にして行い、デー
タブロックaの転送後にバスSを用いてこのデータブロ
ックbを転送する。以下、同様にして、データブロック
c、dをそれぞれディスク装置56(1)、(2)から
読み出す。
c,dをそれぞれに付された識別子内のサブ論理アドレ
スの大きさの逆順に連結して読出データを構成し、その
読出データを上位インタフェースコントローラ3により
CPU1へ送出する。
そのときの動作は図4に示すとおりである。この場合
も、データの書き込みの場合と同じく所要時間は、図1
4のディスク処理装置601の場合よりややかかる程度
であり、比較的短時間である。
れば、データの書込み/読出し時間が比較的短くて済
み、且つ、SCSIバスSBが共通であるから、構成が
簡単になる。
置に対してデータの書込み/読出しを行っているだけな
ので、CPU1の構成(OS)は一般的な構成でよい。
ク装置56(1),56(2)を用いたが、3台以上で
も同様である。
例によるディスク処理装置201の全体構成図である。
例におけるディスク装置56(1)、56(2)に代え
て、並列ディスク装置66(1)、66(2)を具備し
ている。
ファ7ドライブコントローラ8(1)と、それにスカジ
バスSB1,SB2により並列に接続された2台のディ
スク装置56(1,1)、56(1,2)を有している。それぞ
れのディスク装置はドライブ7(1,1)又は7(1,2)とバ
ッファつきドライブコントローラ8(1,1)又は8(1,2)
からなる。
様である。
(1)は図5に示すように、並列ディスク装置66
(1)の制御を行なうマイクロプロセッサ16と共有バ
ッファメモリ14とサブドライブインタフェース15に
より構成される。このサブドライブインタフェース15
はディスクコントローラ2内のドライブインタフェース
13(図1)と共有バッファメモリ14間のデータ転送
制御と、共有バッファメモリ14と並列ディスク装置6
6内のディスク装置56(1,1)56(1,2)この間のデー
タ制御を行なう。各ディスク装置56(1,1)又は56
(1,2)の構造は図1のそれらと同じであり、ドライブコ
ントローラ8(1,1)又は8(1,2)とドライブ7(1,1)又
は7(1,2)からなる。ドライブコントローラ8(1,1)又
は8(1,2)の構造は図1のドライブコントローラ8
(1)と同じであり、その内部にバッファメモリを有す
る。並列ディスク装置66(2)の構造も同様である。
ィスク装置66(1)、66(2)がディスクコントロ
ーラ2に対して仮想ドライブとして働く。
れと同じ構造を有する。
0に含まれるメインテーブル20aは、図7に示すよう
に、CPU1から指定された論理ボリューム番号と論理
アドレスの組みに対してアクセスすべきデータを構成す
る4つのデータブロックa〜dに割り当てられた4つの
アドレステーブルポインタを決定するのは、実施例1と
同じであるが、2つのデータブロックaとbの組みと、
cとdの組みとに対して、仮想ボリューム番号として、
それぞれ並列ディスク装置66(1)、66(7)の番号
を決定する点で実施例1のものと異なる。サブテーブル
20bはこのメインテーブル20aとサブテーブル20
bは、ディスクコントローラ2内のキャッシュメモリ
(図示せず)に保持されている点は実施例1の場合と同
じであるが、サブテーブル20bはさらにそのコピーが
ドライブコントローラ8(1)、8(2)内のバッファ
14内に保持されている点が実施例1と異なる。
(1),8(2)内の共有バッファ14は、図1のロー
カルバッファ7(1)b、7(2)bの2倍の容量を持
っていて、実施例1における2つのデータブロックを保
持するようになっている。したがって、データブロック
a,bを合せたデータブロックAと、データブロック
c,dを合せたデータブロックBとが共通のSCSIバ
スSBを介してそれぞれディスクコントローラと並列デ
ィスク装置66(1),66(2)間で転送されるよう
になっている。
施例1と異なる点を中心に説明する。ディスクコントロ
ーラ2は、CPU1から書き込み要求を受けとったと
き、メインテーブル20aを用いて、書き込むべきデー
タを構成する4つのデータブロックa,b,c,dに対
してCPU1から送られてきた論理ボリュームNo.と
論理アドレスから二つの仮想ボリュームNo.(実際は
並列ディスク装置66(1),66(2)の番号)を決
定する。その後、最初の仮想ボリューム番号VV0#1
を用いてデータブロックaとbからなるデータブロック
Aを並列ディスク装置66(1)に転送し、続いて、第
2の仮想ボリューム番号VV0#2を用いてデータブロ
ックcとdからなるデータブロックbを並列ディスク装
置66(2)へスカジーバスSBを介して転送する。デ
ータブロックAの転送時には、データブロックa、bに
割り当てられたアドレステーブルポインタも識別子とし
て転送する。
ブコントローラ8(1)が転送されたデータブロックA
を共有バッファ14に保持するマイクロプロセッサ16
が共有バッファ14にあるサブテーブル20bにより、
データブロックAとともに送られてきたデータブロック
a、bに対するアドレステーブルポインタこれは(実ボ
リュームNo.とサブ論理アドレスからなる)から実際
にデータブロックa、bが格納されている実ドライブ内
におけるアドレスであるドライブ内アドレスを決定す
る。
ェース15に対し実ドライブ7(1、1)、7(1、
2)へデータブロックa,bの書き込み処理を行なうよ
うに指示する。この際、データブロックAに付された識
別子とデータブロックaまたはbに対して決定されたド
ライブ内アドレスを、データブロックaまたはbに付し
て転送する。この結果このインタフェース15は、デー
タブロックa,bをそれぞれスカジーバスSB1,SB
2を介して並列にドライブコントローラ8(1、1)、
8(1、2)に転送する。これらのコントローラはそれ
ぞれデータブロックa,bをその内部にあるバッファ図
示せず)に保持した後、ドライブ7(1、1)7(1、
2)に書き込む。こうして、ドライブコントローラ8
(1)に転送されたデータブロックa,bは、実ドライ
ブ7(1、1)、7(1、2)に対し並列に書き込まれ
る。また、並列ディスク装置66(2)においてもデータ
ブロックBについて、並列ディスク装置66(1)と同様
に処理を行なう、実ドライブ7(2、1)、7(2、
2)に対しデータブロックc,dを並列に同時に書き込
む。
き込み時には、それぞれのデータブロックに対して割り
当てられた、アドレステーブルポインタが識別子として
それぞれのデータブロックと一緒に書き込まれる。
書き込み方法は、実施例1におけるディスクコントロー
ラ2のディスク装置への書き込みと同じである。本実施
例では、データブロックAとBの転送は順次共通のバス
SBを介して行なわれるが、データブロックa,b,
c,dは、それぞれ並列に実ドライブに書き込まれる。
しかもデータブロックA,Bの転送時間はいずれのデー
タブロックa,b,c又はdの,ドライブへの書き込み
時間より速いので、結局、本実施例では、データブロッ
クa〜dのドライブへの書き込みのための所要時間は実
施例1に比べて約1/2で済む。
クa〜dの読出し処理時は、書き込みとは逆に並列ディ
スク装置66(1)では、ドライブコントローラ8
(1)が実ドライブ7(1,1),7(1,2)からデータブロッ
クa,bを並列に読み出し、それぞれのデータブロック
a,bに付随する識別子を元にドライブコントローラ8
(1)でこれらを結合してデータブロックAとし、ディ
スクコントローラ2のキャッシュメモリ4のバッファC
bへ転送する。このとき、それぞれのデータブロック
a,bに付された識別子をこのデータブロックAの識別子
として使用する。
タブロックBを、ディスクコントローラ2のキャッシュ
メモリ4のバッファCbへ格納する。
からデータブロックA,Bをそれぞれ付された識別子を
元に連結し、読みだしデータを構成し、その読みだしデ
ータを上位インターフェースコントローラ3によりCP
U1へ送る。
れば、データの書込み/読出し時間が比較的短くて済
み、且つ、SCSIバスSBが共通であるから、構成が
簡単になる。また、大きなバッファ容量の仮想ドライブ
をSCSIバスSBに接続したことになるから、SCS
Iバスに対する仮想ドライブのコネクト/ディスコネク
ト回数を減少させることが出来る。
装置は2台の実ドライブを持つとしたが、3台以上の実
ドライブを持つ場合も同様である。
例によるディスク処理装置301の全体構成図である。
図において、図1又は図5と同じ参照番号は同じものを
さす。
コントローラ32と、4台のディスク装置56(1,1),
56(1,2),56(2,1),56(2,2)とからなり、CPU
1に接続されている。
は2つのスカジーバスSB(1),SB(2)を有し、
2つのディスク装置56(1,1),56(1,2)は、ディスク
コントローラ32に1本のSCSIバスSB(1)によ
り接続され、また、他の二つのディスク装置56(2,
1),56(2,2)が、ディスクコントローラ32にバスS
B(2)により接続されている。
0は図9に示すものであり、実質的に図2のものと同じ
である。
の手順を説明する。
送られてきた論理ボリュームNo.と論理アドレスから
実施例1の場合と同様にして、書き込みデータを構成す
る4つのデータブロックのそれぞれに対してアドレステ
ーブルポインタドライブアドレスを決定する。本実施例
ではデータブロックa,c,b,dをディスク装置56
(1,1),56(1,2),56(2,1),56(2,2)に割当てる点
が実施例1と異なる。
a,cをそれぞれスカジーバスSB(1)を介してディ
スク装置56(1、1)、56(1、2)に順次転送
し、それぞれのデータブロックをドライブ7(1、
1)、7(1、2)に格納させる。これらの処理と並行
してデータブロックb,dをそれぞれバスSB(2)を
介してディスク装置56(2、1)、56(2、2)に
並列に転送し、それぞれのデータブロックを実ドライブ
7(2、1)、7(2、2)に格納させる。
と同様な手順で実ドライブ7(1、1)、7(1、2)
からデータブロックa,cをディスクコントローラ32
へ読みだし、この処理と並行して実ドライブ7(2、
1)、7(2、2)からデータブロックb,dをディス
クコントローラ32へ読みだし、データブロックa,
b,c,dをそれぞれに付された識別子に含まれるサブ
論理アドレスの順に連結して読出データを構成し、その
読出データを上位インタフェースコントローラ3により
CPU1へ送出する。
が、所要時間は、4台のディスク装置を4本のSCSI
バスにより並列に接続した場合よりややかかる程度であ
り、比較的短時間である。
理と逆の手順になる。
/読出し速度をさらに向上させることが出来る。
施例による多重記録用のディスク処理装置を示す模式図
である。
同一のデータを多重に書き込むためのディスクであり同
期して回転している。
読み出しを行う読書きヘッド21Aが設置されている。
読み出しを行う読書きヘッド21Bが設置されている。
遅延なし書き込みデータが供給されるが、ヘッド21B
には半回転遅延回路28を介してディスクがさらに1/
2回転後に同じ書込データが供給される。このため同一
データの書込み位置は、ディスク88Aとディスク88
Bとで1/2回転ずれる。
A内のこのデータの先頭を読書きヘッド21Aによりサ
ーチすると同時にディスク88Bの同じデータの先頭を
読書きヘッド21Bによりサーチする。ところが、上記
のように同一データの書込み位置はディスク88Aとデ
ィスク88Bとで1/2回転ずれているため、読書きヘ
ッド21Aまたは読書きヘッド21Bのいずれか一方が
早くデータの先頭にアクセスする。そこで、先着採用回
路29は、早くデータの先頭にアクセスしたディスクか
らデータの読み出しを行う。
転遅延回路28がなく、かつ、二つのディスクが非同期
で回転しいるため、同一データの書込み位置はディスク
88Aとディスク88Bとで一定でない、従ってこれら
のディスクからこのデータを読み出す場合、データの平
均読出時間が1/2回転時間である。
は、データの平均読出時間が1/4回転時間に短縮され
る。
ディスク装置であってもよいし、別体のディスク装置で
あってもよい。
施例による他の多重記録用のディスク処理装置を示す模
式図である。
ものをさす。
の書き込みと読み出しを行う読書きヘッド21Aが設置
されている。
けを行う書込み専用ヘッド22Bと,読み出しだけを行
う読出し専用ヘッド23Bとが、1/2回転分だけずら
して配置されている。
ヘッド21Aによりディスク88Aに書き込むと同時に
書込み専用ヘッド22Bによりディスク88Bに書き込
む。したがって、ディスク88A,88Bの同一位置に
同一データが書き込まれる。
Aのデータの先頭を読書きヘッド21Aによりサーチす
ると同時にディスク88Bのデータの先頭を読出し専用
ヘッド23Bによりサーチする。ところが、書込み専用
ヘッド22Bと読出し専用ヘッド23Bとが1/2回転
分だけずらして配置されているため、読書きヘッド21
Aまたは読出し専用ヘッド23Bのいずれか一方が早く
データの先頭にアクセスする。そこで、先着採用回路2
9は、早くデータの先頭にアクセスしたディスクからデ
ータの読み出しを行う。
も、図11の装置の場合と同様にデータの平均読出時間
が1/4回転時間に短縮される。
単な構成でデータの書込み/読出し時間を短縮すること
が出来る。
れば、多重に書き込まれた複数のディスクからデータを
読み出す場合、平均読出時間を1/4回転時間に短縮す
ることが出来る。
全体構成図である。
ーブルを示す図である。
処理のタイミング図である。
処理のタイミング図である。
の全体構成図である。
ブコントローラの構成図である。
ーブルを示す図である。
全体構成図である。
ーブルを示す図である。
み処理のタイミング図である。
の構成図である。
の構成図である。
る。
ある。
路、10データ制御回路、11…チャネル側キャッシュ
アダプタ回路、12…ディスク装置側キャッシュアダプ
タ回路、13…ディスク装置インターフェース回路、2
1A…読書きヘッド、21B…読書きヘッド、22B…
書込み専用ヘッド、23B…読込み専用ヘッド。
Claims (5)
- 【請求項1】複数のディスク装置グループに分割された
複数のディスク装置と、 該複数のディスク装置グループのグループごとに設けら
れ、各ディスク装置グループに属する複数のディスク装
置それぞれと第1のデータ伝送経路によって接続された
転送制御装置と、 該転送制御装置と第2のデータ転送経路によって接続さ
れたディスクコントローラを有し、 該ディスクコントローラは、外部装置が指定した第1の
情報をディスク装置に関する第2の情報に変換し、 該転送制御装置は第2の情報をデータが書き込まれるデ
ィスク装置の実アドレスに変換するディスク処理装置。 - 【請求項2】上記ディスクコントローラは、 外部装置より書き込みを要求されたデータを複数のデー
タブロックに分割する手段を有し、 異なるディスク装置に書き込まれる複数のデータブロッ
クが順次転送されるように、該複数のデータブロックを
該ディスク装置に上記第1のデータ転送経路と上記第2
のデータ転送経路を介して転送する手段を有する請求項
1記載のディスク処理装置。 - 【請求項3】上記第1の情報は論理ボリュームNo.と論
理アドレスで、 上記第2の情報はデータの書き込まれる上記ディスク装
置の実ボリュームNo.とサブ論理アドレスである請求項
1記載のディスク処理装置。 - 【請求項4】上記第2の情報は上記ディスクコントロー
ラから上記転送制御装置にデータを転送するのに用いら
れる仮想ボリュームNo.を含む請求項1記載のディスク
処理装置。 - 【請求項5】キャッシュメモリを有するディスクコント
ローラと、 該ディスクコントローラに接続され、それぞれ第1のバ
ッファを有する複数のディスク装置と、 該ディスクコントローラと該複数のディスク装置との間
に接続された第2のバッファとを有するディスクアレイ
システム。
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JP4-10367 | 1992-01-23 | ||
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Publications (2)
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Family Applications (1)
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-
1993
- 1993-01-18 JP JP00564793A patent/JP3185437B2/ja not_active Expired - Lifetime
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