JP2003157152A - ファイル制御装置およびファイルシステム - Google Patents

ファイル制御装置およびファイルシステム

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JP2003157152A
JP2003157152A JP2002241542A JP2002241542A JP2003157152A JP 2003157152 A JP2003157152 A JP 2003157152A JP 2002241542 A JP2002241542 A JP 2002241542A JP 2002241542 A JP2002241542 A JP 2002241542A JP 2003157152 A JP2003157152 A JP 2003157152A
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Takaaki Yamato
貴明 大和
Hiromi Sugawara
広美 菅原
Hideo Takahashi
秀夫 高橋
Hideki Yamanaka
英樹 山中
Naomi Fujimoto
直美 藤本
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現状のリモートFCUを用いて、正センタ側
ホストから副センタ側ボリュームのみに対してデータを
書き込むリモートDASD機能を実現する。 【解決手段】 正センタ1A側のファイル制御装置10
Aは、実在はしないがその配下に存在するものとして仮
想的に取り扱われる仮想ボリュームの機番が予め定義さ
れ、仮想ボリュームの機番を指定し、且つ書込コマンド
を正センタ1A側のホスト2Aから受けると、当該書込
コマンドによって書き込まれるべきデータを、正センタ
1A側のボリュームに書き込むことなく通信回線6を介
して副センタ1Bへ転送するように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(目次) 発明の属する技術分野 従来の技術(図3〜図8) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 発明の実施の形態(図1,図2) 発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】一般に、本来の業務を行なう
正センタ(業務システム)の設置場所とは別の場所(遠
隔地)に副センタ(バックアップシステム)を設置し正
センタの業務を副センタによりバックアップ可能に構成
したシステムでは、各センタに、リモート転送機能を有
するファイル制御装置〔以下、リモートFCU(File C
ontrol Unit)という〕がそなえられている。
【0003】本発明は、上述したリモートFCUを用い
て、正センタ側のホストコンピュータから副センタ側の
ボリューム(磁気ディスク装置)のみに対してデータを
転送して書き込むリモートDASD(Direct Access St
orage Device)機能を実現する、ファイル制御装置およ
びファイルシステムに関する。
【0004】
【従来の技術】近年、本来の業務を行なう正センタ(業
務システム)の動作が地震等の災害や突発的な故障によ
り停止した場合にそなえ、図3に示すように、正センタ
1Aの設置場所とは別の遠隔地に副センタ(バックアッ
プシステム)1Bを設置することが一般的になってい
る。
【0005】このように、遠隔地における副センタ1B
により正センタ1Aの業務をバックアップ可能にしたシ
ステムの構成について、図3を参照しながら説明する。
なお、図3において、正センタ1Aと副センタ1Bとで
同じ機能を果たす構成要素には同じ数字を符号として付
与し、また、正センタ1Aに属する構成要素を示す符号
には“A”を付し、副センタ1Bに属する構成要素を示
す符号には“B”を付している。
【0006】正センタ1Aは、ホストコンピュータ(C
PU;以下、ホストと略記する)2A,ファイル制御装
置〔以下、FCU(File Control Unit)という〕3A,
ボリューム(磁気ディスク装置)4Aおよびアダプタ5
Aを有して構成されている。ホスト2Aは、本来の業務
のための処理を行なうもので、アダプタ5Aを介して通
信回線6に接続されている。FCU3Aは、ホスト2A
とボリューム4Aとの間に介装され、ホスト2Aからの
入出力信号(以下、単にI/Oと呼ぶ場合がある)に応
じてボリューム4Aに対する書込/読出制御を行なうも
のである。
【0007】副センタ1Bも、正センタ1Aと同様、ホ
ストコンピュータ(CPU;以下ホストと略記する)2
B,FCU3B,ボリューム4Bおよびアダプタ5Bを
有して構成されている。ホスト2Bは、バックアップ時
に正センタ1Aから業務のための処理を引き継いで行な
うもので、アダプタ5Bを介して通信回線6に接続され
ている。FCU3Bは、ホスト2Bとボリューム4Bと
の間に介装され、ホスト2Bからの入出力信号に応じて
ボリューム4Bに対する書込/読出制御を行なうもので
ある。
【0008】そして、正センタ1Aにおいて、業務の実
行に伴いボリューム4Aのデータが変更された場合に
は、変更されたデータについての情報が、ホスト2Aお
よびアダプタ5Aを通じて通信回線6へ送り出され、こ
の通信回線6を介して副センタ1Bへ送信される。その
情報は、副センタ1Bにおいて、通信回線6からアダプ
タ5Bを通じてホスト2Bで受信され、このホスト2B
は、FCU3Bに対してI/Oを出力することにより、
ボリューム4Bのデータに対して正センタ1Aのボリュ
ーム4Aのデータと同一の変更を施す。これにより、正
センタ1Aのボリューム4Aと副センタ1Bのボリュー
ム4Bとには常に同じデータが保持される。つまり、常
時、副センタ1Bのボリューム4Bは、正センタ1Aの
ボリューム4Aと等価になるように構築される。
【0009】従って、万一、正センタ1Aの動作が地震
等の災害や突発的な故障によって停止した場合、副セン
タ1B内には正センタ1Aにおけるボリューム4Aと等
価なボリューム4Bが構築されているので、副センタ1
Bは、直ちに正センタ1Aの動作を引き継いで行ない、
正センタ1Aによる業務をバックアップすることができ
る。
【0010】しかしながら、ホスト2Aは本来の業務の
ための処理を行なっており元々負荷が大きいため、上述
のように正センタ1Aのホスト2Aが副センタ1Bへの
データ転送を行なう場合、あまり大きなデータを転送で
きず効率のよい転送を行なうことができなかった。そこ
で、正センタ1Aおよび副センタ1Bのそれぞれにおい
て、図3に示すFCU3Aおよび3Bに代え、図4に示
すように、リモート転送機能を有するFCU(以下、リ
モートFCUという)10Aおよび10Bをそなえ、こ
れらのリモートFCU10A,10Bの間を通信回線6
により接続したシステムが提案され用いられている。こ
のシステムでは、正センタ1Aから副センタ1Bへのデ
ータ転送(リモート転送)が、リモートFCU10Aに
よって行なわれるので、ホスト2Aの負荷が分散され、
データ転送を効率よく行なえるようになる。
【0011】なお、リモートFCU10A,10B間を
接続する通信回線6としては例えば高速ディジタル回線
あるいはATM回線が用いられる。さらに、ホスト2
A,2BとリモートFCU10A,10Bとの間はチャ
ネルインタフェースにより接続されるほか、リモートF
CU10A,10Bとボリューム4A,4Bとの間はP
CI(Peripheral Component Interconnect)インタフェ
ースあるいはSCSI(Small Computer System Interfa
ce)インタフェースにより接続される。
【0012】上述したリモートFCU10A,10Bの
構成を、図5により説明する。この図5に示すように、
リモートFCU10A,10Bのそれぞれは、CA(Cha
nnelAdapter)11,RM(Resource Manager)12,S
A(Service Adapter)13,RA(Remort Adapter)1
4,CFE(Cache Function Engine)15,SS(Share
d Storage)16,DA(Device Adapter)17およびC−
BUS(Control-BUS)18を有して構成されている。
【0013】ここで、CA11は、上位装置であるホス
ト2A,2Bとのインタフェース制御(接続制御)を担
当する機能単位(モジュール)であり、RM12は、内
部資源を統括する機能単位で、制御テーブルを形成する
メモリ〔以下、TS(Table Storage)という〕12aを
有している。また、SA13は、リモートFCU10
A,10Bの保守を担当する機能単位であり、RA14
は、通信回線6を経由して他方のリモートFCU(10
Bまたは10A)のRA14と接続する機能単位であ
り、CFE15は、SS16におけるキャッシュメモリ
の管理(制御)を担当する機能単位で、制御テーブルを
形成するメモリ(以下、TSという)15aを有してい
る。
【0014】DA17は、下位装置であるボリューム
(磁気ディスク装置)4A,4Bとのインタフェース制
御(接続制御)を担当する機能単位であり、C−BUS
18は、上述した各機能単位(符号11〜17)が互い
にコミュニケーションを行なうためのルートで、機能単
位間の制御情報の送受信に使用されるものである。な
お、ここではキャッシュメモリなどを含む共用メモリ部
を総称してSS(符号16)と呼ぶ。また、各機能単位
(符号11〜17)は、MPU(Micro Processing Uni
t)を有し、マイクロプログラムコードを内蔵して動作
するようになっている。さらに、1台のリモートFCU
10A(または10B)には複数個(例えば最大8個)
のRA14を搭載することが可能で、正センタ1Aと副
センタ1Bとの間には複数本(例えば最大8本)の通信
回線6を敷設することができる。なお、図6および図7
に示す例では、リモートFCU10Aおよび10Bのそ
れぞれに、4個のRA14が搭載され、4本の通信回線
6が敷設されている。
【0015】前述のごとく、リモートFCU10A内の
RA14は、通信回線6を介し、遠隔地にある副センタ
1BにおけるリモートFCU10B内のRA14に接続
されており、図6中、矢印で示すように、ホスト2Aか
らのデータをCA11により受け取ったリモートFCU
10Aは、そのデータを、DA17から、配下に接続さ
れているボリューム4Aに書き込むと同時に、RA14
から通信回線6を経由してリモートFCU10B内のR
A14に対しバックアップデータとして転送する。この
ようなデータ転送のことを「リモート転送」と呼ぶ。リ
モート転送にてデータを受け取った副センタ1B側のリ
モートFCU10Bも、リモートFCU10Aと同様
に、そのデータを、DA17から、配下に接続されてい
るボリューム4Bに書き込む。なお、図6中、データの
転送経路が、網かけを付した領域として示されている。
【0016】次に、図4に示したシステム全体(ホスト
2AおよびリモートFCU10A,10B)の動作につ
いて、図7を参照しながら説明する。 正センタ1A側において、ホスト2A(ソフトウェ
ア)により、正センタ1A側のRA14と副センタ1B
側のRA14との対応関係、および、正センタ1A側の
ボリューム4Aと副センタ1B側のボリューム4Bとの
対応関係が、リモートFCU10Aの内部にテーブルと
して設定される。
【0017】正センタ1A側のホスト2Aは、設定し
た正センタ1A側のボリューム機番を指定して、リモー
ト転送指定のライトコマンドを、正センタ1A側のリモ
ートFCU10Aに対して発行する(矢印A1参照)。
なお、正センタ1Aにおいてホスト2Aから発行される
コマンドは、例えば、DX(Define Extent),LR(Locat
e Record),WCKD(Write Count,Key,Data)からなるC
CW(Channel Command Word)チェインである。そして、
正センタ1Aのホスト2Aがデータバックアップ(即ち
リモート転送)を伴う書込処理を行なう場合、リモート
シャドウボリュームを対象とするライトコマンド(副セ
ンタ1Bのボリューム4Bへのバックアップ書込命令)
の起動が、ホスト2AからリモートFCU10AのCA
11へ、CCWのDXにより行なわれる。
【0018】ライトコマンドを受領した正センタ1A
側のリモートFCU10Aは、その内部のSS16に確
保されたキャッシュ領域(TRK1〜TRK4)にデータを格納
した後(矢印A1参照)、正センタ1A側のリモートF
CU10A配下のボリューム(指定機番のボリューム)
4Aにデータを書き込む(矢印A2参照)。 前述した項目と並行して、正センタ1A側のリモー
トFCU10Aは、その内部のRA対応関係テーブルお
よびボリューム対応関係テーブルを参照し、RA14か
ら副センタ1B側のリモートFCU10B(RA14)
へデータを転送する(矢印A3,A4参照)。
【0019】副センタ1B側において、RA14でデ
ータを受信したリモートFCU10Bは、そのデータを
一旦をSS16における所定のキャッシュ領域(TRK1〜
TRK4)に格納してから(矢印A5参照)、ボリューム対
応関係テーブルを参照し、SS16から指定ボリューム
にデータを書き込む(矢印A6参照)。書込完了後、リ
モートFCU10Bは、正センタ1A側のリモートFC
U10Aに対して書込完了(正常終了)の通知を行な
う。
【0020】正センタ1A側において、RA14で完
了通知を受信したリモートFCU10Aは、CA11を
通じて、正センタ1A側のホスト2Aに対して処理終了
(正常終了)の通知を行ない、一連の書込処理を終了す
る。以上のようにして、リモートFCU10A,10B
による、1I/O(1組のCCWチェイン)についての
正センタ1Aから副センタ1Bへのリモート転送が行な
われ、このようなリモート転送を行なうことにより、正
センタ1A内でホスト2Aによりボリューム4Aに対す
る書込等の変更が行なわれても、常時、正センタ1Aお
よび副センタ1B内に等価なボリューム4A,4Bが構
築される。
【0021】さて、次に、従来のリモートMT(Magnet
ic Tape)について、図8を参照しながら説明する。な
お、図8中、既述の符号と同一の符号は同一の部分もし
くは同様の部分を示しているので、その説明は省略す
る。リモートMTとは、図8中に矢印で示すごとく、正
センタ1A側において、ボリューム4AからDA17を
通じてFCU3A内のRAM3aに読み込まれたデータ
を、ホスト2Aが読み込み、そのデータを、遠隔地にあ
る副センタ1Bへ転送し、その副センタ1B側の磁気テ
ープ装置(MT)22Bに書き込むことにより、正セン
タ1A側のデータをバックアップする方式である。
【0022】このため、リモートMTを実現するための
システムでは、図8に示すように、正センタ1Aおよび
副センタ1Bには、専用コンバータ20Aおよび20B
がそれぞれそなえられ、これらの専用コンバータ20A
と20Bとの間が高速ディジタル回線またはATM回線
等の通信回線6により接続されている。正センタ1A側
における専用コンバータ20Aは、ホスト2Aからチャ
ネルを通じて送り込まれたデータを通信回線6へ送り出
すものであり、副センタ1B側における専用コンバータ
20Bは、正センタ1Aから通信回線6を通じて送られ
てきたデータを受信し、副センタ1B内の磁気テープ制
御装置(MTC:Magnetic Tape Controller)21Bへ
送り出すものである。
【0023】また、MTC21Bは、MT22Bへのデ
ータ書込やMT22Bからのデータ読出を制御するため
のもので、HIC(Host Interface Controller)21
a,RAM21bおよびFMT(Fomatter)21cを有
して構成されている。なお、HIC21aは、専用コン
バータ20Bと接続され、この専用コンバータ20Bと
のチャネルインタフェース制御(接続制御)を担当する
機能単位である。RAM21bは、正センタ1AからM
T22Bに書き込むべきデータやMT22Bから読み出
されたデータを一時的に格納するためのものである。F
MT21cは、MT22Bとのインタフェース制御(接
続制御)を担当する機能単位である。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、上述
したリモートMTの後継となる方式として、副センタ1
B側のバックアップを磁気テープではなく磁気ディスク
によって行なう「リモートDASD(Direct Access Sto
rage Device)」と呼ばれる方式の開発が要望されてい
る。このような方式を、当初、単純に、図8に示した副
センタ1B側のMTC21BをFCU(図3の符号3B
参照)に置き替えてサポートすることによって実現する
ことが考えられていた。
【0025】しかしながら、このようにしてリモートD
ASDを構築する場合には、以下のような課題がある。 (1−1)DASDに対するI/Oは、MTに対するI
/Oに比べると複雑であるため、リモートMT用のソフ
トウェアをそのままリモートDASDに用いることがで
きず、ソフトウェアに多大な改造が必要になる。
【0026】(1−2)正センタ1A側のホスト2Aと
副センタ1B側のMTC21Aとの間に存在する専用コ
ンバータ20BによりDASDの複雑なI/Oをサポー
トすることができず、専用コンバータ20Bにも多大な
改造が必要になる。そこで、図4〜図7に示したリモー
トFCU10A,10Bにより中継するリモートDAS
D方式も考えられるが、本来のリモートFCU10A,
10Bの機能を考慮すると、以下のような課題がある。
【0027】(2−1)リモートFCU10A,10B
は、正センタ1A側のボリュームに書き込むデータを副
センタ1B側のボリュームにも書き込む機能を有してお
り、リモートDASDのように副センタ1B側のボリュ
ーム(磁気ディスク)のみに書き込む機能を有していな
い。 (2−2)正センタ1Aにおいて、ホスト2Aが発行す
るI/O(ライトコマンド)は、必ず、リモートFCU
10Aの配下に存在するボリューム機番を指定しなくて
はならない。従って、正センタ1A側のボリュームにデ
ータを書き込む必要が無いということを理由にして、ホ
スト2Aが正センタ1A側に存在しない機番を指定した
I/Oを発行すると、エラーが生じてしまう。つまり、
現状のリモートFCU10A,10Bによっては、副セ
ンタ1B側のボリュームのみに書き込むという機能を実
現することができない。
【0028】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、現状のリモート転送機能付きファイル制御装
置(リモートFCU)を用いて、正センタ側ホストから
副センタ側ボリュームのみに対してデータを書き込むリ
モートDASD機能を実現できるようにした、ファイル
制御装置およびファイルシステムを提供することを目的
とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のファイル制御装置(請求項1)は、正セン
タ側においてホストコンピュータからのコマンドに従っ
て動作するとともに、副センタ側のボリュームにデータ
を書き込むべく該副センタへ通信回線を介して転送する
ように構成された、該正センタ側のリモート転送機能付
きファイル制御装置であって、実在はしないがその配下
に存在するものとして仮想的に取り扱われる仮想ボリュ
ームの機番が予め定義され、該仮想ボリュームの機番を
指定し、且つ書込コマンドを該正センタ側のホストコン
ピュータから受けると、当該書込コマンドによって書き
込まれるべきデータを、該正センタ側のボリュームに書
き込むことなく該通信回線を介して該副センタへ転送
し、該副センタ側において実在するボリュームに書き込
ませることを特徴としている。
【0030】また、本発明のファイル制御装置(請求項
2)は、正センタと通信回線を介して接続された副セン
タにそなえられたものであって、該正センタ側において
仮想的に取り扱われる仮想ボリュームの機番を指定する
書込コマンドによって書き込まれるべきデータを、該通
信回線を介して該正センタ側から受信し、該副センタ側
において実在するボリュームに書き込むことを特徴とし
ている。
【0031】さらに、本発明のファイルシステム(請求
項3)は、正センタ側においてホストコンピュータから
のコマンドに従って動作するとともに、遠隔地に設置さ
れた副センタ側のボリュームにデータを書き込むべく該
副センタへ通信回線を介して転送するように構成され
た、該正センタ側のリモート転送機能付きファイル制御
装置と、該副センタ側において該正センタ側から通信回
線を介して転送されてきたデータを該副センタ側のボリ
ュームに書き込む該副センタ側のファイル制御装置とを
有するものであって、該正センタ側の該リモート転送機
能付きファイル制御装置は、実在はしないがその配下に
存在するものとして仮想的に取り扱われる仮想ボリュー
ムの機番が予め定義され、該仮想ボリュームの機番を指
定し、且つ書込コマンドを該正センタ側のホストコンピ
ュータから受けると、当該書込コマンドによって書き込
まれるべきデータを、該正センタ側のボリュームに書き
込むことなく該通信回線を介して該副センタへ転送する
ように構成され、該副センタ側の該ファイル制御装置
は、該正センタ側において仮想的に取り扱われる仮想ボ
リュームの機番を指定する書込コマンドによって書き込
まれるべきデータを、該通信回線を介して該正センタ側
から受信し、該副センタ側において実在するボリューム
に書き込むことを特徴としている。
【0032】上述した本発明のファイル制御装置(請求
項1,2)およびファイルシステム(請求項3)では、
正センタ側ファイル制御装置において仮想ボリュームの
機番のみが有効となり、正センタ側ホストから正センタ
側ファイル制御装置に対して仮想ボリュームの機番を指
定する書込コマンドが発行されると、その書込コマンド
による書込データは、正センタ側ホストと副センタ側フ
ァイル制御装置との間を正センタ側ファイル制御装置に
より中継されて転送され、副センタ側に実在するボリュ
ームに書き込まれる。
【0033】つまり、本発明では、正センタ側ボリュー
ムへのデータ書込を抑止するとともに、正センタ側ファ
イル制御装置の配下に実在しない仮想機番(仮想ボリュ
ーム)が仮想的に存在するように見せかけ、ソフトウェ
ア(正センタ側ホスト)は、その仮想機番を指定して書
込コマンドを発行する。これにより、現状のリモート転
送機能付きファイル制御装置をそのまま用いて、正セン
タ側ホストから副センタ側ボリュームのみに対してデー
タを書き込むリモートDASD機能を実現することがで
きる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。本発明の一実施形態としてのファ
イルシステムは、例えば図1に示すように構成されてい
る。なお、図1中、既述の符号と同一の符号は同一もし
くは同様の部分を示しているので、その詳細な説明は省
略する。また、本実施形態におけるリモート転送機能付
きファイル制御装置つまりリモートFCU10A,10
Bも、図5に示したものと同様に構成されているので、
その詳細な説明は省略する。
【0035】ただし、本実施形態では、図1に示すよう
に、正センタ1A側において、実ボリューム4Aがそな
えられ、この実ボリューム4Aに対するアクセス(読出
/書込)は、ホスト2Aから、リモート転送機能をもた
ない通常のFCU3A(図3参照)を介して行なわれ
る。実ボリューム4Aには、正センタ1A内での各種処
理(業務)に用いられるデータベース等が格納されてい
る。
【0036】そして、本実施形態では、正センタ1A側
のホスト2Aが、副センタ1B側のリモートFCU10
Bおよび実ボリューム4BをリモートDASDとして用
いるべく、正センタ1A側のリモートFCU10Aが、
リモート転送の中継を行なっている。このとき、リモー
トFCU10Aの配下には、実ボリュームは存在してい
ないが、その配下に存在するものとして仮想的に取り扱
われるリモートDASD用仮想ボリューム(以下、バー
チャルボリュームと称する)の機番が、リモートFCU
10Aの内部に予め定義されている。即ち、リモートF
CU10Aは、定義後のIPL(Initial Program Load
ing)において、当該バーチャルボリュームが、機番のみ
有効で実在しないボリュームであることを認識してい
る。
【0037】また、システムの起動後、正センタ1A側
のホスト(ソフトウェア)2Aは、正センタ1A側のリ
モートFCU10AにおけるRA14と副センタ1B側
のリモートFCU10BにおけるRA14との対応関
係、および、正センタ1A側のボリュームと副センタ1
B側のボリューム4Bとの対応関係を、リモートFCU
10Aの内部にテーブルとして設定する。なお、ボリュ
ームの対応関係設定時には、正センタ1A側のボリュー
ムとして、前述したバーチャルボリュームを指定する。
【0038】さらに、正センタ1A側のホスト2Aは、
本実施形態により実現されるリモートDASD機能を用
いる際には、バーチャルボリュームの機番を指定して、
リモートFCU10Aに対しリモート転送指定のライト
コマンド(書込コマンド)を発行するようになってい
る。ホスト2Aからのライトコマンドを受領したリモー
トFCU10Aは、その内部のSS16(図5参照)に
おいて確保されるキャッシュ領域に、ライトコマンドに
よって書き込まれるべき書込データを一時的に格納す
る。この後、リモートFCU10Aは、キャッシュ領域
に格納したデータを、正センタ1A側のボリュームへ書
き込むことなく、通信回線6を介して副センタ1B側の
リモートFCU10Bへ転送し、このリモートFCU1
0Bによりその配下に実在する実ボリューム4Bに書き
込ませるように動作する。ここで、副センタ1B側へ転
送されるデータとしては、FCU3Aを通じて実ボリュ
ーム4Aから読み出したデータや、実ボリューム4A内
のデータ更新に伴う差分ログなどがある。
【0039】一方、データを受領した副センタ1B側の
リモートFCU10Bは、指定されたボリューム4Bに
対しデータを書き込み、正センタ1A側のリモートFC
U10Aに対して書込完了の応答を通知する機能を有し
ている。そして、正センタ1A側のリモートFCU10
Aは、副センタ1B側のリモートFCU10Bからの書
込完了の応答を受領すると、正常に書込を完了した場合
には正常終了をホスト2Aに通知する機能を有してい
る。
【0040】次に、本実施形態において行なわれる、リ
モートFCU10Aによるリモート転送方法の手順につ
いて、図1および図2を参照しながら詳細に説明する。
なお、図2は、正センタ1A側のリモートFCU10A
によるリモート転送処理(リモートDASD機能)の一
連の流れを説明するためのシーケンス図である。ホスト
2Aが本実施形態のリモートDASD機能を利用する際
には、仮想機番(バーチャルボリューム)を指定して、
リモートFCU10Aに対しリモート転送指定のライト
コマンド(つまりリモートDASDオペレーションコマ
ンド)を発行する(矢印A11参照)。
【0041】リモートFCU10Aにおいて、チャネル
からライトコマンドを受領したCA11は、RM12に
対しチャネルからの起動を通知し(矢印A12参照)、
RM12は、指定機番がバーチャルボリューム(仮想機
番)であることをCA11に通知する(矢印A13参
照)。指定機番がバーチャルボリュームであることを認
識したCA11は、CFE15に対してデータ(当該ラ
イトコマンドによって書き込まれるべき書込データ)を
格納するためのキャッシュ領域の確保を依頼する(矢印
A14参照)。CFE15は、当該データについて、本
装置(リモートFCU10A)配下のボリュームへの書
込を行なわないことを認識し、SS16において専用の
キャッシュ領域を確保してから、キャッシュ領域の確保
完了をCA11に通知する(矢印A15)。このとき、
正センタ1A側のリモートFCU10Aの内部にそのデ
ータを長時間保存する必要が無いので、不揮発性メモリ
(NVS:NonVolatile Storage)の領域は確保しない。
【0042】この後、CA11がホスト2Aに対して動
作可能通知を行なうと(矢印A16参照)、ホスト2A
から転送すべきデータがCA11を通じてSS16に書
き込まれる(矢印A17参照)。ホスト2Aからのデー
タの受領を完了すると、CA11は、その旨をホスト2
AおよびRM12に通知する(矢印A18,A19参
照)。
【0043】データ受領完了通知を受けたRM12は、
指定機番がバーチャルボリュームであることを認識して
いるので、DA17に対するデータ書込の指示を行なう
ことなく、RA14に対してリモート転送の開始を指示
する(矢印A20参照)。この指示を受けたRA14
は、SS16のキャッシュ領域から、転送すべきデータ
を読み出し、通信回線6を通じて副センタ1B側のリモ
ートFCU10Bに転送する(矢印A21参照)。
【0044】副センタ1B側では、リモートFCU10
Bにより、指定されたボリューム4Bに対しデータが書
き込まれ、データ書込を正常に完了すると、正センタ1
A側のリモートFCU10AのRA14に対して正常終
了が通知される(矢印A22参照)。そして、正センタ
1A側のリモートFCU10Aでは、RA14で副セン
タ1B側のリモートFCU10Bからの正常終了通知を
受領すると、RA14はリモート転送が正常に終了した
旨をRM12に対して通知し(矢印A23参照)、この
RM12がデータ転送完了をCA11に対して通知する
(矢印A24参照)。さらに、CA11は、CFE15
に対してキャッシュ領域の解放を依頼し(矢印A25参
照)、CFE15からキャッシュ領域の解放完了の通知
を受領すると(矢印A26参照)、リモートDASDオ
ペレーションを正常に終了した旨をホスト2Aに通知す
る(矢印A27参照)。
【0045】このように、本実施形態のファイルシステ
ムによれば、正センタ1A側のリモートFCU10Aに
おいてバーチャルボリュームの機番(仮想機番)のみが
有効となり、ホスト2AからリモートFCU10Aに対
して仮想機番を指定するライトコマンドが発行される
と、そのライトコマンドによる書込データは、正センタ
1A側のホスト2Aと副センタ1B側のリモートFCU
10Bとの間を正センタ1A側のリモート10Aにより
中継されて転送され、副センタ1B側に実在するボリュ
ーム4Bに書き込まれる。
【0046】つまり、正センタ1A側のボリュームへの
データ書込を抑止するとともに、正センタ1A側のリモ
ートFCU10Aの配下に実在しない仮想機番(仮想ボ
リューム)が仮想的に存在するように見せかけ、ソフト
ウェア(正センタ1Aの側ホスト2A)がその仮想機番
を指定して書込コマンドを発行することにより、現状の
リモートFCU10Aをそのまま用いて、正センタ1A
側のホスト2Aから副センタ1B側のボリューム4Bの
みに対してデータを書き込むリモートDASD方式を実
現することができる。
【0047】また、正センタ1A側のホスト10Aは、
正センタ1A側のリモートFCU10Aに対して、仮想
機番を指定するライトコマンドを発行するだけでよいの
で、従来からのリモートFCU用のソフトウェアをその
まま流用することができ、ソフトウェアを別途に新規開
発する必要がなくなる。さらに、正センタ1A側のリモ
ートFCU10Aと副センタ1B側のリモートFCU1
0Bとの間は、RA14からATM回線等の通信回線6
を経由して接続されるため、チャネルの専用コンバータ
(図8の符号20A,20B)を改造してそなえる必要
がない。
【0048】また、仮想機番を指定したライトコマンド
による書込データをリモートFCU10Aの内部に長時
間保存しておく必要が無いため、本実施形態では、SS
16において専用のキャッシュ領域のみを確保して不揮
発性メモリ(NVS)の領域を確保しないことで、不要
なオーバヘッドを大幅に削減することができる。さら
に、本実施形態では、副センタ1B側のリモートFCU
10Bへのデータ転送完了後、正センタ1A側のリモー
トFCU10Aの内部には転送データを残しておく必要
が無いので、SS16における専用のキャッシュ領域を
即座に解放することにより、キャッシュ領域をより有効
に活用することができる。
【0049】またさらに、本実施形態によれば、例えば
正センタ1Aがボリューム4Aにおけるデータの更新を
行ないながら業務を実行する場合に、データ更新に伴う
差分ログをバックアップデータとして保存する場合、上
述したリモートDASD機能を利用して、そのバックア
ップデータを正センタ1A側に保存することなく副セン
タ1B側の実ボリューム4Bにて保存することができる
ので、正センタ1A側にバックアップ用のボリュームを
そなえる必要が無くなり、システムのコスト削減にも寄
与することになる。
【0050】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種
々変形して実施することができる。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のファイル
制御装置(請求項1,2)およびファイルシステム(請
求項3)によれば、以下のような効果ないし利点を得る
ことができる。 (1)リモートMTの後継となる方式として、リモート
転送機能付きファイル制御装置(リモートFCU)によ
り中継するリモートDASD方式を実現することができ
る。
【0052】(2)正センタ側ホストは、正センタ側フ
ァイル制御装置に対して、仮想ボリュームの機番を指定
する書込コマンドを発行するだけでよいので、リモート
転送機能付きファイル制御装置用のソフトウェアの流用
が可能であり、ソフトウェアを別途に新規開発する必要
がない。 (3)正センタ側ファイル制御装置と副センタ側ファイ
ル制御装置との間は、通常のバックアップシステムと同
様、リモートアダプタモジュールから、高速ディジタル
回線やATM回線などの通信回線を介して接続されるた
め、チャネルの専用コンバータを改造してそなえる必要
がない。
【0053】(4)仮想ボリューム機番指定の書込コマ
ンドによる書込データは正センタ側ファイル制御装置の
内部に長時間保存される必要が無いため、専用のキャッ
シュ領域のみを確保して不揮発性メモリの領域を確保し
ないことで、不要なオーバヘッドが大幅に削減される。 (5)仮想ボリューム機番指定の書込コマンドに応じて
副センタ側ファイル制御装置へのデータ転送完了後、正
センタ側ファイル制御装置の内部に転送データを残して
おく必要が無いので、即座に専用のキャッシュ領域を解
放することにより、キャッシュ領域を極めて有効に活用
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのファイルシステム
の全体構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態としてのファイル制御装置
によるリモート転送処理(リモートDASD機能)の一
連の流れを説明するためのシーケンス図である。
【図3】本来の業務を行なう正センタとバックアップ用
の副センタとをそなえたシステムの従来構成を示すブロ
ック図である。
【図4】正センタおよび副センタにおけるリモートFC
U間を通信回線により接続したシステムの一般的構成の
一例を示すブロック図である。
【図5】一般的なリモートFCUの構成を示すブロック
図である。
【図6】図4に示すシステムにおけるリモート転送時の
データの流れを説明するための図である。
【図7】図4に示すシステムにおけるリモート転送手順
を説明するための図である。
【図8】リモートMT方式を採用したシステムの一般的
構成の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1A 正センタ(業務システム) 1B 副センタ(バックアップシステム) 2A 正センタ側ホストコンピュータ(CPU) 2B 副センタ側ホストコンピュータ(CPU) 3A 正センタ側FCU 4A 正センタ側ボリューム(実ボリューム) 4B 副センタ側ボリューム(実ボリューム) 6 通信回線 10A 正センタ側リモートFCU(正センタ側ファイ
ル制御装置,リモート転送機能付きファイル制御装置) 10B 副センタ側リモートFCU(副センタ側ファイ
ル制御装置,リモート転送機能付きファイル制御装置) 11 CA(Channel Adapter) 12 RM(Resource Manager) 12a TS(Table Storage) 13 SA(Service Adapter) 14 RA(Remote Adapter) 15 CFE(Cache Function Engine) 15a TS(Table Storage) 16 SS(Shared Storage) 17 DA(Device Adapter) 18 C−BUS(Control-BUS)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 秀夫 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 株式会社富士通プログラム技研内 (72)発明者 山中 英樹 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 株式会社富士通プログラム技研内 (72)発明者 藤本 直美 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 株式会社富士通プログラム技研内 Fターム(参考) 5B014 EB05 HB26 5B045 DD15 JJ25 JJ32 5B065 BA01 CA11 CC02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正センタ側においてホストコンピュータ
    からのコマンドに従って動作するとともに、副センタ側
    のボリュームにデータを書き込むべく該副センタへ通信
    回線を介して転送するように構成された、該正センタ側
    のリモート転送機能付きファイル制御装置であって、 実在はしないがその配下に存在するものとして仮想的に
    取り扱われる仮想ボリュームの機番が予め定義され、 該仮想ボリュームの機番を指定し、且つ書込コマンドを
    該正センタ側のホストコンピュータから受けると、当該
    書込コマンドによって書き込まれるべきデータを、該正
    センタ側のボリュームに書き込むことなく該通信回線を
    介して該副センタへ転送し、該副センタ側において実在
    するボリュームに書き込ませることを特徴とする、ファ
    イル制御装置。
  2. 【請求項2】 正センタと通信回線を介して接続された
    副センタにそなえられたファイル制御装置であって、 該正センタ側において仮想的に取り扱われる仮想ボリュ
    ームの機番を指定する書込コマンドによって書き込まれ
    るべきデータを、該通信回線を介して該正センタ側から
    受信し、該副センタ側において実在するボリュームに書
    き込むことを特徴とする、ファイル制御装置。
  3. 【請求項3】 正センタ側においてホストコンピュータ
    からのコマンドに従って動作するとともに、遠隔地に設
    置された副センタ側のボリュームにデータを書き込むべ
    く該副センタへ通信回線を介して転送するように構成さ
    れた、該正センタ側のリモート転送機能付きファイル制
    御装置と、 該副センタ側において該正センタ側から通信回線を介し
    て転送されてきたデータを該副センタ側のボリュームに
    書き込む該副センタ側のファイル制御装置とを有するフ
    ァイルシステムであって、 該正センタ側の該リモート転送機能付きファイル制御装
    置は、 実在はしないがその配下に存在するものとして仮想的に
    取り扱われる仮想ボリュームの機番が予め定義され、 該仮想ボリュームの機番を指定し、且つ書込コマンドを
    該正センタ側のホストコンピュータから受けると、当該
    書込コマンドによって書き込まれるべきデータを、該正
    センタ側のボリュームに書き込むことなく該通信回線を
    介して該副センタへ転送するように構成され、 該副センタ側の該ファイル制御装置は、 該正センタ側において仮想的に取り扱われる仮想ボリュ
    ームの機番を指定する書込コマンドによって書き込まれ
    るべきデータを、該通信回線を介して該正センタ側から
    受信し、該副センタ側において実在するボリュームに書
    き込むことを特徴とする、ファイルシステム。
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