JP3185343B2 - 情報処理システム - Google Patents

情報処理システム

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JP3185343B2
JP3185343B2 JP09627892A JP9627892A JP3185343B2 JP 3185343 B2 JP3185343 B2 JP 3185343B2 JP 09627892 A JP09627892 A JP 09627892A JP 9627892 A JP9627892 A JP 9627892A JP 3185343 B2 JP3185343 B2 JP 3185343B2
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秀昭 石田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はネットワークで構成され
た情報処理システムに係り、特にこの接続される機器の
構成管理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワークを介して複数のマシンを接
続し、一つのマシンの資源を他のマシンから利用できる
ようにすることは広く行われている。このようなシステ
ムでは資源を提供するマシンをサーバ、資源を利用する
マシンをクライアントと呼ぶ。クライアントマシンはそ
れ単独でも利用可能なマシンであり、そのマシン固有の
ローカルな資源とサーバ上のリモート資源の双方の資源
を利用可能となっている。
【0003】従来、各クライアントマシンからリモート
資源を利用する際に使用する資源名はクライアントマシ
ンのローカル資源上に定義されていた。この情報はサー
バに接続する前に必要となる情報であるため、クライア
ントマシン上に置く必要がある。このリモート資源管理
情報がクライアント毎に異なっていると、ユーザが利用
するクライアントを変更するとサーバ資源名が異なるた
めにそれまで使用していたプログラムがそのままでは動
作しないといった事態が起こりうるため、各クライアン
トのリモート資源管理情報を一元管理する情報サーバを
設け、クライアントは情報サーバからリモート資源管理
情報を得ることで、クライアントは情報サーバの資源名
だけ記憶しておけば、他のリモート資源に関する情報は
システムで統一的に管理することが可能となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術ではクラ
イアントマシンが使用するリモート資源管理情報は情報
サーバ上に置かれているため、ネットワークを介してア
クセスする必要があり、クライアントマシンの電源投入
立ち上げ時のような、マシンがネットワークにアクセス
可能となる前に必要となるローカルな情報については管
理できないという問題点があった。また、そうしたロー
カルな管理情報は各クライアントで独立して更新される
ため、全てのクライアントのローカルな管理情報の履歴
を把握する事は非常に困難であった。
【0005】本発明の目的は、クライアント上に置かれ
ているクライアント固有のローカル資源についてもサー
バ上で管理可能とする事で、各クライアントの動作環境
を揃え、ユーザがどのクライアントマシンからでもサー
バ上の資源を同様に利用可能とする情報処理システムを
提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、クライアント上に置
かれているクライアント固有のローカル資源の変更の履
歴をサーバ上に格納する事で、システム全体としての管
理情報の履歴を残す事を可能とする情報処理システムを
提供する事にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に以下の手段を設ける。
【0008】システム内の他の機器に提供する情報を有
する第1の機器と、上記第1の機器から情報を提供され
る第2の機器とを含む複数の情報処理機器をネットワー
クで接続した情報処理システムにおいて、上記第2の機
器には、機器の構成情報を保持する第1の手段と、上記
第1の機器への接続を行い、第1の機器から提供される
情報に従って処理を行う第2の手段とを有し、上記第1
の機器には、上記第2の機器の接続要求に答えて第2の
機器の構成を管理する第3の手段と、上記第2の機器の
構成に関する情報を蓄える第4の手段と、上記第2の機
器の第1の手段の内容を訂正する第5の手段と、上記第
5の手段を保持する第6の手段とを設けたこととしたも
のである。
【0009】上記他の目的を達成するために以下の手段
を設ける。
【0010】システム内の他の機器に提供する情報を有
する第1の機器と、上記第1の機器から情報を提供され
る第2の機器とを含む複数の情報処理機器をネットワー
クで接続した情報処理システムにおいて、上記第2の機
器には、機器の構成情報を保持する第1の手段と、上記
第1の機器への接続を行い、第1の機器から提供される
情報に従って処理を行う第7の手段とを設け、上記第1
の機器は上記第2の機器の接続要求に答えて第2の機器
の構成の履歴を管理する第8の手段と、上記第2の機器
が有する第1の手段の履歴を保持する第9の手段とを設
けたこととしたものである。
【0011】
【作用】第2の機器は、上記第1の機器から情報を提供
される。上記第1の手段は、上記第2の機器の構成に関
する情報を保持する。上記第2の手段は、上記第2の機
器から上記第1の機器への接続要求を行い、上記第1の
機器の第3の手段からの返答に従って第2の機器の構成
管理を行う。上記第3の手段は、上記第2の機器の第2
の手段からの接続要求に対して返答を行い、上記第2の
機器に上記第4の手段の内容と第5の手段を通知して第
2の機器の構成管理を行う。上記第4の手段は、上記第
2の機器の第1の手段の望ましい値を保持する。上記第
5の手段は、上記第2の機器の第1の手段の値がが上記
第4の手段の値と等しいかどうか調べ、異なっている場
合は上記第1の手段の内容を訂正する。上記第6の手段
は、上記第5の手段を保持する。上記第7の手段は、上
記第2の機器から上記第1の機器への接続要求を行い、
上記第1の機器の第8の手段へと上記第1の手段の内容
を送信する。上記第8の手段は、上記第7の手段から送
られた上記第1の手段の内容に日付情報を付加して上記
第9の手段へと格納する。上記第9の手段は、上記第1
の手段の内容に日付情報が付加された情報を保持する。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
【0013】図1は本発明のシステム構成図である。本
システムはネットワークを介して接続されたサーバマシ
ン10と、1台以上のクライアントマシン20により構
成される。サーバマシン10は、図2に示すように、C
PU(処理装置)1001、メモリ1002、ディスク
コントローラ1003、ネットワークコントローラ10
04、サーバディスク装置11により構成される。CP
U1001はサーバマシン10全体の制御を行う。メモ
リ1002はプログラムやデータを格納する。ディスク
コントローラ1003はサーバディスク装置11を制御
する。ネットワークコントローラ1004はサーバマシ
ン10のネットワークへのアクセスを制御する。サーバ
ディスク装置11はプログラムやデータを格納する。ク
ライアントマシン20も、図3に示すように、サーバマ
シン10と同様にCPU2001、メモリ2002、デ
ィスクコントローラ2003、ネットワークコントロー
ラ1004、クライアントディスク装置21より構成さ
れる。それぞれの働きも同様である。なお、図1中には
クライアントマシンは1台しか示していないが、クライ
アントマシンが複数台存在しても本発明は全く同様に適
用可能である。
【0014】一方、サーバマシン10上ではサーバマシ
ン10全体の制御を行うサーバOS(オペレーティング
システム)12が動作している。同様に、クライアント
マシン20上ではクライアントマシン20全体の制御を
行うクライアントOS22が動作している。なお、サー
バマシン10とクライアントマシン20は同一構成のマ
シンである必要はなく、また逆に同一構成であっても何
の問題も生じない。クライアントマシン20上ではまた
リクエスタ23が動作する。リクエスタ23はプログラ
ムであり、クライアントマシン20上の他のプログラム
からのサーバマシン10へのアクセス要求を処理する。
リクエスタ23の処理内容については後述する。クライ
アントディスク装置21上には構成制御ファイル24が
置かれる。構成制御ファイル24には、クライアントマ
シン20のシステム構成が記述してあり、クライアント
マシン20の立ち上げ時にクライアントOS22が構成
制御ファイル24の内容を読み込んで、その内容に従っ
てクライアントマシン20の構成を決定する。
【0015】構成制御ファイルの構成例を図4に示す。
構成制御ファイル内には、「項目名=項目値」という形
式でシステム構成の各項目に対する設定値が記述してあ
る。システム構成項目としては、例えば、ファイルバッ
ファサイズ、デバイスドライバ、ネットワークドライブ
名等がある。
【0016】サーバマシン10上ではレスポンダ13が
動作する。レスポンダ13はクライアントマシン20上
のリクエスタ23とネットワークを介して通信し、クラ
イアントマシン20の構成管理を行う。
【0017】またサーバディスク装置11上には機器状
態データベース30、機器変更手続データベース40及
び構成履歴データベース60が置かれる。機器状態デー
タベース30はクライアントマシン20の構成情報が格
納され、機器変更手続データベース40にはクライアン
トマシン20上で動作するプログラムである構成変更プ
ログラム50が格納される。また構成履歴データベース
60にはクライアントマシン20上の構成制御ファイル
24の過去の変更内容の履歴が格納される。
【0018】図5に機器状態データベース30の構成例
を示す。機器状態データベース30にはクライアント種
別フィールド3010、項目名フィールド3020、項
目値フィールド3030、項目属性フィールド3040
の各フィールドが存在し、各フィールドの値が組となっ
た任意個数のエントリーにより構成される。各エントリ
ーはクライアントマシン20の種別毎に構成制御ファイ
ル中の各項目名のとるべき値と、変更方法に関する属性
値を示す。項目属性フィールド3040の値としては強
制変更、問い合わせ、警告の3通りが存在し、項目の値
が異なっていた場合の処理を示す。強制変更は無条件で
クライアントの設定値を機器状態データベース30の項
目値フィールド3030の値へと変更することを示し、
同様に問い合わせはユーザに問い合わせを行って許可が
得られた場合に限って変更を行うことを示し、警告はユ
ーザに警告を与えるだけで値の変更は行わないことを示
す。
【0019】図6に機器変更手続データベース40の構
成例を示す。機器変更手続データベース40にはクライ
アント種別フィールド4010、項目名フィールド40
20、手続名フィールド4030の各フィールドが存在
し、各フィールドの値が組となった任意個数のエントリ
ーにより構成される。各エントリーはクライアントマシ
ン20の種別毎に構成制御ファイル中の各項目の値の変
更方法を保持する。クライアント種別フィールド401
0と項目名フィールド4020には機器状態データベー
ス30内のクライアント種別フィールド3010、項目
名フィールド3020と対応する値が格納される。一
方、手続名フィールド4030には構成変更プログラム
50が格納される。
【0020】図7に構成履歴データベース60の構成例
を示す。構成履歴データベース60にはクライアント識
別子フィールド6010、格納日付フィールド602
0、変更日付フィールド6030、構成ファイル内容フ
ィールド6040の各フィールドが存在し、各フィール
ドの値が組となった任意個数のエントリーにより構成さ
れる。クライアント識別子フィールド6010は各クラ
イアントマシン20を一意に識別するための値であるク
ライアント識別子を格納する。格納日付フィールド60
20は構成制御ファイルの内容を構成履歴データベース
60に格納した際の日付を示し、変更日付フィールド6
030は格納した構成制御ファイルが最後に変更された
日付を示す。構成ファイル内容フィールド6040には
構成制御ファイル24の内容が格納される。
【0021】各エントリーはクライアントマシン20上
の構成制御ファイル24のある時点での値を格納してお
り、クライアント識別子の値が等しい一連のエントリー
の集まりがそのクライアントの履歴となる。
【0022】次に、リクエスタ23とレスポンダ13の
処理内容を説明する。
【0023】図8はリクエスタ23のフローチャートで
ある。リクエスタ23はまずステップ2301でサーバ
マシン10に接続要求を送る。接続要求にはクライアン
ト識別子とクライアント種別を含めて送る。そしてステ
ップ2302でサーバからの応答を待つ。応答が返され
るとステップ2303へと進み、応答内容を調べる。内
容が「接続許可」であった場合はステップ2304へと
進み、そうでない場合は接続失敗としてリクエスタ23
の処理を終了する。ステップ2304ではクライアント
側履歴更新処理を行い、次にステップ2305でクライ
アント側構成更新処理を行って、再びクライアント側履
歴更新処理を行う。そしてステップ2306でサーバに
「接続完了」を通知し、接続成功としてリクエスタ23
の処理を終了する。クライアント側履歴更新処理及びク
ライアント側構成更新処理の内容は後述する。リクエス
タ23内でクライアント側履歴更新処理を2回行ってい
るが、1回目の履歴更新は接続以前にユーザが行ってい
たかも知れない変更の履歴を残すためであり、2回目の
履歴更新はその直前の構成更新処理による変更の履歴を
残すためである。
【0024】図9にレスポンダ13のフローチャートを
示す。レスポンダ13はまずステップ1301でクライ
アントからの接続要求を待つ。接続要求がきたらステッ
プ1302へと進んで接続要求の内容をチェックし、接
続要求が受け入れられない場合はステップ1304へと
進んでクライアントに「接続不可」を返答し、ステップ
1301へと戻って次の接続要求を待つ。接続要求が受
け入れられればステップ1303へと進んでクライアン
トに「接続許可」を返答し、ステップ1305へと進ん
でクライアントからの要求を待つ。要求を受け取るとス
テップ1306へと進んで要求内容を判定し、対応する
ステップへと進む。要求内容が「履歴更新開始」であっ
た場合はステップ1307へと進み、サーバ側履歴更新
処理を行う。処理終了後はステップ1305へと戻り、
次の要求を待つ。
【0025】要求内容が「構成更新開始」であった場合
はステップ1308へと進み、サーバ側構成更新処理を
行う。処理終了後はステップ1305へと戻り、次の要
求を待つ。要求内容が「接続完了」であった場合は、一
つのクライアントからの接続処理が完了したのでステッ
プ1301へと戻り、再び接続要求待ちとなる。なお、
サーバ側履歴更新処理及びサーバ側構成更新処理の内容
は後述する。
【0026】次に、クライアント側及びサーバ側の履歴
更新処理の内容を説明する。
【0027】図10にクライアント側履歴更新処理のフ
ローチャートを示す。クライアント側履歴更新処理はま
ずステップ2330でサーバへと「履歴更新開始」を送
る。次にステップ2331でクライアントマシン20上
の構成制御ファイル24のファイル変更日付をサーバへ
と送信し、ステップ2332でサーバからの返信を待
つ。返信があればステップ2333へと進み、返答の内
容を判定する。返答が「更新不要」であればクライアン
ト側履歴更新処理を終了する。返答が「更新要」であれ
ばステップ2334へ進み、構成制御ファイル24の内
容をサーバへと送信して構成履歴データベース60への
登録を依頼してクライアント側履歴更新処理を終了す
る。
【0028】図11はサーバ側履歴更新処理のフローチ
ャートである。サーバ側履歴更新処理はまずステップ1
330でクライアント側のステップ2331で送られた
構成制御ファイル24のファイル変更日付を受信する。
次にステップ1331で送られたファイル変更日付と構
成履歴データベース60内の対応するエントリーのファ
イル変更日付フィールド6030の値の最新の値とを比
較し、送られてきた日付の方が新しければステップ13
33へ、そうでない場合はステップ1332へと進む。
ここで対応するエントリーとは、そのエントリーのクラ
イアント識別子フィールド6010の値が接続要求時に
送られてきたクライアントのクライアント識別子と等し
いエントリーをいう。ステップ1332では構成履歴デ
ータベース60の内容を更新する必要がないため、クラ
イアントへ「更新不要」と送信し、サーバ側履歴更新処
理を終了する。ステップ1333ではクライアントへ
「更新要」を送信し、続いてステップ1334でクライ
アント側のステップ2334で送信される構成制御ファ
イル24の内容を受信する。そしてステップ1335で
受信した内容を構成履歴データベース60へと登録して
サーバ側履歴更新処理を終える。登録は新規にエントリ
ーを追加することで行い、従来のエントリーの内容を更
新するわけではない。
【0029】引き続いてクライアント側及びサーバ側の
構成更新処理の内容を説明する。
【0030】図12はクライアント側構成更新処理のフ
ローチャートである。クライアント側構成更新処理はま
ずステップ2350でサーバに「構成更新開始」を送
り、ステップ2351でサーバからの応答を待つ。応答
があればステップ2352へと進み、応答内容を調べ
る。応答が「更新終了」であればそのままサーバ側構成
更新処理を終了する。応答が「更新実行」であればステ
ップ2353へ進んでサーバから項目設定値を受信し、
ステップ2354で項目属性値を受信する。続いてステ
ップ2355で構成変更プログラム50を同様にサーバ
から受信し、ステップ2356で先ほど受信した項目設
定値と項目属性値をパラメータとして、前のステップで
受信した構成変更プログラム50を実行する。構成変更
プログラム50の内容については後述する。構成変更プ
ログラム50の実行が終了したらステップ2357へ進
み、サーバに「更新完了」を送信して一つの構成項目の
更新を終え、ステップ2351へと戻って再び応答待ち
となる。
【0031】図13はサーバ側構成更新処理のフローチ
ャートである。サーバ側構成更新処理はまずステップ1
350で機器状態データベース30内でクライアント種
別フィールド3010の値が接続要求時に送られたクラ
イアントのクライアント種別の値と等しいエントリーを
探す。続いてステップ1351で探索結果を判定し、見
つからなかった場合はステップ1358へ進む。エント
リーが見つかった場合はステップ1352へと進み、ク
ライアントに「更新実行」を送信する。そしてステップ
1353で項目値フィールド2030の値をクライアン
トへと送る。この値は先ほど説明したクライアント側の
ステップ2353で受信される。次に、ステップ135
4で見つかったエントリーの項目属性フィールドの値を
クライアントへと送る。この値は先ほど説明したクライ
アント側のステップ2354で受信される。続いてステ
ップ1355で構成変更プログラム50をクライアント
へと送る。この値は先ほど説明したクライアント側のス
テップ2355で受信される。送信する構成変更プログ
ラムは以下の方法で求める。機器状態データベース30
内の見つかったエントリーの項目名フィールド3020
の値とクライアントから送られたクライアント種別の値
とをキーとして機器変更手続データベース40内を探索
し、クライアント種別フィールド4010及び項目名フ
ィールド4020の値が一致したエントリーの手続名フ
ィールド4030の値が構成変更プログラム50であ
る。次にステップ1356でクライアントからの応答待
ちとなる。クライアントがステップ2357で送った
「更新完了」を受信するとステップ1357へ進み、機
器状態データベース30内でクライアント種別フィール
ド3010の値が一致する次のエントリーを探索する。
そしてステップ1351へと戻って探索結果に従った処
理を続ける。探索の結果エントリーが見つからなかった
場合のステップ1358ではクライアントに「更新終
了」を送り、サーバ側構成更新処理を終了する。
【0032】次に、構成変更プログラム50の処理内容
を説明する。
【0033】図14は構成変更プログラム50のフロー
チャートである。構成変更プログラム50はステップ5
001でまず現在の構成項目の値を獲得する。値の獲得
はクライアントOS22に対してシステムコールを発行
して問い合わせる事で行う。そしてステップ5002で
パラメータとして渡された項目値と現在の値を比較し、
一致している場合は変更する必要がないためそのまま構
成変更プログラムを終了する。一致していなかった場合
はステップ5003へと進み、パラメータとして渡され
た項目属性の値を調べる。値が強制変更であった場合は
ステップ5007、問い合わせであった場合はステップ
5005、警告であった場合はステップ5004へと進
む。
【0034】警告の場合のステップ5004ではユーザ
に対して項目値が食い違っているという警告メッセージ
を表示し、値の変更は行わずに構成変更プログラムを終
了する。問い合わせの場合のステップ5005ではユー
ザに対して項目値の変更を行うかどうかどうかを問い合
わせ、ユーザの返答を入力する。ユーザの返答があると
ステップ5006へ進んで返答内容を調べ、ユーザが変
更しないと返答した場合はそのまま構成変更プログラム
を終了する。一方、ユーザが変更すると返答した場合は
ステップ5007へ進み、構成制御ファイル24の内容
を変更して構成変更プログラムを終える。強制変更の場
合はステップ5007へと進み、構成制御ファイル24
の内容を変更して構成変更プログラムを終える。変更は
通常のテキスト編集処理と同様に、ファイル内容の文字
列を書き換える事で行う。構成変更プログラム50はク
ライアント20上で実行されるプログラムであるため、
処理の論理的な流れは同一であってもクライアント種別
毎にプログラムは異なる。またステップ5001の現在
の値の獲得と、ステップ5007の項目値の変更を行う
処理は項目毎に具体的な処理が異なりうるため、構成変
更プログラム50は機器変更手続データベース40にク
ライアント種別と項目名に対応して登録されたプログラ
ムをクライアント上に転送して実行する事で、任意のク
ライアントの任意の構成項目の変更を可能としている。
【0035】以上のように上記実施例においては、クラ
イアントマシン20上のリクエスタ23がサーバマシン
10に接続する際に、クライアントマシン20上の構成
制御ファイル24の履歴をサーバマシン10上の構成履
歴データベース60に格納するとともに、サーバマシン
10上の機器状態データベース30の内容に従って自動
的にクライアントマシン20上の構成制御ファイル24
の内容を更新し、クライアントマシン20の機器構成が
サーバマシン10上に定められた構成と一致するように
するため、ユーザの手を煩わす事なく常に各クライアン
トマシン20の構成を一定に保つ事ができ、ユーザの誤
操作を減らすとともにネットワーク管理者の負荷が軽減
される。
【0036】また、サーバマシン10上の構成履歴デー
タベース60上にクライアントマシン20上の構成制御
ファイル24の履歴が自動的に格納されるため、任意の
時点での全てのクライアントマシン20上の構成制御フ
ァイル24の内容を再現する事が可能となり、障害発生
時の原因究明が容易となる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
クライアント上に置かれているローカルな管理情報につ
いてもサーバ上の情報に従って自動的に更新されるた
め、各クライアントの環境の違いによる誤動作の発生を
防止する情報処理システムを提供できる。
【0038】また、各クライアントのローカルな管理情
報の履歴がサーバ上に保持されるため、任意の時点での
管理情報の再現が可能となり、障害対策が容易となる情
報処理システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステム構成図である。
【図2】サーバマシンのブロック図である。
【図3】クライアントマシンのブロック図である。
【図4】構成制御ファイルの構成図である。
【図5】機器状態データベースの構成図である。
【図6】機器変更手続データベースの構成図である。
【図7】構成履歴データベースの構成図である。
【図8】リクエスタのフローチャートである。
【図9】レスポンダのフローチャートである。
【図10】クライアント側履歴更新処理のフローチャー
トである。
【図11】サーバ側履歴更新処理のフローチャートであ
る。
【図12】クライアント側構成更新処理のフローチャー
トである。
【図13】サーバ側構成更新処理のフローチャートであ
る。
【図14】構成変更プログラムのフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10…サーバマシン、 12…サーバOS、 13…レスポンダ、 20…クライアントマシン、 22…クライアントOS、 23…リクエスタ、 24…構成制御ファイル、 30…機器状態データベース、 40…機器変更手続データベース、 50…構成制御プログラム、 60…構成履歴データベース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 秀昭 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株 式会社日立製作所マイクロエレクトロニ クス機器開発研究所内 (72)発明者 中根 啓一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株 式会社日立製作所マイクロエレクトロニ クス機器開発研究所内 (56)参考文献 特開 平4−113435(JP,A) 特開 平3−98141(JP,A) 特開 平2−254555(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 13/00 351 - 357 H04L 12/40

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】他の機器への資源の提供を行うサーバ機器
    と、上記サーバ機器の資源を利用するクライアント機器
    とをネットワークで接続した情報処理システムにおい
    て、 上記クライアント機器は、機器の構成を記述する構成制
    御ファイルと、上記サーバ機器への接続要求時に、機器
    の構成更新処理を行うクライアント側構成更新処理手段
    とを備え、 上記サーバ機器は、上記クライアント機器の構成情報を
    保持する機器状態データベースと、該クライアント機器
    の構成を変更する構成変更プログラムを保持する機器変
    更手続データベースと、上記クライアント側構成更新処
    理手段からの接続要求を受け付けて、上記機器状態デー
    タベースと上記機器変更手続データベースの内容から、
    該当する上記クライアント機器の構成情報と構成変更プ
    ログラムとを上記クライアント機器に送付するサーバ側
    構成更新処理手段とを備え、 上記クライアント側構成更新処理手段は、上記サーバ側
    構成更新処理手段から送付された構成情報と構成変更プ
    ログラムとに従って上記構成制御ファイルの内容を変更
    することを特徴とする情報処理システム。
  2. 【請求項2】上記サーバ機器は、さらに、上記クライア
    ント機器の構成制御ファイルの変更履歴を保持する構成
    履歴データベースを備え、 上記クライアント機器は、上記接続要求時に、上記構成
    履歴データベースの履歴追加処理を要求するクライアン
    ト側履歴更新処理手段を備え、 上記サーバ機器は、上記クライアント側履歴更新処理手
    段から通知された上記構成制御ファイルに関する情報に
    基づき上記構成履歴データベースへ追加記録するサーバ
    側履歴更新処理手段を備えることを特徴とする請求項1
    記載の情報処理システム。
  3. 【請求項3】上記クライアント側履歴更新処理手段は、
    履歴更新処理要求時に、構成制御ファイルの変更日付を
    送付し、 上記サーバ側履歴更新処理手段は、上記変更日付を解析
    して、上記構成履歴データベースの内容を追加記録の要
    不要を、上記クライアント側履歴更新処理手 段へ連絡す
    ることを特徴とする請求項2記載の情報処理システム。
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