JP3185313B2 - 液晶表示素子 - Google Patents

液晶表示素子

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JP3185313B2 JP02283592A JP2283592A JP3185313B2 JP 3185313 B2 JP3185313 B2 JP 3185313B2 JP 02283592 A JP02283592 A JP 02283592A JP 2283592 A JP2283592 A JP 2283592A JP 3185313 B2 JP3185313 B2 JP 3185313B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示素子に関す
る。
【0002】
【従来の技術】TFTやMIM素子を各画素に設けたア
クティブマトリックス型の液晶表示素子は、この数年の
技術進歩で14〜17インチといった大型ディスプレイ
も作成されるようになり、コンピュータ端末や壁掛けT
Vへの応用が期待されている。
【0003】しかしながら画面の大型化とともに、その
表示性能、特に視角特性に対する不満も大きくなってい
る。その原因は、主として従来の液晶表示素子が採用し
てきたツイステッドネマチック(以下TNと呼ぶ)とい
う液晶ディスプレイモード自体にある。
【0004】従来のTN型液晶表示素子は、図14に示
すように、上側偏光板1、液晶セル3、下側偏光板5、
液晶セルの上基板6、下基板7、透明電極8、ネマチッ
ク液晶9で構成される。またその各軸の関係は、図9に
示すように上側偏光板1の偏光軸(以下偏光軸は透過軸
を指すことにする)方向を11、液晶セルの上基板6の
液晶配向方向を12、液晶セルの下基板7の液晶配向方
向を13、下側偏光板5の偏光軸方向を14、11が1
2となす角度を21、12と13から決まるネマチック
液晶9のねじれ角を22、14が13となす角度を23
とすると、角度21と角度23はそれぞれ約0度に、ま
た角度22は約90度に設定されていた。このとき従来
のTN型液晶表示素子は図4に示すような電圧透過率特
性を示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記構成
を取る従来のTN型液晶表示素子には、良好に表示が認
識できる視角範囲が狭いという課題があった。図15に
従来のTN型液晶表示素子に5ボルト印加した状態をオ
ン状態、1ボルト印加した状態をオフ状態として駆動し
たときの視角特性を示す。ここで図の中央が基板法線方
向、それをとりまく6つの同心円は内から順に、法線方
向からの傾き角10度、20度、30度、40度、50
度、60度の方向を示している。また41、42、4
3、44、45、46はそれぞれコントラスト比1:
1、1:3、1:10、1:30、1:100、1:3
00の等コントラスト曲線である。このように従来のT
N型液晶は、視角によってその特性が大きく変化する。
この図からは読み取れないが、上方向から見たときには
反転というやっかいな現象が生じる。反転現象とは、電
圧上昇に伴って透過率がいったん暗くなったのち再び明
るくなるため、中間調を表示した際、より暗く表示すべ
きところが明るくなってしまう現象である。
【0006】本発明はこのような課題を解決するもの
で、その目的とするところは、高分子フィルムを視角補
償板として用いることによって、視角特性に優れた液晶
表示素子を提供するところにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示素子
は、一対の基板間にねじれ角が約90度の液晶が挟持さ
れてなる液晶セルと、高分子フィルム面の法線方向に対
して光軸が傾いた負の光学的異方体の少なくとも一枚の
高分子フィルムと、偏光板とを備え、前記偏光板の偏光
軸と、偏光板に隣接する基板に施された配向処理方向と
が約90度であることを特徴とする。
【0008】また、前記液晶表示素子が、電圧無印加時
に明表示、電圧印加時に暗表示を行うことを特徴とす
る。
【0009】また、前記高分子フィルムが前記液晶セル
を挟んで配置されてなることを特徴とする。
【0010】
【実施例】(関連技術1) 本発明の関連技術1における液晶表示素子は、図1に示
すように、上側偏光板1、高分子フィルム2、液晶セル
3、下側偏光板5、液晶セルの上基板6、下基板7、透
明電極8、ネマチック液晶9で構成される。またその各
軸の関係は、図2に示すように上側偏光板1の偏光軸
(吸収軸)方向を11、液晶セルの上基板6の液晶配向
方向を12、液晶セルの下基板7の液晶配向方向を1
3、下側偏光板5の偏光軸方向を14、11が12とな
す角度を21、12と13から決まるネマチック液晶9
のねじれ角を22、14が13となす角度を23とする
と、角度21と角度23はそれぞれ90度に、また角度
22も90度に設定する。
【0011】ネマチック液晶9には、メルク社製の液晶
ZLI−4393にBDH社製のカイラルドーパントC
B−15を0.1wt%添加して用いた。ZLI−43
93の複屈折△nは0.0851、セルギャップdは
4.7μmであるので、△n×dは0.40μmにな
る。液晶はポリイミドの配向膜を用い、プレチルト角1
度以下でホモジニアス配向させた。一方高分子フィルム
2はポリカーボネート製の負の光学的異方体であり、図
3に模式的に示したような屈折率楕円体を持つ。即ちフ
ィルム面32の法線方向の屈折率をnz、これに垂直で
互いに直交する2方向の屈折率をnx、nyとすると、n
z<nx=nyの関係にある碁石型の形状を有する。ここ
で用いたフィルムは、nx=1.588、ny=1.58
8、nz=1.585、フィルム厚d=100μmであ
り、(nx−nz)×d=0.3μmと、液晶セルの△n
×dよりも若干小さめに設定した。
【0012】以上のようにして作成した本発明の関連技
術1における液晶表示素子の電圧透過率特性を図4に示
す。電圧無印加時に白く、また電圧印加時に黒くなる、
いわゆるノーマリホワイト表示となっている。透過率が
10%変化した電圧で定義されるしきい値電圧は、1.
45ボルトである。
【0013】この液晶セルに7ボルト印加した状態をオ
ン状態、1ボルト印加した状態をオフ状態として駆動し
たときの、視角特性を図5に示す。コントラストを取る
だけならば、5ボルトも印加すれば充分であるが、7ボ
ルト印加することによって液晶が基板にほぼ垂直に立ち
上がり、高分子フィルムによる視角補償がより効果的と
なる。この視角特性を図15に示した従来のTN型液晶
の視角特性と比較すると、1:30の等コントラスト曲
線44で左右に±20度以上広がっていることがわか
る。上下方向も従来のように上に狭すぎるということ無
く、バランスの良い特性を示している。またこの図から
は読み取れないが、中間調の反転も起こりにくくなっ
た。
【0014】(関連技術2) 関連技術2のセル構成、軸関係等は図1、図2に示した
関連技術1と同様であるが、液晶分子のプレチルト角を
10度に設定した点だけが異なる。プレチルト角が高く
なった分、しきい値電圧が0.3ボルト下がり、オン印
加電圧を6ボルトにしても、関連技術1と同等の広視角
が得られるようになった。
【0015】TN型液晶のプレチルト角は従来5度以下
であったが、視角補償板を備える場合にはプレチルト角
を大きく設定した方が、視角を広げる点で有利である。
【0016】(関連技術3) 関連技術3のセル構成、軸関係等は図1、図2に示した
関連技術1と同様であるが、配向膜としてSiOの斜方
蒸着膜を用いた点だけが異なる。これにより液晶分子と
配向膜のアンカリング・エネルギーが約4×10-5J/
2となった。これは配向膜として、通常のポリイミド
やポリビニルアルコールを用いた場合の1×10-3J/
2以上という値と比べて非常に小さな値である。基板
近傍の液晶分子は、通常かなり高い電圧を印加しないと
動かないが、アンカリング・エネルギーが4×10-5
/m2程度だとわずか数ボルトで動き出す。従って、関
連技術1ではオン印加電圧を7ボルトに設定したが、関
連技術3ではわずか5.5ボルトで同等の広視角が得ら
れる。アンカリング・エネルギーを小さくする方法とし
ては、他にLB膜を配向膜として用いたり、透明電極表
面を直接ラビングする方法が知られており、これらもそ
のアンカリング・エネルギーに応じた効果がある。
【0017】(実施例1) 本発明の実施例1は、セル構成、軸関係等は図1、図2
に示した関連技術1と同様であるが、高分子フィルムと
して図3のような形状の屈折率楕円体ではなく、図6の
ような形状のものを採用した点が異なる。これはやはり
ポリカーボネート製の負の光学的異方体であり、nz
x=nyの関係は同じであるが、光軸がフィルム面32
の法線方向から5度傾き、電圧印加時の液晶セルの液晶
のダイレクターの平均方向とほぼ平行になっている。液
晶セルの液晶はしきい値電圧の4倍程度の電圧では完全
に立ち上がっているわけではないので、このように高分
子フィルムの屈折率楕円体を液晶に合わせて傾ければ、
より完全な視角補償ができる。
【0018】なお図6のように屈折率楕円体31をフィ
ルム面32に対して傾ける方法以外に、図3のフィルム
を液晶セル基板に対して傾けてもよい。直視型のディス
プレイでは、スペースの関係でこのような配置は困難で
あるが、投写型のディスプレイでは有効な手段である。
【0019】(関連技術4) 本発明の関連技術4における液晶表示素子は、図7に示
すように、上側偏光板1、高分子フィルム2、液晶セル
3、高分子フィルム4、下側偏光板5、液晶セルの上基
板6、下基板7、透明電極8、ネマチック液晶9で構成
される。またその各軸の関係、液晶セルの諸条件は、図
2に示した関連技術1の場合と同様である。
【0020】関連技術4においては、上下2枚の高分子
フィルムを用いたが、いずれもポリカーボネート製の負
の光学的異方体で、nx=1.588、ny=1.58
8、nz=1.585、フィルム厚d=50μmで、
(nx−nz)×dの和は0.3μmである。
【0021】この液晶表示素子の電圧透過率特性も、図
4に示した関連技術1の場合と同様である。この液晶セ
ルに7ボルト印加した状態をオン状態、1ボルト印加し
た状態をオフ状態として駆動したときの、視角特性を図
8に示す。上下2枚の高分子フィルムを用いることによ
って、1枚だけ用いた関連技術1よりも広く、左右対称
な視角特性が得られている。
【0022】(関連技術5) 関連技術5のセル構成、軸関係等は図1、図2に示した
関連技術1と同様であるが、高分子フィルム2にポリビ
ニルアルコールを用いた点だけが異なる。ポリビニルア
ルコールは、実施例1で用いたポリカーボネートに比べ
て複屈折△nの波長分散が小さい。ここで△nの波長分
散値νを、波長460nmの光に対する△nと波長59
0nmの光に対する△nを用いて、ν≡△n(460nm)/
△n(590nm)で定義する。ポリビニルアルコールのν値
は1.005、ポリカーボネートのν値は1.095で
ある。ポリビニルアルコールを用いたときの視角特性
は、等コントラスト曲線で描くと、図5に示した関連技
術1の場合とほぼ同様であるが、視角による黄色い色付
きが低減される点で、より優れている。液晶ZLI−4
393のν値が1.085であるが、液晶よりも小さな
波長分散値を有する高分子を用いれば、このように視角
による色付きを減らす効果がある。
【0023】(関連技術6) 関連技術6のセル構成等は図1に示した関連技術1と同
様であるが、軸関係だけが異なる。関連技術6の各軸の
関係は、図9に示すように上側偏光板1の偏光軸(吸収
軸)方向を11、液晶セルの上基板6の液晶配向方向を
12、液晶セルの下基板7の液晶配向方向を13、下側
偏光板5の偏光軸方向を14、11が12となす角度を
21、ネマチック液晶9のねじれ角を22、14が13
となす角度を23とすると、角度21と角度23はそれ
ぞれ0度に、また角度22を90度に設定した。
【0024】この液晶表示素子の電圧透過率特性も、図
4に示した関連技術1の場合と同様である。この液晶セ
ルに7ボルト印加した状態をオン状態、1ボルト印加し
た状態をオフ状態として駆動したときの、視角特性を図
10に示す。偏光板の軸方向を隣接する液晶セル基板の
配向処理方向に平行にすることによって、垂直に設定し
た関連技術1の図5の視角特性よりも、若干狭くなっ
た。しかしながらそれでも従来の図15の視角特性より
は広い視角特性が得られている。
【0025】(関連技術7) 関連技術7のセル構成等は図1に示した関連技術1と同
様であるが、上下の偏光板を平行に配置した点だけが異
なる。このように配置すると、電圧無印加時に黒く、ま
た電圧印加時に白くなる、いわゆるノーマリブラック表
示となる。このような配置にしても視角拡大の効果はあ
るが、それはノーマリホワイト表示の場合ほど大きくな
い。なぜならば、本発明で用いる視角補償板は、高電圧
が印加されて液晶が立ち上がった状態を補償するもので
あるから、電圧印加時に黒い方が広い視角範囲で高コン
トラストが得られやすいからである。
【0026】(関連技術8) 関連技術8のセル構成、軸関係等は図1、図2に示した
関連技術1と同様であり、電圧透過率特性も図4と同様
であるが、液晶セルに5ボルト印加した状態をオン状態
とした点が異なる。このときの視角特性を図11に示
す。関連技術1のオン状態では7ボルト印加していた
が、この電圧を下げることによって、関連技術1の図5
の視角特性よりも、若干狭くなった。しかしながらそれ
でも従来の図15の視角特性より広い視角特性が得られ
ており、高い電圧を印加しなくとも、視角拡大の効果が
ある。なお、高い電圧が印加できないときには高分子フ
ィルムの(nx−nz)×dの値を小さく設定する方が望
ましい。
【0027】(関連技術9) 関連技術9のセル構成、軸関係等は図1、図2に示した
関連技術1と同様であるが、高分子フィルムの(nx
z)×dの値を0.5μmと、液晶の△n×dよりも
大きく設定した点が異なる。このようにしても、視角特
性は改善されるが、その効果は小さい。高分子フィルム
の(nx−nz)×d値は、液晶の△n×d値と同等ある
いは少し小さめに設定するのが最も望ましく、液晶の△
n×d値の2倍以上に設定することは意味がない。
【0028】(関連技術10) 前述した本発明の実施例においては、TN型液晶表示素
子を例にとって説明したが、本発明はTN型液晶に限定
されるものではなく、正の誘電異方性を有するネマチッ
ク液晶を用いる他の多くの液晶表示素子にも応用できる
ものであって、良く知られているECB型液晶やSTN
型液晶でも同様の効果がある。関連技術10ではECB
型液晶の例を挙げよう。
【0029】関連技術10のセル構成は図7に示した関
連技術4の場合と同様である。各軸の関係は、図12に
示すように上側偏光板1の偏光軸(吸収軸)方向を1
1、液晶セルの上基板6の液晶配向方向を12、液晶セ
ルの下基板7の液晶配向方向を13、下側偏光板5の偏
光軸方向を14、11が12となす角度を21、12と
13から決まるネマチック液晶9のねじれ角を22、1
4が13となす角度を23とすると、角度21と角度2
3はそれぞれ右45度に、また角度22は0度に設定す
る。
【0030】ネマチック液晶9には、メルク社製の液晶
ZLI−4393にカイラルドーパントを添加せずに用
い、セルギャップdが3.2μmのセルに注入した。△
n×dは0.27μmになる。2枚の高分子フィルムは
関連技術4と同様の、nx=1.588、ny=1.58
8、nz=1.585のポリカーボネート製フィルムを
用いるが、いずれもフィルム厚d=45μm、(nx
z)×d=0.24μmに設定した。
【0031】この液晶セルに15ボルト印加した状態を
オン状態、1ボルト印加した状態をオフ状態として駆動
したときの、視角特性を図13に示す。このようにEC
B型液晶を用いてもTN型液晶と同等あるいはそれ以上
の広い視角特性を得ることができる。なおECB型液晶
の場合、高コントラストを得るためにはTN型液晶より
も高い電圧が必要であるため、残留リターデーションを
補償するために、高分子フィルムのnxとnyを等しくせ
ずに(nx−ny)×d=0.01μm程度の小さなリタ
ーデーションを残しておくか、あるいは実施例1でも少
し言及したようにフィルムをセル基板に対して傾けて配
置すると、比較的低電圧でもコントラストが取れるよう
になる。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、高分
子フィルムを視角補償板として用いることによって、視
角特性に優れた液晶表示素子を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1、関連技術1〜3、5〜9に
おける液晶表示素子の断面図である。
【図2】本発明の実施例1、関連技術1〜5、8、9に
おける液晶表示素子の各軸の関係図である。
【図3】本発明の関連技術1〜10において用いた視角
補償を行う高分子フィルムの屈折率楕円体の模式図であ
る。
【図4】本発明の関連技術1、4〜6、8、9および従
来の液晶表示素子の、電圧透過率特性を示す図である。
【図5】本発明の関連技術1における液晶表示素子の、
視角特性を示す図である。
【図6】本発明の実施例1において用いた視角補償を行
う高分子フィルムの屈折率楕円体の模式図である。
【図7】本発明の関連技術4、10における液晶表示素
子の断面図である。
【図8】本発明の関連技術4における液晶表示素子の、
視角特性を示す図である。
【図9】本発明の関連技術6および従来の液晶表示素子
の各軸の関係図である。
【図10】本発明の関連技術6における液晶表示素子
の、視角特性を示す図である。
【図11】本発明の関連技術8における液晶表示素子
の、視角特性を示す図である。
【図12】本発明の関連技術10における液晶表示素子
の各軸の関係図である。
【図13】本発明の関連技術10における液晶表示素子
の、視角特性を示す図である。
【図14】従来のTN型液晶表示素子の断面図である。
【図15】従来のTN型液晶表示素子の、視角特性を示
す図である。
【符号の説明】
1 上側偏光板 2 高分子フィルム 3 液晶セル 4 高分子フィルム 5 下側偏光板 6 液晶セル3の上基板 7 液晶セル3の下基板 8 透明電極 9 正の誘電異方性を有するネマチック液晶 11 上側偏光板1の偏光軸方向 12 液晶セルの上基板6の液晶配向方向 13 液晶セルの下基板7の液晶配向方向 14 下側偏光板5の偏光軸方向 21 11が12となす角度 22 ネマチック液晶9のねじれ角 23 14が13となす角度 31 高分子フィルムの屈折率楕円体 32 高分子フィルムのフィルム面 41 コントラスト比1:1の等コントラスト曲線 42 コントラスト比1:3の等コントラスト曲線 43 コントラスト比1:10の等コントラスト曲線 44 コントラスト比1:30の等コントラスト曲線 45 コントラスト比1:100の等コントラスト曲線 46 コントラスト比1:300の等コントラスト曲線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−256023(JP,A) 特開 平3−141322(JP,A) 特開 平3−276123(JP,A) 特開 平3−276124(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/13363

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の基板間にねじれ角が約90度の液
    晶が挟持されてなる液晶セルと、高分子フィルム面の法
    線方向に対して光軸が傾いた負の光学的異方体の少なく
    とも一枚の高分子フィルムと、偏光板とを備え、前記偏
    光板の偏光軸と、偏光板に隣接する基板に施された配向
    処理方向とが約90度であることを特徴とする液晶表示
    素子。
  2. 【請求項2】 前記液晶表示素子が、電圧無印加時に明
    表示、電圧印加時に暗表示を行うことを特徴とする請求
    項1記載の液晶表示素子。
  3. 【請求項3】 前記高分子フィルムが前記液晶セルを挟
    んで配置されてなることを特徴とする請求項1記載の液
    晶表示素子。
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