JP3185145U - 掲示物収納袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】バリエーションに富んだ使い方ができ、さらに付加価値を高めた掲示物収納袋を提供する。
【解決手段】透明なシート2の表面に複数の透明なポケット部3を設けるとともに、透明なシートの表面又は裏面に複数の透明なポケット部のうちの一部のポケット部の正面側から視認できる印刷面を設ける。透明なシートの裏面に仕切シートを設けた場合には、仕切シートの表面に印刷面を設けても良い。
【選択図】図1
【解決手段】透明なシート2の表面に複数の透明なポケット部3を設けるとともに、透明なシートの表面又は裏面に複数の透明なポケット部のうちの一部のポケット部の正面側から視認できる印刷面を設ける。透明なシートの裏面に仕切シートを設けた場合には、仕切シートの表面に印刷面を設けても良い。
【選択図】図1
Description
本考案は、透明な合成樹脂製のシート材からなり、挿入部の開口から写真、絵、カレンダー等、シート状の掲示物を挿入して用いる掲示物収納袋に関するものである。
シート状の掲示物を袋に収納した状態で、壁面や家具、窓等の平坦面に貼り付けて、袋の外から袋内に収納した掲示物が見えるように掲示することができる掲示物収納袋が提案されている。
例えば、特許文献1(特開2010−85850号公報)には、重ねられたシートの三辺がシールされ、残りの一辺に掲示物(1)を挿入するための掲示物挿入口(4)が形成された袋(2)の表面側に掲示物(1)が透視できる透明部が形成され、袋(2)の裏面側に強粘着糊層(5)が貼着され、この強粘着糊層(5)に表面が凹凸処理された仕切シート(6)を介して球状粘着材を使用した再剥離糊層(7)が貼着され、この再剥離糊層(7)に剥離シート(8)が積層されている掲示物収納袋が記載されている。
また、特許文献2(特開2013−40989号公報)には、特許文献1記載の構成に加え、袋(2)の裏面側のシートに商品説明等の印刷面を形成した掲示物収納袋が記載されている。
また、特許文献2(特開2013−40989号公報)には、特許文献1記載の構成に加え、袋(2)の裏面側のシートに商品説明等の印刷面を形成した掲示物収納袋が記載されている。
しかし、これらの掲示物収納袋は、袋(2)を1つしか設けていないため、その1つの袋に1枚若しくは複数枚のシート状掲示物を挿入して用いる以外に使い途がなかった。
また、特許文献2には商品説明等の印刷面を形成してあるが、その表示は単なる掲示物収納袋の使用方法や注意事項等に関するものである上に、1つしかない袋(2)の裏面側に印刷してあるため、袋(2)にシート状掲示物を挿入すると、その印刷面は見えなくなってしまう。
そのため、これらの掲示物収納袋は、使用する際のバリエーションに乏しく、付加価値が低いという問題点があった。
また、特許文献2には商品説明等の印刷面を形成してあるが、その表示は単なる掲示物収納袋の使用方法や注意事項等に関するものである上に、1つしかない袋(2)の裏面側に印刷してあるため、袋(2)にシート状掲示物を挿入すると、その印刷面は見えなくなってしまう。
そのため、これらの掲示物収納袋は、使用する際のバリエーションに乏しく、付加価値が低いという問題点があった。
本考案の課題は、掲示物収納袋をバリエーションに富んだ使い方ができるようにすること、及び掲示物収納袋の付加価値を高めることである。
請求項1に係る考案の掲示物収納袋は、透明なシートの表面に設けた複数の透明なポケット部と、複数の透明なポケット部のうちの一部のポケット部に対応する領域内において、透明なシートの表面又は裏面に設けた印刷面と、透明なシートの裏面の少なくとも上部の左右付近を含む領域に設けた粘着層と、粘着層の裏面に剥離可能に設けた剥離シートを備えていることを特徴とする。
請求項2に係る考案の掲示物収納袋は、透明なシートの表面に設けた複数の透明なポケット部と、透明なシートの裏面、かつ、少なくとも透明なシートの周囲の近傍に設けた強粘着層と、強粘着層の裏面に設けられ、少なくとも強粘着層の外縁より内側の領域全部を覆う仕切シートと、複数の透明なポケット部のうちの一部のポケット部に対応する領域内において、仕切シートの表面に設けた印刷面と、仕切シートの裏面の少なくとも上部の左右付近を含む領域に設けた粘着層と、粘着層の裏面に剥離可能に設けた剥離シートを備えていることを特徴とする。
請求項3に係る考案の掲示物収納袋は、請求項1又は2に記載の掲示物収納袋において、粘着層が再剥離糊を積層して形成されていることを特徴とする。
請求項4に係る考案の掲示物収納袋は、請求項1ないし3のいずれかに記載の掲示物収納袋において、剥離シートが上下又は左右に分割されていることを特徴とする。
請求項1に係る考案によれば、透明なシートの表面に上下又は左右に並べて設けた複数の透明なポケット部と、複数の透明なポケット部のうちの一部のポケット部に対応する領域内において、透明なシートの表面又は裏面に設けた印刷面を備えているので、複数の透明なポケット部の全てにシート状の掲示物を挿入して用いる態様、印刷面が設けてある一部のポケット部以外のポケット部にシート状の掲示物を挿入して用いる態様、ポケット部に何も入れないで用いる態様のいずれかを、利用者が適宜選択できる。
例えば、印刷面を年間カレンダーの表示とした場合には、その年間カレンダーが有効である間は、その印刷面が設けてあるポケット部には何も挿入せずに利用し、その年間カレンダーが無用となった後には、そのポケット部にもシート状の掲示物を挿入して用いるという使い方ができる。
さらに、年間カレンダーとともに広告を表示すれば、その広告主は少なくとも1年間はその広告を見てもらえる可能性を感じるので、ノベルティ商品としての価値が高まる。
また、剥離層を剥がして、壁面や家具、窓等の平坦面に貼り付けるだけで、印刷されたカレンダーや広告、ポケット部に挿入したシート状の掲示物等を見やすく掲示できるので、購入意欲やノベルティとしての採用意欲をかき立てることができる。
例えば、印刷面を年間カレンダーの表示とした場合には、その年間カレンダーが有効である間は、その印刷面が設けてあるポケット部には何も挿入せずに利用し、その年間カレンダーが無用となった後には、そのポケット部にもシート状の掲示物を挿入して用いるという使い方ができる。
さらに、年間カレンダーとともに広告を表示すれば、その広告主は少なくとも1年間はその広告を見てもらえる可能性を感じるので、ノベルティ商品としての価値が高まる。
また、剥離層を剥がして、壁面や家具、窓等の平坦面に貼り付けるだけで、印刷されたカレンダーや広告、ポケット部に挿入したシート状の掲示物等を見やすく掲示できるので、購入意欲やノベルティとしての採用意欲をかき立てることができる。
請求項2に係る考案によれば、請求項1に係る考案による効果に加え、仕切シートの表面に印刷面が設けてあるので、透明なシート及び複数の透明なポケット部には全く改変を加えることなく、仕切シートのみの表示を変更するだけで、様々なニーズに応じた印刷面を備える掲示物収納袋を製作できる。
また、異なる内容の印刷面13を形成した複数種類の仕切シートを作成しておき、それらを組み合わせて強粘着層12の裏面を覆えば、多様な組み合わせの印刷面を備える掲示物収納袋を製作できる。
さらに、仕切シートにより挿入した掲示物の見映えを良くすることもできる。特に、仕切シートのポケット部に対応する領域の周囲に縁取り線や模様を印刷し、掲示物が透視できる部分を適宜の形状とした場合、その効果は顕著となる。
また、異なる内容の印刷面13を形成した複数種類の仕切シートを作成しておき、それらを組み合わせて強粘着層12の裏面を覆えば、多様な組み合わせの印刷面を備える掲示物収納袋を製作できる。
さらに、仕切シートにより挿入した掲示物の見映えを良くすることもできる。特に、仕切シートのポケット部に対応する領域の周囲に縁取り線や模様を印刷し、掲示物が透視できる部分を適宜の形状とした場合、その効果は顕著となる。
請求項3に係る考案によれば、請求項1又は2に係る考案による効果に加え、粘着層が再剥離糊を積層して形成されているので、一旦掲示物収納袋を壁面や家具、窓等の平坦面に貼り付けた後に、粘着層を貼着面に残すことなく容易に剥がせて好みの場所に貼り替えることができるという効果がある。
また、粘着力がそれほど強くないので、ふすまや障子等に貼り付けても剥がすときに貼着面を損傷することがないという効果もある。
また、粘着力がそれほど強くないので、ふすまや障子等に貼り付けても剥がすときに貼着面を損傷することがないという効果もある。
請求項4に係る考案によれば、請求項1ないし3のいずれかに係る考案による効果に加え、剥離層が上下又は左右に分割されているので、粘着面から剥離層を剥がすときに、その分割されている部分に沿って掲示物収納袋を軽く曲げると、分割されている部分に近い剥離層がはがれ、粘着層から剥離層を容易に取り除くことができる。
以下、実施例によって本考案の実施形態を説明する。
実施例1の平面図を図1に、中央部付近における上下方向の断面図を図2(1)に示す。
実施例1の掲示物収納袋1は、図1に示すように、長方形の透明なシート2の表面に上下2段に形成した透明なポケット部3を有している。
これらの透明なシート2及びポケット部3の製造方法は次のとおりである。
(1)厚さが60μmのOPPと60μmのCPPを積層したラミネートフィルムを、CPPどうしが向かい合うように重ねる。
(2)左右の側辺4及び底辺5となる部分を溶断機で溶着するとともにカットする。
(3)上段ポケット部3の底辺6となる部分を高周波シールにより形成する。
そうすると、溶着及び高周波シールがされていない表面側のラミネートフィルムの上端が開口部7となり、上下2段のポケット部3ができる。
これらの透明なシート2及びポケット部3の製造方法は次のとおりである。
(1)厚さが60μmのOPPと60μmのCPPを積層したラミネートフィルムを、CPPどうしが向かい合うように重ねる。
(2)左右の側辺4及び底辺5となる部分を溶断機で溶着するとともにカットする。
(3)上段ポケット部3の底辺6となる部分を高周波シールにより形成する。
そうすると、溶着及び高周波シールがされていない表面側のラミネートフィルムの上端が開口部7となり、上下2段のポケット部3ができる。
透明なシート2の裏面には図2(1)に示すように、上段ポケット部3に対応する領域内において、印刷面8が形成されており、上段ポケット部3の表面側からみると、図1に示すように年間カレンダーの表示となる。
そして、透明なシート2及び印刷面8の裏面には、各辺から3mm程度の領域を除く全面に再剥離糊を積層した透明な粘着層9が設けられ、粘着層9の裏面には剥離シート10が貼り付けられている。
そして、透明なシート2及び印刷面8の裏面には、各辺から3mm程度の領域を除く全面に再剥離糊を積層した透明な粘着層9が設けられ、粘着層9の裏面には剥離シート10が貼り付けられている。
再剥離糊は、1〜250μmの平均粒径を有する粒状アクリル系重合体を主成分とする再剥離性粘着組成物を使用することができる。
粘着層9により、ガラス、金属、木、タイル、陶磁器、樹脂、紙等の平面あるいは曲面に貼着できるとともに、剥離後には貼着面を汚すことがなく、繰り返し貼着・剥離することができる。
また、貼着面がふすま、障子等のような強度のない紙であっても、紙を破ることなく掲示物収納袋1を貼着面から剥離することができる。
粘着層9により、ガラス、金属、木、タイル、陶磁器、樹脂、紙等の平面あるいは曲面に貼着できるとともに、剥離後には貼着面を汚すことがなく、繰り返し貼着・剥離することができる。
また、貼着面がふすま、障子等のような強度のない紙であっても、紙を破ることなく掲示物収納袋1を貼着面から剥離することができる。
剥離シート10は左右2枚に分割されており、図3に示すように掲示物収納袋1を左右方向に曲げると中央部が剥がれるので、その剥がれた部分をつまんで引っ張れば容易に取り除かれ、粘着層9を露出させることができる。
そして、粘着層9を露出させた後に、開口部7が上になるように、壁面や家具、窓等の平坦面に貼り付けて用いる。
そして、粘着層9を露出させた後に、開口部7が上になるように、壁面や家具、窓等の平坦面に貼り付けて用いる。
以下の説明において、実施例1と変わっていない箇所については、実施例1と同じ番号を用いる。
実施例2の掲示物収納袋11の正面図は実施例1と同じ図1であり、中央部付近における上下方向の断面図は図2(2)である。
そして、長方形の透明なシート2の表面に上下2段に形成した透明なポケット部3を有している点及びその製造方法は、実施例1と同じである。
実施例2の掲示物収納袋11の正面図は実施例1と同じ図1であり、中央部付近における上下方向の断面図は図2(2)である。
そして、長方形の透明なシート2の表面に上下2段に形成した透明なポケット部3を有している点及びその製造方法は、実施例1と同じである。
実施例1との違いは、透明なシート2の裏面側の構成にあり、図2(2)に示すように、透明なシート1の裏面には各辺から3mm程度の領域を除く全面に強粘着糊を積層した透明な強粘着層12が設けられ、強粘着層12の裏面に1枚の仕切シート14が貼り付けられ、仕切シート14の裏面に再剥離糊を積層した透明な粘着層15が設けられ、粘着層15の裏面に剥離シート16が貼り付けられている。
強粘着糊には、強い粘着強度を有するアクリル系共重合体を主成分とする粘着組成物を使用することができる。
また、再剥離糊及び剥離シート16は、実施例1と同じなので、説明は省略する。
また、再剥離糊及び剥離シート16は、実施例1と同じなので、説明は省略する。
仕切シート14には、紙あるいは樹脂フィルムを使用する。仕切シート14の表面及び裏面は、強粘着層12及び粘着層15との接着性を向上させるため微細な凹凸のある粗面とする。
表面及び裏面が平滑面でない紙の場合そのまま使用できるが、樹脂フィルムの場合はコロナ放電等の表面処理により微細な凹凸を形成したものを使用する。
このような仕切シート14を使用することにより、利用中の掲示物収納袋11を貼着面から剥離する際に、粘着層15が仕切シート14から分離することなく、掲示物収納袋11に粘着層15が付いた状態で剥離できる。
また、仕切シート14の表面には図2(2)に示すように、上段ポケット部3に対応する領域内において、印刷面13が形成されており、上段ポケット部3の表面側からみると、図1に示すように年間カレンダーの表示となる。
なお、掲示物収納袋11を利用する際の使用方法は実施例1と同じなので、説明は省略する。
表面及び裏面が平滑面でない紙の場合そのまま使用できるが、樹脂フィルムの場合はコロナ放電等の表面処理により微細な凹凸を形成したものを使用する。
このような仕切シート14を使用することにより、利用中の掲示物収納袋11を貼着面から剥離する際に、粘着層15が仕切シート14から分離することなく、掲示物収納袋11に粘着層15が付いた状態で剥離できる。
また、仕切シート14の表面には図2(2)に示すように、上段ポケット部3に対応する領域内において、印刷面13が形成されており、上段ポケット部3の表面側からみると、図1に示すように年間カレンダーの表示となる。
なお、掲示物収納袋11を利用する際の使用方法は実施例1と同じなので、説明は省略する。
実施例1及び2の変形例を列記する。
(1)実施例1、2の掲示物収納袋1、11は、長方形の透明なシート2の表面に上下2段に形成した透明なポケット部3を有しているが、透明なシート2の形状は長方形に限らず、正方形、菱形、円形、ハート形等、どのような形状でも良い。
また、ポケット部3の形成位置及び数は上下2段に限らず、上下3段、左右2列、左右3列等、複数のポケット部3が適宜の配列で設けてあれば良い。
さらに、ポケット部3の形状も長方形、正方形、五角形、半円形、ハート形等、どのような形状であっても良いが、複雑な形状の場合、開口部7となる部分以外に高周波シールを施してポケット部3を形成することとなる。
(2)実施例1、2のポケット部3は全面が透明であるが、各ポケット部の表面又は裏面の周囲に縁取り線や模様を印刷し、掲示物が透視できる部分を適宜の形状としても良い。
(3)実施例1、2のポケット部3の内側には何も入れていないが、周囲に縁取り線や模様を印刷したポケット部3より少し小さい台紙を作成し、印刷面8、13を形成していないポケット部3に台紙を挿入して、掲示物の見映えが良くなるようにしても良い。
(4)実施例1、2の印刷面8、13は、年間カレンダーの表示としているが、年間カレンダーに限らず、月間カレンダー、地図、名画、金言、イベント案内、広告等、どのような内容のものであっても良く、それらを複数組み合わせた内容のものであっても良い。
また、ポケット部3を3つ以上有している場合には、連続する2つのポケット部3にまたがって印刷面8、13を形成しても良く、2つのポケット部3に、それぞれ異なる内容の印刷面8、13を形成しても良い。
(5)実施例1においては、透明なシート2の裏面に印刷面8が形成されているが、透明なシート2の表面に印刷面8を形成しても良い。
なお、印刷面8を表面に形成する場合、シート2は透明でなくても良い。
(6)実施例1の透明なシート2には、上段ポケット部3に対応する領域内のみにおいて印刷面8が形成されているが、下段ポケット部3に対応する領域の周囲に縁取り線や模様を印刷して、掲示物の見映えが良くなるようにしても良い。
(7)実施例1、2の粘着層9、15は、再剥離糊を積層したものとなっているが、再剥離糊に限らず、固化したときに透明であれば通常の粘着糊であっても良い。
(8)実施例1、2の粘着層9、15は、透明なシート1の各辺から3mm程度の領域を除く全面に設けられているが、少なくとも透明なシート1の上部の左右付近を含む領域に設けてあれば、掲示物収納袋1、11を平坦面に貼り付けた時に落下したり、上部がめくれたりすることはない。
(9)実施例2の強粘着層12は、透明なシート1の各辺から3mm程度の領域を除く全面に強粘着糊を積層したものとなっているが、少なくとも透明なシートの周囲の近傍に強粘着糊を積層したものであれば良い。
(10)実施例2の仕切シート14の表面には、上段ポケット部3に対応する領域内のみにおいて印刷面13が形成されているが、下段ポケット部3に対応する領域の周囲に縁取り線や模様を印刷して、掲示物の見映えが良くなるようにしても良い。
(11)実施例2の強粘着層12の裏面には1枚の仕切シート14が貼り付けられているが、複数枚の仕切シートによって強粘着層12の裏面を覆うようにしても良い。
その場合、異なる内容の印刷面13を形成した複数種類の仕切シートを作成しておき、それらを組み合わせて強粘着層12の裏面を覆えば、多様な組み合わせの表示内容を備えた掲示物収納袋11を容易に製造することができる。
(12)実施例1、2の剥離シート10、16は、左右2枚に分割されたものとなっているが、1枚であっても良く、左右3枚、上下2枚又は上下3枚に分割されたものであっても良い。
また、分割する場合、分割線は図3のような直線状に限らず、ジグザグ状又は波線状としても良い。
(1)実施例1、2の掲示物収納袋1、11は、長方形の透明なシート2の表面に上下2段に形成した透明なポケット部3を有しているが、透明なシート2の形状は長方形に限らず、正方形、菱形、円形、ハート形等、どのような形状でも良い。
また、ポケット部3の形成位置及び数は上下2段に限らず、上下3段、左右2列、左右3列等、複数のポケット部3が適宜の配列で設けてあれば良い。
さらに、ポケット部3の形状も長方形、正方形、五角形、半円形、ハート形等、どのような形状であっても良いが、複雑な形状の場合、開口部7となる部分以外に高周波シールを施してポケット部3を形成することとなる。
(2)実施例1、2のポケット部3は全面が透明であるが、各ポケット部の表面又は裏面の周囲に縁取り線や模様を印刷し、掲示物が透視できる部分を適宜の形状としても良い。
(3)実施例1、2のポケット部3の内側には何も入れていないが、周囲に縁取り線や模様を印刷したポケット部3より少し小さい台紙を作成し、印刷面8、13を形成していないポケット部3に台紙を挿入して、掲示物の見映えが良くなるようにしても良い。
(4)実施例1、2の印刷面8、13は、年間カレンダーの表示としているが、年間カレンダーに限らず、月間カレンダー、地図、名画、金言、イベント案内、広告等、どのような内容のものであっても良く、それらを複数組み合わせた内容のものであっても良い。
また、ポケット部3を3つ以上有している場合には、連続する2つのポケット部3にまたがって印刷面8、13を形成しても良く、2つのポケット部3に、それぞれ異なる内容の印刷面8、13を形成しても良い。
(5)実施例1においては、透明なシート2の裏面に印刷面8が形成されているが、透明なシート2の表面に印刷面8を形成しても良い。
なお、印刷面8を表面に形成する場合、シート2は透明でなくても良い。
(6)実施例1の透明なシート2には、上段ポケット部3に対応する領域内のみにおいて印刷面8が形成されているが、下段ポケット部3に対応する領域の周囲に縁取り線や模様を印刷して、掲示物の見映えが良くなるようにしても良い。
(7)実施例1、2の粘着層9、15は、再剥離糊を積層したものとなっているが、再剥離糊に限らず、固化したときに透明であれば通常の粘着糊であっても良い。
(8)実施例1、2の粘着層9、15は、透明なシート1の各辺から3mm程度の領域を除く全面に設けられているが、少なくとも透明なシート1の上部の左右付近を含む領域に設けてあれば、掲示物収納袋1、11を平坦面に貼り付けた時に落下したり、上部がめくれたりすることはない。
(9)実施例2の強粘着層12は、透明なシート1の各辺から3mm程度の領域を除く全面に強粘着糊を積層したものとなっているが、少なくとも透明なシートの周囲の近傍に強粘着糊を積層したものであれば良い。
(10)実施例2の仕切シート14の表面には、上段ポケット部3に対応する領域内のみにおいて印刷面13が形成されているが、下段ポケット部3に対応する領域の周囲に縁取り線や模様を印刷して、掲示物の見映えが良くなるようにしても良い。
(11)実施例2の強粘着層12の裏面には1枚の仕切シート14が貼り付けられているが、複数枚の仕切シートによって強粘着層12の裏面を覆うようにしても良い。
その場合、異なる内容の印刷面13を形成した複数種類の仕切シートを作成しておき、それらを組み合わせて強粘着層12の裏面を覆えば、多様な組み合わせの表示内容を備えた掲示物収納袋11を容易に製造することができる。
(12)実施例1、2の剥離シート10、16は、左右2枚に分割されたものとなっているが、1枚であっても良く、左右3枚、上下2枚又は上下3枚に分割されたものであっても良い。
また、分割する場合、分割線は図3のような直線状に限らず、ジグザグ状又は波線状としても良い。
1、11 掲示物収納袋 2 透明なシート 3 透明なポケット部
4 左右の側辺 5、6 底辺 7 開口部 8、13 印刷面
9、15 粘着層 10、16 剥離シート 12 強粘着層
14 仕切シート
4 左右の側辺 5、6 底辺 7 開口部 8、13 印刷面
9、15 粘着層 10、16 剥離シート 12 強粘着層
14 仕切シート
Claims (4)
- 透明なシートの表面に設けた複数の透明なポケット部と、
前記複数の透明なポケット部のうちの一部のポケット部に対応する領域内において、前記透明なシートの表面又は裏面に設けた印刷面と、
前記透明なシートの裏面の少なくとも上部の左右付近を含む領域に設けた粘着層と、
該粘着層の裏面に剥離可能に設けた剥離シートを備えている
掲示物収納袋。 - 透明なシートの表面に設けた複数の透明なポケット部と、
前記透明なシートの裏面、かつ、少なくとも前記透明なシートの周囲の近傍に設けた強粘着層と、
該強粘着層の裏面に設けられ、少なくとも前記強粘着層の外縁より内側の領域全部を覆う仕切シートと、
前記複数の透明なポケット部のうちの一部のポケット部に対応する領域内において、前記仕切シートの表面に設けた印刷面と、
前記仕切シートの裏面の少なくとも上部の左右付近を含む領域に設けた粘着層と、
該粘着層の裏面に剥離可能に設けた剥離シートを備えている
掲示物収納袋。 - 前記粘着層は、再剥離糊を積層して形成されていることを特徴とする
請求項1又は2に記載の掲示物収納袋。 - 前記剥離シートは、上下又は左右に分割されていることを特徴とする
請求項1ないし3のいずれかに記載の掲示物収納袋。
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