JP3185100U - 箱状看板装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】無線通信基地局、及び監視カメラの設置スペースを、街中等の高所に確保できる箱状看板装置を提供する。
【解決手段】建物に取り付けられる箱状看板装置10(袖看板、突出看板)は、その内部に無線通信基地局5を構成するアンテナ、各種装置が配置されると共に、底下面10aに監視カメラ60が取り付けられる。箱状看板装置は、道路に対して高所となる箇所に取り付けられることから、内部に収められた無線通信基地局は、無線通信に係る電波を受信しやすい特性を確保でき、また、監視カメラについては、上方から道路を見下ろす方向で一定範囲、防犯等の目的に好適な撮像を行える。また、無線通信基地局は、街中等の人々の目に触れないので、街中等の美観を損ねることもない。
【選択図】図1

Description

本考案は、無線通信基地局を構成するアンテナ及び各装置等を看板内部に配置することで、看板内部の空間を無線通信基地局の設置スペースとして活用し、看板機能以外に、無線通信の中継機能等も具備できるようにした箱状看板装置に関する。
従来、店舗及びテナント等が入居する建物には、建物の壁面より突出する看板(一般に袖看板、又は突出看板と称せられる)が設置されていることが多い。このような看板は、広告及び宣伝用として、もっぱら利用されている。
また、昨今は、デジタルサイネージとして、LED等の複数の発光体を用いて様々な文字・図柄等を表示できるようにした看板、さらには液晶パネル等の表示パネルを用いて様々な画像・動画等を表示できるようにした看板等が用いられる例も増えている。このようなタイプの看板は、表示する広告等の内容を適宜変更できるようにするため、無線通信等の通信機能を具備することで、通信により取得した様々な内容を表示可能としている(特許文献1、2参照)。
なお、通信機能を具備する看板としては、通信機能を有するマイクロチップを避難地図看板に設けておき、避難者の携帯電話とインターネットのアクセスポイントを無線で接続して、避難情報を提供できるようにした例も考えられている(特許文献3参照)。さらには、下記の特許文献4では、通信機能(送信機能)に加えてCCD等の撮像素子を用いた撮像装置を具備し、撮像した内容を通信機能によって所定の通信先へ送信可能にした突出看板が開示されている。
特開2011−123698号公報 特開2002−251152号公報 特開2009−157201号公報 特開2009−211323号公報
上述した様々なタイプの看板に関する内容とは別に、近時、携帯電話機、スマートフォン等の携帯型通信端末が世間一般に幅広く普及しており、エリアに関係なく、携帯電話機、スマートフォン等で安定した音声通話及びデータ通信を行えるようにするためには、音声通話及びデータ通信等用の無線電波を中継する無線中継基地局を各所に隈無く設置することが重要になっている。しかし、無線中継基地局の設置には一定のスペースが必要であると共に、無線電波を効率良く受信するには地面より高所に無線中継基地局のアンテナを設けることが好適あることから、そのような条件を満たすスペースを確保するのは、携帯電話機、スマートフォン等の使用者が多い街中等では特に困難であり、無線中継基地局の増設を妨げる要因になっているという問題がある。
また、防犯等の目的で、街中等に撮像カメラを多数設置する自治体等が増えてきているが、一定の範囲を撮像するためには、撮像カメラを高所に設置することが必要となり、このような高所の設置場所を確保することも、上述した無線中継基地局の場合と同様に一般に困難であるという問題がある。
本考案は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、元来、街中等の高所に設置される看板(袖看板、突出看板等)に着眼し、そのような看板の内部を、無線中継基地局を構成する各種装置及びアンテナ等の配置スペースに利用することで、街中等での無線中継基地局の増設に貢献できるようにした箱状看板装置を提供することを目的とする。
さらに、本考案は、箱状看板装置の内部におけるアンテナの位置を工夫することで、箱状看板装置が取り付けられる建物等による周囲環境の影響を受けにくくして、アンテナが箱状看板装置の内部に配置されても一定の受信特性を確保できるようにした箱状看板装置を提供することを目的とする。
さらに、本考案は、撮像カメラも取り付けるようにして防犯等の目的に貢献できるようにした箱状看板装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本考案に係る箱状看板装置は、箱状の内部空間を形成するフレーム部材と、フレーム部材に取り付けられる看板パネル材とを備える箱状看板装置において、無線通信アンテナと、前記無線通信アンテナにより無線通信される電波に係る信号を有線通信と中継する処理を行う無線通信装置と、前記無線通信装置に附帯する附帯装置とを備え、前記無線通信アンテナ、前記無線通信装置、及び前記附帯装置は、前記フレーム部材の内部空間に配置してあり、前記無線通信アンテナは、その先端部が前記フレーム部材の高さ方向で、前記無線通信装置及び前記附帯装置より高く位置するように配置してあることを特徴とする。
本考案では、箱状看板装置の内部空間に、無線中継基地局を構成する無線通信アンテナ、無線通信装置、及び附帯装置を配置するようにしたので、箱状看板装置の内部空間を無線通信の中継基地局の設置スペースとして利用できるようになる。また、無線通信アンテナは、無線通信装置及び附帯装置より、アンテナ先端部が高く位置するように配置したので、高さ的に無線通信に係る電波を受信しやすくなると共に、周囲環境のノイズ等の影響も受けにくくなり、安定した無線通信の中継処理を確保できるようになる。さらに、無線中継基地局を構成するアンテナ及び各装置は全て、箱状看板装置の内部空間に収められるので、看板本来の広告機能は何ら妨げられることはなく、また、無線通信の中継基地局が街中等の人々の目に触れることもなくなり、街中等の美観が無線通信基地局の設置により損なわれない。
本考案に係る箱状看板装置は、前記無線通信装置が、前記フレーム部材の高さ方向で、前記附帯装置と間隔をあけて積層的に配置してあることを特徴とする。
本考案では、無線通信装置が、附帯装置と間隔をあけて配置されるので、両者の間には空間が存在するようになり、無線通信装置の動作に伴い発生する熱を放熱するための空間を確保でき、無線通信装置の動作の安定化を維持できるようになる。
本考案に係る箱状看板装置は、箱状の内部空間を形成するフレーム部材と、フレーム部材に取り付けられる看板パネル材とを備える箱状看板装置において、無線通信アンテナと、前記無線通信アンテナにより無線通信される電波に係る信号を有線通信と中継する処理を行う無線通信装置と、前記無線通信装置に附帯する附帯装置とを備え、前記無線通信アンテナ、前記無線通信装置、及び前記附帯装置は、前記フレーム部材の内部空間に配置してあり、前記無線通信装置及び前記附帯装置は前記フレーム部材の高さ方向で、間隔をあけて積層的に配置してあると共に、前記無線通信装置が前記附帯装置の上方に位置するようにしてあり、前記無線通信アンテナは、その先端部が前記フレーム部材の高さ方向で、前記無線通信装置及び前記附帯装置より高く位置するように配置してあり、前記フレーム部材には、前記無線通信装置を固定する固定部材が取り付けてあり、前記固定部材は、前記無線通信装置が前記附帯装置へ積層方向で連通する連通空間を確保して前記フレーム部材に取り付けてあり、前記無線通信装置及び前記附帯装置を電気的に接続する接続線は、前記連通空間を通過するように配線してあることを特徴とする。
本考案では、高所に設置されることの多い箱状看板装置の内部に、無線通信の中継基地局を構成するアンテナ及び各種装置を配置したので、箱状看板装置の内部を無線通信中継基地局の設置スペースとして活用できるようなる。また、無線通信装置及び附帯装置は、積層的に配置されることで、限られた内部空間で効率的な装置配置が実現されるようになると共に、両装置の間隔を開けることで、所定の放熱性を維持しやすくなる。さらに、両装置を電気的に接続する接続線は、両装置を固定する固定ブラケットにより確保された連通空間に配線されることから、配線の取り回しを最短経路で行えるようになる。
本考案に係る箱状看板装置は、前記無線通信アンテナが、前記フレーム部材の高さ方向で、前記無線通信装置より高く位置するように配置してあり、前記無線通信アンテナと前記無線通信装置とを電気的に接続する接続線は、前記フレーム部材の高さ方向に沿って配線してあることを特徴とする。
本考案では、無線通信アンテナを無線通信装置より高く配置すると共に、両者の電気的な接続を行う接続線をフレーム部材の高さ方向に沿って配線したことから、アンテナの受信感度が高く維持されるようにした上で、接続線も最短の長さで済むように配線されることから、接続線を通じたノイズの影響等も受けにくくなり、箱状看板装置の内部であってもアンテナ元来の受信性能を発揮しやすくなる。
本考案に係る箱状看板装置は、前記フレーム部材の内部空間に配置してある位置検出用アンテナを備え、前記位置検出用アンテナは、その先端部が前記フレーム部材の高さ方向で、前記無線通信装置及び前記附帯装置より高く位置するようにしてあることを特徴とする。
無線通信基地局では、その位置情報が必要となる場合があるため、位置検出用アンテナ(例えばGlobal Positioning System用アンテナ)を具備することもあり、本考案では、そのような位置検出用アンテナも内部空間に収めると共に、アンテナ先端部を無線通信装置より高くなるように配置したので、さらに箱状看板装置の内部空間を有効利用できるようになると共に、高さ的に位置検出に係る電波を受信しやすくなる。
本考案に係る箱状看板装置は、前記無線通信アンテナが、平板形状部を有しており、前記無線通信アンテナは、その平板形状部が、前記看板パネル材と平行的になるように配置してあることを特徴とする。
無線通信基地局に用いられる無線通信アンテナは、指向性があるタイプと、無指向性のタイプがあり、指向性のあるタイプでは、アンテナ形状として所定の面積を有する平板形状部を有するものがあり、本考案では、平板形状部を有する無線通信アンテナの場合、その平板形状部が看板パネル材と平行的となるように配置するので、空間的に制限のある箱状看板装置の内部に問題なく収められるようになる。
本考案に係る箱状看板装置は、前記フレーム部材は矩形枠状であると共に、その高さ方向に沿って、被取付対象への取付時に突出側となる前枠部及び取付側となる後枠部を有しており、前記無線通信アンテナは、棒状部を有しており、前記棒状部が前記フレーム部材の前枠部と対向するように配置してあることを特徴とする。
無線通信基地局に用いられる無線通信アンテナが無指向性のタイプがある場合、所定長さの棒状部を有するものがあり、本考案では、無線通信アンテナの棒状部がフレーム部材の高さ方向に沿って配置されるので、長さを有するアンテナでも箱状看板装置の内部にスムーズに収められるようになると共に、また、無線通信アンテナの棒状部はフレーム部材の前枠部に対向するように配置されるので、箱状看板装置が建物に取り付けられた場合、建物から離れた突出側に位置するようになり、無線通信に係る電波を受信する際、無線通信に係る電波が建物で遮られにくくなり、受信特性の悪化を抑えられる。
本考案に係る箱状看板装置は、前記フレーム部材の高さ方向で、最下方となる底外面に、撮像装置が取り付けてあることを特徴とする。
本考案では、高所に設置されることの多い箱状看板装置の最下方となる底画面に撮像装置を取り付けたので、上から見下ろすようなかたちで、街中等の一定範囲の撮像を行うことが可能となり、防犯等の目的に対して最適な設置箇所を確保でき、自治体の防犯等に貢献できるようになる。
本考案では、看板本来の広告機能が何ら妨げられることなく、街中の高所に取り付けられている袖看板、突出看板等の箱状看板装置の内部空間を無線中継基地局の設置スペースとして有効に活用でき、また、アンテナ先端部が高く位置するように看板内部に基地局用アンテナを配置したので、無線通信に係る電波を受信しやすい状況を確保できると共に、地表付近で発生するノイズ等の影響も低減できる。また、無線中継基地局を構成するアンテナ及び各装置が露出しなくなるので、無線通信基地局が街中等の人々の目に触れることもなくなり、無線中継基地局を街中等に増設しても、街中等の美観が損なわれることはない。
本考案では、無線通信装置を、附帯装置と間隔をあけて積層的に配置するので、限られた箱状看板装置の内部空間を有効に利用できると共に、両装置の間隔をあけたことにより生じる空間を通じて、無線通信装置に対して一定の放熱性を確保でき、無線中継処理の安定化を維持できる。
本考案では、基地局用アンテナを無線通信装置より高く配置すると共に、両者の電気的な接続を行う接続線をフレーム部材の高さ方向に沿って配線するようにしたことから、アンテナの受信特性を維持できるようにした上で、無線通信装置との接続線も最短経路に配線でき、接続線を通じたノイズの影響等も受けにくくできる。
本考案では、位置検出用アンテナも箱状看板装置の内部空間に収めると共に、そのアンテナ先端部を無線通信装置より高くなるように配置したので、箱状看板装置の内部空間の活用度を向上でき、また、位置検出に係る電波を受信しやすい状況も確保できる。
本考案では、平板形状部を有する無線通信アンテナを看板内部に収める場合、その平板形状部が看板パネル材と平行的となるように配置するので、空間的に制限のある箱状看板装置の内部へも問題なく無線通信アンテナを収めることができ、しかも、箱状看板装置は、その広告機能を発揮するために、看板パネル材を周囲から見えやすい方向に取り付けられることから、平板形状部を有する無線通信アンテナの向きも無線通信に係る電波を受信しやすい方向に一致させることができ、看板内部に平板形状のアンテナを設置しても所要の受信特性を確保できる。
本考案では、無線通信アンテナの棒状部が、フレーム部材の前枠部に対向するように配置されるので、箱状看板装置が建物に取り付けられた場合、無線通信アンテナの棒状部は、建物から離れて位置し、無線通信に係る電波を受信する際、箱状看板装置が取り付けられる建物により無線通信に係る電波が遮られにくくなり、箱状看板装置の内部に無線通信アンテナか配置されても、建物の影響による受信特性の悪化を極力回避できる。
本考案では、高所に設置されることの多い箱状看板装置の最下方となる底画面に撮像装置を取り付けたので、上から見下ろすようなかたちで、街中等の一定範囲の撮像でき、防犯等の目的に対して最適な設置箇所を確保して、自治体の防犯等に貢献できる。
本考案に係る箱状看板装置を用いた通信システムの全体的な概要を示す概略図である。 本考案の実施形態に係る箱状看板装置の看板パネル材を取り外した状態を示す分解斜視図である。 (a)は箱状看板装置の正面図であり、(b)は箱状看板装置の側面図である。 (a)は無線通信基地局を構成するアンテナ及び各装置の電気的な接続状態を示すブロック図、(b)は監視カメラの接続状態を示すブロック図である。 看板パネル材を取り外した状態の箱状看板装置の正面図である。 図5のA−A線における断面図である。 変形例の箱状看板装置の看板パネル材を取り外した状態の正面図である。 図7のB−B線における断面図である。
図1は、本考案に係る実施形態の箱状看板装置10を含んだ通信システム1の全体的な概要を示している。箱状看板装置10は一般に、袖看板又は突出看板と称されるものであり、建物の道路に面している壁に取り付けられる。壁からの突出寸法、地面からの最低高さ等には規制があり、具体的には壁からの突出寸法は1メートル以内、地面からの最低高さは、歩道上に看板ある場合で2.5メートル以上、又、歩道がない道路の場合で4.5メートル以上になっており、いずれにしても箱状看板装置10は地面に対して高所に取り付けられることになる。
このような取付箇所は、道路の設置物、道路を通過する車両等の上方になるので、無線通信に係る電波を、地表付近に比べて受信しやすくなっており、さらには、地表付近のノイズ発生源(自動ドア等)等の影響を受けにくい場所になっている。そして、このような取付箇所は、上方から道路を見下ろすような場所にも該当するので、街中等の状況を上から観察しやすい場所にも該当する。
本実施形態の箱状看板装置10は、上述した取付箇所の特性を利用できるように、無線通信基地局5(無線通信の中継基地局)を構成するアンテナ及び各種装置を内蔵すると共に、建物への取付時に高さ方向で最下方となる底下面10aに監視カメラ60を取り付けている。そのため、箱状看板装置10が取り付けられた箇所を中心に、箱状看板装置10に内蔵された無線通信基地局5がカバーできる範囲に位置する通信端末(携帯電話機T1、スマートフォンT2、タブレット、データ通信端末、PDA等)は、この無線通信基地局5を経由して、音声通話及びデータ通信等を行える。また、監視カメラ60は、箱状看板装置10から下方の一定の範囲を撮像可能となっている。
無線通信基地局5は、通信事業体が管理する交換機2と接続されると共に、その交換機2は通信事業体の各種通信処理を行う事業体センター3と繋がっており、この事業体センター3を介して広域の通信網NWと接続される。それにより、通信網NWに繋がった各種サーバ4a、4b等へユーザの通信端末はアクセス可能になる。また、監視カメラ60は、ルータ装置(図4(b)参照)を介して通信網NWと接続される。なお、通信システム1は、上述した交換機2、事業体センター3、サーバ4a、4b、無線通信基地局5、及び監視カメラ60を含むシステムになっている。
図2、3(a)(b)は、本実施形態の箱状看板装置10の外観を示し、図2は広告を示す看板パネル材12a、12bをフレーム部材11から取り外した状態を示す。看板パネル材12a、12bは、その外面に広告を表す文字・図等を記した平板状の部材であり、夜間等に、看板内部に設けた照明装置で照射できるよう半透明的な部材で形成されていることが多い。また、フレーム部材11は、矩形枠状の部材であり、上枠部11a、下枠部11b、前枠部11c、及び後枠部11dを一体的に連結した構成になっている。前枠部11c及び後枠部11dは、フレーム部材11の高さ方向に沿った部分であり、前枠部11cは、箱状看板装置10が建物(被取付対象)へ取り付けられた場合、突出側になり、後枠部11dは建物への取付側となる。
なお、図2、3(a)(b)の中に示したX軸方向(矢印が示す方向)は、箱状看板装置10が建物に取り付けられた場合に水平に突出する方向であり、箱状看板装置10の幅方向に相当する。Y軸方向は、上述したX軸方向に直交する方向であり、箱状看板装置10の厚み方向に相当する。Z軸方向は、上述したX軸方向及びY軸方向の両方に直交する方向であり、箱状看板装置10が建物に取り付けられた場合に垂直となる向きであり、箱状看板装置10の高さ方向に相当する(Z軸方向はフレーム部材11の高さ方向にも一致する)。こららのX、Y、Z軸方向は他の図においても同方向を指す。
看板パネル材12a、12bは、フレーム部材11の箱状の内部空間11kを閉鎖するように、フレーム部材11の一側方部11e、他側方部11fに取り付けられる。また、図3(a)に示すように、フレーム部材11の後枠部11dの外面には、Z軸方向で間隔を開けた二箇所に、建物に箱状看板装置10を取り付けるための連結部14a、14bを設けており、これら連結部14a、14bは所定の断面積を確保した角形筒状部材であり、その筒状内部に接続線等を配線できるようにしている。
図4(a)は、上述した箱状看板装置10の内部空間(フレーム部材11の内部空間11k)に収められる無線通信基地局5を構成する無線通信アンテナ20、無線通信装置30、附帯装置40、及びGPSアンテナ50の電気的な接続状態を示している。無線通信アンテナ20は、無線通話及びデータ通信に係る無線電波(いわゆる第3、4世代移動通信システム(3G、4G)用の電波、LTE用の電波等)の通信(送受信)用アンテナであり、本実施形態の無線通信アンテナ20は平板形状部を有する指向性のタイプを用いている。なお、本実施形態の無線通信アンテナ20は、約30cm弱四方で、厚みが約5cm程度の大きさであり、重量は約2.5〜3kg程度である。
無線通信装置30は、無線通信アンテナ20で無線通信(送受信)される電波に係る信号を、図1に示す交換機2に対して有線通信で中継処理等を行うものである。無線通信装置30は、箱状の筐体で覆われており、無線通信の周波数仕様等に応じて複数のタイプが存在する。例えば、あるタイプでは、外形寸法の縦が約50cm程度、横が約25cm程度、厚みが約13cm程度で、重量が約8kg〜10kg程度であり、一方、別のタイプでは、外形寸法の縦が約35cm程度、横が約40cm程度、厚みが約10cm程度で、重量が約9〜10kg程度となる。
附帯装置40は、無線通信装置30に附帯する装置であり、電気的な接続の整理等を行うものであり、箱状の筐体で覆われており、仕様等に応じて複数のタイプが存在する。例えば、あるタイプでは、外形寸法の縦が約45cm程度、横が約40cm程度、厚みが約20cm程度で、重量が約4kg〜5kg程度あり、一方、別のタイプ(小型タイプ)では、外形寸法の縦が約30cm程度、横が約30cm程度、厚みが約10cm程度で、重量が約2kg程度となる。
GPSアンテナ50は、GPS(Global Positioning System)用の人工衛星からの電波を受信する位置検出用アンテナであり、本実施形態では、全長が約20cm弱、重量が約0.5kg弱のものを用いている。
図4(a)に示すように、無線通信アンテナ20はアンテナ接続線S3により無線通信装置30と電気的に接続されており、GPSアンテナ50はGPS接続線S4により無線通信装置30と接続される。また、無線通信装置30は附帯装置40と接続線S2により電気的に接続されており、さらには附帯装置40は接続線S1によって外部の交換機2へと接続されており、これらの各接続線S1〜S3により、無線通信に係る信号の送受が行われ、無線通信基地局5は、交換機2に対する有線通信との中継処理を行う。
また、図4(b)は監視カメラ60の接続状態を示しており、本実施形態の監視カメラ60は、CCD又はCMOS等の撮像素子を具備し、この撮像素子を具備した撮像部は一定範囲でチルト及びパン等をモータ制御により行い、所望範囲の撮像を可能にしている。また、監視カメラ60は防水機能も備えており、屋外での安定した撮像を可能にしている。さらに、監視カメラ60は通信機能も備えており、ネットワークケーブルでルータ装置(箱状看板装置10が取り付けられる建物内に設置)に接続されると共に、ルータ装置はインターネットのような広域ネットワーク(通信網)に繋がって所定のアクセス先となるサーバ(例えば、自治体の防犯用サーバ)との通信を可能にする。
本実施形態の監視カメラ60は、上述した通信機能により、予め設定されたサーバへ撮像画像をネットワーク経由で送信し、また、ネットワーク経由で受信した制御信号により、撮像設定(チルト及びパンの角度等)を適宜変更できる。なお、図4(a)(b)では、無線通信装置30及び監視カメラ60等への電源供給用の給電線等の図示、及び看板パネル材12a、12bの照明装置等の図示は省略している。
図5は、上述した無線通信基地局5を構成する無線通信アンテナ20、無線通信装置30、附帯装置40、及びGPSアンテナ50を箱状看板装置10の内部空間(フレーム部材11の内部空間11k)に収納した状態を示しており、図6は図5のA−A線における断面図を示している(但し、監視カメラ60については断面を示していない)。箱状看板装置10は、無線通信基地局5を内蔵するためにフレーム部材11の前枠部11c及び後枠部11dを繋ぐように、複数の梁部材15a〜15fをフレーム部材11に取り付けている。
梁部材15a〜15fは、所要の剛性を有する棒状の部材であり、図6に示すように、高さ方向(Z軸方向)における三箇所のそれぞれで、厚み方向(Y軸方向)に間隔をあけて、一対の下梁部材15a、15b、一対の中梁部材15c、15d、及び一対の上梁部材15e、15fをフレーム部材11に取り付けている。下梁部材15a、15bのY軸方向の間隔は、附帯装置40の厚み方向に応じた寸法にしている。また、中梁部材15c、15dからフレーム部材11の下枠部11bの内面(上面)までの高さ寸法(Z軸方向の寸法)は、附帯装置40の高さ寸法より大きくしている(附帯装置40の高さ寸法より、少なくとも5cmは大きくしている)。さらに、上梁部材15e、15fから中梁部材15c、15dまでの高さ寸法(Z軸方向の寸法)は、無線通信装置30の高さ寸法より大きくしている(無線通信装置30の高さ寸法より、少なくとも5cmは大きくしている)。
そして、フレーム部材11の下枠部11bの内面(上面)には、断面が略L字状の一対のアングル部材16a、16bをY軸方向に間隔をあけて取り付けている(図6参照)。なお、アングル部材16a、16bの間隔も、上述した下梁部材15a、15bと同様に、附帯装置40の厚み方向に応じた寸法にしている。
また、中梁部材15c、15dは、その上面に、長板状(フラットバー形状)の一対の固定ブラケット17a、17bを取り付けており、図6に示すように、固定ブラケット17a、17bはY軸方向に間隔を開けて取り付けているが、このY軸方向の間隔は、無線通信装置30の厚み方向より小さくして、固定ブラケット17a、17bの上面に無線通信装置30を載置できるようにしている。中梁部材15c、15d及び固定ブラケット17a、17bは、無線通信装置30を固定するための固定部材に相当する。なお、一対の固定ブラケット17a、17bは、Y軸方向に間隔を開けているので、無線通信装置30を固定した際、その下方に位置することになる附帯装置40と積層方向で連通する連通空間K(図5、6参照)が確保される。
さらに、一方(一方の看板パネル材12aが取り付けられる側)の上梁部材15eの上面には、平板形状部21を有する無線通信アンテナ20の平板形状部21の横寸法に応じたX軸方向の長さ寸法を有するL字状のアングル部材18aを取り付けている。さらにまた、他方(他方の看板パネル材12bが取り付けられる側)の上梁部材15fには、支持柱部材18bを取り付けている。
附帯装置40は、フレーム部材11の下枠部11bの内面(上面)に載置されると共に、アングル部材16a、16bで挟まれるようにしてボルト(ネジ)により締結固定されると共に、下梁部材15a、15bにより高さ方向(Z軸方向)の中間箇所を挟み込まれて転倒を防止している。無膳通信装置30は、中梁部材15c、15dに取り付けられた固定ブラケット17a、17bに載置されてボルト(ネジ)により締結固定される。
さらに、無線通信アンテナ20は、その平板形状部21が、看板パネル材12a、12bと平行的になるようにX軸方向に沿った方向に向けた状態で、アングル部材18aの垂直部分にブラケットを介して取り付けられる。さらにまた、GPSアンテナ50も、支持柱部材18bにブラケットを介して取り付けられる。
上記のように取り付けられることで、無線通信アンテナ20の先端部21a及びGPSアンテナの先端部50aは、Z軸方向で、無線通信装置30及び附帯装置40より高く位置し、このような位置は、箱状看板装置10が実際に建物に取り付けられると、箱状看板装置10における上方の箇所になることから、無線電波及びGPS用電波に対して良好な受信特性を得られると共に、道路等の地表付近で生じるノイズ等の影響を受けにくくなっている。
無線通信装置30は、Z軸方向で附帯装置40と間隔をあけて積層的に配置された状態になっていると共に、上方にも大きな空間が確保されており、周囲に放熱のための空間を確保した状態になっており、また、Z軸方向における積層的な配置状態により、フレーム部材11の限られた内部空間11kが、設置スペースとして効率良く利用されている。
また、無線通信装置30と附帯装置40とを接続する接続線S2は、無線通信装置30を固定する固定ブラケット17a、17bの間を抜け、両装置30、40が積層方向で対向するように連通する放熱用の空間(連通空間K)を通過し、Z軸方向に沿って配線される。それにより接続線S2は、最短経路的な効率の良い配線を実現し、ノイズ等の影響を受けにくくしている。なお、附帯装置40から延出する接続線S1は、図5に示すように、フレーム部材11の下枠部11bに沿って後枠部11dに向かい、後枠部11dに形成された貫通孔11gを通過してから、下方の連結部14aの筒状内部を抜けて、箱状看板装置10が取り付けられる建物へ導かれる。
さらに、上述した位置関係で各アンテナ20、50及び各装置30、40が配置されることから、無線通信アンテナ20及びGPSアンテナ50は全体が、無線通信装置30よりZ軸方向で高く位置するので、無線通信アンテナ20から延出するアンテナ接続線S3及びGPSアンテナ50から延出するGPS接続線S4はそれぞれ、無線通信装置30へ最短距離的な経路でZ軸方向に沿って配線でき、各接続線S3、S4がノイズの影響を受けにくくすると共に効率的な配線を実現している。
一方、監視カメラ60は、箱状看板装置10の底下面10a(フレーム部材11の下枠部11bの外面)の前枠部11c側(看板の突出側)に取り付けられている。なお、監視カメラ60から延出するネットワークケーブル(図5、6で図示せず)は、下枠部11bに形成された貫通孔11fを通過して、上述した接続線S1と同様の配線経路で、建物へ導かれる。このような監視カメラ60の取付位置は、箱状看板装置10が建物に取り付けられた状態では、上方から道路を見下ろす位置となり、広い範囲を撮像しやすいので、防犯等の目的に好適な撮像を行える。
なお、本考案に係る箱状看板装置10は、上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の変形例が考えられる。例えば、無線通信アンテナには、上述した平板形状部21を有する指向性タイプ以外に、棒状の無指向性タイプも存在し、この無指向性タイプも同様に看板内に収納することができる。
図7、8は、無指向性タイプ(棒状タイプ)の無線通信アンテナ120を収めた変形例の箱状看板装置100を示している。この変形例の箱状看板装置100は、上述した箱状看板装置10とは寸法が異なり、収納する附帯装置140等も、上述した附帯装置40等と寸法が異なるものを適用しているが、基本的な構造等は同等になっている。
すなわち、変形例の箱状看板装置100は、矩形枠状のフレーム部材111(上枠部111a、下枠部111b、前枠部111c、及び後枠部111dを一体的に連結した部材)を備えると共に、X軸方向に沿って棒状の一対の下梁部材115a、115b、一対の中梁部材115c、115d、及び一対の上梁部材115e、115fをフレーム部材111に取り付けている。そして、変形例の箱状看板装置100は、上述した箱状看板装置10の場合と同様に、フレーム部材111の高さ方向(Z軸方向)で最も下方に附帯装置140を固定し、その附帯装置140の上方に無線通信装置130を取り付けると共に、最も上方にGPSアンテナ150を取り付けている。さらに、フレーム部材111の下枠部111b(底下面100a)の外面には監視カメラ160を取り付けている。
なお、附帯装置140を固定するアングル部材116a、116b、無線通信装置130を固定する固定ブラケット117a、117b、及びGPSアンテナ150を固定する支持柱部材118bは、上述した箱状看板装置10と同等であるが、無線通信アンテナ120の固定は、L字状の支持柱部材118aを用いている。また、各接続線S11〜S14も上述した箱状看板装置10と同等の配線形態になっている。
一方、変形例の無線通信アンテナ120は、図8に示すように、長軸ロッド部121及び短軸ロッド部122を水平部123で連結した構造になっている。長軸ロッド部121は棒状部に相当し、長さが約60cm程度、径が約3cm程度の棒状部材であり、短軸ロッド部122も棒状部に相当し、長さが約35cm程度、径が約3cm程度の棒状部材である。このような無線通信アンテナ120は、フレーム部材111の前枠部111cに長軸ロッド部121及び短軸ロッド部122が対向するような向きで、長軸ロッド部121の先端部121aがGPSアンテナ150の先端部150aと同等の高さとなるように配置固定されている。なお、このような固定状態でも、短軸ロッド部122の先端部122aは、高さ方向(Z軸方向)で、無線通信装置130及び附帯装置140より高く位置している。
変形例の無線通信アンテナ120は、上述したように各ロッド部121、122の先端部121a、122aが高い箇所に位置すると共に、箱状看板装置100が建物に取り付けられた場合に突出側となるフレーム部材111の前枠部111cの内面と対向する箇所に位置するので、箱状看板装置100が取り付けられる建物の影響等を受けにくくなり、良好な受信特性を確保できる。
なお、箱状看板装置10、100の内部空間10b、100bに収めるアンテナとしては、他の無線方式のアンテナ(例えば、無線LAN用のアンテナ)を追加的に収めるようにしてもよく、この場合も、そのような他の無線方式のアンテナは、上述した無線通信アンテナ20、120、GPSアンテナ50と同等の高さに取り付けることが好適である。また、防犯等のための撮像が不要な場所に設置される場合は、監視カメラ60、160を省略した構成にすることも勿論可能であり、位置検出が不要な場合にはGPSアンテナ50、150を省略することもできる。
本考案に係る箱状看板装置10、100は、建物の高所に取り付けられるという利点を生かして、その内部空間に無線通信基地局を構成するアンテナ及び各種装置を配置すると共に、監視カメラを取り付けることにより、無線通信の中継、及び防犯等のための撮像に対して好適に利用することができる。
5 無線通信基地局
10、100 箱状看板装置
11、111 フレーム部材
12a、12b 看板パネル材
20、120 無線通信アンテナ
30、130 無線通信装置
40、140 附帯装置
50、150 GPSアンテナ
60、160 監視カメラ

Claims (8)

  1. 箱状の内部空間を形成するフレーム部材と、フレーム部材に取り付けられる看板パネル材とを備える箱状看板装置において、
    無線通信アンテナと、
    前記無線通信アンテナにより無線通信される電波に係る信号を有線通信と中継する処理を行う無線通信装置と、
    前記無線通信装置に附帯する附帯装置と
    を備え、
    前記無線通信アンテナ、前記無線通信装置、及び前記附帯装置は、前記フレーム部材の内部空間に配置してあり、
    前記無線通信アンテナは、その先端部が前記フレーム部材の高さ方向で、前記無線通信装置及び前記附帯装置より高く位置するように配置してあることを特徴とする箱状看板装置。
  2. 前記無線通信装置は、前記フレーム部材の高さ方向で、前記附帯装置と間隔をあけて積層的に配置してある請求項1に記載の箱状看板装置。
  3. 箱状の内部空間を形成するフレーム部材と、フレーム部材に取り付けられる看板パネル材とを備える箱状看板装置において、
    無線通信アンテナと、
    前記無線通信アンテナにより無線通信される電波に係る信号を有線通信と中継する処理を行う無線通信装置と、
    前記無線通信装置に附帯する附帯装置と
    を備え、
    前記無線通信アンテナ、前記無線通信装置、及び前記附帯装置は、前記フレーム部材の内部空間に配置してあり、
    前記無線通信装置及び前記附帯装置は前記フレーム部材の高さ方向で、間隔をあけて積層的に配置してあると共に、前記無線通信装置が前記附帯装置の上方に位置するようにしてあり、
    前記無線通信アンテナは、その先端部が前記フレーム部材の高さ方向で、前記無線通信装置及び前記附帯装置より高く位置するように配置してあり、
    前記フレーム部材には、前記無線通信装置を固定する固定部材が取り付けてあり、
    前記固定部材は、前記無線通信装置が前記附帯装置へ積層方向で連通する連通空間を確保して前記フレーム部材に取り付けてあり、
    前記無線通信装置及び前記附帯装置を電気的に接続する接続線は、前記連通空間を通過するように配線してあることを特徴とする箱状看板装置。
  4. 前記無線通信アンテナは、前記フレーム部材の高さ方向で、前記無線通信装置より高く位置するように配置してあり、
    前記無線通信アンテナと前記無線通信装置とを電気的に接続する接続線は、前記フレーム部材の高さ方向に沿って配線してある請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の箱状看板装置。
  5. 前記フレーム部材の内部空間に配置してある位置検出用アンテナを備え、
    前記位置検出用アンテナは、その先端部が前記フレーム部材の高さ方向で、前記無線通信装置及び前記附帯装置より高く位置するようにしてある請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の箱状看板装置。
  6. 前記無線通信アンテナは、平板形状部を有しており、
    前記無線通信アンテナは、その平板形状部が、前記看板パネル材と平行的になるように配置してある請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の箱状看板装置。
  7. 前記フレーム部材は、矩形枠状であると共に、その高さ方向に沿って、被取付対象への取付時に突出側となる前枠部及び取付側となる後枠部を有しており、
    前記無線通信アンテナは、棒状部を有しており、前記棒状部が前記フレーム部材の前枠部と対向するように配置してある請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の箱状看板装置。
  8. 前記フレーム部材の高さ方向で、最下方となる底外面に、撮像装置が取り付けてある請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の箱状看板装置。
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