JP3184829B1 - 建機合体型リサイクル装置 - Google Patents

建機合体型リサイクル装置

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JP3184829B1
JP3184829B1 JP2000401404A JP2000401404A JP3184829B1 JP 3184829 B1 JP3184829 B1 JP 3184829B1 JP 2000401404 A JP2000401404 A JP 2000401404A JP 2000401404 A JP2000401404 A JP 2000401404A JP 3184829 B1 JP3184829 B1 JP 3184829B1
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徳男 木村
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株式会社金城興業
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Abstract

【要約】 【目的】 中小の建設業者でも手持ちの中古の建設機械
を利用して破砕装置を安価に取得することができ、また
メンテナンスも容易な建機合体型リサイクル装置を提供
する。 【構成】 中古の建設機械に備えられていた油圧ポンプ
及びディーゼルエンジンと、前記油圧ポンプにより作動
される作動油を収容している作動油タンクと、前記ディ
ーゼルエンジンを作動させるための軽油を収容している
軽油タンクと、前記油圧ポンプからの油圧を取り出すた
めの油圧取り出し金具とを備えたエンジン一体型油圧装
置と、前記エンジン一体型油圧装置からの油圧により作
動される破砕装置であって、被破砕物を投入するための
ホッパーと、前記ホッパーから投入された被破砕物を固
定部と可動部との間での叩き運動により押し潰すための
一次破砕部と、前記ホッパーに投入された被破砕物を前
記一次破砕部の方に押し込むための押圧機構と、前記一
次破砕部からの被破砕物を爪状の回転カッターにより所
定半径の粒状体に粉砕するための二次粉砕部と、前記二
次粉砕部からの被破砕物をベルトコンベヤの方に排出す
るための排出口と、前記一次破砕部と二次破砕部と押圧
機構とを作動させるための油圧を取り込むための油圧取
り込みポートと、を備えた破砕装置と、前記エンジン一
体型油圧装置の油圧取り出し金具と前記破砕装置の油圧
取り込みポートとの間を接続して作動油を流すための油
圧ホースと、から成るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中古の建設機械に
使用されていたディーゼルエンジンと油圧ポンプを利用
して、建設現場などで、コンクリートガラや廃プラスチ
ックなどの廃材を、安価にリサイクルできる建機合体型
リサイクル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、鉄筋入りのコンクリートガ
ラ、アスファルト塊、廃プラスチックなどの廃材を破砕
してリサイクルするためのジョークラッシャーなどの破
砕装置が知られている。従来のジョークラッシャーは、
固定板と移動板との間に被破砕物(廃材)を入れて、油
圧シリンダにより、移動板の固定板に対する近接・離反
動作(ハンマーのように叩く動作)を複数回繰り返すこ
とにより、被破砕物を押し潰すものである。また、油圧
モータで一対の破砕葉筒を回転させることによりコンク
リート塊やアスファルト塊などを破砕するものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の破砕
装置においては、油圧シリンダや油圧モータを駆動する
ために、大型の発電機とこの発電機からの電力で駆動さ
れる大型の電動モータを備え、この電動モータにより油
圧ポンプや油圧シリンダを駆動するようにしている。
【0004】しかしながら、従来のように破砕装置に大
型の発電機や電動モータを備えるときは、装置の製造コ
ストが高くなり、またメンテナンスコストも高くなって
しまい、資金や人材の少ない中小の建設業者では、破砕
装置の購入や維持管理が困難であるという問題があっ
た。
【0005】本発明はこのような従来技術の問題点に着
目してなされたものであって、中小の建設業者でも手持
ちの中古の建設機械を利用してリサイクル装置を安価に
取得することができ、また装置のメンテナンスも容易な
建機合体型リサイクル装置を提供することを目的とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような従来技術の課
題を解決するための本発明による建機合体型リサイクル
装置は、中古の建設機械に備えられていた油圧ポンプ及
びディーゼルエンジンと、前記油圧ポンプにより作動さ
れる作動油を収容している作動油タンクと、前記ディー
ゼルエンジンを作動させるための軽油を収容している軽
油タンクと、前記油圧ポンプからの油圧を外部に取り出
すための油圧取り出し金具とを備えたエンジン一体型油
圧装置と、前記エンジン一体型油圧装置から離れた位置
に備えられており、前記エンジン一体型油圧装置からの
油圧により作動される破砕装置であって、被破砕物を投
入するためのホッパーと、前記ホッパーから投入された
被破砕物を固定部と可動部との間での叩き運動により押
し潰すための一次破砕部と、前記ホッパーに投入された
被破砕物を前記一次破砕部の方に押し込むための押圧機
構と、前記一次破砕部からの被破砕物を爪状の回転カッ
ターにより所定半径の粒状体に粉砕するための二次粉砕
部と、前記二次粉砕部からの被破砕物をベルトコンベヤ
の方に排出するための排出口と、前記一次破砕部と二次
破砕部と押圧機構とを作動させるための油圧を外部から
取り込むための油圧取り込みポートと、を備えた破砕装
置と、前記エンジン一体型油圧装置の油圧取り出し金具
と前記破砕装置の油圧取り込みポートとの間を接続して
作動油を流すための油圧ホースと、から成ることを特徴
とするものである。
【0007】また、本発明の建機合体型リサイクル装置
においては、前記ホッパーの開口部はその平面が略四角
形状に形成され、その開口部を形成する4つの内壁面
は、前記開口部が上方向から下方向(重力方向)に向か
うに従って徐々に狭くなるように、それぞれ重力方向に
対して傾斜するように形成されており、前記押圧機構
は、架台に固定された油圧シリンダの作用により前記ホ
ッパーの開口部をその上方向から下方向(重力方向)に
所定の圧力を掛けて閉じるように作用するホッパー圧力
カバーと、前記ホッパー圧力カバーに固定された油圧シ
リンダの作用により前記ホッパーの開口部から投入され
た被破砕物をその上方向から下方向(重力方向)に向け
て押し込むための押圧部とを備えている、ことが望まし
い。
【0008】さらに、本発明の建機合体型リサイクル装
置においては、前記押圧機構の押圧部は、前記ホッパー
の略四角形状の開口部を形成する4つの内壁面の中の互
いに第1の方向に沿って対向している2つの内壁面を摺
動するローラと、この各ローラがそれぞれその端部に取
り付けられ前記第1の方向に沿って並べて配置されてい
る2つの押圧板と、この2つの押圧板の間を前記第1の
方向に沿って接続しているコイルスプリングとを備えた
第1のスライド式押圧部と、前記ホッパーの略四角形状
の4つの内壁面の中の互いに前記第1の方向と直交する
第2の方向に沿って対向している2つの内壁面を摺動す
るローラと、この各ローラがそれぞれその端部に取り付
けられ前記第2の方向に沿って並べて配置されている2
つの押圧板と、この2つの押圧板の間を前記第2の方向
に沿って接続しているコイルスプリングとを備えた第2
のスライド式押圧部と、から構成されていることが望ま
しい。
【0009】また、本発明の建機合体型リサイクル装置
においては、前記破砕装置のホッパーの開口部を撮像す
るためのカメラを前記破砕装置又はエンジン一体型油圧
装置に備え、建設機械の運転室内に前記カメラからの映
像を表示するためのディスプレイと前記エンジン一体型
油圧装置を遠隔操作するための遠隔操作部とを備え、前
記エンジン一体型油圧装置側に前記遠隔操作部からの無
線信号を受信するための無線受信ユニットを備えるのが
よい。
【0010】さらに、本発明の建機合体型リサイクル装
置においては、前記破砕装置は、建設機械のパワーショ
ベルのアーム先端に装着されているバケットとほぼ同じ
形状と大きさを有する容器であって、パワーショベルの
アーム先端に装着可能になっている容器の中に収納され
ており、前記破砕装置のホッパーは、前記容器がパワー
ショベルのアーム先端に装着されたとき、通常のパワー
ショベルのバケットの開口部と同じ位置と向きに配置さ
れるように形成されており、前記破砕装置には、前記容
器がパワーショベルのアーム先端に装着されたとき、パ
ワーショベルに内蔵された油圧ポンプからの油圧を取り
込むための油圧取込ポートが備えられているのがよい。
【0011】
【発明の実施の形態】実施形態1.以下、本発明の実施
形態を説明する。図1は本実施形態による建機合体型リ
サイクル装置の動力部分(エンジン一体型油圧装置)を
示す図、図2は本実施形態の破砕装置を示す図、図3は
図2の破砕装置のホッパーをその上方から示す平面図で
ある。
【0012】まず、本実施形態の動力部分(エンジン一
体型油圧装置)について説明する。本実施形態では、動
力部分(エンジン一体型油圧装置)は、建設現場などに
設置して使用する定置型の装置である。
【0013】図1において、1は動力部分(エンジン一
体型油圧装置)の架台、2はこの架台1の上に固定され
たエンジン一体型油圧ポンプである。本実施形態では、
前記エンジン一体型油圧ポンプ2は、建設業者が従来よ
り使用している中古の建設機械(パワーショベル、ブル
ドーザーなど)からディーゼルエンジンと油圧ポンプと
を取り出して、それらを組み合わせて構成したものであ
る。
【0014】また、図1において、3は前記エンジン一
体型油圧ポンプ2のディーゼルエンジンに供給する軽油
を収容しておくための軽油タンク、4は前記エンジン一
体型油圧ポンプ2の油圧ポンプに供給する作動油を収容
しておくための作動油タンク、5は前記エンジン一体型
油圧ポンプ2の油圧ポンプを制御するための油圧コント
ロールユニット、6は前記油圧コントロールユニット5
への操作指示信号を手動又はリモコン(無線)で送るた
めの操作盤、7は前記エンジン一体型油圧ポンプ2の油
圧ポンプからの油圧を外部(図2の破砕装置)に送るた
めの油圧取り出し金具、である。
【0015】また、図1において、8は図2の破砕装置
のホッパー(後述)への被破砕物の投入状況を監視する
ためのホッパー監視カメラ、9は前記架台1を車両など
で移動させるときなどに使用するワイヤー吊り下げ穴、
10は図2の破砕装置のホッパーの周辺に埃が上がるこ
とを防ぐために破砕装置又は被破砕物の周辺に水を撒く
ための散水ポンプ、である。
【0016】次に、本実施形態における破砕装置につい
て説明する。本実施形態の破砕装置は、建設現場などに
設置して使用する定置型の破砕装置である。図2におい
て、11は破砕装置の架台、12はコンクリートガラや
廃プラスチックなどの被破砕物を投入するためのホッパ
ー、13は前記ホッパー12から投入された被破砕物を
破砕するための破砕部、である。
【0017】本実施形態において、前記ホッパー12
は、図3に示すように、その開口部(投入口)20の平
面は略正方形状に形成されている。また、前記ホッパー
12の開口部(投入口)20を構成する4つの内壁面1
2a,12b,12c,12dは、前記開口部20がそ
の上方から下方(重力方向)に向かって徐々にその開口
面積が小さくなっていくように、それぞれ傾斜面(重力
方向に対して傾斜している面)となっている。
【0018】また、本実施形態において、前記破砕部1
3は、一次破砕部としてのジョークラッシャー13a
と、二次破砕部としてのロータリークラッシャー13b
と、から構成されている。一次破砕部としてのジョーク
ラッシャー13aは、ホッパー12から投入された被破
砕物を固定板と可動板との間に挟んで、可動板を固定板
に対して近接離反動作を複数回繰り返すことにより、い
わばハンマーの叩き動作と同様の作用により、被破砕物
を、例えば約100mm厚まで押し潰すためのものであ
る。また、二次破砕部としてのロータリークラッシャー
13bは、前記一次破砕部としてのジョークラッシャー
13aからの被破砕物を、回転する爪状の回転歯(回転
カッター)により略球状に粉砕し、粒度がほぼ均一な
(例えば、それぞれが約50mmの直径を均一に持つよ
うな)粒状体(略球状体)となるようにするためのもの
である。このような粒状体は、コンクリートやアスファ
ルトの骨材、道路の路盤材などに再利用できるリサイク
ル材とすることができる。
【0019】また、図2において、14は前記破砕部1
3で形成・排出された粒状体15を搬出するためのベル
トコンベヤ、16は前記ベルトコンベヤ14の途中部分
に取り付けられ前記破砕部13からの粒状体15の中か
ら材質の異なるものを選別する(例えば、鉄筋などの金
属塊から成る粒状体15だけを磁石で選別して、コンク
リートから成る粒状体15と選別する)ための選別機、
17は前記破砕部13を駆動するための油圧を図1のエ
ンジン一体型油圧ポンプの油圧取り出し金具7から接続
用の油圧ホース(図示せず)を介して取り込むための油
圧取込ポート、である。
【0020】また、図2において、21は、前記ホッパ
ー12の開口部20に対して、その上方から図2の矢印
α方向(下方向)に移動させて前記開口部20を閉じる
(又は、その逆方向に移動させて前記開口部20を開
く)ためのホッパー圧力カバーである。また、図2にお
いて、22は前記ホッパー圧力カバー21を前記架台1
1に対して矢印α方向に移動自在に取り付けておくため
のアーム、23は前記油圧取込ポート17からの油圧に
より前記ホッパー圧力カバー21をホッパー12の開口
部20の方に(矢印α方向に)回動させるための油圧シ
リンダ、である。
【0021】また、図2において、24a,24bは前
記ホッパー圧力カバー21のホッパー12側(図示左
側)に取り付けられた一対のスライド押圧板、25a,
25bは前記2つのスライド押圧板24a,24bの両
端部にそれぞれ取り付けられた回転ローラ、26は前記
2つのスライド押圧板24a,24bの間に介設された
コイルスプリング、である。本実施形態では、前記ホッ
パー圧力カバー21が矢印α方向に回動させられたと
き、前記ローラ25a,25bが、前記ホッパー12を
構成する2つの傾斜した内壁面(図3の矢印A方向に沿
って対向する2つの内壁面12a,12b)の上を摺動
し、その結果、スライド押圧板24a,24bは互いに
近づく方向に移動(スライド)する(これにより、コイ
ルスプリング26は前記スライド押圧板24a,24b
が移動する距離だけ縮められる)ようになっている。
【0022】また、図2において、29aは前記スライ
ド押圧板24a,24bの図示左側に取り付けられた
「一対のスライド押圧板」の一方のスライド押圧板(図
2では、前記「一対のスライド押圧板」の他方は、図示
省略されている)である。本実施形態では、前記一対の
スライド押圧板(29aを含む)の両端部に、それぞれ
回転ローラ(図2では、30aのみを図示している)が
取り付けられている。また、本実施形態では、図示省略
しているが、前記一対のスライド押圧板(29aを含
む)の中間に、コイルスプリングが介設されている。本
実施形態では、前記ホッパー圧力カバー21が矢印α方
向に回動させられたとき、前記ローラ30aが、前記ホ
ッパー12の傾斜した内壁面(図3の矢印B方向に沿っ
て対向する2つの内壁面12c,12d)の上を摺動
し、その結果、前記スライド押圧板29aとこれと一対
になっているスライド押圧板(図示せず)とは互いに近
づく方向に移動(スライド)する(これらの間に介設さ
れた図示しないコイルスプリングは前記一対のスライド
押圧板が移動する距離だけ縮められる)ようになってい
る。
【0023】また、図2において、31は、前記ホッパ
ー圧力カバー21に固定された油圧シリンダであって、
前記ホッパー圧力カバー21が矢印α方向に押し下げら
れてホッパー12の開口部20を閉じたとき、前記油圧
取込ポート17からの油圧により、前記スライド押圧板
24a,24b及びスライド押圧板29aをホッパー1
2の下方向に押圧・移動させるための油圧シリンダであ
る。また、32は、前記油圧取込ポート17からの油圧
を前記油圧シリンダ31に送るための油圧ホースであ
る。また、33は前記スライド押圧板24a,24b,
29aが前記ホッパー圧力カバー21の平面方向に沿っ
て回動するのを防止するための回り止めシャフト、34
は前記ホッパー12に投入された廃プラスチックなどの
廃材の飛散防止などのために取り付けられたブラケッ
ト、35は前記架台11を車両などで移動させるときに
使用するワイヤー吊り下げ穴である。
【0024】次に本実施形態の動作を説明する。本実施
形態を使用するときは、図1のエンジン一体型油圧装置
と図2の破砕装置とは、それぞれ建設現場などに設置し
て、前記エンジン一体型油圧装置の油圧取り出し金具7
(複数のポートを持っている)と前記破砕装置の油圧取
込ポート17(複数のポートを持っている)とを、複数
本の油圧ホース(図示せず)で、接続する。
【0025】作業者は、人手で又は建設機械などを使用
して、前記破砕装置のホッパー12内にコンクリートガ
ラや廃プラスチックなどの被破砕物を、所定量だけ投入
する。エンジン一体型油圧装置の操作を担当する作業者
は、前記ホッパー監視カメラ8からの映像を見ながら、
ホッパー12内に所定量の被破砕物が投入されたことを
確認すると、前記操作盤6を操作して、前記油圧コント
ロールユニット5を作動させる。
【0026】前記油圧コントロールユニット5の動作は
次のとおりである。前記油圧コントロールユニット5
は、まず、前記エンジン一体型油圧ポンプ2からの油圧
を前記油圧シリンダ23に送り、前記ホッパー圧力カバ
ー21を図2の矢印α方向に回動させて、ホッパー12
を閉じる。次に、前記油圧コントロールユニット5は、
前記エンジン一体型油圧ポンプ2からの油圧を前記油圧
シリンダ31に送り、前記スライド押圧板24a,24
b,29aをホッパー12の下方向(重力方向)に移動
させ、前記ホッパー12内に投入された被破砕物を、前
記破砕部13(一次破砕部としてのジョークラシャー1
3a)の方に押し込む。また、前記油圧コントロールユ
ニット5は、これと同時に、前記エンジン一体型油圧ポ
ンプ2からの油圧を前記破砕部13の一次破砕部である
ジョークラッシャー13a側に送り、ジョークラッシャ
ー13aを作動させて、被破砕物を例えば約100mm
厚になるまで押し潰す。また、前記油圧コントロールユ
ニット5は、前記エンジン一体型油圧ポンプ2からの油
圧を前記破砕部13の二次破砕部であるロータリークラ
ッシャー13bの側に送り、ロータリークラッシャー1
3bを作動させて、前記ジョークラッシャー13aから
送られた被破砕物を、例えば約50mm径のほぼ均一な
粒状体となるように破砕する。また、前記油圧コントロ
ールユニット5は、前記ベルトコンベヤ14側に前記エ
ンジン一体型油圧ポンプ2からの油圧を送り、前記ロー
タリークラッシャー13bから排出されたリサイクル材
としての粒状体を、前記ベルトコンベヤ14で搬送させ
る。
【0027】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、中古の建設機械から取り出したディーゼルエンジン
と油圧ポンプを使用したエンジン一体型油圧ポンプ2に
より、破砕装置の駆動部分を構成するようにしているの
で、中小の建設業者でも手持ちの中古の建設機械を利用
してコンクリートガラや廃プラスチックなどのリサイク
ル装置を安価に取得することができ、また装置のメンテ
ナンスも容易且つ安価にできるようになる。
【0028】また、本実施形態では、前記ホッパー12
から投入された被破砕物を固定板と可動板との間での叩
き運動により押し潰すためのジョークラッシャー13a
と、前記ジョークラッシャー13aからの被破砕物を爪
状の回転カッターにより所定半径の粒状体に粉砕するた
めのロータリークラッシャー13bとにより破砕部13
を構成し、被破砕物の押し潰しと粒状体への粉砕とを一
つの破砕装置の内部で一連に行うようにしているので、
従来のように押し潰しと粒状体への粉砕とを別の装置に
より行う場合と比べて、破砕作業が大幅に効率化・短縮
化されるようになる。
【0029】また、本実施形態では、ホッパー12に投
入された被破砕物を、ホッパー圧力カバー21及びスラ
イド押圧板24a,24b,29aなどより成る押圧機
構により、ジョークラッシャー13aの方に押し込むよ
うにしているので、ジョークラッシャー13aによる押
し潰し作業が極めて円滑に行われるようになる。
【0030】また、本実施形態では、前記ホッパー12
の内壁面(傾斜面)12a〜12dを、計4枚のスライ
ド押圧板(24a,24b,29aなど)の計4つのロ
ーラ(25a,25b,30aなど)でそれぞれ摺動さ
せ、且つ前記スライド押圧板(24a,24b,29a
など)をスライドさせながら、被破砕物をジョークラッ
シャー13aの方に押し込むようにしているので、被破
砕物をジョークラッシャー13aの方へ押し込むときの
動作が極めて円滑に行われるようになる。また、本実施
形態では、押圧機構がホッパー圧力カバー21及びスラ
イド押圧板24a,24b,29aなどで構成されると
いうように、極めて単純な構成となっているので、押圧
機構のメンテナンスなどが極めて容易になっている。
【0031】実施形態2.次に、本発明の実施形態2に
ついて説明する。図4は、この実施形態2の概略構成を
示すブロック図である。図4において、図1〜図3に示
す各部品と共通する部品については、同一の符号を付し
て説明を省略する。
【0032】図4において、41は図1に示すものと同
様の定置型のエンジン一体型油圧装置(動力部分)、4
2は図2に示すものと同様の定置型の破砕装置、43は
パワーショベルなどの建設機械(建機)の運転室、であ
る。この実施形態2では、前記運転室43に、遠隔操作
部51とディスプレイ52と送受信部53とが備えられ
ている。前記ディスプレイ52は、前記ホッパー監視カ
メラ8(図1参照)から送受信部53を介して無線送信
されてきた映像を表示するためのものである。運転室4
3に居る操作者は、このディスプレイ52の映像を見な
がら、遠隔操作部51を操作して、所定の操作指令信号
を、前記送受信部53を介して前記エンジン一体型油圧
装置41側に送信する。
【0033】前記エンジン一体型油圧装置41には、遠
隔操作無線ユニット54(図1参照)と、電磁弁で作動
するコントロールバルブ56が備えられている。遠隔操
作無線ユニット54は、前記運転室43内で操作者が遠
隔操作部51から入力した操作指令信号を受信して、前
記油圧コントロールユニット5(図1参照)に所定の制
御信号(電気信号)を送信する。油圧コントロールユニ
ット5は、前記遠隔操作無線ユニット54からの制御信
号を受けて、前記エンジン一体型油圧ポンプ2を作動さ
せると共に、コントロールバルブ56を電磁弁の操作に
より制御する。前記油圧コントロールユニット5及びコ
ントロールバルブ56は、前記エンジン一体型油圧ポン
プ2からの油圧を、前記遠隔操作無線ユニット54から
の制御信号の内容に従って、選択的に、前記油圧取り出
し金具7から油圧ホース57を介して、破砕装置42側
に送る。
【0034】例えば、エンジン一体型油圧ポンプ2から
の油圧により前記破砕装置42の油圧シリンダ23(図
2参照。前記ホッパー圧力カバー21を作動させるため
の油圧シリンダ23)を作動させるときは、前記油圧取
り出し金具7から油圧ホース57a及び油圧取込ポート
17を介して、前記油圧シリンダ23に油圧を送る。ま
た、エンジン一体型油圧ポンプ2からの油圧により前記
破砕装置42の油圧シリンダ31(図2参照。前記スラ
イド押圧板24a,24b,29aなどを作動させるた
めの油圧シリンダ31)を作動させるときは、前記油圧
取り出し金具7から油圧ホース57b及び油圧取込ポー
ト17を介して、前記油圧シリンダ31に油圧を送る。
また、エンジン一体型油圧ポンプ2からの油圧により前
記破砕装置42の破砕部13(図2参照。ジョークラッ
シャー13a及びロータリークラッシャー13b)を作
動させるときは、前記油圧取り出し金具7から油圧ホー
ス57c及び油圧取込ポート17を介して、前記破砕部
13に油圧を送る。また、エンジン一体型油圧ポンプ2
からの油圧により前記破砕装置42のベルトコンベヤ1
4(図2参照)を作動させるときは、前記油圧取り出し
金具7から油圧ホース57d及び油圧取込ポート17を
介して、前記ベルトコンベヤ14に油圧を送る。
【0035】以上のように、この実施形態2によれば、
パワーショベルなどの建機の運転室43に居る操作者
が、遠隔から(運転室43内に居るままで)、定置型の
エンジン一体型油圧装置41及び破砕装置42を制御・
作動することができるので、定置型のエンジン一体型油
圧装置41及び破砕装置42の近傍に操作者を置く必要
が無くなり、リサイクル作業を効率化・低コスト化する
ことができる。
【0036】なお、この実施形態2においては、前記ホ
ッパー監視カメラ8は、前記エンジン一体型油圧装置4
1側に設置するようにしているが、本発明では、これに
限られることなく、前記破砕装置42側に設置するよう
にしてもよい。
【0037】実施形態3.次に、本発明の実施形態3を
説明する。本実施形態3においては、図2に示す破砕装
置の容器61が、建設機械のパワーショベルのアーム先
端に装着されているバケットとほぼ同じ形状と大きさに
形成されている。また、この容器61は、パワーショベ
ルのアーム先端に装着可能なように構成されている。ま
た、図2に示す破砕装置のホッパー12は、前記容器6
1がパワーショベルのアーム先端に装着されたとき、通
常のパワーショベルのバケットの開口部と同じ位置に配
置されるように、形成されている。また、図2に示す破
砕装置の油圧取込ポート17は、この破砕装置がパワー
ショベルのアーム先端に装着されたとき、パワーショベ
ルに内蔵された油圧ポンプからの油圧を油圧ホースを介
して取り込めるようになっている。
【0038】したがって、この本実施形態3によれば、
図2に示す破砕装置を収容した容器61を、パワーショ
ベルのアーム先端に装着し、前記油圧取込ポート17
(図2参照)をパワーショベルに内蔵されている油圧ポ
ンプと油圧ホース(図示せず)で接続することにより、
パワーショベル内蔵の油圧装置からの動力で(図1に示
す定置型のエンジン一体型油圧装置からの動力を使用し
ないで)、図2に示す破砕装置を作動することができ
る。また、本実施形態3では、前述のように、ホッパー
12が、通常のパワーショベルのバケットの開口部と同
じ位置に配置されるようになっているので、パワーショ
ベルの運転室に居る操作者は、通常のパワーショベルの
バケットを動かして廃材をバケットに入れるのと同じ要
領で、パワーショベルのアーム先端の破砕装置を動かし
て、そのホッパーの中に廃材を入れることができ、さら
に、そのホッパーに入れた廃材を破砕装置で破砕するこ
とができる。
【0039】よって、本実施形態3によれば、図2に示
すような破砕装置を、図1に示すような定置型のエンジ
ン一体型油圧装置からの動力で作動させるだけでなく、
パワーショベルに装着した状態でパワーショベルに内蔵
の油圧装置からの動力で作動させることも可能になり、
図2の破砕装置の利用場面を大幅に増やすことができる
ようになる。
【0040】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、中古の建設機械から取り出したディーゼルエンジン
と油圧ポンプなどを使用したエンジン一体型油圧装置に
より、破砕装置の駆動部分を構成するようにしているの
で、中小の建設業者でも手持ちの中古の建設機械を利用
してコンクリートガラや廃プラスチックなどのリサイク
ル装置を安価に取得することができ、また装置のメンテ
ナンスも極めて容易に且つ安価にできるようになる。
【0041】また、本発明によれば、前記ホッパーから
投入された被破砕物を固定部と可動部との間での叩き運
動により押し潰すための一次破砕部と前記一次破砕部か
らの被破砕物を爪状の回転カッターにより所定半径の粒
状体に粉砕するための二次粉砕部とにより破砕装置を構
成し、被破砕物の押し潰しと粒状体への粉砕とを一つの
破砕装置の内部で一連に行うようにしているので、従来
のように被破砕物の押し潰しと粒状体への粉砕とを別の
装置により行う場合と比べて、被破砕物の破砕作業が大
幅に効率化・短縮化されるようになる。
【0042】また、本発明によれば、ホッパーに投入さ
れた被破砕物を、押圧機構により、一次破砕部の方に押
し込むようにしているので、一部破砕部による押し潰し
作業が極めて円滑に行われるようになる。
【0043】また、本発明によれば、前記ホッパーの4
つの内壁面(傾斜面)に対して、計4枚のスライド押圧
板の端部のローラを摺動させ、同時に前記の計4枚のス
ライド押圧板をスライドさせながら、被破砕物を一次破
砕部の方に押し込むようにしているので、被破砕物の一
次破砕部の方への押し込み動作が、極めて円滑に行われ
るようになる。また、本発明では押圧機構が計4枚のス
ライド押圧板で構成されるというように極めて単純な構
成となっているので、押圧機構のメンテナンスなどが極
めて容易になっている。
【0044】また、本発明によれば、建機の運転室に前
記破砕装置のホッパーの映像を表示するディスプレイと
前記エンジン一体型油圧装置を操作するための遠隔操作
部を備えると共に、前記エンジン一体型油圧装置側に前
記遠隔操作部からの無線信号を受信するための無線受信
ユニットを備えたので、パワーショベルなどの建機の運
転室に居る操作者が、遠隔から、定置型のエンジン一体
型油圧装置及び破砕装置を制御することができるように
なる。よって、本発明によれば、定置型のエンジン一体
型油圧装置及び破砕装置の近傍に操作者を置く必要が無
くなり、リサイクル作業を効率化・低コスト化すること
ができるようになる。
【0045】さらに、本発明によれば、前記破砕装置を
収容した容器をパワーショベルのアーム先端に装着でき
るようにし、パワーショベルに内蔵されている油圧装置
からの油圧により前記破砕装置を作動できるようにし、
且つ、ホッパーを通常のパワーショベルのバケットの開
口部と同じ位置に配置するようにしている。したがっ
て、本発明によれば、パワーショベルの運転室に居る操
作者は、通常のパワーショベルのバケットを動かして廃
材をバケットに入れるのと同じ要領で、パワーショベル
のアーム先端に装着した破砕装置を動かして、そのホッ
パーの中に廃材を入れることができ、さらに、パワーシ
ョベルに内蔵した油圧装置からの動力を使用して破砕装
置を作動させて、前記のホッパーに入れた廃材を破砕す
ることができる。よって、本発明によれば、前記破砕装
置を、定置型のエンジン一体型油圧装置からの動力で作
動させるだけでなく、パワーショベルに装着した状態で
パワーショベルに内蔵の油圧装置からの動力で作動させ
ることも可能になり、前記破砕装置の利用場面を大幅に
増やすことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態による建機合体型リサイク
ル装置の動力部分(エンジン一体型油圧装置)を示す図
である。
【図2】 本実施形態の破砕装置を示す図である。
【図3】 図2の破砕装置のホッパーをその上方から示
す平面図である。
【図4】 本発明の実施形態2を示す概略ブロック図で
ある。
【符号の説明】
1,11 架台 2 エンジン一体型油圧ポンプ 3 軽油タンク 4 作動油タンク 5 油圧コントロールユニット 6 操作盤 7 油圧取り出し金具 8 ホッパー監視カメラ 9 ワイヤー吊り下げ穴 10 散水ポンプ 12 ホッパー 12a,12b,12c,12d ホッパーの内壁面 13 破砕部 13a 一次破砕部としてのジョークラッシャー 13b 二次破砕部としてのロータリークラッシャー 14 ベルトコンベヤ 15 粒状体 16 選別機 17 油圧取込ポート 20 開口部(投入口) 21 ホッパー圧力カバー 22 アーム 23,31 油圧シリンダ 24a,24b,29a スライド押圧板 25a,25b,30a 回転ローラ 26 コイルスプリング 32 油圧ホース 33 回り止めシャフト 34 ブラケット 41 エンジン一体型油圧装置(動力部分) 42 破砕装置 43 建設機械(建機)の運転室 51 遠隔操作部 52 ディスプレイ 53 送受信部 54 遠隔操作無線ユニット54 56 コントロールバルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B02C 1/02 - 1/10 B02C 13/00 - 13/31 B02C 18/00 - 25/00 E04G 23/08

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中古の建設機械に備えられていた油圧ポ
    ンプ及びディーゼルエンジンと前記油圧ポンプからの油
    圧を外部に送り出すための油圧取り出し金具とを備えた
    エンジン一体型油圧装置と、 前記エンジン一体型油圧装置から離れた位置に備えられ
    ており、前記エンジン一体型油圧装置からの油圧を油圧
    取り込みポートから取り込み、この取り込んだ油圧によ
    り作動される破砕装置と、 前記エンジン一体型油圧装置の油圧取り出し金具と前記
    破砕装置の油圧取り込みポートとの間を接続して作動油
    を流すための油圧ホースと、 を備えた建機合体型リサイクル装置であって、 前記破砕装置は、 被破砕物を投入するためのホッパーであって、平面が略
    四角形状の開口部を備えており、前記開口部を形成する
    4つの内壁面は、前記開口部が上方向から下方向に向か
    うに従って徐々に狭くなるようにそれぞれ重力方向に対
    して傾斜するように形成されているホッパーと、 前記ホッパーから投入された被破砕物を固定部と可動部
    との間での叩き運動により押し潰すための一次破砕部
    と、 前記一次破砕部からの被破砕物を爪状の回転カッターに
    より所定半径の粒状体に粉砕するための二次粉砕部と、 前記二次粉砕部からの被破砕物をベルトコンベヤの方に
    排出するための排出口と、 前記ホッパーの開口部に投入された廃プラスチックなど
    の廃材を、前記開口部の上方向から下方向の前記一次破
    砕部の方へ押し込むための4枚のスライド押圧板から構
    成される押圧機構であって、前記4枚のスライド押圧板
    を支持しているホッパー圧力カバーが前記ホッパーの開
    口部の上方向から下方向に所定の圧力を掛けながら移動
    して前記開口部を閉じるように作用するとき、前記4枚
    のスライド押圧板の端部に備えられたローラが前記ホッ
    パーの4つの傾斜した内壁面を摺動すると同時に前記4
    枚のスライド押圧板がスライドするように構成されてい
    る押圧機構と、 を備えている、ことを特徴とする建機合体型リサイクル
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記押圧機構は、 前記ホッパーの略四角形状の開口部を形成する4つの内
    壁面の中の互いに第1の方向に沿って対向している2つ
    の内壁面を摺動するローラと、この各ローラがそれぞれ
    各端部に取り付けられており且つ前記第1の方向に沿っ
    て互いに並ぶように配置されている2つの押圧板と、こ
    の2つの押圧板の間を互いに接続しているコイルスプリ
    ングとを備えた第1のスライド式押圧部と、 前記第1のスライド式押圧部の下方に取り付けられてい
    る第2のスライド式押圧部であって、前記ホッパーの略
    四角形状の4つの内壁面の中の互いに前記第1の方向と
    直交する第2の方向に沿って対向している2つの内壁面
    を摺動するローラと、この各ローラがそれぞれ各端部に
    取り付けられており且つ前記第2の方向に沿って互いに
    並ぶように配置されている2つの押圧板と、この2つの
    押圧板の間を互いに接続しているコイルスプリングとを
    備えた第2のスライド式押圧部と、 から構成されている、ことを特徴とする建機合体型リサ
    イクル装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、 前記破砕装置のホッパーの開口部を撮像するためのカメ
    ラが、前記エンジン一体型油圧装置側又は前記破砕装置
    側に備えられており、 パワーショベルなどの建設機械の運転室内に、前記カメ
    ラからの映像を表示するためのディスプレイと前記エン
    ジン一体型油圧装置を遠隔操作するための遠隔操作部と
    が備えられており、 前記エンジン一体型油圧装置側に、前記遠隔操作部から
    の無線信号を受信するための無線受信ユニットが備えら
    れている、ことを特徴とする建機合体型リサイクル装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1から3までのいずれかにおい
    て、さらに、 前記破砕装置は、建設機械のパワーショベルのアーム先
    端に装着されているバケットとほぼ同じ形状と大きさを
    有する容器であって、パワーショベルのアーム先端に装
    着可能になっている容器の中に収納されており、 前記破砕装置のホッパーは、前記容器がパワーショベル
    のアーム先端に装着されたとき、通常のパワーショベル
    に装着されているバケットの開口部と同じ位置と向きで
    配置されるように形成されており、 前記破砕装置には、前記容器がパワーショベルのアーム
    先端に装着されたとき、パワーショベルに内蔵された油
    圧ポンプからの油圧を取り込むための油圧取込ポートが
    備えられている、ことを特徴とする建機合体型リサイク
    ル装置。
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