JP3184706U - ラッパーロール - Google Patents

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浩一 司城
靖人 井上
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Nippon Steel and Sumikin Hardfacing Co Ltd
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  • Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
  • Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
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Abstract

【課題】フュージング熱による軸部の強度劣化を防止できるラッパーロールを提供する。
【解決手段】ラッパーロール100は、鋼板を巻き取るマンドレルに鋼板を押し付けるラッパーロールであって、鋼板と接触して鋼板をマンドレルに押し付ける胴部6であって、外周面に自溶合金溶射皮膜がある胴部と、前記胴部から前記胴部の軸方向外側に突出し、前記胴部に着脱可能な軸部7と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、コイラーのラッパーロールに関する。
図3は、熱延工場巻取り設備のロール構成を示す図である。
熱延工場巻取り設備は、仕上げ圧延機にて定寸に圧延された400〜900℃の高温鋼板10を巻き取る複数のコイラー3および各コイラー3の前段に位置する上、下ピンチロール1、2を備える。これら複数のコイラー3および上、下ピンチロール1、2は、同一の圧延ラインに設けられる。
上、下ピンチロール1、2は、仕上げ圧延機から搬送される鋼板10を、斜め下方のコイラー3側に方向転換させて該コイラー3に巻き取らせるか、そのまま水平に搬送して下流側のコイラー3に巻き取らせる。上、下ピンチロール1、2は、コイラー3が鋼板10を安定して巻き取れるように鋼板10に後方への張力を付与する機能も有する。
コイラー3は、鋼板10を巻き取るマンドレル4、およびマンドレル4の周囲に配置されて鋼板10をマンドレル4に押し付ける複数のラッパーロール5を備える。ラッパーロール5は、鋼板10と接触する胴部と、胴部と一体の軸部とを備える。
このようなラッパーロール5の耐摩耗性、耐食性を良好にするために、ラッパーロール5の表面に自溶合金溶射皮膜を形成することがある(例えば特許文献1)。自溶合金とは、例えばNi基、Ni−Cr基又はCo基の合金にBとSiを1%から数%程度添加して構成されるもので、耐摩耗性、耐食性などに優れている。
自溶合金の粒子をラッパーロール5の表面に衝突させ、凝固させて堆積させることで、すなわち自溶合金の粒子をラッパーロール5の表面に溶射することで、ラッパーロール5の表面に皮膜を形成する。その後、自溶合金による皮膜に燃焼バーナなどを用いて1000度以上でフュージング処理(加熱再溶融処理)することにより、ラッパーロール5の表面に自溶合金溶射皮膜を形成できる。自溶合金溶射皮膜は、母材との密着力が高く緻密であり耐食性に優れている。
特開2008−291300号公報
しかしながら、ラッパーロール5をフュージング処理すると、その際のフュージング熱により軸部の強度が低下するため、ラッパーロール5の使用中に軸部に割れが発生するおそれがある。
本考案は、フュージング熱による軸部の強度劣化を防止できるラッパーロールを提供することを目的とする。
本考案のラッパーロールは、鋼板を巻き取るマンドレルに鋼板を押し付けるラッパーロールであって、鋼板と接触して鋼板をマンドレルに押し付ける胴部であって、外周面に自溶合金溶射皮膜がある胴部と、前記胴部から前記胴部の軸方向外側に突出し、前記胴部に着脱可能な軸部と、を備えることを特徴とする。
本考案では、前記胴部は、前記軸方向に延び前記胴部の外部に前記軸方向において開口する穴部を備え、前記軸部は、前記軸方向において前記胴部の外部側に延びる第1軸部と、前記胴部の内部側に延びて前記穴部内にしまりばめされる第2軸部とを備えることが好ましい。
本考案では、前記第2軸部のはめあい公差は0.1mm〜0.5mmの範囲内であることが好ましい。
本考案では、前記胴部と前記軸部は異なる材質であることが好ましい。
ラッパーロールの概略断面図である。 胴部の表層部の拡大断面図である。 熱延工場巻取り設備のロール構成を示す図である。
以下、本考案の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、ラッパーロール100の概略断面図である。
ラッパーロール100は、鋼板を巻き取るマンドレル(図3のマンドレル4参照)の周囲に複数配置され、マンドレルに鋼板を押し付けるものであり、ユニットロール、ブロッカーロールなどと称される場合もある。ラッパーロール100は、胴部6、軸部7を備える。
胴部6は、鋼板と接触して鋼板をマンドレルに押し付ける。胴部6は、クロムモリブデン鋼(SCM)、機械構造用炭素鋼(SC)からなり、円柱状かつ中実である。
胴部6は、第1穴部61を備える。第1穴部61は、胴部6の軸方向Aに延び胴部6の外部に軸方向Aにおいて開口する。第1穴部61は、平面視円状であり、胴部6の軸方向両端面62に形成されている。
具体的に、胴部6の両端面62には、第1穴部61より径が大きく軸長eが短い平面視円状の第2穴部63が形成されている。この第2穴部63の底面631に第1穴部61が形成されている。
胴部6の外周面には、図2に示すように、胴部6の母材60上に形成された下地硬化肉盛層64と、下地硬化肉盛層64上に形成された自溶合金溶射皮膜65とがある。
下地硬化肉盛層64は、組織をマルテンサイト化するための高Cr、Mo、V等を含有した溶接材料を使用して肉盛溶接することで形成される。下地硬化肉盛層64は、胴部6表面の凹み変形、曲げ歪みに対する耐久性などを胴部6に付与する。
自溶合金溶射皮膜65は、胴部6の外周面に溶射された自溶合金からなる皮膜がフュージング処理されることにより形成される。自溶合金は、例えばNi基、Ni−Cr基又はCo基の合金にBとSiを1%から数%程度添加して構成されたものである。自溶合金溶射皮膜は、母材60(下地硬化肉盛層64)との密着力が高く緻密であり耐食性に優れている。
図1に戻って軸部7は一対あり、それぞれ胴部6から胴部6の軸方向A外側に突出し、胴部6に着脱可能である。軸部7には、クロムモリブデン鋼(SCM)、炭素鋼を用いることができる。胴部6には、クロムモリブデン鋼(SCM)、機械構造用炭素鋼を用いることができる。軸部7は、第1軸部71及び第2軸部72を備え、これらの第1軸部71及び第2軸部72は一体的に構成されている。
第1軸部71は、軸方向Aにおいて胴部6の外部側に延びる。第1軸部71は、第2軸部72より軸径が小さい。第1軸部71において、第2軸部72との連設部分は、第2軸部72側に進むに従って径が大きくなる軸ネック部711となっている。
第2軸部72は、胴部6の内部側に延びて第1穴部61にしまりばめされる。第2軸部72は、第1穴部61にしまりばめされる前の常温状態(20℃)において、第1穴部61の穴径に対して軸径が0.1mm〜0.5mm大きい。すなわち、第2軸部72の穴基準のはめあい公差は0.1mm〜0.5mmの範囲内となっている。
本実施形態では、まず、胴部6の母材となる母材ロールの表面に溶射処理を施した後、第1孔部61を形成し、この第1孔部61に仮軸を嵌めあわせて支持した状態で、母材ロールの表面にフュージング処理を行う。そして、フュージング処理後に、第1孔部61から仮軸を引き抜くとともに、軸部7を嵌めあわせることにより、胴部6表面に自溶合金溶射皮膜65が形成されたラッパーロール100を製造することができる。
ここで、本実施形態では、軸部7が胴部6の第1穴部61に嵌め合わせ可能、かつ第1穴部61から抜き取り可能である。そのため、本実施形態では、胴部6表面に自溶合金溶射皮膜65を形成後、軸部7を装着することができる。これにより、本実施形態では、軸部7が溶射熱およびフュージング熱により強度劣化することを防止でき、軸ネック部711の割れおよび割れからの折損を防止できる。
4…マンドレル、6…胴部、7…軸部、10…鋼板、61…第1穴部(穴部)、65…自溶合金溶射皮膜、71…第1軸部、72…第2軸部、100…ラッパーロール。

Claims (3)

  1. 鋼板を巻き取るマンドレルに鋼板を押し付けるラッパーロールであって、
    鋼板と接触して鋼板をマンドレルに押し付ける胴部であって、外周面に自溶合金溶射皮膜がある胴部と、
    前記胴部から前記胴部の軸方向外側に突出し、前記胴部に着脱可能な軸部と、
    を備えることを特徴とするラッパーロール。
  2. 請求項1に記載のラッパーロールにおいて、
    前記胴部は、前記軸方向に延び前記胴部の外部に前記軸方向において開口する穴部を備え、前記軸部は、前記軸方向において前記胴部の外部側に延びる第1軸部と、前記胴部の内部側に延びて前記穴部内にしまりばめされる第2軸部とを備えることを特徴とするラッパーロール。
  3. 請求項2に記載のラッパーロールにおいて、
    前記第2軸部のはめあい公差は0.1mm〜0.5mmの範囲内であることを特徴とするラッパーロール。
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KR20150011750A (ko) * 2013-07-23 2015-02-02 닛테츠스미킨하드 가부시키가이샤 핀치롤

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