JP3184677U - ボトル - Google Patents

Abstract

【課題】液体定量充填器であるアルコール飲料等のディスペンサーに設置するボトルに関する考案であって、このディスペンサーのスタンドに設置状態でボトルのラベルが一見して把握でき、設置しているボトルの内容を把握できるラベルを有するボトルを提供する。
【解決手段】アルコールその他の飲料を封入したボトル１であり、液体定量充填器であるアルコール飲料等のディスペンサー２に逆さに配設するボトル１であり、少なくとも該ボトルに明示したラベル３の銘柄を天地逆に明示したボトルである。
【選択図】図１

Description

本考案は、ボトルの考案に関し、液体定量充填器であるアルコール飲料等のディスペンサーである所謂ワンショットメジャー或いは、バーバトラー等と称されるボトルを逆さに配設してスタンドに設置するボトルのためにこのスタンドに設置状態でボトルのラベルが一見して把握できるラベルを有するボトルに関する。

従来より、ワンショットバーやカクテルラウンジ或いは各種飲食店において、アルコールを提供する店舗は極めて多数存在する。
この場合、該店舗において例えばウイスキーやバーボン或いはブランデーなどは、その提供に際して、定まった一杯分の量をきっちりと量って提供しているものである。

このために一杯分の量をきっちりと図った上でグラスに注ぐための液体定量充填器であるアルコール飲料等のディスペンサーが用いられるものである。
例えばワンショットメジャー或いは、バーバトラー等と称され、ボトルをこれに設置するこれらのスタンドを該飲食店において設置している場合がある。

この場合、この液体定量充填器であるアルコール飲料等のディスペンサーからなる所謂ワンショットメジャーやバーバトラー等のスタンドにはアルコールのボトルをそのまま注げるように逆さに設置するスタンドを有するものであり、この逆さに設置した状態で注ぎ口より一杯分の定量のアルコールを注ぐことを可能とするものである。

尚、この液体定量充填器であるアルコール飲料等のディスペンサーを用いたうちの一例として、ワンショットメジャーを用いたカクテル調合を行う発明として特開２００４−２６１９４号及び特開２００４−７５０８６号が存在する。
また、液体定量加熱充填装置として特開平１０‐５７２４０号及び実開平７‐２０５２４号が存在する。

特開２００４−２６１９４号 特開２００４−７５０８６号 特開平１０‐５７２４０号 実開平７‐２０５２４号

以上の様に、スタンドにボトルを設置して一杯分の定量のアルコールを容器に注ぐための液体定量充填器であるアルコール飲料等のディスペンサーを用いた例えばワンショットメジャー或いはバーバトラー等にボトルを逆さにして設置する液体定量充填器であるボトル設置のためのスタンドは使用されている。
特にこのスタンドは多数のボトルを壁などに並べて設置できる構造を有するものが多く、例えばバーやラウンジ等において客の面前に設置しているものであり、客がそのスタンドに多数設置したボトルを見てアルコール類の注文を行う場合も多々ある。

或いは飲食店の視覚的な効果を高めるために殊更客の面前にボトルを多数設置したこのスタンドを有する店舗も多数ある。
従って、この様なスタンドに設置しているボトル類は多くの客に見られる状態に置かれているものである。
この場合、重力を利用してボトル内からアルコールを注ぐことを前提に構成されていることから、そのスタンドにボトルを設置する際にはボトルを逆さにして設置するものである。

従って、この液体定量充填器であるアルコール飲料等のディスペンサーを多数並べ、茲に多数のボトルを設置できるスタンドにはボトルが逆さの状態で設置するものである。
この様に逆さに設置した場合には、当然ボトルのラベルも逆さになるものであり客からは逆さのラベルが見えることとなる。

特に多くの人は逆さにした文字は極めて読みにくいものであり、よく知っているボトルでも逆さにしただけで誤って認識してしまうものである。
又、客からよく見える状態に設置しているボトルから希望のアルコールを注文するに際しても逆さになったラベルは当然全ての文字が逆さになっており、極めて読みにくいものとなる。
更にアルコール提供者側においても、ボトルがさかさまであることから当然ラベルの文字も逆さとなっており、誤って認識してしまう恐れも存在する。

従って、この様なボトルを逆さ即ち倒立状態に配設・設置する液体定量充填器であるアルコール飲料等のディスペンサーからなる例えばワンショットメジャースタンドやバーバトラースタンドに設置するに際してもボトルのラベルがしっかりと視認できるラベルを有するボトルの提供が望まれるものである。

以上のように係る課題を見事に解決するため、液体定量充填器であるアルコール飲料等のディスペンサーに設置するに際しても該ラベルをしっかりと視認できるボトルの提供を課題とするものである。
係るため請求項１に係る考案は、アルコールその他の飲料を封入したボトルであって、液体定量充填器であるアルコール飲料等のディスペンサーに逆さに配設するボトルであり、該ボトルに明示したラベルに少なくともそのボトルの銘柄を天地逆に明示したボトルからなり、係る考案によって前記課題を解決できる。

或いは、請求項２に係る考案はアルコールその他の飲料を封入したボトルであって、液体定量充填器であるアルコール飲料等のディスペンサーに逆さに配設するボトルであり、該ボトルに明示したラベル表示に加えて少なくともそのボトルの銘柄を更に天地逆に明示したボトルからなり、係る考案であっても同様である。

この他、請求項３に係る考案のようにアルコールその他の飲料を封入したボトルであって、液体定量充填器であるアルコール飲料等のディスペンサーに逆さに配設するボトルであり、該ボトルに明示したラベルを天地逆に明示したボトルを用いてもよい。

以上のように構成したことから、まず請求項１又は２に係る考案によって、アルコールその他の飲料を封入したボトルであって、液体定量充填器であるアルコール飲料等のディスペンサーに逆さに配設するボトルであり、このボトルを設置した場合であっても、ボトルのラベルには天地逆な表示即ち逆さに表示した銘柄表記等を有するものであり、設置状態での該ラベルの表示が正しく表示され、正確に表示を視認できるものとなる。

又請求項３に係る考案により、ボトルのラベルを天地逆に明示するものであり、これにより、液体定量充填器であるアルコール飲料等のディスペンサーに逆さに設置したボトルは天地逆に設置されることから、該ラベルの表示は正しく表示され、正確にラベル表示を視認できることとなる。

本考案に係るボトルを、液体定量充填器であるアルコール飲料等のディスペンサーに逆さに設置している一例を示す図 通常のボトルを、液体定量充填器であるアルコール飲料等のディスペンサーに逆さに設置している一例を示す図 本考案に係るボトルの一例を示す図 本考案に係るボトルの他の一例を示す図

図１は、本考案に係るボトルを、液体定量充填器であるアルコール飲料等のディスペンサーに逆さに設置した状態の一例を示す図である。
この、液体定量充填器であるアルコール飲料等のディスペンサー２は、一杯分の定量のアルコール類等を計量して注ぐためのボトル１を設置するディスペンサー２からなり、係るディスペンサーを有するスタンドである。

この場合、重力によってボトル１の開口部から中のアルコールをグラスに注ぐものであり、図示するようにボトル１は倒立状態即ち上下逆の逆さにした状態で設置する。
これはボトル１の開口部が下に来るようにするためである。 従って、必要量をグラス等にそのまま注げることとなる。

例えばワンショットメジャーやバーバトラー等が該当する。
特にスプリング等の力によりボトルの開口部は開閉自在に蓋部材で閉じられており、バネ弾圧力に抗して蓋部材を開くことにより定量を注ぎだして、更に蓋部材によって閉鎖するものである。
この場合例えばウイスキーやスコッチ類・バーボン或いは各種蒸留酒・リキュール類・醸造酒類等のアルコール類が最も適合するものであるが、これに限らず例えばカクテル等に用いるボトル入りの各種飲料、或いは一般的なボトル入りの各種飲料におけるラベル３を有するボトルであればよい。

例えば各種用途に用いる飲料を封入したボトル１であって、内容物を表示するラベル３を有するボトル１であればよく、これを倒立即ち逆さに天地逆状態で液体定量充填器であるアルコール飲料等のディスペンサー２に配設するラベル３付きのボトル１が該当するものである。

これらのボトル１に関して、このボトル１にはそのラベル３を通常と同様に表示しているが、特に例えば特定の銘柄表示等を通常のラベル表示に加えて逆さにした表示を付加して有するラベル３を表示するものである。
従って、逆さにして設置しているボトル１のラベルの表示は、図面上銘柄等として表示する「ＡＢＣＤ」の文字、「ＥＦＧＨ」の文字、「ＩＪＫＬ」の文字及び「ＭＮＯＰ」の各文字は、それぞれ逆さ表示を付加していることから正しく表示されており、極めて視認のしやすいものである。

この様にボトル１のラベル３の少なくとも銘柄等の特定部分な部分或いはその他必要な表示文字部分を逆さに表示した、即ち天地逆に表示した付加部分を有するラベル３を有するボトル１を用いることにより、液体定量充填器であるアルコール飲料等のディスペンサーに倒立状態で配設するボトル１であっても一見してボトル１の内容が確実簡単に視認できる。

この場合、少なくとも銘柄等の文字部分が逆さに表示してあるラベル３を用いるものであればよいものであり、例えば銘柄やその他の必要な表示部分等を逆さに天地逆に表示しているラベル３を有するボトル１であってもよい。
もとより図柄などの他の部分を併せて逆表示を有するラベル３を用いてももちろんよいものである。

これにより少なくとも銘柄をスタンドに設置した状態で一見して把握できるものである。
この他、そもそも通常のラベル３を逆さに貼付して用いるものであってももちろんよい。
これらの場合この様なラベル３をボトル１に表示してあればよいものであり、例えば紙もラベル３の貼付のほか、印刷等によりボトル表面に表示するものであってももちろんよいものである。

図２は、今までのラベルを有するボトルを液体定量充填器であるアルコール飲料等のディスペンサー２に配設した一例を示す図である。
本図に示すように図１においてはきっちりと正しく表示されていた銘柄等の「ＡＢＣＤ」の文字「ＥＦＧＨ」の文字、「ＩＪＫＬ」の文字及び「ＭＮＯＰ」はそれぞれ逆となるものであり、極めて見にくく内容を認識しづらい表示でしかない。

図３は、本考案に係るボトルを起立した状態で示した図であり、本考案に係るボトルの一例を示す図である。
基本的には通常のボトル１のラベル３の銘柄等の表示部分である「ＡＢＣＤ」の文字を有するが、そのラベル３下部には逆さに表示した銘柄等に該当する逆さ表示の「ＡＢＣＤ」の文字の部分を有する。

本図に示すように少なくとも、銘柄等の表示を通常の方向と逆の向きで表示した表示部を有して、倒立状態での設置に際しても、該部分を簡単に視認できるようにしているものである。

図４は、本考案に係るボトルの他の一例を示す図であり、起立した状態の一例を示す図である。
本図に示す構成は通常のラベル３をそもそも逆向きで貼付している一例を示す図である。
この様に表示することにより銘柄等の各種表示を通常の方向と逆の天地逆さの向きで貼付していることから、倒立状態での設置によりこの貼付方向が正しい方向となり簡単に視認できるようにしているものである。

従って、通常のラベル３の貼付方向に比較して天地を逆に貼付したものである。
尚、このラベル３は例えば紙製のラベル３などを天地逆に貼付するもののほか、例えば天地逆に印刷又は表示するものであってももちろんよい。

これにより液体定量充填器であるアルコール飲料等のディスペンサー２例えばワンショットメジャーを有するスタンド等に配設した場合にはボトル１が天地逆状態で配設しても、その表示ラベル３と当然に天地逆となり、そのラベル３の表示内容をきっちりと視認できるものとなる。

以上のように、通常起立状態のみを考慮してボトル１に貼付しているラベル３には起立時に正しい方向になるようにその表示がなされているものである。
しかし、現在、液体定量充填器であるアルコール飲料等のディスペンサー２においては倒立状態で設置すると共にその状態を多数の人に目につくように設置しているものであり、この設置状態を見て多数の人は任意のアルコール類を選定する場合も極めて多い。

そこで、この様な倒立状態でのディスプレイされているボトル１のラベル３をより確実かつ簡単に認識できるラベル３を有するボトル１の提供を可能とする、極めて画期的な考案を提供するものである。

１ ボトル
２ ディスペンサー
３ ラベル

Claims (3)

1. アルコールその他の飲料を封入したボトル１であって、液体定量充填器であるアルコール飲料等のディスペンサー２に逆さに配設するボトル１であり、少なくとも該ボトル１に明示したラベル３の銘柄を天地逆に明示したことを特徴とするボトル。
2. アルコールその他の飲料を封入したボトル１であって、液体定量充填器であるアルコール飲料等のディスペンサー２に逆さに配設するボトル１であり、該ボトル１に明示したラベル表示に加えて少なくともそのボトルの銘柄を天地逆に明示したことを特徴とするボトル。
3. アルコールその他の飲料を封入したボトル１であって、液体定量充填器であるアルコール飲料等のディスペンサー２に逆さに配設するボトル１であり、該ボトル１に明示したラベル２を天地逆に明示したことを特徴とするボトル。

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