JP3184652U - 粉末茶 - Google Patents

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Abstract

【課題】桑茶の健康食品としての効果を維持しつつ、香味を向上させた桑葉を主成分とした粉末飲料材料を提供する。
【解決手段】桑葉粉末をベースに、他の植物原料由来の粉末を全体の約10重量%から40重量%の割合で混合し、所定量をスティックタイプの袋に詰めたもので、例えば一回分(1g若しくは2g)ずつに分けてスティック状の袋に詰めて携帯可能とする。桑葉粉末に、他の植物原料を、他の植物原料の特性に対応して約10重量%から40重量%の割合で付加することによって桑葉の効果を維持しつつ香味を変化させることができるものである。
【選択図】図1

Description

本考案は、桑葉を主原料として他の植物成分を添加して粉末にした粉末飲料材料に関する。
特許文献1(特開平7−274832号公報)は、黄杞の葉を焙煎処理したものを、ギムネマ茶、ルイボス茶、杜仲茶、グアバ茶、枸杞茶、桑茶、ヨモギ茶、ドクダミ茶、スギナ茶、柿葉茶、ビワ茶、ウーロン茶、ハトムギ茶、麦茶、ハブ茶、ほうじ茶、緑茶、明日葉茶及びクマザサ茶からなる群から選ばれた1種又は2種以上の茶と混合してなる健康茶を開示する。
特許文献2(特開2009−153530号公報)は、桑茶の製造方法において、桑の生葉を原料として用い、300〜350℃で炒る炒り工程、次いで、乾燥を含む工程を経て、又は揉念及び乾燥を含む各工程を経て緑色の桑茶葉を製造する製造工程、或いはさらに粉砕して製造された粉末飲料を開示する。
特許文献3(特開2011−160715号公報)は、少なくとも3.0重量%のタンニンを含有する桑茶葉であって、葉身の根元から先端までの長さが成熟した生葉の葉身の根元から先端までの長さの10〜50%の長さである新芽から製造される桑茶葉を開示する。
古来、桑の葉から作られる桑茶には、糖尿病治癒効果があることが認められており、このことから、現在ではその効果について科学的に検証されつつある。特に、桑科植物に含まれる1−デオキシノジルマイシンが、小腸二糖類分解酵素であるスクラーゼやマルターゼの阻害素子であることが確認されており、これによって血糖値上昇抑制効果あると言われている。
特開平7−274832号公報 特開2009−153530号公報 特開2011−160715号公報
上述したように、桑茶には血糖値の上昇を抑制する効果が認められるとの研究結果も存在するため、健康のために継続して飲料することが望ましいが、桑茶自体には飲料者の好みの問題もあり、なかなか継続して飲用することが難しい。また飲用物自体としても味覚の点で個人の好みの差が大きいため商品としての価値が高くないという問題点があった。
このため、本考案は、桑茶の健康食品としての効果を維持しつつ、味覚を向上させた桑葉を主成分とした粉末飲料材料を提供するものである。
したがって、本考案に係る粉末飲料は、桑葉粉末をベースに、他の植物原料由来の粉末を全体の約10重量%から40重量%の割合で有するものである。
桑葉粉末に、他の植物原料を、他の植物原料の特性に対応して約10重量%から40重量%の割合で付加することによって桑葉の効果を維持しつつ香味を変化させることができるものである。味覚のバリエーションを豊富にすることができるものである。尚、香味やそれ自体の味が濃いもの場合には、含有量を少なくすることが望ましく、香味やそれ自体の味が薄いものの場合には、含有量を多くすることも可能である。
また、前記他の植物原料が、玄米であることが望ましい。玄米の味覚が桑茶に香ばしさと香りを付加することができるので、飲み心地を向上させることができるものである。
さらに、前記他の植物原料が、ゆずであることが望ましい。ゆずの香りが好ましく、また旧来から漢方として用いられる陳皮としての効果も付加できるものである。
さらにまた、前記他の植物原料が、昆布であることが望ましい。昆布茶の要素を付加できる。特に、昆布の旨味成分を付加できるものである。また、その他のものとして、桂皮(シナモン)などを用いても良く、さらに、ギムネマ茶、ルイボス茶、杜仲茶、グアバ茶、枸杞茶、桑茶、ヨモギ茶、ドクダミ茶、スギナ茶、柿葉茶、ビワ茶、ウーロン茶、ハトムギ茶、麦茶、ハブ茶、ほうじ茶、緑茶、明日葉茶、クマザサ茶などの粉末を用いることも可能である。
また、本考案の粉末飲料材料は、中蒸しされた桑葉を高温の水蒸気に所定時間晒して殺菌を行う蒸気殺菌工程、水蒸気にて殺菌された桑葉の表面の水分が無くなるまで第1の温度で所定時間乾燥させる第1の高温乾燥工程、該高温乾燥工程の後、第1の温度よりも低い第2の温度で所定時間乾燥させる低温乾燥工程、該低温乾燥工程の後、熱風式回転乾燥・火入機において前記第1の温度にて再度乾燥させる第2の高温乾燥工程、該第2の高温乾燥工程において乾燥された桑葉を粗粉砕する粗粉砕工程、粗粉砕された桑葉80重量%に対して、他の植物原料を20重量%混合する混合工程、及び混合工程において混合された混合物を微粉砕する微粉砕工程において製造されることが望ましい。
桑葉を、一度桑茶の状態にして粉末にすることから、桑葉自体の癖をまろやかにすることができ、良好な粉末飲料材料を製造することができるものである。
本考案に係る粉末飲料材料は、主成分として桑葉粉末を約60〜90重量%有すると共に、玄米、ゆず、昆布等の他の植物材料を前記桑葉粉末に対応して約重量40〜10重量%含有したことによって、桑茶の効果を損なうことなく風味を向上させることができ、また味覚も向上させることができるものである。これによって、製品の価値も向上させることができるものである。
本考案の粉末飲料材料の製造工程を示したフローチャート図である。
本考案に係る粉末飲料材料は、桑葉粉末をベースに、他の植物原料由来の粉末を全体の約10重量%から40重量%の割合で有するものであり、その割合は、他の植物原料の特性に基づいて変化させることができるが、桑葉の特性を阻害しないように混合することが大切である。
本考案に係る粉末飲料材料は、桑葉粉末を約60〜90重量%、玄米、ゆず、昆布等の他の植物原料を、桑葉粉末に対応して約10〜40重量%含有したものである。この実施例では、特に玄米粉末を用いた粉末飲料材料を開示する。他の植物原料として玄米を用いた場合、発明者等のテイスティング、関係者等の味覚調査を行った結果、玄米を含有する場合、玄米粉末の含有量として、全体の20重量%が最も好ましいものであるとの結果を得た。
この粉末飲料材料は、例えば図1のフローチャートで示す工程において製造される。
ステップ100から開始される粉末飲料材料の製造工程は、先ずステップ110において示されるように、桑葉を緑茶基準で中蒸しする中蒸し工程が実行される。これによって、桑葉はいわゆる桑茶の状態となる。さらに、ステップ120の蒸気殺菌工程において、高温の水蒸気によって桑茶の状態になった桑葉にさらに所定時間(例えば数分から数十分)殺菌するものである。この蒸気殺菌工程において使用される水蒸気は前記中蒸し工程で使用される水蒸気よりも高い温度であることが望ましい。尚、殺菌時間は、水蒸気の温度に対応して変化させることが可能で、桑茶状態の桑葉が変質しない程度とすることが望ましいものである。
この後、ステップ130で示される第1の高温乾燥工程では、粗揉機で約2時間、高温(約100℃)の熱風で、中蒸しされた桑葉の表面の水分がなくなるまで乾燥され、その後ステップ140で示される低温乾燥工程が実施される。この低温乾燥工程では、40℃の低温でじっくりと(例えば数時間)乾燥される。これによって、指先でつぶすと砕ける程度まで乾燥させるものである。
そして、ステップ150では、熱風式回転乾燥・火入機において再度100℃にて乾燥を行う(第2の高温乾燥工程)。これによって、完全に桑葉から水分を除去するものである。尚、第1の高温乾燥工程、低温乾燥工程及び第2の高温乾燥工程は、連続して実施されることが望ましい。また、低温乾燥工程は、第1の高温乾燥工程から第2の高温乾燥工程への移行の間の数時間装置内での自然放置の状態(温度が40℃まで自然降下させる状態)であってもよく、また自然風を強制的に付与して40℃まで降下させて40℃に維持するようにしてもよいものである。
そしてステップ160で示される粗粉砕工程において、乾燥した桑葉を粗粉砕する。そして、ステップ170の混合工程において粗粉末の桑葉80重量%に対して20重量%の玄米を混合し、そしてステップ180においてその混合物を所定の粒子径となるまで粉砕機によって粉砕して粉末飲料材料を得るもので、ステップ190にて終了する。尚、他の植物原料由来の粉末を使用する場合も、ステップ170の混合工程において、粗粉末の桑葉60重量%〜90重量%に、他の植物原料由来の粉末が、他の植物原料の特性(甘味、酸味、苦味、香味等)に合わせて、味覚及び香味が最適となるような分量で混合することが望ましいものである。
尚、この粉末飲料材料は、例えば1回分(1g若しくは2g)ずつに分けてスティック状の袋にいれて携帯可能とするものである。そして、必要に応じてお湯や水に溶かして飲用するものである。
以上のように、上述した実施例では、玄米粉末を含有した粉末飲料材料について、説明したが、例えば、ゆずなどの香りの強いものについては、その含有量を少なく、例えば10重量%程度とすることが望ましく、昆布粉末を含有する場合には、20重量%程度であることが望ましく、他の茶葉由来の粉末を混合する場合には、40重量%程度でも問題ないものである。
本考案に係る粉末飲用材料は、粉末状であることから、飲用だけでなく、料理等にも使用することができる。特に、スポンジケーキ、パン、クッキーなどの生地、うどん、パスタ等の生地に容易に混合することができるものである。さらに、アイスクリーム、ソフトクリーム等にも容易に混入することができるものである。このように、粉末にしたことによって、その利用範囲を大きく広げることができるものである。
本考案は、桑葉を主原料として他の植物成分を添加して粉末にし、所定量をスティックタイプの袋に詰めた粉末に関する。
特許文献1(特開平7−274832号公報)は、黄杞の葉を焙煎処理したものを、ギムネマ茶、ルイボス茶、杜仲茶、グアバ茶、枸杞茶、桑茶、ヨモギ茶、ドクダミ茶、スギナ茶、柿葉茶、ビワ茶、ウーロン茶、ハトムギ茶、麦茶、ハブ茶、ほうじ茶、緑茶、明日葉茶及びクマザサ茶からなる群から選ばれた1種又は2種以上の茶と混合してなる健康茶を開示する。
特許文献2(特開2009−153530号公報)は、桑茶の製造方法において、桑の生葉を原料として用い、300〜350℃で炒る炒り工程、次いで、乾燥を含む工程を経て、又は揉念及び乾燥を含む各工程を経て緑色の桑茶葉を製造する製造工程、或いはさらに粉砕して製造された粉末飲料を開示する。
特許文献3(特開2011−160715号公報)は、少なくとも3.0重量%のタンニンを含有する桑茶葉であって、葉身の根元から先端までの長さが成熟した生葉の葉身の根元から先端までの長さの10〜50%の長さである新芽から製造される桑茶葉を開示する。
古来、桑の葉から作られる桑茶には、糖尿病治癒効果があることが認められており、このことから、現在ではその効果について科学的に検証されつつある。特に、桑科植物に含まれる1−デオキシノジルマイシンが、小腸二糖類分解酵素であるスクラーゼやマルターゼの阻害素子であることが確認されており、これによって血糖値上昇抑制効果あると言われている。
特開平7−274832号公報 特開2009−153530号公報 特開2011−160715号公報
上述したように、桑茶には血糖値の上昇を抑制する効果が認められるとの研究結果も存在するため、健康のために継続して飲料することが望ましいが、桑茶自体には飲料者の好みの問題もあり、なかなか継続して飲用することが難しい。また飲用物自体としても味覚の点で個人の好みの差が大きいため商品としての価値が高くないという問題点があった。
このため、本考案は、桑茶の健康食品としての効果を維持しつつ、味覚を向上させた桑葉を主成分とし、所定量をスティックタイプの袋に詰めた粉末を提供するものである。
したがって、本考案に係る粉末は、桑葉粉末をベースに、他の植物原料由来の粉末を全体の約10重量%から40重量%の割合で混合し、所定量をスティックタイプの袋に詰めたものである。
桑葉粉末に、他の植物原料を、他の植物原料の特性に対応して約10重量%から40重量%の割合で付加することによって桑葉の効果を維持しつつ香味を変化させることができるものである。味覚のバリエーションを豊富にすることができるものである。尚、香味やそれ自体の味が濃いもの場合には、含有量を少なくすることが望ましく、香味やそれ自体の味が薄いものの場合には、含有量を多くすることも可能である。
また、前記他の植物原料が、玄米であることが望ましい。玄米の味覚が桑茶に香ばしさと香りを付加することができるので、飲み心地を向上させることができるものである。
さらに、前記他の植物原料が、ゆずであることが望ましい。ゆずの香りが好ましく、また旧来から漢方として用いられる陳皮としての効果も付加できるものである。
さらにまた、前記他の植物原料が、昆布であることが望ましい。昆布茶の要素を付加できる。特に、昆布の旨味成分を付加できるものである。また、その他のものとして、桂皮(シナモン)などを用いても良く、さらに、ギムネマ茶、ルイボス茶、杜仲茶、グアバ茶、枸杞茶、桑茶、ヨモギ茶、ドクダミ茶、スギナ茶、柿葉茶、ビワ茶、ウーロン茶、ハトムギ茶、麦茶、ハブ茶、ほうじ茶、緑茶、明日葉茶、クマザサ茶などの粉末を用いることも可能である。
また、本考案の粉末は、中蒸しされた桑葉を高温の水蒸気に所定時間晒して殺菌を行う蒸気殺菌工程、水蒸気にて殺菌された桑葉の表面の水分が無くなるまで第1の温度で所定時間乾燥させる第1の高温乾燥工程、該高温乾燥工程の後、第1の温度よりも低い第2の温度で所定時間乾燥させる低温乾燥工程、該低温乾燥工程の後、熱風式回転乾燥・火入機において前記第1の温度にて再度乾燥させる第2の高温乾燥工程、該第2の高温乾燥工程において乾燥された桑葉を粗粉砕する粗粉砕工程、粗粉砕された桑葉80重量%に対して、他の植物原料を20重量%混合する混合工程、及び混合工程において混合された混合物を微粉砕する微粉砕工程において製造されることが望ましい。
桑葉を、一度桑茶の状態にして粉末にすることから、桑葉自体の癖をまろやかにすることができ、良好な粉末を製造することができるものである。
本考案に係る粉末は、主成分として桑葉粉末を約60〜90重量%有すると共に、玄米、ゆず、昆布等の他の植物材料を前記桑葉粉末に対応して約重量40〜10重量%含有したことによって、桑茶の効果を損なうことなく風味を向上させることができ、また味覚も向上させることができるものである。これによって、製品の価値も向上させることができるものである。
本考案の粉末の製造工程を示したフローチャート図である。
本考案に係る粉末は、桑葉粉末をベースに、他の植物原料由来の粉末を全体の約10重量%から40重量%の割合で混合し、所定量をスティックタイプの袋に詰めたものであり、その割合は、他の植物原料の特性に基づいて変化させることができるが、桑葉の特性を阻害しないように混合することが大切である。
本考案に係る粉末は、桑葉粉末を約60〜90重量%、玄米、ゆず、昆布等の他の植物原料を、桑葉粉末に対応して約10〜40重量%含有したものである。この実施例では、特に玄米粉末を用いた粉末を開示する。他の植物原料として玄米を用いた場合、発明者等のテイスティング、関係者等の味覚調査を行った結果、玄米を含有する場合、玄米粉末の含有量として、全体の20重量%が最も好ましいものであるとの結果を得た。
この粉末は、例えば図1のフローチャートで示す工程において製造される。
ステップ100から開始される粉末の製造工程は、先ずステップ110において示されるように、桑葉を緑茶基準で中蒸しする中蒸し工程が実行される。これによって、桑葉はいわゆる桑茶の状態となる。さらに、ステップ120の蒸気殺菌工程において、高温の水蒸気によって桑茶の状態になった桑葉にさらに所定時間(例えば数分から数十分)殺菌するものである。この蒸気殺菌工程において使用される水蒸気は前記中蒸し工程で使用される水蒸気よりも高い温度であることが望ましい。尚、殺菌時間は、水蒸気の温度に対応して変化させることが可能で、桑茶状態の桑葉が変質しない程度とすることが望ましいものである。
この後、ステップ130で示される第1の高温乾燥工程では、粗揉機で約2時間、高温(約100℃)の熱風で、中蒸しされた桑葉の表面の水分がなくなるまで乾燥され、その後ステップ140で示される低温乾燥工程が実施される。この低温乾燥工程では、40℃の低温でじっくりと(例えば数時間)乾燥される。これによって、指先でつぶすと砕ける程度まで乾燥させるものである。
そして、ステップ150では、熱風式回転乾燥・火入機において再度100℃にて乾燥を行う(第2の高温乾燥工程)。これによって、完全に桑葉から水分を除去するものである。尚、第1の高温乾燥工程、低温乾燥工程及び第2の高温乾燥工程は、連続して実施されることが望ましい。また、低温乾燥工程は、第1の高温乾燥工程から第2の高温乾燥工程への移行の間の数時間装置内での自然放置の状態(温度が40℃まで自然降下させる状態)であってもよく、また自然風を強制的に付与して40℃まで降下させて40℃に維持するようにしてもよいものである。
そしてステップ160で示される粗粉砕工程において、乾燥した桑葉を粗粉砕する。そして、ステップ170の混合工程において粗粉末の桑葉80重量%に対して20重量%の玄米を混合し、そしてステップ180においてその混合物を所定の粒子径となるまで粉砕機によって粉砕して粉末を得るもので、ステップ190にて終了する。尚、他の植物原料由来の粉末を使用する場合も、ステップ170の混合工程において、粗粉末の桑葉60重量%〜90重量%に、他の植物原料由来の粉末が、他の植物原料の特性(甘味、酸味、苦味、香味等)に合わせて、味覚及び香味が最適となるような分量で混合することが望ましいものである。
尚、この粉末は、例えば1回分(1g若しくは2g)ずつに分けてスティック状の袋にいれて携帯可能とするものである。そして、必要に応じてお湯や水に溶かして飲用するものである。
以上のように、上述した実施例では、玄米粉末を含有した粉末について、説明したが、例えば、ゆずなどの香りの強いものについては、その含有量を少なく、例えば10重量%程度とすることが望ましく、昆布粉末を含有する場合には、20重量%程度であることが望ましく、他の茶葉由来の粉末を混合する場合には、40重量%程度でも問題ないものである。
本考案に係る粉末は、スティックタイプの袋に収納された粉末状であることから、飲用だけでなく、料理等にも簡単に使用することができる。特に、スポンジケーキ、パン、クッキーなどの生地、うどん、パスタ等の生地に容易に混合することができるものである。さらに、アイスクリーム、ソフトクリーム等にも容易に混入することができるものである。このように、粉末にしたことによって、その利用範囲を大きく広げることができるものである。

Claims (5)

  1. 桑葉粉末をベースに、他の植物原料由来の粉末を全体の約10重量%から40重量%の割合で有することを特徴とする粉末飲料材料。
  2. 前記他の植物原料が、玄米であることを特徴とする請求項1記載の粉末飲料材料。
  3. 前記他の植物原料が、ゆずであることを特徴とする請求項1記載の粉末飲料材料。
  4. 前記他の植物原料が、昆布であることを特徴とする請求項1記載の粉末飲料材料。
  5. 桑葉を緑茶基準で中蒸しする中蒸し工程、
    中蒸しされた桑葉を高温の水蒸気に所定時間晒して殺菌を行う蒸気殺菌工程、
    水蒸気にて殺菌された桑葉の表面の水分が無くなるまで第1の温度で所定時間乾燥させる第1の高温乾燥工程、
    該高温乾燥工程の後、第1の温度よりも低い第2の温度で所定時間乾燥させる低温乾燥工程、
    該低温乾燥工程の後、熱風式回転乾燥・火入機において前記第1の温度にて再度乾燥させる第2の高温乾燥工程、
    該第2の高温乾燥工程において乾燥された桑葉を粗粉砕する粗粉砕工程、
    粗粉砕された桑葉80重量%に対して、他の植物原料を20重量%混合する混合工程、及び混合工程において混合された混合物を微粉砕する微粉砕工程において製造されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の粉末飲料材料。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015002715A (ja) * 2013-06-21 2015-01-08 株式会社大石茶園 桑葉加工品及びその製造方法
CN107980986A (zh) * 2017-12-05 2018-05-04 重庆市江津区瑞巨农业开发有限公司 一种多功能枳桑袋泡茶及制备方法

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