JP3184433B2 - ローラビットの摩耗検知装置 - Google Patents

ローラビットの摩耗検知装置

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JP3184433B2 JP19737895A JP19737895A JP3184433B2 JP 3184433 B2 JP3184433 B2 JP 3184433B2 JP 19737895 A JP19737895 A JP 19737895A JP 19737895 A JP19737895 A JP 19737895A JP 3184433 B2 JP3184433 B2 JP 3184433B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トンネル・ボー
リング・マシン(TBM)に用いられるローラビットの摩
耗検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に岩盤にトンネルを掘削する際に
は、図5および図6に示すようなTBMが用いられる。
但し、図5はTBMの斜視図であり、図6は縦断面図で
ある。上記TBMは、メインビーム1の最前端にはカッ
タヘッド2が設けられ、このカッタヘッド2によって岩
盤を掘削して前進する。
【0003】上記カッタヘッド2は、周方向にローラビ
ット4が複数個取り付けられて、モータ5およびギア6
等から成る駆動装置によって回転されるカッタ平板3を
有する。そして、カッタ平板3の回転によってローラビ
ット4が岩盤の表面を周方向に転動し、その際における
ローラビット4の先端に植設された超硬チップによって
岩盤を砕くのである。こうして砕かれた岩塊はベルトコ
ンベア7によって後方に搬送される。尚、フロントグリ
ッパ8およびリアグリッパ9を有するサポート部材10
は、TBMをトンネルTの壁面tに支えると共に、方向
修正等をも行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のTBMにおけるローラビット4には以下のような問
題がある。すなわち、上述のように、上記ローラビット
4は岩盤の表面を周方向に転動して先端の超硬チップに
よって岩盤を砕くのであるが、上記超硬チップ自体が欠
けた場合や、岩盤の硬さが一様でなくて硬い部分と軟ら
かい部分とが混在する場合には、往々にしてローラビッ
ト4自体が回転しない場合がある。その場合には、ロー
ラビット4は岩盤表面を滑りながらカッタ平板3と共に
周方向に回動することになり、カッタヘッド2全体がジ
ャッキJによって岩盤方向に押されているために、先端
の超硬チップが擦り減るのである。したがって、上記ロ
ーラビット4の超硬チップの減り具合を点検して、所定
以上に擦り減った場合には交換する必要がある。
【0005】従来、上記ローラビット4の超硬チップの
減り具合を点検する場合には、定期的にTBMを停止し
て目視判定するのが一般的である。しかしながら、この
場合には、トンネルの掘削を一時中断し、TBMを後退
させて切羽に作業空間を確保した後に、マンホールから
上記切羽に出て目視判定を行う必要がある。したがっ
て、トンネル掘削工事を一時的に中断しなければならな
いという問題や点検者に困難な作業を強いるという問題
がある。また、点検に手間や面倒さが伴うために点検頻
度が粗くなりがちであり、岩盤表面の状態によって超硬
チップの減り方が早い場合には、次の点検時までに超硬
チップが植設されているハブまで摩耗が進展してしまう
という問題もある。
【0006】そこで、この発明の目的は、トンネルを掘
削しながらローラビットの摩耗状態を的確に検知できる
ローラビットの摩耗検知装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、トンネル・ボーリング・マシ
ンのローラビット取り付け台に設置されたケーシング
と、上記ケーシングに対して出没自在であって,一端に
回転ローラが付設された台座と、上記ケーシングの中に
設置されて,上記台座を弾性力によって外方向に付勢し
て,上記台座の回転ローラを超硬チップを含むローラビ
ットの周面に当接させる弾性力付与部材と、上記台座の
上記ケーシングに対する相対位置を検出する位置検出セ
ンサを備えたことを特徴としている。
【0008】上記構成において、上記弾性力付与部材の
弾性力によって上記台座が外方向に付勢されて、上記台
座に付設された回転ローラが超硬チップを含むローラビ
ットの周面に当接される。そうすると、上記台座の上記
ケーシングに対する相対位置が、上記ローラビットの周
面の半径に応じた位置になる。そこで、上記位置検出セ
ンサによって、上記台座の上記ケーシングに対する相対
位置が上記ローラビットの周面の半径として検出され
る。こうして、上記位置検出センサによる検出結果によ
って、上記ローラビットの摩耗が検知される。
【0009】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
係る発明のローラビットの摩耗検知装置において、上記
ローラビット取り付け台とケーシングとの間に在って、
上記ケーシングを上記ローラビットに対して近接・離遠
させる伸縮部材を備えたことを特徴としている。
【0010】上記構成によれば、上記伸縮部材によって
上記ケーシングを上記ローラビットに対して離遠させて
上記回転ローラを上記ローラビットの周面から離間させ
ることによって、ローラビットの摩耗検知動作が解除さ
れる。
【0011】また、請求項3に係る発明は、請求項1に
係る発明のローラビットの摩耗検知装置において、上記
回転ローラは、外周面に軸方向に設けられた細長い突起
を有することを特徴としている。
【0012】上記構成において、上記台座に付設された
回転ローラが上記ローラビットの周面に当接されて上記
ローラビットの摩耗が検知される際に、上記ローラビッ
トが回転すると、このローラビットと上記回転ローラと
の摩擦によってこの回転ローラも回転する。そうする
と、上記回転ローラが付設されている上記台座の上記ケ
ーシングに対する相対位置が、突起部分において上記回
転ローラの回転周期で変動する。こうして、この上記台
座の上記ケーシングに対する相対位置の周期変動の有無
によって、ローラビットが回転しているか否かが判別さ
れる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示の実施の形
態により詳細に説明する。図1および図2は本実施の形
態のローラビットの摩耗検知装置を示す。但し、図1は
停止状態を示す図であり、図2は作動状態を示す図であ
る。図1および図2において、11はローラビットであ
り、駆動装置(図示せず)によって回転されるカッタ平板
12に支持部材13,13によって取り付けられてい
る。
【0014】上記支持部材13,13にはローラビット
11の固定軸14の両端が固定されており、固定軸14
の周囲にはベアリング15,15を介してハブ16が回
転自在に嵌着されている。さらに、ハブ16の外周面に
は段部が形成され、ハブ16の上記外周面に形成された
溝に嵌着されるストップリング18と上記段部とによっ
て、軸方向中央部が外方向に突出して頂部を形成するリ
ング状の台金17を着脱可能に挟持している。そして、
上記台金17の上記頂部には超硬チップ19がリング状
に植設されている。
【0015】カッタ平板12の裏面(反岩盤側面)におけ
るローラビット11の両側には垂直に取付板21,21
が立設され、この取付板21,21の先端に水平方向に
延在する有穴の基板22を取り付けている。そして更
に、この基板22におけるローラビット11の両側には
伸縮部材としての油圧ジャッキ23が垂直に立設され
て、この2本の油圧ジャッキ23,23のピストンロッ
ド24,24の先端には、摩耗検出装置を支持する支持
板25が架け渡されている。支持板25には、ローラビ
ット11に向かって垂直に取付板26,26が立設さ
れ、この取付板26,26の折曲部26a,26aには円筒
形のケーシング27が立設されている。そして、このケ
ーシング27は、基板22の中央に設けられた丸穴の内
周縁に設置されたリング状のガイド28内を摺動自在に
貫通している。尚、ケーシング27の先端部の外周に
は、ガイド28に当接してケーシング27の反岩盤側へ
の動きを制限するストッパ29が取り付けられている。
【0016】ケーシング27内には、このケーシング2
7の内径より小さい外径を有する有鍔のシリンダ30が
挿入され、このシリンダ30の反岩盤側の端部に設けら
れた鍔30aによって取付板26,26の折曲部26a,2
6aに固定されている。そして、シリンダ30の反鍔側
の端面には上記位置検出センサであるストロークセンサ
31が取り付けられている。
【0017】さらに、上記ケーシング27内には、円柱
形の台座32が出没可能に嵌入されている。この台座3
2の反岩盤側の端面(以下、内端面と言う)には垂直に円
柱状棒33が突設されており、この円柱状棒33はスト
ロークセンサ31を貫通してシリンダ30内に挿入され
ている。台座32の上記内端面と取付板26,26の折
曲部26a,26aの外面との間には上記弾性力付与部材
としてのスプリング34が縮装されており、台座32は
岩盤方向に付勢されている。また、台座32の外周面に
は段部が設けられており、この段部がストッパ29の内
周面に嵌合されたストップリング35に当接することに
よって上記台座32の突出量を規制している。
【0018】台座32の岩盤側の端面(以下、外端面と
言う)には、ブラケット36,36によって回転ローラ
としての検知ローラ37が自転可能に取り付けられてい
る。尚、この検知ローラ37の周面には軸方向に突出し
た突出条38が設けられている。
【0019】上記構成のローラビットの摩耗検知装置は
以下のように動作する。先ず、停止状態においては、図
1に示すように、上記油圧ジャッキ23を駆動してピス
トンロッド24を突出させる。そうすると、ピストンロ
ッド24に架け渡されている支持板25が反岩盤側に移
動し、この支持板25に取り付けられている取付板2
6,ケーシング27,シリンダ30,ストロークセンサ3
1,台座32および検知ローラ37等は一体となって、
ケーシング27のストッパ29がガイド28に当接する
まで反岩盤側へ移動する。そうすると、上記検知ローラ
37はローラビット11の台金17における頂部の超硬
ビット19から離間して、摩耗検知動作は行わないので
ある。尚、その際における台座32のケーシング27に
対する相対位置は、台座32がスプリング34の付勢力
によって外周面の段部がストップリング35に当接する
まで押圧されて、最も突出した位置となっている。
【0020】次に、作動状態においては、図2に示すよ
うに、上記油圧ジャッキ23を駆動してピストンロッド
24をシリンダ内に収納させる。そうすると、ピストン
ロッド24に架け渡されている支持板25が岩盤側に移
動し、この支持板25に取付板26,ケーシング27,シ
リンダ30,ストロークセンサ31および台座32等を
介して取り付けられている検知ローラ37が岩盤側へ移
動し、やがて回転して岩盤を砕いているローラビット1
1の台金17の頂部(超硬チップ19)に当接する。尚、
その際における台座32のケーシング27に対する相対
位置は、台座32がローラビット11の台金17によっ
てスプリング34の付勢力に抗して押圧されて、やや没
入した位置となっている。そうすると、上記スプリング
34の付勢力によってローラビット11に圧接されてい
る検知ローラ37は、自転しつつ超硬ビット19を含む
台金17の頂部の半径長に応じてケーシング27に対し
て出没する。
【0021】ここで、上記ストロークセンサ31は一次
コイルと二次コイルを有する一方、台座32の上記内端
面から突出している円柱状棒33におけるストロークセ
ンサ31を貫通している部分(一次コイルと二次コイル
との位置に在る部分)は強磁性体で形成されており、こ
の円柱状棒33の強磁性体とストロークセンサ31の一
次コイルおよび二次コイルとで作動変圧器を構成してい
る。したがって、ストロークセンサ31からは、強磁性
体の変位量(つまり、検知ローラ37の変位量)に応じた
電圧が出力されるのである。
【0022】したがって、上述のように、上記検知ロー
ラ37をローラビット11の台金17の頂部に圧接させ
てこの頂部の半径長に応じて出没させると、ストローク
センサ31からはローラビット11の頂部の半径変化に
応じた電圧信号が出力されることになる。その際に、上
述した如く、図3に示すように、上記検知ローラ37の
周面には軸方向に突出条38が設けられている。したが
って、検知ローラ37は、ローラビット11が回転する
と摩擦によって回転して回転周期に応じた周期で反岩盤
側に突出条38の高さ分だけ変位することになり、スト
ロークセンサ31からの電圧信号には検知ローラ37の
回転周期に応じた周期変化が重畳されるのである。つま
り、ストロークセンサ31からの電圧信号における上記
周期変化の有無によって、ローラビット11が回転して
いるか否かを知ることができるのである。
【0023】図4に示すように、上述のようにしてスト
ロークセンサ31から出力されたローラビット11の頂
部の半径変化を表す電圧信号は、摩耗判定部44に送出
される。そうすると、上記摩耗判定部44は、上記電圧
信号における周期変化の有無によってローラビット11
の回転・非回転を判定する。そして、非回転状態を検知
すると、画像表示部42に非回転告知信号を送出してモ
ニタ43にローラビット11が停止していることを表示
させる。一方、上記ローラビット11は回転していると
判定すると、上記電圧信号に基づいて現在のローラビッ
ト11の頂部の半径を算出し、予め記憶部45に格納さ
れている摩耗許容半径に至ったか否かを判定する。そし
て、摩耗許容半径に至ったと判定した場合にはローラビ
ット11の摩耗が限度に達したかあるいは一部欠けてい
ると判定するのである。
【0024】こうして、上記摩耗判定部44によってロ
ーラビット11の摩耗が限度に達したと判定されると、
摩耗判定部44は、画像表示部42にメッセージ表示信
号を送出して、モニタ43にローラビット11の摩耗が
限度に達したことを表すメッセージを表示させる。それ
と同時に、警告部46にランプ点灯信号を送出して警報
用のランプ47を点灯させる。そして、所定時間が経過
すると、摩耗判定部44は、警告部46にブザー信号を
送出してブザー48を駆動させた後、カッタ平板駆動装
置49に停止信号を送出してカッタ平板12を停止させ
るのである。
【0025】上述のように、本実施の形態においては、
上記油圧ジャッキ23によって支持板25を岩盤側に移
動させて、この支持板25に取付板26,ケーシング2
7,シリンダ30,ストロークセンサ31および台座32
等を介して取り付けられている検知ローラ37をローラ
ビット11の台金17の頂部(超硬チップ19)に当接さ
せる。そして、台座32の上記内端面から突出している
円柱状棒33と共に作動変圧器を構成しているストロー
クセンサ31から出力されるローラビット11の頂部の
半径変化に応じた電圧信号に基づいて、摩耗判定部44
によってローラビット11の摩耗が限度に達したことを
判定するようにしている。したがって、トンネルを掘削
しながら、台金17の頂部における半径によってローラ
ビット11の摩耗状態を自動的に且つ的確に検知でき
る。すなわち、本実施の形態によれば、トンネル掘削工
事を中断することなく、安全に、且つ、的確にローラビ
ット11の摩耗を検知できるのである。
【0026】尚、上記摩耗判定部44によるローラビッ
ト11の摩耗が限度に達したことの判定方法や摩耗判定
部44による判定結果に基づく以後の処理は、上記実施
の形態に限定されるものではない。また、上記実施の形
態においては、台座32の上記内端面から突出している
円柱状棒33とストロークセンサ31とによって作動変
圧器を形成しているが、容量変化形変位センサを形成し
ても差し支えない。また、油圧ジャッキ23を用いるこ
となく、検知ローラ37を常時付勢して超硬チップ19
に当接させておいてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1に係
る発明のローラビットの摩耗検知装置は、ローラビット
取り付け台に設置されたケーシングの中に設置された弾
性力付与部材によって台座を外方向に付勢して回転ロー
ラをローラビットの周面に当接させ、位置検出センサに
よって上記台座の上記ケーシングに対する相対位置を検
出するので、上記台座の上記ケーシングに対する相対位
置を上記ローラビットの周面の半径として検出できる。
したがって、この発明によれば、具体的な上記ローラビ
ットの半径に基づいてローラビットの摩耗状態を検知で
き、トンネルを掘削しながらローラビットの摩耗状態を
的確に検知できる。
【0028】また、請求項2に係る発明のローラビット
の摩耗検知装置は、上記ローラビット取り付け台とケー
シングとの間に、上記ケーシングを上記ローラビットに
対して近接・離遠させる伸縮部材を有するので、ローラ
ビットの摩耗状態を検知しない場合には、上記伸縮部材
によって上記ケーシングをローラビットに対して離遠さ
せることによって、上記回転ローラをローラビットから
離間できる。したがって、上記ローラビットとの摩擦に
よって、上記回転ローラの表面が不必要に摩耗変形する
ことを防止できる。
【0029】また、請求項3に係る発明のローラビット
の摩耗検知装置における上記回転ローラは、外周面に軸
方向に設けられた細長い突起を有しているので、上記ロ
ーラビットの回転に伴う回転ローラの回転によって、上
記回転ローラが付設されている上記台座の上記ケーシン
グに対する相対位置が突起部分において上記回転ローラ
の回転周期で変動する。したがって、この発明によれ
ば、上記位置検出センサによって検出された上記台座の
上記ケーシングに対する相対位置における周期変動の有
無によって、上記ローラビットが正常に回転しているか
否かを検知できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のローラビットの摩耗検知装置におけ
る停止状態を示す図である。
【図2】図1に示すローラビットの摩耗検知装置におけ
る作動状態を示す図である。
【図3】図1および図2における検知ローラに設けられ
た突出条の説明図である。
【図4】図1および図2におけるストロークセンサによ
って得られた電圧信号の処理装置のブロック図である。
【図5】TBMの斜視図である。
【図6】図5に示すTBMの縦断面図である。
【符号の説明】
11…ローラビット、 12…カッタ平
板、17…台金、 19…超硬チ
ップ、23…油圧ジャッキ、 25…支持
板、26…取付板、 27…ケーシ
ング、30…シリンダ、 31…スト
ロークセンサ、32…台座、 3
3…円柱状棒、34…スプリング、 3
7…検知ローラ、38…突出条、
42…画像表示部、43…モニタ、
44…摩耗判定部、45…記憶部、
46…警告部、49…カッタ平板駆動装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−117188(JP,A) 特開 昭54−81603(JP,A) 実開 平6−53697(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21B 12/02 E21B 10/08 - 10/12 E21D 9/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トンネル・ボーリング・マシンのローラビ
    ット取り付け台に設置されたケーシングと、 上記ケーシングに対して出没自在であって、一端に回転
    ローラが付設された台座と、 上記ケーシングの中に設置されて、上記台座を弾性力に
    よって外方向に付勢して、上記台座の回転ローラを超硬
    チップを含むローラビットの周面に当接させる弾性力付
    与部材と、 上記台座の上記ケーシングに対する相対位置を検出する
    位置検出センサを備えたことを特徴とするローラビット
    の摩耗検知装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のローラビットの摩耗検
    知装置において、 上記ローラビット取り付け台とケーシングとの間に在っ
    て、上記ケーシングを上記ローラビットに対して近接・
    離遠させる伸縮部材を備えたことを特徴とするローラビ
    ットの摩耗検知装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のローラビットの摩耗検
    知装置において、 上記回転ローラは、外周面に軸方向に設けられた細長い
    突起を有することを特徴とするローラビットの摩耗検知
    装置。
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KR102112637B1 (ko) * 2018-09-19 2020-05-19 김명구 선박용 엔진의 스트로크 측정장치

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