JP3184408U - アンテナホルダ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロッドアンテナを保持するホルダの小型化及び低コスト化を可能にした、アンテナホルダ構造を提供する。
【解決手段】ロッドアンテナに挿入され、弾性及び導電性を有するホルダ20において、ホルダの円筒部に軸方向(挿入方向)にスリットで区切られた複数の板バネ21を傾斜状に成形する。ホルダの筒部がスプリングとして機能することにより、ロッドアンテナを伸長または収納時に固定する保持力、及びロッドアンテナ伸長時に、任意の角度で保持するための保持力を発生する。
【選択図】図3

Description

本考案は、電子機器に搭載されたアンテナに関する。特に、ロッドアンテナを保持するためのアンテナホルダ構造に関する。
従来テレビ放送及びラジオ放送を受信する電子機器には、伸縮可能なロッドアンテナが装着されている。近年、テレビ放送はデジタル化され、地上デジタル放送(以下地デジとする)となり、小型の電子機器においても表示品質の良い地デジを視聴する機能が盛り込まれてれている。ユーザーは、地デジ放送を視聴をする場合、通常、搭載されている地デジ用のアンテナを引き出し、地デジ放送を視聴する。その際、アンテナを地デジ放送の表示が良好となる角度を探し、所定の位置に止めてから視聴をしている。
しかし、電子機器の筐体は、年々薄型となり、ディスプレイは大型化の傾向にあり、筐体中に搭載される電子部品は更なる集積化を必要としている。特に電子部品の中で、地デジ放送等を受信するために必要なロッドアンテナの占有スペースは、前述した集積化に対応するため、特に小型化、細型化が求められている。
そのため、ロッドアンテナを限りなく小さいスペースで取付ることが望まれている。従来からの技術によると、アンテナを電子機器に取り付けるため、ホルダ(ダイキャスト鋳造やプレス成形された金属部品)が装着されており、電子機器の上部又は側面等のわずかなスペースを利用し、ロッドアンテナを取り付けている。特に収納型(筐体の中に収納)のロッドアンテナについては、取付部を小型化し、筐体内へ収納するアンテナのスペースを極力少なくする取り組みが行われている。その結果、アンテナを筐体と接続するための部品となるホルダの小型化は今後の電子機器には必須要件となっている。
解決しようとする課題点は、ロッドアンテナの取付部となるホルダを小型化することである。従来のホルダの構成において(図7)、ロッドアンテナを取り付けるためのホルダ70の内部には、筒状のスプリング71が装着され、そのスプリングによりロッドアンテナを所定の位置で固定する保持力を確保している。
また、アンテナを保持する機能とアンテナの給電ポイントとしての機能も備える必要があり、素材は導電性を有していなくてはならない。
電子機器の集積化、薄型化、に伴い、ロッドアンテナに対しても同様に、小型化、細型化が要求され、従来と同じホルダ構造で小型化した場合、適切なバネ荷重を得ることが難しく、ロッドアンテナを引き出し時の保持力及び、回転時の適切な保持力を得ることが困難な状況となって来ている。
そこで、本考案が解決しようとする課題は、ロッドアンテナのホルダにスプリング機能を持たせ、ロッドアンテナの取付構造と保持機構とを兼ね備える部品として統合し、コストの削減を図り、小型化にも適応する保持機構を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため請求項1に記載された考案は、
ロッドアンテナに挿入され、弾性及び導電性を有するホルダにおいて、前記ホルダの円筒部に、軸方向にスリットで区切られた複数の板バネを備え、前記複数の板バネは傾斜状に成形されていることを特徴とする。
上記目的を達成するため請求項2に記載された考案は、、
ロッドアンテナに挿入され、弾性及び導電性を有するホルダにおいて、前記ホルダの円筒部に、軸方向にスリットで区切られた複数の板バネを備え、前記複数の板バネはハの字状に成形されていることを特徴とする。本考案のホルダに設けられた複数の板バネは、交互に傾斜の方向を変えることにより、板バネをハの字状としている。
上記目的を達成するため請求項3に記載された考案は、
ロッドアンテナに挿入され、弾性及び導電性を有するホルダにおいて、前記ホルダの円筒部に、軸方向にスリットで区切られた複数の板バネを備え、前記複数の板バネはくの字又は、逆くの字状に成形されていることを特徴とする。本考案のホルダに設けられた複数の板バネは、くの字状としているが、くの字の方向は交互に方向を変えても良い。
上記目的を達成するため請求項4に記載された考案は、
前記板状バネの板厚が、ホルダを成形している板厚よりも薄く成形されていることを特徴とする。本考案の板バネの厚みを薄くすることは、プレス成形される段階において調整され、バネ定数を小さくすることが可能である。
上記目的を達成するため請求項5に記載された考案は、
前記ホルダには、孔が設けられた鍔が成形されていることを特徴とする。鍔に成形される孔は、筐体にロッドアンテナを取付時にネジ止めされる孔であり、円及び楕円状にした形状であってもよい。
上記目的を達成するため請求項6に記載された考案は、
前記ホルダに成形された鍔部に接点ピンが設けられていることを特徴とする。
ホルダに成形された鍔部は、導電性を有したピンを設けて、突起状とすることが望ましい。またピンは、かしめ、溶接、圧入、成形、等で作られていればよい。
以上請求項1から6までの考案によれば、ロッド型アンテナの保持部品の機能を維持しつつ、スプリングとしての機能を有し、バネ定数を小さくするように構成されていることにより、スプリング機能付きホルダとして提供することができる。
本考案が挿入されたロッドアンテナが電子機器に装着された状態を示す。 本考案が挿入されたロッドアンテナの斜視図及びホルダ部の拡大図を示す。 本考案を実施するための形態のホルダに設けられた第1の板バネを示す。 本考案を実施するための形態のホルダに設けられた第2の板バネを示す。 本考案を実施するための形態のホルダに設けられた第3の板バネを示す。 本考案を実施するための形態のホルダに設けられた接点ピンを示す。 従来のホルダの形態を示す。
本考案の実施の形態は、電子機器に搭載される代表的な地デジ用アンテナを例にして説明する。
図1は、本考案のホルダが装着されたアンテナの取付図であって、電気機器1にロッドアンテナ2を取り付けた一般的な構成を示している。本実施例のロッドアンテナでは、ディスプレイ付の電子機器1に搭載され、地デジ等の受信機能を装備している機器を主にしている。
本考案のロッドアンテナ2の斜視図及びホルダ部20の拡大図を図2に示す。ロッドアンテナ2の取付は、ロッドアンテナ2に装着されたホルダ20が、ロッドアンテナ2に組み付けられており、ホルダ20の鍔部50に造られた孔40を利用し、筐体の所定箇所にネジ止めすることによりロッドアンテナ2が電子機器1に装着される。
図3は、本考案のホルダ20の構造である。ロッドアンテナ2を保持するには、バネ用素材で成形されたホルダ20の筒部がスプリングとして機能することにより、ロッドアンテナを伸長または収納時に固定する保持力、及びロッドアンテナ伸長時に、任意の角度で保持するための保持力を発生する。
また、アンテナとしての基本構成である送受信を行うための給電点としての機能もホルダに有しており、ホルダの素材をバネ材であるベリリウム銅等を使用することで、導電率を高く設定でき、アンテナ側へ電力を供給する場合、ロスが少ない構成をとることが可能である。
本考案の特徴であるホルダ20は、筒状の形状を有している。本ホルダ20に成形された筒状部には、軸方向にスプリングとなる複数の板状バネ21が成形されており、板バネ21を傾斜状とすることにより、板バネ21の長さを最大限に確保することができる。
この結果、アンテナを保持するための板バネのバネ定数を小さくすることが可能となり、短小化によるバネ定数が大きくなる問題を防ぐことができる。
ここで、バネ定数が大きくなる問題を説明する。
従来のホルダの構成を図7に示す。従来はホルダの中に筒状スプリング71が挿入されている。スプリング71には、軸方向に複数の板バネ72が成形されている。この構成において、ホルダ70を小型短小化するには、スプリング71も同時に短小化しなくてはならず、スプリング71に設けられた複数の板バネ72の寸法(軸方向)も短くなり、バネ定数が大きくなる問題が発生する。
また、スプリング71の短小化によりバネ定数が大となることは、筒内の板バネのたわみ寸法を1/100mm単位で設定しても、スプリングとしての荷重変動範囲が約50gf以上変化するため、所定の荷重(略300gf)を得るには非常に困難となる。このため、所定の保持力を得ることができないスプリングが生産され、歩留まりの悪い部品となってしまう。
また、図1(c)に示すように、ロッドアンテナ伸長時に任意の角度で保持する場合、回転時の保持荷重(回転トルク)も満足させる必要がある。この場合も短小化によりバネ定数が大きくなることにより、任意の角度で保持するための保持荷重(回転トルク)を設定することも困難となる。
よって、ロッドアンテナ保持用のスプリングには、軸方向での保持力と回転時の保持力とを同時に確保しなくてはならないため、ロッドアンテナに要求されている小型化への取り組みに対して、大きな技術的な課題となっている。
上記問題に対し、本考案のホルダ20は、スプリング機能を有しているとともに、短小化に対し、バネ定数を小さくする形状としている。本考案の実施の形態の第1の形状を図3に示す。板バネの形状を傾斜状とした板バネ21としている。
従来の形状である、軸方向と平行な直線状の板バネとを比較した結果、本校案の板バネ21の全長が長くなるため、約10%以上バネ定数を小さくすることができ、小型短小化に対して有効に作用する。
本考案のホルダの実施の形態の第2の形状を図4に示す。板バネの形状をハの字状22としたものである。板バネの形状をハの字状22としたことにより、図3で示した板状バネの傾斜方向が全て同じ向きで成形されたものとの違い、時計回り(CW)反時計回り(CCW)の回転方向に対して、トルクの変化を最小限とすることができる。また、電子機器に装着し、ロッドアンテナを所定の角度にて保持する場合(図1(c)に示した回転動作)、安定したトルクを得ることができ、官能的感触も良好となる。
本考案のホルダの実施形態の第3の形状を図5に示す。板バネの形状をくの字状23としたものである。基本的には図3の形状とほぼ同じ性能を得ることができる。
本考案のホルダの実施形態の成形において、一般的には順送プレス金型により成形されている。本成形方法を使用すれば、板バネ部(例:図3板バネ21)のみの板厚を所定の厚みに薄くすることが可能である。板バネの厚さを薄くすることにより、バネ定数を小さくすることが可能となり、図3(21)図4(22)及び図5(23)の板バネに採用することにより、その効果は更にバネ定数を小さくすることが可能となる。
本考案のホルダの実施の形態に接点ピン60を取り付けた形状を図6に示す。本考案の図6に示すホルダ20は、電子機器にロッドアンテナを取り付ける接続部品の機能を有すると共に、受信した電気信号を、ホルダ20を経由し筐体側へ伝えられる。
一般的にロッドアンテナが受信した電気信号は、ホルダをネジ止めする際に、筐体側に設けられた接点ピンがホルダの所定箇所に接触し、電気信号が伝えられる。しかし設計上の都合から、ホルダに設けられた接点ピン60を利用することがある。本接点ピン60が筐体側にある接触子と接触することで、電気信号を伝える場合に必要となる構成である。
本考案の保持機構は、主に地デジ用アンテナとして説明してきたが、電子機器におけるラジオ受信機用アンテナ、トランシーバー等の無線機器類に取り付ける際に用いても同様な効果が発揮でき、特にロッドアンテナを搭載すべく、小型短小化を求める保持機構として電気機器製品全般に適用することができる。
1 電子機器(携帯電話本体)
2 ロッドアンテナ
10 ホルダ拡大部
20 ホルダ
21 第1の板バネ
22 第2の板バネ
23 第3の板バネ
50 鍔部
60 接点ピン
70 ホルダ
71 筒状スプリング
72 板バネ

Claims (6)

  1. ロッドアンテナに挿入され、弾性及び導電性を有するホルダにおいて、前記ホルダの円筒部には軸方向(挿入方向)にスリットで区切られた複数の板バネを備え、前記複数の板バネは傾斜状に成形されていることを特徴とするアンテナホルダ構造。
  2. ロッドアンテナに挿入され、弾性及び導電性を有するホルダにおいて、前記ホルダの円筒部に軸方向(挿入方向)にスリットで区切られた複数の板バネを備え、前記複数の板バネはハの字状に成形されていることを特徴とするアンテナホルダ構造。
  3. ロッドアンテナに挿入され、弾性及び導電性を有するホルダにおいて、前記ホルダの円筒部に軸方向(挿入方向)にスリットで区切られた複数の板バネを備え、前記複数の板バネはくの字又は、逆くの字状に成形されていることを特徴とするアンテナホルダ構造。
  4. 前記板状バネの板厚が、ホルダを成形している板厚よりも薄く成形されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のアンテナホルダ構造。
  5. 前記ホルダには孔が設けられた鍔が成形されていることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載のアンテナホルダ構造。
  6. 前記ホルダに成形された鍔部に接点ピンが設けられていることを特徴する請求項1〜5いずれか1項に記載のアンテナホルダ構造。
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