JP3184373B2 - 導管のライニング方法 - Google Patents
導管のライニング方法Info
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- JP3184373B2 JP3184373B2 JP22679293A JP22679293A JP3184373B2 JP 3184373 B2 JP3184373 B2 JP 3184373B2 JP 22679293 A JP22679293 A JP 22679293A JP 22679293 A JP22679293 A JP 22679293A JP 3184373 B2 JP3184373 B2 JP 3184373B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、導管のライニング方法
に関し、更に詳しくは、土中に埋設された導管の一部
が、架空状態となっている配管設備において、前記架空
状態の箇所に対応する架空導管部内にフレキシブル管を
内嵌し、且つ、そのフレキシブル管と前記架空導管部と
の隙間にライニング剤を充満させた状態を現出すること
により、前記架空導管部の内面ライニングを行う導管の
ライニング方法に関する。
に関し、更に詳しくは、土中に埋設された導管の一部
が、架空状態となっている配管設備において、前記架空
状態の箇所に対応する架空導管部内にフレキシブル管を
内嵌し、且つ、そのフレキシブル管と前記架空導管部と
の隙間にライニング剤を充満させた状態を現出すること
により、前記架空導管部の内面ライニングを行う導管の
ライニング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】土中に導管が埋設されてなる配管設備に
おいては、前記導管の一部が架空状態となった架空導管
部1aが形成されることがある。例えば、ガス管として
の導管1が、図3に示すように、側溝の暗渠や開渠(図
3では、周囲に壁体2aが設けられ且つ施蓋されること
によって蓋付き水路が形成された暗渠2。従って、以
下、暗渠2とする)を通過するという条件の下で配管さ
れる場合、前記暗渠2内の空間に前記導管1が架け渡し
状態に配管されて架空状態となり、前記架空導管部1a
が形成されるようになる。前記架空導管部1aは、排水
との接触により、一般埋設部よりも腐食が生じ易い環境
に曝され、しかも、両端が固定された支持状態であるの
で、埋設状態よりも外力による折損の危険性が高い環境
にも曝されるため、前記架空導管部1aに対して、前記
腐食による漏れ部発生及び前記折損の双方に対する対策
が図4に示すように講じられていた。即ち、前記架空導
管部1a内にフレキシブル管3を図4(イ)に示すよう
に内嵌した後、そのフレキシブル管3と前記架空導管部
1aとの隙間にライニング剤4を前記フレキシブル管3
の一端側から注入して、図4(ロ)に示すよう前記架空
導管部1aと前記フレキシブル管3との間にライニング
層を形成するという対策が講じられていた。そして、前
記ライニング層の形成によって、前記腐食による漏れ部
発生を抑え、且つ、前記フレキシブル管3の内嵌による
補強効果によって、前記折損の危険性を回避するように
していた。尚、前記架空導管部1a内に、ストレート管
(図外)ではなく、フレキシブル管3を内嵌するように
したのは、次に述べる理由に基づいている。即ち、前記
架空導管部1a内にストレート管を内嵌した場合、その
ストレート管の端部に曲がり力等の外力が集中的に作用
するようになり、その外力によって、前記ライニング層
における前記端部の相当箇所が破損して、前記ライニン
グ層の形成による対策が不完全になるからである。
おいては、前記導管の一部が架空状態となった架空導管
部1aが形成されることがある。例えば、ガス管として
の導管1が、図3に示すように、側溝の暗渠や開渠(図
3では、周囲に壁体2aが設けられ且つ施蓋されること
によって蓋付き水路が形成された暗渠2。従って、以
下、暗渠2とする)を通過するという条件の下で配管さ
れる場合、前記暗渠2内の空間に前記導管1が架け渡し
状態に配管されて架空状態となり、前記架空導管部1a
が形成されるようになる。前記架空導管部1aは、排水
との接触により、一般埋設部よりも腐食が生じ易い環境
に曝され、しかも、両端が固定された支持状態であるの
で、埋設状態よりも外力による折損の危険性が高い環境
にも曝されるため、前記架空導管部1aに対して、前記
腐食による漏れ部発生及び前記折損の双方に対する対策
が図4に示すように講じられていた。即ち、前記架空導
管部1a内にフレキシブル管3を図4(イ)に示すよう
に内嵌した後、そのフレキシブル管3と前記架空導管部
1aとの隙間にライニング剤4を前記フレキシブル管3
の一端側から注入して、図4(ロ)に示すよう前記架空
導管部1aと前記フレキシブル管3との間にライニング
層を形成するという対策が講じられていた。そして、前
記ライニング層の形成によって、前記腐食による漏れ部
発生を抑え、且つ、前記フレキシブル管3の内嵌による
補強効果によって、前記折損の危険性を回避するように
していた。尚、前記架空導管部1a内に、ストレート管
(図外)ではなく、フレキシブル管3を内嵌するように
したのは、次に述べる理由に基づいている。即ち、前記
架空導管部1a内にストレート管を内嵌した場合、その
ストレート管の端部に曲がり力等の外力が集中的に作用
するようになり、その外力によって、前記ライニング層
における前記端部の相当箇所が破損して、前記ライニン
グ層の形成による対策が不完全になるからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来方法に
おいては、架空導管部1aとそれに内嵌されたフレキシ
ブル管3との間に生じる隙間(特に、フレキシブル管3
の最大径部と架空導管部1aとの隙間は小さい)へ、ラ
イニング剤4をフレキシブル管3の一端側から充填して
隈なく充満させることは非常に難しい。従って、前記隙
間へのライニング剤4の充填・充満が不確実となって、
前記ライニング層の形成による対策が不完全になる、と
いう問題があった。本発明は、このような実情に着目し
てなされたものであり、上述した問題を解消し得る手段
を提供することを目的としている。
おいては、架空導管部1aとそれに内嵌されたフレキシ
ブル管3との間に生じる隙間(特に、フレキシブル管3
の最大径部と架空導管部1aとの隙間は小さい)へ、ラ
イニング剤4をフレキシブル管3の一端側から充填して
隈なく充満させることは非常に難しい。従って、前記隙
間へのライニング剤4の充填・充満が不確実となって、
前記ライニング層の形成による対策が不完全になる、と
いう問題があった。本発明は、このような実情に着目し
てなされたものであり、上述した問題を解消し得る手段
を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る導管のライ
ニング方法(以下、本発明方法という)は、土中に埋設
された導管の一部が、架空状態となっている配管設備に
おいて、前記架空状態の箇所に対応する架空導管部内に
フレキシブル管を内嵌し、且つ、そのフレキシブル管と
前記架空導管部との隙間にライニング剤を充満させた状
態を現出することにより、前記架空導管部の内面ライニ
ングを行う導管のライニング方法であって、前記架空導
管部内にて、その一端側からピグを前端部に位置させた
フレキシブル管を他端側へ移動させることにより、前記
ピグを介して前記ライニング剤を前記架空導管部内へ押
し込みながらその架空導管部の内周部へ押し拡げて前記
内面ライニングを行った後、前記フレキシブル管を前記
架空導管部内に定置させたまま、前記ピグを前記フレキ
シブル管の前端部から前方へ離間させつつ前方へ圧送す
ることにより、前記架空導管部の前方に連なる導管部内
にて、前記ピグによる前記ライニング剤の押し拡げに基
づく内面ライニングを行った後、前記ピグを前記導管内
より取り出して回収する点に特徴を有している。
ニング方法(以下、本発明方法という)は、土中に埋設
された導管の一部が、架空状態となっている配管設備に
おいて、前記架空状態の箇所に対応する架空導管部内に
フレキシブル管を内嵌し、且つ、そのフレキシブル管と
前記架空導管部との隙間にライニング剤を充満させた状
態を現出することにより、前記架空導管部の内面ライニ
ングを行う導管のライニング方法であって、前記架空導
管部内にて、その一端側からピグを前端部に位置させた
フレキシブル管を他端側へ移動させることにより、前記
ピグを介して前記ライニング剤を前記架空導管部内へ押
し込みながらその架空導管部の内周部へ押し拡げて前記
内面ライニングを行った後、前記フレキシブル管を前記
架空導管部内に定置させたまま、前記ピグを前記フレキ
シブル管の前端部から前方へ離間させつつ前方へ圧送す
ることにより、前記架空導管部の前方に連なる導管部内
にて、前記ピグによる前記ライニング剤の押し拡げに基
づく内面ライニングを行った後、前記ピグを前記導管内
より取り出して回収する点に特徴を有している。
【0005】
【作用】前記架空導管部の内面ライニングを行うに際
し、本発明方法を用いる場合は、当初、前記フレキシブ
ル管が未だ内嵌されていない前記架空導管部内におい
て、前記ライニング剤が、前記架空導管部の一端側から
他端側へ移動されるピグ(及びそのピグに後続するフレ
キシブル管)によって、押し込まれつつ押し拡げられて
前記内面ライニングが行われる。従って、前記内面ライ
ニングの過程で前記ライニング剤を前記架空導管部の内
周面に確実に押し付けるのを阻害するフレキシブル管
(即ち、従来方法において、前記架空導管部内に予め内
嵌されているフレキシブル管)が前記ピグの前方に存在
せず、その不存在に基づいて、前記ライニング剤が前記
架空導管部の内周面に確実に押し付けられて、前記内面
ライニングが確実に行われるようになる。しかも、前記
架空導管部における前記ピグの移動は、そのピグが前記
フレキシブル管を後続させた状態で行われるため、前記
ピグの移動後においては、前記架空導管部内に、前記フ
レキシブル管が自ずと内嵌された状態で存在するように
なる。そして、前記架空導管部内においては、前記フレ
キシブル管の外側(即ち、架空導管部とフレキシブル管
との間)で、前記内面ライニングが上述したように確実
に行われるようになる。
し、本発明方法を用いる場合は、当初、前記フレキシブ
ル管が未だ内嵌されていない前記架空導管部内におい
て、前記ライニング剤が、前記架空導管部の一端側から
他端側へ移動されるピグ(及びそのピグに後続するフレ
キシブル管)によって、押し込まれつつ押し拡げられて
前記内面ライニングが行われる。従って、前記内面ライ
ニングの過程で前記ライニング剤を前記架空導管部の内
周面に確実に押し付けるのを阻害するフレキシブル管
(即ち、従来方法において、前記架空導管部内に予め内
嵌されているフレキシブル管)が前記ピグの前方に存在
せず、その不存在に基づいて、前記ライニング剤が前記
架空導管部の内周面に確実に押し付けられて、前記内面
ライニングが確実に行われるようになる。しかも、前記
架空導管部における前記ピグの移動は、そのピグが前記
フレキシブル管を後続させた状態で行われるため、前記
ピグの移動後においては、前記架空導管部内に、前記フ
レキシブル管が自ずと内嵌された状態で存在するように
なる。そして、前記架空導管部内においては、前記フレ
キシブル管の外側(即ち、架空導管部とフレキシブル管
との間)で、前記内面ライニングが上述したように確実
に行われるようになる。
【0006】
【発明の効果】従って、本発明方法によれば、架空導管
部とそれに内嵌されたフレキシブル管との間に生じる隙
間へ、その隙間が小さいものであっても、ライニング剤
が隈なく充填した状態が得られるようになり、もって、
前記隙間へのライニング剤の充填が従来のように不確実
となって、前記ライニング層形成による対策が不完全に
なるという従来の問題が解消されるようになる。尚、前
記内面ライニングの完了後においては、前記フレキシブ
ル管を前記架空導管部内に定置させたまま、前記ピグを
前記フレキシブル管の前端部から前方へ離間させつつ前
方へ圧送することにより、前記架空導管部の前方に連な
る導管部内にて前記ピグによる内面ライニングが行われ
るので、前記前方の導管部においても、前記内面ライニ
ングに基づいて腐食による漏れ部発生が抑止されるよう
になる。また、前記ピグは、前記導管部内における内面
ライニング完了後に、前記圧送によって前記導管内から
容易に取り出されるので、前記ピグの使用にも拘らず、
その回収作業が問題になることがない。
部とそれに内嵌されたフレキシブル管との間に生じる隙
間へ、その隙間が小さいものであっても、ライニング剤
が隈なく充填した状態が得られるようになり、もって、
前記隙間へのライニング剤の充填が従来のように不確実
となって、前記ライニング層形成による対策が不完全に
なるという従来の問題が解消されるようになる。尚、前
記内面ライニングの完了後においては、前記フレキシブ
ル管を前記架空導管部内に定置させたまま、前記ピグを
前記フレキシブル管の前端部から前方へ離間させつつ前
方へ圧送することにより、前記架空導管部の前方に連な
る導管部内にて前記ピグによる内面ライニングが行われ
るので、前記前方の導管部においても、前記内面ライニ
ングに基づいて腐食による漏れ部発生が抑止されるよう
になる。また、前記ピグは、前記導管部内における内面
ライニング完了後に、前記圧送によって前記導管内から
容易に取り出されるので、前記ピグの使用にも拘らず、
その回収作業が問題になることがない。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。尚、図面において従来例と同一の符号で表示した
部分は同一又は相当の部分を示している。
する。尚、図面において従来例と同一の符号で表示した
部分は同一又は相当の部分を示している。
【0008】図1には、本発明方法の一実施例が示され
ている。図中、1は、ガス管としての導管1であり、そ
の導管1は、側溝の暗渠2(即ち、図3に示すように周
囲に壁体2aが設けられ且つ施蓋されることによって蓋
付き水路が形成された暗渠2)を通過するように配管さ
れている。前記暗渠2内の空間には、前記導管1が架け
渡し状態に配管された架空導管部1aが形成される。そ
の架空導管部1aは、排水との接触により、一般埋設部
よりも腐食が生じ易い環境に曝され、しかも、両端が固
定された支持状態であるので、埋設状態よりも外力によ
る折損の危険性が高い環境にも曝されるため、前記架空
導管部1aに対して、前記腐食による漏れ部発生及び前
記折損の双方に対する対策が本発明方法によって講じら
れる。
ている。図中、1は、ガス管としての導管1であり、そ
の導管1は、側溝の暗渠2(即ち、図3に示すように周
囲に壁体2aが設けられ且つ施蓋されることによって蓋
付き水路が形成された暗渠2)を通過するように配管さ
れている。前記暗渠2内の空間には、前記導管1が架け
渡し状態に配管された架空導管部1aが形成される。そ
の架空導管部1aは、排水との接触により、一般埋設部
よりも腐食が生じ易い環境に曝され、しかも、両端が固
定された支持状態であるので、埋設状態よりも外力によ
る折損の危険性が高い環境にも曝されるため、前記架空
導管部1aに対して、前記腐食による漏れ部発生及び前
記折損の双方に対する対策が本発明方法によって講じら
れる。
【0009】本発明方法を実施する場合、先ず、フレキ
シブル管3(ステンレス鋼、樹脂等よりなる管)が未だ
内嵌されていない架空導管部1a、又は、前記架空導管
部1aの手前に相当する導管1の内部に、必要量のライ
ニング剤4を予め配置しておく。そして、図1(イ)に
示すように、前記架空導管部1a内にて、その一端側か
らピグ5を前端部に位置させた前記フレキシブル管3を
他端側へ移動させることにより、前記ピグ5を介して前
記ライニング剤4を前記架空導管部1a内へ押し込みな
がらその架空導管部1aの内周部へ押し拡げて内面ライ
ニングを行う。その内面ライニングは、前記ピグ5が図
1(ロ)に示すように前記架空導管部1aの他端部に至
るまで続行する。そして、前記ピグ5が前記架空導管部
1aの他端部にまで至って前記架空導管部1aにおける
内面ライニングが全て完了すると、図1(ハ)に示すよ
うに、前記フレキシブル管3を前記架空導管部1a内に
定置させたまま、前記ピグ5を前記フレキシブル管3の
前端部から前方へ離間させつつ前方へ圧送する(前記一
端側からの空気供給によって圧送する)ことにより、前
記架空導管部1aの前方に連なる導管部1b内にて、前
記ピグ5による前記ライニング剤4の押し拡げに基づく
内面ライニングを図1(ニ)に示すように行った後、前
記圧送を続行して前記ピグ5を前方へ送り出すことによ
り、そのピグ5を前記導管1外へ取り出して回収する。
シブル管3(ステンレス鋼、樹脂等よりなる管)が未だ
内嵌されていない架空導管部1a、又は、前記架空導管
部1aの手前に相当する導管1の内部に、必要量のライ
ニング剤4を予め配置しておく。そして、図1(イ)に
示すように、前記架空導管部1a内にて、その一端側か
らピグ5を前端部に位置させた前記フレキシブル管3を
他端側へ移動させることにより、前記ピグ5を介して前
記ライニング剤4を前記架空導管部1a内へ押し込みな
がらその架空導管部1aの内周部へ押し拡げて内面ライ
ニングを行う。その内面ライニングは、前記ピグ5が図
1(ロ)に示すように前記架空導管部1aの他端部に至
るまで続行する。そして、前記ピグ5が前記架空導管部
1aの他端部にまで至って前記架空導管部1aにおける
内面ライニングが全て完了すると、図1(ハ)に示すよ
うに、前記フレキシブル管3を前記架空導管部1a内に
定置させたまま、前記ピグ5を前記フレキシブル管3の
前端部から前方へ離間させつつ前方へ圧送する(前記一
端側からの空気供給によって圧送する)ことにより、前
記架空導管部1aの前方に連なる導管部1b内にて、前
記ピグ5による前記ライニング剤4の押し拡げに基づく
内面ライニングを図1(ニ)に示すように行った後、前
記圧送を続行して前記ピグ5を前方へ送り出すことによ
り、そのピグ5を前記導管1外へ取り出して回収する。
【0010】次に、別実施例について説明する。上述の
実施例は、前記架空導管部1aが側溝の暗渠2に形成さ
れた場合において本発明方法を適用したものであった
が、土中に形成された前記暗渠2以外の種々の空間、例
えば、側溝の開渠に前記架空導管部1aが形成された場
合においても、本発明方法の適用が可能であるのはいう
までもない。
実施例は、前記架空導管部1aが側溝の暗渠2に形成さ
れた場合において本発明方法を適用したものであった
が、土中に形成された前記暗渠2以外の種々の空間、例
えば、側溝の開渠に前記架空導管部1aが形成された場
合においても、本発明方法の適用が可能であるのはいう
までもない。
【0011】また、前記導管1が、ガス管以外の各種導
管(例えば、水道管)である場合においても、本発明方
法の適用が可能であるのはいうまでもない。
管(例えば、水道管)である場合においても、本発明方
法の適用が可能であるのはいうまでもない。
【0012】また、前記フレキシブル管3としては、図
2に示すような密着型のフレキシブル管等、種々の形態
が考えられる。
2に示すような密着型のフレキシブル管等、種々の形態
が考えられる。
【0013】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】本発明方法の手順を示す説明図
【図2】本発明方法の別実施例を示す説明図
【図3】架空導管部を有する配管設備の縦断面図
【図4】従来方法の手順を示す説明図
1 導管 1a 架空導管部 3 フレキシブル管 4 ライニング剤 5 ピグ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05D 1/00 - 7/26 B05C 7/08 F16L 1/024 F16L 55/26
Claims (1)
- 【請求項1】 土中に埋設された導管(1)の一部が、
架空状態となっている配管設備において、前記架空状態
の箇所に対応する架空導管部(1a)内にフレキシブル
管(3)を内嵌し、且つ、そのフレキシブル管(3)と
前記架空導管部(1a)との隙間にライニング剤(4)
を充満させた状態を現出することにより、前記架空導管
部(1a)の内面ライニングを行う導管のライニング方
法であって、 前記架空導管部(1a)内にて、その一端側からピグ
(5)を前端部に位置させたフレキシブル管(3)を他
端側へ移動させることにより、前記ピグ(5)を介して
前記ライニング剤(4)を前記架空導管部(1a)内へ
押し込みながらその架空導管部(1a)の内周部へ押し
拡げて前記内面ライニングを行った後、前記フレキシブ
ル管(3)を前記架空導管部(1a)内に定置させたま
ま、前記ピグ(5)を前記フレキシブル管(3)の前端
部から前方へ離間させつつ前方へ圧送することにより、
前記架空導管部(1a)の前方に連なる導管部(1b)
内にて、前記ピグ(5)による前記ライニング剤(4)
の押し拡げに基づく内面ライニングを行った後、前記ピ
グ(5)を前記導管(1)内より取り出して回収する導
管のライニング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22679293A JP3184373B2 (ja) | 1993-09-13 | 1993-09-13 | 導管のライニング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22679293A JP3184373B2 (ja) | 1993-09-13 | 1993-09-13 | 導管のライニング方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0780406A JPH0780406A (ja) | 1995-03-28 |
JP3184373B2 true JP3184373B2 (ja) | 2001-07-09 |
Family
ID=16850694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22679293A Expired - Fee Related JP3184373B2 (ja) | 1993-09-13 | 1993-09-13 | 導管のライニング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3184373B2 (ja) |
-
1993
- 1993-09-13 JP JP22679293A patent/JP3184373B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0780406A (ja) | 1995-03-28 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |