JP3183966U - 多目的タオル - Google Patents
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Abstract
【課題】ケープ以外の他の用途(例えば、枕カバー、着用者の腕を通して着用できるボレロ)にも使用することができる多目的タオルの提供を図る。
【解決手段】長方形の多目的タオル11であって、短辺側の左辺14に、左枕用係止部21、前左兼用係止部31、後左兼用係止部33を設ける。対向する右辺15に、右枕用係止部22、前右兼用係止部32、後左兼用係止部33を設ける。枕16に多目的タオル11を巻き付け、左辺14と右辺15とを合わせて、左枕用係止部21、前左兼用係止部31、後左兼用係止部33と、右枕用係止部22、前右兼用係止部32、後右兼用係止部34とを夫々を係止することによって、枕カバーとしてすることが使用できる。着用者の肩に多目的タオル11を掛けて、上にした方の一対の前左兼用係止部31、前右兼用係止部32同士を着用者の前で係止することによって、ケープとして使用することができる。
【選択図】図2
【解決手段】長方形の多目的タオル11であって、短辺側の左辺14に、左枕用係止部21、前左兼用係止部31、後左兼用係止部33を設ける。対向する右辺15に、右枕用係止部22、前右兼用係止部32、後左兼用係止部33を設ける。枕16に多目的タオル11を巻き付け、左辺14と右辺15とを合わせて、左枕用係止部21、前左兼用係止部31、後左兼用係止部33と、右枕用係止部22、前右兼用係止部32、後右兼用係止部34とを夫々を係止することによって、枕カバーとしてすることが使用できる。着用者の肩に多目的タオル11を掛けて、上にした方の一対の前左兼用係止部31、前右兼用係止部32同士を着用者の前で係止することによって、ケープとして使用することができる。
【選択図】図2
Description
本考案は、身体を拭く目的以外にも使用できるようにした多目的タオルに関するものである。
特許文献1や2に示すように、従来より、身体を拭く目的以外にも使用できるようにした多目的タオルは提案されている。
特許文献1にあっては、タオルの左上角と右上角との2箇所に係止具を設けて、ケープとして着用できるようにすることが提案されている。ところが、この特許文献1では、ケープ以外の他の用途に使用できることを提案しておらず、また、他の用途のために必要な手段も備えていない。
特許文献2は、多くの係止具をタオルの長辺に沿って設けることによって、単に肩に掛けて係止するだけではなく、さらに着用に適したものとすることを提案している。ところが、この特許文献2にあっても、ケープ以外の他の用途に使用できることを提案しておらず、また、他の用途のために必要な手段も備えていない。
さらに何れの特許文献にあっても、着用者の腕を通して着用できるようにすることを提案していない。
さらに何れの特許文献にあっても、着用者の腕を通して着用できるようにすることを提案していない。
本考案は、ケープ以外の他の用途にも使用することができる多目的タオルの提供を課題とする。
本考案は、ケープ以外の他の用途として、枕カバー、着用者の腕を通して着用できるボレロとしても使用することができる多目的タオルの提供を課題とする。
本考案は、ケープ以外の他の用途として、枕カバー、着用者の腕を通して着用できるボレロとしても使用することができる多目的タオルの提供を課題とする。
本考案に係る多目的タオルは、長辺側の前辺及び後辺と、短辺側の左辺及び右辺とによって規定される長方形のタオルと、枕用係止部と、兼用係止部とを備え、前記枕用係止部は、前記左辺及び前記右辺の夫々における中程に設けられた左右一対の着脱可能な係止部を含み、前記兼用係止部は、前記左辺及び前記右辺の夫々における前辺寄りと後辺寄りとの2箇所に設けられた左右二対の着脱可能な係止部を含み、枕に前記タオルを巻き付け、前記左辺と前記右辺とを合わせて、前記左右一対の枕用係止部同士を係止すると共に、前記左右二対の兼用係止部同士とを係止することによって、枕カバーとしてすることが使用でき、前記前辺又は前記後辺を上にして、着用者の肩に前記タオルを掛けて、前記左右二対の兼用係止部のうち、上にした方の一対の前記兼用係止部同士を着用者の前で係止することによって、ケープとして使用することができる。
前記兼用係止部は、前記左辺及び前記右辺の夫々における前辺寄りと後辺寄りとの2箇所に設けられた左右二対の着脱可能な係止部を含み、前記兼用係止部は、雄雌嵌合のスナップボタンによって構成され、前記タオルの一方の対角線上にある係止部は、雄のスナップボタンによって構成され、前記タオルの他方の対角線上にある係止部は、雌のスナップボタンによって構成され、前記前辺又は前記後辺を上にして、着用者の肩に前記タオルを掛け、前記左辺における兼用係止部同士を係止することにより、左辺によって着用者の左腕が通される環状部が形成されると共に、前記右辺における兼用係止部同士を係止することにより、右辺によって着用者の右腕が通される環状部が形成されることによって、ボレロとして使用することができる。
前記左辺及び前記右辺の夫々における前辺寄りと後辺寄りとの2箇所に、左右二対の着脱可能なボレロ用係止部が設けられ、前記枕用係止部、前記兼用係止部及び前記ボレロ用係止部の夫々は、雄雌嵌合のスナップボタンによって構成され、前記左右一対の枕用係止部は、前記タオルの表面と裏面とに設けられ、前記左右二対の兼用係止部は、各対が、前記タオルの表面と裏面とに設けられ、前記左右二対のボレロ用係止部は、その全てが、前記タオルの表面か裏面かの何れか一方の面にのみ設けられたものとして実施することもできる。
本考案は、ケープ以外の他の用途にも使用することができる多目的タオルを提供することができたものである。特に、本考案は、ケープ以外の他の用途として、枕カバー、着用者の腕を通して着用できるボレロとしても使用することができる多目的タオルをすることができたものである。
以下、図面に基づき本考案の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)この実施の形態に係る多目的タオル11は、前辺12、後辺13を長辺とし、左辺14、右辺15を短辺とした長方形であり、表裏の双方又は何れか一方に、パイルループやカットパイルが形成されている。
(第1の実施の形態)この実施の形態に係る多目的タオル11は、前辺12、後辺13を長辺とし、左辺14、右辺15を短辺とした長方形であり、表裏の双方又は何れか一方に、パイルループやカットパイルが形成されている。
左辺14には、その前後方向の中程に左枕用係止部21が形成されている。また、その前後方向の前側に前左兼用係止部31が形成され、後側に後左兼用係止部33が形成されている。
左辺14と対をなすようにして、右辺15には、その前後方向の中程に右枕用係止部22が形成されている。また、その前後方向の前側に前右兼用係止部32が形成され、後側に後右兼用係止部34が形成されている。
この例では、左辺14の左枕用係止部21、前左兼用係止部31、後左兼用係止部33は、いずれも雌のスナップボタンとして実施され、その嵌合部が裏面側に位置するように取り付けられている。他方、右辺15の右枕用係止部22、前右兼用係止部32、後右兼用係止部34は、いずれも雄のスナップボタンとして実施され、その嵌合部が表面側に位置するように取り付けられている。
(第1の実施の形態に係る使用状態)この多目的タオル11は、通常の身体等を拭くためのタオルとして使用できることは勿論、図2(A)に示すように、枕カバーとして使用できる。具体的には、枕16に巻き付けて、左辺14と右辺15とを重ね合わせる。そして、前左兼用係止部31と前右兼用係止部32とを嵌合させ、左枕用係止部21と右枕用係止部22とを嵌合させ、後左兼用係止部33と後右兼用係止部34とを嵌合させる。これによって、多目的タオル11が筒状となり、枕16のカバーとして利用できる。なお、重なった左辺14と右辺15とは、枕16の下側になるようにして使用する方が望ましい。
次に、図2(B)(C)に示すように、この多目的タオル11はケープとしても使用できる。具的的には、多目的タオル11を肩に掛けて、前辺12側の前左兼用係止部31と前右兼用係止部32とを嵌合させる。このように、単にタオルを肩に掛けているだけではなく、前左兼用係止部31と前右兼用係止部32とを嵌合させているため、動いても、風に吹かれても、多目的タオル11が肩から脱落するおそれがない。なお、前辺12と後辺13との位置関係を逆にしても、同様に着用することができる。また、多目的タオル11の表裏を逆にして着用することも可能である。
(第2の実施の形態)この実施の形態に係る多目的タオル11は、先の例と同様の長方形のタオルであり、先の例と同様のスナップボタン等の係止部が設けられている。
具体的には、図3(A)に示すように、左辺14の裏面側には、左枕用係止部21、前左兼用係止部31、後左兼用係止部33が形成され、これと対をなすようにして、右辺15の表面側には、右枕用係止部22、前右兼用係止部32、後右兼用係止部34が形成されている。
この例では、左辺14の左枕用係止部21、前左兼用係止部31は、先の例と同様、いずれも雌のスナップボタンとして実施され、その嵌合部が裏面側に位置するように取り付けられている。右辺15の右枕用係止部22、前右兼用係止部32も、先の例と同様、いずれも雄のスナップボタンとして実施され、その嵌合部が表面側に位置するように取り付けられている。
ところが、左辺14の後左兼用係止部33は、先の例と異なり、雄のスナップボタンとして実施され、その嵌合部が裏面側に位置するように取り付けられている。また、右辺15の後右兼用係止部34は、先の例と異なり、雌のスナップボタンとして実施され、その嵌合部が表面側に位置するように取り付けられている。
(第2の実施の形態に係る使用状態)この多目的タオル11は、前述と同様、図2(A)に示すような枕カバーとして使用できる、図2(B)(C)に示すようなケープとしても使用できる。さらに、後左兼用係止部33が雄のスナップボタンとして実施され、後右兼用係止部34が雌のスナップボタンとして実施されいる。従って、多目的タオル11の一方の対角線上にある前右兼用係止部32と後左兼用係止部33とは、雄のスナップボタンによって構成され、他方の対角線上にある前左兼用係止部31と後右兼用係止部34は、雌のスナップボタンによって構成されている。そのため、前左兼用係止部31は、前右兼用係止部32と後左兼用係止部33と何れにも嵌合可能であり、また、後右兼用係止部34も、前右兼用係止部32と後左兼用係止部33と何れにも嵌合可能である。その結果、前述の枕カバーとしての使用やケープとしての使用の他、ボレロとしての使用も可能となる。
具的的には、図5(A)(B)に示すように、多目的タオル11を着用者17の肩に掛けて、左辺14側の前左兼用係止部31と後左兼用係止部33とを嵌合させて、環状部を形成することができ、この環状部に着用者17の左腕を通すことがきる。また、右辺15側の前右兼用係止部32と後右兼用係止部34とを嵌合させて、環状部を形成することができ、この環状部に着用者17の右腕を通すことがきる。なお、実際の着用では、多目的タオル11を肩から両腕に掛けた状態で、前左兼用係止部31と後左兼用係止部33とを嵌合させると共に、前右兼用係止部32と後右兼用係止部34とを嵌合させるのが、楽な着用方法となる。これによって、ケープでは、腕がその下になるため、幾分腕を動かし難い場合があったが、ボレロでは、腕が比較的自由に動かすことができる。
ここで、多目的タオル11の表側が表面側となるように、多目的タオル11の上下方向の略中央で山折りした状態では、左辺14の前左兼用係止部31と後左兼用係止部33とは山折りした内側で向き合う状態となるため、そのまま嵌合させることができる。これに対して、右辺15の前右兼用係止部32と後右兼用係止部34とは、上記の山折り状態では、山折りした外側に位置することになるため、前右兼用係止部32と後右兼用係止部34の付近の布をそれぞれの内側に折り返して、嵌合させる必要がある。
これに対して、図3(B)の例では、左辺14の左枕用係止部21、前左兼用係止部31、後左兼用係止部33、右辺15の右枕用係止部22、前右兼用係止部32、後右兼用係止部34の全ての嵌合部が裏側になるようにして取り付けたものである。これによって、ボレロでは、左辺14の前左兼用係止部31と後左兼用係止部33との嵌合が、右辺15の前右兼用係止部32と後右兼用係止部34との嵌合と同様、自然な状態で行なうことができる。但し、図2(A)の枕カバーとしての利用や、図2(B)のケープとしての利用の場合には,左辺14と右辺15とが突き合わせ状態で、各スナップボタンを嵌合させることになる。
図4(A)の例は、図3(A)左枕用係止部21、右枕用係止部22、前左兼用係止部31、前右兼用係止部32、後左兼用係止部33、後右兼用係止部34はそのままとし、右辺15の前辺12寄りに前右ボレロ用係止42を設けると共に、後辺13寄りに後右ボレロ用係止44を設けたものである。これらは共に裏側に嵌合部を有するように取り付けられることによって、ボレロとしての着用時において、右辺15の前右兼用係止部32と後右兼用係止部34との嵌合と同様、自然な状態での嵌合が可能となる。
図4(B)の例は、図1の例における左枕用係止部21、右枕用係止部22、前左兼用係止部31、前右兼用係止部32、後左兼用係止部33、後右兼用係止部34はそのままとし、左辺14及び右辺15の前辺12寄りに前左ボレロ用係止41、前右ボレロ用係止42を設けると共に、左辺14及び右辺15の後辺13寄りに後左ボレロ用係止43、後右ボレロ用係止44を設けたものである。これらは、いずれも裏側に嵌合部がくるようにしており、ボレロとしての着用時において、山折りの内側で向き合った状態となり、自然な状態での嵌合が可能となる。
11 タオル
12 前辺
13 後辺
14 左辺
15 右辺
16 枕
17 着用者
21 左枕用係止部
22 右枕用係止部
31 前左兼用係止部
32 前右兼用係止部
33 後左兼用係止部
34 後右兼用係止部
41 前左ボレロ用係止部
42 前右ボレロ用係止部
43 後左ボレロ用係止部
44 後右ボレロ用係止部
12 前辺
13 後辺
14 左辺
15 右辺
16 枕
17 着用者
21 左枕用係止部
22 右枕用係止部
31 前左兼用係止部
32 前右兼用係止部
33 後左兼用係止部
34 後右兼用係止部
41 前左ボレロ用係止部
42 前右ボレロ用係止部
43 後左ボレロ用係止部
44 後右ボレロ用係止部
Claims (3)
- 長辺側の前辺及び後辺と、短辺側の左辺及び右辺とによって規定される長方形のタオルと、枕用係止部と、兼用係止部とを備え、
前記枕用係止部は、前記左辺及び前記右辺の夫々における中程に設けられた左右一対の着脱可能な係止部を含み、
前記兼用係止部は、前記左辺及び前記右辺の夫々における前辺寄りと後辺寄りとの2箇所に設けられた左右二対の着脱可能な係止部を含み、
枕に前記タオルを巻き付け、前記左辺と前記右辺とを合わせて、前記左右一対の枕用係止部同士を係止すると共に、前記左右二対の兼用係止部同士とを係止することによって、枕カバーとしてすることが使用でき、
前記前辺又は前記後辺を上にして、着用者の肩に前記タオルを掛けて、前記左右二対の兼用係止部のうち、上にした方の一対の前記兼用係止部同士を着用者の前で係止することによって、ケープとして使用することができることを特徴とする多目的タオル。 - 前記兼用係止部は、前記左辺及び前記右辺の夫々における前辺寄りと後辺寄りとの2箇所に設けられた左右二対の着脱可能な係止部を含み、
前記兼用係止部は、雄雌嵌合のスナップボタンによって構成され、
前記タオルの一方の対角線上にある係止部は、雄のスナップボタンによって構成され、
前記タオルの他方の対角線上にある係止部は、雌のスナップボタンによって構成され、
前記前辺又は前記後辺を上にして、着用者の肩に前記タオルを掛け、前記左辺における兼用係止部同士を係止することにより、左辺によって着用者の左腕が通される環状部が形成されると共に、前記右辺における兼用係止部同士を係止することにより、右辺によって着用者の右腕が通される環状部が形成されることによって、ボレロとして使用することができることを特徴とする請求項1記載の多目的タオル。 - 前記左辺及び前記右辺の夫々における前辺寄りと後辺寄りとの2箇所に、左右二対の着脱可能なボレロ用係止部が設けられ、
前記枕用係止部、前記兼用係止部及び前記ボレロ用係止部の夫々は、雄雌嵌合のスナップボタンによって構成され、
前記左右一対の枕用係止部は、前記タオルの表面と裏面とに設けられ、
前記左右二対の兼用係止部は、各対が、前記タオルの表面と裏面とに設けられ、
前記左右二対のボレロ用係止部は、その全てが、前記タオルの表面か裏面かの何れか一方の面にのみ設けられことを特徴とする請求項1記載の多目的タオル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013001714U JP3183966U (ja) | 2013-03-28 | 2013-03-28 | 多目的タオル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013001714U JP3183966U (ja) | 2013-03-28 | 2013-03-28 | 多目的タオル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3183966U true JP3183966U (ja) | 2013-06-06 |
Family
ID=50427880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013001714U Expired - Fee Related JP3183966U (ja) | 2013-03-28 | 2013-03-28 | 多目的タオル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3183966U (ja) |
-
2013
- 2013-03-28 JP JP2013001714U patent/JP3183966U/ja not_active Expired - Fee Related
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