JP3183817U - 弾力性羽毛製品 - Google Patents

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Abstract

【課題】充填物の移動やすり抜けによる散失を防止し、充填物の飛散を防ぐとともに、身体に弾力的にフィットして保温する、弾力性羽毛製品を提供する。
【解決手段】充填物層1と、複数の弾力性薄膜層2と、弾力性布地層3とからなる。前記充填物層の両面にはそれぞれ前記弾力性薄膜層が貼着され、前記弾力性薄膜層における前記充填物層から離れたほうの一面には前記弾力性布地層が貼着される。以上の構造によって、前記弾力性薄膜層が貼着によって充填物層1と固定されるとともに、前記弾力性薄膜層の一面に強い弾力性を持つ前記弾力性布地層が設けられ、貼着によって前記充填物層が前記弾力性薄膜層に強固に固定される。
【選択図】図3

Description

本考案は、弾力性羽毛製品に関し、特に充填物の飛散を防ぐとともに、身体に弾力的にフィットして保温することができる、弾力性羽毛製品に関する。
初期の厚手の衣類は、衣類内側の毛織物によって保温し、外側の布地によって防風するために、高密度の布地或いは複数層の布地を合わせることによって、保温の目的を果たしているものの、衣類が重過ぎたり動きにくかったりといった事態を招いていた。このため、布地の間に一層の羽毛或いはその他の優良な保温効果を持つ充填物が設けられることにより、高い保温性という目的を果たすことができる、羽毛服(ダウンジャケット)が世に出てきた。羽毛服は、縫い目で区分されたスペースによって充填物を分ける、或いは、充填物を弾力性のない布地と結合させる、といういくつかの結合方法によって、充填物と布地を結合させ、保温効果を得ることができる。
しかし、上述した従来の結合技術は、使用上の改善点として、以下の問題と欠陥が存在している。
1、縫い目と縫い目で区分されたスペースは、長期間の使用により隙間が生じることが避けられず、羽毛のすり抜け現象(充填物が縫い目を通って移動して、縫い目で区分されたスペースから飛散したり、別の縫い目で区分されたスペースへ移動したりすることにより、保温効果の低下を招く)が起こる。
2、大きな動作によって充填物が飛散するのを避けるために充填物を弾力性のない布地と結合させることは、保温と耐用性の効果を保つことができるものの、動きにくさや使用上の不快感を招く。
本考案は、充填物層の両面にそれぞれ弾力性薄膜層を貼着して強固に結合した後、前記弾力性薄膜層における前記充填物層から離れた方の面にそれぞれ弾力性布地層を結合することによって、充分な弾力性が発揮されるとともに、羽毛のすり抜けを防止することができる、弾力性羽毛製品を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本考案の弾力性羽毛製品は、充填物層と、前記充填物層の両面にそれぞれ設けられた弾力性薄膜層と、前記弾力性薄膜層における前記充填物層から離れた方の面に設けられた弾力性布地層と、からなる。このうち、前記弾力性薄膜層は、前記充填物層の両面に貼着される。また、前記弾力性薄膜層における前記充填物層から離れた方の面は、前記弾力性布地層の一面に貼着される。
上述の構造で貼着されることによって、充填物が前記弾力性薄膜層の内側に強固に結合され、充填物の羽毛のすり抜け現象が発生することを防止し、保温効果の低下を防ぐ。さらに、前記弾力性布地層が貼着されることにより、活動や使用時に布地のきつさによる締め付け感を感じることがない。これらにより、充填物の飛散防止や身体に弾力的にフィットして保温することができるといった実用上の進歩性を達成することができる。
本考案の実施例1の斜視図である。 本考案の実施例1の分解図である。 本考案の実施例1の断面図である。 本考案の実施例1の使用概略図である。 本考案の実施例2の断面図(1)である。 本考案の実施例2の断面図(2)である。 本考案の実施例3の断面図である。
(実施例1)
図1、図2、図3を参照する。図はそれぞれ、本考案の実施例1の斜視図、分解図、断面図である。図に示すように、本考案の弾力性羽毛製品は、充填物層1と、複数の弾力性薄膜層2と、複数の弾力性布地層3とからなる。複数の弾力性薄膜層2は、それぞれ充填物層1の両側面に結合される。複数の弾力性布地層3の一面は、弾力性薄膜層2における充填物層1から離れた方の一面に設けられる。
このうち、充填物層1は羽毛であり、弾力性薄膜層2は、ポリエチレンテレフタラート(polyethylene terephthalate.PET)、熱可塑性ポリウレタン(Thermoplastic polyurethane.TPU)、ポリテトラフルオロエチレン(Polytetrafluoroethene.TPFE)、ポリウレタン(Polyurethane.PU)のいずれか一つであるとともに、一つの面に複数の空洞が形成される。さらに、弾力性薄膜層2は、熱融着による貼着、接着剤による粘着、縫い合わせによる結合、のいずれかの方法によって、充填物層1の両面に設けられる。弾力性薄膜層2における充填物層1から離れた方の一面は、弾力性布地層3の一面に貼着される。
上述の構造と組み合わせの設計に基づき、本考案の使用時の状況を説明する。図3、図4を合わせて参照する。図はそれぞれ、本考案の実施例1の断面図、使用概略図である。図に示すように、本考案を結合する時には、まず弾力性布地層3と弾力性薄膜層2を貼着加工によって結合するとともに、需要に応じて弾力性薄膜層2に空洞を加工形成させることで、第一段階の結合が完了する。次に、充填物層1の両面をそれぞれ弾力性薄膜層2と結合させる。上述の工程が完了した後、充填物層1の両面と弾力性薄膜層2の結合箇所を、熱融着による貼着(ここでは、熱融着による貼着を説明するが、他に接着剤による粘着、縫い合わせによる結合を採用することもできる)を行うことにより、充填物層1をより強固に弾力性薄膜層2で覆わせることができる。熱融着による貼着の工程が完了すると、充填物層1が弾力性薄膜層2にしっかりと覆い包まれるため、充填物が移動するというすり抜け現象を防止できる。また、弾力性布地層3は弾力性を備えているため、本考案の羽毛製品の構造は、使用時の快適さや動きやすさといった長所を持つとともに、様々な状況や各種商品(羽毛下着、羽毛服、羽毛ズボン、羽毛カーペット、羽毛布団、羽毛寝具、羽毛座布団、羽毛寝袋といった各種製品。ただしこれらに限定されない)の製作に広範に運用することができる。上述の構造により、使用者は弾力性布地層3と、弾力性薄膜層2と、充填物層1の弾力性と、その特性による利便性を十分に享受することができる。
(実施例2)
図5、図5Aを参照する。図はそれぞれ、本考案の実施例2の断面図(1)、断面図(2)である。図に示すように、充填物層1aの両面はそれぞれ弾力性薄膜層2aに結合され、弾力性薄膜層2aは充填物層1aから離れた方の一面に弾力性布地層3aが貼着されて複合層となり、弾力性布地層3aにはさらに弾力性薄膜層2aと弾力性布地層3aとの複合層が結合され、四重の複合層構造を成す(ここでは接着剤による粘着を説明するが、他に上述の熱融着による貼着や縫い合わせによる結合を採用することもできる。また、接着剤による粘着によって縫い目を作ることもできる)。三重の復合層の場合は、充填物層1aの両面のうちの一面が二重の復合層を成し、もう一面が一重の復合層を成す。この構造によって製作された羽毛製品は、その両面がどちらも弾力性布地層3aであるため、使用者が弾力性の快適さを感じることができるほか、使用上の需求に応じて、異なる形式で充填物層1aと、弾力性薄膜層2aと、弾力性布地層3aとを結合させることで保温効果が増加することによって、快適さと保温という長所を達成することができる。
(実施例3)
図6を参照する。図6は、本考案の実施例3の断面図である。図から分かるように、実施例3の様態は上述の構造とほぼ同様である。その違いは、充填物層1bの両側にそれぞれ貼着された弾力性薄膜層2bに、さらに接着剤によって弾力性薄膜層2bが粘着された後、その外側に弾力性布地層3bが貼着されていることである。ここでは、接着剤による粘着という加工方法によって、複数層の弾力性薄膜層2bを互いに結合させているが、この方法に限定されるものではなく、違う方法を用いたり構造を変化させたりすることによって、需要に応じた多様な様態を成すことができる。
全ての図を参照する。本考案は使用時に従来技術と比較して以下の長所がある。
1、熱融着による貼着と、接着剤による粘着という方法によって、弾力性薄膜層2と充填物層1がしっかりと結合されることにより充填物の移動を防止し、充填物飛散防止という実用上の進歩性を達成することができる。
2、弾力性薄膜層2と、充填物層1とが互いに結合された後、弾力性布地層3と結合されることにより、弾力性という特性が充分に発揮され、身体に弾力的にフィットして保温するという実用上の進歩性を達成することができる。
3、需要に応じて、充填物層1と、弾力性薄膜層2と、弾力性布地層3とが繰り返し結合されることにより、需要に合った羽毛製品の構造が完成し、この羽毛製品の構造によって各種の生活用製品が製作されることにより、本考案の特性のもたらす長所を充分に発揮することができる。
4、充填物層1と、弾力性薄膜層2と、弾力性布地層3とが、熱融着による貼着、接着剤による粘着、縫い合わせによる結合といった異なる方法によって結合され、身の周り関連の衣服や寝具といった製品が製作されることにより、真新しさがもたらされるとともに、多様な変化が可能になる。
1 充填物層
1a 充填物層
1b 充填物層
2 弾力性薄膜層
2a 弾力性薄膜層
2b 弾力性薄膜層
3 弾力性布地層
3a 弾力性布地層
3b 弾力性布地層

Claims (8)

  1. 充填物層と、複数の弾力性薄膜層と、弾力性布地層と、からなる弾力性羽毛製品であって、
    前記弾力性薄膜層は、前記充填物層の両面に設けられ、
    前記弾力性布地層は、その一面に前記弾力性薄膜層が設けられることを特徴とする、弾力性羽毛製品。
  2. 前記充填物層は、羽毛であることを特徴とする、請求項1に記載の弾力性羽毛製品。
  3. 前記弾力性薄膜層は、ポリエチレンテレフタラート(polyethylene terephthalate.PET)であることを特徴とする、請求項1に記載の弾力性羽毛製品。
  4. 前記弾力性薄膜層は、熱可塑性ポリウレタン(Thermoplastic polyurethane.TPU)であることを特徴とする、請求項1に記載の弾力性羽毛製品。
  5. 前記弾力性薄膜層は、ポリテトラフルオロエチレン(Polytetrafluoroethene.TPFE)であることを特徴とする、請求項1に記載の弾力性羽毛製品。
  6. 前記弾力性薄膜層は、ポリウレタン(Polyurethane.PU)であることを特徴とする、請求項1に記載の弾力性羽毛製品。
  7. 前記弾力性薄膜層の一つの面には、複数の空洞が形成されることを特徴とする、請求項1に記載の弾力性羽毛製品。
  8. 前記弾力性薄膜層は、熱融着による貼着、接着剤による粘着、縫い合わせによる結合、のいずれかの方法によって、充填物層の両面に設けられるとともに、弾力性薄膜層における充填物層から離れた方の一面は、弾力性布地層の一面に貼着されることを特徴とする、請求項1に記載の弾力性羽毛製品。
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