JP3183335U - カシメ用治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ホースに継手を取り付けるカシメ加工において継手が変形することを防止できるカシメ用治具を提供する。
【解決手段】中心棒10の拡径部11に取り付けられた4つの柵状部材20を継手に挿入し、拡径部11の先端に向かって4つの柵状部材20を摺動させると、4つの柵状部材20が拡径部11の中心軸から遠ざかる方向にそれぞれ移動して、継手の内側に密着する。これにより、カシメ加工において継手に強い圧力が加えられても、継手の内側が4つの柵状部材20によって支えられるため、継手が内側方向に潰れて変形することを効果的に防止できる。
【選択図】図6

Description

本考案は、ホースに継手を取り付けるカシメ加工において使用されるカシメ用治具に係り、特に、カシメ加工による継手の変形を防止するためのカシメ用治具に関する。
ホースに継手を結合する仕方には様々な種類があり、継手の差し込み口にホースを捻じ込むだけの場合もあれば、差し込み部分の上にバンドを巻いて締めたり、金属のスリーブ等を被せて圧力を加えたりすることにより結合を強くする加工(カシメ加工)を施す場合もある。カシメ加工は、産業用途などにおいてホースと継手を強固に結合する必要がある場合に用いられることが多い。
ところで、カシメ加工によってホースと継手を結合する場合、中空の継手に外側から強い力が加わるため、その形状が変形してしまうことがある。
本考案は係る事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ホースに継手を取り付けるカシメ加工において継手が変形することを防止できるカシメ用治具を提供することにある。
本考案は、ホースに継手を取り付けるカシメ加工において、ホースとともに締め付けられる継手の内側に挿入することにより当該継手の変形を防止するカシメ用治具に関するものであり、このカシメ用治具は、先端に向かって径が太くなる逆円錐台状の拡径部を有する中心棒と、前記拡径部の外面を摺動する摺動面、及び、前記拡径部と同軸の円柱面の一部を当該軸と平行な平面で切り取った柵状の外周面をそれぞれ有し、前記拡径部を取り囲むように配置された複数の柵状部材と、前記複数の柵状部材を束ねる弾性部材とを有する。前記複数の柵状部材は、前記拡径部の先端に向かって摺動させると、前記拡径部の中心軸から遠ざかる方向にそれぞれ移動する。
好適に、前記柵状部材は、前記拡径部の中心軸を含む平面によって切断した端面が、前記拡径部の先端に向かうほど厚みが薄くなるくさび型の形状を有する。
好適に、前記中心棒は、前記拡径部の先端から離れる方向への移動が規制されるように前記複数の柵状部材を係止する突起部を有する。
好適に、前記複数の柵状部材は、前記突起部に係止された状態において互いに密着し、一の筒状体を構成する。
本考案によれば、ホースに継手を取り付けるカシメ加工において、継手の内側に中心棒の拡径部を挿入し、拡径部の先端に向かって複数の柵状部材を摺動させることにより、複数の柵状部材が拡径部の中心軸から遠ざかる方向にそれぞれ移動して継手の内側に密着するため、継手が内側方向に潰れて変形することを防止できる。
本考案の実施形態に係るカシメ用治具の一例を示す図であり、外径が小さくなった状態を示す。 本考案の実施形態に係るカシメ用治具の一例を示す図であり、外径が大きくなった状態を示す。 外径が小さくなった状態のカシメ用治具を側面方向から見た図である。 外径が大きくなった状態のカシメ用治具を側面方向から見た図である。 中心棒の一例を示す図である。 図1に示すカシメ用治具の断面図である。 外径が小さい状態のカシメ用治具を継手の内側に挿入する工程を説明するための断面図である。 継手の内側に挿入した後、カシメ用治具の外径を大きくする工程を説明するための断面図である。 カシメ加工の後、カシメ用治具の外径を小さくする工程を説明するための断面図である。
以下、本考案に係るカシメ用治具ついて図面を参照して説明する。
本考案に係るカシメ用治具は、ホースに継手を取り付けるカシメ加工において使用される治具である。カシメ加工においてホースとともに継手を締め付ける際、継手の内側に本治具を挿入することにより、継手の変形が防止される。
図1,図2は、本考案の実施形態に係るカシメ用治具の一例を示す図である。図1は外径が小さくなった状態を示し、図2は外径が大きくなった状態を示す。
図3,図4は、上図に示すカシメ用治具を左側面方向から見た図である。図3は外径が小さくなった状態を示し、図4は外径が大きくなった状態を示す。
図5は、上図に示すカシメ用治具の中心棒10の一例を示す図である。
図6は、図1に示すカシメ用治具の断面図である。
上図に示すカシメ用治具は、断面が円形の中心棒10と、4つの柵状部材20と、柵状部材20を束ねる2つの弾性部材30を有する。中心棒10と柵状部材20は、例えば木材や合成樹脂等によって形成される。
中心棒10は、図5,図6において示すように、先端に向かって径が太くなる逆円錐台状の拡径部11、作業者が把持できるように径が均一に形成された把持部13、及び、拡径部11と把持部13の間に設けられた突起部12を有する。
柵状部材20は、中心棒10の拡径部11の外面を摺動する摺動面21と、カシメ加工の際に継手の内面と接触させる外周面22を有する(図6)。外周面22は、拡径部11と略同軸の円柱面の一部を当該軸と平行な平面で切り取った柵状の形状を有しており、上図の例では、円柱面を4等分した場合の1片に相当する形状を有する。
拡径部11の中心軸を含む平面によって柵状部材20を切断した場合の端面は、図6において示すように、拡径部11の先端に向かうほど厚みが薄くなるくさび型の形状を有する。
柵状部材20の外周面22には、それぞれリング状の弾性部材30を架けるための2本の溝が形成される。4つの柵状部材20は、拡径部11を取り囲むように配置されており、外周面22の溝に架けられた2本の弾性部材30によって束ねられている。
中心棒10の突起部12は、例えば図5に示すように、径方向へリング状に突出する。突起部12は、拡径部11の先端から離れる方向への移動が規制されるように4つの柵状部材20を係止する。4つの柵状部材20は、突起部12に係止された状態において互いに密着し、一つの筒状体を構成する(図1)。
弾性部材30によって束ねられた4つの柵状部材20を、突起部12に係止された位置から拡径部11の先端に向かって動かすと、4つの柵状部材20はそれぞれ拡径部11の中心軸から離れる方向へ移動し、カシメ用治具の外径は大きくなる(図2,図4)。このとき、4つの柵状部材20は弾性部材30の弾性力によって締め付けられているため、拡径部11の外面を摺動しながら移動する。
4つの柵状部材20を元の係止位置に向かって動かすと、4つの柵状部材20は拡径部11の外面を摺動しながら拡径部11の中心軸へ近づく方向に移動し、カシメ用治具の外径は元の小さい径に戻る(図1,図3)。
図7〜図9は、本考案に係るカシメ用治具を用いたカシメ加工の各工程を説明するための断面図である。図7〜図9の例に示す継手60は、差し込み口にホース50を差し込んだ状態で、この差し込み部分の上側に被さったスリーブ70を機械等で締め付ける(カシメ加工する)ことにより、ホース50と結合される。
図7は、外径が小さい状態のカシメ用治具(図1,図3)を継手60の内側に挿入する工程を示す。
この場合、カシメ用治具の外径は継手60の内径より小さいため、カシメ用治具を継手60の内側へ容易に挿入することができる。
図8は、継手60の内側に挿入した後でカシメ用治具の外径を大きくする工程を示す。4つの柵状部材20をホース50の差し込み部分の内側に位置させた状態で、中心棒10を図の右方向に動かすと、柵状部材20が拡径部11の外面を摺動しながらその中心軸より離れる方向に移動し、カシメ用治具の外径は徐々に大きくなる。最終的には、図8に示すように、4つの柵状部材20が継手60の内側に密着した状態となる。
カシメ加工は、図8に示す状態において実施される。スリーブ70を機械等で締め付けると、スリーブ70が変形して、ホース50と継手60が強く結合された状態になる。このとき、継手60には外側から強い圧力が加えられるが、4つの柵状部材20によって継手60の内側が支えられているため、継手60が潰れて変形することはない。
図9は、カシメ加工の後、カシメ用治具の外径を小さくする工程を示す。カシメ加工が終わった後、中心棒10を図の左方向に叩いて押し込むと、4つの柵状部材20を内側から支えていた拡径部11の径が小さくなるため、4つの柵状部材20は弾性部材30の弾性力によって拡径部11の中心軸方向に移動する。これにより、4つの柵状部材20の外径が継手60の内径より小さくなるため、カシメ用治具を継手60から容易に引き抜くことができる。
以上説明したように、本実施形態に係るカシメ用治具によれば、中心棒10の拡径部11に取り付けられた4つの柵状部材20を継手に挿入し、拡径部11の先端に向かって4つの柵状部材20を摺動させると、4つの柵状部材20が拡径部11の中心軸から遠ざかる方向にそれぞれ移動して、継手の内側に密着する。これにより、カシメ加工において継手に強い圧力が加えられても、継手の内側が4つの柵状部材20によって支えられるため、継手が内側方向に潰れて変形することを効果的に防止できる。
また、本実施形態に係るカシメ用治具によれば、カシメ加工後に中心棒10を継手の方向へ押し込むことにより、4つの柵状部材20の外径が継手60の内径より小さくなり、カシメ用治具を継手60から容易に引き抜くことができる。
なお、本考案は上記の実施形態に限定されるものではなく、種々のバリエーションを含んでいる。
例えば、中心棒の拡径部に取り付けられる柵状部材の数は任意でよい。また、複数の柵状部材を束ねるリング状の弾性部材の数も任意でよい。
本実施形態において示した拡径部の太さや傾斜角、長さなどの形状は一例であり、継手の形状に合わせて任意に変更可能である。
10…中心棒、11…拡径部、12…突起部、13…把持部、20…柵状部材、21…摺動面、22…外周面、30…弾性部材、50…ホース、60…継手、70…スリーブ

Claims (3)

  1. ホースに継手を取り付けるカシメ加工において、ホースとともに締め付けられる継手の内側に挿入することにより当該継手の変形を防止するカシメ用治具であって、
    先端に向かって径が太くなる逆円錐台状の拡径部を有する中心棒と、
    前記拡径部の外面を摺動する摺動面、及び、前記拡径部と略同軸の円柱面の一部を当該軸と平行な平面で切り取った柵状の外周面をそれぞれ有し、前記拡径部を取り囲むように配置された複数の柵状部材と、
    前記複数の柵状部材を束ねる弾性部材と
    を有し、
    前記複数の柵状部材は、前記拡径部の先端に向かって摺動させると、前記拡径部の中心軸から遠ざかる方向にそれぞれ移動する、
    カシメ用治具。
  2. 前記柵状部材は、前記拡径部の中心軸を含む平面によって切断した端面が、前記拡径部の先端に向かうほど厚みが薄くなるくさび型の形状を有する、
    請求項1に記載のカシメ用治具。
  3. 前記中心棒は、前記拡径部の先端から離れる方向への移動が規制されるように前記複数の柵状部材を係止する突起部を有し、
    前記複数の柵状部材は、前記突起部において係止された状態において互いに密着し、一の筒状体を構成する、
    請求項1又は2に記載のカシメ用治具。

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