JP2018506000A5 - - Google Patents

Claims (21)

1. ２枚のパネルを接合するための接合装置において締め部材とともに用いる止め部材において、
   前記止め部材は細長形状で、一端部に使用時に前記締め部材と係合するヘッド部と、他端部に拡張部と、該ヘッド部と該拡張部との間にシャンク部とを有し、
   前記止め部材はさらにスリーブを具え、該スリーブは一端部に被拡張部を有し、該被拡張部は前記拡張部に被さり、
   前記拡張部は使用時に操作により前記スリーブと係合することにより前記止め部材が前記スリーブに対して相対的に軸方向に変位するのに伴って前記被拡張部を外側へ拡げ、
   前記スリーブは前記被拡張部において外側に向いた尖端を少なくとも１つ有し
   、
   前記スリーブの前記被拡張部は前記パネルのうち第１のパネルの表面孔に挿入可能で、
   前記尖端は前記接合装置の使用時において前記パネルの素材に食い込むのに十分な強度を有する
   ことを特徴とする止め部材。
2. 請求項１に記載の止め部材において、
   前記尖端は前記スリーブの前記被拡張部の端部または端部付近に設けられる
   ことを特徴とする止め部材。
3. 請求項２に記載の止め部材において、
   前記止め部材はフランジ部を有し、該フランジ部は前記拡張部から離れた位置で前記スリーブと係合する
   ことを特徴とする止め部材。
4. 請求項３に記載の止め部材において、
   前記フランジは、前記止め部材が固定位置にある時に、前記表面孔の内部の該表面孔の入口付近において前記スリーブと係合する
   ことを特徴とする止め部材。
5. 請求項１から請求項４のいずれかに記載の止め部材において、
   前記スリーブの前記被拡張部の端部は裾が外側へ拡がっている
   ことを特徴とする止め部材。
6. 請求項１から請求項５のいずれかに記載の止め部材において、
   前記スリーブの前記被拡張部は２つ以上のそれぞれが単独で可動の指状部からなる
   ことを特徴とする止め部材。
7. 請求項６に記載の止め部材において、
   前記指状部はそれぞれが尖端を有する
   ことを特徴とする止め部材。
8. 請求項７に記載の止め部材において、
   前記指状部それぞれの前記尖端はそれぞれスリーブ沿いの異なる軸方向位置に設けられる
   ことを特徴とする止め部材。
9. 請求項８に記載の止め部材において、
   前記尖端はそれぞれ傾斜角を付けて設けられ、１本以上の螺旋を描くように整列する
   ことを特徴とする止め部材。
10. 請求項８または請求項９に記載の止め部材において、
    前記指状部はそれぞれ前記第１のパネルのほぼ表面の位置を支点として蝶番のように可動である
    ことを特徴とする止め部材。
11. 請求項１から請求項１０のいずれかに記載の止め部材において、
    前記尖端を除いて、前記スリーブの前記被拡張部は概して平坦な外周輪郭を有する
    ことを特徴とする止め部材。
12. 請求項１１に記載の止め部材において、
    前記スリーブの前記被拡張部の概して平坦な前記外周輪郭は円筒形である
    ことを特徴とする止め部材。
13. 請求項１から請求項１２のいずれかに記載の止め部材において、
    前記スリーブは他端部において前記パネルのうちの第２のパネルの端面孔に挿入可能であり、挿入により前記止め部材の前記ヘッド部が前記締め部材と使用時に係合可能となる
    ことを特徴とする止め部材。
14. 請求項１３に記載の止め部材において、さらに
    前記締め部材を締めたときの前記第２のパネルに対する前記スリーブの軸方向位置を決めする作用面を有する
    ことを特徴とする止め部材。
15. 請求項１４に記載の止め部材において、
    前記作用面は前記締め部材の外周面からなり、該外周面と前記スリーブが当接して係合する
    ことを特徴とする止め部材。
16. 請求項１から請求項１５のいずれかに記載の止め部材において、
    前記スリーブは２つ以上の単体部品からなる
    ことを特徴とする止め部材。
17. 請求項１６に記載の止め部材において、
    前記スリーブの前記単体部品は互いを連結する連結手段を有し、連結されることで前記止め部材を一体の組立部品とする
    ことを特徴とする止め部材。
18. 請求項１から請求項１７のいずれかに記載の止め部材において、
    前記スリーブは金属製である
    ことを特徴とする止め部材。
19. 請求項１８に記載の止め部材において、
    前記スリーブは金型切断加工、打ち抜き加工、またはプレス加工によって作製される
    ことを特徴とする止め部材。
20. 請求項１から請求項１９のいずれかに記載の止め部材を含むことを特徴とする接合装置。
21. 請求項２０に記載の接合装置を含むことを特徴とする家具。