JP3183238U - キャップの構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】落ちやすく汚れやすい或いは紛失するなどの欠点を改善したキャップの構造を提供する。
【解決手段】主にキャップ1、連結リブ11及び抵触部12を含むキャップの構造である。連結リブはキャップの底部より下に延伸し、且つ連結リブのサイド側より抵触部を延伸する。それによりキャップはボトル本体2のネック21と結合することができ、ネックの開口を開閉することができる。連結リブ、抵触部はボトル本体内に位置し、且つ抵触部と連結リブで作る水平面積がネックの断面積より大きく、それによりキャップとボトル本体が定位結合し、力を受けて離脱しにくくなる。
【選択図】図1

Description

本考案はキャップの構造に関し、特にボトル本体に定位結合して離脱しにくいデザインのキャップの構造に関する。
従来技術のキャップは中華民国公知の特許申請案第M424311号の『滑り止めキャップ』のように、含まれているのは一つの瓶或いはカン本体及び一つの瓶或いはカンの蓋である。当該瓶或いはカンの蓋の外周面に予め一つ以上の溝、一つ以上の弾性部品を設ける必要があり、該弾性部品の体積は該溝の容積より大きく、且つ該弾性部品を該溝に入れる、套入する、嵌める、或いは植入することで、該弾性部品が該瓶或いはカンの蓋の外周面より突出することができる。よって、ユーザーは該瓶或いはカンの本体及び該瓶或いはカンの蓋の弾性部品を持つと、該弾性部品は滑り止め作用が生じるため、簡単にキャップを緩めることができる。本考案の案出により大変便利となり、特定企業の製品識別マークとすることもできる。
しかし、該従来技術のキャップは、瓶本体の開口を閉じる効果はあるが、瓶のキャップは不注意で地面に落としやすく、キャップが汚れて洗う必要があるほか、室外にいる場合、キャップが地面に落ちると、下水道或いは溝にまで転げて取り戻しにくい状況もあり、その場合、瓶の開口を閉じるほかの代用品を探さなくてはならなくなる。またはボトルを破棄して新しいボトルを購入することもあり、無駄な浪費や困惑する状況が生じることがある。また、キャップが地面に落ちた時、ほかの物に踏まれたり、押されたりして変形した場合、該キャップで蓋合することはできず、破棄する場合もあるなどを鑑みて、更なる改善が必要であった。
特開2005−35661号公報
前記公知構造の欠点を解決するため、本考案は従来のキャップがボトル本体と固定した結合構造ではないために、落ちやすく汚れやすい或いは紛失するなどの欠点を改善したキャップの構造を提供することを主な課題とする。
上述の目的を解決するために、本考案はキャップの構造を提供するものである。本考案に含まれるのはキャップ、連結リブ及び抵触部であり、該連結リブはキャップの底部より下に延伸し、且つ連結リブのサイド側より抵触部を延伸し、それによりキャップはボトル本体のネックと結合することができ、ネックの開口を開閉することができる。連結リブ、抵触部はボトル本体内に位置し、且つ抵触部と連結リブで作る水平面積がネックの断面積より大きく、それによりキャップとボトル本体が定位結合し、力を受けて離脱しにくくなる。
本考案の抵触部の一端は連結リブと結合し、別端は次第に上向きに延伸することで、該抵触部は傾斜したフック状を呈すため、キャップを上向きにネックから離すと、抵触部はボトル本体の内壁に抵触し、連結リブを下向きに彎曲できることにより、抵触部は更にキャップがネックに相対して離脱する方向で抵抗することができる。
該キャップ、連結リブ及び抵触部は一つに連結することで、構造の強度を増すことができ、且つ抵触部はキャップとネックの反復した離脱動作により、抵触部がボトル本体の内壁を押して彎曲や摩擦して断裂することはない。
本考案のキャップの底部から抵触部までの垂直の長さはネックの長さより長いため、キャップとネックを螺合する際、抵触部がボトル本体内にある場合でも、ネックの底部とかなりの距離を保つことができ、キャップとネックを離す動作を干渉することはない。キャップとネックを離した後、抵触部は初めてボトル本体の内壁に抵触し、キャップがボトル本体から離脱するのを防止する。
本考案の抵触部は少なくとも三本のスチフナで構成する。棒状のスチフナにより、有効的にキャップとボトル本体を固定する効果を持つ。
本考案は連結リブ及び抵触部の設置により、キャップとネックを離した後、抵触部はボトル本体の内壁に抵触し、キャップがボトル本体から離脱するのを防止する。
本考案の各部品の立体略図である。 本考案とボトル本体の結合断面図である。 本考案の使用状態断面図である。 本考案の使用状態断面図である。 本考案の第二実施例の略図である。
本考案によるキャップの構造を明確に示すために図に沿って詳細な説明を行う。図1から図4に示すように、本考案の主な実施例に含まれるのはキャップ1、連結リブ11及び抵触部12である。(本考案の抵触部12は少なくとも三本のスチフナ121で構成する)。
該連結リブ11はキャップ1の底部より下に延伸し、且つ連結リブ11のサイド側より抵触部12を延伸する。図1、図2に示すように、本考案に含まれるのはボトル本体2、ボトル本体2の上部にネック21を設け、該キャップ1はネック21と螺合することができる。該キャップ1は円柱状であり、底部は内側に窪んで適切なスペースを具有する。該連結リブ11はキャップ1の底部より下向きに延伸し、抵触部12(スチフナ121)は連結リブ11の底部よりサイド側に放射状に延伸する。且つ該抵触部12(スチフナ121)の一端は連結リブ11と結合し、別端は次第に上向きに延伸することで、抵触部12(スチフナ121)は傾斜したフック状を呈す。また該キャップ1、連結リブ11及び抵触部12(スチフナ121)は一つに連結することで、構造の強度を増すことができる。
それによりキャップ1はボトル本体2のネック21と結合することができ、ネック21の開口を開閉することができる。連結リブ11、抵触部12はボトル本体2内に位置し、且つ抵触部12と連結リブ11で作る水平面積がネック21の断面積より大きく、それによりキャップ1とボトル本体2が定位結合し、力を受けて離脱しにくくなる。図2、図3及び図4に示すように、該キャップ1の底部から抵触部12(スチフナ121)までの垂直の長さはネック21の長さより長いため、キャップ1とネック21を螺合する際、抵触部12(スチフナ121)がボトル本体2内にある場合でも、ネック21の底部とかなりの距離を保つことができ、キャップ1とネック21を離す動作を干渉することはない。キャップ1とネック21を離した後、抵触部12(スチフナ121)は初めてボトル本体2の内壁に抵触し、キャップ1がボトル本体2から離脱するのを防止する。
及び、該抵触部12(スチフナ121)は傾斜したフック状を呈すため、キャップ1を上向きにネック21から離すと、抵触部12(スチフナ121)はボトル本体2の内壁に抵触するし、連結リブ11を下向きに彎曲できることにより、抵触部12(スチフナ121)は更にキャップ1がネック21に相対して離脱方向で抵抗することができる。また、キャップ1、連結リブ11及び抵触部12(スチフナ121)は一体に連結することで、抵触部12(スチフナ121はキャップ1とネック21の反復した離脱動作により、抵触部12(スチフナ121)がボトル本体2の内壁に押されて彎曲や摩擦して断裂することがない。
本考案の第二実施例は図5に示す通りであり、五本のスチフナ12を具有することで、キャップ1がボトル本体2に対し、更なる離脱防止効果を具有する。
以上の実施例による本考案の詳細な説明は本考案の範囲を制限するものではない。本技術に熟知する者が、本考案の範囲内にて行う変更や調整を行っても、本考案の重要な意義は失われず、本考案の範囲に含まれる。
1 キャップ
11 連結リブ
12 抵触部
121 スチフナ
2 ボトル本体
21 ネック

Claims (5)

  1. キャップ、連結リブ及び抵触部を含み、
    該連結リブはキャップの底部より下に延伸し、且つ連結リブのサイド側より抵触部を延伸し、それによりキャップはボトル本体のネックと結合することができ、ネックの開口を開閉することができ、
    連結リブ、抵触部はボトル本体内に位置し、且つ抵触部と連結リブで作る水平面積がネックの断面積より大きく、それによりキャップとボトル本体が定位結合し、力を受けて離脱しにくくなることを特徴とするキャップの構造。
  2. 該抵触部の一端は連結リブと結合し、別端は次第に上向きに延伸することで、抵触部は更にキャップがネックに相対して離脱方向で抵抗することを特徴とする請求項1記載のキャップの構造。
  3. 該キャップ、連結リブ及び抵触部は一つに連結することで、構造の強度を増すことができることを特徴とする請求項1記載のキャップの構造。
  4. 該キャップの底部から抵触部までの垂直の長さはネックの長さより長いことを特徴とする請求項1記載のキャップの構造。
  5. 該抵触部は少なくとも三本のスチフナで構成することを特徴とする請求項1記載のキャップの構造。
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