JP3182566U - 木造建物のバリアフリー玄関 - Google Patents

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Abstract

【課題】玄関ポーチからの水、湿気等により、土台の腐食・劣化が早まるのを防止した木造建物のバリアフリー玄関を提供する。
【解決手段】土台3及び外壁下地の外側に、基礎天端から玄関サッシ及び玄関ポーチ巾木天端間に、結露防止用の断熱材6を貼り付け、貼り付けた断熱材6の上に、基礎天端から、玄関サッシ下端及び、玄関ポーチ巾木天端間に、玄関ポーチ床及び、玄関ポーチ巾木からの雨水の止水防水用の皮膜付き合板8を貼り付け、防水皮膜付き合板8と基礎、玄関サッシ10、水切り12、防水皮膜付き合板8のジョイントを止水するためのコーキング7を備えて、防水と結露防止の機能を有することを特徴とする木造建物玄関のバリアフリー構成。
【選択図】図1

Description

本件は、木造住宅の玄関を、バリアフリーにする木造建物のバリアフリー玄関に関する。
近年、高齢者の増加により、バリアフリー化が叫ばれ、部屋内のバリアフリーは、新築の木造住宅では、一般的に行われているが、玄関に関しては、相変わらず、玄関框が取り付けられ、段差が存在する。この段差を高齢者の人が上がり易くするために、手摺りや、踏み台を設置するのが、現状の一般的対処と成っている。この段差の改善策としては、玄関扉を、一般の掃き出し窓と同じように取り付ければ良い訳だが、問題が有る。
玄関と一階床との間に、段差を作っては、バリアフリーと成らない為、玄関の踏み込み及び、玄関ポーチを、一階の床まで、嵩上げする必要がある。そのまま嵩上げすると、玄関扉下の土台は、モルタル又は、コンクリートの埋もれる事となり、玄関ポーチからの水、湿気等により、劣化が早まると共に、シロアリの絶好の住み家と成る可能性が高まる。但し、玄関ポーチを、ウッドデッキ等で作る場合は、この限りでない。
特開平9−228756公報
玄関と一階床との間に、段差を作っては、バリアフリーと成らない為、玄関の踏み込み及び、玄関ポーチを、一階の床まで、嵩上げする必要がある。
そのまま嵩上げすると、玄関扉下の土台は、モルタル又は、コンクリートの埋もれる事となり、玄関ポーチからの水、湿気等により、土台の腐食・劣化が早まると共に、湿気が有るため、シロアリの絶好の住み家と成る。如何に、土台を湿気から守るかが課題である。
土台3及び外壁13の下地の外部側に、基礎コンクリート1の天端から玄関サッシ枠15及び玄関ポーチ巾木14の天端間に、結露防止用の断熱材6を貼り付け、貼り付けた断熱材6の外側に、基礎コンクリート1の天端から、玄関サッシ枠15の下端及び、玄関ポーチ巾木14の天端間に、玄関ポーチ床11及び、玄関ポーチ巾木14からの雨水の止水のための防水皮膜付き合板8を貼り付け、防水皮膜付き合板8と基礎コンクリート1、玄関サッシ枠15、水切り12、防水皮膜付き合板8のジョイントを止水するためのコーキング7を設けることにより、木造建物の土台の外側に、結露防止の断熱層と水分の進入を防ぐための防水層を形成し、木造建築の玄関の段差を無くし、バリアフリーとしたことを特徴とする木造建物のバリアフリー玄関である。
本考案の木造建物玄関のバリアフリー構成により、土台は、下部は、基礎パッキンにより空気層、外側は断熱材に接する事となり、又、外部からの水は、防水皮膜付き合板、及びコーキングで止水される為、土台は、他の土台と同等の乾燥状態を維持出来る。
又、コーキングを使用することにより、建物の長期にわたる建物の動き、変動に追従出来る。さらに、モルタル9を塗る事により、紫外線によるコーキング材の劣化も起こらない為、長期にわたり、安定した防水面を形成できる。
本考案の木造建物のバリアフリー玄関の構成である。(a)玄関正面図 (b)A−A断面図 (c)B−B断面図 従来の木造住宅玄関の構成である。
図1は、本考案の木造建物のバリアフリー玄関の構成である。
(a)は、玄関正面構成、(b)は、A−A断面図、(c)はB−B断面図を示す。
図1に示すように、本考案のバリアフリー玄関は、基本コンクリート1の上に置いた土台3と、土台3と基本コンクリート1の間にある基礎パッキン2と、土台3の外部側に配置した断熱材6と、その断熱材6の外側に配置した防水皮膜付き合板8と、断熱材6、防水皮膜付き合板8、及び土台3と玄関サッシ枠15の間に埋めたコーキング7、及び、断熱材6の外側と、玄関ポーチ仕上げ材の下部に敷き詰めたモルタル9から構成される。
木造床組の土台3が、直接玄関ポーチに接するので、土台3の乾燥状態を保ち、玄関ポーチ床11及び玄関ポーチ巾木14と、建物内部との温度差による結露防止の為、土台3及び外壁下地の外側に、基礎コンクリート1の天端から玄関サッシ枠15及び玄関ポーチ巾木14の天端間に、断熱材6を貼り付け、結露防止を計る。貼り付けた断熱材6の上に、玄関ポーチ床11及び玄関ポーチ巾木14からの雨水等の止水の為、基礎コンクリート1の天端から、玄関サッシ枠15の下端及び玄関ポーチ巾木14の天端間に、防水皮膜付き合板8を貼り付ける。防水皮膜付き合板8と基礎コンクリート、玄関サッシ枠15、水切り12、防水皮膜付き合板8のジョイントをコーキング7で、止水処理し、防水層を形成する。
その後、モルタル9にて玄関ポーチ巾木14を仕上げ、玄関ポーチを作成する。
図2は、従来の木造住宅玄関の構成である。
日本の木造住宅は、過去は、位の高い人は、1段高い場所に座るのが通例と成っており、建物の各所に段差があり、バリアフリーには程遠い建物で有った。玄関も同様、家に入れる人、入れない人の結界として、玄関框は必要で有り又、下足を脱ぐ場所として、図2のように段差が必要であった。
木造建物に、バリアフリーの玄関ポーチ、タイル貼りのテラス等が可能になると共に、住宅に限らず、車椅子を使用する方が出入りする建物、たとえば、病院、介護施設等又は、商業施設を、木造にて建てる事が、可能となり、鉄筋コンクリート造、鉄骨造よりも安価で建物を供給できる。
1 基礎コンクリート
2 基礎パッキン
3 土台
4 床下地
5 床仕上げ材
6 断熱材
7 コーキング
8 防水皮膜付き合板
9 モルタル
10 玄関扉
11 玄関ポーチ床
12 水切り
13 外壁
14 玄関ポーチ巾木
15 玄関サッシ枠

Claims (1)

  1. 土台3及び外壁13の下地の外部側に、基礎コンクリート1の天端から玄関サッシ枠15及び玄関ポーチ巾木14の天端間に、結露防止用の断熱材6を貼り付け、貼り付けた断熱材6の外側に、基礎コンクリート1の天端から、玄関サッシ枠15の下端及び、玄関ポーチ巾木14の天端間に、玄関ポーチ床11及び、玄関ポーチ巾木14からの雨水の止水のための防水皮膜付き合板8を貼り付け、防水皮膜付き合板8と基礎コンクリート1、玄関サッシ枠15、水切り12、防水皮膜付き合板8のジョイントを止水するためのコーキング7を設けることにより、木造建物の土台の外側に、結露防止の断熱層と水分の進入を防ぐための防水層を形成し、木造建築の玄関の段差を無くし、バリアフリーとしたことを特徴とする木造建物のバリアフリー玄関。
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