JP3182285B2 - 電子カメラ装置 - Google Patents

電子カメラ装置

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JP3182285B2
JP3182285B2 JP04868694A JP4868694A JP3182285B2 JP 3182285 B2 JP3182285 B2 JP 3182285B2 JP 04868694 A JP04868694 A JP 04868694A JP 4868694 A JP4868694 A JP 4868694A JP 3182285 B2 JP3182285 B2 JP 3182285B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子カメラ装置に係
り、詳しくは、全長を短縮可能とした,被写体を所望の
像に結像する光学系を有する電子カメラ装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のカメラ一体型VTRを、
図3及び図4とともに説明する。ここで、図3は従来の
カメラ一体型VTRにおける光学系を示す側面断面図で
あり、図4は従来のカメラ一体型VTRにおけるアイリ
ス開口部の絞り羽根形状を示す正面要部拡大図である。
【0003】従来のカメラ一体型VTRにおける光学系
は、図3に示すように、被写体側から、外筺1の前端面
を閉塞する前玉レンズ群2と、焦点距離を可変させるた
めの可動支持されたズーミングレンズ群(以下、バリエ
ータと称す)3と、バリエータ3により発散された光束
をアフォーカルにする(平行光として出射する)ための
マスターレンズ前群4と、前記外筺1内に入射した光を
結像面5へ合焦させるための可動支持されたフォーカシ
ングレンズ群(以下、マスターレンズ後群と称す)6と
を備えている。
【0004】また、バリエータ3とマスターレンズ前群
4との間に、絞り(光量)調整を行うためのアイリス装
置7を備えている。そして、このアイリス装置7におけ
る2枚の絞り羽根8,9は、図4に示すように、アイリ
ス開口部10の形状が略菱形形状となるように、それぞ
れ形成されている。
【0005】上記のように構成してなるカメラ一体型V
TRにおいて、前玉レンズ群2を介して外筺1内へ入射
した光に対して、光軸方向に移動可能とされたバリエー
タ3にて画角(ズーミングの倍率)調整を行い、アイリ
ス装置7にて光量調節を行った後、光軸方向に移動可能
とされたマスターレンズ後群6にて焦点合わせを行い、
結像面5に結像させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
カメラ一体型VTRにおいては、アイリス装置7がバリ
エータ3とマスターレンズ前群4との間に挿入されてい
るため、最もアイリス装置7に近づいたときのバリエー
タ3とマスターレンズ前群4との間隔を、アイリス装置
7の光軸方向の厚さ分以上確保しなければならず、光学
全長(レンズ全長)を短縮するにあたって妨げとなると
いう問題があった。
【0007】また、光学系の小型化という点からみる
と、元来より間隔を大きくとる必要のあるマスターレン
ズ前群とマスターレンズ後群との間にアイリス装置を位
置させることが望ましいが、その場合にはアイリス装置
が結像面に近くなり、図5に示すように、結像面上の固
体撮像素子の受光部11において、像高が高い位置(光
軸から離れた位置)すなわち4隅の部分(図5中、破線
で囲った部分)で光量が低下し影が発生するなど光学的
収差が悪化してしまうという問題があった。
【0008】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、アイリス装置を結像面近傍に配置すること
による光学的収差の悪化を防止し、光学系の小型化を可
能としたカメラ一体型VTRを提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明にかかる電子カメラ装置は、被写体側か
ら、焦点距離を可変させるための可動支持されたズーミ
ングレンズ群と、該ズーミングレンズ群により発散され
た光束をアフォーカルにするためのマスターレンズ前群
と、該マスターレンズ前群の出射光を結像面へ合焦させ
るための可動支持されたマスターレンズ後群とを備えた
光学系を有する電子カメラ装置において、前記マスター
レンズ前群と前記マスターレンズ後群との間に、絞り調
整を行なうためのアイリス装置を配置し、前記結像面上
の撮像素子の受光部において発生する光学的収差の悪化
を防止するために、前記アイリス装置におけるアイリス
開口部の絞り羽根形状を、前記撮像素子の受光部形状に
対応して、その4隅に角型形状部を有する形状とした
のである。
【0010】
【作用】本発明にかかる電子カメラ装置では、アイリス
装置をマスターレンズ前群とマスターレンズ後群との間
に配置しているため、バリエータとマスターレンズ前群
との間隔において、アイリス装置の光軸方向の厚さを考
慮することなく最小寸法に設定できることとなり、従っ
て、光学系の小型化を実現することができる。
【0011】また、アイリス装置におけるアイリス開口
部の絞り羽根形状を、撮像素子の受光部形状に対応して
4隅に角型形状部を有する形状とすることによって、ア
イリス装置を結像面近傍に配置することによる光学的収
差の悪化を防止することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の電子カメラ装置の一実施例
を、カメラ一体型VTRについて、図1及び図2ととも
に説明するが、上述した従来例と同一部分には同一符号
を付し、その説明は省略する。ここで、図1は本実施例
のカメラ一体型VTRにおける光学系を示す側面断面図
であり、図2は本実施例のカメラ一体型VTRにおける
アイリス開口部の絞り羽根形状を示す正面要部拡大図で
ある。
【0013】本実施例のカメラ一体型VTRにおける光
学系は、図1に示すように、被写体側から、前玉レンズ
群2と、バリエータ3と、マスターレンズ前群4と、ア
イリス装置17と、マスターレンズ後群6とを備えてい
る。
【0014】すなわち、アイリス装置17は、レンズ構
成上、元来より間隔を大きくとる必要のあるマスターレ
ンズ前群4とマスターレンズ後群6との間に配置してな
るものである。
【0015】このアイリス装置17における2枚の絞り
羽根18,19は、図2に示すように、アイリス開口部
20の形状が上述した従来の略菱形形状に加えて、その
4隅が固体撮像素子の受光部11形状に対応した角型形
状部20aを有するように、それぞれ形成されている。
【0016】上記のように構成することによって、本実
施例のカメラ一体型VTRの光学系においては、バリエ
ータ3とマスターレンズ前群4との間隔をアイリス装置
の光軸方向の厚さを考慮することなく最小に設定するこ
とができ、光学系全長を短縮することができる。
【0017】さらに、アイリス装置17におけるアイリ
ス開口部20の絞り羽根18,19形状は、その4隅が
固体撮像素子の受光部11形状に対応した角型形状部2
0aを有する形状としているので、アイリス装置17を
結像面5の近傍に配置したとしても、結像面5上の固体
撮像素子の受光部11における像高が高い位置すなわち
4隅の部分に到達する光量を増加させることができ、光
学的収差の悪化を防止することが可能となる。
【0018】
【発明の効果】本発明にかかる電子カメラ装置は、上述
したように、アイリス装置をマスターレンズ前群とマス
ターレンズ後群との間に配置しているため、バリエータ
とマスターレンズ前群との間隔において、アイリス装置
の光軸方向の厚さを考慮することなく最小寸法に設定で
きることとなり、従って、光学系の小型化を実現するこ
とができる。
【0019】また、アイリス装置におけるアイリス開口
部の絞り羽根形状を、撮像素子の受光部形状に対応して
4隅に角型形状部を有する形状とすることによって、ア
イリス装置を結像面近傍に配置することによる光学的収
差の悪化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるカメラ一体型VT
おける光学系を示す側面断面図である。
【図2】本発明の一実施例にかかるカメラ一体型VT
おけるアイリス開口部の絞り羽根形状を示す正面要部
拡大図である。
【図3】従来のカメラ一体型VTRにおける光学系を示
す側面断面図である。
【図4】従来のカメラ一体型VTRにおけるアイリス開
口部の絞り羽根形状を示す正面要部拡大図である。
【図5】従来のカメラ一体型VTRにおける結像面上の
固体撮像素子の受光部にて発生する光学的収差を示す概
略説明図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−9550(JP,A) 特開 平5−48937(JP,A) 特開 平5−313227(JP,A) 特開 平5−122610(JP,A) 特開 平3−184028(JP,A) 特開 平2−6933(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/238 G03B 9/02 G03B 17/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体側から、焦点距離を可変させるた
    めの可動支持されたズーミングレンズ群と、該ズーミン
    グレンズ群により発散された光束をアフォーカルにする
    ためのマスターレンズ前群と、該マスターレンズ前群の
    出射光を結像面へ合焦させるための可動支持されたマス
    ターレンズ後群とを備えた光学系を有する電子カメラ装
    置において、 前記マスターレンズ前群と前記マスターレンズ後群との
    間に、絞り調整を行なうためのアイリス装置を配置し、 前記結像面上の撮像素子の受光部において発生する光学
    的収差の悪化を防止するために、前記アイリス装置にお
    けるアイリス開口部の絞り羽根形状を、前記撮像素子の
    受光部形状に対応して、その4隅に角型形状部を有する
    形状としたことを特徴とする電子カメラ装置
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