JP3182222B2 - 石英ガラス製バーナ - Google Patents

石英ガラス製バーナ

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正人 一ノ倉
友之 石井
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東芝セラミックス株式会社
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    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B37/00Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
    • C03B37/01Manufacture of glass fibres or filaments
    • C03B37/012Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments
    • C03B37/01205Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments starting from tubes, rods, fibres or filaments
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B23/00Re-forming shaped glass
    • C03B23/0086Heating devices specially adapted for re-forming shaped glass articles in general, e.g. burners
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    • C03B23/043Heating devices specially adapted for re-forming tubes or rods in general, e.g. burners
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  • Glass Melting And Manufacturing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば石英ガラスを
加工する際に、被加工物を高温加熱するのに適した石英
ガラス製バーナに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、石英ガラスを加工する際に被
加工物の高温加熱用のバーナとして、図9、図10に示
すように、石英ガラス製の先端開放の管状の水素フード
1内に後方より石英ガラス製の酸素ノズル2を1本また
は複数本同心状に挿通させ酸素ノズル2の先端が水素フ
ード1の先端より、わずかに内側に位置するように配置
して構成された石英ガラス製の外部混合型バーナが主と
して用いられている。
【0003】通常、石英加工用としては酸素ノズルを1
本にした1本ノズルバーナ(図9)が用いられ、石英ガ
ラス製造用としては酸素ノズルを4本にした4本ノズル
バーナ(図10)が用いられているが、最近では、これ
より高温を必要とする用途に用いるために酸素ノズルを
さらに多くした16本ノズルバーナ、32本ノズルバー
ナを用いるとともにノズルを小径化することが行われて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように近時、高
温を得るために石英ガラス製バーナのノズルを多本化す
るとともに個々のノズルを小径化することが行われてい
るが、このようなバーナでは構造が複雑化して製作コス
トが著しく高くなるうえに、使用ガス量が多くなってし
まうという問題があった。
【0005】このため、少ないガス量で高温の火炎が得
られ、しかも製作コストの低いバーナの開発が要望され
ていた。
【0006】本発明者らは、かかる問題を解決するため
鋭意検討をすすめたところ、外部混合型バーナの酸素ノ
ズルの先端にフランジを取付けることにより、水素流に
渦流を生じせしめて高温の火炎が得られることを見出し
た。
【0007】本発明は、かかる知見に基づいてなされた
もので、従来の同一ノズル本数、同一ノズル径の外部混
合型バーナと比較して、少ないガス量で安定した高温の
火炎が得られる石英ガラス製バーナを提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の石英ガラス製バ
ーナは、先端開放の管状の水素フード内に後方より酸素
ノズルを挿通させ、該酸素ノズルの先端が前記フード先
端より、わずかに内側に位置せしめてなる酸水素火炎石
英ガラス製バーナにおいて、前記酸素ノズルの先端に該
ノズルの外表面に沿って流れる水素に渦流を生じさせる
フランジを取付けたことを特徴としている。
【0009】本発明は図1、図2に示すように、酸素ノ
ズル2の先端にフランジ3を取付けることにより、水素
フード1と酸素ノズル2の間で水素ガスが循環流となり
渦流が生じ、この渦流内に高温の燃焼ガスが巻込まれ、
これが着火源となって火炎の高温化が図られる。したが
って酸水素火炎の高温化をバーナ径の変化を伴わず、酸
素ノズルの本数の増加を伴わずに達成できる。
【0010】フランジの形状は、図3に示すような種々
のフランジの形状を試した結果、比較的薄いもの(a)
が最も好ましかった。その応用例として、形状のロース
ト状のもの(b)、形状の厚いもの(c)、ライフル溝
のあるもの(d)、微細孔のあるもの(e)なども高温
化が可能である。
【0011】フランジ3の寸法は、表1に示すような水
素フード内径X、フランジ外径Zとの関係において水素
ガス流に渦流を生じさせる範囲で適宜調整して決められ
る。
【0012】
【作用】酸素ノズルの先端にフランジを取付けることに
より、水素流に渦流を生じせしめて高温の火炎が得られ
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0014】実施例1 バーナ先端の形状を図4(a)、(b)と、図5
(a)、(b)に示すようなフランジ無しとフランジ付
きの各2個づつ4種類のバーナ(1本ノズルバーナ)を
作った。このバーナを用いてガス量を変えたときの火炎
維持可能なガス流量およびガス流量一定の火炎温度を調
べた。そしてフランジ3の有無による比較を行った。そ
の結果を表1に示す。Xはフードの内径、Zはフランジ
の外径である。 実施例2 実施例1の4種類のバーナを用い、ガス量一定条件で火
炎形状(図6)と火炎温度を調べた。そしてフランジ3
の有無による比較を行った。
【0015】ガス量は、水素 6リットル/min 、酸素 3
リットル/min で行った。バーナの火炎形状と火炎温度
の調査方法は、B型熱電対7と、サーモトレーサ(測定
波長8〜13μm)5を用いて図8のような方法で行っ
た。その結果を表2に示す。Lは火炎の長さである。火
炎温度は最高温度である。
【0016】実施例3 バーナを図10、図2に示すような、フランジ無しとフ
ランジ付きのもの各1個づつ2種類のバーナ(4本ノズ
ルバーナ)を作った。このバーナを用いてガス量一定条
件で火炎形状(図7)と火炎温度を調べた。そしてフラ
ンジ3の有無による比較を行った。
【0017】ガス量は、水素20リットル/min 、酸素10
リットル/min で行った。バーナの火炎形状と火炎温度
の調査方法は実施例2と同様にして行った。その結果を
表3に示す。Lは火炎の長さである。火炎温度は最高温
度である。
【0018】
【表1】
【表2】
【表3】 表1に示すよう(1本ノズルバーナ)に、1600℃の高温
火炎を得るガス流量についてフランジの有無の比較を行
った結果、ノズル先端にフランジを有した方が無いもの
と比較してガス能率がよい。また表2に示すよう(1本
ノズルバーナ)に、ノズル先端にフランジを有した方
が、無いものと比較して火炎の長さ(L)の短い安定し
た火炎形状が得られ、高温火炎が維持できた。火炎の最
高温度が約6〜10%上がった。
【0019】表3に示すよう(4本ノズルバーナ)に、
ノズル先端にフランジを有した方が無いものと比較して
火炎の長さ(L)の短い安定した火炎形状が得られ、高
温火炎が維持できた。
【0020】本発明のバーナを使用することにより、石
英の加工や製造の際、少ないガス量で等しい能力の加工
対象部位の加熱ができ、ガス能率のよい石英ガラスの製
造も可能となる。
【0021】
【発明の効果】以上詳述たように本発明によれば、少な
いガス量で安定した高温火炎を得ることが可能となり、
またバーナ製作の低コスト化も可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフランジ付1本ノズルバーナを模式的
に示す断面図である。
【図2】本発明のフランジ付4本ノズルバーナを模式的
に示す断面図である。
【図3】本発明に係る酸素ノズル先端(a)およびその
先端の応用例として、形状のロスト状のもの(b)、形
状の厚いもの(c)、ライフル溝付のもの(d)、微細
孔のあるもの(e)などを拡大して模式的に示す斜視図
である。
【図4】実施例1に用いた4種類の中のフランジ無しの
1本ノズルバーナの先端形状(a)、(b)を拡大して
模式的に示す断面図である。
【図5】実施例1に用いた4種類の中のフランジ付きの
1本ノズルバーナの先端形状(a)、(b)を拡大して
模式的に示す断面図である。
【図6】実施例2で調べた火炎形状(a)、(b)、
(c)、(d)を示す模式図である。
【図7】実施例3で調べた火炎形状(a)、(b)を示
す模式図である。
【図8】バーナの火炎温度分布の測定方法を示す模式図
である。
【図9】従来の1本ノズルバーナを模式的に示す断面図
である。
【図10】従来の4本ノズルバーナを模式的に示す断面
図である。
【符号の説明】 …バーナ、1…水素フード、2…酸素ノズル、3…フ
ランジ、4…火炎、5…サーモトレーサ、6…石英ガラ
ス板、7…熱電対、8…低温部、9…高温部、L…火炎
の長さ、X…フード内径、Y…ノズル外径、Z…フラン
ジ外径
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C03B 20/00 F23D 14/00 - 14/84 C03B 23/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端開放の管状の水素フード内に後方より
    酸素ノズルを挿通させ、該酸素ノズルの先端が前記フー
    ド先端より、わずかに内側に位置せしめてなる酸水素火
    炎石英ガラス製バーナにおいて、 前記酸素ノズルの先端に該ノズルの外表面に沿って流れ
    る水素に渦流を生じさせるフランジを取付けたことを特
    徴とする石英ガラス製バーナ。
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KR102080899B1 (ko) * 2019-01-10 2020-02-24 김진동 수소산소 혼합가스를 이용한 가열 장치

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