JP3182213U - 接合具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】多数の長孔14が開設された互いに直交する一対の長尺辺部17a、17a´を有する断面L字状のアングル部材13a、13bを相互に接合する接合具10であって、全体略直方体状に形成され、面部にはボルト孔11が設けられている。
【選択図】図2
Description
また、家屋や倉庫等における荷物の保管または運搬等を行う場合にも、上記同様に断面L字状のアングル部材を相互に接合し、ラックを組み立てる必要があり、上記同様に長方形板状、平面又は側面L字板状に形成された板状部材を適宜に使用し接合している。
その結果、重量に耐え切れず傾いたり倒れたりすることはなく、事故または災害を未然に防止することができる。
また、上記接合具を使用することで、板状部材を使用する場合に併用する必要があったワッシャーやナットの必要性がなくなる。その結果、上記ワッシャーやナットのコストを削減できると共に、接合作業性が良好になる。
その結果、2つのアングル部材を接合する場合、上記面部は、上記一対の長尺辺部に対して、隙間やズレのない平行状態で当接させて配置することが容易となる。
よって、接合されたアングル部材に重量物を吊下げ又は重量物を装着した場合でも、アングル部材により形成される設備やラックは安定した状態を維持することができ、重量に耐え切れず傾いたり倒れたりすることはなく、事故または災害を未然に防止することができる。
図1に示すように、本実施の形態に係る接合具10は、中実な鉄材により形成され、図2に示す多数の長孔14が開設された互いに直交する一対の長尺辺部17a、17a´を有する断面L字状の第一のアングル部材13aと第二のアングル部材13bを相互に接合するために使用される。
本実施の形態にあっては、上記接合具10は、全体略直方体状に形成され、略直方体を形成する6つの面部12全てにボルト孔11が設けられている。
上記接合具10は、上記一対の長尺辺部17a、17a´の接曲部19に一辺部を当接させて配置した場合には、上記一対の長尺辺部17a、17a´内に収まるように配置されるように形成されている。
また、上記接合具10の上記ボルト孔11は貫通して設けられると共に、上記一対の長尺辺部17a、17a´に配置された場合には、上記一対の長尺片部17aに設けられた多数の上記長孔14に連通する寸法位置に開設されており、ボルト孔の内径lは、上記第一のアングル部材13aや上記第二のアングル部材13bに開設された長孔の短径の寸法l1と略同一に形成されている。
また、上記第一のアングル部材13a又は第二のアングル部材13bの上記一対の長尺辺部17a、17a´の上記接曲部19に上記接合具10が当接させて配置できるように、長辺部には全体に亘って、断面円弧状の面取り部16が形成されている。
この場合、上記第一のアングル部材13aの上記長孔14と上記接合具10の上記ボルト孔11が互いに重なる面部12a及び、上記第二のアングル部材13bの上記長孔14と上記接合具10の上記ボルト孔11が互いに重なる面部12b及び上記第二のアングル部材13bの図中下方に配置される上記一対の長尺辺部17a´に当接する面部12cに上記ボルト15を貫通させ接合することができ、従って、3つの上記面部12a、12b、12cにおいて上記ボルト15により固定して強固に接合することができる。
11 ボルト孔
12 面部
12a 面部
12b 面部
12c 面部
12d 面部
13a 第一のアングル部材
13b 第二のアングル部材
13c 第三のアングル部材
14 長孔
15 ボルト
16 面取り部
17a 長尺辺部、長尺片部
17a´ 長尺辺部
18 外側面部
19 接曲部
20 端部
21 上部
l ボルト孔の内径
l1 長孔の短径の寸法
Claims (6)
- 多数の長孔が開設された互いに直交する一対の長尺辺部を有する断面L字状のアングル部材を相互に接合する接合具であって、全体略直方体状に形成され、面部にはボルト孔が設けられていることを特徴とする接合具。
- 第一のアングル部材の上記一対の長尺辺部の外側面部に、第二のアングル部材の端部を当接させて配置した場合に、上記第二のアングル部材の長尺辺部内に配置されるように形成される一方、上記ボルト孔は貫通して設けられると共に上記一対の長尺片部に設けられた多数の長孔に連通するように形成されていることを特徴とする請求項1記載の接合具。
- 上記ボルト孔の内径は、上記アングル部材に開設された長孔の短径の寸法と略同一に形成されていることを特徴とする請求項1記載の接合具。
- 上記ボルト孔は6面部の全てに設けられていることを特徴とする請求項2記載の接合具。
- 辺部には全体に亘って面取りが施されていることを特徴とする請求項3記載の接合具。
- 鉄製であることを特徴とする請求項6記載の接合具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012007847U JP3182213U (ja) | 2012-12-27 | 2012-12-27 | 接合具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012007847U JP3182213U (ja) | 2012-12-27 | 2012-12-27 | 接合具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3182213U true JP3182213U (ja) | 2013-03-14 |
Family
ID=50426335
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012007847U Expired - Lifetime JP3182213U (ja) | 2012-12-27 | 2012-12-27 | 接合具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3182213U (ja) |
-
2012
- 2012-12-27 JP JP2012007847U patent/JP3182213U/ja not_active Expired - Lifetime
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