JP3182213U - 接合具 - Google Patents

接合具 Download PDF

Info

Publication number
JP3182213U
JP3182213U JP2012007847U JP2012007847U JP3182213U JP 3182213 U JP3182213 U JP 3182213U JP 2012007847 U JP2012007847 U JP 2012007847U JP 2012007847 U JP2012007847 U JP 2012007847U JP 3182213 U JP3182213 U JP 3182213U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
angle member
long
pair
connector
joining
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2012007847U
Other languages
English (en)
Inventor
和男 本間
Original Assignee
本間電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 本間電機株式会社 filed Critical 本間電機株式会社
Priority to JP2012007847U priority Critical patent/JP3182213U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3182213U publication Critical patent/JP3182213U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

【課題】アングル部材相互の接合に使用され、接合されたアングル部材に重量物を吊下げ又は重量物を装着した場合でも、アングル部材により形成される設備やラックが重量物の重量に耐えうる接合強度を備え、かつ低コストで接合作業性が良好な接合具を提供する。
【解決手段】多数の長孔14が開設された互いに直交する一対の長尺辺部17a、17a´を有する断面L字状のアングル部材13a、13bを相互に接合する接合具10であって、全体略直方体状に形成され、面部にはボルト孔11が設けられている。
【選択図】図2

Description

本考案は、ビルや工場、その他の建築物等において、電気や空調、配管等の工事時の設備の組み立て、家屋や倉庫等においてのラックの組み立てに用いる断面L字状のアングル部材を相互に接合するに適した接合具に関するものである。
従来、ビルや工場、その他の建築物等において、電気工事におけるケーブルラックや照明器具の吊下げ、空調工事における空調機の室外への取付け、配管工事における配管の支持等を行う場合、断面L字状のアングル部材を相互に接合し、設備を組み立てる必要があり、長方形板状、平面又は側面L字板状に形成された板状部材を適宜に使用し接合している。
また、家屋や倉庫等における荷物の保管または運搬等を行う場合にも、上記同様に断面L字状のアングル部材を相互に接合し、ラックを組み立てる必要があり、上記同様に長方形板状、平面又は側面L字板状に形成された板状部材を適宜に使用し接合している。
しかし、上記長方形板状、平面又は側面L字板状に形成された板状部材を用いた接合では、接合強度が小さいため、重量物を吊下げ又は重量物を装着した場合には、アングル部材により形成される設備やラックが重量に耐え切れず傾いたり倒れたりすることがあり、事故または災害を招く可能性がある。
これに対し、アングル部材相互の接合に使用され、重量に耐えることができ、かつ容易にダクトや配管の支持架台を組み立てることが可能な接続具であって、中空柱状に形成され、一端部及び他端部に組み立て用部材を挿入するための開口部を設けたものが知られている(特許文献1)。
実開平06−056216号公報
しかしながら、上記接続具は、構造が複雑なため製造コストが嵩むという不具合があった。
本考案は、このような従来からの不具合を解決するためのものであり、アングル部材相互の接合に使用され、接合されたアングル部材に重量物を吊下げ又は重量物を装着した場合でも、アングル部材により形成される設備やラックが重量に耐え切れる接合強度を備え、かつ低コストで接合作業性が良好な接合具を提供することにある。
上記課題達成のため、請求項1記載の考案にあっては、多数の長孔が開設された互いに直交する一対の長尺辺部を有する断面L字状のアングル部材を相互に接合する接合具であって、全体略直方体状に形成され、面部にはボルト孔が設けられていることを特徴とする。
請求項2記載の考案にあっては、第一のアングル部材の上記一対の長尺辺部の外側面部に、第二のアングル部材の端部を当接させて配置した場合に、上記第二のアングル部材の長尺辺部内に配置されるように形成される一方、上記ボルト孔は貫通して設けられると共に上記一対の長尺片部に設けられた多数の長孔に連通するように形成されていることを特徴とする。
請求項3記載の考案にあっては、上記ボルト孔の内径は、上記アングル部材に開設された長孔の短径の寸法と略同一に形成されていることを特徴とする。
請求項4記載の考案にあっては、上記ボルト孔は6面部の全てに設けられていることを特徴とすることを特徴とする。
請求項5記載の考案にあっては、辺部には全体に亘って面取りが施されていることを特徴とする。
請求項6記載の考案にあっては、鉄製であることを特徴とする。
請求項1から3記載の考案にあっては、接合具のボルト孔は、一対の長尺片部に設けられた多数の長孔に連通するように、ボルト孔の内径はアングル部材に開設された長孔の短径の寸法と略同一に形成されていることから、設備又はラックの組み立てに必要な複数の面部で接合することが可能である。
したがって、第一のアングル部材の一対の長尺辺部の外側面部に、第二のアングル部材の端部を接合させたアングル部材に重量物を吊下げ又は重量物を装着した場合、長方形板状、平面又は側面L字板状に形成された板状部材を使用して接合した場合と比較して、アングル部材により形成される設備やラックが重量物の重量に耐えうる接合強度を備える。
その結果、重量に耐え切れず傾いたり倒れたりすることはなく、事故または災害を未然に防止することができる。
また、上記接合具を使用することで、板状部材を使用する場合に併用する必要があったワッシャーやナットの必要性がなくなる。その結果、上記ワッシャーやナットのコストを削減できると共に、接合作業性が良好になる。
請求項4記載の考案にあっては、請求項1記載の考案の効果に加えて、上記ボルト孔は6つの上記面部全てに設けられていることから、接合する上記長孔部分は使用用途に合わせ自由に選択することができることにより、縦横方向及び高さ方向の幅を自由に調整することができる。
請求項5記載の考案にあっては、辺部には全体に亘って面取りが施されていることから、上記アングル部材を断面L字状に折り曲げる加工工程時に、上記一対の長尺辺部の外側面部に、本来不必要な突起状の加工ムラが形成されていた場合であっても、上記面取り部によって形成された隙間に上記突起状の加工ムラが収まる。
その結果、2つのアングル部材を接合する場合、上記面部は、上記一対の長尺辺部に対して、隙間やズレのない平行状態で当接させて配置することが容易となる。
よって、接合されたアングル部材に重量物を吊下げ又は重量物を装着した場合でも、アングル部材により形成される設備やラックは安定した状態を維持することができ、重量に耐え切れず傾いたり倒れたりすることはなく、事故または災害を未然に防止することができる。
請求項6記載の考案にあっては、鉄製であることから、安価で入手しやすく、また剛性が高く、比較的加工性にも優れているため、高い強度を備え、かつ接合作業性が良好なシンプルな構造である上記接続具を低コストで製造できる。
本考案に係る接続具の斜視図である。 本考案に係る接続具の一実施形態を示し、第一のアングル部材の外側面部と第二のアングル部材の端部を直交する状態で接合した場合を示す斜視図である。 本考案に係る接続具の一実施形態を示し、図2における接合の状態から、さらに、第二のアングル部材の上部に、第三のアングル部材の一対の長尺片部の外側面部を、第二のアングル部材の一対の長尺片部に対して平行する状態で接合した場合を示す斜視図である。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づき、本考案を詳細に説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係る接合具10は、中実な鉄材により形成され、図2に示す多数の長孔14が開設された互いに直交する一対の長尺辺部17a、17a´を有する断面L字状の第一のアングル部材13aと第二のアングル部材13bを相互に接合するために使用される。
本実施の形態にあっては、上記接合具10は、全体略直方体状に形成され、略直方体を形成する6つの面部12全てにボルト孔11が設けられている。
上記接合具10は、上記一対の長尺辺部17a、17a´の接曲部19に一辺部を当接させて配置した場合には、上記一対の長尺辺部17a、17a´内に収まるように配置されるように形成されている。
また、上記接合具10の上記ボルト孔11は貫通して設けられると共に、上記一対の長尺辺部17a、17a´に配置された場合には、上記一対の長尺片部17aに設けられた多数の上記長孔14に連通する寸法位置に開設されており、ボルト孔の内径lは、上記第一のアングル部材13aや上記第二のアングル部材13bに開設された長孔の短径の寸法l1と略同一に形成されている。
また、上記第一のアングル部材13a又は第二のアングル部材13bの上記一対の長尺辺部17a、17a´の上記接曲部19に上記接合具10が当接させて配置できるように、長辺部には全体に亘って、断面円弧状の面取り部16が形成されている。
図2は、本考案に係る上記接続具10の一実施形態を示し、上記第一のアングル部材13aの外側面部18と上記第二のアングル部材13bの端部20を直交する状態で接合した場合を示す斜視図である。
上記第一のアングル部材13aの上記外側面部18に上記第二のアングル部材13bの上記端部20を直交に接合する際、上記第二のアングル部材13bの上記一対の長尺辺部17a、17a´の接曲部19に上記接合具10の上記面取り部16が当接するように配置する。
図2に示すように、上記第一のアングル部材13aの上記外側面部18と上記第二のアングル部材13bの上記端部20を直交する状態で接合する場合には、上記第一のアングル部材13aと上記第二のアングル部材13bの上記長孔14と上記接合具10の上記ボルト孔11が互いに重なるようにして、ボルト15を貫通させ接合する。
この場合、上記第一のアングル部材13aの上記長孔14と上記接合具10の上記ボルト孔11が互いに重なる面部12a及び、上記第二のアングル部材13bの上記長孔14と上記接合具10の上記ボルト孔11が互いに重なる面部12b及び上記第二のアングル部材13bの図中下方に配置される上記一対の長尺辺部17a´に当接する面部12cに上記ボルト15を貫通させ接合することができ、従って、3つの上記面部12a、12b、12cにおいて上記ボルト15により固定して強固に接合することができる。
図3は、本考案に係る上記接続具10の一実施形態を示し、図2における接合の状態から、さらに、上記第二のアングル部材13bの上部21に、第三のアングル部材13cの上記一対の長尺片部17a´の外側面部18を、上記第二のアングル部材13bの上記一対の長尺片部17a´に対して平行な状態で接合した場合を示す斜視図である。
上記第二のアングル部材13bの上部21に、第三のアングル部材13cの上記一対の長尺片部17a´の外側面部18を、上記第二のアングル部材13bの上記一対の長尺片部17a´に対して平行であって、かつ第三のアングル部材13cの上記一対の長尺辺部17aと第二のアングル部材13bの上記一対の長尺辺部17aが互いに重ならない状態で接合する際、図2における3つの上記面部12a、12b、12cに加え、面部12dにおいても上記ボルト15により、上記第二のアングル部材13b及び上記第三のアングル部材13cを強固に接合することができる。
本実施の形態によれば、6つの上記面部12全ての面に設けられた上記ボルト孔11のうち、設備又はラックの組み立てに必要な上記面部12全ての箇所で接合することで、接合されたアングル部材に重量物を吊下げ又は重量物を装着した場合でも、アングル部材により形成される設備やラックが重量に耐え切れる接合強度を備え、重量に耐え切れず傾いたり倒れたりすることはなく、事故または災害を未然に防止することができる。
従って、本考案に係る接合具は、例えば、電気や空調、配管等の工事時の設備の組み立て、又は家屋や倉庫等におけるラックの組み立てに広く適用することができるため、産業上の利用可能性を有している。
10 接合具
11 ボルト孔
12 面部
12a 面部
12b 面部
12c 面部
12d 面部
13a 第一のアングル部材
13b 第二のアングル部材
13c 第三のアングル部材
14 長孔
15 ボルト
16 面取り部
17a 長尺辺部、長尺片部
17a´ 長尺辺部
18 外側面部
19 接曲部
20 端部
21 上部
l ボルト孔の内径
l1 長孔の短径の寸法

Claims (6)

  1. 多数の長孔が開設された互いに直交する一対の長尺辺部を有する断面L字状のアングル部材を相互に接合する接合具であって、全体略直方体状に形成され、面部にはボルト孔が設けられていることを特徴とする接合具。
  2. 第一のアングル部材の上記一対の長尺辺部の外側面部に、第二のアングル部材の端部を当接させて配置した場合に、上記第二のアングル部材の長尺辺部内に配置されるように形成される一方、上記ボルト孔は貫通して設けられると共に上記一対の長尺片部に設けられた多数の長孔に連通するように形成されていることを特徴とする請求項1記載の接合具。
  3. 上記ボルト孔の内径は、上記アングル部材に開設された長孔の短径の寸法と略同一に形成されていることを特徴とする請求項1記載の接合具。
  4. 上記ボルト孔は6面部の全てに設けられていることを特徴とする請求項2記載の接合具。
  5. 辺部には全体に亘って面取りが施されていることを特徴とする請求項3記載の接合具。
  6. 鉄製であることを特徴とする請求項6記載の接合具。
JP2012007847U 2012-12-27 2012-12-27 接合具 Expired - Lifetime JP3182213U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012007847U JP3182213U (ja) 2012-12-27 2012-12-27 接合具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012007847U JP3182213U (ja) 2012-12-27 2012-12-27 接合具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3182213U true JP3182213U (ja) 2013-03-14

Family

ID=50426335

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012007847U Expired - Lifetime JP3182213U (ja) 2012-12-27 2012-12-27 接合具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3182213U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101266585B1 (ko) 케이블트레이의 조립체
KR101422617B1 (ko) 조립구조가 개선된 케이블 트레이
JP3208721U (ja) 中空凹溝管部材構造
US11339570B2 (en) Suspended ceiling pass through grid connector
JP2016044538A (ja) 連結固定ブリッジ部材
KR20090068517A (ko) 케이블 트레이의 슬라이드 조립구조
JP3182213U (ja) 接合具
KR101436814B1 (ko) 비상유도 케이블 트레이
JP5102694B2 (ja) 支持取着具
JP2015175156A (ja) 斜め補強部材用取付金具
KR20140075108A (ko) 강관 접합 구조
KR101232026B1 (ko) 로드 프레임 조인트 유닛
JP2010203043A (ja) 建物の単位構造部材と該単位構造部材を用いた床構造
JP4904100B2 (ja) 建物ユニットと基礎との連結構造、建物ユニットと基礎との連結方法及びユニット建物
CN212200789U (zh) 用于建筑物中间层中间位置的装配式建筑构件
CN212104561U (zh) 装配式建筑构件连接梁
JP2021095729A (ja) 連結金具および天井下地
CN212200797U (zh) 用于建筑物空间中间位置的装配式建筑构件
CN212295081U (zh) 用于建筑物墙面中间位置的装配式建筑构件
CN212104562U (zh) 用于建筑物两个墙面交汇位置的装配式建筑构件
JP5600010B2 (ja) 杆材の直線連結構造
CN212200788U (zh) 用于建筑物三个墙面交汇的顶点位置的装配式建筑构件
JP6537695B1 (ja) 角形鋼材連結プレート及び軽量鉄骨構造の建築物
JP2016000912A (ja) 接合金具
JP6117876B2 (ja) 断熱材等の保持具

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3182213

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160220

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term