JP3182182U - 生海苔微細切断用プレート - Google Patents

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健司 森田
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Abstract

【課題】生海苔を、海苔の細胞を壊さず、微細に裁断し、この生海苔に揉み作用を与え、美味しい海苔を提供し、さらに洗浄効率を上げるための生海苔の破砕形状にする生海苔微細切断用プレートを提供する。
【解決手段】生海苔を微細に切断する際に、回転ナイフ7と組み合せて使用する複数の貫通穴状開口を有する固定円盤状プレートにおいて、プレートの開口面を円盤1全体の40〜75%空隙になって、長さ/幅が2.0〜3.5倍で、長さ5mm〜20mmである略棒状形状3を半径方向に3段〜6段に配列して、当該形状の一辺は中心部から放射線上に円周方向の直線上に並んでいる刃部になって、当該刃部は切り込み直線に並んで中心線から10〜40°の角度の方向になっている生海苔微細切断用プレートである。
【選択図】図2

Description

この考案は、生海苔の細胞の破壊を少なくして、適切な海苔破砕物を得るための固定プレートを得ることを目的とした生海苔切断機の多穴固定プレートに関する。生海苔裁断機の固定プレートに関し、生海苔を正確、かつ所定の大きさと、裁断時に細胞の破壊を少なく、適切な破砕生海苔を確保できる生海苔裁断固定プレートに関する。
生海苔の切断には、多数の穴孔を有する固定プレートに回転ナイフを加圧当接して、前記穴孔を通過する生海苔を、前記透孔の縁部と、ナイフとにより切断している。従って、固定プレートの裏面は、回転ナイフを当接させるために精密な平面仕上げをするのが普通であった(特許文献1参照)。
前記海苔裁断機において生海苔を正確に裁断する場合は、多孔プレートの孔数を最大限に多くして抵抗無く均一に裁断されるように工夫されているが、その限界は孔面積比で35%程度である。しかし、生海苔の物性(硬さ、長さ、幅等の物理的な品質)によっては、カッタによる切れ味を悪くすることで、生海苔を、ムリヤリ裁断する等の作業をもって、この生海苔に揉み作用を与える。このような作業で、この生海苔の物性を変えることによって、製品仕上がりの品質の向上を図る手法も採用されている。
従来の技術文献においては、微小生物及び/又は珪藻類等の海苔に付着した異物を除去することはできるが、柔らかくすることを目的する方法にとどまっている。従って、これらの方法では、好むように生海苔に揉み作用を与えて、生海苔の物性を変えることによって、品質の向上、生海苔の均質化を図れない等の問題があった。
生海苔を、多通穴を持つ開口プレート側に押し付ける押出しスクリュウと、所定の長さに切断する摺接を司る加圧機構及び回転を司る回転機構を備えたナイフが摺接回転する多孔プレートにおいて、押出しスクリュウの刃部と多孔プレートの丸孔とにする切断に時間的なスペックを確保するために、前記多孔プレートの丸孔の開口率を設定する構成とした生海苔裁断機が提案されている(特許文献2参照)。
さらに生海苔における繊維等の除去方法及び装置が挙げられる(特許文献3参照)。その内容は、通穴開口の固定プレートにナイフを緩く摺接し、プレートとナイフとの間に繊維等を保留させること、又は固定プレートとナイフの間隙を調整し、生海苔を確実に切断すること、また生海苔は切断できるが、繊維は切断できない構成とし、一層高精度に繊維等を分離するが、プレートに曲面状の通過孔を繞設する構成が開示されている。この通過孔を利用して繊維等の切断を回避することを目的としているものもある。
多開口プレートをナイフの加圧当接により、効率よく生海苔をほぐす作用は生ずるが、引きちぎり切断及びすりつぶし作用等は生じないため、ムリヤリ裁断する等の作業をもって、この生海苔に揉み作用を与え、生海苔の物性を変えることは困難である。また、押出孔から押し出された生海苔は、揉み作用を充分に与えられないため、微小生物及び/又は珪藻類等の海苔に付着した異物を除去することはできず、品質の向上、生海苔の均質化が望めない等の問題が生じる(特許文献4参照)。
またナイフの回転数とスクリューの回転数との比率を調整し、生海苔の物性に捉われることなく、生海苔の切断長さを細かくすること、また軟らかい切断済み生海苔を提供することに留まる。従って、生海苔の物性に対応して多孔プレート背面の揉み作用を与えることはできない。また多孔プレートに対する工夫がなく、この多孔プレートの利点を充分活用していない。
多孔プレートの内側に加圧摺接回転させたナイフを設けた生海苔切断装置において、前記多孔プレートの半円状の上端中央部に水を噴霧する射水装置を多孔プレートの外側に設ける構成であり、高温になる多孔プレートを冷却するとともに、切断された生海苔を洗浄することを行っている生海苔切断装置が提案されている(特許文献5参照)。
生海苔の移送通路にその通路を横切って回転する回転刃を設け、その上流側に粗切り用の回転不能な多孔板に設け、その下流側に細切り用な回転不能な多孔板が形成している構成であり、生海苔をスムーズに供給できて細かく均一に切断でき、長期間にわたって高い切断能力を維持する生海苔切断装置も提案されている(特許文献6参照)。
また、生海苔の細断方法及び装置の内容は、ナイフの回転数とスクリューの回転数との比率を調整可能とし、生海苔葉の物性により前記比率調整すること、この生海苔葉の加工度を調整すること、又は製品の品質の向上を図る生海苔の細断方法及び装置が提案されている(特許文献7参照)。
しかし生海苔の細胞破壊をせずに、裁断する生海苔切断装置はない。特に多穴プレートは、刃の形状をしていなく、切断効果が少ないものを使用されている。
生海苔の細胞を壊すことなく、生海苔を適切に裁断されることが望ましい。
実開平2−145090号公報 特開2007−275024号公報 特開平10−75745号公報 実用新案登録3103510号公報 実公平5−38635号公報 特開平7−99943号公報 特開2001−8669号公報
通穴を持つ開口固定プレートの内側に加圧摺接回転させたナイフを設けた生海苔切断装置において、前記多穴の開口プレートの半円状の上端中央部に設ける構成であり、高温になる開口固定プレートを冷却するとともに、切断された生海苔を直接的に洗浄されている。
生海苔の移送通路にその通路を横切って回転する回転刃を設け、その上流側に粗切り用の多穴固定プレート板に設け、生海苔をスムーズに供給できて細かく均一に切断でき、長期間にわたって高い切断能力を維持することが検討されている。
ナイフの回転数とスクリューの回転数との比率を調整可能とし、生海苔の物性により前記比率調整すること、通穴を持つ固定プレートの開口でこの生海苔の加工度を調整することが行われている。しかし十分には調整がなされておらず実用化にはいたっていない。
通穴を持つ開口プレートの穴数の割合、形状を適切して、供給抵抗無く均一に生海苔を裁断されるように工夫されているが、その限界は穴の開口面積比で35%程度であるが、生海苔の物性によっては、カッタによる切れ味を悪くすることで、生海苔を、ムリヤリ裁断する等の作業をもって、この生海苔に揉み作用を与える。生海苔の細胞を破壊せずに、このような作業で、専ら熟練を要することなく、このような裁断作業を行うには、通穴開口固定プレートの穴数の割合、形状を適切にする必要があること等の問題点を指摘されている。
生海苔の細胞破壊をせずに、裁断する生海苔切断装置において、開口固定プレートに、刃の形状を持たせて、切断効果を多く持たせて、生海苔の細胞を壊すことなく、生海苔を適切に裁断される多穴の固定プレートが望ましい。
この考案は、固定プレートの表裏面を平面仕上げ面としてあるので、回転ナイフと固定プレートの当接面が表面となり、ナイフなどの耐用年限を2倍近くに延長することができ、しかも海苔の切断断面もシャープで、美味しい食用海苔になるようになった。
生海苔を切断する際に、回転ナイフと組み合せて使用する複数の貫通穴状開口を有する固定円盤状プレートにおいて、プレートの開口面を円盤全体の40〜75%の空隙になって、長さ/幅の比率が2〜4倍で、長さ5mm〜30mmである略棒状形状を半径方向に3段〜6段の区分に直線的に配列して、当該形状の一辺は中心部から放射線上に円周方向の直線上に並んでいる刃部になって、当該刃部は切り込み直線に並んで中心線から10〜40°の角度の方向になっている生海苔微細切断プレートである。
生海苔を微細切断する際に、回転ナイフと組み合せて使用する複数個の略棒状形状の通穴を有する固定プレートにおいて、当該形状の通穴状開口を中心から放射線状で、直線上に並んだ棒状貫通穴を70個〜350個を有して、当該形状を中心線から10〜40°にした開口の一辺の半径方向に直線上に並んだ刃部の貫通穴を彫り込んでおり、両面の中央部に半径30〜50mmの軸受け取付け部を設けている。
生海苔を、多通穴状固定プレート側に押し付ける回転ナイフ付き押出しスクリュウと、この押し付けられた生海苔を、所定の長さに切断する前記多通穴状開口を有する固定プレートにおいて、前記押出しスクリュウの刃型部と固定プレートの直線的刃部付き開口とによる切断での時間的なスペックを確保するために、可変速モータによる回転数の制御による押出しスクリュウの刃型部の構造にマッチできるような前記固定プレートの通穴開口である略棒状形状の一辺での刃部の長さを10〜40°の角度の長さ5mm〜20mmである生海苔微細切断用プレートである。
生海苔を微細切断する際に、回転ナイフと組み合せて使用する複数の通穴状開口を有する固定プレートは、円心内部に固定プレートの留め口部を有して、その多通棒状開口の形状として略棒状形状で、当該形状で中心部から円周方向の一辺の直線上に角度を中心線から10〜40°になっている貫通穴の刃部を彫り込んでいる直径120〜180mmφ、厚さ12〜20mmの特殊鋼、又は鋳物の円盤状である。
この考案は、生海苔を切断する際に、回転ナイフと組み合せて使用する複数の透孔を有する固定プレートにおいて、両面を同一仕上げ面としたことを特徴とする生海苔切断機の固定プレートであり、生海苔を切断する際に、回転ナイフと組み合せて使用する複数の開口を有する固定プレートにおいて、両面を同一仕上げ面とすると共に、両面の中央部へ夫々軸受け取付け部を設けた生海苔切断機の通穴開口固定プレートである。
通穴開口プレートの開口数を少なくし、所謂、開口率を下げ、押出しスクリュウの圧力に比例しない形態を採用し、固定プレート背面の揉み作用を与えること、又は同時にこの開口率以下の孔数として押出し圧を過大にすることで、多孔プレート背面の揉み作用を与える。ナイフの損耗を回避して、経済性の向上と、このナイフによる効率的な裁断を図る。さらに、生海苔に揉み作用を利用することで、その物性を変えることは固定プレートの利点を充分活用した。
生海苔を、固定プレート側に押し付ける押出しスクリュウと、この押し付けられた生海苔を、所定の長さに切断する前記多通穴を持つ開口固定プレートに摺接回転するナイフと、このナイフの摺接を司る加圧機構及びこのナイフの回転を司る回転機構を備えて、前記押出しスクリュウの刃部と通穴開口固定プレートの通穴開口の形状と刃部とにする切断に時間的なスペックを確保するために、前記通穴開口プレートの通穴開口の開口率を設定する構成とした。
この目的を達成するのに最適な固定プレートの多孔の開口率と、この開口率がもたらす揉み効果を達成する。そのスペックの要件が、通穴開口プレートの多孔の開口率であって、この固定プレートの面積の45〜70%とする構成とした生海苔裁断機である。
この目的を達成するのに最適な固定プレートの通穴開口の略棒状形状の通穴形状を3段〜6段にして、中心部から放射線上に円周方向の直線上に並んでいる刃部になって、当該刃部は切り込み直線に並んで中心線から10〜40°の角度の方向になっている。この形状での直線状刃部がもたらす揉み効果を達成する。
この目的を達成するのに最適な押出しスクリュウの構造を提案すること、又はこの押出しスクリュウの押出し圧を調整し、これによる効果を最大限に発揮する。生海苔裁断機において、その押出しスクリュウの回転数を可変速モータで制御する構成とした生海苔裁断機である。
この考案は、通穴状開口の長さ/幅が2〜4倍の比率で、長さ5mm〜30mmである略棒状形状を半径方向に3段〜6段の区分に配列した通穴開口を持つ固定プレートの表面を何れも回転ナイフの当接面としたので、適切な生海苔の切断になって、海苔の細胞の破壊を少なくして、適切な形状の破砕生海苔状態になって、乾燥して美味しい食用海苔になる。また細胞破壊が少なく、洗浄排水に対する環境対策に対しても有効であった。
前記通穴状開口の長さ/幅が2〜4倍の比率で、長さ5mm〜30mmである略棒状形状を半径方向に3段〜6段の区分に配列した通穴開口を持つ固定プレートの多孔の開口率を設定する構成とした生海苔裁断機であるために、生海苔を、通穴開口を持つ固定プレート側に押し付ける押出しスクリュウと、この押し付けられた生海苔を、所定の長さに切断する。
このプレートを備えた裁断機においては、前記通穴開口を持つ固定プレートに摺接回転するナイフと、このナイフの摺接を司る加圧機構及びこのナイフの回転を司る回転機構を備えて、前記押出しスクリュウの刃部と通穴開口を持つ固定孔プレートの直線的刃部とにする切断に時間的なスペックを確保した。それによって適切な生海苔の切断になり、海苔の細胞の破壊を少なくして、適切な形状の破砕生海苔状態になって、洗浄排水に対する環境対策に対しても有効であった。
通穴開口を持つ固定プレートにおける略棒状形状の孔数を多くして、開口率を上げ、押出しスクリュウの圧力に比例しない形態を採用し、通穴開口を持つ固定プレート背面の揉み作用を与えること、又は同時にこの開口率以下の通穴開口を穴数として押出し圧を過大にすることで、生海苔に揉み作用を利用することで、海苔の細胞の破壊を少なくして、適切な形状の破砕生海苔状態になって、乾燥して美味しい食用海苔になった。
通穴開口を有する円盤状固定プレートの6段、略貫通棒状穴数300の平面図、 刃と円盤状固定プレート6段(角度20°略貫通棒状穴数300)の全体を示した平面図 通穴開口を有する円盤状固定プレート角度20°の3段、略貫通棒状穴数75の平面図、 生海苔切断装置での固定プレートの取り付け図 本願の固定プレートと従来型固定プレート使用した生海苔切断面の顕微鏡写真 A:本願の固定プレート B:従来型固定プレート
この考案は、図1〜図5に示すように、通穴開口を有する固定円盤状プレートの表裏両面を仕上げ面とした考案である。従って、図2に示すように回転ナイフを加圧当接して使用。
この考案の実施例を図1について説明すると、円盤にプレートの開口面を円盤全体の30〜75%になって、長さ/幅が2・5〜4倍の比率で、長さ5mm〜20mmである略棒状形状を半径方向に3段〜6段の区分に配列して40〜75%になって、略棒状形状にして、当該形状は中心部から円周方向の直線刃部の切り込みの角度を中心線から10〜40°方向に直線刃部を設け、その表裏面の中央部に、軸受けを固定する為の円形凹入部を設けて固定プレートを構成した。中心部は軸受け固定用のボルト孔である。固定プレートであって、表面側の外周部に環状突条を有し、固定時にはこの突条部を加圧固定している。
図1に示すように、生海苔を切断する生海苔裁断機に使用する固定プレートは、厚さ15mmの特殊鋼の180mmの円盤を使用して、切削機によって加工を行った。また図2に示すような回転ナイフと組み合せて使用する複数の通穴口を有する固定プレートは、直径180mmφ、厚さ15mmの特殊鋼の円盤状で、円心内部に固定プレートの留め口部を有して、その周囲に固定プレートの円盤全体でプレートの開口面を円盤全体の65%になって、長さ/幅が3.7倍の比率で、長さ15mmである略棒状形状を半径方向に6段の区分に配列して約60%の開口面を有して、その形状として略長方形形状であって、当該形状で中心部から円周方向の30mmの直線切り込みの角度を中心線から20°にして、形状した。
生海苔を、図2のように多孔プレート側に押し付ける回転ナイフ付き押出しスクリュウと、この押し付けられた生海苔を、所定の長さに切断する前記多通穴口を有する固定プレートにおいて、前記押出しスクリュウの刃部と固定プレートの通穴口とにする切断に時間的なスペックを確保するために、押出しスクリュウの刃型形状と回転数を可変速モータの制御による構成と、前記固定プレートの通穴口の略長方形状の形状と開口率を約60%に設定する構成からできている生海苔切断機の固定プレートであった。
生海苔を切断する際に、当該固定プレートにおいて、表面の中央部の軸受け取付け部を設けた結果、生海苔を切断して、均一に破砕された生海苔が得られた。また洗浄液も臭い、色もつかなくなった。洗浄後乾燥海苔を製造したところ、製品海苔の色彩、味の上等海苔が得られた。特に図5−Aに示すように切断面が均一であって、細胞の破壊が少なかった。また得られた乾燥海苔製品も味のよいものであり、排水のおける色、あるいは臭いも少なかった。
生海苔を切断する生海苔裁断機に使用する固定プレートは、厚さ15mの特殊鋼の180mmの円盤を使用して、切削機によって加工を行った。回転ナイフと組み合せて使用する複数の通穴口を有する固定プレートは、直径180mmφ、厚さ15mmの特殊鋼の円盤状で、円心内部に固定プレートの留め口部を有して、その周囲に固定プレートの円盤全体でプレートの開口面を円盤全体の65%になって、長さ/幅が2.5倍の比率で、長さ15mmである略棒状形状を半径方向に5段の区分に配列して約65%の開口面を有して、その形状として略長方形形状であって、当該形状で中心部から円周方向の30mmの直線切り込みの角度を中心線から20°にして、形状した。
生海苔を、図3のように多孔プレート側に押し付ける回転ナイフ付き押出しスクリュウと、この押し付けられた生海苔を、所定の長さに切断する前記多通穴口を有する固定プレートにおいて、前記押出しスクリュウの刃部と固定プレートの通穴口とにする切断に時間的なスペックを確保するために、押出しスクリュウの刃型形状と回転数を可変速モータの制御による構成と、前記固定プレートの通穴口の略長方形状の形状と開口率を約65%に設定する構成からできている生海苔切断機の固定プレートであった。
生海苔を切断する際に、表面の中央部の軸受け取付け部を設けた結果、生海苔を切断して、均一に破砕された生海苔が得られた。また洗浄液も臭い、色もつかなくなった。洗浄後乾燥海苔を製造したところ、製品海苔の色彩、味の上等海苔が得られた。特に図%−Aに示すように切断面が均一であって、細胞の破壊が少なかった。また得られた乾燥海苔製品も味のよいものであり、排水のおける色、あるいは臭いも少なかった。
生海苔を切断する生海苔裁断機に使用する固定プレートは、厚さ15mmの特殊鋼の180mmの円盤を使用して、切削機によって加工を行った。図2に示すような回転ナイフと組み合せて使用する複数の通穴口を有する固定プレートは、直径180mmφ、厚さ15mmの特殊鋼の円盤状で、円心内部に固定プレートの留め口部を有して、その周囲に固定プレートの円盤全体でプレートの開口面を円盤全体の約60%になって、長さ/幅が3.3倍の比率で、長さ9mmである略棒状形状を半径方向に5段の区分に配列して約60%の開口面を有して、その形状として略長方形形状であって、当該形状で中心部から円周方向の30mmの直線切り込みの角度を中心線から15°にして、形状した。
生海苔を、多孔プレート側に押し付ける回転ナイフ付き押出しスクリュウと、この押し付けられた生海苔を、所定の長さに切断する前記多通穴口を有する固定プレートにおいて、前記押出しスクリュウの刃部と固定プレートの通穴口とにする切断に時間的なスペックを確保するために、押出しスクリュウの刃型形状と回転数を可変速モータの制御による構成と、前記固定プレートの通穴口の略長方形状の形状と開口率を約60%に設定する構成からできている生海苔切断機の固定プレートであった。
生海苔を切断する際に、当該固定プレートにおいて、。表面の中央部軸受け取付け部を設けた結果、生海苔を切断して、均一に破砕された生海苔が得られた。また洗浄液も臭い、色もつかなくなった。洗浄後乾燥海苔を製造したところ、製品海苔の色彩、味の上等海苔が得られた。従来のプレートと比較して(図5−b)切断面が均一であって、細胞の破壊が少なかった。
1 円盤
3 略長方形形状(棒状形状)
5 軸受け
6 固定プレート
7 ナイフ
8 刃部
11原料投入口
12回転軸
13プリー
14裁断海苔取り出口

Claims (3)

  1. 生海苔を切断する際に、回転ナイフと組み合せて使用する複数の通穴状開口を有する固定円盤状プレートにおいて、プレートの開口面を円盤全体の40〜75%の空隙になって、通穴状開口の長さ/幅が2〜4倍の比率で、長さ5〜30mmである略棒状形状を半径方向に3〜6段の区分に配列して、当該形状の一辺は中心部から放射線上に円周方向の直線上に並んでいる刃部になって、当該刃部は切り込み直線に並んで中心線から10〜40°の角度の方向になっていることを特徴とする生海苔微細切断プレート。
  2. 生海苔を微細切断する際に、回転ナイフと組み合せて使用する複数個の略棒状形状の通穴を有する固定プレートにおいて、当該形状の通穴状開口を中心から放射線状で、直線上に並んだ貫通棒状穴を総計70〜350個を有して、当該形状を中心線から10〜40°の放射線上にした開口の一辺の半径方向に直線上に並んだ刃部の貫通棒状穴を彫り込んでおり、プレートの中央部に半径30〜50mmの軸受け取付け部を設けていることを特徴とする請求項1に記載の生海苔微細切断用プレート。
  3. 生海苔を微細切断する際に、回転ナイフと組み合せて使用する複数の通穴状開口を有する固定プレートは、円心内部に固定プレートの留め口部を有して、その多貫通開口の形状として、通穴状開口の長さ/幅が2〜4倍の比率で、長さ5〜30mmである略棒状形状を半径方向に3〜6段の区分に配列して、当該形状で中心部から円周方向の一辺の直線上に角度を中心線から10〜40°になっている刃部面を持つ貫通棒状穴を彫り込んでいる直径120〜180mmφ、厚さ12〜20mmの特殊鋼、又は鋳物の円盤状であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の生海苔微細切断用プレート。
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