JP3158825U - 製麺機に於ける切断ユニット - Google Patents
製麺機に於ける切断ユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP3158825U JP3158825U JP2009009215U JP2009009215U JP3158825U JP 3158825 U JP3158825 U JP 3158825U JP 2009009215 U JP2009009215 U JP 2009009215U JP 2009009215 U JP2009009215 U JP 2009009215U JP 3158825 U JP3158825 U JP 3158825U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- cutting
- scraper
- rollers
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
Abstract
Description
これは、円周方向に形成された切刃を長手方向に複数有する円筒状の切刃ロールを前記切刃が互に噛み合わせられた状態で二台平行に設け、帯状の麺生地を麺線に切断する麺切断ロールを形成し、前記切刃間に形成された溝部内に接触し、該溝部から前記麺線を掻き出すスクレーパの該切刃ロールに対する接触角度を10°〜50°の範囲としたものである。
また、スクレーパにあっては、弾性を有する金属製のバネ材で形成されているため、残留カス等が残らないように、スクレーパ先端部分を麺切断ロールに強く押し当てるようにすると、麺切断ロールを損傷させる虞があった。しかも、その摺接音が比較的大きい難点や、スクレーパ自体が腐食する虞等があり、衛生面の上で問題もあった。
しかして、本考案の請求項1記載の製麺機に於ける切断ユニットにあっては、支持フレームに一対の切刃ローラ6、7が駆動回転可能となるよう装着されて、麺帯を一対の切刃ローラ6,7の間に上方から送り、一対の切刃ローラ6,7の刃部と溝部で囲繞される麺線作成空間によって作成した麺線Aが下方に排出されるよう構成した製麺機に於いて、一対の切刃ローラ6、7夫々の溝部の奥壁面に適数の溝部突条6b、7bを周設することにより、或いは、一対の切刃ローラ6、7夫々の刃部の外周面に適数の刃部突条6a、7aを周設することにより、或いは、一対の切刃ローラ6、7夫々の溝部の奥壁面に適数の溝部突条6b、7bを周設すると共に、一対の切刃ローラ6、7夫々の刃部の外周面に適数の刃部突条6a、7aを周設することにより、麺線Aに適数の凹部A1を設けられるよう構成し、一対の切刃ローラ6、7夫々の下部がわ外周表面に接触可能で、切刃ローラ6、7の溝部内から麺線を剥がすように取出すことが可能な櫛刃状の先端縁部分を有する第一スクレーパー10と、一対の切刃ローラ6、7夫々の上部がわ外周表面に接触可能で、切刃ローラ6、7から残留カスを分離させることが可能な第二スクレーパー20とを設け、前記第一スクレーパー10は、合成樹脂材によって形成されると共に、支持フレームに固定される支持板13の先端部分に着脱可能に装着され、前記第二スクレーパー20は、合成樹脂材によって形成されると共に、支持フレームに着脱可能に装着できるよう構成する手段を採用した。
また、櫛刃状の先端縁部分を有する第一スクレーパー10によって、切刃ローラ6、7の溝部内から麺線Aを綺麗に取出すことができると共に、切刃ローラ6、7に付着した残留カスを剥がすことができるようになる。更に、第二スクレーパー20によって、麺線A製造作業時に切刃ローラ6、7から残留カスを分離させることができるようになる。
そして、第一スクレーパー10と第二スクレーパー20は、合成樹脂材によって形成されているので、一対の切刃ローラ6、7を損傷させることがなく、その摺接音も低減できるようになり、腐食等に対しても優れたものとなる。
加えて、取扱い易く、使い勝手に優れ、衛生的な麺線Aの製造作業が可能となる。
しかも、構成が簡素で、量産に適し、低廉で、経済的な切断ユニットを提供できるようになる。
本考案の製麺機に於ける切断ユニットは、例えば、ラーメン、パスタ、そば、うどん、ほうとう等の製麺機に於いて、適宜麺生地を帯状にしてなる麺帯から多数の麺線Aを製造する際に使用されるものである。
具体的には、支持フレームに一対の切刃ローラ6、7が駆動回転可能となるよう装着されて、麺帯を一対の切刃ローラ6,7の間に上方から送り、一対の切刃ローラ6,7の刃部と溝部で囲繞される麺線作成空間によって作成した麺線Aが下方に排出されるよう構成した製麺機に於いて使用されるものである。
そして、一対の切刃ローラ6、7夫々の溝部の奥壁面に適数の溝部突条6b、7bを周設することにより、或いは、一対の切刃ローラ6、7夫々の刃部の外周面に適数の刃部突条6a、7aを周設することにより、或いは、一対の切刃ローラ6、7夫々の溝部の奥壁面に適数の溝部突条6b、7bを周設すると共に、一対の切刃ローラ6、7夫々の刃部の外周面に適数の刃部突条6a、7aを周設することにより、麺線Aに適数の凹部A1を設けられるよう構成したものである。
また、一対の切刃ローラ6、7夫々の下部がわ外周表面に接触可能で、切刃ローラ6、7の溝部内から麺線を剥がすように取出すことが可能な櫛刃状の先端縁部分を有する第一スクレーパー10と、一対の切刃ローラ6、7夫々の上部がわ外周表面に接触可能で、切刃ローラ6、7から残留カスを分離させることが可能な第二スクレーパー20とを設けたものである。
加えて、前記第一スクレーパー10は、合成樹脂材によって形成されると共に、支持フレームに固定される支持板13の先端部分に着脱可能に装着され、前記第二スクレーパー20は、合成樹脂材によって形成されると共に、支持フレームに着脱可能に装着できるよう構成されたものである。
すなわち、一方の切刃ローラ6が可動軸受ブロック2に軸支され、他方の切刃ローラ7が軸受ブロック1に軸支され、調整ネジ3の回転操作によって、可動軸受ブロック2が他方の切刃ローラ7に向って離隔接近自在となり、一方の切刃ローラ6と他方の切刃ローラ7との咬み合い状態を調節できるように構成されている。
尚、前記刃部突条6a、7aや溝部突条6b、7bの具体的な形状や寸法や配設位置や数等は図示例等に限定されることなく適宜自由に設定できるもので、例えば、図3や図6に例示するような凹部A1を有する麺線Aを作成できるよう構成される。
しかも、櫛刃部12には、一対の切刃ローラ6、7の溝部突条6b、7b及び刃部突条6a、7aに合致するような溝部12aが形成されている。
また、支持板13の基端縁寄り部分には、適宜挿通孔が適数穿設されており、押え板14やボルト15やバネ座金16やワッシャー17やナット18等を介して支持板13を下部の連結バー4に簡単に且つ安定的に装着できるよう構成されている。
尚、支持板13は、例えば、樋形状に形成され、第二スクレーパー20によって、切刃ローラ6、7から残留カスを分離したときに、この落下した残留カスを支持板13の上に安定的に載せておくことができるよう形成されている。
しかも、支持板13は、押え板14やボルト15やバネ座金16やワッシャー17やナット18等を介して下部の連結バー4に装着する際、図示例のように連結バー4との間の一部に適宜隙間を設け、ボルト15による緊締力が支持板13の先端縁部分に作用して、第一スクレーパー10が切刃ローラ6、7を最適な状態で圧迫するように形成しても良いし、或いは、その他の装着手段による装着状態であっても良い。
しかも、第二スクレーパー20の先端長辺部分には、一対の切刃ローラ6、7の刃部突条6a、7aに合致するような溝部20aが形成されている。
尚、第二スクレーパー20は、その先端長辺がわが板厚方向に於いて漸次先細となるような樹脂製帯板材によって形成し、しかも、その先端長辺がわには、切刃ローラ6、7の溝部と刃部とに合致するような櫛刃部を形成し、この櫛刃部に溝部突条6b、7b及び刃部突条6a、7aに合致するような溝部を形成して、切刃ローラ6、7に付着した残留カスをより確実に且つ綺麗に除去できるようにしても良い。
2 可動軸受ブロック
3 調整ネジ
4 連結バー
5 連結バー
6 切刃ローラ
7 切刃ローラ
10 第一スクレーパー
11 差込溝
12 櫛刃部
13 支持板
14 押え板
15 ボルト
16 バネ座金
17 ワッシャー
18 ナット
20 第二スクレーパー
21 押え板
22 止ネジ
Claims (3)
- 支持フレームに一対の切刃ローラが駆動回転可能となるよう装着されて、麺帯を一対の切刃ローラの間に上方から送り、一対の切刃ローラの刃部と溝部で囲繞される麺線作成空間によって作成した麺線が下方に排出されるよう構成した製麺機に於いて、一対の切刃ローラ夫々の溝部の奥壁面に適数の溝部突条を周設することにより、或いは、一対の切刃ローラ夫々の刃部の外周面に適数の刃部突条を周設することにより、或いは、一対の切刃ローラ夫々の溝部の奥壁面に適数の溝部突条を周設すると共に、一対の切刃ローラ夫々の刃部の外周面に適数の刃部突条を周設することにより、麺線に適数の凹部を設けられるよう構成し、一対の切刃ローラ夫々の下部がわ外周表面に接触可能で、切刃ローラの溝部内から麺線を剥がすように取出すことが可能な櫛刃状の先端縁部分を有する第一スクレーパーと、一対の切刃ローラ夫々の上部がわ外周表面に接触可能で、切刃ローラから残留カスを分離させることが可能な第二スクレーパーとを設け、前記第一スクレーパーは、合成樹脂材によって形成されると共に、支持フレームに固定される支持板の先端部分に着脱可能に装着され、前記第二スクレーパーは、合成樹脂材によって形成されると共に、支持フレームに着脱可能に装着できるよう構成したことを特徴とする製麺機に於ける切断ユニット。
- 前記第二スクレーパーが、切刃ローラから残留カスを分離したときに、第一スクレーパーを支えている支持板の上に残留カスが落下するよう構成したことを特徴とする請求項1記載の製麺機に於ける製麺機に於ける切断ユニット。
- 第二スクレーパーの先端縁部分を櫛刃状に形成したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の製麺機に於ける製麺機に於ける切断ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009009215U JP3158825U (ja) | 2009-12-25 | 2009-12-25 | 製麺機に於ける切断ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009009215U JP3158825U (ja) | 2009-12-25 | 2009-12-25 | 製麺機に於ける切断ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3158825U true JP3158825U (ja) | 2010-04-22 |
Family
ID=78223319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009009215U Expired - Lifetime JP3158825U (ja) | 2009-12-25 | 2009-12-25 | 製麺機に於ける切断ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3158825U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012050388A (ja) * | 2010-09-01 | 2012-03-15 | Nissin Foods Holdings Co Ltd | 即席めんの製造方法及び麺線切出し装置 |
CN103843848A (zh) * | 2012-11-29 | 2014-06-11 | 顶益(开曼岛)控股有限公司 | 面梳及包括该面梳的切丝装置 |
CN109964977A (zh) * | 2019-05-13 | 2019-07-05 | 王浩 | 一种压面机的压面模具 |
-
2009
- 2009-12-25 JP JP2009009215U patent/JP3158825U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012050388A (ja) * | 2010-09-01 | 2012-03-15 | Nissin Foods Holdings Co Ltd | 即席めんの製造方法及び麺線切出し装置 |
CN103843848A (zh) * | 2012-11-29 | 2014-06-11 | 顶益(开曼岛)控股有限公司 | 面梳及包括该面梳的切丝装置 |
CN109964977A (zh) * | 2019-05-13 | 2019-07-05 | 王浩 | 一种压面机的压面模具 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5083691B2 (ja) | 製麺機に於ける切刃ローラ用スクレーパー装置 | |
JP3158825U (ja) | 製麺機に於ける切断ユニット | |
US20140109738A1 (en) | Watermelon Slicer | |
FI125963B (en) | Process and apparatus for the production of elongated foods | |
GB2462282A (en) | Culinary utensil | |
JP2016059916A (ja) | チョッパーとチョッパーの運転方法 | |
CN103878811A (zh) | 一种食品加工装置 | |
CN201239966Y (zh) | 快捷式切菜器 | |
JP5616024B2 (ja) | 麺線切出し装置 | |
JP2015213494A (ja) | 手打ち風麺用切刃及び該切刃を用いた細断方法 | |
CN106417436B (zh) | 手动切面皮装置 | |
CN203136913U (zh) | 一种新型手摇式面片面条机 | |
JP2006255832A (ja) | 製麺機の切断刃ユニット | |
CN101912236A (zh) | 多功能铰肉面条机 | |
CN104322612B (zh) | 一种面食食品加工机 | |
CN105284977A (zh) | 花式切面机 | |
KR20120015846A (ko) | 수제비 모양의 성형장치 | |
JP4759657B1 (ja) | 麺線切出し装置 | |
CN210433368U (zh) | 一种滚压式蒜末压制工具 | |
CN209983431U (zh) | 压面机的压面模具 | |
CN2329187Y (zh) | 菠萝削外皮、去刺机 | |
KR20160115567A (ko) | 도넛 반죽 성형기 | |
CN206185951U (zh) | 电动蔬果切丝切片装置 | |
KR200231486Y1 (ko) | 김 절단기 | |
RU52306U1 (ru) | Тендеризатор для мясных продуктов |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100216 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3158825 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130331 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140331 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |