JP3182164B2 - パルス復調回路 - Google Patents

パルス復調回路

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JP3182164B2 JP09327591A JP9327591A JP3182164B2 JP 3182164 B2 JP3182164 B2 JP 3182164B2 JP 09327591 A JP09327591 A JP 09327591A JP 9327591 A JP9327591 A JP 9327591A JP 3182164 B2 JP3182164 B2 JP 3182164B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は1と0を表わすように
幅変調されたデジタル信号を復調するパルス復調回路
パルス幅変調(PWM)信号の復調回路に用いるパルス
復調回路に関するものである。
【0002】図9(イ)に示すように搬送波(正弦波)
を所定の期間ごとに送信する場合(例えば「1」)と送
信しない場合(例えば「0」)とを設けることでデジタ
ル信号(例えば、1,0,1)を無線通信することがで
きる。受信側はこれを復調して図9(ロ)のようなパル
スを得る。一方、PWM信号の無線通信でも、図9
(ニ)の形のパルスを直接送信するのでなく、このパル
ス幅の期間に図9(ハ)の如く正弦波の搬送波を送信す
ることによってPWM信号を送信する。受信側は復調す
ることにより図9(ニ)のパルスを得る。このような図
9(イ)や(ハ)の如き変調信号から図9の(ロ)、
(ニ)に示すパルスを得るために受信側ではパルス復調
回路を用いる。尚、前記搬送波をここでは変調信号Vi
ともいうことにする。図5は従来のパルス復調回路であ
り、1は直線検波回路を構成するダイオード、2は平滑
用コンデンサ、3は上記平滑用コンデンサ2の電荷を放
電するための負荷抵抗で、上記ダイオード1、平滑用コ
ンデンサ2及び負荷抵抗3により包絡線検波回路を構成
する。4は上記包絡線検波回路の検波出力を波形整形す
るヒステリシスコンパレータである。
【0003】入力端子5より図6に示すパルス信号の変
調信号Viが供給されると、該変調信号Viはダイオー
ド1で検波された後、平滑用コンデンサ2及び抵抗3よ
り成る平滑回路に導かれ、この平滑回路の時定数により
上記平滑用コンデンサ2の端子電圧、即ち包絡線検波回
路の検波出力Vdは図7に示すようになり、その放電特
性曲線がVd=E・{eの(−t/2)乗}となって滑
らかに減衰する特性を示す。この検波出力Vdは次段の
ヒステリシスコンパレータ4に導かれ、ここで波形整形
された後、出力端子6より図8に示すようなパルス復調
出力Voとして出力される。図7において、V1,V2
はヒステリシスコンパレータ4のスレッショールド電圧
を示しており、図8の波形は入力がV1以上で立ち上が
り、その後V2以下になったときに立ち下がる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のパルス復調
回路においては包絡線検波回路の検波出力Vdは平滑用
コンデンサ2と抵抗3より成る平滑回路の時定数CR
(Cはコンデンサ2の容量、Rは抵抗3の抵抗値)によ
り、その放電特性曲線がVd=E・{eの(−t/2)
乗}となって、図7に示すように指数関数曲線となり放
電の減衰特性が滑らかで所定のレベルV2に達するのに
時間がかかる。その後、ヒステリシスコンパレータ4に
より図8に示すように波形の整形を行うが、波形整形を
行った復調出力Voのパルス幅が延びるという問題があ
った。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題を解
決するため、振幅にデジタル情報が表わされた搬送波又
はPWM信号の搬送波を包絡線検波回路で検波した後、
波形整形回路で波形整形してパルス化するパルス復調回
路において、上記包絡線検波回路の平滑用コンデンサ
後段で該平滑用コンデンサに並列に、該平滑用コンデン
サの端子電圧を制限するリミッタ回路と、前記平滑コン
デンサの端子電圧を直線的に降下させる定電流回路を接
続した構成にする。
【0006】
【作用】上記の構成によれば、パルス信号の変調信号は
包絡線検波回路に導かれて検波されるが、包絡線検波回
路の平滑回路に定電流負荷回路とリミッタ回路が設けら
れているので、該リミッタ回路により平滑回路の充電電
圧が一定電圧以上には上昇せず、また上記定電流負荷回
路により平滑回路の放電特性が直線状に降下するので比
較的短時間に包絡線検波出力の電位を所定レベルまで降
下させることができる。従って波形整形回路において所
定のヒステリシス電圧を有するコンパレータ等にて波形
の整形を行う場合、整形された波形のパルス幅の延びを
少なくすることができる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例の回路図である。同
図において、図5に示す従来例と同一部分は同一符号を
付し説明を省略する。図1において、7は平滑用コンデ
ンサ2と並列に設けたツェナーダイオードであり、平滑
用コンデンサ2の端子電圧がツェナー電圧Vz以上にな
ると放電して上記端子電圧を制限するリミッタ回路とし
て働く。8は上記平滑用コンデンサ2と並列に設けた定
電流負荷回路である。
【0008】従って、入力端子5より図2に示すパルス
信号の変調信号Viが供給されると、該変調信号Viは
ダイオード1で検波された後、平滑用コンデンサ2に充
電される。平滑用コンデンサ2の端子電圧がツェナーダ
イオード7のツェナー電圧Vz以上になると図3に示す
ように平滑用コンデンサ2への充電電流はツェナーダイ
オード7を介してバイパスされ、平滑用コンデンサ2に
は蓄積されないようになり、平滑用コンデンサ2の端子
電圧は上記ツェナー電圧Vzに保たれる。
【0009】ダイオード1の検波出力Vdがツェナー電
圧Vz以下に降下すると、平滑用コンデンサ2に蓄積さ
れた電荷は定電流負荷回路8を通して放電する。この場
合の放電特性は図3に示すように−(I/C)t(Iは
定電流負荷回路8の定電流、Cは平滑用コンデンサ2の
容量である)となり、直線的に降下し、比較的短時間に
零電位に達する。
【0010】上記のようにして得られた図3に示す包絡
線検波回路の検波出力Vdは次段のヒステリシスコンパ
レータ4に導かれ、該波形整形回路4において、所定レ
ベルV2でスライスされ図4に示すような波形整形が行
われた復調パルス信号Voを出力端子6より導出する。
この場合、上記のように検波出力Vdはツェナーダイオ
ード7のツェナー電圧Vzで一定レベルに抑えられてお
り、また平滑回路の放電特性は定電流負荷回路8によっ
て直線的に速やかに降下するので図4に示す復調パルス
信号Voはパルス幅が一定になり、しかもパルス幅の延
びを少なくすることができる。またパルス信号をASK
変調する場合には、従来例では放電特性における時定数
の関係から変調波を搬送波に対して高くすることが困難
であったが、本発明の実施例においては変調波を比較的
高くすることが可能になる。
【0011】
【発明の効果】本発明は以上の構成であるから、変調信
号の搬送波入力振幅が変化しても復調出力パルス幅が変
化することなく、搬送波入力振幅が一定以上であれば復
調出力パルス幅を一定にすることができ、また同時に復
調出力パルス幅の延びも少なく抑えることができる。
かもこれを簡単な構成で実現でき、設計も簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の回路図。
【図2】 本発明のパルス復調回路の入力波形図。
【図3】 本発明の検波出力波形図。
【図4】 本発明の復調出力信号波形図。
【図5】 従来例の回路図。
【図6】 従来例のパルス復調回路の入力波形図。
【図7】 従来例の検波出力波形図。
【図8】 従来例の復調出力信号波形図。
【図9】パルス復調回路が復調対象とする信号例と復調
パルスを示す図。
【符号の説明】
1 ダイオード 2 平滑用コンデンサ 4 ヒステリシスコンパレータ 7 ツェナーダイオード 8 定電流負荷回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−39751(JP,A) 特開 昭57−83944(JP,A) 特開 昭61−1141(JP,A) 特開 昭61−1142(JP,A) 実開 平2−12671(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】振幅にデジタル情報が表わされた搬送波又
    はPWM信号の搬送波を包絡線検波回路で検波した後、
    波形整形回路で波形整形してパルス化するパルス復調回
    路において、上記包絡線検波回路の平滑用コンデンサ
    後段で該平滑用コンデンサに並列に、該平滑用コンデン
    サの端子電圧を制限するリミッタ回路と、前記平滑コン
    デンサの端子電圧を直線的に降下させる定電流回路を接
    続したことを特徴とするパルス復調回路。
  2. 【請求項2】振幅にデジタル情報が表わされた搬送波と
    してASK変調が施された搬送波が入力されることを特
    徴とする請求項1に記載のパルス復調回路。
  3. 【請求項3】前記エミッタ回路がツェナーダイオードか
    ら成ることを特徴とする請求項1又は2に記載のパルス
    復調回路。
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JPS62146472A (ja) * 1985-12-20 1987-06-30 Nec Corp ピ−ク検出回路

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